横山秀夫の人気おすすめ本ランキング15選【64の他にも名作多数!】

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64(ロクヨン)や陰の季節など、警察小説の第一人者である横山秀夫。ドラマ化、映画化になった作品は数知れずあります。横山秀夫作品はどの作品を読んでも面白いが、どの作品がランキングに入っているのか。横山秀夫全207作品中からランキングをご紹介します。

横山秀夫小説のランキング

映画や小説でも話題作「64(ロクヨン)」の作者は横山秀夫です。彼のの作品には警察小説が多いですが、その理由は群馬県上毛新聞の記者で、事件を新聞記者の立場で追っていました。その経験をいかし警部組織の内部を、詳細に描写する作品を手がけています。

 

横山秀夫は1957年に生まれ、上毛新聞在任中の1981年に「ルパンの消息」を発表し、サントリーミステリー大賞の佳作を受賞しました。それを契機に退職し、作家への道を歩みました。のちにD県警シリーズと彼の代表シリーズが誕生したのは、1987年で「陰の季節」で第五回松本清張賞を受賞しました。

 

他にも日本アカデミー賞を受賞した「半落ち」やF県警強行犯シリーズ、日航機123便墜落事故を題材にした社会派作品「クライマーズ・ハイ」など、多くの作品を手がけています。今回はシリーズ、映画化やテレビドラマ化、口コミなど参考にランキングを作成しました。

横山秀夫の小説のおすすめランキング15選

15位

徳間書店

顔 FACE

価格:486円(税込)

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「だから女は使えねぇ!」

「陰の季節」のスピンオフ作品です。「陰の季節」作品の「黒い線」に登場した似顔絵を描く婦警平野巡査のその後を書いています。鑑識課にいたときに描いた犯人の似顔絵が上司の命令により改ざんされて傷つき秘書課広報公聴室に異動しました。

 

広報室と新聞社のやり取りで展開していくのは「魔女狩り」、その後犯罪被害者支援対策室に異動しての話が「決別の春」「疑惑のデッサン」「共犯者」、強行捜査係の刑事に異動しての「心の銃口」と短編5作品を収録しました。

ページ数376ページ発行日2005年4月1日

口コミを紹介

D県警の鑑識課婦警、平野瑞穂巡査を主人公とした連作短編シリーズ。警察内部、特に男社会のなかでの主人公の心の葛藤がよく表現されている。細部の情景描写、主人公の心理描写の羅列で読ませるストーリー展開、あまりに゛小説的すぎる゛ストーリーと、あいかわらずの横山節で、好き嫌いがわかれるところだが、個人的には好きである。あまり細かいことは気にせず、ストーリーをそのまま愉しめばよい。

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14位

朝日新聞出版

震度0

価格:864円(税込)

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警察の致命傷になりかねない不祥事

1995年1月17日阪神淡路大震災した日、遠く離れた関東のある県警で県警の事情にも詳しく、人望も厚い警務課長不破が失踪しました。県警ナンバー2で人事を預かる警務部長の冬木は知的で野心家ゆえに警察庁長官を目指すキャリアです。

 

県警最高幹部の6人のうちの一人刑事部長藤巻は、警務課内だけで解決しようとする冬木を出し抜こうとしていました。その後不破は若い女性と会っていたり、4年前の県議選の選挙違反事件や交通違反のもみ消しなどが明らかになります。

 

出世を目論むキャリア組の県警本部長椎野、警務部長冬木それに準キャリアの警備部長堀川対ノンキャリア組の刑事部長藤巻、生活安全部長倉本、交通部長間宮のライバル意識が利害や思惑などが絡み合います。

ページ数483ページ発行日2008年4月4日

口コミを紹介

震災とは全く関係ないです。ただ警察と言う組織は、多分、こんな感じだろうと思います。それぞれが自分達の出世や天下り先について、我が身の保身ばかり。警察小説って、格好良く描かれているけど、実際、日本の警察は、本当に優秀か?常に疑問がありました。殺人事件など、注目を引く事件には、威信をかけて捜査するかもしれないけれど、一般人の目線には立っていない。
長編小説だけれども、これはおススメです。我が身の保身の為の心理の読み合い、面白いです!

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13位

新潮社

看守眼

価格:637円(税込)

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あなたの隣人たちの謎。

表題作の「看守眼」は刑事になるという夢を見ていた近藤は、留置管理係として定年を迎え、職業人生を閉じようとしていました。しかし近藤は証拠不十分で釈放された男を追います。なぜ近藤が男を追う理由は。

 

「自伝」では大手電気量販店会長の自叙伝のゴーストをするライター、「口癖」では家裁調停委員を務める主婦、「午前五時の侵入者」では県警ホームページを管理する警部「静かな家」では地方紙整理部に属する元記者「秘書課の男」では県知事の知恵袋を自任する秘書などあなたの隣人たちが暮らし、人間の黒さと心の闇が蠢く短編を6作品収録しています。

 

ページ数343ページ発行日2009年8月28日

口コミを紹介

決して格好のいいヒーローが出てくるわけではない。普通に暮らしている人々がある時に巻き込まれる事件。
事件のアイディアなども面白いが、それ以上に魅力のある人々に惹きつけられる。

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12位

講談社

半落ち

価格:637円(税込)

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3日前に妻を殺しました

「半落ち」とは警察用語で一部自供したことで、「半落ち」はドラマや映画にもなった横山秀夫の代表作です。現職の警察官梶聡一郎がアルツハイマーの妻を殺害したと出頭してきました。志木警視が調査にあたり動機も経過もすべて自供しました。

 

しかし犯人の梶には事件発生から出頭までの二日間に空白があり、調書は捏造と指摘されてしまいました。梶はこの二日間何をしていたのか、真相は。志木警視、佐瀬検事、中尾記者、植村弁護士、藤林裁判官などそれぞれの立場で事件の真相を明らかにしていきます。

ページ数360ページ発行日2005年9月15日

口コミを紹介

面白かったです。
1つの事件を取り巻く人間のジレンマの連鎖。ぐいぐいひきこまれていきました。途中「これでどうしようもないオチだったらどうしよう」と不安にもなりましたが、私的には納得できる結果でした。正直、アラを探そうと思えばみつかるのですが、そんなことを抜きにして楽しめる作品でした。あと難をいえば、結末に向けてちょっと淡白かな・・・。横山さんは長編よりも短編の方が面白いかも、とも思ったので星4つです。さ、次は横山さんの何を読もうかな。

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11位

光文社

ルパンの消息

価格:761円(税込)

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15年前の「ルパン作戦」

十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人だったのか。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返します。当時、期末テスト奪取を計画した高校生三人が校舎内に忍び込んでいました。その名は「ルパン作戦」です。

 

「ルパン作戦」とは、不良高校生3人組が期末試験の問題・回答を校長室から盗み出すというもので、殺人とは全く関係のないものだったのだが、ちょうど作戦実行日に女性教師が死んだことから、この3人組が殺人にかかわっているのでは?と捜査を始めました。

ページ数441ページ発行日2009年4月9日

口コミを紹介

この作品は横山氏の処女作で、長編小説。若い学生3人を主人公にしており、非常に面白かった!ネタバレしてはいけないので詳細は記載しないが、私はこの作品と出会って著者を知ったのです。そして、ほんのわずかで彼の作品の全てを読破しました。私は短篇小説が苦手です。それを覆してくださった有難い作家です。この一冊に出会わなかったら、横山作品を片っ端から読み漁らなかったでしょう。それぐらい、展開も早いし面白い。短篇と言ったら横山作品を推薦しますが、処女作でこのレベルがかけてたんだと思うと、いやはや、驚くべき筆力。ただ、やはり随分昔の作品で、当然、横山さんだって若いから、初々しいほろ苦い青春のような一片を感じさせてくれますが、今の作風ともかなり違う。私はぜひ、おススメしたいです。

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10位

講談社

出口のない海

価格:659円(税込)

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「人間魚雷回天」に乗り込む青年

人間魚雷「回天」。物語は発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていました。主人公は甲子園優勝投手の並木浩二です。

 

大学野球での夢を見ていたが、ヒジの故障のために、直球で勝負できないので、魔球を開発すると宣言した矢先に学徒出陣により徴兵されました。

 

軍国主義への抵抗を感じながら、自分より若い子が戦地に駆り出されることへの罪悪感へ悩みながら神潮特攻隊に入隊し、並木は人間魚雷「回天」の搭乗員を選びました。

 

ページ数360ページ発行日2006年7月12日

口コミを紹介

自分はまだ二十歳です。戦争を知らない時代に生まれ知らない世代です。ですが、だからこそこういった小説を読んでみました。やはり心にくるものがあります。ぜひこのレビューを見た方も一読を。

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9位

文藝春秋

陰の季節

価格:529円(税込)

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警察組織の内部抗争に翻弄される二渡

警察小説の第一人者横山秀夫の人気シリーズ「D県警シリーズ」第1弾。D県警警務部警務課調査官の二渡(ふたわたり)真治は、警察一家の要となる人事担当です。

 

二渡は「任期三年」という暗黙の掟を破り、天下り先ポストに固執する大物OB尾坂部の説得にあたるが、にべもなく撥ねつけられてしまいます。周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきました。

ページ数247ページ発行日2001年10月10日

口コミを紹介

64を読む前に前哨戦として購入しました。
警察って村社会なんだなぁってことを非常に感じた短編集。
しかも主人公は刑事ではなく、事務方の方々がメインで、なんだか殺伐としてる。
同じ業務をしているのに仲間意識はとても希薄で刺すか刺されるかと言う部分が非常に感じられる。
彼らはどこに行くんだろうという気分になってしまって、シリーズの他のものも読みたくなった。

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8位

新潮社

深追い

価格:680円(税込)

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深追いした先にいたのは

物語は地方都市の警察署三ツ鐘署を舞台に、ある事故をきっかけに再燃する恋愛の行方を描く心理サスペンス作品です。この物語はまさにこの「深追い」がキーワードで展開されます。

 

主人公の秋葉は交通課事故係で、3年前に不良車両を追跡中に、不良車両は事故を起こし運転手は死亡しました。死んだ夫のポケットベルに妻はひたすらメッセージを送り続ける謎の行動は。この女性と秋葉の関係は。見所満載の作品です。

 

その他には「又聞き」「引き継ぎ」「訳あり」「締め出し」「仕返し」「人ごと」など7作品が収録されている警察小説。

ページ数377ページ発行日2007年4月5日

口コミを紹介

さすがにいま旬で話題のベストセラー作家の短編集だけのことはある。文句なくおもしろく読めた。今回は地方都市のこじんまりとした警察署が舞台。ストーリーの核となる発想と着眼点が見事である。比類のない警察小説で、「こういう警察小説もあるんだ」と再認識させられた。7編収められているが、以下2作品が秀逸。
 『仕返し』。警察官という厳格な階級社会の末恐ろしさを感じる。
 『人ごと』。「花」がキーワード。発想が秀逸。人情噺のようなちょっとほのぼのとした結末。

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7位

文藝春秋

動機

価格:637円(税込)

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署内で管理している警察手帳が紛失

物語は警察署内で起きました。県警本部警務課の企画調査官貝塚の提案で警察手帳を署内で管理することになったが、一括保管されていた警察手帳が30冊も紛失してしまいました。

 

刑事部の反対を押し切ってテスト導入された矢先の事件であったため、貝塚は愕然とし、なんとか犯人を見つけようと一人で捜査を開始していくと、刑事一課の警部補が怪しいと睨み捜査を進めるが、警察署内は一触即発の緊張した状態になっていきました。

 

その他にも「逆転の夏」「ネタ元」「密室の人」などどれを読んでも面白い4作品を収録しています。

ページ数312ページ発行日2002年11月8日

口コミを紹介

4篇の短編小説から成っている。 主人公は警官 前科者 新聞記者 判事と様々でそれぞれに味わい深いストーリーに仕上がっている。  複雑なトリックや大どんでんがえしがあるわけではない。 ある程度予測のつく展開なのだが さすがに素人には考えのおよばない結末が用意されてる。  また 登場人物の心のひだが見事に描かれている。 人間のエゴやずるさや弱さ そしてその奥にある良心 優しさ 思いやり  さまざまな思いと葛藤しながら生きている彼らに共感し 考えさせられるものも多かった。
4篇共 ラストで身近な人の思いもよらない内心を知り 驚愕する。 人間の悲しさや切なさがしみじみつたわってくる素晴らしい作品です。

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6位

文藝春秋

クライマーズ・ハイ

価格:778円(税込)

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ジャンボが消えた

誰もが目を疑った大事故が起きた。昭和60年8月12日に起きた日航機123便が、御巣鷹山に墜落したのです。北関東新聞の遊軍記者、悠木和雅は全権デスクに指名されました。はたして墜落地点は群馬か、長野か。山に向かった記者からの第一報は朝刊に間に合うのか。

 

横山秀夫が事件当時に上毛新聞の記者だったのは周知の事実です。事故の模様を目の当たりにしているジャーナリストであり、上毛新聞を退社した後に主人公悠木に当時の記者としての思いを乗せて描いた作品です。

 

解説の後藤正治氏は「渾身込めて作品化した。それだけでもう秀作であることは保証されたようなものであるが、それを超えて、一人の作家がその生涯において残しうる最良の作品、いわば〝この一冊〟であろうと思われるほどの出来映えである。」と言っています。

ページ数471ページ発行日2006年6月10日

口コミを紹介

今までの横山氏の作品を越えた最高傑作の誕生だと思う。
持ち味の緊迫感と力強い文章で不況の中一人気を吐いている感の強い横山さんだが、従来の警察を舞台にした作品はいささかテーマが小さかったが、本作は全然違う。
1985年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。上司と部下、親子など人間関係を鋭く描いているのであるが、特にヒューマンドラマ的要素を織り込んでるのが見逃せない。

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5位

文藝春秋

64(ロクヨン) 下

価格:691円(税込)

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64再来の誘拐事件発生

長編大作の下巻では尾坂部に広報官として動いているのか、元刑事として動いているのかと問われ、自問自答する三上がいました。

 

刑事部からの続く攻撃の中、真相に近づく三上は、対立してボイコットされていた記者クラブとの関係を修復します。そんな中で幸田が失踪し、「64」事件の再来のような誘拐事件が発生し、結末は。

ページ数429ページ発行日2015年2月6日

口コミを紹介

上巻の最初の方は、正直、主人公の心の持ちようみたいなものが少々面倒くさくなってきて、途中で読むスピードが落ちましたが(それでももちろんおもしろかったのですが)、下巻に入ってからの、特に後半はページを繰る手が止まらない! 面白くて読み焦るって感じで、ラスまで一気読みです。
そしてラストにたどり着いた時の感動。そうか、こういうことだったのか、と。素晴らしい!

出典:

4位

光文社

臨場

価格:637円(税込)

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終身検死官が見たものは

終身検察官倉石が主人公の8作品が収録されている。「臨場」は漫画、テレビドラマ、映画と数々の原作にも起用されヒットを飛ばした横山秀夫作品の代表作です。

 

警察組織で事件現場に臨み初動捜査に当たることを「臨場」と言い、その他にも作品には「赤い名刺」「眼前の密室」「鉢植えの女」「餞(はなむけ)」「声」「真夜中の調書」「黒星」「十七年蝉」の8作品が収録されています。

ページ数354ページ発行日2007年9月6日

口コミを紹介

横山作品はほとんど読んでいます。実は私はミステリーは、長編‼︎と思い込んでいました。でも、横山秀夫さんは、知っているけど、短編だしと、手を出さなかったのですが、この作品の臨場というタイトルと、検死官という職業に惹かれて、読みました。それからは、横山作品全部を読破しましたが、どの作品がおススメと尋ねられたら、私は迷わず、臨場をオススメします。確かに他の作品も、さすがと思いますが、これほど、主人公の人間性に惹かれた作品はありません。

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3位

文藝春秋

64(ロクヨン) 上

価格:390円(税込)

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昭和64年に起きた誘拐事件で何があった

D県警シリーズの真骨頂が「64」です。ここまで横山秀夫作品は短編収録だったがこの作品はは長編です。元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官の三上義信が主人公の物語で昭和64年に起きた誘拐事件の被害者宅に警察庁長官視察が決定し、ここから何やら見えない事件が動き出す。

 

三上は娘の失踪の捜査を上司に願い出たため、諸問題が起きるが上司への服従を余儀無くされます。そんな中64事件の真相が徐々に三上の元で明きらかになっていきます。そこには「幸田メモ」の存在をみつけました。

 

三上は娘の失踪問題と64の真相を追うことになり、元上司の尾坂部宅へ向かうことになりました。64事件の真相は、娘はどこへ失踪したのか、クライマックスは下巻に続きます。

ページ数355ページ発行日2015年2月6日

口コミを紹介

警察系の小説の中ではとびきり濃密な描写だと思いました。そのため、上巻を読んでいるうちは時間の経過がやけに遅く感じます。主人公の内省や職場の役職者の言動にここまで神経を使わなければならないかとさえ思います。気づけば自分の会社と比較しながら読んでいました。これを読んでから自分の職場での部下や上司、他分野の専門職などとの言葉のやりとりに神経を使うようになりました。

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2位

集英社文庫

第三の時効

価格:680円(税込)

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殺人事件の時効成立手前

事件を捜査する刑事を初めて主人公にしたF県警強行犯シリーズの第1作品です。「沈黙のアリバイ」「第三の時効」「囚人のジレンマ」「密室の抜け穴」「ペルソナの微笑」「モノクロームの反転」など6作品を収録しています。

 

殺人事件の時効成立が目前の中、現場の刑事にも知らされることなく、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とは一体なんだったのか。刑事部長尾関を中心に捜査一係の班長「青鬼」朽木、捜査二係の班長「冷血」楠見、捜査三係の班長「天才」村瀬など強烈な個性がぶつかり合います。

 

 

ページ数424ページ発行日2006年3月17日

口コミを紹介

届いてから2日で読み終わりました。とても面白かったです。

短編集なので真相が明かされる場面があまりにも急展開だったり、現実の刑事はこんなに天才ではないだろと思ったりもしたが、どの刑事も個性豊かで職務には真剣であり、好感と敬意を抱かせてくれる。
1つの捜査一課を、別々の刑事を主軸とする6つの短編から描き出すという構成も斬新で良かった。

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1位

新潮社

ノースライト

価格:1,944円(税込)

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浅間山を望む北からの光

あの64から6年ぶりの新作が登場しました。物語は浅間山を望む北からの光「ノースライト」と「あなた自身が住みたい家を建ててください」と一級建築士青瀬の元に届きます。

 

青瀬は施工主の元へ車を走らせるが、あんなに喜んでいたのに、彼らは消えていました。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた古ぼけた「タウトの椅子」だけが残っていました。

 

 

ページ数429ページ発行日2019年2月22日

口コミを紹介

住まいの設計においてはリビングなどの主要スペースは陽射したっぷりの南面に配することがあたりまえになっているが、もし北面にレイアウトしたらどうだろう。陽はダイレクトには射さないが、青空や木々に照り返されたマイルドな光が優しく降り注ぐ。南面だと窓外の風景は逆光になってしまうが、北面なら順光で、まさしく一幅の絵画となる。南向きの人生と北向きの人生。フラッシュバックのように挿入される少年時代の記憶も元妻との思い出も建築家としての自恃も、すべてが最後に環となってつながる。南からの光では陰になって見えなかったものも、北からの光によって美しく映える。単純な謎解きを超えた、心の淵に寄せ来る幾重ものさざ波。これこそが本を読む感興というものだろう。凡百のミステリーを超えた、実に奥深い物語世界は、そのまま人の心の奥深さに通底する。ある程度の人生経験を経た中高年限定です。

出典:https://www.amazon.co.jp

横山秀夫作品のおすすめの選び方

横山秀夫さんの作品はたくさんあるので、どの作品を選べば良いかわからないかもしれません。ぜひ、横山秀夫さんの作品を選ぶときの参考にしてみてください!

シリーズで選ぶ

横山秀夫には面白い警察シリーズがあります。せっかく横山秀夫作品に触れるなら、シリーズを意識て読むことで面白さが何倍にもなります。

D県警シリーズ

横山秀夫作品を読むならこのシリーズは絶対に読んで欲しい。横山秀夫作品の全てはここから始まりました。1998年に発表の「陰の季節」は短編4作品で、警察小説や推理小説は警察VS犯人が普通の設定なのですが、記者時代の経験から横山秀夫は警察組織の内部を暴く手法で読み手をドキドキさせました。

 

続く2000年発売の「動機」も短編集で4作品がサクサク読めます。署内で管理されている警察手帳30冊が盗難される内容で警察の管理部門と刑事部の対立が起き、一括管理を提案した主人公が追い込まれていく、横山秀夫作品の真骨頂です。

 

2002年「顔FACE」は「陰の季節」に登場した平野巡査が主人公で話が進んでいきます。そして2012年には大作「64(ロクヨン)」が発表されました。昭和64年に起きた14年前の未解決の誘拐事件を巡りお得意の警察内部の政治的対決が展開されいく作品です。

F県警強行犯シリーズ

D県警シリーズで警察小説の人気を築き上げ、2003年に新たなF県警強行犯シリーズ「第三の時効」が発表されました。短編小説で6作品が収録されています。「第三の時効」はゴリゴリの警察作品で登場人物も個性的です。一班の「青鬼」朽木、二班の公安上がりの楠見、三班には動物的感が冴える村瀬と誰に感情移入しても最後まで一気に読める作品です。

 

単行本で発売されているのは、まだ1冊だが、この他に「第四の殺意」「永遠の時効」が発表されているので、単行本で発売されるのを待ちたいF県警強行犯シリーズです。

 

臨場シリーズ

2004年に発表された「臨場」は検死官という鑑識の立場から物語が始まります。「臨場」とは事件現場の初動捜査に臨むことを言い、捜査一課調査官倉石が主人公の作品。倉石は一匹オオカミゆえに「終身検査官」と呼ばれる男です。

 

この「臨場」シリーズは臨場スペシャルブックとして2010年に発表され「罪作り」「墓標」「未来の花」「カウントダウン」が収録されています。今後もシリーズは続けて欲しい作品です。

 

志木和正シリーズ

志木和正シリーズは、W県警捜査一課強行犯係指導官志木和正警視を中心に物語は進行していきます。アルツハイマーの妻を殺害した現職警察官梶聡一郎を志木が取り調べを担当し、事件の動機、経緯についても全て素直に自供し、事件は解決と思われました。

 

しかし梶が事件発生から出頭までの二日間に何をしているのかわからないことが判明し、「空白の二日間」となりました。そこに地方検察庁三席検事佐瀬が「供述の捏造」と見抜き、事件は急展開していきます。新聞記者の中尾、弁護士の植村、裁判官の藤林など個性的なキャラクターが登場して事件の解明を導かれます。

 

この「半落ち」は話題作でありながら直木賞を逃しました。選考理由には話の中で受刑者が骨髄を提供できるような話になっていたが、当時の選考員が骨髄バンクに確認し「現実には受刑者の骨髄を提供することはできない」と回答を得たと受賞できなかった理由の一つと言われています。

シリーズ外で選ぶ

横山秀夫作品はシリーズ化されたもの以外にも多くの面白い作品があります。その中でも代表作は「クライマーズ・ハイ」だろう。横山秀夫が上毛新聞の記者時代に遭遇した日航機123便の墜落事故を題材にした作品で、群馬県の架空の新聞社を舞台に大事故を取材する新聞記者の奮闘を描いた作品です。

 

横山秀夫のデビュー作品といえば「ルパンの消息」です。サントリーミステリー大賞佳作に入選した作品。物語は1990年12月にある警察の忘年会で警察署長後閑にある知らせが届きました。15年前に高校教師が自殺した事故があったが実は他殺の可能性があると密告があったのです。

 

しかし他殺だとすると時効まであと24時間。15年前にテストを盗みに入った悪仲間の高校生3人組のうちの一人喜多芳夫が警察に強制連行されます。そこへ3億円事件まで絡んできて、話は過去と現在を行き来し時効が近づいてくる中真相はどうなるのか。ドキドキしながらクライマックスへと向かいます。

映像化されている作品で選ぶ

横山秀夫作品は多くの映像化作品があります。テレビドラマや映画になった作品を、小説で読んでみてください。

映画化された作品

2004年に公開された「半落ち」監督脚本は佐々部清、犯人の梶聡一郎役を寺尾聡、志木和正を柴田恭兵、佐瀬検事を伊原剛志、新聞記者中尾は鶴田真由(原作では男性記者)が熱演した話題作です。日本アカデミー賞最優秀作品を受賞しました。

 

その他には「出口のない海」(主演:市川海老蔵)「クライマーズ・ハイ」(主演:堤真一)「臨場」(主演:内野聖陽)「64(ロクヨン)」(主演:佐藤浩市)などの多くの作品が映画化されています。

テレビドラマ化された作品

2000年5月にTBSで放送された月曜ドラマスペシャルでは陰の季節シリーズが二渡警視を上川隆也演じました。2002年には月曜ミステリー劇場では第三の時効シリーズや「真相」「逆転の夏」が放送されました。

 

フジテレビでは「顔」NHKでは「クライマーズ・ハイ」「64」などがあり、WOWOWでも「震度0」「ルパンの消息」などを上川隆也主演で放送された。テレビ朝日では「半落ち」「臨場」テレビ東京「永遠の時効」など数々の作品が放送されるほど原作の人気を伺えます。

横山秀夫原作のテレビドラマ

横山秀夫さんの原作を映像化した作品が多数あります。最後に横山秀夫さん原作のテレビドラマをご紹介します!

永遠の時効

「永遠の時効」は横山秀夫さんの短編小説を映像化したものです。中村俊介さん演じる田中武次は、捜査一課の強行犯係に所属し、自分のことを”人の恨み方を知っている人間"と話す取調官です。

 

ある時、暴行を受けて保護された入来茉里さん演じる丹羽奈保子を聴取した田中は、ストックホルム症候群を疑います。同じ頃奈保子が保護された場所の近隣から白骨死体を乗せた車が発見されます。

 

刑事たちの強烈なライバル意識や葛藤、新聞社も巻き込んだ群像サスペンス作品です。

クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイは2005年12月NHKでテレビドラマ化され、2008年には映画化で全国公開されました。テレビドラマでは佐藤浩市さんが主演を務め、映画版では堤真一さんが主演を務めたようです。

 

1985年、群馬県の地方紙・北関東新聞社の遊軍記者で、社内の登山サークル「登ろう会」メンバーの悠木和雅は、販売部の安西耿一郎とともに、県内最大難関の谷川岳衝立岩登攀へ向かう予定でしたが、記者の佐山からジャンボジェットが消えたとの連絡が入り、局長から事故関連の紙面編集を担うように命じられました。

 

大事件を抱えた悠木は次々と重大な決断を迫られるというストーリーです。

ルパンの消息

横山秀夫さんがデビュー前に書いた幻の処女作として知られるルパンの消息は2008年に映像化されました。主演は過去に多数横山作品に出演している上川隆也さんが務め、このほかにも岡田義徳さん、羽田美智子さん、長塚京三さんなど演技派俳優たちが出演しています。

 

15年前に自殺とみなされた女性教師の墜落死の真相は殺人事件。あたらに捜査チームが変遷され主人公の溝呂木が指揮をとります。時効成立まで24時間というタイムリミットの中で、女性教師の死の真相を突き止めるというサスペンス作品。

震度0

震度0は2007年に衛星放送のWOWOWのドラマWで映像化されました。

 

主演の冬木優一を演じるのは上川隆也さんです。登場人物の心情や背景を、監督を務める水谷俊之さんが巧みな心理描写であぶり出していますよ!

その他文学作家の記事はこちら

横山秀夫のおすすめ本比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
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    新潮社

  • 2
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    集英社文庫

  • 3
    アイテムID:4804088の画像

    文藝春秋

  • 4
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    光文社

  • 5
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    文藝春秋

  • 6
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    文藝春秋

  • 7
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    文藝春秋

  • 8
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    新潮社

  • 9
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    文藝春秋

  • 10
    アイテムID:4804104の画像

    講談社

  • 11
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    光文社

  • 12
    アイテムID:4804110の画像

    講談社

  • 13
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    新潮社

  • 14
    アイテムID:4804117の画像

    朝日新聞出版

  • 15
    アイテムID:4804106の画像

    徳間書店

  • 商品名
  • ノースライト
  • 第三の時効
  • 64(ロクヨン) 上
  • 臨場
  • 64(ロクヨン) 下
  • クライマーズ・ハイ
  • 動機
  • 深追い
  • 陰の季節
  • 出口のない海
  • ルパンの消息
  • 半落ち
  • 看守眼
  • 震度0
  • 顔 FACE
  • 特徴
  • 浅間山を望む北からの光
  • 殺人事件の時効成立手前
  • 昭和64年に起きた誘拐事件で何があった
  • 終身検死官が見たものは
  • 64再来の誘拐事件発生
  • ジャンボが消えた
  • 署内で管理している警察手帳が紛失
  • 深追いした先にいたのは
  • 警察組織の内部抗争に翻弄される二渡
  • 「人間魚雷回天」に乗り込む青年
  • 15年前の「ルパン作戦」
  • 3日前に妻を殺しました
  • あなたの隣人たちの謎。
  • 警察の致命傷になりかねない不祥事
  • 「だから女は使えねぇ!」
  • 価格
  • 1944円(税込)
  • 680円(税込)
  • 390円(税込)
  • 637円(税込)
  • 691円(税込)
  • 778円(税込)
  • 637円(税込)
  • 680円(税込)
  • 529円(税込)
  • 659円(税込)
  • 761円(税込)
  • 637円(税込)
  • 637円(税込)
  • 864円(税込)
  • 486円(税込)
  • ページ数
  • 429ページ
  • 424ページ
  • 355ページ
  • 354ページ
  • 429ページ
  • 471ページ
  • 312ページ
  • 377ページ
  • 247ページ
  • 360ページ
  • 441ページ
  • 360ページ
  • 343ページ
  • 483ページ
  • 376ページ
  • 発行日
  • 2019年2月22日
  • 2006年3月17日
  • 2015年2月6日
  • 2007年9月6日
  • 2015年2月6日
  • 2006年6月10日
  • 2002年11月8日
  • 2007年4月5日
  • 2001年10月10日
  • 2006年7月12日
  • 2009年4月9日
  • 2005年9月15日
  • 2009年8月28日
  • 2008年4月4日
  • 2005年4月1日

まとめ

 

ここまで横山秀夫作品のランキングを紹介しましたがいかがだったでしょうか。「64(ロクヨン)」で有名な横山秀夫作品ですが、他にも数々の作品があります。どの作品が読みたいかランキングを見て選んでください。

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