星新一のおすすめ本ランキング15選【ショートショートの神様の名作】

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星新一の名作たちは小学生から大人まで幅広く楽しむことができ、未来を予言したかのような作品ばかりで考えさせられることも多いでしょう。そんな星新一の代表作「ボッコちゃん」や「気まぐれロボット」などをはじめとする数々の作品の選び方やおすすめランキングをご紹介します。

ショートショートの神様と呼ばれる天才作家、星新一

星新一と言えば、ショートショートの神様と呼ばれるほど、その作風はそれまでの日本文学の中に新たなジャンルを築いた作家ですが、その経歴は異色です。

 

1926(大正15)年、東京の現在の文京区で星製薬創始者の息子として生まれた星新一は、東京農業大学農学部に進み、一度は社長として経営者の道を歩んだものの会社を手放し、多くの挫折を経験、その後作家デビューしています。

 

こうして経歴の中で得た感性は多彩なジャンルに生かされており、その作風は時代が変わっても色あせないどころか、今の時代を予感させるような作品が多くあります。今回はページ数、ジャンル、収監作品数を基準に商品を選びました。

今だから読みたい星新一の人気おすすめランキング15選

15位

新潮社

白い服の男 (新潮文庫)

価格:464円(税込)

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情報監視社会を予見

この作品は、行き過ぎた監視社会の矛盾や問題点が見えてくる作品です。

作品の中のその国は、平和維持のため、いたる所に監視カメラや盗聴器があり、

その際たる監視役が「白い服の男」です。

 

個人情報保護法、人権擁護法案など、情報を監視する体制はどんどん強化されていますが、果たしてそれでいいのか、目的と手段が入れ替わっていくのではないのか、そんな危機感を感じさせます。

 

まさに、今の、そしてこれからの情報監視社会を予見させる作品と言えます。

収監作品数10編ページ数125

口コミを紹介

多様化する犯罪動機、その後の犯人認定過程、そして刑のあり方など現在大きな問題となっていることに対して新鮮な視点を提供してくれる表題作「白い服の男」。当初の予想とは異なる形で目標を達成してしまう「特殊大量殺人機」などを含めた全10篇。

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14位

新潮社

かぼちゃの馬車 (新潮文庫)

価格:529円(税込)

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文明が発達すればするほど人間が出来る事への教訓

ある日、高度な文明を持った宇宙人がやって来て、地球人にその高度な技術を教えてくれると言います。地球人は大喜びで宇宙人を歓待します。そして、技術を教えてもらう時、なんと宇宙船が爆発してしまいます。

 

ここから先は、想像できる人も多いと思いますが、文明が発達すればするほど、技術が進化すればするほど、それを使いこなすことで人間社会は便利になってきます。そして、いつしかそれは自分の力のように感じてしまいます。

 

この作品には、高度な技術も文明も、人間自身にその力があるわけではない、そうした教訓も含まれていますが、それ以上に、最後の地球人の言葉に、物事の心理があることに気づかされまず。最後の言葉に、確かにそうだ、と妙に納得させられる作品です。

収監作品数28編ページ数288ページ

口コミを紹介

本の名前にもなっている「かぼちゃの馬車」のお話が読みたくて購入しました。最高に面白く、それだけでも満足しましたが、他のお話も実に面白いです。登場人物に名前が付いていないせいか、何度読み返しても、毎回新鮮な感覚で楽しめるのが星新一ショートショートの特徴ですね。ずっと持っておきたい一冊です。

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13位

新潮社

だれかさんの悪夢

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インターネット時代の広告そのもの

「宣伝の時代」は作品の中の時代、個人そのものが広告媒体となっており、くしゃみをすればそのたびに風邪薬の広告、挨拶をすればそのたびに、契約した商品の説明が、ついでのように口から流れます。

 

しかし、インターネットの発達によって、無料で見られる動画やサイトは、まさにこの世界が現実になったと言えます。インターネット時代の広告そのものが描かれている作品です。

 

その他にも計47作品が収監された、ショートショート満載で、読み応えある一冊です。

 

 

収監作品数47編ページ数182ページ

口コミを紹介

言わずとしれた、星新一氏のショートショート集の一つである。SFという題材を扱っていながら、どこか現代社会の風刺に通じるブラックユーモア、読者をあっと言わせる意外な結末、ミステリアスなストーリーなど、読書の楽しみが全てつまっていると言えるだろう。

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12位

新潮社

ようこそ地球さん

価格:724円(税込)

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人類の行く末を考えさせられる一冊

表題だけ見ると、ファンタジーに思えますが、そこに収められた作品の数々は、まさに今、使われている便利な装置を予言していたかのようで驚かされます。

 

「デラックス拳銃」は、ある男性が世界一素晴らしい拳銃を完成させるという話ですが、その機能は、まさに今のスマホそのものです。一つの機械に、自分が使いたい機能を次々と加えていく様は、アプリを使って、スマホを自分仕様にして行く過程を彷彿とさせます。

 

「愛の鍵」は、鍵穴のある従来の鍵ではなく、自分が決めた言葉をささやけば開く鍵の話ですが、これもまた、今の進化したキーレス社会そのものと言えます。鍵という物質ではなく声や指紋、顔認証など、自分自身が鍵となる今の社会を予言したかのようです。

 

どの作品も、一つ一つは便利なようですが、それが進むとどうなるのか…。SFショートショートを中心とした、人類の行く末を考えさせられる作品が収監された一冊です。

収監作品数28編ページ数259ページ

口コミを紹介

この本は、星新一お得意のショートショート作品です。次々と繰り出せれる歯切れの良い作品群には星新一独特の社会諷刺やメッセージ性を誰もが感じるでしょう。息苦しい日常や人間関係に疲れたなーと思う時に、さあまたやるぞ!と思わせてくれる一冊、一生の友達になってくれるかも知れません。

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11位

角川書店

きまぐれロボット (角川文庫)

価格:410円(税込)

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周りのAI機器やペットにヒヤッとする作品

人間にとって便利であるものとしてつくられるロボットですが、果たしてそれでいいのか?私達を癒してくれると信じているペットですが、本当にそうなのか?

 

ロボットや宇宙人が出てくるSFファンタジーではありますが、その内容は決して軽くはありません。一見、ライトに見えて、そこに込められた人間への皮肉や違う視点から見た人間の滑稽さ、そうしたものが垣間見える作品です。

 

私達は常に人間を中心に考えがちですが、その視点をロボットやペットに移してみると、人間はこんなにも滑稽に見えるのか、とドキッとさせられたり、ニヤッとさせられたり、ヒヤッとさせられたり。

 

読んだ後、思わず周りのAI機器やペットを、違う目で見直してしまうかもしれません。

収監作品数31編ページ数174ページ

口コミを紹介

8才の息子の夏休みの読書用に買いました。結果は大正解で、読了後、自分から次は「へんな怪獣」を読みたいので本を買って欲しいと言って来ました。読書があまり得意ではなかったので、とても嬉しかったです。「へんな怪獣」もとても気に入って、大事に少しずつ読むと言っています。

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10位

新潮社

悪魔のいる天国 (新潮文庫)

価格:594円(税込)

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ブラックなオチが好きな人におすすめ

題名からも予想されますが、全体的にブラックなエスプリが効いた作品が多く収監されています。一見、便利で幸せな天国のような世界に生きているようでも、そこには思わぬ落とし穴がある、そんな世界が描かれた一冊です。

 

最近では、車の運転もオートマティック化が進みつつあり、まさに星新一の世界が一つずつ現実化しているかのように思われます。この作品は、今より、もうちょっと進んだ世界はこうなるのでは?と思わせる作品が詰め込まれています。

 

しかし、この心地良く楽な結末には、思わぬブラックユーモアが・・・それが、この作品の見どころと言えます。

収監作品数36編ページ数304ページ

口コミを紹介

乾いた文体がシンプルな内容に合っていて、下世話な感じがまるでしない。これ程の圧倒的な世界観・想像力・センス、内容の恐ろしさとリアリティは他に無い。SFなどくだらんと私はかつて思っていた、その思いが根底からひっくり返される作品集だ。

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9位

新潮社

なりそこない王子 (新潮文庫)

価格:562円(税込)

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人間の欲望が暴走した先にある結末

ショートショートとしては少し長めの作品が多く、人間の勝手な欲望や行動が描かれており、星新一作品の中でも人間臭さが色濃い一冊です。人間の勝手な欲望が暴走すると、その先にはどんな事が待っているのかを、星新一特有のひねりが効いた作品に惹きつけられます。

 

この中に収監されている「ものぐさ太郎」の姿は、まさに今の時代そのものです。

 

外に出る事、人に会う事が面倒な男が、得意な声帯模写と使いながら、ただ思いのままにいろんなところに電話をして、本人と信じて疑わない人たちが、どんどん振り回され、それに従ってものぐさ太郎も成り上がっていくという話です。

 

電話一本で電話一本、インターネットだけで全ての世界と繋がり、動かす事も出来る仮想現実の世界と、それに振り回される人間。しかし、本人は小さな部屋の中で寝そべったまま。何の責任も持たず、気まぐれで社会を振り回していく。

 

まさに、今のSNS社会を彷彿とさせる作品です。

収監作品数12編ページ数304ページ

口コミを紹介

20年近くも前の作品なのに、何故古くさくないのか。これは全ての星新一作品に共通していることだが、時代を特定するモノ、コトが出てこないのだ。だからこそ、何十年経っても読者を楽しませることが出来る。そんな魅力が詰まった作品群。それが『なりそこない王子』なのである。

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8位

新潮社

マイ国家 (新潮文庫)

価格:594円(税込)

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今だからこそ考えさせられる一冊

表題にもなっているこの作品に出てくる「マイ国家」は、何と理不尽な!と思ってしまいます。しかし、世界の中ではこんな理不尽な国も、どこかにあるのでは、でも自分とは縁遠い、そう思う人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、SNSが発達し、一人一人が自分の意見を自由に、匿名で発信し、簡単に攻撃する今の時代では、平和な日本であろうがどこであろうが、この主人公のように、一人一人が「マイ国家」なのでは、と考えさせられる作品です。

 

自分の理念だけで動いている自分という「マイ国家」。狂っているのは自分なのか、それとも侵入者なのか。今だからこそ、深く考えてしまう作品です。

収監作品数31編ページ数182ページ

口コミを紹介

皆さん同様、私も表題作「マイ国家」が大好きです。他にも「特賞の男」(秘められた真実にこめられた皮肉が強烈!)友情の杯」(人生について考えさせられます)など傑作ぞろいとなっております。星作品の中でも精鋭がそろっているこの短編集。是非ご覧あれ。

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7位

新潮社

おのぞみの結末 (新潮文庫)

価格:432円(税込)

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誰がのぞんだ結末か、問いかけられる作品

人は幸せな結末をのぞんでいる、と思いがちですが、実はそうではない、人の心理の闇が軽妙かつ丁寧な語り口で描かれています

 

「ひとつの目標」は、人間はどこに向かって進むのだろうか、目標を達成した後の人間の狂気について考えさせられる作品です。どんどんエスカレートし、やがて本来の目標とは大きくかけ離れた狂気へと進む様は、今のSNS時代を彷彿とさせます

 

あなたがのぞむ結末とは何ですか?と、問いかけられているような一冊です。

 

収監作品数11編ページ数224ページ

口コミを紹介

星新一ならではの新鮮な発想や奇想天外のストーリー展開で、意外な結末に運ばれるショートショート集。中には皮肉に富んだゾッとする結末も含まれており、表題との矛盾がまた楽しめます。

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6位

新潮社

エヌ氏の遊園地

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人間の優しさ、哀しさに揺さぶられる感情

星新一作品に欠かせない「エヌ氏」を中心として、星新一の人間観察の鋭さや時に優しさ、哀しさなどが垣間見える作品です。どんでん返しにホッとしたり、時にノスタルジックな感傷を感じたりと、読む人の感情を揺さぶる作品が多いのも特徴です。

 

なかでも、「殺し屋ですのよ」は、本来なら緊迫した状況なのにもかかわらず、それと似つかわしくない綺麗な言葉や不思議なシチュエーション、そしてあっと驚くどんでん返しと、星新一作品ならではの意外性の世界を楽しめます。

 

31編、320ページという分量はショートショートといえど、かなりの読み応えがあり、読んだ後、人間の生き方という長編小説を読んだような充足感があります。

 

思わず、自分の周りの「エヌ氏」を探してしまいそうになる、そんな一冊です。

収監作品数31編ページ数320ページ

口コミを紹介

大抵の星作品の主人公の名前は「エヌ氏」。これは「登場人物に特定の名前を付けると、その名前と同じ人物が読者の周りにいたときに、どうしてもその人のことが頭に浮かんでしまうため」だそうです。だからこそ、ニュートラルな状態で楽しめる星作品。その紳随意が『エヌ氏の遊園地』にはあります。

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5位

新潮社

ひとにぎりの未来 (新潮文庫)

価格:637円(税込)

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昔読んだときには、未来とはこうなるのか?と思った人も多いのではないでしょうか。便利で進化した未来、でもその結果、人間の存在価値はどこにあるのか?そう考えさせられる一冊です。

 

特に、「番号をどうぞ」は、マイナンバー制度だけでなく、数字に支配された今の世の中の便利さと危うさを感じさせられる作品で、その先見の明に驚かされます。

 

現代はたくさんの数字が溢れています。パスワードやID、数字を忘れてしまうと大変な事になります。その数字を無くしてしまったら、その人の存在価値はどうなるのか・・・今の時代の方が、よりリアルに感じられる作品の数々が詰まった一冊です。

収監作品数40編ページ数352ページ

口コミを紹介

一瞬見えた明るい未来。それに期待を馳せ、酔いしれ、安堵の表情を作ったのも束の間、まもなく訪れたいつもの日常。あるいは現状を遥かに下回る、果てしない絶望。「アンハッピーエンド」な話が多いですが、読み終えたあとに後味が悪い作品は無く、未来について考えさせられる深い読後感が癖になります。

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4位

新潮社

妖精配給会社 (新潮文庫)

価格:637円(税込)

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初期の傑作が詰まったショートショートを満喫できる一冊

星新一のショートショートを満喫したいなら、まずおすすめの、初期の傑作が揃った一冊です。368ページに収監された35編の作品は、そうなるの?!という驚きのオチや、未来にあり得そうな、今読んだ方が実感が沸く作品が多く揃っています。

 

表題にある「妖精配給会社」は、メルヘンチックな内容と思いきや、そのラストは人類の存亡の危機をも感じさせます。まるで今のAIペットのようで、一見、理想のペットに見えますが、耳障りの良い言葉ばかり聞いていると、人類はどうなってしまうのか?

 

人間にとって「可愛い」「幸福」と思っているものが、裏を返せば・・という、星新一独特の視点が冴えわたる、珠玉の一冊です。

収監作品数35編ページ数368ページ

口コミを紹介

物語としては全く古さと言うものを感じさせません。凄いです。少し捻りの利いた単発ドラマなどをテレビで目にすることが多少在るのですが、星新一の短編小説みたいなストーリーだったりする事が、多々在ります。それだけ斬新なアイデアが詰まった、短編集なのだと思います。

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3位

新潮社

未来いそっぷ (新潮文庫)

価格:594円(税込)

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最後は人の心の優しさに希望を持てる作品

馴染みのあるイソップ物語が、星新一の手にかかると、風刺が効いた現代版のイソップ物語に変わっていきます。人間社会への風刺や皮肉が込められた作品もありますが、そんな人間も、最後は優しくありたい、希望を持てる作品は読みごたえがあります。

 

なかでも、「ある夜の物語」は、どんなに時代が進んでも、人はこうであって欲しい、という願いを込めて、ぜひ読んでいただきたい珠玉の一編です。

 

クリスマス・イヴの夜、一人寂しく過ごす青年の元にサンタクロースがやって来ます。願いを一つ叶えると言われ、青年は考えます。サンタクロースは青年に教えられた病気の少女の元に。そして、サンタクロースは次々といろんな人の元を訪れます。

 

どんなに時代が便利になっても、SNSが発達しロボットが生活を便利にしても、最後は人の心が大切だという、温かな思いあふれる人気の作品です。

 

収監作品数33編ページ数320ページ

口コミを紹介

お馴染みのSF的物語は勿論、イソップ物語を元にした話も入っているので、初めて読む人も原作との違いから星さんの文章世界がよく分かると思います。星さんの文章は機械のように乾いており、その文は簡潔ですっきりしているけれども、その結末はさまざまな色を帯びており、とても面白いです。

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2位

新潮社

ボッコちゃん (新潮文庫)

価格:637円(税込)

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ぜひ読みたい星新一の代表作

星新一を代表する作品としても知られる「ボッコちゃん」は、まさに星新一の魅力が詰まった星新一ワールドと言えます。子供から大人まで楽しく読めて、大人はそのオチの深さにゾッとさせられたり深い感銘を受けさせられます。

 

「おーいでてこい」は、今読むと、とてもフィクションとは思えない、ゾッとさせられる要素が詰まった秀逸な作品であり、遠くない未来の地球を憂いた作品ともいえます。

 

台風が過ぎ去った後に出来た大きな穴、「おーい でてこい」と呼びかけるものの、何の返事もありません。そこで村人は、小石を投げてみますが、全く反応はなく、村人たちはその穴を底なし穴と決めつけて、いろんなものを投げていき、最後には・・・。

 

決して他人事でもなく、フィクションでもない、そして今まさに、その瞬間を迎えようとしているのでは、という思いにゾッとさせられ、考えさせられる話です。

 

未来の人類が抱えるであろう問題や、起こりえる姿を、短いセンテンスの中に驚きのオチを持たせる、まさにショートショートの傑作集です。それもそのはず、収められた作品は、作者自身が選りすぐった50編、星新一を代表する、おすすめの一冊です。

収監作品数50編ページ数352ページ

口コミを紹介

星の鋭い感性と、アッと驚くような展開に、うきうきして読み進めてしまう。星自身が選んだ50編ということもあって、粒ぞろいの良質な作品で全体が構成されている。特に短い作品で鮮やかな展開を示す作品が多いのには、驚かされる。正に、ショート・ショートの申し子である。

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1位

新潮社

午後の恐竜 (新潮文庫)

価格:497円(税込)

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傑作中の傑作、言葉を失う衝撃のラスト

派手な話題性や、たくさんの作品が詰まったわけではありませんが、多くの人が「衝撃のラスト」「傑作中の傑作」と声をそろえる作品が収監された、根強い人気を持つ一冊です。

 

ある日突然、街に恐竜が現れます。人々は驚きますが、その恐竜は形が無く映像のようなもので、自分達に危険なないと知った人間は、すぐにその存在に慣れていきます。映像で現れるものの進化がドンドン進み・・・やがて人々は本当に異変に気付きます。

 

大きな危機は、音もなく私たちの生活の中に馴染んでいるだけで、決して消えたわけではない。本当の姿に気付いた時にはもう遅い、その前に気付くべき、そんな教訓を含んだ作品です。映像化されたのに、DVDに入っていないのを残念がる声も多数あります。

収監作品数11編ページ数224ページ

口コミを紹介

現代社会に突然出現した巨大な恐竜の群れ。表題作「午後の恐竜」は、地球の運命をシニカルに描く問題作。ラストに向かうにつれて増していくスピード感、そしてだんだん明らかになる結末は衝撃的。1000を越えるSSの中でも3本の指に入る名作、是非読んでもらいたい。

出典:https://www.amazon.co.jp

本の選び方

星新一は多くの作品を残しているため、その選び方も様々です。

SFから翻訳まで、ジャンル別にみる星新一作品

星新一作品は、一話が数ページという、まさにショートショートな作品から、後年の作品には、長編の伝記作品やノンフィクションも発表しています。また、ドラマ化、アニメ化された作品もあり、作風もSF、ファンタジー、童話、エッセイ、伝記、翻訳とジャンルも幅広いのが特徴です。

そこで、多彩な星新一作品を、ジャンル別でご紹介いたします。

ショートショート作品

星新一を初めて読んでみる方は、15冊セットになったショートショートセレクションから選んで読んでみる事もおすすめします。星新一作品を代表する作品が収監されており、初めて読む人には読みやすいセレクションとなっています。

 

また、昔読んだけど、もう一度読み返したい人にとっても、SFからファンタジー、ブラックユーモアまでまんべんなく揃った星新一ワールド満載のセットです。

エッセイ

エッセイは、星新一作品そのままに、大変な時期を過ごしたことも、客観的な、どこか俯瞰した目で語られるエッセイは、星新一ワールドが生み出された源流がそこに読み取れます。

また、奇想天外で、人の意表を突くあの作品は、こうした体験やアイディアから生まれたのか!と、思わず納得してしまうエピソードが満載です。

 

なかでも、この「できそこない博物館」は、作品としてデビューできなかったアイディアやネタや、奇想天外な作品が生まれるまでの背景など、ショートショートの卵が詰まった玉手箱のような一冊です。

 

 

 

ノンフィクション

星新一のノンフィクションは、これまでのショートショートやエッセイとは、文体も内容も全く異なり、重く心にのしかかる内容なのですが、それを淡々と描き出す手腕は、小説家というよりは、一流のルポライターのようです。

 

この作品は、星新一の父であり、星製薬を創立した星一氏の伝記となっていますが、この後、続編も発表され、時代を読み解くうえでも、貴重な一冊と言えます。

翻訳作品

意外なところでは、翻訳作品もあります。フレドリック・ブラウンはSF短編作家で、星新一自身、ブラウン作品では「火星人ゴーホーム」を好んだとの事です。この作品は、SFブラックユーモアで、星新一作品にも大きな影響を与えていると言われています。

 

その他にも、イギリスのSF作家ジョン・ウィンダム著「海竜めざめる」などの翻訳作品があり、そのどれもが、星新一特有の軽妙かつわかりやすい表現で描かれています。難しく感じがちな海外のSF作品も、星新一というフィルターを通すと読みやすくおすすめです。

メディア化された作品

星新一の作品は、読者の想像を超えた展開、意表を突くどんでん返しが多いうえに、特定の時代や国を感じさせない作品が特徴です。そのため、ドラマ化やアニメ化された作品も多くあります。

DVD化された作品

星新一作品は、映像化されたものも多数あります。 2008年4月から1年間にわたりNHKで「星新一 ショートショート」として放送された作品は、DVD化されています。もちろん、ランキングにある名作もあります。

 

放送された作品の中から50作品を厳選、 各10編ずつ5枚のDVDに収められています。クリエイター集団が携わり、アニメーション作家の手によって、より分かりやすい映像として甦っていますので、どれから読めばいいのか迷った時には、映像もおすすめです。

人形アニメーション化された作品

この作品は、「花ともぐら」という題名で、人形アニメーションとして15分という短い作品として発表されました。ナレーションは岸田今日子さんが務め、第22回ベネチア国際映画祭銀賞、1970東京都教育映画コンクール・金賞を受賞した作品です。

心がほっこりとする、温かな星新一ワールドに心癒されます。

 

アニメ化された作品

星新一没後10年企画として「星新一ショートショート劇場」が企画され、大好評を博しレギュラー番組化もしました。アニメ自体も10~15分と短い作品となっています。小説で読んだことのある作品でもまた違った風に感じ取れると思うので、ぜひご覧になってみてください。

漫画化された作品

星新一の小説は短編で読みやすいですが、漫画化されより読みやすくなった作品もあります。原作が忠実に再現されていて、原作ファンでも楽しむことができます。

 

漫画を読んだ後に小説を読むと、文字だけで、これほど少ない文章で多くのことを読者に伝え訴えかけてくる星新一のすごさもわかると言われています。

星新一の人生を知る伝記

星新一の生涯だけでなく、その家系にまで遡り、「星新一」という作家が生まれ、1001話を書き上げるまでの葛藤や凄まじいエピソードが詳細に描かれた一冊です。

 

母方の大伯父は森鴎外というルーツや、時代と国家に立ち向かった父、星一の壮絶な生き方など、星新一という一人の作家の複雑な一面を生み出した背景には驚愕させられます。

 

また、SF作家としての苦悩や、日本文学界における星新一への評価や他の作家に対する複雑な思いを知ることで、星新一作品の裏側に隠された思いが見えてくるようです。

年代別で作品を選ぶ

星新一の作品は読みやすいものが多く幅広い年代に愛されている作品ばかりですが、特に小学生や中学生に読みやすいものを選ぶという方法もあります。

小学生

小学生にはタイトルやあらすじから興味がわいて読み進められるような作品を選ぶと良いでしょう。

 

表紙がかわいい『すこしふしぎ傑作集』やロボットやネコという興味を引きやすい題材のショートショートが収録されている『気まぐれロボット』などがおすすめです。

中学生

中学生になったら、少し考えさせられるような作品をおすすめします。

 

特に『マイ国家』や『なりそこない王子』などは現代のSNS社会を彷彿とさせるような内容で、SNSを使い始める、あるいは使い始めて少し経ったであろう中学生にはぴったりです。

大人

大人の方にはブラックユーモアの利いた『悪魔のいる天国』や人間の優しさなどに触れる『エヌ氏の遊園地』『未来いそっぷ』など様々な人生経験を積んできた大人だからこそ楽しめる作品などがおすすめです。

長編のものを選ぶ

ショートショートの神様として短編小説が有名な作家である星新一ですが、長編や中編の作品もあります。『気まぐれ指数』『夢魔の標的』『声の網』『ブランコの向こうで』などが長編小説です。

 

普段の短編小説とはまた違った星新一ワールドを楽しめること間違いないでしょう。長編小説が好きな方にも星新一が好きな方にもおすすめの作品たちばかりです。

星新一の名作のご紹介

星新一の作品は有名なものばかりですが、これだけは押さえておきたいという不朽の名作や代表作、また、印象深い作品をご紹介します。

代表作!ボッコちゃん

ボッコちゃんという文庫本の表題作でもあります。

 

あるバーで人気の美人店員には実はある秘密がありました。その秘密をめぐって周囲の人たちが巻き込まれていくというお話です。

 

子供にも読みやすく人気の作品です。

穴はどうなる?「おーい、でてこーい」

文庫本「ボッコちゃん」に収録されているショートショートです。

 

この作品は中学生の英語の教科書にも載っているそうです。

 

台風の後に直径1メートルほどの深さの穴が発見されました。若者が叫んでも石を投げても反応はなく、穴を底なし穴と決めつけた人々は、やがて人々は穴をどうするのでしょうか。

 

この穴を現代社会に置き換えて考えると、読み終えた後にぞっとし考えさせられる作品でしょう。今一人一人が意識を変え生活していくためにぜひ読んでいただきたい1冊です。

子供から読みやすい!気まぐれロボット

星新一と言えば優れたSF小説作家としても有名ですが、気まぐれロボットもそのSF作品の名作の一つです。

 

料理や掃除などをしてくれ、退屈すれば話し相手になってくれるなんでもできるロボットを連れて島の別荘に出かけたエヌ氏。しかし、ロボットはだんだんとおかしな行動をとり始めます。博士の不思議な発明や発見が色々な騒動を巻き起こしていく作品です。

 

子供から大人まで幅広い世代が楽しめる作品となっています。

文庫本39冊にわたる!星新一の作品全集「ショートショート1001」

星新一の作品をすべて読みたい!という方にはこちらの全集「ショートショート1001」がおすすめです。文庫本39冊にわたる短編と、文庫本に未収録のショートショートを含め1048編を全てがこの3冊に収録されています。

 

重たく分厚い本ですが、中身はショートショートの作品を集めているのでお家で毎日少しずつ読み進めるのがおすすめです。

その他の本の記事はこちらから

この他にも本の記事がございますので、そちらも合わせてご覧ください。

星新一のおすすめ本比較一覧表

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    新潮社

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    新潮社

  • 10
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    新潮社

  • 11
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    角川書店

  • 12
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    新潮社

  • 13
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    新潮社

  • 14
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    新潮社

  • 15
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    新潮社

  • 商品名
  • 午後の恐竜 (新潮文庫)
  • ボッコちゃん (新潮文庫)
  • 未来いそっぷ (新潮文庫)
  • 妖精配給会社 (新潮文庫)
  • ひとにぎりの未来 (新潮文庫)
  • エヌ氏の遊園地
  • おのぞみの結末 (新潮文庫)
  • マイ国家 (新潮文庫)
  • なりそこない王子 (新潮文庫)
  • 悪魔のいる天国 (新潮文庫)
  • きまぐれロボット (角川文庫)
  • ようこそ地球さん
  • だれかさんの悪夢
  • かぼちゃの馬車 (新潮文庫)
  • 白い服の男 (新潮文庫)
  • 特徴
  • 傑作中の傑作、言葉を失う衝撃のラスト
  • ぜひ読みたい星新一の代表作
  • 最後は人の心の優しさに希望を持てる作品
  • 初期の傑作が詰まったショートショートを満喫できる一冊
  • 人間の優しさ、哀しさに揺さぶられる感情
  • 誰がのぞんだ結末か、問いかけられる作品
  • 今だからこそ考えさせられる一冊
  • 人間の欲望が暴走した先にある結末
  • ブラックなオチが好きな人におすすめ
  • 周りのAI機器やペットにヒヤッとする作品
  • 人類の行く末を考えさせられる一冊
  • インターネット時代の広告そのもの
  • 文明が発達すればするほど人間が出来る事への教訓
  • 情報監視社会を予見
  • 価格
  • 497円(税込)
  • 637円(税込)
  • 594円(税込)
  • 637円(税込)
  • 637円(税込)
  • 円(税込)
  • 432円(税込)
  • 594円(税込)
  • 562円(税込)
  • 594円(税込)
  • 410円(税込)
  • 724円(税込)
  • 円(税込)
  • 529円(税込)
  • 464円(税込)
  • 収監作品数
  • 11編
  • 50編
  • 33編
  • 35編
  • 40編
  • 31編
  • 11編
  • 31編
  • 12編
  • 36編
  • 31編
  • 28編
  • 47編
  • 28編
  • 10編
  • ページ数
  • 224ページ
  • 352ページ
  • 320ページ
  • 368ページ
  • 352ページ
  • 320ページ
  • 224ページ
  • 182ページ
  • 304ページ
  • 304ページ
  • 174ページ
  • 259ページ
  • 182ページ
  • 288ページ
  • 125

まとめ

40年以上前の作品にもかかわらず、今の世の中を生きていくうえで、どんな視点を持てばいいのかなど、参考になる部分がたくさんあると思います。時代を先読みしたような星新一作品の数々、興味を感じた一冊があれば、ぜひお読みになってみてください。

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