ベース弦の人気おすすめランキング10選【初心者にも】
2023/02/07 更新
目次
ダダリオやアニーボールなど多数の種類があるベース弦
バンドのサウンドを奏でるために必要不可欠な存在「ベース」。縁の下の力持ちのような存在であるベースは、かっこよくて憧れますよね。そんなベースのサウンドをいかにかっこよく奏でるには、「弦」の度合いによって異なります。
ベースの弦には太さや指引き用などさまざまな種類があります。なかでも「ネオン弦」などは、暗闇で発光したりと存在感が抜群なんです。実は、ダダリオなどのメーカーの弦は、一流のトップベーシストたちが愛用しているので有名なんですよ!
そこで今回は、ベースの弦の選び方の解説やベース弦の人気おすすめランキング10選をご紹介いたします。ほかにも、弦のメンテナンス方法も解説していますので、ベースの初心者や新しい弦を探している方はぜひご覧ください!
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ベースの弦の選び方
ベースの弦には多数の種類が存在します。ここからは、それぞれの目的や特徴に応じたベースの弦の選び方を解説していきます。
弦の巻き方で選ぶ
ベース弦は芯線の外側に、巻き線と呼ばれる線を巻き付けて出来ています。ここからは、巻き線の巻き方で選ぶ方法を解説していきます。
指弾きをしたい初心者なら「ラウンドワウンド」がおすすめ
「ラウンドワウンド」は、断面の丸い巻き線で、表面に凹凸がありザラザラとした手触りが特徴です。サウンドは立ち上がりが早く明るい音色をしていて、サスティーンが長いので指弾きやピック弾き、スラップなどのさまざまな奏法に適しています。
一般的に最も使用されているポピュラーなタイプで、どの弦を選べば良いか分からない初心者におすすめです。しかし長期間交換しないままにしていると、汗や汚れなどが原因で劣化しやすく丸みを帯びたサウンドに変化してしまう性質を持っています。
アコースティックベースやジャズ系のベースに使うなら「フラットワウンド」がおすすめ
「フラットワウンド」は、四角い形状の巻き線で滑らかでツルツルとした表面の手触りが特徴です。落ち着いた甘めのサウンドをしており、サスティーンが短いのでアコースティックベースやジャズ系のベースに最適です。
滑らかな表面はフレットレスベースの指板を守る効果や、倍音成分が少なく暗めの音色から、フレットレスベースとしても使用できます。テンションはラウンドワウンドと比べると強めで、指との摩擦が大きいため演奏には慣れが必要なタイプでもあります。
弾きやすくてノイズが少ない弦なら「ハーフラウンド」がおすすめ
「ハーフラウンド」は、ラウンドワウンドとフラットワウンドの中間の特性を持つタイプです。芯線の内側は丸い巻き線、外側は平らな巻き線を巻かれています。ラウンドワウンドの表面を削って加工したタイプなども、ハーフラウンドと呼ばれるケースがあります。
サウンドもラウンドワウンドとフラットワウンドの中間で、こもらない煌びやかなサウンドが特徴です。表面が平らなので弾きやすくノイズが少ないのがメリットですが、ハーフラウンド自体の種類があまりなく選択肢が少ないデメリットもあります。
弦の素材で選ぶ
ベースの弦には多数の素材があり、それぞれの素材によって奏でられるサウンドが変わってきます。それでは、素材ごとの選び方を解説していきます。
弦の素材に迷ったらリチャードココなどの「ニッケル」がおすすめ
リチャードココなどの「ニッケル」は、最もポピュラーなベースの弦として知られており、標準弦として多くのメーカーが採用されています。種類が多くて価格もリーズナブルなのが特徴です。
弾き心地は滑らかで、中音域の押出しが強いサウンドが印象的です。クセの無い音とバランスに優れているため、さまざまな演奏ジャンルや奏法に適しているオールラウンドな素材です。
スラップ奏法を多用するならエリクサーなどの「ステンレスやスチール」がおすすめ
エリクサーなどの「ステンレス」や「スチール」は、硬くて高い耐久性が特徴の素材です。それが理由で、ずっと使用し続けているとフレットの消耗が激しくなります。サウンドははっきりとしていて明るく、そして硬い印象を感じられます。
音の立ち上がりも早いので、スラップを多用するベーシストによく好まれています。しかし、少しギラギラとしたサウンドでもあるため、人の好みや演奏ジャンルを選ぶ素材です。
まろやかでやや暗めな音色を奏でたいなら「ナイロン」がおすすめ
「ナイロン」は、まろやかでやや暗めなサウンドが特徴の素材です。その特徴のある音色から、クラシックギターなどに用いられる場合が多いですが、ベースにも時折使用されるケースもあります。
ベースに張ると、ウッドベースとエレキベースの中立のようなサウンドを奏でられます。ナイロン自体は柔らかいため、フレットを傷つけにくい特性を持っています。また伸縮性があるので、弦を抑えやすいのも特徴の1つです。
ジャズのような落ち着いた音色を奏でたいなら「ブロンズ」がおすすめ
銅と錫の合金を使用した素材である「ブロンズ」は、ベースだけではなくアコースティックギターにも使用される場合が多い素材です。あたたかく落ち着きも兼ね備えたサウンドが特徴で、ジャズなどの演奏にも向いている弦素材といえます。
ほかにも、ブロンズ素材ににリンを加えた「フォスファーブロンズ」と呼ばれている素材もあります。こちらは、ブロンズの優しいサウンドに煌びやかさが加わった音色を出せる特徴を持っています。
パワーのある音色を奏でたいならアリアプロツーなどの「コバルト」がおすすめ
アリアプロツーなどの「コバルト」は高い磁性を持っており、パワフルで分かりやすい明快なサウンドが奏でられるのが特徴です。とくに低音を奏でる際のパワーが格段に増すため、力強い音色を奏でたい方に非常におすすめな素材です。
さらにはフィーリングが滑らかなので弦自体が弾きやすく、長い期間使用し続けられる頑丈さも持ち合わせています。使いやすさと使用期間の長さの両方を持ち合わせているので、初心者でも非常に扱いやすいですよ。
特殊加工されている弦で選ぶ
ベースの弦には、特殊加工が施されているものがあります。特殊加工のタイプによって音色や弦の寿命が変わるため、特殊加工についてもしっかり理解しておきましょう。
弦の寿命を長持ちさせたいなら「コーティング弦」がおすすめ
「コーティング弦」は名前の通りで、弦に特殊なコーティング加工を施したものです。コーティングされていない弦と比べると、錆びにくくて長持ちする特徴があります。またコーティング弦を使用するとフィンガリングノイズが出にくくなるメリットがあります。
非コーティングの弦よりも、落ち着きのあるサウンドが印象的です。ラウンドワウンド弦であればギラギラとしたサウンドが軽減されますが、音抜けは少し悪いです。しかし、その落ち着いた音色を聞けば、吹っ飛ぶほど気持ちいいですよ。
サステインに優れた音程の良さなら「テーパーコア弦」がおすすめ
「テーパーコア弦」は、多弦ベースの5・6弦によく用いられる特殊加工弦です。ブリッジサドル付近が細いので、通常の弦よりもサステインに優れて音程も良好です。テーパーコア弦を張った瞬間に馴染みやすく感じますよ。
ステージ上で圧倒的存在感を出したいなら「ネオン弦」がおすすめ
「ネオン弦」はステージ上の明るい照明の下に立つと、鮮やかなネオンカラーを発します。ブラックライトの下では、明るく発光する特徴も持っています。見た目が派手なので分かりやすく、ステージ上でしっかりと存在感をアピールできます。
気になるネオン弦のサウンドですが、発光塗料でコーティングしているおかげで、通常の弦と比べるとフレッシュなサウンドを奏でられます。観客の心を間違いなく躍らせられますよ!
弦の「太さ(ゲージ)」をチェック
ベースの弦は、太さによってテンション感が異なり弾き心地が変わります。弦の太さは「インチ」で表され、「45」や「045」などと表記されています。1弦目から順に45・65・85・105インチとセットになっているものが、最も一般的なレギュラーゲージです。
弦が太くなるほど重厚なサウンドに変化し、細くなると高域でギラギラとしたサウンドになります。ベース初心者の方はまずレギュラーゲージを試してみて、そのあと太い弦や細い弦などの自身に合った太さを見つけていくのがおすすめです。
ロングやショートスケールなど自分に合った「スケール」を確認
「スケール」とは、ベースのナットからブリッジサドルまでの長さを指します。自身のベースのスケールに合った弦を選択しないと、弦を張れない場合があります。スケールには4種類存在し、最もポピュラーなのがジャズベースなどに使用される「ロングスケール」です。
ほかにも他弦ベースに多く採用されている「スーパーロングスケール」や、SGシェイプなどのギブソン系に多い「ミディアムスケール」。女性や子どもでも弾きやすい「ショートスケール」などが存在します。
安い「値段(価格)」をチェック
弦の値段を比べながら、自身のお財布事情と相談して選ぶのも1つの方法です。あまりにも高額すぎても購入しづらいです。ただし値段の安いものにこだわりすぎると、音質が悪かったり劣化が早いケースがよくあるので、ある程度の値段の弦を選ぶのがおすすめです。
ベース弦の人気おすすめランキング10選
口コミをご紹介
いつも、この商品を買っておりますが、安心して練習及び演奏用として使えます。
口コミをご紹介
望んだ音質になっています。サステインがより長く鳴ってる感じで、弦のミュートって大切なんだと改めて実感。
口コミをご紹介
今まで使ったベース弦のなかで一番良かったです。
口コミをご紹介
ギター弦でも感じたブリブリ感は健在。ノンコーディング弦ではとかく指先が痛くなるのですが、コーティングのおかげで滑りが良く指には優しいです。
口コミをご紹介
音的には完璧に近いんじゃないでしょうか。低音もよく出ますし、サスティーンもほどよくバランスが取れていると思います。
D'Addario(ダダリオ)
XL Chromes Flat Wound
滑らかなで指弾きや5弦用にもおすすめ
「XL Chromes Flat Wound」は、ヘックスコアの周りにベースの巻き線を施し、フラットなリボン状の巻き線をした特殊構造をしています。ワインディング後に精密な研磨を施しているため、驚くほど滑らかな弦に仕上がっています。
フラットワウンドの弦には凹凸がほとんどないので、指弾きや5弦用にもおすすめです。サウンドはラウンドワウンドの弦と比べても、フラットワウンドの弦は音の伸縮性が小さく、柔らかくて甘いサウンドが特長です。
巻き線 | フラットワウンド | 素材 | ニッケル |
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スケール | 45-100 |
口コミをご紹介
万人に弾きやすい弦なのじゃないかと思います。多分、この先私はこれを使い続けると思います。
口コミをご紹介
手触りはちょっとざらざらしてます。
死んだ後も良い音がするので長く使えます。
口コミをご紹介
装着後1ヶ月くらい経ちますが、問題なく使用できています。
ROTOSOUND
ROT-RS66LDN
音楽業界に革命をもたらしたベース弦
「ROTOSOUND」を代表する最も人気のあるラウンドワウンドのベース弦です。独自の製法によって生まれたこのスタイルは、ベースサウンドに革命をもたらし、ミュージックシーンを変える存在感でトップ・プレイヤーを魅了してきました。
「Billy Sheehan」や「John Paul Jones」、「Geddy Lee」など多くの有名ベーシストに愛用されています。そのサウンドは他メーカーと比べても響きが良く、圧倒的存在感を放てる迫力があります。
巻き線 | ラウンドワウンド | 素材 | ニッケル |
---|---|---|---|
スケール | 45-105 |
口コミをご紹介
色々なメーカーに手を出した末にトマスティックに辿り着き、この五年程はチューニングすらたまにしかしない程度に安定しています。
ベース弦のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 巻き線 | 素材 | スケール |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ピノ・パラディーノが愛用した最強のベース弦 |
フラットワウンド |
ニッケル |
43-100 |
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Amazon ヤフー |
音楽業界に革命をもたらしたベース弦 |
ラウンドワウンド |
ニッケル |
45-105 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
弾くだけで一流ベーシスト気分を味わえるショートスケール用 |
ラウンドワウンド |
ニッケル |
45-100 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
高い品質を誇るリチャードココのベース弦 |
ラウンドワウンド |
ステンレス |
45-100 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
滑らかなで指弾きや5弦用にもおすすめ |
フラットワウンド |
ニッケル |
45-100 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ダダリオの進化したフラットワウンド弦 |
フラットワウンド |
スチール |
12-53 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
劣化防止のコーティング弦「エリクサー」 |
ラウンドワウンド |
ステンレス |
45-105 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
弾きやすいので初心者にもおすすめのニッケル弦 |
ラウンドワウンド |
ニッケル |
45-105 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
DRの長い歴史が産んだ傑作 |
ラウンドワウンド |
ステンレス |
45-105 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
張り替えも簡単な太さもちょうど良いアリアプロツーのベース弦 |
ラウンドワウンド |
ニッケル |
10-46 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
ベースの弦を長持ちさせるには
ベースの弦を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。「クリーニングクロス」と「ストリングクリーナー」の専用のメンテナンス道具があるので、まずはそちらを用意します。
メンテナンス自体は非常に簡単で、クリーニングクロスにストリングクリーナーを含ませて弦を拭くだけです。これだけで弦の状態を保てるので、毎回の演奏ごとにメンテナンスを行うようにしましょう。
5弦などのベースの張り替えにはニッパーが必要
ベースの弦を張り替える際には、「ニッパー」が必要不可欠です。ギターの弦はニッケルやステンレスなどさまざまな鋼材でできています。大変硬いものなので、素手で張り替えるのは難しいですよね。ブロンズなどのコーティング弦なら尚更です。
特に5弦ベースなどのギターベースを使用している方にとっては、約3.4mmほどの太さの弦を切らないといけないので、切れ味の良いニッパーが必要になってきます。ベーシストを目指すなら、ニッパーなどのメンテナンス工具にもこだわるのも大切ですよ。
エフェクターを使って迫力のある演奏をしよう!
「エフェクター」を使用すると、ベースのサウンドの迫力をさらにパワフルにできます。普段よりも演奏の幅が大きく広がってきますよ!下記の記事では、さまざまなエフェクターの人気おすすめランキングをご紹介しています。よければ参考にご覧ください。
エレキギターの弦の人気おすすめランキング
好きなミュージシャンに影響されて音楽を始めたいと思ったときに、一番人気があるのが「エレキギター」です。エレキギターも、ベースと同じく多数の種類があります。下記の記事では、エレキギターの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
ミニギターの人気おすすめランキング
「ミニギター」は通常のギターよりも小さく、初心者でも扱いやすい点が特徴です。ミニギターにも、さまざまな種類や特徴があります。下記の記事では、ミニギターの人気おすすめランキングもご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
まとめ
いかがでしたか。ベースの弦には多数の種類があり、それぞれ奏でられるサウンドや特性が違います。ベースにとって弦は心臓であり、良質な弦を選ぶのが良いサウンドに繋がるのです。本記事が、ベースの弦を選ぶあなたのお役に立てれば幸いです。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年02月07日)やレビューをもとに作成しております。
数多くのベース弦を手掛けた、オーストリアにあるウイーンの総合弦メーカー「Thomastik-Infeld社」が販売しているフラットワウンドのベース弦です。世界的に有名なベーシスト「ピノ・パラディーノ」が愛用している人気の商品です。
本商品はやわらかい鋼の芯線を、特別なニッケル合金でワインディングしており、一般的なフラットワウンドの弦と比べてテンションが低めに設計されています。ほかの弦では感じれない独特なタッチ感が特徴です。