【日本酒の専門家監修】幻の日本酒のおすすめ人気ランキング14選

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人気で有名であるものの、希少で市場に出回らないため入手困難な日本酒は、幻の日本酒と称されることも多いですよね。誰もが一度は飲んでみたいと思うのではないでしょうか。幻の日本酒と言っても東北や新潟産のものなど、数多くの商品が存在します。今回は日本酒の専門家が厳選した幻の日本酒の人気おすすめランキングや選び方をご紹介します。

※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の購入には年齢確認が必要です。

幻の日本酒の基礎知識を紹介

今回は日本酒の専門家である石黒建大さんに日本酒の基礎知識とおすすめ商品について教えて頂きました。

取材協力

専門家プロフィール画像

石黒 建大(いしぐろ たてひろ)

1972年4月17日生まれ (48歳) 出身地 福井県敦賀市 現住所 大阪市中央区

静岡県熱海市のホテル学校を卒業後、一度社会人になり直ぐに退職、その後、大学に入り直し、大学在学中に大阪資本の一部上場の居酒屋チェーンに就職。

現在は某有名飲食店に勤務しています。

・お酒や観光関連の資格として

利酒師・焼酎利き酒師・酒匠・日本酒学講師(SSI認定)・Sake Diploma(JSA認定)・日本酒指導師範(菊正宗酒造認定)・国内旅行業務取扱管理者(国交省認定)

・SSIでの研究活動として

SSI研究室所属 専属テイスター・SSI日本酒セールスプロモーション研究会研究員・SSI地酒検証研究会研究員

https://ssi-w.com/business/research/reports/?fbclid=IwAR3AQPZ0qHF8fej3EQxa5Lufa6ucvtcd0EPXnCx9OPRAx43JfOYsLxBZ0s8

・日本酒ライターとして

https://osusume.mynavi.jp/users/320/

https://jp.sake-times.com/author/tatehiroishiguro

https://jp.quora.com/q/nihonshu-te-isu-tein

https://note.com/tatehiro639/m/mebe281ecf743

焼酎と、日本酒を飲む事と日本酒、焼酎の研究活動をする事が三度のご飯よりも好きでライフワークになっています。

いざインタビュー!

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編集部

はじめまして、gooランキングセレクト編集部の栄川です!本日はよろしくお願いいたします!

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石黒さん

石黒建大と申します。よろしくお願いいたします。

幻の日本酒ってそもそもどんなもの?

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編集部

本日は「幻の日本酒」について色々と伺っていきたいのですが、そもそも"幻の日本酒"ってどういうものなんですか?

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石黒さん

基本的には「生産に対して需要が追いついていない日本酒」のことです。ただ、「幻の日本酒」と一口に言ってもその"希少性"の理由は様々でして。主に4つあります。

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石黒さん

1つは酒蔵自体が小規模だったり家族だけで営んでいたりする場合。どうしても大量生産することが難しいので、希少性が高まります。

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石黒さん

2つめは商品自体がもうない場合。商品がなくなったら、当然ですが今市場に出回っている分しか商品自体がない状態になるので、入手困難となります。

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石黒さん

3つめにナンバリングされている場合。秋田の「雪の茅舎」の限定酒等が特に有名ですが、限定品のために1本1本製造番号が記されています。この場合は同じ製造番号のお酒は二度と飲むことが出来ないという意味合いに置いて、一本一本がそれぞれ「幻の日本酒」になりますね。

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石黒さん

4つめは熟成されている場合。ワインでもそうですが「〇年もの」と呼ばれるようなヴィンテージが入ったもので、酒蔵でしっかり保管されて熟成した日本酒は、その手間の分お値段も上がりますし、希少性もありますよね。

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編集部

なるほど!市場に出回らなければなかなか手に入らず、幻になってしまうんですね...。

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石黒さん

そうなんです。ブローカーなどの間で取引されて、実際の価格よりかなりプレミアがついて数倍になって売られていることもあります。

POINT①

 幻になる理由


①酒造:家族経営だけなどの小規模


②商品がない:手に入らない


③ナンバリング:限定品で製造番号が記入されているものなど


④熟成:長い年月熟成されているもの

幻の日本酒、元祖は「越乃寒梅」!

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編集部

「幻の日本酒」の中でも有名な銘柄ってどんなものがあるんですか?

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石黒さん

日本酒で1番有名なのはかつての「越乃寒梅」ですかね。あとは最近では十四代や焼酎の魔王なんかも有名です。

幻の日本酒ってどうやったら手に入るの?

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編集部

たしかに越乃寒梅や魔王は聞き覚えがあります...!でも「幻の日本酒」ってかなり入手困難そうだなと思うのですが、どうやったら手に入るんですか!?

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編集部

でも「幻の日本酒」ってかなり入手困難そうだなと思うのですが、どうやったら手に入るんですか!?

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石黒さん

酒蔵から直接購入するか、特約店の酒屋で購入するか、転売されたものを買うかという感じです。一般的には、特約店の酒屋から購入して頂く事になります。

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編集部

なるほど....。じゃあ一升瓶で手に入らなくてもいいから、1度だけでも飲んでみたいっていう場合はどうしたらいいですか?

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石黒さん

それでしたら、呑みたい銘柄が置いてある居酒屋を捜していただいて、お店で飲むことはできますね。あとは航空会社のファーストクラス又はビジネスクラスなんかで提供されていることがたまにあります。

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編集部

ファーストクラス...!それは全く思いつきませんでした!

プレゼントするなら注意が必要!?

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編集部

あと、プレゼント用に手に入れたい!っていう人も多いと思うんですけど、プレゼントするときのマナーとか気を付けた方がいいことってありますか?

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石黒さん

うーーん。。「幻の日本酒」と呼ばれるような転売先から買う商品は、実はプレゼントにはおすすめできないんですよね。

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編集部

なんでですか!

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石黒さん

ワインの有名な「ロマネコンティ」とかも事件があったんですけど、転売先から買ったものって中身の安全性が保証できないんですよね。瓶のラベルだけ本物で中身がまたったく別の酒だった、なんてよくある話で...。

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編集部

そんなことがあるんですね....それはたしかに人にあげるのは心配ですね。

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石黒さん

だから人脈があったり、信頼できる人づてに買ったりと正規ルートをたどって購入できるのであればプレゼントにも喜ばれるでしょうね!

POINT②

転売屋からは買わないで!

ラベルは同じでも中身が違ったり安全性が保証できない

獺祭はメディア戦略で売れた!?

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編集部

なるほどなるほど...。あとは、最近人気の「幻の日本酒」についても気になります!

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石黒さん

話題性のあるものだと「飛露喜(ひろき)」とかですかね。あとはかなり流通していますが、「獺祭(だっさい)」なんかはかなり有名ですね。

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編集部

あー!獺祭は飲んだことあります!

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石黒さん

そうですよね。でもあれって日本酒の味だけで人気が出たっていうよりは、メディア戦略の部分がかなり大きいんですよ。

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編集部

たとえばどんなものですか?

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石黒さん

1番は獺祭かな。あれは例えばエヴァンゲリオンの劇中によく登場していて。

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編集部

あー!たしかにたくさん置いてありました!

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石黒さん

そうそう。昔ならテレビや雑誌、今ならそれこそwebメディアだったりコンテンツの中に取り入れてもらったりすることで爆発的に人気がでることがありますね。あとは古くは月桂冠、黄桜とか上善如水とかもメディア戦略の成功例だと思っています。

日本酒は地域性と歴史が詰まっている!

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編集部

なるほど...。あと日本酒って東北地方で盛んなイメージがあって。実際地域性とかってどんな感じなんですか?

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石黒さん

それでいうと、1番最初のプレミア酒って何かわかります?

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編集部

全然分からないです...笑

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石黒さん

灘の酒なんです。江戸時代後期より本格的に登場してきますが、江戸の市場の非常に激しい品質競争の中で酒蔵の努力により酒質が向上し、江戸時代晩期には絶対的なブランド力を市場で持っていました。ただ、明治維新により灘を含む上方(現在の京阪神地区)の経済が一時的に没落し、灘の酒も生産量が激減しました。その後、徐々に世の中が落ち着き、日本の経済全体が復興し、全国に鉄道と汽船のルートが整備され、お酒の全国流通が可能になると、灘酒は東京だけで無く地方へも進出しました。明治時代後半には特に地方に置いて、地方の銘酒の1.2~1.3倍程度で取引されていました。

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編集部

そんな歴史があったんですね!奥が深い...。プレミアってなぜか惹かれてしまいますよね。。

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石黒さん

そうですね笑 でも、「幻の日本酒」と呼ばれるものはその希少性によってプレミアがついているだけで、もちろん味が美味しいから人気なのですが、もとの商品自体の定価は市場価格よりかなり低くなっています。なので、「幻の日本酒」が手に入らなかったとしても、その値段で素晴らしく美味しい日本酒たちが手に入るので、正規ルートで色々な日本酒を試すのもいいと思います。

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編集部

なるほど!もともと高い価格設定でも売れている日本酒なら、絶対に味は保証されますもんね!

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石黒さん

そうですね。今は技術が進歩しているので、作ろうと思えばどんな味の日本酒でも作ることはできるんですよね。もちろん、むかしながらの酒蔵や材料を使って手作りしたものとは味わいは違ってくるのですが...。作ろうと思えばほぼ同じような味わいを作ることができますね。

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編集部

そうなんですね...!やっぱり「幻の日本酒」は味というよりその希少性で人気を集めているんですね!

石黒さんの画像

石黒さん

そうですね。「幻の日本酒」だけではなく、色々な日本酒を試してみてください!

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編集部

今日はありがとうございました!

おかげさまで幻の日本酒ついて詳しくなれたような気がします!

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編集部

それでは石黒さんにおすすめの「幻の日本酒」を5選ほど紹介していただきます! 最後にはアレンジレシピも紹介しているので是非ご覧ください!

※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の購入には年齢確認が必要です。

さらに詳しい日本酒のおすすめランキングを見たい方はこちらの記事をどうぞ。

石黒さんおすすめ幻の日本酒ランキング5選

日本で唯一の精米歩合1%のお酒

日本で唯一精米歩合1%のお酒を発売した楯野川酒造、さらに兵庫県産の山田錦を全量使用し4合瓶で標準小売価格22万円と本当の意味合いでの幻のお酒を造りました。

 

スッキリシャープで、繊細、かつ柔らかくふくらみのある味わいと華やかな果実の香りが楽しめます。

種類 純米大吟醸酒 味わい 果実の香り
産地 山形県

日本で一番小さな酒蔵の逸品

日本一小さな酒蔵としてお酒の品質の高さから全国的な人気になった射美の超限定商品。酒蔵が小さく少量で手間暇かけて造られているので射美の商品自体が幻のお酒になりつつあります。

 

スッキリ爽やかで、繊細で柔らかくしっとりした味わいと清楚な果実香が楽しめます。

種類 純米大吟醸酒 味わい 清楚な果実香
産地 岐阜県

現在日本で最も人気の高いお酒

平成に入ってから正に彗星のように現れたのが十四代、こちらは龍の落とし子という高木酒造独自の酒米を使用しふくよかでスッキリした味わいと華やかな香りが特徴です。

種類 純米吟醸酒 味わい キレのある後味
産地 山形県

日本だけでなく世界で愛される銘酒

現代人に愛されるアニメと提携したメディア戦略や世界を意識した独自の販売戦略、山田錦にこだわりスッキリしながら膨らみのある香味で世界で愛される銘酒です。

 

スッキリ爽やか、繊細でふわりとした味わいと華やかな果実香が楽しめます。

種類 純米大吟醸酒 味わい 繊細でふわりとした味わい
産地 山口県

元祖幻の銘酒の最高峰

かつて淡麗辛口を謳った新潟酒のフラッグシップで、とことんまで品質と味のこだわった造りで消費者のニーズにより幻の銘酒となった越乃寒梅の最高峰のお酒です。

 

繊細で柔らかくふくらみがあり、後味はシャープでスッキリしている。華やかでややふくらみのある果実香が楽しめます。

種類 大吟醸酒 味わい 繊細で柔らかい味
産地 新潟県

石黒さんおすすめ幻の日本酒比較一覧表

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  • 1
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    石本酒造

  • 2
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    旭酒造

  • 3
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    高木酒造

  • 4
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    杉原酒造

  • 5
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    楯野川酒造

  • 商品名
  • 越乃寒梅 大吟醸 超特撰 720ml 化粧箱入り
  • 獺祭 磨きその先へ
  • 十四代 龍の落とし子
  • 射美 ゴールド 純米大吟醸
  • 楯野川 純米大吟醸 山田錦
  • 特徴
  • 元祖幻の銘酒の最高峰
  • 日本だけでなく世界で愛される銘酒
  • 現在日本で最も人気の高いお酒
  • 日本で一番小さな酒蔵の逸品
  • 日本で唯一の精米歩合1%のお酒
  • 価格
  • 6600円(税込)
  • 33000円(税込)
  • 36000円(税込)
  • 15200円(税込)
  • 220000円(税込)
  • 種類
  • 大吟醸酒
  • 純米大吟醸酒
  • 純米吟醸酒
  • 純米大吟醸酒
  • 純米大吟醸酒
  • 味わい
  • 繊細で柔らかい味
  • 繊細でふわりとした味わい
  • キレのある後味
  • 清楚な果実香
  • 果実の香り
  • 産地
  • 新潟県
  • 山口県
  • 山形県
  • 岐阜県
  • 山形県

幻の日本酒の選び方

ここでは押さえておきたい幻の日本酒選びのポイントを紹介します。

香りと味のバランスで選ぶ

日本酒は香りが高くフルーティな「葷酒(くんしゅ)」、熟成香と力強い味わいが特徴の「熟酒(じゅくしゅ)」、軽くて爽やかな味わいの「爽酒(そうしゅ)」、米そのものの香りと濃い旨みが特徴の「醇酒(じゅんしゅ)」に分けられるそうです。

 

それぞれの特徴を紹介します。

香りが高くフルーティな「葷酒(くんしゅ)」

大吟醸や吟醸酒などが葷酒と呼ばれる代表です。果実味があったり花のような香りがすることから、海外でも人気が高い日本酒の種類です。

 

最近ではワイングラスで日本酒を飲むことも一般的になってきました。ワイングラスは高い香りを一層よく楽しめるため、葷酒に適したグラスといえます。冷やすと清涼感がでますが、もともと香りが強いため、一部の香りが突出することもあるので注意が必要です。

 

味は甘口から辛口まで様々なので、好みの日本酒を選びましょう。

熟成香と力強い味わいの「熟酒(じゅくしゅ)」

熟酒は香りも味も濃いタイプの日本酒です。長期間熟成した古酒などに多いのが特徴といえます。黄金色に輝くような熟酒は、本物の日本酒好きから人気が高いのです。

 

この特徴を生かすには、常温からぬる燗が最適です。旨みがふっくらして、一層ボリューム感が出るといわれます。複雑な香りの熟成香をゆっくりと味わってみてはどうでしょうか。

軽くて爽やかな味わいな「爽酒(そうしゅ)」

生酒や手頃な価格で一般的に販売されている日本酒は爽酒(そうしゅ)に分類されます。香りは抑えめで清涼感があるため、料理の引き立て役などにぴったりです。また、良い意味で日本酒感が強くないので、普段日本酒を飲まない人からも好まれるといいます。

 

爽酒の場合、葷酒と違って、5℃程度まで冷やしてもおいしく飲めることが多いです。冷やすことでフレッシュな特質を引き立たせ、飲みやすくなるといわれています。夏など暑い季節に飲みたい日本酒といえるかもしれません。

米そのものの香りと濃い旨みの「醇酒(じゅんしゅ)」

醇酒は、もっとも米本来の味と香りを抽出している日本酒といえるでしょう。純米酒が醇酒の代表です。

 

分類上は味が濃い部類に入りますが、実際の日本酒は爽快さを強調したり、重厚な旨みを調整したりと幅が広いのも特徴です。そのため、おいしく飲むためには温度で好みを調整するのがコツといわれています。

 

一般的には、旨味成分が大きいほど温度を高くしていくのがセオリーとなっています。

「甘口」か「辛口」かは日本酒度と酸度をチェック

日本酒には甘口・辛口という種類もあり、これは好みが割とはっきり分かれるところでもあります。日本酒は日本酒度という数値で糖度を表していて、選ぶときの目安として使えるのです。

 

+6.0以上は大辛口、+3.5~5.9は辛口、+1.5~+3.4はやや辛口、-1.4~+1.4は普通、-1.5~-3.4はやや甘口、-3.5~-5.9は甘口、-6.0以下は大甘口、というのが一般的な分類です。

 

ただし、甘口・辛口を決めるのは日本酒度だけではありません。日本酒には酸が含まれていますから、同じ日本酒度だった場合、酸度の高い方が辛口と感じます。酸度も併せてチェックしておきましょう。なお、アミノ酸度という旨みを表す度数もあります。

特定名称酒で選ぶ

日本酒の中でも特定名称酒と呼ばれるものがあります。吟醸酒、純米酒、本醸造酒が特定名称酒に当たります。原料に米や麹、醸造アルコールのどれが使われているか、精米歩合の上限などによってどの種類に分類されるかが決まります。

しっかりとした味付けの料理には「純米酒」

純米酒は、米、米麹、水のみで作られています。米本来の味わいを楽しめるのが特徴です。

 

濃い味の煮付け、肉料理などしっかりとした味付けの料理に合いやすいのが純米酒系です。純米系は米のふっくらとした濃い旨みがあるため、このような料理でも負けません。また、バター系との相性も良く、たとえばグラタンなどにも純米酒がよく合います。

さっぱりとした味付けの料理に合う「吟醸酒」

吟醸酒は、米、米麹に加え醸造アルコールが使用されています。そのうち、精米歩合が60%以下、吟醸造りという製法で作られているのが吟醸酒にあたります。

 

カルパッチョやアユなど淡泊な味の焼き魚など、さっぱりとした味付けの料理にぴったりなのが、吟醸系の日本酒です。日本酒の味や香りが前面に出ないため、料理の味を引き立たせてくれるのです。刺身、てんぷらなど素材の味を生かしたシンプルな料理にもよく合います。

あっさり・こってり混在の場合は「本醸造酒」がおすすめ

本醸造酒は米、米麹、醸造アルコールで作られていて、精米歩合が70%以下の日本酒です。辛口ですっきりとしたお酒が多いのが特徴です。

 

あっさり系とこってり系が同じ食卓に上ることもよくあいますよね。どんな料理にも合いやすいといわれているのは、本醸造の日本酒といわれています。料理を選ばないので、日本酒をプレゼントをするときなども無難といえるかもしれません。

「熟成酒」や「古酒」は甘味がある料理にぴったり

熟成酒や古酒は、満3年以上蔵元で熟成させた糖類添加酒を除く清酒と定義されています。こちらは特定名称酒ではないため、ラベル表示がありません。

 

豚の角煮、うなぎのかばやき、肉じゃがなど、日本人は料理によく砂糖を使いますよね。このような甘味がある料理によく合うのは、熟成酒、古酒といわれます。この場合、おちょこなど小さな器で料理の合間に少量飲むのが日本酒通、という人も多いのです。

 

熟成酒、古酒は複雑なフレーバーは、意外なことにビーフステーキや麻婆豆腐ともよく合うのだそうです。

飲み方で選ぶ

同じ日本酒でも温度によって味が変わってきます。好みの温度を見つけるというのは、日本酒独特の楽しみといえるかもしれません。ここでは「冷酒」「常温」「熱燗」それぞれで、どの種類の日本酒が向いているのか紹介します。

すっきりとした飲み口の「冷酒」は生酒系に合う

冷酒の魅力はすっきりとした飲み口です。そのため、生酒系のような爽やかな味が特徴の日本酒とよくあいます。また、吟醸酒の香りを味わうには冷酒がぴったりという人も多いのです。

「常温」は日本酒本来の味と香りを楽しみたい方におすすめ

温めたり、冷やしたりしないのが常温の飲み方です。そのため、季節によって温度が違いますが、不思議なことに常温にするとより自然に日本酒本来の味と香りが楽しめるものです。

 

そのため、ほとんどの日本酒が常温で飲むのに適しています。あえて挙げれば、純米酒や吟醸酒は常温に限る、という人の割合は多いといえるでしょう。

「熱燗」はしっかりとした味わいのあるお酒にマッチ

熱燗といっても30~55℃と幅があり、このなかでも好みが分かれるところでもあります。熱燗の魅力は、香りや味の豊かさが広がりやすくなることです。そのため、純米酒や本醸造酒のようなしっかりした味わいを持つ日本酒を一層おいしく飲むために熱燗が好まれます。

 

ただし、香りが強い大吟醸などは、熱燗にすることで逆に香りが飛んでしまうこともあります。

日本酒の「アルコール度数」は15~16度が平均的

日本酒のアルコール度数は、大体15~16度ぐらい。一般的な、ワインより少し度数が高いといえます。このアルコール度数は「加水」というできあがった日本酒に水を加える工程によって調整を加えています。

 

しかし、「原酒」は加水をしないタイプの日本酒です。この場合、アルコール度数は20度ほどになることもあります。アルコールが強いと、味や香りが濃くなるため、原酒は「味が強い」などと表現されます。

 

味が強すぎる場合には、ロックにしたりカクテルにしたりすることも多いのが原酒です。「幻の日本酒」でこのような飲み方をすることに抵抗のある人は多いようですが、いずれにしても、原酒独特の味わいを楽しんでみてはどうでしょうか。

有名な「産地」の日本酒の中から希少酒を選んでみるのもあり!

日本全国には約1500ほどの酒蔵があるといわれています。日本酒という名にふさわしく、どの都道府県にも酒蔵は存在し、なかには幻の日本酒といわれるような個性的なものも販売されています。

 

産地による日本酒の違いを味わう、というのもおすすめの楽しみ方のひとつです。一般的には、寒い気候の地域になるほど辛口に、暖かい気候の地域になるほど甘口になる傾向があるといわれています。

 

これは現在のような温度管理ができなかったときの名残です。気候にあった製造法をしていた伝統を引き継いだ結果、このような味の傾向があります。産地ごとの日本酒のおすすめは以下の記事でご紹介していますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。

「特別」な高級品もチェック!

幻の日本酒と呼ばれるものの中には、高級品も少なくありません。そうした日本酒のなかには「特別」と書かれているものがあります。この特別はどのような意味なのでしょうか。

 

「特別」とは精米歩合が60%以下であるか、または特殊な製法が用いられている場合にラベルに付けられるルールになっています。ちなみに精米歩合とは精米後に残っている白米の割合のことをいいます。

 

いずれにしても、勝手に「特別」純米酒、「特別」本醸造酒などとは付けられません。ラベルに「特別」とあったら、どんなところが「特別」なのか一歩踏み込んでチェックすると、ますます幻の日本酒選びが楽しくなるのでおすすめです。

香りと味の表現で選ぶ

幻の日本酒というくらいですから、一度も飲んだことがない、という場合も多いですよね。そんなときに頼りになるのは、商品紹介欄に書かれている香りや味の表現です。一読するとよくわからないこともありますが、セオリーが存在するので覚えておきましょう。

爽やかや華やかな「香り」も楽しもう!

香りについて「フルーティ」と表現されるときはバナナやりんご、ライチなどがさらに具体的に分かれます。どの果物なのか詳しくチェックしてみましょう。

 

「華やか」と表現されるときは吟醸香と呼ばれる甘い花の香りを連想するとよいです。たとえば、チューリップ、梅の花、アカシアなどが代表的です。

 

「爽やか」と表現される場合は、レモンやライムなど清涼感のある果物の香りが代表的です。また、ふくよかというと米や穀物の香り、またはナッツ類をイメージするとよいです。

「味」はすっきりやふくよかなど様々

「すっきり」と書いてあるなら、通常「端麗辛口」、「熟成した」は古酒などで使われ重厚で適度な苦みがある場合に用いられます。

 

また、「ふくよか」と書かれていれば旨み成分が強いことがわかります。また「さっぱり」は後を引かず引き締まった味の日本酒によく使われる表現です。

「プレゼント」で渡すなら有名な銘柄や高級なものがおすすめ

日本酒は誰かにプレゼントとして贈ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。そんな時は有名な銘柄の中から幻の日本酒を選んでみるが良いでしょう。しかし、プレゼントだからこそ普段購入できないようななかなか市場に出回らない穴場の日本酒を贈ってみるのも良いですね。

 

また、見栄えも豪華な木箱に入っている日本酒もあるため、ぜひ見た目にもこだわってプレゼントの日本酒を選んでみてください。

幻の日本酒の人気おすすめランキング9選

ちょっと変わった純米のにごり酒

株式会社酒千蔵野の川中島はちょっと変わった純米のにごり酒です。長野県産の美山錦という酒米を65%まで削るというこだわりにより、口当たりと飲みやすさ、そして独特のとろみを実現しました。

 

にごり酒が好きという人には、ぜひおすすめしたい幻の日本酒といえるでしょう。価格もリーズナブルなのでおすすめです。

種類 純米酒(火入れ) 味わい お米本来の旨み、甘味
産地 長野県

日本酒ブームの立役者

安倍首相からオバマ大統領に贈られたことをきっかけとして「獺祭ブーム」を巻き起こした日本酒です。一時期はネットショッピングやオークションサイトで価格が上がったものです。

 

きれいで新鮮な味と柔らかで繊細な香りのバランスがとてもよく、いろいろな料理と合わせやすいです。若者や女性にも支持され「わかりやすい日本酒」とも評されるので、日本酒に入門にも最適といえます。

種類 純米大吟醸 味わい きれいで新鮮な味と柔らかで繊細な香り
産地 山口県

口コミを紹介

口当たりはフレッシュ、香りは洋梨のようにフルーティーで若干甘く、それでいて米の旨味もあって飲みごたえもある。極めて完成度の高い日本酒です。そして、もう一点、獺祭の人気の秘密ですが、獺祭の美味しさは分かりやすいのですよ。派手な果実臭、蜜のような甘さで、なおかつ軽やかで飲みやすい。

出典:https://www.amazon.co.jp

純米大吟醸酒部門最高金賞

雪月花は国際酒類競技会(IWSC)において純米大吟醸酒部門最高金賞という日本酒。世界的に評価を受けているのです。芳醇な吟醸香とクリアな味わいが特徴で、口コミやレビューを読むと「口あたりがよく、いくらでも飲めてしまう」「水のように自然に飲める」などの声が多くありました。

 

酒造好適米兵庫県産「山田錦」と秋田県産「秋田酒こまち」をそれぞれ40%精米していることも特徴です。

種類 純米大吟醸 味わい 芳醇な吟醸香とクリアな味わい
産地 秋田県

口コミを紹介

秋田の香り高く、飲みやすい美酒で、お奨めできます。水のように自然と飲め、香りがあるので、女性もワインのような感覚で飲めますよ。

出典:https://www.amazon.co.jp

ワイングラスで飲みたい日本酒

合資会社加藤吉平商店の梵 特撰はワイングラスで日本酒を飲みたい人におすすめの、幻の日本酒です。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016」で最高金賞を受賞したこともありました。

 

銘柄の梵(ぼん)にはサンスクリット語の「けがれなき清浄」と英語のBORN(誕生・創造)という二重の意味がこめられているそうですよ。

種類 純米大吟醸 味わい 吟香高くコシのある味わい
産地 福井県

口コミを紹介

辛口テイストで、米の味わいと鼻から抜ける香りが、とても心地良いです。スッキリとした中にも、まろやかなでふくよかな味わいがあるも思います。

出典:https://www.amazon.co.jp

添加物一切なしの生もと造り

「No.6」とは「6号酵母」にちなむ名前で、爽やかで奥ゆかしい香りが特徴です。酒業界の革命児などと呼ばれることもある佐藤祐輔氏の自信作のNo.6は「ネオクラシック」と呼ばれるほど確固としたブランドイメージを築きました。

 

生酛純米の「生酒」という非常に珍しい作り方をしているため、日本酒通の人にもおすすめしたい幻の日本酒通です。

種類 純米吟醸原酒 味わい 爽やかで奥ゆかしい香り
産地 秋田県

口コミを紹介

磯自慢 は静岡は焼津のお酒、ヤッパリ最高です

出典:https://www.amazon.co.jp

キンキンに冷やして飲みたい

磯自慢酒造の特別本醸造 蔵寒造りはキンキンに冷やして飲むのがおすすめの幻の日本酒です。磯自慢酒造によると颯爽とした吟醸香ができる限り冷やすことで引き立つのだそうです。なお、お燗酒の場合は人肌燗、ぬる燗がおすすめということです。

 

扱う本数が少ないため、お店では探してもまず見つからないといわれている幻の日本酒なので、ネットショッピングを探した方がいいでしょう。

種類 本醸造 味わい 華やかで丸みを帯びた味わい
産地 静岡県

口コミを紹介

まさに光り輝く米の雫。日本の技、ここに極まれり。これはすごい。

出典:https://www.amazon.co.jp

贅沢仕込みの貴釀酒

貴釀酒(きじょうしゅ)とは仕込み水の代わりに日本酒を使うというなんとも贅沢な日本酒。独特のとろみのある甘口に仕上がるのが特徴です。甘口が好みという人におすすめしたい幻の日本酒といえるでしょう。

 

その独特の甘みからバニラアイスにかけると最高、という人もいました。新しい楽しみ方もできそうな日本酒ですよね。

種類 純米仕込み 貴醸酒 味わい 瑞々しく濃厚かつジュ-シー
産地 秋田県

口コミを紹介

甘みと芳醇な味わいで、かろやかな香りでした。貴醸酒の中では上位のランクです。

出典:https://www.amazon.co.jp

新進気鋭の蔵元の逸品

南陽醸造は家族3人のみで製造し、「花陽浴」と「花」を合せて250石にしかならない小規模な酒蔵です。それゆえ幻の日本酒と呼ばれ、熱烈なファンが全国各地にいます。花陽浴は冬にリリースされることが多いため、手に入らない場合はこの時期を狙ってみましょう。

 

花陽浴 さけ武蔵 はパイナップルのような完熟した果実味が特徴です。季節によって味が変化しているので、何度でも新鮮な味わいを楽しむことができますよ。飲み方は冷酒がおすすめです。

種類 純米大吟醸 味わい 冷酒に最適
産地 埼玉

口コミを紹介

日本酒版アイスワインと言ったところでしょうか。本当に米から作ってるのかと驚きます。

出典:https://www.amazon.co.jp

三百年の伝統

青木酒造は三百年の伝統を持つ酒蔵。1717年(享保2年)創業というから驚きですよね。この幻の日本酒で歴史を感じてみてはどうでしょうか。新潟の酒というと一般的には端麗辛口が多いですが、鶴齢は端麗旨口なのが特徴です。

 

原料米に新潟県産の越淡麗を使用しておりキレがよい鶴齢は、刺身や焼き魚などによく合います。本店でも在庫がなくなり入手困難という幻の日本酒なので、ネットショッピングなどで見つけたら早めに購入しておくことをおすすめします。

種類 純米大吟醸 味わい 華やかな香りと柔らかな味
産地 茨城県

口コミを紹介

日本酒初心者ですが、他の純米大吟醸とは比べ物にならないくらい、飲みやすいです。

出典:https://www.amazon.co.jp

幻の日本酒のおすすめ商品比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
    アイテムID:4927929の画像

    青木酒造

  • 2
    アイテムID:4927936の画像

    南陽醸造

  • 3
    アイテムID:4927947の画像

    新政

  • 4
    アイテムID:4927958の画像

    磯自慢酒造

  • 5
    アイテムID:4927962の画像

    新政酒造

  • 6
    アイテムID:4927968の画像

    合資会社加藤吉平商店

  • 7
    アイテムID:4927974の画像

    両関酒造

  • 8
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    旭酒造

  • 9
    アイテムID:4928004の画像

    株式会社 酒千蔵野

  • 商品名
  • 鶴齢
  • 花陽浴 さけ武蔵
  • 陽乃鳥
  • 特別本醸造 蔵寒造り
  • No.6
  • 梵 特撰
  • 雪月花
  • 獺祭
  • 川中島
  • 特徴
  • 三百年の伝統
  • 新進気鋭の蔵元の逸品
  • 贅沢仕込みの貴釀酒
  • キンキンに冷やして飲みたい
  • 添加物一切なしの生もと造り
  • ワイングラスで飲みたい日本酒
  • 純米大吟醸酒部門最高金賞
  • 日本酒ブームの立役者
  • ちょっと変わった純米のにごり酒
  • 価格
  • 3402円(税込)
  • 17010円(税込)
  • 3700円(税込)
  • 4860円(税込)
  • 6900円(税込)
  • 2700円(税込)
  • 2900円(税込)
  • 3078円(税込)
  • 1188円(税込)
  • 種類
  • 純米大吟醸
  • 純米大吟醸
  • 純米仕込み 貴醸酒
  • 本醸造
  • 純米吟醸原酒
  • 純米大吟醸
  • 純米大吟醸
  • 純米大吟醸
  • 純米酒(火入れ)
  • 味わい
  • 華やかな香りと柔らかな味
  • 冷酒に最適
  • 瑞々しく濃厚かつジュ-シー
  • 華やかで丸みを帯びた味わい
  • 爽やかで奥ゆかしい香り
  • 吟香高くコシのある味わい
  • 芳醇な吟醸香とクリアな味わい
  • きれいで新鮮な味と柔らかで繊細な香り
  • お米本来の旨み、甘味
  • 産地
  • 茨城県
  • 埼玉
  • 秋田県
  • 静岡県
  • 秋田県
  • 福井県
  • 秋田県
  • 山口県
  • 長野県

なぜ幻と言われるの?

石黒さんの画像

石黒さん

幻の日本酒と言えば、通常は人気が出過ぎて中々入手できない人気酒の事を一般的に言われると思います。

しかし、少し見方を変えれば、その酒蔵しかやっていない製法で作られたお酒や日本酒造りに置いて能登杜氏の農口杜氏のように日本で最も有名といわれる杜氏さんが造られたお酒で中々市場に出回っていないお酒や蔵で熟成し二度と同じものが飲めない日本酒に関しても幻の銘酒と呼べるのでは無いかと思います。

今回、ECサイトで何らかの形で入手でき、尚且つ一般的に入手が難しいと思われるお酒を幾つかピックアップしてみました。

まとめ

今回は日本酒の専門家の方に監修してもらい、人気おすすめランキングをご紹介しました。世界中で人気が高まってきている日本酒。人気の幻の日本酒のなかには、ますます入手困難になっているものもあるようです。日本酒や種類や温度や合わせる料理によって味わいが変わるお酒です。自分なりの好みを見つけて味わってみてはどうでしょうか。

さらに詳しい日本酒のおすすめランキングを知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年05月22日)やレビューをもとに作成しております。

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