弓道弦のおすすめ人気ランキング10選【初心者向け・飛翔弦も!】
2024/08/30 更新
弓道弦は、真や響・飛天など種類が豊富でどれを選べばいいか迷ってしまいます。飛翔弦・弓道弦真プレミアムや、初心者向け・弦音がいいもの・柔らかい・硬いタイプなどそれぞれに特徴があり、どれを選ぶかポイントを理解するのが重要です。今回は、弓道弦の選び方やおすすめ商品、使い方などもご紹介。口コミも取り上げています。
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目次
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飛翔弦や弓道弦真プレミアムも!弓道弦にこだわって弓道を極めよう
部活でも人気が高い弓道は、とても奥が深い競技ですが、実際に弓を持つまでの下積み期間が長く、的に当てるのも簡単そうで難しいものです。それでも練習で技術を身につけ、大会で結果を出したときの喜びは計り知れません。
また弓道では技術だけでなく、メンタルも鍛えられます。静寂の中で一点の的を狙うには、かなりの集中力が必要です。そんな弓道の稽古には、飛天・吟など弓道の弦(つる)が欠かせません。しかし弓道弦は、飛翔弦・弓道弦真プレミアム・柔らかい・硬いタイプなど種類が多く選ぶのが難しいですよね。
そこで今回は、初心者向け弓道弦の選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは弦音がいいもの・硬さ・コスパの良さ・使いやすさ・人気を基準に作成しました。弓道弦の口コミについても紹介するので、購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
柔らかい弓道弦のおすすめ
硬い弓道弦のおすすめ
弓道弦の特徴
弓道弦と弓道弓の相性がいいと透き通ったような美しい弦音を放ちます。さらに弓道弦と弓道弓の相性は、射形の美しさにも大きく影響を与えます。また相性のよさは、弓の耐久性を大きく左右します。弓道弓に合わせて弓道弦を選ぶことがとても大切です。
弓道弦の選び方
それでは弓道弦の選び方を詳しく見ていきます。弦選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
弦素材の種類で選ぶ
弓道弦の種類は、素材によって2つに分かれます。複数の化学繊維で作られた「合成弦」と、天然素材で作られた「麻弦」の2種類です。
定番のものなら耐久性の高い「合成弦」がおすすめ
最もメジャーなのは、化学繊維の合成弦です。合成弦は丈夫で切れにくいため、長く使えます。さらに値段も安いので、学生の方も手に取りやすいです。また上級者でも合成弦を使う人は多くいます。
ただし合成弦は丈夫な分、弓への負担が大きいのがデメリットです。離れ(矢を放つ瞬間)の衝撃で、弓が壊れてしまうケースもあります。どうしても弓への負担が気になる方は、麻弦も見てみましょう。
弓への負担が軽いものなら「麻弦」がおすすめ
麻弦はとても柔らかいので、弓への負担が軽いのが特徴。そのため高級な竹弓によく使われています。また矢を放ったときの弦音(つるね)が美しく、勢いのある矢を放てるのが魅力です。
しかし麻弦は切れやすいのがデメリットといえます。弓への負担は軽減されますが、弦自体は切れやすいです。また値段が高く、原材料が規制されている理由もあり、麻弦はかなり希少になっています。こだわりが強い方は、麻弦を選んでみるのもおすすめです。
こだわるなら「響き・弦音がいいなど口コミ」もチェック
矢を放つとき「ピャッ」と澄んだ弦音が響くと、気持ち良いものです。逆に「バシュン」と濁った弦音では満足できません。弦音の良さは射の良し悪しにも影響するので、初心者でも弦音にはこだわってみましょう。
弦音が良いのは麻弦とご紹介しましたが、実は弦音が良い合成弦もあります。弦音がいい合成弦は手触りが良く、まるで麻弦のような品質です。弦音の良さについては、商品の口コミも参考になります。
弦の硬さで選ぶ
矢の飛び方や弦の扱いやすさは、弦の硬さによって決まります。あなたには柔らかめの弦と硬めの弦、どちらが合っているのか、ぜひ確認してみましょう。
初心者には「柔らかいタイプ」の弦がおすすめ
しなやかで柔らかい弦は弓力が弱くても引きやすいので、初心者の方にもおすすめです。主に「ヤマト」や「かえる弦」などが柔らかい部類に入り、竹弓を始め、ほとんどの弓に使えます。
硬い弦のほうがピンと張りやすく、矢はよく飛びますが、なにしろ非常に硬いので弓を引きにくいのが特徴です。そのため初心者のうちは、柔らかい弦でしっかりと射型を身につけましょう。
慣れてきたら「硬いタイプ」の弦がおすすめ
弓力が強い方は、硬めの弦でも難なく使用できるものです。「天弓弦」や「響」などは、硬いタイプの代表格と言えます。カーボンファイバーやグラスファイバーのような、頑丈で強い弓に使うのがおすすめです。
弦の太さ(号数)の違いで選ぶ
合成弦の太さは号数、麻弦の太さは匁数(もんめすう)で表されます。数字が小さいほど軽く、大きいほど重いです。自分の弓力と照らし合わせて、太さの違いを選びましょう。
初心者の方には「0号~1号」がおすすめ
まだ弓力が強くない初心者の場合は、0号か1号の細めの弦がおすすめです。麻弦なら1.6匁をチェックしてみましょう。初心者の平均的な弓力は、男性は10~14kg、女性は8~12kgと言われています。
目安として弓力が12kg以下なら、0号がちょうどいいです。軽い弓に太い弦を使うと、弓にかかる負担が大きく、勢いのある矢が飛びません。そのため弓力が弱く、軽い弓を使う初心者のうちは、細い弦を選んだほうが安全です。
またご紹介した通り、弦の太さは号数や匁数で表される場合が多いです。しかし中には、分かりやすく「細」「太」と書いてある弦もあります。弓力が弱い方は、「細」のほうを選んでみましょう。
弓力が強い人なら「2号」以上がおすすめ
弓力が強くなると、重い弓のほうが扱いやすくなります。重い弓には2号か3号の太めの弦がおすすめです。明確な基準ではありませんが、弓力が15~17kgなら2号、17kg以上なら3号を選んでみましょう。麻弦なら2.0匁以上が適しています。
並寸・二寸伸など弦の長さは「弓の特徴に合ったもの」をチェック
弦の長さは自分の弓のサイズ・特徴と合わせて選んでみましょう。弓のサイズは自分の身長と合わせて選ぶのが基本なので、それを目安に弦の長さを選び、長さは主に三寸詰・並寸・二寸伸・三寸伸・四寸伸の5つに分けられます。
三寸詰 |
身長145~155cm |
並寸 |
身長155~165cm |
二寸伸 |
身長165~175cm |
三寸伸 |
身長175cm~180cm |
四寸伸 |
身長180cm~ |
合成弦の「価格」による違いもチェック
同じ合成弦でも500円程度のものから、3,000円以上のものまで幅広いです。価格の違いは耐久性や扱いやすさ、弦音の良さによって異なる傾向があります。基本は高い合成弦のほうが丈夫で、きれいな弦音が鳴るのが魅力です。
しかし「かえる弦」や「真 premium」など、安くても耐久性が高く、弦音が良いものもあります。お金に余裕のない学生の方にとっては、高い弦は手を出しにくいです。しかし自分で弦を選ぶなら、安いものでも十分使えます。
弦輪で選ぶ
用途に合わせて弦輪を選ぶのも重要です。通常なら上が白で下が赤、追悼射会には上下とも白いものを選んでください。
通常使用なら「上が白で下が赤」がおすすめ
一般的に使用する場合は弦輪の上部が白、下部が赤のものを選びましょう。ただし、現在はさまざまな色の弦輪があるので、弓道弓に合わせて自分の好きなカラーを選ぶのもおすすめです。
追悼射会には「上下ともに白いタイプ」がおすすめ
追悼射会とは亡くなった弓道の先生への冥福を祈るための射会です。そんな追悼射会で使用する場合は、弦輪の上部も下部も白いものを選びましょう。弓道は日本古来の武道なので、いろいろな作法があります。弓道のしきたりをしっかり学ぶのも重要です。
メーカーやブランドから選ぶ
弓道弦を人気があるメーカー・ブランドから選ぶのもおすすめです。ここでは弓道弦の主要メーカーを紹介するので、参考にしてください。
初心者にも扱いやすいものなら「東山堂平安弓具」がおすすめ
東山堂平安弓具は、業界最高峰の煮込み弦製法により、弓道弦の柔らかさと丈夫さを同時に実現することに成功した日本のメーカーです。グラス弓やカーボン弓をメインで使用する方に適しています。
上級者には「山武弓具店」がおすすめ
とにかく品質が高い弓道弦がほしい方は、山武弓具店がおすすめです。三部弓具店の弓道弦は、1本1本丁寧に編み上げられいて、引きやすくて弦音がきれいになるのが特徴。弓道弦の品質にこだわりたい上級者に適しています。
幅広い種類から選びたい方は「suizan雅」がおすすめ
豊富なラインナップのなかから弓道弦を選びたいなら、suizan雅がおすすめです。suizan雅は、伝統技法を受け継ぎながら品質のいい麻弦を製造する日本のメーカー。長く使用できる耐久性が高い麻弦がほしい、竹弓使いの方にうってつけといえます。
細かいデザインにこだわりたい方は「曽根弓具店」がおすすめ
細かなデザインにこだわる方は、曽根弓具店をチョイスしましょう。曽根弓具店は細かいデザインまでしっかりとこだわって弓道弦を製造している日本のメーカーです。弦輪の色が豊富で、弦音が美しいのも特徴です。
柔らかい弓道弦の人気おすすめランキング6選
口コミをご紹介
初めて煌(並2号)を使用しました。並20kgを引いていますが目立って伸びることは無いですし弦音もキャァンと良い音が出ます。これからはこの弦を使っていきたいと思いました。
ノーブランド品
真 Premium
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
話題の弓道弦真プレミアムの柔らかいタイプ!
既存の「真」の弦輪部分に滑りにくい加工を施し、弦に優しく改良された「真 premium」は、扱いやすい柔らかめな素材かつ、耐久性にも優れた一本です。また弦音も良く矢勢も安定しているので、初心者の方にもピッタリな弦と言えます。
太さ | 0号・1号・2号・3号 |
---|---|
長さ | 並寸・二寸伸・四寸伸 |
素材 | 合成弦(ザイロン繊維) |
本数 | 1本入り |
口コミをご紹介
買って良かったです!
弓道専門店 翠山弓具店 suizan雅
吟 特作
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
硬さのない柔らかな弾き心地が特徴の吟!
「吟 特作」は、同ブランド製「吟」より硬さのないやや柔らかい弦です。弾き心地も柔らかく、一本一本に集中して取り組むことができます。重張製法や弦輪周辺の作りに独自性があり、細部までこだわって作った弦ならではの感触です。
太さ | 1号・2号・3号 |
---|---|
長さ | 並寸・二寸伸 |
素材 | 高弾性アラミド繊維 |
本数 | - |
山武弓具店
ヤマト
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
使い心地の良いロングセラー商品
アラミド繊維の柔らかい素材で、初心者でも扱いやすい合成弦です。しなやかで弾性も良く、きれいな弦音で勢いのある矢を飛ばせます。また耐久性・耐熱性にも優れているので、同じものを長く使いたい方におすすめです。
太さ | 0号・1号・2号・3号 |
---|---|
長さ | 並寸・二寸伸 |
素材 | 合成弦(アラミド繊維・テクノーラ) |
本数 | 2本入り |
翠山弓具店
弓神
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
気軽に使えるシンプルな弦
伸びにくく耐久性の高い、スタンダードな合成弦です。初心者はもちろん中級者の方にも適します。柔らかすぎず、やや硬めの弦なので、伸び縮みしにくいグラスファイバーの弓に使いましょう。
また弾性にも優れていますが、長く使っていると流石にだんだんと弾性が弱まってきます。弾性が弱まると矢勢も落ちてくるので、弦の劣化を感じたら早めに交換するのがおすすめです。
太さ | 細・太 |
---|---|
長さ | 並寸 |
素材 | 合成弦 |
本数 | 2本入り |
柔らかい弓道弦のおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 太さ | 長さ | 素材 | 本数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 |
楽天 ヤフー |
職人技が光る高品質な一本!初心者にもおすすめ! |
1号・2号 |
並寸・二寸伸・四寸伸 |
合成弦(ザイロン繊維) |
1本入り |
||
2位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
話題の弓道弦真プレミアムの柔らかいタイプ! |
0号・1号・2号・3号 |
並寸・二寸伸・四寸伸 |
合成弦(ザイロン繊維) |
1本入り |
||
3位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
硬さのない柔らかな弾き心地が特徴の吟! |
1号・2号・3号 |
並寸・二寸伸 |
高弾性アラミド繊維 |
- |
||
4位 |
Amazon ヤフー |
使い心地の良いロングセラー商品 |
0号・1号・2号・3号 |
並寸・二寸伸 |
合成弦(アラミド繊維・テクノーラ) |
2本入り |
||
※ 表は横にスクロールできます。
硬い弓道弦の人気おすすめランキング4選
山武弓具店
響
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
弦音が響く!口コミでも高評価な硬いタイプ
Amazonや楽天でもランキング上位に入る「響」は、伸びにくく耐久性にも優れた、良質な合成弦です。商品名のとおり弓道場に響き渡るような弦音も、人気の理由の一つになっています。
初心者なら黄色いパッケージの「細」、慣れてきたらオレンジ色の太いほうを選んでみましょう。響の弓道弦は「うちの弓道部でも定番!」との声も多くあります。学生はもちろん、大人になってから弓道を始めた人にもおすすめの弦です。
太さ | 細・太 |
---|---|
長さ | 並寸・二寸伸・四寸伸 |
素材 | 合成弦 |
本数 | 2本入り |
口コミをご紹介
使いやすいです
平安弓具
飛翔弦
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
「天弓弦」の低価格バージョンの飛翔弦
「飛翔弦」は天弓弦と同じメーカーから出ており、天弓弦よりも安く手に入ります。値段を抑えつつ、高級モデルと変わりない伸びにくさと弦音の良さを実現させました。また使い心地も妥協していないので、初心者の方にもおすすめです。
太さ | 0号・1号・2号 |
---|---|
長さ | 並寸・二寸伸・四寸伸 |
素材 | 合成弦(特殊アラミド繊維) |
本数 | 2本入り |
翠山弓具店
飛天
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
耐久性と弾力性に優れた「飛天」
「弓神」と同じメーカーから出ている「飛天」は、弓神と同じ伸びにくさを持ちつつ、より硬めなのが特徴です。そのためカーボンファイバーの弓を使う中級者の方に特に適しています。
なかなかないような学生でも手に取りやすい低価格なので、試しに柔らかい弦から硬い弦に変えてみたい方にもおすすめです。「細」か「太」2種類ありますので、お好みのほうを選んでみてください。
太さ | 細・太 |
---|---|
長さ | 並寸・二寸伸 |
素材 | 合成弦(特殊アラミド繊維) |
本数 | 2本入り |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
弓道弦の使い方をチェック
ここからは弓道弦の使い方もご紹介します。弓道弦を使う工程は、大きく分けて2つです。弦輪を作ってから、弓に弦輪をひっかけて弦を張ります。
弓道弦の張り方
弦を張る作業は、稽古のたびに行いましょう。弦を張りっぱなしにする人もいますが、毎回外したほうが弦は長持ちしやすいです。どちらにせよ正しい弦の張り方は、覚えておいて損はありません。
弦を張るときは二人がかりでやるか、弓張り板を使って一人でやります。基本は左の太ももで弓を支え、左手でしっかりと押さえながら弦輪をかけてください。上級者でも上手く張れない場合はありますが、頑張って慣れていきましょう。
弦の張り方は全日本弓道連盟でも、写真付きで解説しています。詳しく知りたい方は、ぜひ以下のリンクから見てみてください。正しい射形なども紹介しています。
弦輪の作り方
弦を張り直す前に、弦輪を作るのも必須です。弦輪が緩いと弦が伸びて、切れてしまう原因にもなります。そのため弓の先端(うらはず)に合った、ちょうどいい大きさの弦輪を作りましょう。
ただし新品の合成弦は、弦輪を作るとき伸びやすいのが特徴です。弦が伸びやすい場合は、弓に合った長さより少し短めになるように、弦輪を作ってみてください。また詳しい弦輪の作り方は、以下のサイトでもご紹介しています。
弓道弦の替えどきはいつ?
弦は完全に切れてしまう前に、張り替えるのをおすすめします。しかし具体的に、弦の寿命はどれくらいか悩む方も多いです。見分け方を知っておきましょう。
弦の見た目で判断するのは難しい
弦は寿命が近づいてきても、変色したり弦音が悪くなったりはしません。そのため感覚で弦の替えどきを判断するのは、ほぼ不可能です。そのため結論としては、矢を打った回数が分かりやすい替えどきの判断基準と言えます。
弦の替えどきは自分の中で決めよう
弦の替えどきは「500回打ったら」などのマイルールを設けるのがおすすめです。しかし打った回数を数えるのは、面倒に感じる人も多くいます。そこで回数ではなく、自分なりのタイミングで替えるのも効果的です。
例えば「大会の前日に替える」とか、「2ヶ月毎に月末に替える」と決めておきましょう。弓道部の学生さんなら、「テスト明けの練習で替える」といった決め方もできます。より上達するために、弦の替えどきにはこだわっていきましょう。
弦を長持ちさせるお手入れ方法
弦を長持ちさせるための丁寧な扱い方もご紹介します。以下の3つに気をつければ、弦の良さを最大限に引き出せるので、ぜひ参考にしてみてください。
射形を見直す
弓道の基本である射形は、弦を長持ちさせるためにも正しく身につけましょう。一連の動作の中で、弦に影響するのは「離れ」のときです。離れで両手が力んでいると、矢は不自然な形で飛ぶ傾向にあります。
矢がまっすぐ飛ばないのは、弦が切れる原因に繋がります。そのため初心者のうちは丈夫な合成弦を使って、少しずつ射形を整えていきましょう。または弓を持たずに、動作のみ練習するのも効果的です。
弦をひねり過ぎない
弦を張るときは少しひねると、ピンと張って強度を上げられます。しかし弦をひねりすぎてしまうと、逆に負担が大きくなり、切れやすいです。そのため弦をひねる回数は、3回ぐらいに留めるのをおすすめします。
また弦を張るとき、何度も弦輪を作り直すのも良くありません。弦輪を作りすぎると徐々に弦がたるんできて、切れる原因になってしまいます。そのため弦輪は作り直す回数を少なくして、手際よく作りましょう。
くすねを塗ってわらじで擦る
麻弦を使っている方は、弦にくすねを塗り込むのもおすすめです。くすねとは松ヤニを油で煮て、練り混ぜたものを指します。合成弦には効果が薄いですが、麻弦の補強にはかなり相性が良いです。
くすねを塗るだけでなく、わらじで擦るとさらに弦を強化できます。また弦にツヤが増すので、道場での立ち居振る舞いもより美しいです。わらじは使えなくなった弦で、手作りする方法もあります。
以下の記事は弓道弓のおすすめランキングを紹介しています。あわせてご覧ください。
弓道弦を長持ちさせるには?
松脂を弓道弦にすり刷り込みむことで、弓道弦が切れにくくなり長持ちします。わらじを使って松脂を弓道弦にこするとより浸透しやすくなります。弓道弦を切れにくくしたい方や、弦をきれいに保ちたい方におすすめです。
まとめ
弓道弦の選び方や、おすすめの商品をご紹介してきました。参考にしていただけましたか?弓道の上達には、扱いやすい良質な弦が欠かせません。今回ご紹介した中から、ぜひあなたの手に合った弦を探してみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
耐久性の高さ、弦音のいいつくりにこだわった「煌(きらめき)」は、弦輪部分には本麻を使用し、使い心地も良くしっかりとしたつくりに仕上がりました。キラキラと輝くパッケージも魅力的です。
麻弦の職人によって精巧に作られているため、合成弦の中では高価なほうです。しかし弦の扱いやすさと澄んだ弦音は、弓道家には嬉しいポイントといえます。弦の品質にこだわりたい方は、ぜひ「煌」を選んでみましょう。