毎日の朝食や、料理で欠かせない牛乳ですが、市販のもの以外にお取り寄せできる便の牛乳も数多く販売されています。賞味期限の短いイメージのある牛乳ですが、実は常温保存できるものがあり、長いものだと90日の長期保存可能なんです。

簡単に宅配できるので遠く離れている場所でも、お取り寄せ牛乳を楽しむことが可能になりました。全国各地の味わいがあるご当地牛乳や、製造方法にこだわった高級牛乳など、通販可能な牛乳も増えています。

今回は美味しいお取り寄せ牛乳の人気おすすめランキングをご紹介します。ランキングは品質と価格のバランスをを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

お取り寄せや牧場で直接飲む牧場牛乳は、とても美味しく感じられます。搾りたてをそのまま飲んでいるから！と思う方も多いですが、実は製造方法はほとんど同じです。牧場牛乳も市販の牛乳と同じようにゴミを取り除き、殺菌する必要があります。

市販の牛乳は、乳脂肪分が分離してしまわないよう、ホモジナイズ処理を行うのが特徴です。新鮮な牧場牛乳はこれを行わないものが多く、浮いてくる乳脂肪分を口に含むことで、味が濃厚な美味しさを感じられます。

牛乳は全国各地でさまざまな種類のものが販売されています。お取り寄せする際の選び方のポイントを紹介するので参考にしてください。

牛乳の味は、商品によって異なるので、好みや目的に合わせて選ぶことが重要です。ここでは、特選・濃厚とすっきりの2タイプを紹介します。

「特選」「濃厚」は、品質が一定の基準を満たしたもののみ表記可能です。無脂乳固形分8.5％以上及び乳脂肪分3.8％以上などの高い基準が設けられていて、クリアする必要があります。プレミアムミルクも特選牛乳の英語表示で同じものです。

無形乳固形分は、牛乳の中にある乳脂肪分と水分以外の事で、数値が高いほど、ミネラル・ビタミン類などと、甘みやコクなどが多く含まれています。ジャージー牛乳などが有名で、栄養価が高く味わい深い牛乳です。

すっきりとした味わいの牛乳は、濃厚な味が苦手な方でも飲みやすく、後味も気になりません。朝食のシリアル用としても使いやすく、さまざまな料理に合わせやすいです。運動後やお風呂上がりに牛乳が飲みたい方も、くどくない味わいでごくごく飲めます。

低温殺菌牛乳は、ゆっくり低温で殺菌するので、たんぱく質の変性が少なく自然の甘みが特徴です。ごくごく飲みたい方は低温殺菌牛乳を選ぶとすっきり味わいが楽しめます。

お取り寄せの牛乳は、牛乳を入れている容器の種類も異なります。瓶と紙パックの2種類の容器のそれぞれの特徴を紹介するので参考にしてください。

瓶入り牛乳は、明治時代から使われている容器です。現代のような形になったのは昭和3年頃で、紙パックに比べると見られなくなりましたが、お取り寄せ牛乳では多く展開されています。高級感のあるおしゃれな見た目で、ギフト用としても人気です。

見た目だけではなく、保存力があり、牛乳の味が落ちにくいのも特徴です。瓶は飲み口の接触面積が多いため、直接飲む場合は、よりひんやり感が感じやすくなっています。紙に比べてコストがかかるので、バリエーションは少ないです。

紙パックはコストが安く、落としても割れずに扱いやすいため、現代の牛乳のほどんどの商品が紙パックで販売されています。飲みたいときにちょっとだけ飲める125mlから、家庭でおなじみの1000mlまでサイズ展開も豊富なのが特徴です。

紙パックは長期保存が難しく、一度開封すると密閉できないため、持ち運びづらいデメリットがあります。しかし、牛乳は栄養価が高く、特に雑菌が繁殖しやすい飲み物なので、長時間常温で持ち歩かせないために、あえて紙パックで販売されています。

お取り寄せで牛乳を購入する際は、保存方法をチェックしておくのも大切です。長期間保存できる牛乳や、1度に数多くの本数を購入する場合は、常温保存が可能な商品を選びましょう。長い期間で牛乳を楽しむためには、保存方法は非常に重要です。

常温で保存できるタイプは特殊な処理を施しているため、牛乳の搾りたてとは異なる風味になってしまいます。搾りたての風味を楽しみたい場合は、冷蔵保存の牛乳をできるだけ早めに飲むことが重要です。

牛乳は、異なる成分調整や加熱方法で仕上げられています。成分の調整をすることで、濃厚な味にしたり栄養素を加えることができますが、一方で牛乳らしい味わいが損なわれてしまう可能性があります。

加熱方法は、超高温殺菌・高温殺菌・低温殺菌のいずれかで、牛乳本来の味を楽しみたい場合は、低温殺菌の商品がおすすめです。低温殺菌の牛乳は、超高温殺菌や高温殺菌のものと比較して、本来の味から変化しづらくなっています。

お取り寄せで牛乳を購入する場合、北海道・群馬・熊本など、産地についてもチェックしておきましょう。全国各地に人気の牛乳が存在しており、それぞれに異なった魅力があります。産地にこだわって購入するのも、お取り寄せ牛乳の楽しみ方の1つです。

お取り寄せであれば全国各地のご当地牛乳を気軽に購入できるので、普段行けない場所の牛乳も楽しむことができます。しかし、産地が遠い場合は送料が高くなる傾向にあるので、チェックすることが大切です。

日本の乳牛は約99%がホルスタインですが、わずかですが他の乳牛も飼育されています。それぞれの特徴を紹介するので参考にしてください。

ホルスタイン種は、黒と白のまだら模様の一般的な乳牛です。体が大きく、乳量が多いので、世界中で最も多く飼われています。温和でやさしく、寒さに強く暑さに弱いのが特徴で日本で飼育されている乳牛の約99%もホルスタイン種です。

市販の牛乳のほとんどは、ホルスタイン種のものになっています。餌の種類や飼育方法でも変わりますが、乳脂肪分は約3.8%前後で、毎日飲んでも飽きない飲みやすい味わいです。

ジャージー種は、イギリス海峡に浮かぶジャージー島で品種改良された乳牛です。暑さに強く寒さに弱く、日本では主に岡山県や熊本県で、約1万頭が飼育されています。体が小さく、乳量も少なめですが乳脂肪分が約5%と高いのが特徴です。

高い乳脂肪分とたんぱく質・ビタミン・カルシウムなどの栄養素を多く含んでいます。濃厚クリーミーで、ほんのりと甘い味わいです。牛乳好きな方はもちろん、アイスクリームやプリンなどお菓子作りで使いたい方は、ジャージー牛乳を選びましょう。

ブラウンスイス種はスイスの山岳地帯原産の品種で、元々は乳肉兼用として飼育されていました。アメリカで乳牛として品種改良されたもので、寒さに強く、高冷地でも飼育できます。日本では北海道や九州で、約1000頭ほど飼育されているめずらしい牛です。

まろやかな口当たりと、コクのある甘みを味わえます。乳脂肪分は約4%で、たんぱく質の含有量が高いため、バターやチーズ、ヨーグルトなどの加工品作りに最適です。

お取り寄せ牛乳と一言でいっても、さまざまな価格帯の商品が販売されています。価格の安い牛乳と高級な牛乳のそれぞれの特徴を紹介します。

定期的にお取り寄せして飲みたい方が、価格の安い牛乳が人気です。高価な牛乳はもちろんおいしいものが多いですが、継続して購入するにはある程度の予算が必要になってきます。また、1度も飲んだことがないものでも、気軽に試しやすいのも魅力です。

ギフトとしてお取り寄せ牛乳を購入するなら、高級な牛乳がおすすめです。味がおいしいだけではなく、地域の特性があるデザインや、高級感のある瓶のパッケージで見た目でも楽しめます。

また、高級な牛乳は、毎日飲む用として購入するのはハードルが高いですが、特別なタイミングで選ぶ牛乳として最適です。パーティーで牛乳を使ったお菓子や料理をつくる場合にも、比較的高価な牛乳を試してみましょう。

牛乳が苦手な方の中には、独特のにおいが苦手の原因になっていることがあります。そのような場合は、ノンホモ牛乳がおすすめです。ノンホモ牛乳とはホモジナイズをしていないノンホモジナイズのことを指しています。

脂肪球を均質化せずにつくられるため、大量生産する一般的な牛乳と比較して牛乳本来の味を楽しみやすいです。低温で殺菌処理が施されているので、独特のにおいが少なく飲みやすくなっています。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

以下の記事では、スキムミルクの人気おすすめランキングをご紹介しています。気になる方は、こちらもぜひご覧ください。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、休校による学校給食キャンセルや、飲食店の休業で、牛乳の消費量が激減してしまいました。廃棄される牛乳を防ぐため、毎日牛乳をもう(モ～)1杯というプラスワンプロジェクトが農林水産省で実施されています。

これにより、今までオンライン購入を行っていなかった牧場でも、定期購入や特別な牛乳の販売が多く始まりました。飲んで支援する応援購入をぜひ試してみてください。

日本一美味しい牛乳と評判なのは、北海道天塩町の「最高峰の牛乳」で1日20Lしかとれません。東京ドーム40個分の土地に110頭放牧されており、食べたいときに食べ、休みたいところで休み、1年中自由に過ごします。

「日本一幸せな牛たち」と呼ばれる乳牛から採れる牛乳は、季節により変化する味わいが特徴です。春夏の青草を食べた牛の乳は甘みが強く、糖度14度になることもあります。冬の発酵させた干し草は、水分が抜けて濃厚な味わいです。ぜひチェックしてみてください。

牛乳はプリンやヨーグルト、パンやチーズなどさまざまな加工品の材料としても使われています。美味しいお取り寄せ牛乳を使った、加工品はギフトや特別な日に食べるご褒美としてもおすすめです。

牛乳とセットになっているものも多いのでチェックしてみましょう。以下の記事ではお取り寄せ乳製品の人気おすすめランキングを紹介しています。併せてご覧ください。

牛乳は料理やお菓子作りに重宝しますが、さまざまなミルク割りカクテルをつくることも可能です。カルーアリキュールと牛乳を合わせたカルーアミルクや、バーボンウイスキーをミルクで割ったカウボーイも、幅広い層に人気があります。

そのままだと飲みづらいリキュールも、ミルク割りにすることで、まろやかで飲みやすくなりおすすめです。以下の記事ではリキュールの人気おすすめランキングを紹介しています。併せてご覧ください。

お取り寄せ牛乳の人気おすすめランキングを紹介しました。美味しい牛乳はたくさんありますが、育て方や餌、加工方法で味わいは変わります。今回の記事を参考に、自分好みのお取り寄せ牛乳を探してみてください。