吉田修一作品のおすすめ人気ランキング12選【実はハーフ?代表作も紹介】
2024/08/30 更新
純文学からエンタメ小説まで幅広い作風で人気の作家・吉田修一は、芥川賞をはじめとし数多くの賞を受賞しています。今回は、吉田修一作品の選び方や、おすすめ作品をランキング形式でご紹介します。代表作や最新作も紹介しますのでぜひご覧ください。
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目次
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今回の記事では吉田修一の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
幅広い作風で人気の作家・吉田修一の魅力
ハーフと噂されるほど彫りが深く、イケメンで知られる吉田修一は、純文学作家としてもエンタメ作家としても高く評価されている作家です。幅広い作風が魅力の彼は、エンタメで山本周五郎賞、純文学で芥川賞を受賞する快挙を見せています。
ドラマ化や映画化された小説も多く、幅広い年齢層の読者に愛されており、人気の高い作品も数え切れません。犯罪が絡む重たいテーマの作品もあれば、爽やかな青春作品、スリルあるスパイものもあり、その豊富な作品群の中から読んだらいいか迷ってしまいます。
そこで今回は、吉田修一作品の選び方や代表作・おすすめ作品をランキング形式で紹介します。ランキングは、作品の舞台・映像化されている作品・読み手の気分を基準に作成しました。作品を選ぶ際の参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
吉田修一のシリーズ作品のおすすめ
中央公論新社
続横道世之介
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
ファン待望のシリーズ続編
吉田修一の代表作のおすすめ
幻冬舎
パレード
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
衝撃のどんでん返しを楽しめる作品
ルームシェアをしている男女4人の物語です。デジタル社会と人間関係の危うさを、吉田修一の文章の上手さで巧みに描いています。最後に待っている予想もしないラストは必見です。
この作品は第15回山本周五郎賞しました。同年には別作品で芥川賞を受賞しており、純文学賞と大衆文学賞のダブル受賞で話題になった作品でもあります。
出版日 | 2002年2月10日 |
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ジャンル | 青春 |
吉田修一作品の選び方
吉田修一作品の中には、映像化された作品や文学賞を受賞した代表作など、評判になった作品が数多くあります。自分に合った選び方で作品を選んでみましょう。
ジャンルで選ぶ
幅広いジャンルの作品を生み出しているのも吉田修一の特徴です。初めて吉田修一作品を読むなら、純文学やエンタメ作品など、自分が好きなジャンルを選んでみましょう。
美しい文体を楽しみたいなら「純文学」がおすすめ
純文学とは、大衆小説に対し「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いた作品を指します。文学賞でいうと、芥川賞は純文学の賞です。吉田修一の作品は、芸術性の高い言葉やフレーズを使った美しい文体が純文学として高く評価されています。
美しい言葉の作品が読みたい方におすすめのジャンルです。
吉田修一作品初心者なら代表作も多い「エンタメ小説」がおすすめ
吉田修一が作家として評価されている理由の一つとして、純文学とエンタメ小説の垣根を超えて読者を楽しませる点が挙げられます。物語に緩急があるため、初めて読む方にもおすすめです。彼の代表作「悪人」や「怒り」もエンタメ小説に含まれます。
吉田修一は、純文学の賞である芥川賞と、優れた大衆文学に与えられる山本周五郎賞を同年受賞した珍しい作家です。芸術性を併せ持ったエンタメ作品として、純文学好きの方も楽しめます。
青春を思い出したいなら「青春作品」がおすすめ
吉田修一は、若者を主人公にした青春小説をたびたび描いており、吉田修一自身の実体験に基づいた作品もあります。世代の若い読者も大人の読書も共感したり、懐かしみながら楽めるリアリティ溢れる物語です。
青春のキュンとするような気持ちに戻りたい方や、若い世代の方で主人公と同じ目線で物語を楽しみたい方は、吉田修一の青春作品がおすすめです。
文学賞を受賞した代表作で選ぶ
吉田修一の作品の中には、文学賞を受賞した作品が数多くあり、それらが代表作として知られてます。
デビュー作が読みたいなら「文學界新人賞」がおすすめ
文學界新人賞は、文芸雑誌「文學界」で公募が行われる純文学系の新人賞です。吉田修一は、この賞の受賞がきっかけで小説家としてデビューしました。吉田修一の原点とも呼べる作品が読みたいなら、文學界新人賞を受賞した「最後の息子」がおすすめです。
優れた大衆文学として認められた作品なら「山本周五郎賞」がおすすめ
山本周五郎賞とは、新潮文芸振興会主催・新潮社が後援する、優れた大衆文学に贈られる賞です。吉田修一は、2002年に山本周五郎賞と、純文学の賞である芥川賞をダブル受賞して話題を呼びました。
文学的に評価されたエンタメ作品が読みたいなら、山本周五郎賞受賞作である「パレード」がおすすめです。
文学的な評価の高い作品なら「芥川賞」がおすすめ
芥川賞は(芥川龍之介賞)は、純文学の文学賞です。吉田修一は、2002年に「パーク・ライフ」で芥川賞を受賞しました。文学的に最も評価された作品が読みたいなら、こちらの作品がおすすめです。
下記の記事では、芥川受賞作品について詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。
質の高い作品として評価された作品なら「大佛次郎賞」がおすすめ
大佛次郎賞とは、朝日新聞社が主催する文学賞です。日本語の散文作品として質が高いものや、人間精神への鋭い洞察を含む作品、歴史・現代文明の批評としての意義が高い作品に与えられます。
吉田修一は、2007年に「悪人」でこの賞を受賞しています。文章の美しさを高く評価されている吉田修一ですが、この作品はその中でも文章としての質の高さを評価された作品です。
作品の舞台で選ぶ
吉田修一作品では、彼の出身地である長崎を中心とした九州を舞台にした作品が多くありますが、海外を舞台した作品もあります。
吉田修一のルーツとなった「長崎が舞台の小説」がおすすめ
吉田修一作品の中には、作者の出身地である長崎を中心に九州を舞台にしている作品が数多くあります。出身地ならではの細かな描写は九州の豊かな自然を感じさせ、地方都市に住む人々が抱える問題などの心情も丁寧に描かれています。
吉田修一の思い入れの強さを感じ、九州を訪れてみたくなる作品が多く、九州に縁のあるか方もない方も広く楽しめる作品です。
外国の風景を想像しながら楽しむなら「海外が舞台の作品」がおすすめ
吉田作品の中には、日本ではなく海外を舞台にした作品もあります。AN通信の「鷹野一彦シリーズ」の3部作は、日本と海外を舞台に活躍する産業スパイを主人公とし、日本国内から飛び出して事件を追う物語です。
また、台湾新幹線の着工から開業までの大きなプロジェクトを中心に物語が展開していく「路」では、台湾人との交流など人と人のつながりや自然豊かな台湾の情景が美しく描かれています。台湾を訪れた経験のない方も訪れてみたくなる1冊です。
下記の記事では、ベストセラーになった海外小説について詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。
映像化された作品を選ぶ
吉田修一作品の中には、映画化やドラマ化された作品など、映像化したものがあります。映像とあわせて楽しむのもおすすめです。
映画と一緒に楽しみたいなら「映画化された作品」がおすすめ
吉田修一作品の「悪人」や「怒り」「太陽は動かない」などは、映画化されて話題になりました。普段小説を読まない方でも、映像化されている作品なら親近感もわきやすいので、おすすめです。
先に映画を見てから小説を読めば、ビジュアルイメージがはっきりとできた状態で楽しめます。また、小説を読んでから映画を見れば小説との違いを楽しめるので、ぜひ映画と小説をセットで楽しんでみてください。
テレビドラマが好きなら「ドラマ化された作品」がおすすめ
テレビドラマが好きでよく見る方は、テレビドラマを見てから小説を楽しむのがおすすめです。展開やラストの結末の違い、登場人物の設定の違いなど、両方見てみると細かな違いを発見できます。
また、もちろん先に原作を読むのもおすすめです。どんなキャストが演じるのか想像しながら小説を読んでみるとより一層楽しめます。
下記の記事では、ドラマ化・実写化された小説について詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。
読み手の気分で選ぶ
本を読んでどんな気持ちになりたいか、今どんな気分なのかなど、自分の気持ちに注目して本を選ぶのもおすすめです。
元気がないときには「爽やかな気分になれる小説」がおすすめ
元気がないときに重たいテーマの本を読んでしまうと、読み進まなくなったり、読む前よりも暗い気持ちになったりしてしまう場合があります。元気がないときには、青春をテーマにした小説や、爽やかな情景が目に浮かぶ作品をおすすめします。
「横道世之介」シリーズは、闇を抱えた登場人物が多い中でそれでも笑顔で明るく生きていく登場人物に元気をもらえる作品です。読後感の爽やかさが、読み始める前の暗い気持ちを吹き飛ばしてくれます。
スリリングな気分を楽しむなら「スパイが活躍する作品」がおすすめ
スリリングな気分を味わいたいときには、スパイが活躍する作品がおすすめです。物語のテンポが良くどんどんストーリーが進んでいくので、ページをめくる手が止まらず一気に物語を読み進められるかもしれません。
家でゆっくり過ごすなら「考えさせられる物語」がおすすめ
吉田修一作品の中には、重たいテーマで読み手を深く考えさせる作品も数多くあります。元気がないときに読むのはおすすめしませんが、家でゆっくり過ごしたい気分のときなどにはこういったテーマの作品にも挑戦してみてください。
「悪人」「怒り」などは重たいテーマの作品の代表作です。登場人物それぞれの視点で考えると誰が悪くて誰が良いのかなど、人間の嫌な部分や共感できる部分などが丁寧に描かれています。
読者の評判を知るには「Amazonの評価」をチェック
一般の読者の口コミは、読む作品選びをする上で参考になります。口コミを参考にするなら、Amazonの評価を見るのがおすすめです。星の数やレビューの数からどれほど評価されてるかがわかり、参考にしながら読む作品を選べます。
レビューを読むときに、ネタバレになる内容が書かれているものもあるので、ネタバレが気になる方は気を付けましょう。
読書好きの間で話題にするなら「最新作」がおすすめ
吉田修一の最近の作品が読みたいなら、最新作を選んでみるのがおすすめです。読書好きの間では人気作家の最新作は話題になり、吉田修一の最近の興味や関心を伺い知れるかもしれません。初期の頃の作品と読み比べれば、作風の違いを楽しめます。
現在の最新作は2022年1月に発売された「ミス・サンシャイン」です。今までにない恋愛小説ですので、ぜひ読んでみてください。
吉田修一のシリーズ作品人気おすすめランキング5選
幻冬舎
太陽は動かない
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
鷹野一彦シリーズ第一作目
主人公の鷹野はもちろん、脇役ののキャラクターも個性にあふれており、物語には実在する場所が登場したりリアリティのある企業が出てきたりと、細部まで楽しめる作品です。鷹野一彦シリーズ作品は、全部で3部作で構成されています。
「太陽は動かない」のほか、「森は知っている」「ウォーターゲーム」があります。ぜひ、3部作続けて読んでいただきたいシリーズです。
出版日 | 2014年08月05日 |
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ジャンル | エンタメ作品 |
口コミを紹介
吉田修一作品にハマっています。テンポよく進みハラハラドキドキです。
「森は知っている」を読んでからがオススメです。
幻冬舎
森は知っている
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
意外なクライマックスを迎える大人気シリーズの第二作目
機密情を高値で売りさばくのを生業とするトレジャーハンターたちの活躍を描いた「太陽は動かない」の主人公・鷹野一彦が17歳の頃の物語です。「太陽は動かない」が好きなら、ぜひこちらの作品もチェックしてみましょう。
シリーズを通して読んでみれば、よりキャラクターについての理解が深まります。
出版日 | 2015年4月22日 |
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ジャンル | エンタメ作品 |
口コミを紹介
きれっきれの文。時々無性に読みたくなる・・
気持ちが直る。逆療法か、ロックか?
幻冬舎
ウォーターゲーム
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
心地よいスピード感が特徴のシリーズ第三作目
AN通信「鷹野一彦氏シリーズ」の第三作目です。こちらも人公の鷹野一彦、同僚の田岡亮一、ライバルのデイビット・キム、謎の美女AYAKOなど、個性豊かな登場人物が活躍します。
吉田修一はこちらの作品を「シリーズ最後の作品」と公言しています。吉田修一の作品の中では、エンターテイメント性の高いスピード感が特徴のスパイ作品シリーズです。
出版日 | 2018年5月24日 |
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ジャンル | エンタメ作品 |
口コミを紹介
一気に読めると言うか、本のスピードが早くて早くて、更に先を知りたくて早くなる。そんな感じで、読んでしまいました。まるでスパイ映画を観ていた様な読後感です。
文藝春秋
横道世之介
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
高良健吾×吉高由里子で映画化された小説
吉田修一の小説の中でも、青春を感じられる作品です。 第7回本屋大賞では第3位に選ばれ、第23回柴田錬三郎賞を受賞作しています。 2013年には沖田修一監督、高良健吾と吉高由里子で映画化もされました。
爽やかな青春を描いており、元気がないときに読むと優しい気持ちになる一作です。大学卒業後の横道世之介の姿を描いた「続・横道世之介 」も、2019年2月に発売されているので、ぜひ続編と一緒にお楽しみください。
出版日 | 2009年9月20日 |
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ジャンル | 青春 |
口コミを紹介
いろんな人に様々な一面があり、誰しもが誰かに支えられて生きているのだと思います。きっともう一度会うことは叶わないが、過ごした日々の事に思いを馳せると、笑顔になり、じんわり心を温めてくれる、そんな一冊です。
中央公論新社
続横道世之介
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
ファン待望のシリーズ続編
主人公である横道世之介の大学生時代を描いた青春小説「横道世之介」の続編の物語です。前作から異なる点もありますが、鮨職人を目指す友達や美しいヤンママと息子など、個性豊かな登場人物が物語を盛り上げます。
読み始めると引き込まれてしまう、ファンの多い作品です。前作と一緒に楽しむより楽しめます。
出版日 | 2019年2月20日 |
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ジャンル | 青春 |
口コミを紹介
前作を読んでからの方が楽しめると思います。前作を読んで気に入った方なら、きっと読んで後悔することはありません。
吉田修一のシリーズ作品おすすめ商品比較一覧表
※ 表は横にスクロールできます。
吉田修一の代表作人気おすすめランキング7選
口コミを紹介
でも結局この物語には心地よい時間と誰もが目にする世間・・・そんなものが込められだけにすぎないのだろうけど・・・でもページを進めさせる力は間違いなく本書にはあった
文藝春秋
最後の息子
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
第84回文學界新人賞を受賞したデビュー作
本書タイトルの「最後の息子」を含む吉田修一の第一作品集になります。吉田修一のデビュー作であり、吉田修一好きなら必ず押さえておきたい1冊で、短篇「破片」と、水泳部員たちの夏の一瞬を爽やかに描いた「Water」の2作を収録しています。
出版日 | 1999年7月 |
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ジャンル | 短編集 |
口コミを紹介
吉田修一は、素晴らしい。芥川作家にふさわしい。全部の短編は面白かった。
文藝春秋
ミス・サンシャイン
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
80代の女性との恋を書いた最新作
80代の女性に恋をした大学院生を描く、あたたかく優しい物語です。主人公はかつての名女優・鈴さんのもとへアルバイトに行き、そこでの交流で大切なものを得ていきます。登場人物の年齢の幅が大きいため、さまざまな年代の読者の心を掴みます。
80代の女性は懐かしく、20代の男性は全く新しい気持ちで読める小説です。
出版日 | 2022年1月 |
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ジャンル | 恋愛 |
口コミを紹介
80代の往年女優と大学生の青年の間に生まれる心の通い愛は
まるで今咲いた梅の香のようでふわ〜っとした空気に包まれたかのような
肩の力が抜けないような日々の中での一輪のあたたかさのような読後感
文藝春秋
路
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
爽やかな読後感!台湾新幹線に関わる人の出会いと別れ
台湾の季節感や匂いなどが、吉田修一の美しい文章で色鮮やかに描かれています。抑揚が大きいスリリングな作品ではないですが、登場人物の温かい想いを感じて爽やかな読後感に包まれます。
美しい情景が目に浮かぶこちらの作品は、台湾でも人気が高く台湾人の友人に勧められた日本人の方もいるようです。台湾が好きな方やこれから台湾に行く予定のある方は、ぜひチェックしてみてください。
出版日 | 2012年11月1日 |
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ジャンル | 恋愛 |
口コミを紹介
台湾への愛があちこちに溢れていて、それと同時に登場人物達の暖かさが胸に沁みる。涙が出るような場面でもないのに、思わず涙したり自然と笑がこぼれる、本当に良い話だ。
朝日新聞出版
悪人
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
映画も大ヒットした不朽の代表作
毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した、吉田修一の代表作の1つです。映画化も大きな話題となりました。地方の若者の疎外感や孤独感、高齢化社会など、現代の日本社会の問題が丁寧に描写されています。
読んでいる最中や読後に、悪人とはだれを指すのか、加害者だけが悪人なのかを考えさせられます。登場人物それぞれの視点によって、悪人が誰なのかが変わっていくような気持ちにさせる作品です。
出版日 | 2018年7月6日 |
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ジャンル | ミステリ |
口コミを紹介
ストーリー自体に共感するっていうのは無いのですが、心理描写が上手くて、ところどころ切なくなりました。最後まで一気に読めます。映画も見てみようかな。
中央公論新社
怒り(上)
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
渡辺謙が主演で映画化された吉田修一の小説
監督李相日・主演渡辺謙で映画化され話題になり、こちらの映画がきっかけで吉田修一作品にはまった方も多いといいます。他人を信じる難しさや、信じるとは何かを考えさせられると同時に、他者を信じる尊さを感じられます。
上下巻と続く作品なので、是非2巻を同時に購入して読んでみてください。
出版日 | 2016年1月 |
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ジャンル | ミステリ |
口コミを紹介
面白くスラスラ読めました。それぞれの立場になって読めるストーリーでした。
幻冬舎
パレード
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
衝撃のどんでん返しを楽しめる作品
ルームシェアをしている男女4人の物語です。デジタル社会と人間関係の危うさを、吉田修一の文章の上手さで巧みに描いています。最後に待っている予想もしないラストは必見です。
この作品は第15回山本周五郎賞しました。同年には別作品で芥川賞を受賞しており、純文学賞と大衆文学賞のダブル受賞で話題になった作品でもあります。
出版日 | 2002年2月10日 |
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ジャンル | 青春 |
口コミを紹介
この作家、多彩。デジタルな関係の社会と人間関係の危うさを見事に描く。吉田の視点の奥にある余裕がまた怖い。文章が上手いだけに。
吉田修一の代表作おすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 出版日 | ジャンル | |
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1位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
衝撃のどんでん返しを楽しめる作品 |
2002年2月10日 |
青春 |
|
2位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
渡辺謙が主演で映画化された吉田修一の小説 |
2016年1月 |
ミステリ |
|
3位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
映画も大ヒットした不朽の代表作 |
2018年7月6日 |
ミステリ |
|
4位 |
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
爽やかな読後感!台湾新幹線に関わる人の出会いと別れ |
2012年11月1日 |
恋愛 |
|
5位 |
|
Amazon 楽天 ヤフー |
80代の女性との恋を書いた最新作 |
2022年1月 |
恋愛 |
|
6位 |
![]() |
Amazon 楽天 ヤフー |
第84回文學界新人賞を受賞したデビュー作 |
1999年7月 |
短編集 |
|
7位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
芥川賞を受賞した話題の一作 |
2004年10月 |
純文学 |
|
※ 表は横にスクロールできます。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
作家・吉田修一の人物像を知ろう
ここでは、作家・吉田修一本人の人物像について、出身地や経歴などを詳しくご紹介します。初めて作品に触れる方もぜひ参考にしてください。
吉田修一の出身地や実家について
吉田修一の実家は、長崎の酒屋です。幼い頃は弟と酒屋の段ボールで遊んだなど、微笑ましいエピソードもあり、度々地元である長崎を舞台にした小説を描いています。吉田修一に馴染みのある場所や風景が度々登場するのも注目ポイントです。
気になる吉田修一はハーフとの噂
吉田修一はイケメン作家としても話題で、彫りの深さや端正な顔立ちからハーフだと思われがちです。しかし、2017年に亡くなられた父も日本の方で、ハーフではありません。独身の吉田修一ですが、女性経験の豊富さが作品にも伺えます。
「女たちは二度遊ぶ」に登場する女性たちは、実際に吉田修一自身が出会ってきた女性だといい、さまざまな女性たちとの関わり方を垣間見るのもおすすめです。
吉田修一のマンションがおしゃれで話題
作家と愛猫の日常を描く異色ドキュメント「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」にて、吉田修一と飼い猫の金ちゃん・銀ちゃんが放送された回があります。妻や子供はおらず、猫と暮らす吉田修一のマンションは、インテリアがおしゃれで話題となりました。
吉田修一の暮らしが気になる方や、猫好きな方はぜひ見逃し配信などでチェックしてみてください。
吉田修一の特徴的な小説の書き方
吉田修一は、小説を書く際に特徴的な方法をとっています。それは、主人公の頭になりきって言語化する方法です。吉田修一の小説には物語の中にのめり込んでしまう魅力があり、そのような書き方の影響もあるのかもしれません。
作家についてもっと知りたいならエッセイを読んでみよう
作品を読んで作家自身について興味を持ったなら、エッセイを読んでみるのがおすすめです。作家の人となりを知れるだけでなく、作品の舞台裏などを覗けるので小説をより楽しめるようになります。
吉田修一のエッセイはもちろん、そのほかの作家のエッセイもおすすめです。以下の記事では、エッセイの選び方とおすすめ作品を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
ここまで、吉田修一作品の選び方とおすすめ作品をご紹介してきました。吉田修一は幅広い作風で多くの読者の心を掴む名作家です。紹介した選び方や代表作を参考にして、ぜひ自分にぴったりの作品を選んで楽しんでください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
主人公である横道世之介の大学生時代を描いた青春小説「横道世之介」の続編の物語です。前作から異なる点もありますが、鮨職人を目指す友達や美しいヤンママと息子など、個性豊かな登場人物が物語を盛り上げます。
読み始めると引き込まれてしまう、ファンの多い作品です。前作と一緒に楽しむより楽しめます。