2021年最新!ラノベの人気おすすめランキング30選【完結や新作も】
2021/01/19
2019/04/27 更新
待ち時間や移動時間などに本を読む方は多いと思いますが、長編小説は最後まで読みきれずに、途中になってしまうことが多いと思います。そんな時におすすめなのが短編小説です。短時間で読み切れて、ストーリーが完結で心に残りやすいのでおすすめです。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/51t17z2RTDL.jpg"]
新潮社
[{"id":30772,"item_id":4839767,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2583%259C%25E3%2583%2583%25E3%2582%25B3%25E3%2581%25A1%25E3%2582%2583%25E3%2582%2593%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2583%259C%25E3%2583%2583%25E3%2582%25B3%25E3%2581%25A1%25E3%2582%2583%25E3%2582%2593%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:14","updated_at":"2020-12-10 00:49:14"},{"id":30773,"item_id":4839767,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4101098018?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4101098018","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:14","updated_at":"2020-12-10 00:49:14"},{"id":30774,"item_id":4839767,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E3%2583%259C%25E3%2583%2583%25E3%2582%25B3%25E3%2581%25A1%25E3%2582%2583%25E3%2582%2593%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:14","updated_at":"2020-12-10 00:49:14"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
10位は、星新一の「ボッコちゃん」がランクインです。この作品は、星新一の代表作ともいえるショートショートの傑作版で、星新一のことを全く知らない人でも、まずこれだけ読めば星新一の世界がわかるというくらいの代表作です。
星新一の自選50編が贅沢なほどに詰まっており、その多彩な感性とストーリー展開がとても秀逸です。元々はSFの大家と言われるだけあって、やはりSF作品が多めですが、「ボッコちゃん」には50編の短編作品が収録されているので、幅広いストーリーが楽しめます。
ファンタジー、寓話、ミステリー、童話、そして絶妙なオチなど、物語がバラエティに富んでいるので、飽きることなく星新一の世界を楽しむことが出来ます。粒ぞろいの良質な作品が揃っているので、さすが!とこの一冊の完成度に感動すること必至です。
著者 | 星新一 | ページ数 | 352ページ |
---|---|---|---|
年代 | 1971年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"星新一 "},{"key":"ページ数","value":"352ページ"},{"key":"年代","value":"1971年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
初期の作品を集めた短編集のようですが、さすがと言っていいほどの完成度で、思わず唸ってしまうような作品ばかりです。
まさにショートショートの王道と言えるような物から、ふと人類を俯瞰しているような、物悲しい雰囲気の漂う話や、コミカルな社会風刺まで、非常にバラエティに富んだ傑作集です。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/51Mf2KXQZSL.jpg"]
文藝春秋
[{"id":30775,"item_id":4839769,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2581%25AE%25E5%25AD%2590%25E4%25BE%259B%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2581%25AE%25E5%25AD%2590%25E4%25BE%259B%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30776,"item_id":4839769,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4167728036?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4167728036","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30777,"item_id":4839769,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AD%25E3%2583%2583%25E3%2582%25AF%25E3%2581%25AE%25E5%25AD%2590%25E4%25BE%259B%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
9位は、池井戸潤の「シャイロックの子供たち」です。池井戸潤らしい銀行が舞台の話ですが、10編からなる短編集なのでこちらも非常に読みやすいです。銀行内で現金が紛失する事件が起こったことから物語は始まっていくのですが、そこに映し出される人間模様がとても読み応えがあります。
主役格の人物が誰であるかわからないようにぼんやりと物語を進めながらも、読み進めていくうちに全体像が鮮明に見えてくる描写はさすが!と唸ってしまう一冊です。描かれる銀行員もとてもリアリティーがあり、まるで自分が実際に銀行にいるかのように錯覚してしまうほどです。
舞台は銀行ですが、描いているのは人間ドラマであり、多角的な視点から描かれたストーリーは、読者を飽きさせない工夫がたくさん詰まっています。内容は悲劇も多いですが、その一方で人の善なる部分も上手に描かれているので、とても温かい気持ちになれる一冊です。
著者 | 池井戸潤 | ページ数 | 347ページ |
---|---|---|---|
年代 | 2008年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"池井戸潤"},{"key":"ページ数","value":"347ページ"},{"key":"年代","value":"2008年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
夢中で読みました。寝不足になるくらい。大銀行の支店で組織と個人のありように悩むそれぞれの人間が描かれていて、その個々人が抱えるそれぞれの問題が、やがて、大きな犯罪の動機に集約されていく。銀行でなくても会社勤めをしたことのある人、あるいはパートナーの組織と個人の軋轢を目の当たりにしたことがある人は、一歩間違えば奈落に落ちる崖っぷちを歩くような怖さをこの小説から感じると思います。個人の価値観が気付かないうちに組織のありように壊されていく。リアリティーがありました。最後の意趣も意外で引き込まれて読みました。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/41AjDtD1ZhL.jpg"]
集英社
[{"id":30778,"item_id":4839770,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E7%25AC%25AC%25E4%25B8%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2599%2582%25E5%258A%25B9%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E7%25AC%25AC%25E4%25B8%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2599%2582%25E5%258A%25B9%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30779,"item_id":4839770,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4087460193?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4087460193","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30780,"item_id":4839770,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E7%25AC%25AC%25E4%25B8%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2599%2582%25E5%258A%25B9%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
8位は、横山秀夫の「第三の時効」がランクインしました。横山秀夫といえばサスペンスの人というくらい、警察小説の事件ものをたくさん書いていることで有名です。中でも、D県警シリーズが有名ですが、今回の作品はF県警強行犯シリーズの第一弾となっています。
警察小説が好きな人はもちろん、初めて読む人にも警察ミステリーならではのドキドキの展開を味わえるので、ぜひ読んで欲しい一冊です。各ストーリーごとに、個性的な刑事像が描写されているので、推理ものとしても人間ドラマとしても面白く、独特の世界観があります。
特に、タイトルにもある「第三の時効」を成立させるためのからくりがとても秀逸で、思わずそう来たか!と唸ってしまうほどです。ストーリーが全部で6つあり、それぞれのストーリーによって主人公も違うので、事件推理をしながらも、そこにまつわる人間模様が楽しめるのが、一番の醍醐味となっています。
著者 | 横山秀夫 | ページ数 | 424ページ |
---|---|---|---|
年代 | 2006年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"横山秀夫"},{"key":"ページ数","value":"424ページ"},{"key":"年代","value":"2006年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
横山秀夫のミステリは、その切り口が、一ひねりも二ひねりも効いているのが特徴だ。通常のミステリであれば、主人公は、探偵や刑事と相場が決まっているのだが、この人の場合は、あるときは警察の管理部門の人であったり、似顔絵婦警や検視官であったり、また、あるときは新聞記者や市井の人たちであったりと、どこからでも切れるというだけでなく、どこから切っても、ハイレベルなミステリを書ける人なのだ。それだけにとどまらず、紙数の限られた短編でありながら、しっかりと人間も描けているというのが、この人の真骨頂であり、凄いところだと思う。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/51DZ13YvpeL.jpg"]
新潮社
[{"id":30784,"item_id":4839773,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E7%25AC%25AC%25E4%25B8%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2599%2582%25E5%258A%25B9%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E7%25AC%25AC%25E4%25B8%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2599%2582%25E5%258A%25B9%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30785,"item_id":4839773,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4101109192?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4101109192","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30786,"item_id":4839773,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E9%25BB%2592%25E3%2581%2584%25E7%2594%25BB%25E9%259B%2586%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
7位は、松本清張の「黒い画集」がランクインしました。こちらは、全7編の作品が収録された短編集で、映画でも話題となった「天城越え」も収録されています。どことなく、昭和の香りが漂うストーリーですが、人間のリアルな表と裏の心情が描かれていて、感情移入しながら読めるのも魅力の一つです。
「遭難」「坂道の家」「寒流」「紐」「凶器」「天城越え」「証言」の7タイトルが収録されており、中でも「紐」はテレビドラマ化されています。松本清張は、作風として人間の影の部分にスポットを当てるのがうまく、人間の悪さ、汚さ、情けなさ、哀しさなどが余すところなく鮮明に描かれています。
7作品のうち4作品が浮気に関連するストーリーで、男女間の浮気や嫉妬に起因するサスペンス作品なのですが、窮地に追い込まれた人間の心理描写が素晴らしく、また物語の舞台も昭和30年代の時代背景ということで、昭和生まれにはどことなく懐かしさも感じる作品です。
著者 | 松本清張 | ページ数 | 752ページ |
---|---|---|---|
年代 | 1971年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"松本清張"},{"key":"ページ数","value":"752ページ"},{"key":"年代","value":"1971年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
真相にじわじわと近づいてくる推理の足音に戦慄する犯人。身の破滅と分かっていながら、何かに魅入られたように人生を転げ落ちてゆく男。など、登場人物の心の動きをつぶさに追い、心のうちを鋭くえぐり出して行く清張サスペンスの醍醐味が堪能できる中・短篇集。昭和33年(1958年)から34年にかけて書かれた作品が収められています。
「遭難」「証言」「天城越え」「寒流」「凶器」「紐」「坂道の家」の七篇。ロアルド・ダールの短篇を彷彿させる「凶器」も面白かったけれど、最初と最後の二品が格別、スリリングな読みごたえがありましたね。鹿島槍(かしまやり)遭難の表面上の事実の裏側にある真実が、次第にあぶり出されてくる「遭難」。若い女に溺れて、人生の坂道を一気に転落していく男を描いた「坂道の家」。これぞ清張!とでもいう迫力とサスペンスに満ちていましたね。
本作品集のマイ・ベストは、「遭難」。遭難の出来事の裏に秘められていた真の意味が、徐々に浮かび上がってくる緊張感に、たまらないサスペンスの妙味を感じました。読み進むうちに、ぐいぐいと引き込まれていった中篇(文庫で130頁)。山岳ミステリーの名品ではないでしょうか。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/41kC4CLwBvL.jpg"]
新潮社
[{"id":30787,"item_id":4839777,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E6%2584%259B%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E4%25BA%25BA%25E9%2581%2594%25E3%2580%2580%25E5%25B7%259D%25E7%25AB%25AF%25E5%25BA%25B7%25E6%2588%2590%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E6%2584%259B%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E4%25BA%25BA%25E9%2581%2594%25E3%2580%2580%25E5%25B7%259D%25E7%25AB%25AF%25E5%25BA%25B7%25E6%2588%2590%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30788,"item_id":4839777,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4101001049?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4101001049","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30789,"item_id":4839777,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E6%2584%259B%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E4%25BA%25BA%25E9%2581%2594%25E3%2580%2580%25E5%25B7%259D%25E7%25AB%25AF%25E5%25BA%25B7%25E6%2588%2590%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
6位は、川端康成の「愛する人達」が選ばれました。川端康成といえば、ノーベル文学賞作家であり、数多くの名作を残しています。この「愛する人達」は9編の短編が収められていて、「女の夢」「燕の童女」「母の初恋」「夫唱婦和」など、女性を描いた作品が多いのが特徴です。
本作品は、昭和10年代に書かれた作品が多く、古き良き日本の風景や人情にも触れることができ、当時の情景を知れるとても貴重な作品となっています。愛をテーマにした作品集なので、お見合いや駆け落ちなど、恋愛にまつわるストーリーがほとんどですが、男性作家がここまで女性の描写をリアルに書けることに驚く人も多いようです。
日本女性独特の奥ゆかしさや儚さ、情念など、9つの愛の形に触れることができ、全ての物語がとても美しく描かれているので、読み終わった後には自分の好きな人を心から大切にしたくなるでしょう。日本の大和撫子を描かせたら川端康成しかいないと言われるのも納得ですね。
著者 | 川端康成 | ページ数 | 240ページ |
---|---|---|---|
年代 | 1951年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"川端康成"},{"key":"ページ数","value":"240ページ"},{"key":"年代","value":"1951年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
川端康成で一冊挙げろと言われれば私は迷いなくこの短編集を挙げます。
日本女性の持つ、女の儚さ・哀れさを描かせたらこの人の右に出る作家は古今を通じていませんが、その一方、川端康成特有の、鬼気迫るような、病的な繊細さが遺憾なく発揮されている、まさに川端的な、あまりに川端的な作品群です。
それでいて、川端の晩期の、あの狂想的な雰囲気が嫌いな人でも、まあ抵抗感なく読めるものが多いと思います。
この短編集に収められている作品はみな、抒情の作家の生み出した結晶です。
ぜひ一読をおススメします。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/51vFv5jfFXL.jpg"]
光文社
[{"id":30793,"item_id":4839780,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E6%2580%25AA%25E3%2581%2597%25E3%2581%2584%25E4%25BA%25BA%25E3%2581%25B3%25E3%2581%25A8%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E6%2580%25AA%25E3%2581%2597%25E3%2581%2584%25E4%25BA%25BA%25E3%2581%25B3%25E3%2581%25A8%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30794,"item_id":4839780,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4334726216?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4334726216","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30795,"item_id":4839780,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E6%2580%25AA%25E3%2581%2597%25E3%2581%2584%25E4%25BA%25BA%25E3%2581%25B3%25E3%2581%25A8%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
5位は、東野圭吾さんの「怪しい人びと」が選ばれました。この作品は、全7編からなる短編集で、傑作推理集です。ライトに読める推理小説としても人気で、さらっと読みやすいのに、トリックはしっかりと手が込んでいて、綿密に計算されたストーリーや心理描写は、東野ワールドにどっぷりと浸かれる内容となっています。
「寝ていた女」「もう一度コールしてくれ」「甘いはずなのに」 「灯台にて」「結婚報告」「結婚報告」「コスタリカの雨は冷たい」 の7編が収録されています。中でも、「甘いはずなのに」と「結婚報告」は「東野圭吾ミステリーズ」でドラマ化もされており、短編ながらもしっかりとトリックとオチがあり、人気の高い作品です。
長編とは違う短編ならではの軽さがあり、日常にあふれる怪しい人々の物語が、短時間でサクッと読めて、トリックも簡単に解読出来るその手軽さがとても心地よい作品です。
著者 | 東野圭吾 | ページ数 | 273ページ |
---|---|---|---|
年代 | 1998年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"東野圭吾"},{"key":"ページ数","value":"273ページ"},{"key":"年代","value":"1998年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
一編を除き、一人称視点で語られる七編の短編ミステリー集。
様々な「ネタ」が仕込まれており、東野圭吾氏の多彩さを物語る短編集とも言えるでしょうか。物語を生みだす側・味わう側、それぞれの価値観や考え方に想いをはせるきっかけにもなった本作。
また、ミステリーに限らず、作家さんたちのご苦労や才能、そしてその結果としての素晴らしさに改めて尊敬の念を抱かせてくれた本作。
そんな想いも胸に、今後も魅力あふれる東野ワールドに浸り続けたいと思います。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/51VfHLXTmHL.jpg"]
新潮社
[{"id":30797,"item_id":4839784,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A3%25E3%2583%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2581%25AE%25E5%25A6%25BB%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A3%25E3%2583%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2581%25AE%25E5%25A6%25BB%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30798,"item_id":4839784,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4101006032?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4101006032","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30799,"item_id":4839784,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A3%25E3%2583%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2581%25AE%25E5%25A6%25BB%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
4位は、太宰治の「ヴィヨンの妻」がランクインしました。この作品は8編の短編集で、「ヴィヨンの妻」「親友交歓」「トカトントン」「父」「母」「おさん」「家庭の幸福」 「桜桃」が収録されています。家庭に焦点を置いた作品が多く、太宰治の生きた時代、そして戦争の時代の影響が、どの作品にも色濃く映し出されています。
タイトルの「ヴィヨン」とは、「フランソワ・ヴィヨン」という15世紀のフランスの詩人で、実際に実在した人の名前です。でも、舞台はフランスではなく、日本の小さな小料理屋で、極めて日本的な作品です。本作は、太宰治が亡くなる約1年ほど前に書かれたとされ、「死」というキーワードがとても身近に感じられます。
全体的に太宰治の最期の苦悩が伝わってくるような作品群ではありますが、独特の死生観を持ちながらも、ふんだんにユーモアも取り入れており、天才的な文章力が光る作品でもあります。「ヴィヨンの妻」で描かれる、夫婦の揺らぐ気持ちや苦悩が手に取るようにわかるのが魅力の一冊ですね。
著者 | 太宰治 | ページ数 | 208ページ |
---|---|---|---|
年代 | 1950年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"太宰治"},{"key":"ページ数","value":"208ページ"},{"key":"年代","value":"1950年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
表題作の「ヴィヨンの妻」は、その素晴らしい表現力によって、夫妻の微妙な心情の動きが見事に表現されています。
どうしようもないところまで精神的に追い詰められている夫の弱さと、どうしようもない家庭状況にも平然と立ち向か妻の強さが、非常に対照的に描かれています。
妻の突飛な思いつきによる生活の変化が、この夫婦の生活を一変させてくれればいいなあと思います。そう思わせるのが太宰の作品なのでしょう。
「家庭の幸福」は、官僚について書かれた作品ですが、実に皮肉でユーモアに富んだ作品になっています。
先日の衆院選で民主党が官僚支配の打破を訴えていましたが、太宰はすでに作品で官僚批判をしています。
太宰作品については、「暗い」と言うイメージが強かったのですが、今回この短編集を読んでみて、そればかりではないと言うことを実感しました。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/51Qm%2BFQXJHL.jpg"]
文藝春秋
[{"id":30800,"item_id":4839786,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2583%2587%25E3%2583%2583%25E3%2583%2589%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2580%259D%25E3%2581%2584%25E5%2587%25BA%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E3%2583%2587%25E3%2583%2583%25E3%2583%2589%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2580%259D%25E3%2581%2584%25E5%2587%25BA%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30801,"item_id":4839786,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4167667029?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4167667029","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"},{"id":30802,"item_id":4839786,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E3%2583%2587%25E3%2583%2583%25E3%2583%2589%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2580%259D%25E3%2581%2584%25E5%2587%25BA%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:15","updated_at":"2020-12-10 00:49:15"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
3位は、よしもとばななの「デッドエンドの思い出 」がランクインしました。著者自身が「今までで一番好きな作品が書けた」という通り、最高傑作となっています。全5作からなる恋愛小説で、「デッドエンドの思い出」の他に、「幽霊の家」「おかあさーん! 」「あったかくなんかない」「ともちゃんの幸せ」の4篇が収録されています。
本作は、日韓共作映画として映画化もされました。淡く切ないストーリーが、映像でも映えると話題になっています。ハッピーエンドではなく、デッドエンドということで、大人の恋愛の難しさやうまくいかない歯がゆさなどが、深く共感出来る作品です。
辛い思い出や切ない感情も、それらを糧にすることで前に進める気持ちや、ただそこにある幸せを感じていられることが、とても大切なんだということを教えてくれます。所々、ドラえもんとのび太くんをオマージュさせるシーンが登場し、2人の絶妙な距離感も見る人に楽しみを与えてくれます。
著者 | よしもとばなな | ページ数 | 245ページ |
---|---|---|---|
年代 | 2006年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"よしもとばなな"},{"key":"ページ数","value":"245ページ"},{"key":"年代","value":"2006年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
もの悲しい、しかし悲しいばかりでもない、あれ、薄く光る希望的なものがそこにはある、みたいな話の収められ短編集。
よくよく考えると出てくる人たちめちゃくちゃ大変な目にあってるじゃん!
もっと派手に怒ったり悲しんだりしてもいいんだよ!
と思うけどそうはしない人たちの、淡々とした短編集。
折にふれて読み返し、「これでいいのだ」(バカボンのパパか)と思います。
作者自ら「この本が書けて良かった」とあとがきで述べられていて、「この本が読めて良かった」と一読者は幸せに思うのです。
のび太とドラえもんのくだり、素晴らしいと思う。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/51AeB1r2wvL.jpg"]
幻冬舎
[{"id":30804,"item_id":4839793,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E9%2598%25AA%25E6%2580%25A5%25E9%259B%25BB%25E8%25BB%258A%25E3%2580%2580%25E6%259C%2589%25E5%25B7%259D%25E6%25B5%25A9%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E9%2598%25AA%25E6%2580%25A5%25E9%259B%25BB%25E8%25BB%258A%25E3%2580%2580%25E6%259C%2589%25E5%25B7%259D%25E6%25B5%25A9%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:16","updated_at":"2020-12-10 00:49:16"},{"id":30805,"item_id":4839793,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4344415132?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4344415132","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:16","updated_at":"2020-12-10 00:49:16"},{"id":30806,"item_id":4839793,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E9%2598%25AA%25E6%2580%25A5%25E9%259B%25BB%25E8%25BB%258A%25E3%2580%2580%25E6%259C%2589%25E5%25B7%259D%25E6%25B5%25A9%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:16","updated_at":"2020-12-10 00:49:16"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
2位は、有川浩の「阪急電車」が選ばれました。この作品は、京阪神を走る私鉄「阪急今津線」が舞台となった作品です。地域に根づいたこのローカル線のそれぞれの駅が舞台となっており、全16話で構成されています。電車という独特の空間の中で、偶然乗り合わせた人たちの人間模様や、それぞれの駅での物語がとてもリアルに描かれています。
「阪急電車」を読むと、思わず電車に乗りたくなってしまう衝動に駆られるでしょう。物語は各駅停車で進んでいき、各駅での主人公が次の駅ではエキストラになる様がとてもワクワクします。たまたま電車に乗り合わせた若い男女、カップルの学生、おばあちゃんと孫、女子高生、オバちゃん、小学生など、彼らが少しずつ重なり合って進んでいく様がとても面白くて引き込まれます。
阪急今津線を舞台にした小さな物語が、ちょっとずつ連なっているのが大きな魅力ですね。当作品は、映画化もされていて、劇場版で見てもとても心が温まる作品です。
著者 | 有川浩 | ページ数 | 269ページ |
---|---|---|---|
年代 | 2010年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"有川浩"},{"key":"ページ数","value":"269ページ"},{"key":"年代","value":"2010年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
関西の一ローカル線を舞台に繰り広げられる連作短編集。
各個人の物語を電車に乗り合わせた人々をクロスさせながら上手に展開させている。
ダメ男とどうして付き合っているのかもわからなくなってしまっている女性。
付き合っていた彼氏を、後輩に寝取られてしまい、その結婚式に討ち入りに行ってしまう女性。
孫と生き物を飼おうと思い、お出かけ途中の老婆と孫。
それぞれの物語は独立しながら、電車の中でのちょっとした触れ合い。
そのちょっとした触れ合いが、互いに影響しあう様子がとても面白い。
["https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/41YESJqO0uL.jpg"]
文藝春秋
[{"id":30816,"item_id":4839803,"site":"楽天","url":"https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/17b592bb.218bc1d1.17b592bd.70a9cb04/_RTcand00000002?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E5%25A5%25B3%25E3%2581%25AE%25E3%2581%2584%25E3%2581%25AA%25E3%2581%2584%25E7%2594%25B7%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1%2F&m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%25E5%25A5%25B3%25E3%2581%25AE%25E3%2581%2584%25E3%2581%25AA%25E3%2581%2584%25E7%2594%25B7%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1%2F","button_order":1,"created_at":"2020-12-10 00:49:16","updated_at":"2020-12-10 00:49:16"},{"id":30817,"item_id":4839803,"site":"Amazon","url":"https://www.amazon.co.jp/dp/4167907089?SubscriptionId=AKIAJIORCRMJZ3NG52JA&tag=goo-contents-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4167907089","button_order":2,"created_at":"2020-12-10 00:49:16","updated_at":"2020-12-10 00:49:16"},{"id":30818,"item_id":4839803,"site":"Yahoo!ショッピング","url":"https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3447015&pid=885732032&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Ffirst%3D1%26tab_ex%3Dcommerce%26fr%3Dshp-prop%26oq%3D%26aq%3D%26mcr%3D70f20422e7ebf967499eba4db9609fd4%26ts%3D1549946450%26p%3D%25E5%25A5%25B3%25E3%2581%25AE%25E3%2581%2584%25E3%2581%25AA%25E3%2581%2584%25E7%2594%25B7%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1%26pf%3D%26pt%3D%26sc_i%3Dshp_pc_top_searchBox%26sretry%3D0","button_order":3,"created_at":"2020-12-10 00:49:16","updated_at":"2020-12-10 00:49:16"}]
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
1位に輝いたのは、村上春樹の「女のいない男たち」です。これぞ村上春樹ワールドという短篇集で、「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」「女のいない男たち」の全6篇が収録されています。
女に去られた男たちをメインに、大人の恋が描かれていますが、全体のテーマが「コンセプトアルバム」ということで、まえがきから全体のストーリーまでが、一つの物語として、とても綺麗にまとまっています。まるで曲調が変わるかのように、物語ごとに色が変わっていく様を楽しめます。
恋人や妻を失った男の物語だけに、男性目線からの恋愛に臆病で繊細な感情がとてもリアルに読み取れて、女性にはなかなか理解出来ない男の本心が垣間見れるのも、面白さの一つとなっています。男性にとって、いかに女性が重要であるか、またその逆も然りで、男女の物語を紡いだ作品としては、珠玉の一冊だといえると思います。
著者 | 村上春樹 | ページ数 | 300ページ |
---|---|---|---|
年代 | 2016年 | 言語 | 日本語 |
[{"key":"著者","value":"村上春樹"},{"key":"ページ数","value":"300ページ"},{"key":"年代","value":"2016年"},{"key":"言語","value":"日本語"}]
恋人や妻を失った男の物語集という、村上春樹の全てが詰まった短編集といっていいと思います。
短編に収まりきらない物語が深い余韻となって残ります。
また、むしろ、そこから中、長編へとつないでいただきたいとも熱望します。特に「シェラザード」と「木野」は、改めて書いてほしいです。
『ノルウェーの森』と『ねじまき鳥クロニクル』を読み返したくなりました。
短編小説といっても、何を基準に選んだら良いか分からないですよね。リリースされている数がとても多いので、自分に合った小説の選び方に迷ってしまうと思います。そこで今回は、作者、ストーリー、ジャンル、話題性、読みやすさなど、様々な視点から短編小説を楽しむポイントや選び方のコツをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
短編小説を選ぶ際に、まず重要視するのは作者が誰かということだと思います。作者によっては、長編小説の方が得意だったり、あまり短編小説を書いたことのない方もいます。おすすめとしては、短編小説といえばこの人!という有名人ではなく、普段はあまり短編小説を書かない人が、満を持して書いた作品というのは、長編小説との比較も出来て、面白く読めるケースが多いです。
1926年生まれで、主にSF小説を得意とする作家です。生涯において、1000編を超える作品を執筆しており、ショートショートの神様とも言われるほど、短編小説をたくさん残してきました。
テレビドラマとして映像化された作品も多数あり、またコミックとして漫画化された作品も数々あります。「ボッコちゃん」「妄想銀行」「未来いそっぷ」を始め、斬新な発想と奇抜な結末を楽しめる作品が多いので、SF好きの方には特におすすめです。
1949年生まれで、海外でも高い評価を受けている作家です。日本にも海外にもファンが多く、新刊を出すと書店には行列が出来るほどで、老若男女から支持されています。ベストセラーとなった「ノルウェイの森」を始め、「羊をめぐる冒険」「海辺のカフカ」「ねじまき鳥クロニクル」など、数々の人気作品を生み出しています。
村上春樹の作風の特徴は、誰にでも親しみやすく、平易な文章でリズムよく読めること。元々は、スコット・フィッツジェラルドやトルーマン・カポーティなどのアメリカの作家に強く影響を受けている作家ですが、小説で描かれる世界は全て日本文学であり、日本を舞台にしたストーリーでありながら、国境を超えて無国籍的に楽しめるのが特徴です。
1972年生まれで、非常にユニークな作品を執筆している作家です。名前の印象から男性と勘違いされやすいですが、名前は「ひろ」と読む女性作家です。 元々はSFやミリタリーの作品を得意とし、デビュー当時は自衛隊をテーマにしたストーリーが多かったですが、最近は作風も多岐に渡り、幅広いジャンルの小説を書かれています。
大ヒットした「図書館戦争」シリーズや、テレビドラマでも有名になった「三匹のおっさん」シリーズなど、人間模様をリアルに描いた作品が多く、思わず感情移入して夢中になってしまう作品が多いのも特徴です。最近では、恋愛小説を中心に執筆しているので、女性に特におすすめです。
短編小説で作者の次に重要なのがジャンルです。人によっては、作者よりも物語のジャンルの方が重要だという人もたくさんいます。内容が自分に合うものでなければ、いくら短編とはいえ、最後まで読むのが辛くなってしまうからです。
ですので、まずは大まかなストーリーの方向性を決めるといいでしょう。楽しい話、悲しい話、暗い話、泣ける話、事件もの、恋愛ものなど、ストーリーのあらすじを見て、好きな作品のジャンルを選ぶといいでしょう。
まず短編小説で圧倒的に多いのがSFです。SFとは、サイエンス・フィクションの略称で、主に未来や宇宙をテーマにしたストーリーが中心です。そのほとんどが空想的な内容で、まだ見ぬ未来に思いを馳せながら、科学と関連付けていく面白さがあります。宇宙人、宇宙旅行、宇宙戦争、海底探検、タイムマシンなどが多いテーマですが、日本だと神様を意識した霊的な作品も多数あります。
SFの魅力は何といっても、未来の空想世界にタイムスリップ出来ること。想像の中でこれから起きるであろう科学技術の進歩を先取り出来たり、超能力や不思議体験が味わえるのも、SF小説の魅力ですね。
SFの次に人気があるのがファンタジー小説です。ファンタジーとは空想世界のことで、SFと似た部分もありますが、ファンタジーの方がより非現実的です。時代や舞台設定、登場人物がまず実在しない、遥か遠い世界の出来事として書かれていることが多いです。
実際にはありえない空想の世界なので、現実世界とはっきり切り離して物語の世界に没頭できるため、気分転換をしたい時やストレスを発散したい時におすすめです。SFが宇宙や未来の世界なのに対し、ファンタジーは妖精やメルヘンの世界が多いので、特に女性に人気の高いジャンルです。
小説の中で、テレビドラマや映画化されるのが一番多いのもこのジャンルですね。ミステリーやサスペンスは犯人を推測したり、物語の展開を予想しながら読むのがとてもおもしろく、ハラハラドキドキできるので、飽きないのが特徴です。
ストーリーでは、何らかの事件を解決していくことが多く、まるで探偵にでもなったかのような気分で楽しめるので、二転三転するストーリー展開や、巧妙なトリックを見破ることが出来た時は、なんともいえない爽快感を味わえます。ちょっとしたスリルや、ドキドキ感を味わいたい人におすすめです。
小説の中で一番、現実世界を味わえるのがノンフィクションのジャンルです。実話をもとに書かれた作品は、実際にあった事件や物語が中心なので、とてもリアル感を持って読むことが出来ます。過去の歴史や社会問題、ビジネスから感動秘話まで、テーマも多岐に渡るので、自分に合った小説を一番探しやすいジャンルでもあります。
衝撃の事件にハラハラしたり、感動して涙したり、鳥肌が止まらなくなったり、時には怒りがこみ上げてきたりと、色々な感情が楽しめます。年齢問わず誰でもが気軽に手に取れるジャンルなので、幅広い層におすすめです。
本を選ぶ時に重要なのは、その目的です。短編小説の一番のメリットは、何といっても空き時間にサクッと読めること。移動中や待ち時間、そして暇つぶしなど、ちょっとした時間に読めるので、一冊持ち歩いていると、とても重宝します。
短編集の良さは、短い物語の中に物語が凝縮していること。一冊の中で様々な疑似体験が出来たり、一人の作家の様々な作風に触れることが出来るので、ヘビーユーザーでも短編集ならではの楽しみを見いだせると思います。まずは手に取った時、何を重要視するのかそのポイントを見ていきましょう。
まず大事なのが、読みやすさです。短編小説とはいえ、本を読むことに慣れていない人は、たった数十ページ読むだけでも、最初は結構疲れるもの。読みやすさの基準としては、物語が完結でわかりやすい、文字が大きくて見やすい、1ページ辺りの文字数が少ない、難しい言葉を使っていない、読み切り型で1話のストーリーが短いなどがあります。小学生でもわかるような簡単な言葉で、短く書かれた小説はとても読みやすく人気があります。
短編小説を選ぶ際には、時代背景も考慮すると、良い本に出会える確率が高まります。短編小説は様々な年代のものがあるので、時代背景も考慮して選ぶと、さらに自分に合った本を見つけることが出来ます。
現代の新しい作風のものから、古き良き昭和時代のものまで、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。特に、古い時代の作品は、言葉が難しいことも多く、昔の懐かしい時代背景に触れることが出来る反面、言葉から情景を理解するのが大変なこともあります。ですので、まずは昔のものから最新のものまで、一通り手にとってみて、イメージが広がりやすい作品を選んでみるのもおすすめです。
話題性も重要ですよね。まず何から読んでいいかわからない時、その時代ごとに話題になっている作品をピックアップすると、まず間違いないと思います。ランキングで上位に入っていたり、レビューが多く売れている作品というのは、やはり一度は読んでおきたいもの。メジャーな作品は、ドラマ化や映画化をされていることも多いので、映像と合わせて読んでみても楽しめますね。
短編小説では短く物語を終わらせなくてはならないため、物語が簡潔であったり起承転結の決の部分が読者にゆだねられている作品もあり、実写映画化は難しいとされ、実際に実写映画化された作品はあまり多くありません。しかし、小説では書ききれなかった細かな描写を映画化することにより描くことができます。そんな実写映画化された短編小説をご紹介します。
『螢・納屋を焼く・その他短編小説』という村上春樹さん作の書籍に収録されている物語の一つです。「僕」の彼女には複数の恋人がいて、そのうちの一人の趣味は納屋を焼くことという男に出会うお話です。2018年に韓国で映画化されました。
村上春樹さんの短編小説集「東京奇譚集」に収録されているお話で、2018年に実写映画化されました。サーファーの息子をハワイの海で亡くした母親が、「片足のないサーファーがいる」という話を耳にして…。吉田羊さん、佐野玲央さん、村上虹郎さんなどが出演しています。
伊坂幸太郎さんの作品で、2019年9月に公開されました。三浦春馬さんや多部未華子さん主演の恋愛映画で、人と人がつながっていく様子が描かれています。奇跡や運命とは何なのかと感じさせる作品です。
読書が好きな方の中には、本を書いてみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが短編小説です。簡潔な起承転結で物語が完成する短編小説は、物語を書くことが初めての方に向いています。
一般的に、400字詰めの原稿用紙で100枚程度までを短編小説とみなします。ほとんどの短編小説は30枚程度です。
短編小説を書くには、まず初めに世界観やテーマなどを決めます。そして結末を考え、アイデアを集めます。アイデアは決めた結末に持っていくために必要なので、日ごろから思い浮かんだアイデアは書き留めておくと良いでしょう。
大まかなイメージができたら、あらすじを決め、登場人物を考え、ペース配分を考えたらあとはひたすら書くのみです。
書いた作品は、出版社が主催するコンテストなどに応募してみてはいかがでしょうか。新たな才能が発掘されるかもしれません。
文藝春秋
幻冬舎
文藝春秋
新潮社
光文社
新潮社
新潮社
集英社
文藝春秋
新潮社
様々なジャンルから出版されている短編小説ですが、それぞれの立場によって、読みたい本は変わってきます。小説の良さというのは、日常生活を離れて、本の中の物語を味わうことが出来ること。時に恋愛だったり、家族の物語だったり、大事件だったり、色々なストーリーが本の数だけ存在します。読みやすい短編集だからこそ、限られた時間の中で、たくさんの物語に触れ、そこから何かの気付きを得て、自分の人生が少しでも明るくなったり、楽しくなっていく。短編小説には、そんな魔法のような力があると思います。ぜひ、皆さんもお気に入りの短編小説を見つけてみてはいかがでしょうか。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2019年04月27日)やレビューをもとに作成しております。
|
|
この記事に関する記事
2021年版!少女漫画の人気おすすめランキング40選【大人向けや完結作】
2021/01/19
2021年最新!おすすめホラー映画31選【トラウマ級のヤバいホラー】
2020/12/29
短編小説の魅力は、何といってもその手軽さと読みやすさにあります。長編小説は一度に読み切ることが難しく、どうしても途中で中断することが多いですが、短編小説は短時間でサクッと読み終えることが出来るので、ストーリーが記憶に残りやすいのが特徴です。
また、一冊のボリュームが少ない分、まとめ読みも可能で、一度にたくさんのストーリーを楽しむことも出来ます。気になる作者の作風を短時間で掴みやすいのもメリットですね。そんな短編小説の魅力を、ジャンル、読みやすさ、話題性を基準にランキングを作成しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。