リモート通話が増えた今、マイクを使ってオンライン会議や歌配信・ゲーム実況をする人が増えています。高品質なマイクを使うことで、相手に声をしっかりと届けることができます。でも自宅にあるマイクを適当に使っていることも多いですよね。

実は、どのマイクを使うかによって声やその人への印象は大きく変わるんです。音質の良いマイクを選ぶことで、ノイズの少ない動画配信やゲーム実況をすることができます。高品質なマイクを選んで、印象の良いクリアな声をしっかりと届けたいですね。

そこで今回は、マイクの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、マイクの種類や指向性・接続方法などを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

オンライン会議や動画配信で、ヘッドセットを使う方も多いことでしょう。マイクはヘッドホンを別で用意する必要があるのに対し、ヘッドセットは一体になっているという違いがあります。ヘッドセットは頭に固定して使うので自由に動けるという特徴もあります。

音質の良さで比較した場合、ヘッドセットよりもマイクの性能の方が圧倒的に優れています。同じ価格帯で比較しても、マイクの方が音質の良い商品が販売されています。少しでも音質の良いクリアな音声を届けたい方には、マイクがおすすめです。

中にはマイクとヘッドホンが一体化したタイプを利用している人もいます。マイクとヘッドセットのどちらを使うか、音質や使用用途を比較して選びましょう。以下の記事では、ヘッドセットの人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。

マイクには、種類・指向性・感度・接続方法の異なる製品が販売されています。使用用途や環境に合わせたマイクの選び方をご紹介しましょう。

マイクには、コンデンサー・ダイナミック・チューブ・リボンの種類があります。それぞれの特徴を理解して、マイクの種類で選ぶのがおすすめです。

コンデンサーマイクは、幅広い周波数の音を拾えるのが特徴です。クリアで高音質な録音ができるので、プロのミュージシャンもレコーディングに使っています。集音性の高いマイクで、高音質な音声にこだわりたい方におすすめです。

レコーディングスタジオで歌を録音したい方や、音にこだわって動画配信したい人に最適なです。電源が必要ですが、レンジの広い繊細な音を録音することができます。メーカーや性能によっては高価で、衝撃や湿気に弱く管理が必要という特徴もあります。 

以下の記事では、コンデンサーマイクの人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

ダイナミックマイクは、電源に繋がなくても使用できるタイプです。オーソドックスな形状なので、コンサートやカラオケなどでよく使われています。丈夫で耐久性に優れているので、壊れづらく手軽に使えるマイクを探している方におすすめです。

ダイナミックマイクには、安い価格帯の商品が多く揃っています。手頃な価格で購入できるので、オンライン会議や動画配信の初心者の方にもおすすめです。ハイレベルな高音質は期待できませんが、ゲーム配信に必要な性能を最低限備えています。

以下の記事では、ダイナミックマイクの人気おすすめランキングを紹介しておりますので、是非参考にしてください。

チューブマイクは、音の振動を変換するために真空管を使った構造タイプです。真空管を使ったチューブマイクは、音が太くまろやかで繊細な表現ができるという長所があります。真空管のヒータも含めて専用電源装置を必要とする製品が多くあります。

リボンマイクは、音を受ける金属の膜を極限まで薄くリボン状にしたタイプです。繊細かつ自然な音を集音できるため、ボーカルやナレーションなどで使用されてきました。振動や吹かれ、大音量でリボンが破れてしまい、壊れやすいという特徴もあります。

マイクには、どの方向から音を拾うかを表す双指向性・単一指向性・全指向性があります。使用用途や使用環境に合わせた、マイクの指向性で選ぶようにしましょう。

双指向性のマイクは、二つの方向から音を集めることができます。双指向性は表と裏の音を拾うタイプで、向かい合った対談やインタビューに適しています。二人で使う場合には、双指向性のマイクを選ぶことで周囲のノイズが入りづらくなります。

以下の記事では、双指向性マイクの人気おすすめランキング選【テレワークやネット配信にも】を紹介していますので、是非参考にしてください。

単一指向性は、マイクの正面からの集音に特化したタイプです。一方向のみの音声を拾うことができるので、一人で集音や配信をしたい方におすすめです。自分以外のノイズが入りにくいというメリットがあるため、バンド演奏のボーカルにフォーカスして録音できます。

正面から入る音への感度が高いカーディオイドは、動きながらの音声も拾うことができます。ボーカルの声を引き立てるスーパーカーディオイド、スピーカーの横で録音できるハイパーカーディオイド、楽器の音も拾えるサブカーディオイドがあります。

以下の記事では、単一指向性マイクの人気おすすめランキング10選を紹介していますので是非参考にしてください。

全指向性（無指向性）は、周辺の音を全て集めるタイプのマイクです。全指向性マイクを使うことで、会議など大人数で使用した時でも全員の声を拾いやすくなります。周囲の雑音も拾いやすいため、使用環境によっては防音対策が必要という特徴もあります。

マイクを接続する方法には、USB・オーディオジャックの2タイプがあります。PCやスマホ、オーディオ機器など、使用機器に合わせた接続方法で選ぶようにしましょう。

オーディオインターフェースを介してPC・iPhoneなどに接続・設定するタイプは、ノイズの少ない高音質の音声を録音できます。動画配信やゲーム実況など、クリアな音質を重視したい方におすすめです。一方でコストが高くなる傾向があります。

以下の記事では、USBマイクの人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

ワイヤレスのオーディオインターフェースを介して接続するタイプは、ノイズの少ない高音質の音声を録音できます。動画配信やゲーム実況など、クリアな音質を重視したい方におすすめです。一方でコストが高くなる傾向があります。

PC用のマイクはPCに直接接続することができますが、それ以外はオーディオインターフェイスを使う必要があります。オーディオインターフェイスを使用することで、マイクやPCの故障を避け、クリアな音声を集音することができます。

マイクとオーディオインターフェイスの相性が合っていないと、高性能の製品でも高音質で録音できません。メーカーが同じ製品や価格帯が近いもの同士は相性が合いやすい傾向があります。お互いをベストマッチさせて、スペックを最大限発揮させましょう。

以下の記事では、オーディオインターフェイス全般の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

マイクには、PS4・Zoom・PC・Discord・ゲーム実況などに適したタイプがあります。使用用途や環境を考えながら、マイクを使用する場面で選ぶのがおすすめです。

PS4やXbox・Switch・Wii Uなどの家庭用ゲーム機で録音するには、ビデオキャプチャーを使うのが一般的です。マイクをビデオキャプチャーに接続することで、ゲーム画面を録画しながら音声も録音できます。PS4などのゲーム実況をしたい方におすすめです。

以下の記事では、PS4マイクの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

Zoomやスカイプなど特定の場所でオンライン会議をするなら、スタンド型のマイクがおすすめです。スタンド型は卓上に立てて使用する据え置きタイプで、音質に優れたモデルが多く揃っています。複数人でのWeb会議なら円盤状や箱状のフラット型もあります。

PCで音声を取り込みたい場合には、USB接続型マイクの使用がおすすめです。PC用マイクを選ぶことで、PCのUSBポートに直接接続することができます。音質が高いわけではありませんが、簡単に接続できるので初心者の方にもおすすめの方法です。

以下の記事では、PC用マイクの人気おすすめランキング10選を紹介しておりますので、是非参考にしてください。

Discord（ディスコード）は、通話やチャットを楽しめるゲーマー向けの音声通話アプリです。ブラウザ版・PCアプリ版・スマホアプリ版があり、公式ホームページからダウンロードできます。自分のよく使う環境に合わせてマイクを接続することができます。

以下の記事では、ディスコード通話用マイクの人気おすすめランキング10選を紹介しておりますので、是非参考にしてください。

動きながらゲーム実況をしたい方には、クリップ型マイクもおすすめです。クリップ型は本体を体に付けて使える軽量タイプのマイクです。別名ピンマイクとも呼ばれますが、動きながらクリアな音声を拾いたい方にぴったりです。

以下の記事では、マイク・ゲーム実況用の人気おすすめランキング10選【有名実況者も使う】を紹介しておりますので、是非参考してください。

マイクには、どのくらいの音を拾えるかを示した感度と呼ばれる数値があります。マイクの感度はデジベル(db)で表示され、音質の良し悪しに大きく影響します。数値が0に近づくほど感度が良くなるため、数値がより小さくなるモデルを選ぶのがおすすめです。

ダイナミックマイクは-60から-50db、コンデンサーマイクは-30dbから-40dbが一般的です。ゲーム配信をしたい方には、-30db～-40dbのマイクがおすすめです。購入時に感度をチェックしておくことで、より音質の良いマイクを選ぶことができます。

周波数特性は、そのマイクがどんな高さの音域を拾うことができるかを示したものです。音楽や楽器の音を取り込みたい方は、楽器の周波数と合わせることで高音質で録音できます。周波数帯域は、ヘルツ(Hz)という単位で表示されています。

周波数特性は、感度を表す縦軸と周波数を示す横軸でグラフ化されています。グラフの左側が山形に盛り上がっている場合は、低周波帯で低音を強調した温かみのある音です。波のないフラットな場合は、原音を忠実に再現できる周波数帯域です。

マイクには、ミュート・ボリュームコントロール・フレキシブルアームなど様々な便利機能が搭載されています。使用用途や使いやすさを比較して、マイクの便利機能で選ぶのがおすすめです。

ミュート機能は、必要に応じてマイクの音声をオフにできる機能です。録音中やライブ配信中に電話がかかってきたり、咳をしたくなったりした時に雑音をカットすることができます。PC側にもミュート機能はありますが、マイク単体でオフにできると便利です。

ボリュームコントロール機能は、マイクから入力する音量を調節できる機能です。マイク本体やケーブルのボリュームコントローラーで、簡単に音量の上げ下げを調整できます。相手の反応に合わせて聴こえやすい音量で音声を配信することができて便利です。

フレキシブルアーム機能は、マイクのアームを動かして高さや角度を自由に調節できる機能です。スタンド型に搭載されていることが多く、最適なポジションにマイクを設置できます。人によって高さを変えたい時や音を拾える範囲を調整したい時におすすめです。

以下の記事では、コンデンサーマイクの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

以下の記事では、USBマイクの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

コンデンサーマイクは、デリケートな録音機器なので取り扱いには注意が必要です。小さな音でも集音できる繊細な構造になっているため、振動や衝撃を与えないようにしましょう。持ち運びをする際には、ケースに入れるなど振動を避ける工夫が必要です。

コンデンサーマイクには、湿気に弱いという特徴もあります。湿気が多い部屋や水分が多い場所での使用は避け、乾燥した状態をキープするようにしましょう。保管する際には同梱されている除湿剤を一緒に入れておくのがおすすめです。

コンデンサーマイクを使用する場合は、必ず決められた手順で取り付けや取り外しを行うようにします。マイクプリアンプのゲインが0になっているか、ファンタム電源の供給がOFFになっているかなどを確認するようにしましょう。

お気に入りのマイクを選んだら、マイクスタンドも合わせて揃えておきましょう。マイクスタンドがあれば、マイクの高さや口からの距離などを調整しやすくなります。マイクの位置を固定することで、安定した音声を取り込むことができます。

マイクスタンドには、卓上型やアーム型の種類があります。卓上型はテーブルの上に置いてシンプルに使用できます。アーム型は使わない時には折りたためるため、デスク上のスペースを有効に活用することができます。

以下の記事では、マイクスタンドの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

今回は、マイクの選び方やおすすめの製品を、人気ランキング形式でご紹介しました。マイクには、種類や指向性、接続方法など色々な選び方がありましたね。今回ご紹介した選び方やランキングを参考にして、高音質のオンライン会議や動画配信を楽しんでください。