本谷有希子の人気おすすめランキング15選【日常とは違う世界へ】

記事ID4158のサムネイル画像

数々の賞を受賞していたり、舞台にも出ていたりと、活躍の幅が留まるところを知らない本谷有希子。本谷有希子の手がける小説の内、おすすめの作品をランキングでピックアップしました。このランキングのほかに選び方も取り上げているので、ぜひご覧ください。

芥川賞受賞の有名作家・本谷有希子

芥川龍之介賞を受賞したことをきっかけに、一気に知名度が高まった本谷有希子。彼女が手がける小説はどれも「人間の本質」や「リアリティ」が追求されていて、読み始めると止まらない魅力を内包しています。文芸界の精鋭と言っても過言ではないでしょう。

 

そんな本谷有希子の小説を読んでみたいと思っているものの、芥川龍之介賞以外にも多くのノミネート・受賞作があり、どれを読むかで悩んでしまっていませんか。そこで今回は、本谷有希子の作品に触れてみたい方へ向けて、おすすめの小説を15冊ピックアップします。

 

このランキングは、読みやすさ・知名度の高さ・読了した人からの人気度の3つの指標から作成しています。ランキングの後には、自分に合う1冊が分かりやすいように選び方も解説していくので、ぜひご覧ください。本谷有希子のキレのある文体を存分に味わいましょう。

本谷有希子の小説人気ランキング15選

15位

白水社

来来来来来

価格:1,836円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

姑・小姑・嫁のドロドロな3人暮らし

第15位は『来来来来来』です。自衛隊に勤めていた女性が結婚し、これから幸せな生活が始まると思っていた矢先に旦那が蒸発してしまいます。旦那の実家で暮らしていたその女性は、自分の旦那がいない家で、義理の母と姉と暮らすことになります。

 

仲が壊滅的で、姑・小姑という立場を利用した2人から熾烈ないじめを受ける主人公。始めは耐え忍ぶことが可能でしたが、どんどん様子がおかしくなっていってしまいます女3人のドロドロな人間関係や、戯曲というジャンルに興味がある方におすすめ

ストーリー単行本カテゴリー戯曲
メディア舞台化レーベル白水社
受賞歴-ページ数165ページ

口コミを紹介

本谷作品の中でも、固有名を持つ主要な登場人物がすべて女性である濃さと、
ストーリー、セリフともにかなり強烈な毒が多い。

出典:https://www.amazon.co.jp

14位

新潮社

偏路

価格:1,404円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

田舎と東京、夢と現実の間で揺れる女性の話

第14位は『遍路』です。「毒」が散りばめられた小説を手掛けていることが多い本谷由紀子ですが、『遍路』は比較的明るい雰囲気で物語が進行していきます。主人公は女優になることを夢見て上京してきた、まだまだ若さが弾けている女性です。

 

しかし主人公はその夢が叶わないことを察して、田舎にある実家へと帰ります。実家でも東京でも、ここが自分の居場所ではないと思う主人公の苦悩がリアルに描かれています。登場人物は全てエッジの効いている人ばかりなので飽きずに読み切れるでしょう

ストーリー単行本カテゴリー戯曲
メディア舞台化レーベル新潮社
受賞歴-ページ数159ページ

口コミを紹介

田舎の親戚の集まりのほのぼのさに向けられた毒。
本谷有希子らしいといえば、非常にらしい。

出典:https://www.amazon.co.jp

13位

新潮社

グ、ア、ム

価格:475円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

母娘の旅行先での葛藤

第13位は『グ、ア、ム』です。大学を卒業した後フリーターで生計を立てている長女と、高校卒業後に手堅い会社へ勤めることが決まった次女。長女を見て「こうはなりたくない」という強い想いを抱く次女の様子は、第三者視点から見て哀愁を誘います

 

そんな折、この2人に母を入れたメンツでグアムへ旅立つことになりました。本来楽しい思い出になるはずの海外旅行。ところは長女は悪気無く自己中心的な言動を取ってしまいます。作中では気まずい雰囲気が続きますが、読了後は爽やかな気持ちになれます

ストーリー単行本カテゴリーブラックユーモア
メディア-レーベル新潮文庫
受賞歴-ページ数170ページ

口コミを紹介

劇作家だけに、些細な仕草、小道具への観察眼、洞察力、ユーモアのセンスは相変わらずだし、実に上手い。

出典:https://www.amazon.co.jp

12位

講談社

幸せ最高ありがとうマジで!

価格:1,512円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

毒々しさが際立つ

第12位は『幸せ最高ありがとうマジで!』です。一見ハッピーな内容の小説であるように思えますが、中身はとある家族の崩壊がテーマ。本谷有希子独特の毒気強めなストーリーなので、昼ドラが好きな方であればより一層楽しめるのではないでしょうか。

ストーリー単行本カテゴリー戯曲
メディア舞台化レーベル講談社
受賞歴岸田國士戯曲賞ページ数170ページ

口コミを紹介

いい買い物が出来ました!さっそく手に取り、もう読み終わりました!ありがとうございました

出典:https://www.amazon.co.jp

11位

講談社

遭難、

価格:1,404円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

犯人は誰だ

第11位は『遭難、』です。生徒が自殺しようとするショッキングなところから物語は始まります。生徒同士の問題なのか、それとも先生の中に引き金となった人物がいるのか。真相が知りたくて、ついついページを捲る手が止まらなくなる、秀逸な1冊です。

ストーリー単行本カテゴリー戯曲
メディア舞台化レーベル講談社
受賞歴鶴屋南北戯曲賞ページ数164ページ

口コミを紹介

誰もが主人公のようにトラウマを捏造してゆく。
本書の主人公は私たち自身でもあります。

出典:https://www.amazon.co.jp

10位

太田出版

ほんたにちゃん

価格:1,404円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

身近な存在に思える主人公が魅力的

第10位は『ほんたにちゃん』です。女性が転げまわっていて躍動感あふれる表紙と連動するように、内容も賑やか。自分の夢を追うために専門学校に入ったは良いものの、上手くいかず七転び八起きな生活を送る女性の姿をユニークに描き切っています

ストーリー単行本カテゴリー随筆
メディア-レーベル太田出版
受賞歴-ページ数144ページ

口コミを紹介

笑いのオブラートに包んではあるものの、
その痛々しさは尋常ではない。

出典:https://www.amazon.co.jp

9位

新潮社

ぬるい毒

価格:432円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

リアルな人間関係と社会を描く

第9位は『ぬるい毒』です。主人公は若い女性で、とある男性を自分に夢中にさせるために必死に頑張ります。しかし主人公が目指すのは彼との幸せな生活を続けることではなく、騙して自分を納得させるためでした。「現実」が上手く切り取られた作品です。

ストーリー単行本カテゴリーラブストーリー
メディア舞台化レーベル新潮社
受賞歴野間文芸新人賞ページ数159ページ

口コミを紹介

初めて本谷氏の作品を読んだが、これが
なかなか鋭利で重厚。

出典:https://www.amazon.co.jp

8位

講談社

嵐のピクニック

価格:497円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ショートストーリーが好きな方へ

第8位は『嵐のピクニック』です。センチメンタルを閉じ込めたような短めのお話が13編収録されていて、たっぷり本谷有希子ワールドを味わえます。カテゴリーはさまざまなので、自分に適したテイストを見つけるための最初の1冊としてもおすすめできます。

ストーリーショートストーリーカテゴリー多種多様
メディア-レーベル講談社
受賞歴大江健三郎賞ページ数208ページ

口コミを紹介

本谷有希子は天才、と言わざるをえないな~と思ったこの作品。
彼女の作品は舞台も含めとても好きで、よく見ているけれども、これは本当に驚いた。
彼女の新しい一面を見た。

出典:https://www.amazon.co.jp

7位

講談社

ぜつぼう

価格:1,512円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

とある芸人の話

第7位は『ぜつぼう』です。表紙とタイトルからはただならぬ雰囲気が漂っていますが中身はサスペンスでもホラーでもありません。一発芸人としてスポットライトを浴びていたお笑い芸人が仕事が無くなった後どのように人生を歩むかをリアルに書いています。

ストーリー単行本カテゴリーブラックユーモア
メディア-レーベル講談社
受賞歴-ページ数182ページ

口コミを紹介

こういう作家にもっともっと売れて欲しい。読書というものをさらに楽しくするために。

出典:https://www.amazon.co.jp

6位

講談社

あの子の考えることは変

価格:463円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

女2人暮らし

第6位は『あの子の考えることは変』です。とあるアパートの同じ部屋で生活を送る女性2人にフォーカスしたお話。お互いがいることでなんとか平穏に暮らせる、という考えで、うっすらと共依存しているように見える2人の姿を描いています。

ストーリー単行本カテゴリーブラックユーモア
メディア-レーベル講談社
受賞歴-ページ数176ページ

口コミを紹介

本当に変でおかしくて、だけど大真面目で
でもおかしい。
面白かったです。

出典:https://www.amazon.co.jp

5位

メディアファクトリー

乱暴と待機

価格:596円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

兄妹の変な関係

第5位は『乱暴と待機』です。映画と舞台の両方で取り上げられた話題作。同じ家に住んでいる妹の姿をこそこそと盗み見るという兄、という非常に不思議な関係性を描いています。現実的な設定ではないものの、気づけば引き込まれているような秀作です。

ストーリー単行本カテゴリー戯曲
メディア舞台化/映画化レーベルメディアファクトリー
受賞歴-ページ数224ページ

口コミを紹介

本谷有希子の小説はすべて読んでいますが、この『乱暴と待機』は特に好きな作品です。

出典:https://www.amazon.co.jp

4位

講談社

江利子と絶対

価格:432円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

思い切り怖い話を読みたい方へ

第4位は『江利子と絶対』です。本谷有希子が小説家として活動するきっかけとなった小説で、1番最初に世に送り出されました。ブラックユーモアとサスペンスを掛け合わせたような、背筋が凍る恐怖を感じてしまう作品が、3つ収録されています。

ストーリーショートストーリーカテゴリーブラックユーモア
メディア-レーベル講談社
受賞歴-ページ数200ページ

口コミを紹介

「江梨子と絶対」は現代っ子のヌルくてアツい感じの描写。
「生垣の女」はスゲー気持ち悪いぶっ飛んだ表現と内容。
「暗狩」は心臓バクバクなホラー。

出典:https://www.amazon.co.jp

3位

講談社

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

価格:484円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

雪辱を晴らす

第3位は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』です。東京で生活していた主人公が、とある出来事をきっかけに帰省し、妹に会うところから始まります。主人公の妹に対する心理描写が非常にするどく緻密で、物語の中にぐいぐいと引っ張られてしまうでしょう。

ストーリー単行本カテゴリーブラックユーモア
メディア映画化レーベル講談社
受賞歴-ページ数224ページ

口コミを紹介

登場人物が破天荒。
でも、共感できる。

出典:https://www.amazon.co.jp

2位

新潮社

生きてるだけで、愛。

価格:432円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

「生きづらい」ってこういうこと

第2位は『生きてるだけで、愛。』です。つらさ、しんどさを抱えながらもなんとか生きている主人公が、同棲している彼氏の元カノから邪魔者扱いされてしまうお話。人生に疲れている人や、巧みな心理描写を楽しみたい方には特におすすめです。

ストーリー単行本カテゴリーラブストーリー
メディア映画化レーベル新潮社
受賞歴-ページ数145ページ

口コミを紹介

言葉遣いにユーモアがあり、漫画を読む以上に楽しめました。本谷さんのファンになったきっかけの一冊です。

出典:https://www.amazon.co.jp

1位

講談社

異類婚姻譚

価格:827円(税込)

Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見るYahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

本谷有希子の代表作

第1位は『異類婚姻譚』です。悠々自適な生活を送る主人公は、ある日とんでもないことに気づきます。それは、自分の顔が夫の顔へと変貌を遂げていた、という点です。自分の顔じゃないと気付いた主人公がどんな人生を送るのか、目が離せません

ストーリーショートストーリーカテゴリーブラックユーモア
メディア-レーベル講談社
受賞歴芥川龍之介賞ページ数170ページ

口コミを紹介

「ちょっと不思議」な世界感と、夫婦の間の微妙なリアリティある感覚を結びつける力量はプロフェッショナルなものを感じさせた。

出典:https://www.amazon.co.jp

本谷有希子の小説の選び方

本谷有希子の小説をご紹介したところで、次は選定ポイントについて解説していきます。ここで説明する選定ポイントを押さえておくことで、より今の自分に適した小説、読むべき小説などが明らかになります。ぜひ実際に選ぶときの参考にしてみてください。

ストーリーの長さで選ぶ

小説を選ぶにあたり、ストーリーがどれくらい長いのかは欠かせない要素です。ここでは「ショートストーリー」「単行本」の2種類について解説します。「叢書」が無いのは、現時点(2019年7月)で本谷有希子がシリーズものを刊行していないためです。

読破が容易な「ショートストーリー」

「ショートストーリー」は、短い物語を指します。ここで紹介するのは、それが複数収録された形態のことです。1話につきどのくらいのページ数なのかは、総ページ数や1冊あたりに収録されている物語の本数により大きく変化します。

 

本谷有希子が手がけたショートストーリーは、1話あたり平均16ページほどの長さになっています。これは普段から読書をする人なら数分ほどで読める文量です。長い話が苦手な方でも集中力を切らさず読みやすいので、一気に1話読み切りたい場合に検討してみてください。

1冊まるまる同じ世界観に浸れる「単行本」

一方で「1冊の最初から最後まで同じ主人公の話が読みたい」「登場人物の名前をたくさん覚えるのはあまり得意ではない」という方は、ショートストーリーではなく単行本(長編)をチョイスしましょう。こちらは1冊につき1つの物語が収録されている形態です。

 

単行本は小説においてスタンダードな形式で、このタイプがなじみ深い人は少なくないでしょう。ショートストーリーと比較すると、登場人物の心情や情景描写などがふんだんに盛り込まれていて分かりやすいケースが多いです。1つの物語を長く楽しみたい方におすすめ。

カテゴリーで選ぶ

続いては本谷有希子の小説のカテゴリーを「ラブストーリー」「サスペンス」「随筆」「戯曲」「ブラックユーモア」の5つに分けて解説していきます。

身を削る女性を描く「ラブストーリー」

「ラブストーリー」は小説のテーマにおいて非常にポピュラーかつスタンダードなものといえるでしょう。他の著者が手がけるラブストーリーはひたすら甘く、読んでいるこっちの方がなんだか気恥ずかしくなってしまうほど糖度の高い小説が多いです。

 

しかし、本谷有希子のラブストーリーは違います。最初から最後まで手放しで「甘い」と言えるような小説が少なく、現実世界に生きる女性がその身を削ってまで相手を想うような、泥臭い展開が多いのです。普通のラブストーリーでは満足できない方はぜひ読んでみてください。

思わずのけぞってしまうほど怖い「サスペンス」

ドラマやゲームでよく題材として取り上げられる「サスペンス」。このサスペンスは小説だと情景描写が緻密になり、映像作品とはまた違った独特の臨場感を楽しめます。本谷有希子が執筆したサスペンスものの小説は、特に手に汗握るハラハラ感を味わえます

 

内容的には非常に怖いにもかかわらず、なぜか読むのをやめられず、読了後もしばらく忘れられなくなってしまう。そんな小説を読んで、主人公と同じようにその場にいるようなスリルを味わいたい方にぴったりです。普通のホラー作品では満足できない方も楽しめるでしょう

本人の思考が色濃く反映された「随筆」

「本谷有希子本人に興味がある」「自身の生活や考えについても触れているような、物語とはまた違った作品が読みたい」という方は「随筆」を手に取ってみてください。随筆は、作者の思想を自由に綴った作品のことで、「エッセイ」とも言います。

 

随筆も、本谷有希子特有のピリッとスパイスが効いた文体は健在です物語を読む前に、本谷有希子がどんな人物なのかをもっとしっかり押さえておきたいという場合にも適しているでしょう。

演劇の臨場感が味わえる「戯曲」

「戯曲」とは舞台で誰がどのような台詞を言うのかを記した台本を指します。本の上部に人物名が記載されていて、下にはその人物が話す内容が書かれています。動作は台詞と台詞の間に挟まれていることが多いです。独特な形式なので読んだことがない人も少なくないでしょう。

 

情景をイメージするのが苦手な方や、ノベルゲームをプレイしたことがある方なら、慣れればサクサク読み進められます。「戯曲」は舞台に出演した経験がある本谷有希子の原点ともいえるので、台本の形式に抵抗がない方はぜひ手に取ってみてください。

「ヒト」のリアルを惜しげもなく切り取る「ブラックユーモア」

小説の登場人物は通常、読者に好かれるようにキャラメイクされていたり、個性的な人物と平凡な人物の両方を出してバランスを取っていたりします。しかし本谷有希子が手がける「ブラックユーモア」がテーマの小説は、一癖も二癖もある人物しか出てきません。

 

正確には「普通に生活しているように見えて、狂気を心に住まわせている人物」が大多数を占めます。キャラクターを人間臭い人物像へ落とし込むのは本谷有希子の得意分野です。そんな個性的な人物が人生で存分に足掻く様子を見たいなら「ブラックユーモア」がおすすめです。

メディアミックスの有無で選ぶ

本谷有希子は「劇団、本谷有希子」という名の劇団を立ち上げていることもあり、作品のメディアミックスが豊富です。自身で戯曲を手がけ、それを舞台化するケースがメインです。これは女優を目指していた本谷有希子が、台本執筆の方を勧められたという背景があるためです。

 

しかし、舞台化だけでなく、映画化を果たしている作品も数多くあります。そして舞台化と映画化の両方を達成している作品も存在します。このようなメディアミックスは人気度の指標になる上、小説の読了後に舞台や映画で二度楽しめるというメリットも大きいです。

レーベルで選ぶ

小説が出版されている会社によって、力を入れている分野や取り扱っているジャンルは異なります。たとえ同じ作者が手がけている「書籍」でも、レーベルが違えば、その方向性や制作に携わっている編集者が異なるので、内容にも少しずつ違いが生まれるのです。

 

そのため、もしここまでで本谷有希子の小説の内のいずれかに目星をつけたのであれば、その本が出版されているレーベルの名前とその特徴までチェックしておきましょう。出版社の思想と自分の考えがマッチしていれば、自分に適した小説である可能性が高まります

ノミネート・受賞歴で選ぶ

本谷有希子は、ノミネートや受賞歴が多いことでも知られています。そのため、自分が読もうとしている本谷有希子の小説が過去に何かの賞を受賞したことがあるのか、あるのならどんな賞なのかをチェックしておくのも良いでしょう。賞ごとに特徴が異なるためです。

 

具体的には、非常に知名度が高く、歴史も古い「芥川龍之介賞」は、作家としては駆け出しだけれど確かな才能を感じる作品に与えられます。ほかにも、発想が目新しく、今までにないようなストーリーで読者を驚かせるような作品が選ばれる「三島由紀夫賞」などが存在します。

1冊あたりのページ数で選ぶ

普段はあまり読書をしない方や、「以前は読書をしていたけれど最近は読んでいなくて読破できるか不安」という方は、気になった本谷有希子作品がどのくらいのページ数なのかを確認してください。できるだけページ数の少ない本であればサクッと読了することが可能でしょう。

 

逆に読みごたえを重視している方や、1つの世界観に長く浸りたい方は、ページ数の多い小説を優先的にセレクトするようにしましょう。ちなみに本谷有希子の小説は、だいたい1冊あたり140ページから220ページほどです。

本谷有希子のおすすめ商品比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
    アイテムID:5028529の画像

    講談社

  • 2
    アイテムID:5028526の画像

    新潮社

  • 3
    アイテムID:5028521の画像

    講談社

  • 4
    アイテムID:5028518の画像

    講談社

  • 5
    アイテムID:5028512の画像

    メディアファクトリー

  • 6
    アイテムID:5028505の画像

    講談社

  • 7
    アイテムID:5028493の画像

    講談社

  • 8
    アイテムID:5028487の画像

    講談社

  • 9
    アイテムID:5028476の画像

    新潮社

  • 10
    アイテムID:5028468の画像

    太田出版

  • 11
    アイテムID:5028462の画像

    講談社

  • 12
    アイテムID:5028452の画像

    講談社

  • 13
    アイテムID:5026278の画像

    新潮社

  • 14
    アイテムID:5026217の画像

    新潮社

  • 15
    アイテムID:5026193の画像

    白水社

  • 商品名
  • 異類婚姻譚
  • 生きてるだけで、愛。
  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
  • 江利子と絶対
  • 乱暴と待機
  • あの子の考えることは変
  • ぜつぼう
  • 嵐のピクニック
  • ぬるい毒
  • ほんたにちゃん
  • 遭難、
  • 幸せ最高ありがとうマジで!
  • グ、ア、ム
  • 偏路
  • 来来来来来
  • 特徴
  • 本谷有希子の代表作
  • 「生きづらい」ってこういうこと
  • 雪辱を晴らす
  • 思い切り怖い話を読みたい方へ
  • 兄妹の変な関係
  • 女2人暮らし
  • とある芸人の話
  • ショートストーリーが好きな方へ
  • リアルな人間関係と社会を描く
  • 身近な存在に思える主人公が魅力的
  • 犯人は誰だ
  • 毒々しさが際立つ
  • 母娘の旅行先での葛藤
  • 田舎と東京、夢と現実の間で揺れる女性の話
  • 姑・小姑・嫁のドロドロな3人暮らし
  • 価格
  • 827円(税込)
  • 432円(税込)
  • 484円(税込)
  • 432円(税込)
  • 596円(税込)
  • 463円(税込)
  • 1512円(税込)
  • 497円(税込)
  • 432円(税込)
  • 1404円(税込)
  • 1404円(税込)
  • 1512円(税込)
  • 475円(税込)
  • 1404円(税込)
  • 1836円(税込)
  • ストーリー
  • ショートストーリー
  • 単行本
  • 単行本
  • ショートストーリー
  • 単行本
  • 単行本
  • 単行本
  • ショートストーリー
  • 単行本
  • 単行本
  • 単行本
  • 単行本
  • 単行本
  • 単行本
  • 単行本
  • カテゴリー
  • ブラックユーモア
  • ラブストーリー
  • ブラックユーモア
  • ブラックユーモア
  • 戯曲
  • ブラックユーモア
  • ブラックユーモア
  • 多種多様
  • ラブストーリー
  • 随筆
  • 戯曲
  • 戯曲
  • ブラックユーモア
  • 戯曲
  • 戯曲
  • メディア
  • -
  • 映画化
  • 映画化
  • -
  • 舞台化/映画化
  • -
  • -
  • -
  • 舞台化
  • -
  • 舞台化
  • 舞台化
  • -
  • 舞台化
  • 舞台化
  • レーベル
  • 講談社
  • 新潮社
  • 講談社
  • 講談社
  • メディアファクトリー
  • 講談社
  • 講談社
  • 講談社
  • 新潮社
  • 太田出版
  • 講談社
  • 講談社
  • 新潮文庫
  • 新潮社
  • 白水社
  • 受賞歴
  • 芥川龍之介賞
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -
  • 大江健三郎賞
  • 野間文芸新人賞
  • -
  • 鶴屋南北戯曲賞
  • 岸田國士戯曲賞
  • -
  • -
  • -
  • ページ数
  • 170ページ
  • 145ページ
  • 224ページ
  • 200ページ
  • 224ページ
  • 176ページ
  • 182ページ
  • 208ページ
  • 159ページ
  • 144ページ
  • 164ページ
  • 170ページ
  • 170ページ
  • 159ページ
  • 165ページ

まとめ

今回は本谷有希子の小説をご紹介してきましたが、いかがでしたか。本谷有希子は数々のヒット作を生み出しているため、いざ選ぶとなると迷ってしまいがちです。そんなときはジャンルやカテゴリーなどを押さえておくと選びやすいです。本谷有希子ワールドを体験してみませんか。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

アクセスランキング

最近アクセス数の多い人気の記事

TOPへ