スコッチウイスキーのおすすめ人気ランキング22選【入手困難な銘柄も紹介】
2022/11/02 更新
スコッチウイスキーは、バランタイン・マッカラン・バーボン・シーバスなど銘柄がさまざまです。よく見かけるものから入手困難な高級なものまであり、選び方に迷いますよね。今回はスコッチウイスキーのおすすめ銘柄と、100人に聞いたおすすめの飲み方も紹介します。
目次
※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の購入には年齢確認が必要です。
今回の記事ではスコッチウイスキーの人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事ではウイスキーについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。
スコッチウイスキーとは?厳密な定義と美味しい飲み方
スコッチウイスキーとはスコットランド地方で製造されたウイスキーです。原料は大麦などの穀物と水・酵母を使用して発酵させ、アルコール濃度を94.8%未満で蒸留、オーク樽で3年以上熟成させ40度以上に調整して瓶詰したものと定義されています。
この条件を満たしたものだけがスコッチウイスキーとして認められます。蒸留した土地によって香り・味わいが変わるのも特徴的です。入手困難な銘柄も多く、どれを選んで良いのか迷ってしまいますよね。
今回はそんなスコッチウイスキーの人気おすすめランキングをご紹介します。100名を対象におすすめの飲み方を伺ったので、スコッチウイスキー初心者の方も、いつもの飲み方に飽きてしまった方も、ぜひ参考にしてください。
<100人に聞いた!>スコッチウイスキーの人気の飲み方は?
スコッチウイスキーの好きな飲み方を100人にアンケートしたところ、「オン・ザ・ロック」「ハイボール」「ストレート」が票を集める結果になりました。オン・ザ・ロックはお酒を提供するお店でよく見るので、好まれる方が多いようです。
1タイプの飲み方でだけ飲んでいる方は、他の飲み方のタイプにも挑戦してみるのがおすすめです。それぞれにウィスキーにならではの風味や味わいの魅力を発見できるため、1つの銘柄でさまざまな美味しさを楽しめます。
スコッチウイスキーブレンデッドの人気おすすめランキング7選
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サントリー
ティーチャーズ ハイランドクリーム
CMで話題のスコッチウイスキーの定番
アードモア蒸溜所のモルト原酒をキーモールとしており、モルト由来のスモーキーさが特徴のブレンデッドスコッチウイスキーで、その味わいは、まさに「ハイランドクリーム」の名にふさわしい、力強いコクと滑らかでまろやかな香りです。
ハイランドクリームとは、ハイランドモルトの粋を集め絶妙なブレンドを施したハイランドの精華(クリーム)という意味で、ティーチャーズは安定した品質を作る名ブレンダーだった創業者がスコッチの先生と呼ばれていたのに由来しています。
種類 | ブレンデッドウイスキー | 熟成樽 | - |
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熟成年数 | - | 産地 | ハイランド |
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バカルディジャパン
デュワーズ 12年
癖がなくて美味しいのに安い
170年以上の歴史あるブランドです。スコットランドの鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが、当時のアメリカ大統領ベンジャミン・ハリソンにプレゼントしたので一躍有名になりました。アメリカでスコッチといえばデュワーズといわれるほどです。
世界屈指の販売量で日本でも安い上に美味しいと人気があります。40種類以上のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし樽に戻して6ヶ月ほど熟成させるダブルエイジング製法で、通常の12年ものよりリッチでスムースな味わいです。
種類 | ブレンデッドウイスキー | 熟成樽 | - |
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熟成年数 | 12年 | 産地 | - |
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スコッチウイスキーブレンデッドのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 種類 | 熟成樽 | 熟成年数 | 産地 |
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喉越しの違いが歴然!円熟したオーソドックスな味わいのシーバス |
ブレンデッドウイスキー |
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12年 |
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シングルモルトだけで29種類のブレンド!傑作と称されたウイスキー |
ブレンデッドウイスキー |
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12年 |
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時代を超えて愛されるウイスキー |
ブレンデッドウイスキー |
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12年 |
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CMで話題のスコッチウイスキーの定番 |
ブレンデッドウイスキー |
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ハイランド |
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癖がなくて美味しいのに安い |
ブレンデッドウイスキー |
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12年 |
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ハイボールにもおすすめ!華やかな味わいのブレンデッド |
ブレンデッド |
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イギリス |
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お土産向きで飲み方多彩!世界中でとても人気のスコッチウイスキー |
スコッチ |
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イギリス |
スコッチウイスキー シングルモルト人気おすすめランキング10選
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サントリー
ラフロイグ 10年
世界中に熱烈なファンがいるバーボン樽のひとクセある味
クセが強めのスコッチウイスキーとして有名なアイラモルトです。その定番とも言えるピートの効いた麦芽から生み出されるバーボン樽のシングルモルトウイスキーで、その個性的な味わいは世界中に熱烈なファンが多くいます。
独特のスモーキーな香りは、アイラモルトの中でも最も個性的なので好みが分かれます。上級者向けで初心者にはあまりおすすめできませんが、実はラフロイグは英国王室御用達のウイスキーで、個性的なウイスキーを飲みたい方はお試しください。
種類 | モルトウイスキー | 熟成樽 | バーボン樽 |
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熟成年数 | 10年 | 産地 | アイラ島 |
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ペルノリカール
ザ・グレンリベット
こだわりが生んだ逸品
創業時から変わらない伝統の製法・選び抜かれた原材料・200年変わらないマザーウォーター・熟練した職人たちと、これらすべてが揃って初めて、ザ・グレンリベットは誕生すると言われているほど、作り手のこだわりのあるモルトウイスキーです。
例えば、ザ・グレンリベットに使用するモルトにはピートの香りをつけません。それによってトロピカルフルーツや花の香り、夏の草原を思わせる香りがエレガントに調和し、バニラや蜂蜜の甘さを伴う芳醇でソフトな風味を味わえるのです。
種類 | モルトウイスキー | 熟成樽 | オーク樽 |
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熟成年数 | 12年 | 産地 | スペイサイド |
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スコッチウイスキーシングルモルトのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 種類 | 熟成樽 | 熟成年数 | 産地 |
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アイラの女王の異名に違わず気品ある味わい |
モルトウイスキー |
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12年 |
アイラ島 |
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世界中に熱烈なファンがいるバーボン樽のひとクセある味 |
モルトウイスキー |
バーボン樽 |
10年 |
アイラ島 |
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複雑で上品な味わいが特徴 |
モルトウイスキー |
オーク樽 |
12年 |
スペイサイド |
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こだわりが生んだ逸品 |
モルトウイスキー |
オーク樽 |
12年 |
スペイサイド |
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酒の王様と評されたシングルモルト |
モルト |
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10年 |
イギリス |
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アイラモルトがお好きな方におすすめしたい1本 |
モルト |
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12年 |
イギリス |
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フルーティな香りと味わいが楽しめる |
モルトウイスキー |
オーク樽 |
10年 |
ハイランド |
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インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2016で金賞受賞商品 |
モルトウイスキー |
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イギリス |
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ライトタイプで長く続く余韻が特長 |
シングルモルトスコッチ |
ヨーロピアンオーク(シェリー樽)・アメリカンオーク(バーボン樽) |
12年 |
イギリス |
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10年間熟成させたシングルモルトを使用 |
シングルモルトスコッチ |
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10年 |
イギリス |
スコッチウイスキー有名銘柄の人気おすすめランキング5選
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スコッチウイスキー有名銘柄のおすすめ商品比較一覧表
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
スコッチウイスキーの選び方
スコッチウイスキーは銘柄が多くそれぞれ味わいと風味も違います。まずはスコッチウイスキーの選び方を見ていきましょう。
原料・種類で選ぶ
スコッチウイスキーにはモルト・グレーン・ブレンデッドの3つ種類があり、原料の違いで風味・味わいも変わります。まずはそれぞれの特徴をご紹介しましょう。
麦芽の独特な香ばしさを味わいたい方は「モルトウイスキー」がおすすめ
モルトウイスキーは原料に大麦麦芽のみを使用して作ったウイスキーで、麦芽の独特な香ばしい味わいが特徴です。他のものとブレンドせずに一つの蒸留所で作られたモルトウイスキーを、シングルモルトウイスキーといいます。
シングルモルトは蒸留所のこだわりが顕著に表れ、そのため銘柄によって味わいが大きく異なります。特徴がある個性的なウイスキーを味わいたい方は、シングルモルトウイスキーがおすすめです。
口当たりの軽さで小麦やトウモロコシが原料の「グレーンウイスキー」がおすすめ
グレーンウイスキーは原料にトウモロコシや小麦などの穀物を使用して作られたウイスキーです。個性が強めのモルトウイスキーよりは、口当たりが軽く風味の優しい穏やかな味わいなので、飲みやすいウイスキーを探している方におすすめします。
ただし、グレーンウイスキーは、ブレンデッドウイスキーの原料として用いられるウイスキーなので、単体ではあまり販売されていません。そのため、モルトウイスキーやブレンデッドウイスキーよりは種類が少なくなります。
シーバスなど有名銘柄も!安い上飲みやすい「ブレンデッドウイスキー」がおすすめ
ブレンデッドウイスキーは二つ以上のシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて作ったウイスキーです。シングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドするため、それぞれの風味が調和した飲みやすいウイスキーになります。
銘柄によってブレンドの割合もさまざまなので味わいも異なりますが、安い上ウイスキー初心者でも飲みやすいのがブレンデッドウイスキーの特徴で、シーバスなど有名銘柄もあり選ぶのも簡単です。
熟成樽で選ぶ
熟成する時に使用する樽の種類で、フルーティーにも芳醇な香りにもなります。ここでは使用される樽によって違う香りや味わいをご紹介しましょう。
甘くフルーティーな香りが好みなら「オーク樽」がおすすめ
オーク樽はさまざまなお酒を熟成するのに広く使われている熟成樽です。主に使用されているのは、アメリカンオークとヨーロピアンオークの二種類で、それぞれ香りや味わいに特徴があります。
アメリカンオークはバニラやバナナのような甘くてフルーティな香りで、すっきりとした酸味が深い味わいへと変化していきます。ヨーロピアンオークはドライフルーツのような濃厚な甘みと香りのバランスが良い味わいが楽しめておすすめです。
香木のような豊潤で豊かな香りが好みなら「ミズナラ樽」がおすすめ
ミズナラ樽はサントリーが世界で初めて使用した熟成樽で、繊細な味わいと称されオーク樽よりも香りが強めなのが特徴です。香木のような芳醇で豊かな香りと、ラズベリーのような酸味のある香りも感じられます。
入手困難でレアな「シェリー樽」がおすすめ
シェリー樽のウイスキーは、シェリー酒の香りや色がウイスキーに影響して濃厚な甘みと魅惑的な琥珀の色合いを楽しめます。ワインの一種であるシェリー酒用の樽をウイスキーの熟成の際の貯蔵に使っていましたが、樽自体も減少傾向です。
それにともない以前はシェリー樽で熟成させている蒸留所も多かったのですが、価格の高騰で入手困難になりました。現在ではシェリー樽で熟成させるスコッチウイスキーの数が少なくなっているようです。
以下の記事では、おすすめのシェリー樽のウイスキーをご紹介しています。ぜひご覧ください。
スモーキーな香りと柔らかい口当たりが好みなら「バーボン樽」がおすすめ
バーボン樽はそれまで主流だったシェリー樽の不足によって使用されるようになった熟成樽です。現在ではこのバーボン樽を使って熟成させるのが主流になっていて、カラメルのような甘みとまろやかな口当たりが特徴で、ほのかにスモーキーな香りもします。
産地で選ぶ
ハイランド・スペイサイド・ローランドなど、スコッチウイスキーの産地によっても味わいや風味が異なります。産地での味や香りの違いも見ていきましょう。
華やかな香りで初心者には「スペイサイド」がおすすめ
ウイスキーの聖地とも言われている程、有名な蒸留所が多く集まっている場所です。香りがとてもよく華やかなのが特徴的で、かつ初心者の方やウイスキー入門としてはとてもおすすめします。
スペイサイドの中で有名なスコッチウイスキーはマッカランなどがあります。以下の記事では、おすすめのスペイサイドウイスキーをご紹介しています。ぜひご覧ください。
潮の香とピートを味わうなら「アイラ」がおすすめ
海藻や潮気の匂いがするピートが特徴的なのがアイラ島のウイスキーです。こちらもスぺサイド同様にウイスキーの聖地と言われ、島全体がピートに覆われています。ピートの香りが強めなので、このタイプのウイスキーが好きな方にはとてもおすすめです。
地域によって微妙に違う味や風味を楽しむなら「ハイランド」がおすすめ
地域が広くさまざまな味が楽しめるのがハイランドの大きな特徴です。あえて言うならスコッチウイスキーらしいピートの良い香りと少し角の立つ口当たりのものが多いですが、蒸留所ごとの個性があります。いろいろなウイスキーを試してみたい方におすすめです。
フルーティーな味わいと微かな潮の香りを楽しむなら「キャンベルタウン」がおすすめ
潮気があり少しウェッティな雰囲気があるのがキャンベルタウンの特徴です。フルーツのようなフルーティーな香りもあるので潮気のあるウイスキーの中では飲みやすい部類になります。港町らしい潮の香りと甘みが感じられる味わいです。
上級者向けの味わいを求めるなら「アイランズ」がおすすめ
複雑で奥が深い味わいのウイスキーが多いのがアイランズの特徴です。アイランズとは島々の意味で、アラン島・スカイ島・ジュラ島・マル島・ルイス島・オークニー諸島など、島ごとに味わいや香りなど個性が違います。ウイスキー上級者の方におすすめです。
甘口・軽やかさを求めるなら「ローランド」がおすすめ
ローランドのウイスキーは蒸留を2回ではなく3回も行っており、それが雑味などを減らし、まろやかで口当たりのいいウイスキーを作っています。個性もしっかり残しつつ飲みやすいウイスキーなので初心者の方にもおすすめです。
有名銘柄で選ぶ
選ぶのに迷ったら有名銘柄から始めるのもおすすめです。そこでここでは有名銘柄など、一度は耳にした経験があるブランド銘柄をご紹介します。
洗練された香りと甘みが好きなら「バランタイン」がおすすめ
ウイスキーの銘柄の中でも、誰でも一度は耳にした経験があるバランタインは40種類以上の原酒をブレンドしてできたブレンデッドスコッチウイスキーです。多くの原酒がブレンドしてありながらも絶妙な組み合わせにより、洗練された風味を味わえます。
お土産やプレゼントにも!高級シングルモルトなら「マッカラン」がおすすめ
マッカランはシングルモルトスコッチウイスキーのロールスロイスと言われるほどの高級ウイスキーとして有名な銘柄で、お土産やプレゼントにもおすすめできます。美しい琥珀色をした香り高く口当たりが非常にまろやかなシングルモルトウイスキーです。
スペイサイド産のシングルモルトは特に香りと芳醇な味わいが魅力で、その中でもマッカランはよりフルーティーな香りと甘みを味わえるので初心者の方にも飲みやすいと思います。ただし高級だけあってお値段は高めなので、購入のときは確認が必要です。
ストレートで飲みたい人には「ジョニーウォーカー」がおすすめ
ご存知の方も多いと思いますが、ジョニーウォーカーには赤ラベル、グリーンラベルそして黒ラベルがあります。どれが一番飲みやすいのかは好みに分かれるかもしれませんが、ストレートで飲むなら断然黒ラベルがおすすめです。
黒ラベルは口に含んだ時の刺激が少なく、非常にのど越しが良いスコッチウイスキーです。美味しいウイスキーの特徴は度数が高いのにアルコールの強さを感じさせないものですが、ジョニーウォーカーの黒ラベルはまさにそれに当てはまるウイスキーといえます。
飲む頻度が高いなら「値段」もチェック
ウイスキーは質の高いものほど値段も高くなるのも事実ながら、中には味もコスパが良いスコッチウイスキーも多くあります。毎晩ウイスキーを嗜む方には、コスパの良さもウイスキー選びには必須条件のひとつです。
初心者の方なら、飲みやすく低価格なものが多いブレンデッドがおすすめです。またグレンモルトにも個性が控えめで値段が安いものがあります。安い価格のウイスキーでいろいろ試して自分の好みの味を探すのもおすすめです。
香りや味わいが異なるので「熟成年数」もチェック
スコッチウイスキーは熟成年数によって風味や味わいが異なり、熟成を重ねるほど味わい深くなり、個性的な風味のウイスキーを楽しめます。基本的に長期熟成になればなるほど、それに比例して値段も高くなるので、熟成年数はチェックするのはおすすめです。
熟成年数はラベルに書かれているので、確認してみてください。熟成年数の表記がないものは、ノンエイジウイスキーで原酒をブレンドしたもので、低価格で購入しやすく銘柄の味の個性を掴みやすいので、ウイスキー初心者におすすめです。
下記の記事では美味しいウイスキーの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
風味を存分に味わいたいなら「12年物」をチェック
ウイスキーの熟成期間のラベルには10年・12年・15年・18年・20年と書かれたものをよく見かけますが、もっとも多いのは12年の表記です。書かれている年数とは、ただ単に熟成させた年数ではなく、何年以上熟成させた原酒が使われている意味を表します。
ウイスキーは基本的にブレンドされていますが、もっとも熟成が若い年数が表記されます。一番風味や味わいが整う熟成年数の12年がメインにボトリングされるため、初心者の方も12年物から選んでみるのがおすすめです。
スコッチウイスキーの飲み方をご紹介
ウイスキーの飲み方もいろいろとあり、ここではスコッチウイスキーを美味しく頂くいろいろな飲み方をご紹介いたします。
スコッチウイスキーのそのものの風味を味わえるストレート
スコッチウイスキーの蒸留所が推奨しているのがストレートです。ストレートで飲むと蒸留所ごとのスコッチウイスキー本来の風味が感じられます。しかし、初心者の方やアルコール度数が高いお酒が苦手な方には、無理にはおすすめできません。
優雅に飲むならオン・ザ・ロック
オン・ザ・ロックは氷をグラスに入れてから、ウイスキーをそこに注いで飲むシンプルな飲み方です。ストレートに次いでウイスキーの風味を堪能できる飲み方で、グラスに入れる氷は大きいものを使うのが上手に作るコツになります。
グラスがしっかりと冷たくなってからウイスキーを注ぎ、軽くかき混ぜたら出来上がりです。オン・ザ・ロックのお供には、スモークされたナッツ類と相性がいいでので、ぜひお試しください。
アルコール度数高めが苦手な方は水割り
水割りも定番で人気の飲み方です。ウイスキーはアルコール度数が高く刺激を強く感じて、そのまま飲むのは苦手な方も多くいます。ウイスキーの風味はそのままに、刺激ががまろやかになるのでおすすめです。
最初にグラスに氷を入れておき、ウイスキーを注いで冷やします。水の量は好みで構いませんが、冷やしたウイスキーに対して水を2~2.5くらいの割合にすると薄すぎず濃すぎない水割りのできあがりです。
若者にも人気で飲みやすいハイボール
若い方に人気で飲みやすいのがハイボールで、最近は缶でも販売されていてそちらも人気があります。簡単にいうとハイボールはウイスキーに炭酸を混ぜたもので、割合はウイスキー1に対して炭酸が3~4くらいが適量です。
炭酸だけではなく、トニックウォーターやジンジャーエールなどで割るバーもあります。ほかにもコーラで割ったコークハイなども人気ですが、せっかくのウイスキーの風味が損なわれる恐れがあるので、炭酸・トニックウォーター・ジンジャエールがおすすめです。
以下の記事では炭酸水・ハイボールに合うウイスキーの人気おすすめランキングをそれぞれご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
体が芯まで温まるホットウイスキー
ホットウイスキーは好みが分かれますが、寒い時期には人気の飲み方です。特に体を温めたいときに飲むと体が芯まで温まるので一度試してみるのもおすすめで、造り方は耐熱グラスを準備し、お湯を入れておいてグラスを温め一度捨てます。
温まったグラスにウイスキーを注いでから、そこに80℃くらいのお湯を入れ、かき混ぜれば完成です。バーなどではレモンピールやシナモンスティックを使うところもあります。季節に合わせて飲み方を変え楽しむのも魅力の一つです。
ウイスキーの香りが楽しめるトワイスアップ
トワイスアップはウイスキーと同じ温度の水を1:1で割る飲み方で、ストレートの次にウイスキーの香りを堪能できます。ただし割るときに水量を多くしてしまうと、味が薄くなってしまうので気を付けてください。
夏の昼下がりにおすすめスコッチミスト
スコッチミストはロックグラスにクラッシュアイスをたっぷりと入れ、そこにウイスキーを注いでいきます。マドラーを使ってゆっくりとかき混ぜできあがりです。水割りやロックよりも冷たく、レモンやミントを浮かべると更に飲みやすく爽やかになります。
甘めのウイスキーカクテルゴッドファーザー
ウイスキーを使ったカクテルで、杏仁リキュールの甘いアマレットの香りとウイスキーの芳醇な香りとが合わさり、コクと甘みとさらに深みを味わえます。ただし、このカクテルは非常にアルコール度数が高いので、アルコールに弱い方にはおすすめできません。
作り方はロックグラスに大きめの氷を入れて、ウイスキー45mlとアマレット15mlを入れてゆっくりとかき混ぜるだけです。じっくりと時間をかけてウイスキーを楽しみたい夜などにおすすめな大人の味わい方になります。
世界5大ウイスキーの特徴と違い
世界5大ウイスキーはスコッチ・アイリッシュ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズに大きく分けられています。それぞれの特徴と違いを見ていきましょう。
穏やかな風味のアイリッシュウイスキー
アイリッシュウイスキーはアイルランド島で作られているウイスキーです。スコッチウイスキーと違い、モルトを乾燥させる際にピートを使用しません。スコッチウイスキーのパンチの利いた風味よりも、雑味がなくやさしい味わいが特徴です。
以下の記事ではアイリッシュウイスキーのおすすめ商品と人気ランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
さまざまな風味が特徴のアメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーはその名の通りアメリカで作られているウイスキーです。アメリカではさまざまな穀物が豊富にあるため、原料によりバーボンやライ、モルトウイスキーなど種類も多くあります。また、原料の違いだけでなく熟成樽にもこだわりがあるのも特徴です。
以下の記事では、アメリカンウイスキーのおすすめ商品と人気ランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
フレーバーウイスキーならカナディアンウイスキー
カナディアンウイスキーはカナダで作られたウイスキーです。他国のウイスキーの製法とほぼ同じような基本製法ですが、法廷定義でフレーバリングの添加が許可され、この基準のおかげで、他国とは違うさまざまなフレーバーのウイスキーの味わいが楽しめます。
以下の記事では、カナディアンウイスキーのおすすめ商品と人気ランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
日本人の口に合うジャパニーズウイスキー
ジャパニーズウィスキーは、スコッチウィスキーをお手本に日本国内で作られたウイスキーです。ミズナラの樽で熟成しており、日本人の好みに合わせて作られています。味わいはスコッチウイスキーとほぼ同じ製法のため、特徴の違いはあまり感じません。
以下の記事では、ジャパニーズウイスキーのおすすめ商品と人気ランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
メーカーや銘柄が推奨するノンチルフィルターとは
ウイスキーに溶け込んだいろいろな成分の一部は、氷などで冷やすと固形化してザラザラした口当たりになります。それを商品化する前に予め取り除いて飲みやすくするのを、「チルフィルター(冷却ろ過)」といいます。
チルフィルターを行うとウイスキー本来の味を楽しめなくなり、こだわりのある銘柄やメーカーによってはそれを行いません。そのようなノンチルフィルターのウイスキーの飲み方としては、メーカーや銘柄はストレートを推奨しています。
ウイスキーを飲むグラスにもこだわりを
美味しいスコッチウイスキーを楽しみたいと思うのならば、飲み方の数だけ専用のグラスを用意するのがおすすめです。ウイスキーグラスはウイスキーを美味しく飲むために工夫されているだけではなく、美しいウイスキーの色も楽しめます。
また海外などではホットウイスキーも好んで飲まれるため、耐熱仕様になっているものも多く種類も非常に豊富です。下記の記事ではウイスキーグラスを詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
まとめ
今回はさまざまなスコッチウイスキーの人気商品とともに、熟成年数の違いや入手困難の銘柄、飲み方などをご紹介しました。今回の記事が、これからスコッチウイスキーを楽しみたい方のお役に立てれば幸いです。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年11月02日)やレビューをもとに作成しております。
200年の誇り高き血統と全世界で躍進を続けるスコッチウイスキーを象徴するブランドです。世界200ヶ国以上の国と地域で販売され、芸術的なブレンディング技術によって代々受け継がれてきた、芳醇でまろやかな味わいと香りに定評があります。
卓越したオーソドックスな味わいと称されるシーバスリーガル12年は、バニラとヘーゼルナッツの風味とともに熟したリンゴとハチミツの味わいが広がるクリーミーでまろやかな舌触りで、喉越しの違いが歴然で、飲みやすい逸品です。