子供の送り迎えや買い物へ出掛ける際、あると便利なのが子供乗せ自転車です。子供を乗せたままでも楽に走れるオートアシスト機能が搭載されていたり、荷物も乗せられたりと、ママの負担を軽減させてくれます。

子供乗せ自転車は、ブリヂストンやパナソニックなどの有名メーカーからも販売されており、種類も多いのでどれを選べばいいのか迷いますよね。普段乗っているママチャリに後付けできるタイプもありますので、必要に応じて選んでみましょう。

今回は、最新の子供向け自転車の選び方や、人気のおすすめ子供乗せ自転車をランキング形式で紹介します。ランキングは安定感・走りやすさ・価格などの観点から作成しています。乗る際の注意点などにも触れていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

便利な子供乗せ自転車ですが、赤ちゃんを何歳から乗せて良いのか悩む親御さんもいらっしゃいます。子供乗せ自転車に乗せられるのは1歳頃からです。1歳だとまだ体も小さいので、体がすっぽりと収まる前乗りタイプを選びましょう。

1歳頃から乗せられる子供乗せ自転車ですが、何歳まで乗せられるのでしょうか。道路交通法によって、以前は6歳未満とされていましたが、近年改正され就学前までとなりました。7歳を超えた子供を乗せてしまうと違法になってしまうので気を付けましょう。

まずは、子供乗せ自転車の選び方を紹介します。メーカーやサイズ・機能などいくつかのポイントをご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。

子供乗せ自転車には、アシスト機能がついた電動タイプと昔ながらの非電動タイプがあります。それぞれの特徴をおさえておきましょう。

お子さまを乗せた状態で坂を上るのは辛いものです。通園ルートやよく行くお店までの道のりに坂がある場合には、電動タイプをおすすめします。電動タイプなら、お子さまが乗った状態でも坂道をスイスイ上れます。

一方で、価格は高くなる傾向があります。一般的な子供乗せ自転車の倍以上の価格のものが多いため、選ぶ際はしっかりと下調べをしましょう。また、バッテリーの性能もチェックしておくと安心です。

お子さまが幼稚園に通っている数年だけ自転車を使いたい場合などは、高価な自転車の購入をもったいないと躊躇する方もいらっしゃいます。そんな方にはアシスト機能がついていない、安い非電動・電動なしタイプがおすすめです。

最近の子供乗せ自転車は、電動タイプでなくてもパワフルなものの増えてきています。踏み込みやすいペダルやシフトチェンジができるものを選ぶと快適な運転につながります。

子供乗せ自転車には、前乗せタイプと後ろ乗せタイプがあります。2つのタイプは大きな違いがあるため、比べてみてどちらがお子さまに合っているのかを確認しましょう。

2歳から4歳くらいまでの小さな子供を乗せるなら、前部にチャイルドシートを設置したタイプがおすすめです。ハンドル中央に最初から取り付けられているタイプと、ハンドル部に後付けするタイプがあります。

前乗せは、自転車を怖がるお子さまでもママの顔が確認できるので安心して乗ってくれます。ただ、体重には注意が必要です。法律では15kg以下と定められていますので、安全のためにも15kgを超えたお子さまは後ろに乗せるようにしましょう。

お子さまが自転車に慣れてきたと感じたら、後ろにチャイルドシートをつけたタイプをおすすめします。安定性が高いため前乗せよりも運転しやすく、自転車に慣れたお子さまなら2歳後半くらいから乗せられます。

後ろにお子さまを乗せる場合、対象年齢は6歳未満で体重は22kg以下と定められています。幼稚園の年長になるまで乗せるのなら、後ろ乗せタイプがおすすめです。

お子さまが2人いる場合には、前後にチャイルドシートを取り付けられる3人乗りタイプを選ぶのがおすすめです。前後にお子さまを乗せる場合は、きょうだいの年の差も考えた上でシートを選びましょう。

特に前のシートを小さめのものにしてしまうと、下のお子さまが成長した際に乗れなくなってしまい、自転車の買い替えに繋がる可能性があります。年子や2歳差程度の場合は、前のシートに余裕があるものや、付け替えが可能なものを選ぶのがおすすめです。

大切なお子さまを乗せる自転車ですから、安全性は何よりも大切です。押さえておくべきポイントをしっかりと確認しましょう。

お子さまを乗せる自転車は、BAAマークがついたものを選ぶと安心です。BAAマークは安全項目をクリアした自転車にのみ与えられるマークで、ほかにも製品の安全基準である「SG」や、日本工業規格の「JIS」なども目安にしましょう。

また、後付けのチャイルドシートを使用する場合は、チャイルドシートの保証などもしっかりと確認してください。

お子さまを乗せ降ろしする際に、スタンドが弱いと自転車が不安定になり、転倒する可能性が高くなります。安全に乗り降りさせるためにも、しっかりとしたスタンドがついているものを選びましょう。

大型でワイドな形状のスタンドを目安にし、足で操作しやすいものを選びましょう。また、スタンドとハンドルが連動しているタイプなら、より安定性が高まります。

スタンドと同様に、ハンドルロックの有無によって安定感が変わります。特に前乗せタイプは、ハンドルロックの有無によって安心感が大きく変わるので、できる限りハンドルロック機能がついているものを選びましょう。

ハンドルロックは、スタンドと連動しているものや手元で操作ができるものなど、いくつかのタイプに分かれています。信号待ちなどでもハンドルをロックしたいと考える方は、手元操作のものがおすすめです。

チャイルドシート付きの自転車を選ぶ際は、チャイルドシートの安全性も確認しましょう。腰までのタイプよりも、万が一の際にお子さまの頭を守れるヘッドレスト付きのタイプがおすすめです。

また、しっかりと体を固定できるベルト付きのものや、足の部分にカバーがあるものならより安全です。あまり簡易的なものだとお子さまがケガをする危険性があるため、しっかりと確認してください。

保育園のお迎えなどが夕方以降になるなら、夜道を明るく照らしてくれるLEDライト付きの子供乗せ自転車を選びましょう。暗くなると自動でライトが点灯するオートライト機能が搭載されているものであれば、より安心です。

また、購入した自転車のライトが暗いと感じた場合は、後付けで自転車用ライトを取り付けも検討しましょう。以下の記事では簡単に取り付けられる自転車用ライトを紹介しています。安全に走行するためにも、ぜひチェックしてください。

子供乗せ自転車は多くの有名メーカーから販売されています。信頼性も高く人気のあるメーカーから選んでみるのもおすすめです。それぞれの特徴をチェックしましょう。

タイヤメーカーのイメージが強い「BRIDGESTONE（ブリヂストン）」ですが、電動アシスト付き子供乗せ自転車も製造販売しています。タイヤの品質はもちろんおしゃれでデザイン性も高く、多くのママから人気を集めているメーカーです。

走行中に充電するタイプの子供乗せ自転車も販売されていて、アシスト性能の高さも評価されています。下記の記事では、「BRIDGESTONE（ブリヂストン）」の電動自転車について詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

以前の「YAMAHA（ヤマハ）」は、バッテリー容量が大きくないため避けられ場合もありましたが、近年はその点も見直され、どんどん進化を遂げていく電動自転車として人気を集めています。また、男女問わずに乗りこなせる高いデザイン性も魅力のひとつです。

自動車部品を製造しているメーカーだけあってアシスト面での性能は高く、パワフルな電動自転車が欲しい方に人気です。下記の記事では、「YAMAHA（ヤマハ）」の電動自転車について詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

「Panasonic（パナソニック）」の電動自転車は、豊富な種類を取り揃えさまざまなニーズに対応しています。購入しやすい価格の自転車も展開しており、コスパが高い自転車が見つかりやすいのも特徴です。

タイヤサイズや乗り心地など、自分の好みに合わせた自転車を選択できます。電動アシストタイプだけでなく、電動なしタイプも人気です。下記の記事では、電動アシスト自転車について詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

自転車を購入する際、どのサイトや販売店で購入するか迷う方も多いです。豊富な品揃えと充実したサービスで人気なのが「サイクルベースあさひ」と「イオンバイク」です。「サイクルベースあさひ」は自転車チェーン最大手で、オリジナルモデルも展開しています。

独自の補償サービスがあるので、購入後も安心して乗り続けられます。イオンが近くにある方は「イオンバイク」がおすすめです。購入後はイオンに持ち込めばメンテナンスが受けられます。

子供乗せ自転車のタイヤサイズで最もポピュラーなサイズは20インチです。地面の接地面が近く、お子さまを乗せたり降ろしたりする際にも、高い安定性を備えています。種類が多いため、選ぶ楽しさを味わえるのも嬉しいポイントです。

一方、大きめの24インチや26インチは、男性が乗る場合やある程度のスピードを維持したい場合におすすめです。坂道などでは思った以上にスピードが出る可能性があります。そのため、安全性第一の場合は20～22インチを選びましょう。

電動アシストタイプの子供乗せ自転車を購入する際は、バッテリーの容量や充電時間も確認しましょう。フル充電にかかる時間が短いものや、急速充電に対応しているものを選ぶと、うっかり充電を忘れていたときでも安心です。

自転車の走行モードによっても充電の持ちは変わりますので、坂が多い場所に住んでいるなど、強モードで運転する機会が多い場合は、容量が大きめのバッテリーを搭載したものを選びましょう。

下記の記事では、子供乗せ電動自転車について詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

子供乗せ自転車は絶対に安全とは言い切れません。万が一の事故にも備えて子供には必ずヘルメットをかぶせましょう。商品によってはヘルメットが付いているものもあるため、ヘルメットが欲しい方は、ヘルメット付きの自転車を選ぶのもおすすめです。

以下の記事では、自転車に乗る際におすすめのヘルメットを紹介しています。大人のものだけでなくかわいらしい子供向けのヘルメットも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

子供乗せ自転車をできるだけ安く購入したい場合は、「ヤフオク」や「メルカリ」で中古品を探すのもひとつの方法です。しかし、傷が多かったり、使用してすぐに壊れてしまったりする場合もあるので、購入の際はしっかり確認しましょう。

中古品が不安な方にはアウトレット・在庫処分品もおすすめです。自転車通販サイトの「cyma(サイマ)」では、小さい傷のある未使用品などをお得な価格で販売しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

自転車のチャイルドシートを後付けする場合は、自転車ごとに取り付けられるチャイルドシートが異なります。商品によっては推奨されているメーカーや種類もあるので、きちんと確認しましょう。

また、できれば自分で取り付けるのではなく、自転車販売店のスタッフなど詳しい方に取り付けてもらうと安心です。取扱い説明書に取り付け方法は記載されていますが、お子さまの安全のためにも、プロの力を借りるのをおすすめします。

買い物や子供の送り迎えの際、急に雨が降り出す場合もあります。雨に濡れてしまうと急激に体が冷えてしまいますので、カッパやレインカバーを活用してしっかりと防寒対策を行いましょう。レインカバーは強い日差しも遮ってくれるのでおすすめです。

以下の記事では、子供乗せ自転車におすすめのレインカバーやカッパをご紹介しています。詳しい選び方や人気のおすすめ商品ランキングもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

自転車を雨風と紫外線から守って劣化を防ぐ自転車カバーは、自転車を長く使うために重要なアイテムです。防水性能の高いものや盗難防止に役立つものなど、高機能なものが多く販売されています。

以下の記事では、自転車カバーの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ、自転車と併せての購入を検討してみてください。

今回はお子さまを安全に乗せられる子供乗せ自転車を紹介しました。気になる自転車は見つかりましたか？大切なお子さまを乗せる自転車ですから、今回の記事を参考にして、安全性が高く快適に乗れる自転車をぜひ見つけてください。