青森の日本酒おすすめ人気ランキング10選【青森でしか買えない日本酒も】
2022/01/03 更新
目次
青森には隠れた地酒がたくさん!
日本酒は、食中酒や贈り物としても人気ですよね。青森の日本酒のCMやカレンダーなども人気があるほど日本酒の需要も高く、酒造好適米が豊富なうえ綺麗な水源も多く、隠れた美味しい地酒がたくさんあります。しかし、種類が豊富で選ぶのに迷ってしまいますよね。
実は、青森の日本酒は酒蔵ごとに特徴があり、好みによって選びやすい日本酒なんです。醸造アルコール不使用の田酒や青森名産のりんごを使用したものなど、味わい深い地酒が多いことから、日本酒ファンの注目を集めていますよ。
そこで今回は青森の日本酒の選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは価格、蔵元、精米歩合を基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。
青森の日本酒の選び方
数ある青森の日本酒の中からお気に入りの商品を見つけるために、選ぶ際のポイントをいくつか押さえておきましょう。
地域で選ぶ
青森は、地域によって気候や風土が大きく異なるため、造られる日本酒にも違いがあります。まずは、地域別の日本酒の特色をチェックしてみましょう。
美味しい水から生まれる日本酒なら「十和田湖」「八甲田山」「奥入瀬渓流」
青森県内にある八甲田山から20kmほど離れた場所に、この地区のシンボルである十和田湖があります。十和田湖の周りには自然豊かな奥入瀬気流を見ることができ、近郊の地続きの3つの地域では美味しい水が生まれ、これが美味しい日本酒造りに生かされています。
これらの地域は、冬は厳寒の地です。そこで生まれた日本酒からは、強い生命力を感じることができます。
青森本来の地酒を探すなら「弘前」やじょっぱりを生む「津軽地方」
城下町の雰囲気をもつ青森の弘前は、弘前城を囲むように街があり、その外側に米を造る田園が点在しています。そこに、津軽富士と呼ばれる岩木山から美味しい水が、田や酒蔵に供給されています。
また、津軽地方は、米造りや漁業が盛んで、地域全体で日本酒を楽しんでいます。この地方で飲まれる日本酒こそ本来の青森県の地酒とも言われるほど日本酒文化が地域に根差しており、商売よりも地元の人がたしなむ日本酒が多いとされています。
青森の日本酒として広く知られる淡麗辛口のじょっぱりも、この津軽地方で生まれた人気の日本酒です。
白麹を使った新しい製法と確かな品質「七戸」「八戸」
青森市や弘前市と並んで青森県の要衝である八戸は、県外からの移住者も多いため、はやくに都から日本酒造りの技法が伝わってきた地域です。漁港である八戸から内陸へ向かって七戸へ、そこから更に内陸へと日本酒造りが広がっていきました。
伝統の製法を知りながらもそれに縛られることはなく、白麹を取りこんだ新しい技術の研究や取り組みにも力を入れています。また、原材料や仕上がりの品質にも強いこだわりがあり、新進気鋭の日本酒の産地とも言えるでしょう。
蔵元や銘柄で選ぶ
前述したように、青森には美味しい日本酒を生み出す地域が多くありますが、その中でも特に定評のある蔵元や銘柄があります。ここでは、有数の蔵元や銘柄をいくつかご紹介します。
有名な「田酒」を生み出す「西田酒造店」
青森市油川で明治時代より酒造りを続けている西田酒造店は、青森の日本酒の中で最も有名な銘柄である田酒を生み出す蔵元です。田酒は地元の居酒屋には必ずと言っていいほど常備されており、青森県民にはもちろんのこと、県内外の方々にも愛されていいます。
西田酒造店は、青森市では唯一の日本酒の醸造所です。できる限り醸造用アルコールや糖類を使用せず、幻の米とも言われる古城錦や青森県産酒造好適米の華想いを採用するなど、こだわりの酒造りを行っています。
西田酒造店の主な銘柄として、田酒以外にも、創業以来造られている喜久泉、青森県内限定販売の善知鳥などがあります。青森ならではの日本酒を味わいたいという方は、まず初めに西田酒造店が製造する銘柄を選んでみることをおすすめします。
一般酒から上級酒まで幅広いラインナップから選ぶなら「桃川」
桃川は、良い酒を造ることを最大の目標とし、奥入瀬渓流の水を豊富に使用した日本酒を製造しています。一般酒から上級酒まで幅広いラインナップを取りそろえており、どれも美味しく楽しめる日本酒です。
新酒の鑑評会では12年連続で金賞を受賞している信頼のある青森の日本酒ブランドで、飲み手以上に造り手が桃川を愛し、こだわりの日本酒を造り続けています。
酒造りの長い歴史を持つ「八戸酒造」「八戸酒類」
1775年創業の老舗の八戸酒造は、青森の南部地方でも有数の蔵元です。華やかな香りが特徴の陸奥八仙や、地元漁師の晩酌酒として飲まれる陸奥男山などが有名で、地元の湧き水や青森県産のブランド米や酒造好適米などを採用した地産地消の酒造りを行っています。
長い歴史を持つ八戸酒造ですが、ここ数十年は全国にも八戸酒造のお酒を広めるべくお酒の改革にも力を入れています。特に陸奥八仙はより飲みやすい日本酒になり、女性や日本酒が初めての方でも美味しく楽しめるようになっています。
また、同じく南部地方の蔵元である八戸酒類も、1786年創業の老舗の蔵元です。2つの工場を持ち、重厚な旨味と華やかな香りをもつ八鶴や、かすかな甘味と軽やかな口当たりが特徴の如空という2大銘柄を製造しています。
奥入瀬渓流の伏流水を活かした日本酒を造る「鳩正宗」
南部地方の内陸に位置する十和田市には、十和田湖から約14kmにわたって流れ出る奥入瀬渓流があります。天然記念物や特別名勝にも指定された雄大な自然に囲まれた美しい渓流で、この奥入瀬渓流の伏流水を使用した酒造りを行っているのが鳩正宗です。
鳩正宗の代表的な銘柄である、社名を冠した鳩正宗という人気の日本酒は、すっきりとした飲み口とフルーティーな香りが特徴です。この他にも、八甲田おろしや吟麗など、様々な銘柄の日本酒を製造しています。
「豊盃 ん」などで有名な蔵元「三浦酒造」
津軽地方の中心都市である弘前市の中でも、特に有名な豊盃で知られる三浦酒造は、津軽富士とも呼ばれる稜線の美しい岩木山の伏流水と、華吹雪や華想いなどの青森で生み出された酒造好適米を自家精米し、酒造りに使用しています。
特に、契約栽培の豊盃米を使用した日本酒は、他の蔵元ではなかなか見られません。家族経営の小規模な蔵元でありながら、試行錯誤を積み重ね、こだわりの日本酒を製造しています。
食中酒を目指して造られた代表銘柄である豊盃は、しっかりとした味わいがありキレも良く、日本酒好きの方を唸らせる人気の日本酒です。
入手困難な幻の日本酒を生み出す!青森最北端の「関乃井酒造」
関乃井酒造は、青森県の北側から突き出すようにして伸びる下北半島唯一の蔵元です。本州で最北端の蔵元で、明治時代の1891年に創業して以来、地元の人々に愛される酒造りを続けています。下北半島以外では入手困難な、幻の日本酒を生み出す蔵元です。
関乃井酒造の日本酒には関乃井や北勇などの銘柄がありますが、一番有名なのは、下北地方で放牧されている馬の名前を冠した寒立馬です。隠れた青森県の銘酒を飲んでみたいという方はぜひチェックしてみてください。
水が綺麗で有名な「弘前・南部地域の日本酒蔵」
日本酒の原料の8割は水からできているため、昔から日本酒の蔵は、水の綺麗なところに建てられてきました。今でも自然が多く水の綺麗な土地に日本酒蔵が多くあり、青森県では、大きくわけて弘前地区・南部地区(八戸を中心とした地域)に多いです。
そのため、蔵元や銘柄からなかなか選びきれないという方は、水の綺麗な地域にある蔵元の銘柄から試しに選んでみることをおすすめします。
また、田んぼや畑のある弘前地区は米や野菜、南部地区は海の幸が豊富な土地です。これに合わせて、弘前地区の日本酒には野菜、南部地区の日本酒には魚介類のおつまみを選んでみると良いでしょう。
味わいで選ぶ
日本酒には、大きく分けて辛口と甘口の2種類の味わいがあります。商品パッケージに辛口や甘口と表記されていたり、日本酒度からも判断することができます。
すっきりとしたクリアな味わいが好みなら「辛口」
辛口の日本酒は、すっきりやクリアという言葉で表現されることが多いです。日本酒度がプラスに大きいほどより辛口であることを示し、口当たりが鋭くキレがあります。辛口の日本酒が好きな方は、日本酒度がプラスのものを選んでみると良いでしょう。
しかし、飲む人によっては本当に辛いと思う日本酒もありますので、どの程度の辛さのものが自分に合うのか、日本酒度を目安に覚えておくことをおすすめします。
飲みやすさで選ぶなら「甘口」
甘口は、口当たりが柔らかく、飲んだあとも余韻が残るという特徴があり、最近ではうま口と表現されることもあります。日本酒度の数値がマイナスであるほど、甘口と表現される傾向にあります。日本酒が初めての方や飲みなれていない方は、甘口の日本酒を試してみましょう。
名産のりんごを使用した青森らしい「フルーティー」な日本酒も
甘口の日本酒がフルーティーと表現されることもありますが、青森の日本酒には、名産のりんごを使用した、本当にフルーティーな商品もあります。果実本来がもつ甘みを味わうことができ、青森らしいお酒を楽しみたいという方におすすめです。
原料の「お米」によって日本酒の味わいが変わる
青森の日本酒と一口に言っても、商品によって原料に使用されているお米が異なり、味わいにも大きな違いがあります。青森で造られる酒造好適米には、最も古い古城錦、ふくよかな甘みのある豊盃、さらに耐寒性・耐病性に優れた華吹雪などがあります。
また、その後登場した華想いは、吟醸酒や大吟醸酒に使用されています。最高級品質のお米の味を堪能したいという方は、花想いで造られた日本酒がおすすめです。
飲む人で選ぶ
日本酒を選ぶ際には、自分用にはもちろんのこと、人への贈り物として選ぶこともありますよね。自分用や贈り物として日本酒を購入する際に、どのようなポイントがあるのか見ていきましょう。
贈り物には上級酒の「大吟醸」がおすすめ
贈り物として日本酒を購入する場合には、上級酒である大吟醸酒がおすすめです。大吟醸酒は各銘柄の最高級の代表作品であるため、お祝いごとにも最適で、味わいや香りなどの品質も確かです。
大吟醸酒にも様々な種類がありますので、選びきれないという方は、人気の銘柄や大手蔵元の製造する商品から選んでみると良いでしょう。
自分用には地元の方が愛する「一般酒」がおすすめ
青森には日本酒を好む地元の方がたくさんいますが、寒い地域ということもあり、燗で飲まれる場合も多いです。どちらかというと上級酒は燗には適していないため、地元の方は、吟醸酒以下の一般酒を好んで飲む光景が見られます。
一般酒だからと言って質が悪いということはなく、地元の方が愛する美味しい一般酒が数多くあります。特に、津軽地方の日本酒は、青森の雰囲気をより感じることのできるおすすめの日本酒です。
青森の日本酒(辛口)人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
3人で熱燗にして飲み干しました。料理には何でも合い、燗にするとさらに香りがよく、飲みやすい。お燗コンテスト金賞だったかな、いろいろ受賞しているのもわかります。コスパもよく、お勧めです。
口コミを紹介
ジュースみたいな味のお酒が流行る中で「これぞ、日本酒!」という美味い酒です。
フルボディみたいな濃さもあります。冷でもお燗でもいけると思います。
口コミを紹介
この価格で贅沢な香りはかなりお得です。また、購入します‼
口コミを紹介
プレゼント用に注文しました。とても美味しかったとよろこばれました。
青森の日本酒(辛口)おすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 地域 | 味わい | 原料米 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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田酒 特別純米酒 |
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地酒の銘酒 |
青森市油川 | 中辛口 | 華吹雪 |
2
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純米酒じょっぱり |
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飲み飽きしない味 |
津軽地方 | 中辛口 | 国産流通米 |
3
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八甲田おろし 純米酒 華吹雪60 |
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華吹雪100%使用 |
奥入瀬渓流 | 中辛口 | 華吹雪 |
4
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ねぶた淡麗純米酒 |
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淡麗な味わいとのどごし |
奥入瀬渓流 | 辛口 | - |
以下の記事にて、辛口の日本酒の人気おすすめランキング20選【プロが認めたお酒】をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
青森の日本酒(甘口)人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
とある会合で試飲し、その咽喉越しの良さに魅せられました。
八戸酒造
陸奥八仙 華想い 40 純米大吟醸 火入れ
まろやかな旨みと深い艶
八戸酒造株式会社の創業は安永4年(1775年)。現在は9代目にあたる長男の駒井秀介さんと弟の伸介さんの二人が中心となり酒造りを行っております。自分たちが造った陸奥八仙を飲んで日本酒が好きになった、と思ってもらえる酒を目標にしています。
陸奥八仙シリーズ最高峰の一角である華想い40 純米大吟醸は、グラスに注ぐと陸奥八仙らしい華やかな甘い香りが漂い、一口含むと口中に広がるまろやかな旨みと深い艶。甘口主体ですが重さを感じない完成度の高い逸品です。あまり冷やしすぎずにお楽しみください。
地域 | 八戸 | 味わい | 甘口 |
---|---|---|---|
原料米 | 華想い |
口コミを紹介
贈り物でしたが…2人に送り、2人とも大満足で御礼の電話で満足度を伝えてくれました。
口コミを紹介
呑みやすい甘口の日本酒です。
純米酒と金額が大差ないのでそちらでもよいかも。
青森の日本酒(甘口)おすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 地域 | 味わい | 原料米 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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銀松 |
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地元での定番酒 |
奥入瀬渓流 | 甘口 | 青森県産米 |
2
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陸奥八仙 華想い 40 純米大吟醸 火入れ |
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まろやかな旨みと深い艶 |
八戸 | 甘口 | 華想い |
3
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田酒 山廃仕込 特別純米 |
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濃厚な味わい |
青森市油川 | 甘口 | - |
以下の記事では、甘口の日本酒の人気おすすめランキング20選【極上の甘口】をご紹介しています。甘口の日本酒が気になる方は、ぜひご覧ください。
青森の日本酒(大吟醸)人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
高いけど、さすがに田酒です。自分自身へのあるご褒美に買いました。
口コミを紹介
本当に華やかな香りがしてこれだけで美味しいお酒だと感じさせてくれますよ。辛口と記載されていますが私はさほど辛いとは思いませんでした。ただただ、美味しい為ついつい飲み過ぎてしまいましたが本当に良いお酒ですね。
口コミを紹介
1口目はまろやかな感じで喉を通る時にやや辛口で奥深い味わいです。青森のの米と米麹、アルコール度数は15.5%、奥入瀬川水系伏流水使用でとても贅沢な大吟醸ですが、お値段は控えめです。
青森の日本酒(大吟醸)おすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 地域 | 味わい | 原料米 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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おいらせ流大吟醸純米 |
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品質とコスパを両立 |
奥入瀬渓流 | 中辛口 | まっしぐら |
2
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純米大吟醸じょっぱり華想い |
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世界に認められたお酒 |
津軽地方 | 辛口 | 華想い |
3
![]() |
田酒 純米大吟醸 |
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米の旨味が生きる日本酒 |
青森市 | 中辛口 | 山田錦 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
以下の記事にて、日本酒吟醸酒の人気おすすめランキング15選【市販から入手困難まで!初心者の方も】をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
青森の日本酒の特徴とは?
非常に多くの種類がある日本酒ですが、青森の日本酒は、どれもがこだわって造られているものばかりです。青森には、青森県工業総合センター弘前地域技術研究所と日本醸造協会とで共同開発したまほろば華酵母という独自の酵母があります。
まほろば華酵母には、酵母自体が香りやアルコールのバランスが良いという特徴があり、これが数多くの美酒を生み出しています。まほろば華酵母以外にも独自の酵母を扱っている酒造メーカーもあり、青森の地酒を盛り上げています。
青森の日本酒を美味しく飲むには、日本酒本来の味わいをダイレクトに感じることのできるロックがおすすめとされています。もちろん、お湯割りやオンザロックなどでも十分美味しく飲むことができますが、その際には青森の水を使用するのがおすすめです。
青森の日本酒に合う肴は?
日本酒はその土地の料理に合うよう製造されていることがほとんどで、青森の日本酒も、青森の郷土料理であるたらの子和えやいちご煮、雲丹ほたてなどと一緒にいただくのがおすすめです。
たらの子和えは、たらをさっと茹で、湯豆腐と一緒にポン酢でいただきます。たらの身、肝そして皮までも一緒に和えた伝統料理で、日本酒もどんどん杯が進みます。また、いちご煮は、八戸名物のうにとアワビがたっぷり入ったお吸い物で、こちらも相性抜群です。
また、雲丹ほたては、塩味感じる味付けが、青森の日本酒によく合います。日本海や太平洋に面している青森には海の幸が豊富にありますが、新鮮なうにとほたてを瓶詰めの佃煮にしたもので、比較的日持ちのする人気のお土産品でもあります。
飲み比べは居酒屋でしかできない?通販でセット販売も!
居酒屋で日本酒を飲む醍醐味と言えば、低価格でさまざまな日本酒を飲み比べできることですよね。高級な日本酒であっても、瓶1本買うよりも安く楽しめて、今後の日本酒選びの参考にもなります。
こういった飲み比べを自宅でしたい方も多いのではないでしょうか。実は、最近では自宅でも低価格で気軽に飲み比べができるセット商品が、さまざまな酒造から販売されています。高級酒が含まれているものもあり、日本酒好きならたまらない商品ですよ。
飲み比べセットを探すなら、気になる酒蔵の公式サイトをチェックしてみましょう。ネット通販で気軽に購入でき、店舗へ訪れる手間もありません。飲み比べ商品を試して、ぜひお気に入りの青森の日本酒を見つけてくださいね。
純米酒・吟醸酒・大吟醸酒って?見分け方は精米歩合
純米酒・吟醸酒・大吟醸など、日本酒の種類にはさまざまな名称が付いています。しかし、それぞれにどういった違いがあるのか、いまいちピンときませんよね。それぞれの特徴をご紹介します。
純米酒はお米のみを原料として作られた日本酒です。お米に米麹・水を加え、醸造アルコールを使用せず純粋なお酒として仕上げています。米本来の旨みがギュっと濃縮されていて、ふくよかな甘みと香りを楽しめますよ。
醸造酒・大吟醸酒は、お米と醸造アルコールで作られた日本酒のことを指します。精米歩合が60%以下は醸造酒、50%以下が大吟醸酒と呼ばれています。精米歩合の数値が低いほどお米の甘味を強く感じられるので、フルーティさを重視する方に精米歩合をチェックしてみましょう。
青森以外にも美味しい日本酒がたくさん!
今回は青森の日本酒についてご紹介しましたが、全国各地で美味しい銘酒が製造されており、それぞれに違う美味しさがあります。以下の記事にて、福島や山形、九州などの日本酒の人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
ここまで、青森の日本酒のおすすめの選び方や人気商品をランキング形式でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。青森の日本酒の地域や蔵元、味わいなどによって選び方が異なりますので、ポイントを押さえて自分にぴったりの商品を見つけてくださいね。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年01月03日)やレビューをもとに作成しております。
東北の代表的な祭りであるねぶたを冠した、淡麗な味わいと喉越しを求めて造られた辛口の純米酒です。淡麗な飲み口ながらも心地よい澄んだお米の旨さを感じる飲み飽きの無い美味しさが特徴です。
冷、常温、燗を問わず、その爽快な酒質は、スズキやヒラメ等の淡白な白身魚との相性は抜群です。