ステーキ・焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶ・ハンバーグ・ローストビーフ、どれをとっても美味しい牛肉料理。最近では自宅用や贈答用に牛肉をお取り寄せする人も多く、安い激安牛肉や業務用のブロック塊肉、日本三大和牛のような高級牛肉までさまざまです。

一方で、購入したは良いものの、いざ自宅に届いた商品が「写真と違う」「硬くて美味しくない」という苦い経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。本当に美味しい通販サイトの見極め方さえ押さえておけば、もう失敗する心配はありません！

今回は、牛肉の通販の選び方やおすすめ商品のランキングをご紹介します。ランキングはブランド・部位・利用シーンなどを基準に作成しました。購入を迷われている方は是非ご参照ください。

通販サイトで美味しい牛肉を選ぶ際は、写真や商品情報から用途に合った牛肉を選ぶ必要があります。試食ができない分、失敗せず選ぶための見極め方や見るべきポイントについて紹介します。

通販店選びに失敗しないためにはまず、「牛肉の品質」がポイントです。安いに越したことはありませんが、安すぎるのは選ばないように気を付けてください。品質と価格は比例するものです。お財布との相談ですが、少し奮発したほうが美味しい牛肉に出会えます。

次に「通販サイトの信頼性」です。よくサイトで値段のお得さやタイムセールばかり強調しているものがありますが、本当に美味しい通販店は牛肉へのこだわりや品質に対する説明のほうが多くなっています。また「その通販店の一押し商品」に注目してください。

お店によって自信のある商品は異なります。力を入れている分野こそ美味しいものです。購入する際は、「お店で最も力を入れている商品は何か？」をチェックし、ステーキ肉やすき焼き用など、ジャンルごとで購入する通販店を使い分けることをおすすめします。

日本で生産された牛には、必ず個体識別番号がつけられています。この数字で購入した牛の種類・性別・飼育日数・飼育施設などがわかります。個体識別番号は食品表示ラベルと一緒に表示されており、Webサイトの「牛の個体識別情報検索サービス」で検索できます。

どのような牛で、どこで育った牛かなどを知りたい方はぜひチェックしてみてください。

実際に通販サイトで牛肉を選ぶ際には、目的や予算を考慮するのはもちろん、牛肉のブランドや部位などの前提知識が大事です。しっかり押さえて、美味しい牛肉を選びましょう。

【目次】

• ブランドで選ぶ
• 品質の高さを重視したい方は「格付けランク」をチェック
• 部位で選ぶ
• 目的で選ぶ
• 牛肉の食べ方で選ぶ
• 送料・配送の日程で選ぶ

日本三大和牛の定義は諸説ありますが、各ブランド牛の肉質と味の特徴は少しずつ異なります。どれも知名度が高く美味しいので、贈り物やお祝い、自分への褒美にもおすすめです。

【目次】

• 極上ステーキを食べたいなら高級牛肉として名高い「松阪牛」がおすすめ
• 脂がしつこくない牛肉を食べたいなら「神戸牛」がおすすめ
• リーズナブルだけど美味しい牛肉が食べたいなら「近江牛」がおすすめ
• ブランド牛の肉寿司を食べてみたいなら「米沢牛」がおすすめ
• 焼いた際の芳醇な香りを楽しみたいなら「前沢牛」がおすすめ

ブランド牛といえば、三重県の「松阪牛」が一番有名です。サシ(霜降り)の入り方がちょうど良く、上質な脂と濃厚な旨味が楽しめます。肉の繊維がきめ細かいため、舌触りがなめらかで箸で切れるほど柔らかい、ステーキにぴったりな高級牛肉です。

価格帯はお高めですが、通販ではお得なセールなどが行われることもあります。他にも、以下の記事で、ふるさと納税でもらえる松坂牛のコスパランキングをご紹介しています。是非合わせてご覧ください。

兵庫県のブランド牛「神戸牛」は、兵庫県北部で育った但馬牛の中から厳しい審査基準をクリアした牛のみが名乗れる高級牛肉です。赤身の繊維が細かく、脂もしつこくありません。旨味成分「イノシン酸」「オレイン酸」が豊富で、上品な甘さが口の中に残ります。

滋賀県の「近江牛」は和牛ブランドの中でも歴史が古く、400年以上も前から食べられています。見た目に独特の艶があり、肉質は柔らかく、口当たりが良いのが特徴です。サシ(霜降り)が多めでやや粘り気がありますが、味わいはさっぱりしています。

生臭さがないので「肉寿司」などにも使われます。知名度が他ブランド牛より劣るのでリーズナブルですが、味は全く引けをとりません。ブランド牛を食べてみたいけど、高すぎるのは躊躇してしまう方におすすめです。

以下の記事では、ふるさと納税でもらえる近江牛のコスパランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

山形県のブランド牛「米沢牛」はサシ(霜降り)の美しさが特徴です。山形県置賜地方の寒暖差が激しい盆地特有の気候で育った米沢牛は、脂が上質で味わい深く、肉自体の味もしっかりしています。

きめ細かいサシ(霜降り)と旨味、香りが良いため、最近では米沢牛寿司も人気です。以下の記事では、ふるさと納税でもらえる米沢牛のコスパランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

岩手県のブランド牛「前沢牛」は、きめ細かいサシ(霜降り)と上質な脂が特徴です。包丁を入れるとしっとりした手応えで、ロースに指を乗せると自然と沈んでいきます。これは脂の質が良い証拠で、肉質も柔らかく食べると溶けるような感覚です。

焼いた際にも、他のブランド牛にはない芳醇なバターのような香りが立ちこめます。なるべくシンプルな味付けで食べると、より前沢牛の素材そのものの風味や香りを味わえるのでおすすめです。

以下の記事では、ふるさと納税でもらえる前沢牛の還元率・コスパランキングをご紹介しています。是非合わせてご覧ください。

ブランド名がついていない牛肉は、日本食肉格付協会の格付けランクが参考になります。ランクには大きく分けて2つの、A〜Cランクで示す「歩留等級(ふどまり)」と1〜5の数字で表す「肉質等級」があります。

「脂肪交雑・肉の光沢・肉の締まり及びきめの細かさ・脂肪の光沢と質」の4項目で審査され、A5〜A1にランク付けされます。A5ランクが上質で最高級な牛肉になります。費用を押さえたい場合は、A5ランク以下の牛肉から探してください。

少しランクを下げても、味に大きな差はないといわれているので安心です。下記サイトでは、日本食肉格付協会の格付けランクについて詳しく書かれています。興味のある方は是非ご覧ください。

牛肉は部位によって味わいや食感、価格が異なります。各部位の特徴をしっかり押さえ、通販で購入する際の参考にしてみてください。

【目次】

• 絶品ステーキには「サーロイン」がおすすめ
• ステーキ・ローストビーフ・すき焼きには「リブロース」がおすすめ
• 焼き物・揚げ物には最上級赤身の「ヒレ」がおすすめ
• ローストビーフにはヘルシーな赤身の「モモ」がおすすめ
• 焼肉には「肩バラ(三角バラ)」がおすすめ
• すき焼き・しゃぶしゃぶには「肩」がおすすめ
• 希少部位を味わいたいなら「ミスジ」がおすすめ

あばら骨の部分(リブロース)のやや後ろにある部位のお肉が「サーロイン」です。ヒレの中でも英国王に「Sir」の称号が与えられた最高の部位で、味わいの良さは牛肉部位のトップクラスに位置しています。

「サシ(霜降り)の具合・脂身・見た目のバランス」が全て優れている牛肉で、通販でも人気があります。ステーキで食べるのが王道ですが、焼肉など、どんな料理にしても柔らかくて絶品です。脂がのっていてジューシーな牛肉が食べたい方におすすめです。

牛の中心部分に位置する「リブロース」は、見た目の艶が美しく、サシ(霜降り)が入りやすいのが特徴です。味と香りが非常に良く、口の中でジューシーな肉汁が溢れます。肉そのものを味わうステーキ・ローストビーフ・すき焼きなどの料理に使うのがおすすめです。

以下の記事では、ふるさと納税でもらえるロースのコスパランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

肉のなかで最も柔らかく上品な美味しさが楽しめる「ヒレ」は、日本人好みの最上級赤身肉です。「テンダーロイン」もこの部位にあたるお肉で、味は濃厚ながら脂が少なく、あっさりした味わいなので、焼き物や揚げ物に適しています。

「シャトーブリアン」はテンダーロインのさらに一部分で、牛1頭から約600gしか取れない「究極の希少部位」といわれています。非常に柔らかくてきめが細かく、分厚く切ってステーキにした「シャトーブリアン」はまさに絶品です。

以下の記事では、ふるさと納税でもらえるヒレ肉のコスパランキングをご紹介しています。是非合わせてご覧ください。

内モモと外モモがあり、どちらも赤身肉で脂肪が少ないので、脂身が苦手な方やダイエット中の方におすすめの部位です。おすすめの食べ方はローストビーフや煮込み料理で、ステーキや焼肉などでも食べられますが、風味がやや乏しく、淡白な味わいになります。

外モモはやや硬め・内モモは柔らかめの肉質です。以下の記事では、ふるさと納税でもらえる美味しいローストビーフのコスパランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

三角バラ・トモバラ・ナカバラは焼肉に使われることが多く、肩バラの高級部位である三角バラは「焼肉の王様」と呼ばれている人気部位です。きめが粗く、硬めの肉質が特徴ですが、肉厚で食べ応えがあるので、角切りにして煮込み料理・塊肉のまま蒸し煮にも使えます。

以下の記事では、ふるさと納税でもらえるバラ肉の還元率・コスパランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

サシ(霜降り)の入り具合がちょうど良く、旨味成分が豊富な部位「肩」は、コクや風味が良いのが特徴です。肩ロースはリブロースと連結している部位で、肉厚で柔らかいため、ほど良い食感が楽しめます。薄切り肉はすき焼き・しゃぶしゃぶなどにぴったりです。

ウデ肉の一部で、1頭の牛から約2kgしかとれない希少部位の「ミスジ」は、「幻の肉」と呼ばれています。骨に隠れるように肉があり、味も香りも濃厚で食感が楽しめる、通の方に人気の部位です。たたきなどに調理して食べると絶品なので、是非試してみてください。

牛肉を通販で買う際は、自分や家族で食べるためか、大切な方の贈り物用など、目的によって選んでください。牛肉の種類や量、ランクのチェックがポイントです。

【目次】

• 「自分用」なら普段食べない希少部位がおすすめ
• 「大家族用やBBQ用」ならコストパフォーマンス重視がおすすめ
• 「贈答用」の牛肉ギフトならブランド牛がおすすめ

牛肉を通販で買う際、「何故買うのか」目的をしっかりと定めておくと選びやすいです。自分にご褒美として買うなら、普段スーパーなどでは買えない希少部位がおすすめです。「ステーキ」を楽しみたいなら、「ヒレ・サーロイン」を選べば失敗しません。

しかし、せっかくなら奮発して「究極の希少部位・シャトーブリアン」を楽しんでみてください。焼肉やステーキで人気の「ミスジ」もおすすめです。1頭からわずか2kgほどしか取れない希少部位で、赤身とサシ(霜降り)のバランスが絶妙です。

他にも、コラーゲンたっぷりのスネ肉「たわら」や、肩ロースのあばら骨側にある部分の「ザブトン」、赤身肉特有の歯ごたえが美味しい「かいのみ」など、美味しい希少部位を自分用にセレクトして楽しんでみてください。

大家族の方や年末年始で親戚が集まるとき、友人たちとBBQをする場合などは「安くてたくさん入っている」ものを選んでみてください。準備するお肉をすべて高級品にしてしまうと費用がかかりすぎてしまいます。

牛肉の通販には、近所のスーパーでは手に入らない大容量パックがリーズナブルに購入できます。アメリカンビーフやオージービーフなどの輸入牛肉はもちろん、国産ブランド牛の贅沢な部位の切り落としが破格の値段で買える通販店もあります。

キロ単位で販売している店舗もあるので、日常使いの牛肉を安くまとめ買いして、小分けに冷凍しておくのもおすすめです。

お歳暮やお中元、大切な人との記念日やお祝いごとに贈答用として牛肉を贈るなら、「ブランド牛」がおすすめです。とろける脂の旨味、綺麗なサシ(霜降り)が特徴で、松阪牛・神戸牛・近江牛などは特に人気で大変喜ばれます。

牛肉ギフトを選ぶ際は、肉料理を絞る・お試しセットで味を確かめる・ネット通販に精通した事業者を選ぶのがポイントです。まず、贈る相手の好きな肉料理を選んでください。ソーセージなどの加工品も人気のギフトです。

「お試しセット」を販売している通販店もあるので、一度食べてみてください。また、事業者選びも重要です。確かな品質の牛肉を扱い、ギフト対応もきちんとしているお店を選べば、贈った相手に喜ばれること間違いなしです。

通販で牛肉を選ぶ際は、実際に食べるときの「調理のしやすさ」も重要です。自分が食べやすいものや、贈る相手の気持ちを考えて選んでみてください。

【目次】

• 調理のしやすさ重視なら「カット」されているタイプがおすすめ
• 手軽さ重視なら「味付き」タイプがおすすめ
• 食べるタイミングに合わせるなら「冷蔵・冷凍」で選ぶのがおすすめ
• お店の味を楽しみたいなら口コミでも評判の「牛肉専門店の加工品」がおすすめ

お取り寄せする牛肉が決まったら、「調理しやすいか」もポイントです。通販の牛肉には、作る料理に合わせてあらかじめカットされているものがあります。さまざまなカットのタイプがあるので、最適なものを選んでください。

ステーキ用なら厚切りタイプ・ローストビーフにはブロックタイプ・焼肉に使うなら均等にカットされているタイプ・すき焼きやしゃぶしゃぶ用なら薄切りタイプなどがあります。特にギフトの場合は、食べやすい・保存や消費がしやすいものを選ぶのが大事です。

牛肉の形状だけでなく、「味付けがされているか」もポイントです。パーティーやキャンプ、BBQなどで使う予定なら、あらかじめ味付けされている牛肉を選ぶと調理がしやすく、手間もかかりません。

自宅に届いたパックのまま持ち運び、焼くだけなので片付けも楽です。また、通販店によっては「お店こだわりのたれ」を使用している牛肉セットがあるので、いつもと違った味付けで牛肉を楽しみたい方にもおすすめです。

牛肉は冷蔵・冷凍の2種類の配送方法があります。冷蔵の牛肉は、すぐに調理できて新鮮な風味を楽しめるのが特徴です。しかし、消費期限は4日程度と短めです。冷凍は、好きなタイミングで使う分だけ使用できます。

美味しく食べたい方は、冷蔵庫で丸一日かけて解凍するのがおすすめです。冷凍の消費期限は、冷凍のままであれば1か月ほど保存できます。

ちょっと違った視点で選ぶなら、「牛肉専門店の加工品」も要チェックです。専門店では肉を加工する際に余った切り落としなどで、コロッケやハンバーグ、カレーなどを作っており、お店自慢の牛肉を使った料理を楽しめます。

加工されているので、調理も簡単で食べやすいです。口コミで評判の絶品ローストビーフや、自家製のスープや麺にまでこだわったもつ鍋セットなど、通販店ごとに力を入れているものが違うため、是非チェックしてみてください。

ネット通販で牛肉をお取り寄せするとき、発生するのが「送料」です。通販店によって配送にかかる時間も異なるので、お肉が届くまでの時間を考慮しておいてください。

牛肉を通販で買う際に気になるのが送料です。せっかく安い商品を選んでも、送料が高すぎたら意味がありません。通販店によって送料は幅がありますので、通販サイトを利用するときは送料を比べてみるのも大事なポイントです。

ほとんどのお店で「〇〇円以上の購入で送料無料」というスタイルを取っていますので、送料無料になる最低金額がいくらなのか、お店ごとに比べてみてください。また、気になった商品をその都度買うより、まとめ買いをしたほうが断然お得です。

牛肉を通販で買うときは「配送の日程」もポイントです。特に贈答用で牛肉を注文する場合は、いつ発送でいつ届くのか必ず確認してください。大切な日に間に合わなければ、意味がありません。

自分用の場合も、注文した以上は早く食べたいものです。地域によっても異なりますが、通販店の中には、配送にかなり時間がかかるお店もありますので、急ぎのときは、配送の日程をお店ごとに比較して決めてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

牛肉の通販でも人気なのが「訳あり」商品です。なぜ安いのか、その理由を正しく理解して、よりお得な買い方のコツを掴んでください。

【目次】

• 和牛と国産牛の違いについて
• 和牛のブランド牛を安く購入するには
• 訳あり牛肉は怪しいものではない
• 訳あり牛肉をより美味しく食べるには

牛肉を通販サイトで選ぶとき、「国産」の文字をよく見かけます。スーパーでも国産牛肉と表示してあると、何となく安心して購入してしまうものです。しかし、和牛と国産牛は同じものではありません。

和牛とは品種を表すもので、黒毛和種・褐色和種・日本単角種・無角和種の4種またはその交雑種のことを指します。対して国産牛とは、日本国内での飼育期間が3カ月以上あるいは他の地域より長く日本国内にいる牛を指し、品種・産地は問われません。

つまり、どこで産まれ育った牛でも日本国内で飼育された期間があれば、国産と表示されます。「国産なのに激安！」という商品を見つけたら、その牛肉の品質を疑ってください。通販で安心して買うなら、和牛のブランド牛から選ぶことをおすすめします。

松坂牛や神戸牛などのブランド牛は高級ですが、「切り落とし」という名目で安く販売されているものがあります。切り落とし肉とは、ブランド牛を加工する際に出るサイズが不揃いなものを指し、肉質・鮮度・味は上質で、正規品と変わりありません。

通販店によっては通常1万円以上のブランド牛を、切り落とし肉として割安価格で販売しているお店もあります。少なめの予算で上質なブランド牛を食べたい方は、是非チェックしてみてください。

牛肉の通販において「訳あり」とは決して怪しいものではありません。「形が不揃い」という理由がほとんどです。贈答品の牛肉はしゃぶしゃぶ用もすき焼き用も、綺麗に並べてあり、形も揃っています。

対して、訳ありの牛肉パックはサイズがバラバラで、見栄えも多少不格好なものが多いです。しかし、味や鮮度、品質はどちらも同じなのでご安心ください。自分用や家族で食べるなど、そこまで見た目にこだわらない方にはおすすめです。

通販で牛肉を買うと冷凍で届くことが多く、「解凍」のやり方次第で風味や味はがらりと変わってしまいます。「常温で解凍するのが一番美味しい」という意見もよく目にしますが、それだけは絶対にしてはいけません。

牛肉を常温で解凍すると、お肉と室温との温度差で大事な肉汁が一気に流れてしまいます。きちんと解凍されていないまま焼くと、せっかくの牛肉が硬くまずくなってしまうのも同じ理由です。

より美味しく食べるためには、「前日の夜から冷蔵庫に移して、食べる数時間前から室温で解凍する」ことをおすすめします。時間に余裕のある方は、焼く直前に40度前後のお湯につけて牛肉を温めてから焼くと、さらにジューシーに仕上がります。

塊肉が美味しそうなのは漫画の世界だけではありません。業務用のブロック肉1kgでも美味しい食べ方と正しい保存方法さえ知っていれば、あっという間に食べ切ってしまいます。

【目次】

• サーロインやロースのブロック肉でお家ディナーを楽しむ
• バラ・ハラミ・カルビのブロック肉はたれに漬けこむ
• ブロック肉は冷凍と冷蔵の使い分けが重要
• こだわりの調味料で激安牛肉をもっと美味しく

加工されていない分、ブロック肉は格安で買えます。空気に触れている部分が少ないので、冷蔵庫でも4〜5日間保存が可能です。ステーキにぴったりのサーロインやロースの場合、使う際は早めに冷蔵庫から出して常温に戻しておいてください。

お好きな厚さにカットしたあと、フライパンで強火1分の目安で表面に焼き目をつけたら裏返します。次にバターを垂らして蓋をし、中火で1分待ちます。お好みのソースをかけ、最後に強火で水分を少し飛ばせば、贅沢なメインディッシュの完成です。

焼く前に肉叩きで肉の繊維を潰したり、筋を包丁の先で切ったあと、酒に漬けてから焼くとより柔らかく仕上がります。以下の記事では、高級フライパンとステーキ皿の人気おすすめランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

バラ・ハラミ・カルビのブロック肉は自宅に届いたらすぐにカットし、市販のたれと一緒にジップロックに入れておくのがおすすめです。食べたいときにお家で簡単に鉄板焼き・焼肉が楽しめ、BBQに持っていくときも便利です。

余った分はそのまま冷凍庫で保存し、1カ月以内に食べ切ってください。市販のたれを使用するのは手軽ですが、自分で「みりん・酒・コチュジャン・赤味噌・すりおろした玉ねぎ・ごま油」を合わせたもので肉を漬けこむと、とても柔らかく美味しくなります。

たれにキウイを細かく刻み加えてもお肉が柔らかくなるので、一度お試しください。以下の記事では、焼肉プレートと家庭用無煙ロースターの人気おすすめランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

ブロック肉を買ったら保存の仕方が重要です。基本的に冷蔵庫での保存は、肉の部位にもよりますが3日程度です。挽き肉は痛みが早いため、1〜2日で使い切ってください。また、保存場所は冷蔵庫内のチルド室が最適です。

空気になるべく触れないようにラップでしっかり包み、保存用ポリ袋に入れておいてください。余った分もすぐに冷凍するのではなく、使い切れる量なら冷蔵保存にし、2〜5日の間に使い切ることをおすすめします。冷凍庫での保存は約1カ月が目安です。

解凍するときは常温ではなく冷蔵庫のチルド室でゆっくり解凍し、肉汁を極力逃さないようにしてください。以下の記事では、冷蔵庫の人気おすすめランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

ステーキ・焼肉・すき焼きなどに欠かせないのが、たれやソースなどの調味料です。かけるだけで激安牛肉も本格的な味になります。自分でオリジナルのたれを作ったり、こだわりの調味料を揃えるのも楽しいポイントです。

市販のたれやソースも種類が豊富で、美味しいものがあります。塩だけのシンプルな味付けでも、岩塩やトリュフ塩などこだわった素材を使うと、いつものお肉もびっくりするほど美味しくなります。お気に入りの調味料を見つけてみてください。

以下の記事では、ステーキソース・焼肉のたれ・すき焼きのたれ・塩・岩塩・トリュフ塩の人気おすすめランキングをご紹介しています。是非ご覧ください。

今回は牛肉の通販の人気おすすめランキング15選をご紹介しました。牛肉のブランドや部位は種類が多く、それぞれに違った魅力があります。是非今回ご紹介した選び方やランキングを参考にして、自分へのご褒美や大切な人へのギフトにぴったりの牛肉を買ってみてください。