2歳～小学校入学ごろまでの子供をお持ちのお母さん・お父さんなら、子供用自転車の購入を検討することがあるでしょう。自分の子供が乗る自転車だからこそ、乗りやすさや安全性など、さまざまな点が気になるところ。

子供用自転車には、トレーニングバイク・補助輪付き自転車・補助輪のない自転車などさまざまな種類があり、サイズ・ボディーカラー・デザイン・安全規格が異なります。また、ブリヂストンやピープルなど多くのブランドからおしゃれな自転車も発売されています。

いろいろと種類があるので、どれを選んでいいのか悩んでしまいます。そこで、タイプ・サイズ・対象年齢・適応身長・規格を基準に、子供用自転車の人気おすすめランキング15選を作成しました。ぜひ参考にしてくださいね。

子供用自転車と一口に言っても、トレーニングバイクや補助輪付き自転車といった種類や、サイズなどがさまざまです。ここでは、子供用自転車の選び方のポイントを紹介します。

子供用自転車は、ペダルのないトレーニングバイク・補助輪付き自転車・補助輪のない自転車の3つに分かれます。それぞれ、どういった特徴があるのか紹介します。

ペダルのない自転車は、トレーニングバイクとも言われます。2歳頃から乗る小さなサイズが特徴で、ペダルが付いていないため、バランス感覚を身に付けられるのが魅力です。トレーニングバイクを選ぶ際には、地面にしっかり足がつくものを選びましょう。

トレーニングバイクには、ブレーキが付いているものとそうでないものがあります。ブレーキのないものは初めてでも扱いやすいのが特徴です。ブレーキのあるタイプは慣れるのに時間はかかるものの、普通の自転車に移行しやすいのがメリットです。

下記の記事では、2歳児用自転車のおすすめランキングを選び方とともに詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

補助輪付きの自転車は、初めて自転車に乗る子供にもおすすめです。バランスが取りやすいため、いきなり補助輪がない自転車に乗るのは心配な方も安心です。補助輪は上達すれば外して使えるので、成長過程に合わせて使えて便利です。

また、補助輪付きの自転車は直立するため、スタンドを用意する必要がなく、収納に困らないのもメリットのひとつです。

補助輪付きの自転車に慣れてもう外せるようになったり、身体が成長してサイズが合わなくなって買い替えたい方におすすめなのが、補助輪のないタイプの自転車です。ここまでくれば、普通の自転車との違いはサイズだけです。

また、補助輪のない自転車を選ぶ際には、スタンドが付いているかもチェックして、自立するタイプを選びましょう。

子供用自転車を選ぶうえでとても大切なのが、身長や年齢に合ったサイズ・高さのものを選ぶことです。ここでは目安のサイズ・高さを解説します。

14インチの子供用自転車は、身長90cm以上から、年齢の目安は3から5歳ごろです。年齢はあくまでも目安になるので、年齢よりも適応身長を確認するのが大切です。なお、適応身長も自転車により異なるため、必ず確認するようにしましょう。

発売されている種類が豊富な16インチは、身長102cmから使用でき、年齢の目安は3斎から6歳ごろです。子どもが成長してきてサイズが合わなくなってきたら、大きいものに買い替えるようにしましょう。

18インチの自転車は、身長103cm以上で、およそ4歳から8歳ころの子どもに適したサイズです。小柄な子どもならば、このサイズで小学校に入学するまで使えるでしょう。また18インチなら、重さの目安は10kg未満です。あまり重すぎない自転車がおすすめです。

20インチの子供用自転車の適応身長は113cm以上で、年齢の目安は5歳～8歳ごろまでになります。このサイズは長く使えるので、小学校入学ごろまで使える自転車を探している方におすすめです。必ず自分の子供の身長が適合しているかどうかを確認して選びましょう。

22インチの子供用自転車の適応身長は116cm以上で、年齢の目安は6歳から11歳ごろ、24インチの適応身長は120cm以上で、年齢の目安は7歳以上です。小学校の子供も乗れるジュニア用自転車で、中学校入学まで使用できるサイズです。

子供の小さな手でもスムーズにブレーキをかけるためには、ハンドル部分が握りやすく、ブレーキバーにしっかり力を入れられる構造かどうかを確認しましょう。力がうまく入れられないと、ブレーキを確実にかけられず怪我などにつながってしまいます。

中には、ブレーキバーが調節できる自転車もあります。そのほかにも、子どもの小さな手でも握りやすいように、キッズ用のブレーキバーを採用していたり、エンド部分を太くしてグリップ力を高めている自転車などもあるので、併せて確認しましょう。

スタンドの有無もチェックしましょう。補助輪付き自転車であればスタンドがなくても直立して収納できますが、トレーニングバイクや補助輪のない自転車の場合、スタンドがあった方が収納しやすく便利です。

スタンドが標準装備されている自転車や、スタンドをオプションでつけられるタイプもあります。下記の記事では、自転車スタンドのおすすめランキングをご紹介していますので、併せて確認してください。

安全性の高い自転車を選ぶようにしましょう。安全性の基準には、BAAマーク・JISマーク・SGマークなどがあります。それぞれどういった特徴があるのかを解説します。

BAAマークとは、一般社団法人自転車協会によって定められた安全規格に合格した証のマークです。乗る人の安全を第一に考えた基準が設けられており、ペダルやブレーキなど部分ごとに厳しく検査されて、基準をクリアした自転車だけがマークを付けられます。

自転車協会が安全と認めたBAAマークが付いていれば、安全性の面では心配する必要がないのでおすすめです。

JISマークとは、工業標準化法によるJIS認証を受けた事業者だけが表示できるマークをいいます。JIS規格の定める安全基準をクリアした事業者だけが付けられるため、安全性の高い自転車を作っているかを見極めるうえでチェックしておきたいマークです。

SGマークとは、一般財団法人製品安全協会の定める安全基準をクリアしたものに貼付されるマークをいいます。自転車だけでなく、ヘルメット・空気ポンプなど、自転車の周辺機器ごとに安全性の基準が決められています。

自転車ならばブレーキ性能・フレームの強度・走行性などが定められているので、この基準をクリアしている自転車も安全性が高くおすすめです。

子どもの好みのデザイン・カラーかどうかも選び方の大切なポイントのひとつです。子どもが気に入ってくれれば、自転車に乗る練習も楽しく行えて上達にもつながります。この時期は練習などで転けてしまったりもするので、お気に入りのデザインがおすすめです。

男の子に人気のクールなデザインの自転車や、ハートや星のモチーフがあしらわれた女の子向けの自転車なども揃っているので、いろいろ見て選びましょう。ヘルメットやサポーターなども、子どもが気に入るタイプを選ぶことが大切です。

下記の記事では、自転車のヘルメットのおすすめランキングを紹介しているので、併せて確認してください。

子ども用自転車選びに迷ったら、あらかじめ決めておいた予算の範囲で選ぶのもひとつの方法です。子ども用自転車は、10,000円以下で買えるものから、30,000万円以上のものまでさまざまです。使える期間も限られているため、予算とのバランスをみて決めましょう。

下記の記事では、手頃な価格の自転車のおすすめランキングや選び方を詳しく紹介していますので、併せて確認してください。

ブリヂストン・ピープル・あさひといった子ども用自転車の人気メーカー・ブランドから選ぶのもひとつの方法です。いくつか、おすすめのメーカー・ブランドを紹介します。

ブリヂストンは、日本を代表する有名なタイヤメーカーです。タイやだけでなく、14インチから18インチのキッズ向け自転車から、20インチ以上のジュニア向け自転車まで、おしゃれなデザインの自転車を幅広く取り揃えています。

ブリヂストンの子ども用自転車は、BAAマークを取得しているのが特徴です。一般社団法人自転車協会が定めた安全基準にクリアしている証拠なので、安心して使用できます。そのたえめ安全性を重視する方におすすめのブランドです。

下記の記事では、ブリヂストンの電動自転車のおすすめランキングを紹介していますので、併せて確認してください。

ピープルは、バンダイナムコグループのおもちゃメーカーで、乳幼児向けのおもちゃや乗り物を展開しています。ピープルは、ペダルのないトレーニングバイク・補助輪付きの自転車・手押し棒が付いた自転車などが揃っていて、自転車に初めて乗る子どもにおすすめです。

ピープルの子ども用自転車は「いきなり自転車」・「いち・ろく自転車」などが人気です。いきなり自転車は手押し棒付きなので、自転車デビューにもおすすめタイプです。いち・ろく自転車は小学校1年生～6年生まで長く使える子ども用自転車です。

あさひは自転車専門店で、幼児車・ジュニアシティ車・ジュニアスポーツ車・バランスバイクなどがそろっており、ラインナップが豊富で評判がいいのが特徴です。そのため、きっとぴったりの自転車と出会えるでしょう。

また、盗難補償や傷害補償・無料点検など、安心して使用できるサービス体制が整っているのも魅力です。全国にたくさんの店舗があるため、アフターサービスを重視する方にもおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

自転車に乗るのがはじめてだったり、慣れていないお子さまは、自転車で転倒して怪我をしてしまうリスクが高いです。そのため、ヘルメットやプロテクターなど、転倒してもできるだけ怪我が少なくすむように、しっかり備えておきましょう。

以下の記事では自転車ヘルメットのおすすめランキングを紹介しています。子ども用もありますので、併せて確認してください。

大人が乗る自転車と違って、18インチ以下の幼児用の自転車には防犯登録の義務はありません。しかし、小さいからこそ家の駐輪場に置いている際に簡単に持っていかれやすいので、ぜひ防犯登録をして被害を未然に防ぎましょう。

防犯登録をするには領収書や保証書が必要になるので、必要ならば発行してもらえるかをお店に確認するようにしましょう。

子供用自転車の人気おすすめランキング15選を紹介しました。子供が乗る自転車だからこそ、乗り心地の良さや安全性は特に気になるところです。数ある子供用自転車の中から、子供が喜ぶデザイン・カラーで、安心して乗れるものをぜひ見つけてください。