五百万石日本酒の人気おすすめランキング10選【有名銘柄・特徴を紹介!2023年最新】
2022/07/15 更新
目次
今回の記事では五百万石日本酒の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では日本酒について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の購入には年齢制限が必要です。
早生の五百万石日本酒は淡麗辛口でスッキリとした味わい
日本酒の主な原料は、お酒用に特別に開発された酒米が使われていることは周知の事実。酒蔵によって酒母や工程の違いで異なる味の日本酒が誕生します。では、酒米にも多くの種類があり、使われる種類によって大きく味が変わることをご存じですか?
酒米といえば酒米の王様に君臨する山田錦が、ダントツで高い知名度と人気を誇っています。しかし、トップクラスの作付面積を保有する五百万石も負けていません。端麗辛口でスッキリとキレのある味が特徴的で、日本酒ファンに人気の高い酒米なんです。
そこで今回は、五百万石を使った日本酒の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは価格・特定名称・味・内容量の4つのポイントを基準に作成しました。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
五百万石(五百萬石)の読み方や品種特性について
五百万石は(ごひゃくまんごく)と読みます。表記によっては五百萬石と書かれていることもあります。山田錦に次いで生産量の多い酒米で、主に新潟県などの北陸地方で生産されています。酒米にも早生と晩生がありますが、五百万石は8月下旬に収獲される早生。
心白が大きく麹菌が入りやすい特徴を持ち、スッキリとキレのある日本酒に仕上がります。新潟県の日本酒は端麗辛口ですが、この味を生み出したのが五百万石なのです。
以下の記事では、日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。五百万石はもちろん、その他の酒米を使った人気の日本酒が見つかるので、ぜひご覧ください。
五百万石の日本酒の選び方
銘柄・特定名称・値段・産地・酒蔵など、様々な視点から五百万石を使った日本酒の選び方のポイントを紹介します。選び方で迷った方は参考にしてみてください。
有名な銘柄で選ぶ
まずは、銘柄で選びたい方向けに、おすすめの銘柄を紹介していきます。迷ったときは、久保田・八海山・〆張鶴・臥龍梅などの、有名な銘柄を選んでみましょう。
贈り物にするならお祝いの品向きの「久保田」
贈り物用の日本酒を探している方には、お祝いの品として喜ばれる久保田がおすすめ。新潟県を代表する朝日酒造で作られている久保田は、全国的に名が知られている有名な銘柄。端麗辛口でありながらコクが深く、ほのかに甘さも感じられる人気の五百万石を使った日本酒です。
久保田のプレミアムラインである久保田萬寿は、久保田のなかでも最高峰の日本酒。見た目と味共に重厚感があり、祝いの席にぴったりです。
日本酒初心者なら定番の「八海山」
日本酒を飲み始めたばかりの初心者さんには、定番の八海山がおすすめです。新潟県の八海醸造株式会社が作る全国的に知られる五百万石を使った日本酒。フルーティーでクリアな飲み口なので飲みやすく、老若男女問わずに人気があります。
純米系が好きなら淡麗旨口の「〆張鶴」
純米酒系の日本酒が好きな方には〆張鶴がおすすめです。新潟県の村上市に構える老舗蔵元宮尾酒造が作る五百万石を使った日本酒。五百万石らしいスッキリとした味わいが楽しめます。純米酒の評価が高く、入手もしやすいので手軽に飲める日本酒です。
飲み比べを楽しむなら「臥龍梅」
静岡県の三和酒造で作られている臥龍梅は五百万石をはじめ、山田錦・誉富士・短稈渡船・愛山など、多彩な酒米を使用した日本酒を展開しています。そのため、同じ銘柄で五百万石の味とその他酒米の味を飲み比べすることができます。
静岡酵母を使った臥龍梅は、爽涼でスッキリとした味わいが特徴的。価格も比較的リーズナブルなので、普段飲みにぴったりです。
気軽に楽しむなら「月桂冠」
気軽に五百万石の日本酒を味わいたい方には、月桂冠の日本酒がおすすめ。月桂冠は幅広い種類の日本酒を展開しているため、ニーズに合った日本酒を見つけやすいです。リーズナブルなものも多く、スーパーやコンビニエンスストアでも手軽に購入することができます。
評価の高い日本酒なら受賞歴のある「鍋島」
評価の高い日本酒を選びたい方には、数々の受賞歴を持つ鍋島がおすすめです。佐賀県の富久千代酒造が作る日本酒で、全国新酒鑑評会やインターナショナル・ワイン・チャレンジなどで、多くの賞を獲得してきた実力派。
日本のみならず世界的にも名が知られている日本酒なので、評価の高い日本酒を探している方にぴったりです。五百万石を使った鍋島は、フルーティーで豊かな香りとスッキリとした味わいとなっています。
以下の記事では、数々の受賞歴がある日本酒「鍋島」について解説しています。ぜひご覧ください。
特定名称酒で選ぶ
吟醸酒・純米酒・本醸造酒など、特定名称種の種類別で五百万石を使った日本酒を選ぶ方法もあります。精米歩合や原料によっても味が異なるため、参考にしてみてください。
フルーティーな味わいなら「吟醸酒」
吟醸酒は精米歩合が60%以下で、米と米麹以外に醸造アルコールの原材料で作られている日本酒です。特定名称酒のなかでも淡い味わいでスッキリとしています。それでいてフルーティーで香り高い風味が楽しめます。
五百万石の特有に淡麗辛口に加えて、フルーティーな味わいも楽しみたいという方は吟醸酒系の五百万石日本酒を選びましょう。
五百万石の味を深く感じるなら「純米酒」
純米酒は醸造アルコールを使用せず、米と米麹を原材料に作られている日本酒です。お米の味を強く感じられるのが特徴で、日本酒らしいコクの深い味わいが楽しめます。五百万石の味をしっかりと感じたいという方は、純米酒系を選びましょう。
以下の記事では、日本酒純米酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
米の旨味と香りを楽しむなら「純米大吟醸」
純米酒のなかでも、精米歩合が50%以下で吟醸造りされたものを純米大吟醸酒と呼びます。50%以下に精米することで雑味が少なくなり、より強く華やかな吟醸香を感じることができるのです。お米のコクと芳醇な香りを同時に楽しみたい方は、純米大吟醸の日本酒を選びましょう。
五百万石はスッキリとした味を出すのに適している酒米なので、ふくよかで芳醇な純米大吟醸で使うことは珍しいです。ですが、純米大吟醸でも五百万石を使って良いとこ取りの美味しい日本酒も出ているのでチェックしてみてください。
シンプルな味わいが好みなら「本醸造酒」
シンプルな味わいで飲みやすい日本酒が好みの方には、本醸造酒の五百万石日本酒がおすすめ。本醸造酒は酒米・米麹・醸造アルコールを原材料に作られた日本酒です。精米歩合が70%以下なので、香りが低く爽やかな味わいが特徴的。
五百万石の淡麗辛口と相性が良く、シンプルに飲める日本酒となっています。以下の記事では、本醸造の日本酒人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
値段で選ぶ
日本酒は安いものから高いものまで銘柄によって値段が大幅に異なります。用途に合わせて適切な価格の商品を選びましょう。
贈り物なら平均価格以上の「高級」銘柄
五百万石を使った日本酒を贈り物にする場合は、値段を基準に選ぶ方法もおすすめです。以前は日本酒にもランクがありましたが、現在はランク制が廃止されているため、ランクによる値段の違いは確認できません。
製造過程や酒米の状態によって値段が変わります。五百万石を使った日本酒は、安いもので一升瓶の値段が1,000円台から高いもので10,000円を超えるものもあります。日本酒はそれぞれ味や香りが違い、個人の味覚によって好みが大きく変わります。
そのため、高いものが必ず美味しいとは一概には言えません。とはいえ、贈り物にするのでれば、ある程度名が知られた銘柄で平均価格以上の日本酒や、プレミアなものがおすすめ。以下の記事では、高級日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
自宅用ならリーズナブルな「五百万石パック」
パック酒と呼ばれる紙パックの容器に入った日本酒が販売されています。スーパーやコンビニなど気軽に立ち寄られるお店で販売されており、価格もリーズナブルなので普段飲みにおすすめです。
よく「パック酒はまずい」という意見もありますが、瓶と紙パックで味が違うということはありません。ただ、紙パックの方がリーズナブルで瓶は重厚感があるため、紙パックが瓶よりも劣って見えてしまう方もいるようです。
実際には違いはありませんし、瓶よりも紙パックの方が扱いやすく処理もしやすいので、宅飲みなどに最適ですよ。以下の記事では、日本酒パックの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
迷ったときは「収穫量の多い産地」で選ぶ
五百万石は全国的に育てられている酒米ですが、主な産地は新潟県・富山県・福井県・石川県といった北陸地方が中心です。五百万石を栽培している地域では、やはり展開されている日本酒の種類が豊富。有名どころも多く、選べる幅が広がります。
どの五百万石日本酒を購入するか迷ったときは、五百万石の収穫量が多い産地の日本酒から選んでみましょう。
蔵元・酒造で選ぶ
五百万石を使った日本酒は、蔵元や酒蔵で選ぶ方法もあります。八海醸造・旭醸造・吉乃川・加藤酒造・黒龍酒蔵など、人気の高いおすすめ蔵元・酒蔵をピックアップしました。
知名度の高さなら「八海醸造」
八海醸造は新潟県の米どころである魚沼市に構える酒蔵です。大正11年に創業以来、長年変わらない味を全国に届けています。代表銘柄は全国的に有名な八海山。普段飲み向けから贈り物向けまで展開されており、知名度の高いので手に取りやすいです。
新潟らしい辛口を探すなら「吉乃川」
吉乃川は新潟県の長岡市に構えています。代表銘柄の吉乃川をはじめ、越後シリーズやリキュールまで幅広いラインナップ。新潟県産五百万石を使った、新潟県らしい辛口の日本酒が手に入ります。
一升瓶だけでなくスリムボトルや瓶タイプも展開されており、お試し感覚で手に取れるお酒が揃っています。
無農薬・自然栽培にこだわるなら「加藤酒造」
加藤酒造は新潟県の佐渡市に構える酒造です。佐渡の地で無農薬栽培・自然栽培にこだわって育てられた酒米を使った、こだわりの五百万石日本酒を展開しています。代表銘柄は受賞歴のある金鶴。他にも、季節限定の日本酒も販売されています。
新潟県産の五百万石日本酒の人気おすすめランキング6選
口コミを紹介
「緑川」純米吟醸を飲んでしまいました。本当に美味しいお酒です。何度飲んでも裏切らない、みんなに喜ばれるお酒です。
口コミを紹介
佐渡の小さな酒造のお酒ですが、本当にオススメです。
今回は佐渡出身の父へのギフトですが、とても喜んでいました。
お酒好きの人のためのお酒!
口コミを紹介
プレゼント用として購入しました。とても喜ばれて良かったです。
口コミを紹介
淡泊で、素直な喉ごし。
飲むほどに、爽やか度が増し、心が解き放たれる。
体も伸びやかに。こんな酔いは、未だなかった。
口コミを紹介
家飲みに最高
口コミを紹介
客人を我が家に招待する為に購入しましたが、非常に口当たりの良いだけでは無く、きりりとしまった味で3人でアッと言う間に一升瓶が空いてしまった程です。又購入を考えています。
新潟県産の五百万石日本酒のおすすめ比較一覧表
以下の記事では、新潟の日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
純米大吟醸の五百万石日本酒の人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
すっきり辛口めで美味しいです。
ブルーボトルもオシャレで、ちょっとしたお祝いや贈り物にも良いかと思います。
個人的には、値段と美味しさと入手性が高いバランスでまとまった良い商品だと思っています。
口コミを紹介
自分が一番好きなお酒です
飲みやすく日本酒のうま味も豊富で満足度も高いお酒
高いので普段は買えませんが、父親のプレゼントとして購入しました
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
以下の記事では、純米大吟醸の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
五百万石のメリット・デメリットについて
五百万石のメリットやデメリットについても解説していきます。人気の酒米ですが、メリットだけでなくデメリットもあることも覚えておきましょう。
五百万石のメリット
五百万石はお米の粒は小さめですが、でんぷんが多く含まれている心白が大きいため、麹菌が入りやすく心白現率が高いというメリットを持っています。心白が大きいと良質な麹が作りやすいとされています。
五百万石は田植え・稲刈りの時期が早い早生の酒米なので、4月から8月にかけて田植えや稲刈りを行います。人気の山田錦は6月から11月の晩生のため、繁忙期を分散させられるのも嬉しいポイントです。
五百万石のデメリット
五百万石は寒さに弱いうえに稲が少し倒れやすく、白葉枯病などの病気にかかりやすい酒米です。農家は良い状態のお米を多く収獲することが目標ですから、育てにくさはデメリットになります。
また、五百万石は全体の粒が小さく心白が大きい特徴を持っていますが、良質な麹ができやすい反面、精米時に割れやすいというデメリットも生まれるのです。高精白に耐えらえられないため、50%以上磨くことが難しいといわれています。
精米歩合が50%以下が条件の大吟醸系で、五百万石を使った日本酒が少なくのはそのためです。
まとめ
五百万石を使った日本酒のおすすめ商品を選び方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。近年は山田錦を使った日本酒が人気ですが、スッキリとした淡麗辛口の五百万石日本酒もおすすめできる品。昔ながらの日本酒を楽しみたい時に、ぜひ飲んでみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年07月15日)やレビューをもとに作成しております。
新潟県魚沼市にある緑川酒造が作る、五百万石を使った日本酒。五百万石を55%まで精米しており、新潟県らしい淡麗辛口でスッキリとした味が人気の一品です。飲んだ瞬間にピリリとした辛口ならではの刺激を軽く感じ、お米の旨味が抜けていきます。
お米のふくよかさをほんのりと感じますが、強すぎないので薄味や濃い味など、どんな料理にも合わせやすい日本酒。銘柄とマッチした上品な緑色ボトルも魅力的です。