警察小説の人気おすすめランキング15選【おもしろい作品を紹介】

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警察小説は、映画化やドラマ化なども多い人気の分野です。シリーズ化されているものも多く、種類もバラエティーに富んでいることから、何から手をつけていいのか難しいのも事実。そんな警察小説をハードボイルド、古典的名作、推理性の高いものなど、ランキングでご紹介します。

仕事として取り組む事件のプロたち

警察小説の範囲は幅広く、本格ものからハードボイルドまでさまざまな分野を網羅しています。また警察小説にはパターンがあって、主人公が警察関係者で個人的に事件に巻き込まれるパターン、もう1つは仕事としてその事件に関わっていくパターンがあります。

 

前者を入れると、とんでもなく広範囲に広がってしまうので、ここではあくまでも警察という組織を通して、仕事として事件に向き合っている警察官たちを軸にした、警察小説に限って選ぶことにしました。

 

日本のカッコイイ警察官たちが活躍するハードボイルド、本格、鑑識メイン、女性刑事の活躍など、バラエティー豊かな警察小説をランキング型式でご紹介します。

警察小説おすすめランキング15選

15位

新潮社

点と線

価格:572円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

警察小説の原点

社会派ミステリーの元祖ともいうべき「松本清張」の名作です。一見心中に見える九州で発見された男女の遺体。しかしその裏に潜む企みを看破していく警察官たち。アリバイ崩し、地道な捜査と、松本清張作品ならではのリアルな刑事たちが活躍する、警察小説の原点ともいえる作品です。

 

何度も映画やドラマ化されていますので、読んでいなくても題名だけは聞いたことあると言う人も多いのではないでしょうか。原作にチャレンジしてみるのもおすすめです。

ページ数272ページ出版年月日1971/5/25

口コミを紹介

現代の探偵、警察小説なども沢山読んでいるけど、今には無い良いものを感じさせてくれる。

出典:https://www.amazon.co.jp

14位

文藝春秋

13・67

価格:2,035円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

香港警察の苦悩

作者は香港の作家ですが、島田荘司推理小説賞の受賞作家でもあり、かなり話題になった評価の高い作品なのでランクインです。1人の刑事の警察人生をたどりながら進んでいく短編集ですが、めずらしいのは事件が刑事の年齢をさかのぼる形で紹介されていることです。

 

事件そのものも、意外性に溢れていて面白く、彼の人生を描くことで香港の近代の歴史そのものを描いているところが読みどころです。香港警察の苦悩と誇りを実感。

ページ数496ページ出版年月日2017/9/30

口コミを紹介

香港という特殊な社会の有り様の変化を視ることで、権力と民衆の関係について考えさせられる作品である。

出典:https://www.amazon.co.jp

13位

光文社

ストロベリーナイト

価格:734円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

女性主人公が魅力のシリーズ

竹内結子が主演を演じてドラマ化もされた、捜査一課の警部補「姫川」が個性的な仲間たちと共に事件に挑む、人気の警察小説シリーズ。作者がホラー作家でもあるせいか、グロテスクな描写も多いというこのシリーズですが、どう感じるかは人それぞれのようですね。

 

ドラマを先見ても、小説を先読んでも、どちらのパターンでも面白かったという声が多い作品でもあります。

ページ数435ページ出版年月日2008/9/9

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あまり小説は読まないのですが、映像化されている作品だけあって、のめり込まれるように一晩で読んでしまいました!!

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12位

講談社

法医昆虫学捜査官

価格:847円(税込)

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法医昆虫学の面白さ

発見された焼死体の腹部から発見されたのが「幼虫の塊」。しかも生きたままの状態で。その異様性に戸惑った警察は、法医昆虫学の手を借りることになります。女性法医学者「赤堀」はその謎を解くため専門の虫の知識を発揮して捜査に乗り出します。

 

意外と知らないですが、実際にあるのが法医昆虫学。死体にとまっていたハエなどから様々な情報を読み取るなどの専門分野ですが、このシリーズで知った人も多いかと思いますね。

ページ数496ページ出版年月日2014/8/12

口コミを紹介

法医昆虫学というまったく新しい分野からの捜査はとてもおもしろいですね。昆虫の世界がこんなにすごいとは知りませんでした。

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11位

集英社

百舌の叫ぶ夜

価格:792円(税込)

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スピード感溢れるサスペンス

不動の人気を誇る直木賞作家「逢坂剛」の人気シリーズです。能登の岬で発見された記憶喪失の男、新宿で起こった爆弾テロ事件、入り乱れる人間関係、その果てに待ち受ける驚きの展開。サスペンスを盛り上げるスピード感とテンポの良さが、読者をぐいぐい引っ張っていきます。

 

ドラマ「MOZU」の原作となった小説です。比較的原作のイメージを壊していないという評価のドラマなので、こちらもおすすめ。

ページ数456ページ出版年月日2014/3/20

口コミを紹介

ハッキリ言えば、面白い!まぁ著者は、凄い方なので、文章力、スピード感、読ませる力、その全てが見事です。また、驚く大どんでん返しで、点から線につながる瞬間は、本当に凄い!と思いました。

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10位

中央公論新社

SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室

価格:880円(税込)

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伝記、歴史、冒険小説の実力派作者

どちらかというと、伝記物、歴史物の作品のイメージが強い作者の警察小説。一筋縄ではいかない作品なのではないかという予想どおり、新時代警察小説といわれる作品として人気のシリーズに。

 

広域捜査専任特別調査室「SRO」という警視庁に新設された部署にそろうのは、ほとんどがエリートキャリアたち。わけありの複雑な内情の中、史上最強の連続殺人犯との戦いに挑みます。

ページ数442ページ出版年月日2010/11/20

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日本の警察vsシリアルキラーものって読むとがっかりすることが多い気がするんだけど、多少警察組織のゴタゴタや権力の使い方でべたな所があるのは目をつむれるぐらいに面白かった。

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9位

講談社

石の繭 警視庁殺人分析班

価格:764円(税込)

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応援したくなる新人女性刑事

新人刑事「如月塔子」が活躍する警視庁殺人分析班シリーズです。「石の繭」は、モルタルで石像のように固められた遺体が発見されることから始まります。翌朝に警察にかかってきた犯人からの電話。その交渉役に選ばれたのが如月刑事。

 

事件の面白さもさることながら、如月刑事含む登場人物たちも個性的。彼らまた会いたくなること必須です。「木村文乃」主演でドラマ化もされました。

ページ数448ページ出版年月日2013/5/15

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1冊で簡潔するのですが、主人公の成長を見たかったり、人間関係が面白くなったりで、次!次!という感じで読んでいく感じの本です。

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8位

新潮社

制服捜査 (新潮文庫)

価格:693円(税込)

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北海道の駐在さんが主役

「警官の血」などの警察小説で有名な作者ですが、北海道を舞台に描いたこの連作小説は秀逸です。道警不祥事による大移動で、十勝平野の小さな町に駐在してきた元刑事の主人公。平和で大きな事件など起きない地であるはずでしたが…。

 

この小説の面白さは、主人公が刑事たちのように捜査に関われない駐在さんという立場であること。優秀で正義感を持ちながら、積極的に立ち回れないジレンマがリアルに描かれています。

ページ数444ページ出版年月日2009/1/28

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右も左もわからぬ初赴任の地で、町のことを何でも知る元郵便局員の片桐にそれとなくストーリーを語らせる無理のない設定、不自然さを感じないディテール、細部の描写、作りこんだ、という勢いを感じさせない文体、どれも好感がもてました。

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7位

光文社

新宿鮫

価格:792円(税込)

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魅力は「新宿鮫」の存在そのもの

映画、ドラマ、漫画化もされている警察小説のパイオニア的存在の大人気シリーズです。“新宿鮫”と呼ばれて怖れられてきた鮫島刑事が主人公の、ハードボイルド色の強い警察小説になっています。

 

このシリーズはなんといってもキャラクターの濃さと魅力といえるのではないでしょうか。またストーリーも、1冊だけ読むというよりは、シリーズを通して味わう良さを感じさせる警察小説です。

ページ数412ページ出版年月日2014/2/13

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歌舞伎町が今よりもずっと危険な街だった頃の話。歌舞伎町という街だからこそ鮫島という人物造形が読者にリアリティを感じさせる。10年以上ぶりに読んでみても古さが感じない。いまの警察小説がちょっと面白くないと感じている分 この作品の面白さが際立つ。

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6位

文藝春秋

64(ロクヨン)

価格:704円(税込)

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リアルな警察事情

出版以後、その年のミステリーの中で群を抜いて圧倒的な評価を得た名作。警察の世界の複雑な事情と人間関係のリアルさを描くことにかけては、席巻している感のある作者です。「64」とは、昭和62年に起きた「翔子ちゃん誘拐殺人事件」を指す警察間での合言葉。

 

その未解決事件「64」を軸に、主人公三上警視の活躍で展開していく物語ですが、上司との軋轢、他の部署との板挟み、マスコミとの関係など、警察内部のさまざまな難問に挑む姿と、事件の鮮やかな解決ぶりが見事です。

ページ数355ページ出版年月日2015/2/6

口コミを紹介

これを読んでから自分の職場での部下や上司、他分野の専門職などとの言葉のやりとりに神経を使うようになりました。

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5位

双葉社

犯人に告ぐ

価格:660円(税込)

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劇場型捜査の展開を楽しむ

事件を担当する捜査官をテレビに出演させるという策に踏み切った警察。それは行き詰ってしまった連続児童殺害事件に新たな展開をもたらすための苦肉の策でした。前代未聞の劇場型捜査が展開します。

 

その中心人物に選ばれたのが、6年前に起きた誘拐事件の捜査に失敗した「巻島」警視。警察の思惑と犯人の思惑と、それを取り巻く人物たちの言動に、ぐいぐい引き込まれて読まされる警察小説です。

ページ数326ページ出版年月日2007/9/13

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あり得ない話だからこそ、書き手の力量が出ますよね。一気に読んじゃいました。時間をおいて、もう一回読みます。

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4位

新潮社

マークスの山

価格:693円(税込)

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読ませる重厚ミステリー

重厚なテーマをずっしりと読者の心に響かせてくれる作者の、直木賞受賞の名作警察小説。合田雄一郎刑事が活躍するシリーズの第一作目になります。南アルプスで発見された白骨死体、東京で起こった奇妙な殺人事件、闇を抱えて生きている殺人者マークス…

 

早い展開のサスペンス性のある作品ではありませんが、警察を通して事件と人物そのものを読ませる警察小説です。

ページ数418ページ出版年月日2011/7/28

口コミを紹介

導入部から映画のワンシーンのような感じでグイと物語に引き込まれるました。それからは時間を惜しんで上下巻を一気に読みました。情景描写や人間描写がきめ細かく書きこまれていて、これが「筆力」というものかなと感心した次第です。

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3位

小学館

教場

価格:693円(税込)

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警察学校が舞台

警察小説の中では異例の設定。警察学校が舞台になっています。「警察官に向かないものは即退校」という極限状態を作り出す冷厳な教官と、その中で奮闘する生徒たちとのやりとりを軸に展開する連作短編。

 

派手な事件が起こるわけではありませんが、練られたストーリーはどれも秀逸。興味深いのは、生徒たちがみんなで力を合わせてという心境を持ち合わせていないこと。どちらかというと蹴落とすような心構えで毎日を向き合っているのがすごい。

ページ数324ページ出版年月日2015/12/8

口コミを紹介

リアリティはあまり感じられない。でも一気に読ませる筆力があって、キャラクターの造形も面白い。

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2位

新潮社

隠蔽捜査

価格:737円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

エリートで変人のキャラクター

現在人気の警察小説のシリーズといえば、真っ先に思い浮かべる人も多いと思います。このシリーズの人気を支えている要因の1つとしては、キャラクターの特異性と魅力ではないでしょうか。警察官僚「竜崎伸也」

 

事件現場に出ての捜査、ハードボイルドな戦いが舞台の警察小説がほとんどの中、エリート官僚が主役というのはめずらしいパターンです。しかもかなりの変人ぶりが、読んでいて妙に心強く感じたりします。

ページ数409ページ出版年月日2008/1/29

口コミを紹介

もちろんフィクションであり現実はこううまくはいかないとは分かっていながらも、こんな官僚が一人でも二人でも増えてくれたらと願わずにはいられません。

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1位

集英社

第三の時効

価格:693円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

リアルな刑事たち

「64」の作者による短編集です。知られざる第三の時効の存在に驚かされる表題作を始め、事件解決、犯人の逮捕に執念を燃やす刑事たちの活躍が非常にリアルに描かれています。淡々とした登場人物たちの言動が現実的。

 

短編集なので、ものすごい展開や複雑な心情も無いのですが、男たちの仕事、情熱、日常がそれゆえにカッコいい、刑事さんたちの活躍ストーリーです。

ページ数424ページ出版年月日2006/3/17

口コミを紹介

どの刑事も個性豊かで職務には真剣であり、好感と敬意を抱かせてくれる。
1つの捜査一課を、別々の刑事を主軸とする6つの短編から描き出すという構成も斬新で良かった。

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警察小説の選び方

警察小説のくくりはとても幅広いので、ミステリーの中では選びやすい分野かもしれません。ハードボイルドが苦手な人でも、本格物で楽しむことができますし、社会派のリアルな警察が苦手でも、なんとファンタジーの分野でも警察官は活躍しています。

 

自分が好きな分野で選ぶ警察小説の選び方を、SFやホラー、コメディ、入りやすい映画化やドラマ化作品など、さまざまな分野に分けてご紹介します。

分野で選ぶ

警察が活躍するのは、現実のハードな世界ではありません。ファンタジーの世界やほのぼのとした気持ちになる優しいものもあります。

コメディファンタジー

ファンタジーな世界といっても、敵と銃で戦ったりという世界ではなく、あくまでもミステリーとしての警察小説ですが、こちらは秋葉原の派出所に勤務する2人の警察官コンビが遭遇するコメディタッチの連作短編小説です。

 

オタク趣味と、社交的すぎる性格の相反する2人の元に、なんと足だけしかない幽霊がやってきてしまいます。秋葉原ならではの地域性のある事件の数々。そして幽霊の正体。明るく楽しい警察小説です。

ほのぼの系

殺伐とした事件ばかりを扱うのが警察の仕事ではありません。ほのぼのとした世界観で、殺人の起こらない日常系ミステリーの中にも警察官たちは活躍しています。

 

ほのぼのといえば、やはり取り上げたいのは動物などの生き物関係を扱ったもの。この物語は、捕まった犯人たちが飼っていた残されたペットたちを保護するという“動植物管理係”が舞台。生き物の特徴がきっかけで解決していく展開が楽しく、知識も増える警察小説です。

異色な設定

異色の警察小説として、引退した警察官が活躍する物語もあります。このパターンの場合、ほとんどは警察とのつながりが薄いため、個人的な事件の物語になりやすいのが特徴ですね。

 

その中で、現役の刑事たちの補佐的な役割を担って活躍する退職刑事たちの楽しい物語があります。退職刑事ばかりが暮らすシェアハウスという特殊な設定を舞台にした連作短編。刑事たちがみんな個性的で、ドラマ化された際も個性的な俳優たちが演じました。

時代もの

江戸の警察小説といえば捕物帳!同心や岡っ引きが活躍する連作短編の種類はとてもたくさんありますね。盗みや殺人など起こる事件は現代の町も江戸の町も変わりませんが、科学捜査のない時代での解決の仕方は、やはりその時代ならではの特殊なもの。

 

時代ものを読み慣れていない人には、半七親分が活躍する庶民派事件の「半七捕物帳」シリーズや、実在の火付盗賊改方「長谷川平蔵」を主人公にした「鬼平犯科帳」シリーズなど、有名どころからチャレンジしてみるといいかもしれません。

SF

近未来を舞台にした警察小説もあります。SFは読み慣れていない人には入っていきにくい世界だと思いますが、警察小説としてミステリー要素のあるものだと入りやすいのではないでしょうか。

 

SFの場合、いわゆる空想世界の話ですから、エンターテインメント性の強いものが多くなりますね。現実的な警察という組織と、非現実的なSF世界の融合の楽しさを、味わうことのできる分野です。

ホラー

猟奇的な事件が中心となったり、その描写がグロテスクだったりする警察小説もホラーといえるかもしれませんね。でも中には、ホラー的な独特な空気を持った特殊な警察小説も存在します。

 

たとえば「夜の淵をひと廻り」は、住民のことを隅々まで知っておきたいというちょっと問題のありそうな警察官が主人公。彼をめぐる連作は、街の中に潜む暗い側面を実にホラー的に、気持ち悪くあぶりだしてくれます。ダークな世界が好きな人におすすめ。

映画化やドラマ化されたもので選ぶ

警察小説のドラマ化や映画化の率は、かなり高い方なのではないでしょうか。ヒーローを作りやすいというのもありますし、ストーリーや展開が映像化しやすのかもしれません。警察小説への入口としてはうってつけですね。

映画化

映画化された警察小説は、警察官たちの活躍に加えて、事件そのものに焦点を当てたものが多いように思います。小説も大ヒットした「半落ち」や3億円事件を扱った「閃光」、あさま山荘事件を描いた「連合赤軍あさま山荘事件」など。

 

また、特殊な犯人と警察の攻防が繰り広げられる作品も、たくさん映画化されています。「犯人に告ぐ」「笑う警官」「マークスの山」など。映画を見てからでも楽しめる名作ぞろいです。

ドラマ化

ドラマ化された警察小説の数は、実にたくさんありすぎて挙げきれませんね。「点と線」など何度もドラマ化映画化された名作ものを始めとして、新しいところで2020年初めに放送された「教場」なども話題です。

 

主人公の刑事たちなど登場人物が魅力的な作品も映像化されやすいのかもしれません。「竹内結子」主演の「ストロベリーナイト」や、警察の仕事と育児を両立させる刑事を「中村トオル」が演じた「アナザーフェイス」など、こちらの分野も多数あります。

海外もので選ぶ

海外ミステリーにも面白い警察小説はたくさんあります。ほんの一部ですが、おすすめをご紹介します。

古典的名作シリーズ

海外の警察小説の古典的存在である「87分署シリーズ」は、やはり第一作目の名作「警官嫌い」から読むのがおすすめです。連続警官殺しを描いた、警察と犯人との戦いが面白い物語です。刑事たちが1人1人個性が魅力。

 

名探偵コナンの目暮警部にもその名前が使われている、フランスの名警視「メグレ警視」のシリーズ。ホームズやポアロなどの名探偵たちと共に、世界的に有名な登場人物です。古典作品は物語プラス時代背景を楽しめるのがポイントですね。

個性的なキャラクター

海外ミステリーを読み慣れていない人には、刑事を始め個性的なキャラクターが登場する警察小説がおすすめです。「哀しみのイレーヌ」「その女アレックス」は、身長にコンプレックを持っているカミーユ刑事が主役。

 

全身麻痺の車いす捜査官ライムが超絶な鑑識能力を発揮して、相棒の女性刑事サックスと共に事件を解決していく「ボーン・コレクター」を始めとする人気シリーズ。

 

下品でカッコよくないおじさん刑事フロストが活躍するシリーズの始まりは、やはり第1弾「クリスマスのフロスト」からがおすすめ。独特のキャラクターにきっとはまります。

警察小説のおすすめ商品比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
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    集英社

  • 2
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    新潮社

  • 3
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    小学館

  • 4
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    新潮社

  • 5
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    双葉社

  • 6
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    文藝春秋

  • 7
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    光文社

  • 8
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    新潮社

  • 9
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    講談社

  • 10
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    中央公論新社

  • 11
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    集英社

  • 12
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    講談社

  • 13
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    光文社

  • 14
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    文藝春秋

  • 15
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    新潮社

  • 商品名
  • 第三の時効
  • 隠蔽捜査
  • 教場
  • マークスの山
  • 犯人に告ぐ
  • 64(ロクヨン)
  • 新宿鮫
  • 制服捜査 (新潮文庫)
  • 石の繭 警視庁殺人分析班
  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室
  • 百舌の叫ぶ夜
  • 法医昆虫学捜査官
  • ストロベリーナイト
  • 13・67
  • 点と線
  • 特徴
  • リアルな刑事たち
  • エリートで変人のキャラクター
  • 警察学校が舞台
  • 読ませる重厚ミステリー
  • 劇場型捜査の展開を楽しむ
  • リアルな警察事情
  • 魅力は「新宿鮫」の存在そのもの
  • 北海道の駐在さんが主役
  • 応援したくなる新人女性刑事
  • 伝記、歴史、冒険小説の実力派作者
  • スピード感溢れるサスペンス
  • 法医昆虫学の面白さ
  • 女性主人公が魅力のシリーズ
  • 香港警察の苦悩
  • 警察小説の原点
  • 価格
  • 693円(税込)
  • 737円(税込)
  • 693円(税込)
  • 693円(税込)
  • 660円(税込)
  • 704円(税込)
  • 792円(税込)
  • 693円(税込)
  • 764円(税込)
  • 880円(税込)
  • 792円(税込)
  • 847円(税込)
  • 734円(税込)
  • 2035円(税込)
  • 572円(税込)
  • ページ数
  • 424ページ
  • 409ページ
  • 324ページ
  • 418ページ
  • 326ページ
  • 355ページ
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  • 444ページ
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  • 456ページ
  • 496ページ
  • 435ページ
  • 496ページ
  • 272ページ
  • 出版年月日
  • 2006/3/17
  • 2008/1/29
  • 2015/12/8
  • 2011/7/28
  • 2007/9/13
  • 2015/2/6
  • 2014/2/13
  • 2009/1/28
  • 2013/5/15
  • 2010/11/20
  • 2014/3/20
  • 2014/8/12
  • 2008/9/9
  • 2017/9/30
  • 1971/5/25

まとめ

他の分野に比べてシリーズ化が圧倒的に多いのが警察小説。またドラマ化や映画化作品もかなりの数にのぼります。話の面白さは当然として、警察という組織の中で様々な能力を持ち、それを活かして活躍する登場人物のキャラクターたちの魅力が支える警察小説の人気ではないでしょうか。

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