毎日きちんと洗顔をしているのに、毛穴詰まりや鼻の黒ずみ*どうしても取れないと悩まされていませんか？長年改善しない毛穴の角栓や黒ずみに、もうどうにもならないのでは？と諦めかけている方も多いはず。実は毛穴の角栓や黒ずみ除去に大切なのは、毎日の洗顔です。

本記事では、毛穴の黒ずみ*におすすめの洗顔料の選び方やおすすめ15選を紹介。黒ずみの原因ややってはいけない対処法・正しい洗顔方法も解説します。市販のドラッグストアで購入できるプチプラの洗顔料も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

※汚れや古い角質による

毛穴の黒ずみは、皮脂の過剰分泌と排出されなかった古い角質による「毛穴詰まり」が主な原因です。毛穴に皮脂やタンパク質が詰まることで角栓ができます。毛穴につまった角栓に汚れが付着したり、酸化したりすることで角栓が黒くなり、毛穴の黒ずみとなるのです。

肌のターンオーバーが正常であれば、1〜2ヶ月程度で古い部分から角栓が排出されます。しかし、角栓が毛穴の奥深くに入り込んでいると、半年以上かけて排出される場合も多いです。毛穴の黒ずみを改善するためには、継続的なケアが必要になります。

これらの洗顔やスキンケア方法を行うと毛穴が開き、返って皮脂や汚れを詰まらせる原因になります。正しい洗顔方法を把握して、毛穴の気になる黒ずみを改善しましょう。

毛穴の黒ずみや毛穴トラブルにおすすめの洗顔料の選び方をご紹介します。

毛穴詰まりや角栓が気になる方は、酵素配合の洗顔料がおすすめです。酵素にはタンパク質や皮脂を分解して取り除く働きがあります。一般的な洗顔料では取りきれない毛穴詰まりに効果を発揮し、いつもより透明感*のあるつるつるとした肌に導いてくれます。

酵素の種類や組み合わせは、製品によって異なります。成分表を確認して選びましょう。また酵素洗顔は頻繁に行うと肌を傷つける可能性があります。週1〜2回程度の使用を心がけ、肌の潤いを保つようにしましょう。

※汚れが落ちキメの整った印象

肌表面のベタつきやテカリ・毛穴のざらつきを感じる方は、皮脂が過剰に分泌している可能性があります。そんな方には、余分な皮脂を洗い落とすクレイ配合の洗顔料がおすすめです。

また、クレイ洗顔は余分な皮脂や古くなった角質・毛穴汚れを洗い落とすだけでなく、天然ミネラル成分によって潤いを与える働きがあります。粒子が細かくもっちりとした泡で包み込むように洗えるので、肌表面の摩擦を軽減しマイルドに洗顔できます。

毛穴の詰まりや開きなど、毛穴トラブルの多くは皮脂の過剰分泌が原因です。余分な皮脂や毛穴の奥の汚れを落とすならジェルタイプの洗顔料がおすすめ。一般的な洗顔料よりも肌に密着するので、毎日のケアでも皮脂を残しにくく毛穴トラブルを防げます。

ここでは毛穴ケアにおすすめの洗顔料の選び方をご紹介します。自分の毛穴の状態や悩みに合わせて洗顔料を選びましょう。

気になる毛穴の悩みに合わせて成分で選びましょう。ここでは毛穴ケア洗顔料におすすめの成分を紹介します。

肌のざらつきやごわつきが気になる方は、ピーリング成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです。ピーリング成分は、皮膚表面を滑らかにする働きに期待でき、角栓だけでなく溜まったざらつきもオフできます。

肌のツルツル感が欲しい方は、スクラブ成分配合のものをチェックしてみてください。また、ニキビで悩んでいる方も、グリコール酸・サリチル酸といったピーリング成分配合洗顔料がおすすめです。毛穴詰まりが原因のニキビケアに効果的です。

毛穴の中に角栓ができてしまうと、黒く目立ってしまいます。角栓の原因の1つに、肌のターンオーバーの乱れがあります。汚れを取ることだけに集中してしまうと、肌が乾燥し、状態は悪化してしまいます。毛穴目立ちに悩むなら、保湿をしっかりとしましょう。

毛穴黒ずみ用の洗顔料は、セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれているものがおすすめです。洗いながら保湿成分を補えば、毛穴の目立ちは軽減されていきます。美容成分がリッチに配合されているものもあります。

40代になると肌の皮脂や水分量が大幅に減少するといわれています。そのため、うるおいを残しながら皮脂を綺麗に洗い流してくれるアミノ酸系洗浄成分が配合されているものがおすすめです。

アミノ酸系洗浄成分がメインの洗顔料は主にココイルグルタミン酸K・ラウロイルグルタミン酸Kなど成分表の最初に記載されています。

敏感肌の方は、洗顔料も気を付けて選ぶようにしましょう。ちょっとした刺激に反応して、顔が赤くなったり、かぶれてしまったりします。敏感肌の方は、毛穴黒ずみを気にするあまりに洗浄力が高い洗顔料を使うと肌トラブルを起こしてしまいます。

洗浄力も敏感肌には刺激になってしまいます。洗浄力がマイルドな洗顔フォームを選択して、優しく肌の上にのせるようにして洗うようにしましょう。添加物が少ないものを選ぶのも大事です。オーガニック成分の洗顔料を使うのもおすすめです。

毎日洗顔をするため、香りや泡立ちなどの使用感も選ぶときのポイントです。香りに癒されながら洗顔したいなら、精油配合の製品を選びましょう。さっぱりとしたいなら、メントールが配合している製品がおすすめです。

もこもこの泡で洗顔したい方は、ポリクオタニウム-6・ソルビトールなどが配合されているかチェックしてみてください。もこもこ泡で気持ちいい洗顔ができます。

男性の肌は、女性の肌より皮脂が3倍も多い傾向にあります。普段は化粧をしない方が多いので、肌も無防備にさらされがちです。男性が女性用の洗顔料を使うと、洗浄力に物足りなさを感じてしまう場合が多いです。

最近はメンズのスキンケアラインを出しているブランドが増えています。洗浄力だけでなく、肌を保護する機能もあります。男性が毛穴黒ずみに悩んでいる場合は、メンズ向けの洗顔料を選びましょう。洗顔後に同ラインの化粧水もおすすめです。

洗顔料は毎日使うものなので、価格が安い方が高コスパです。ここでは、プチプラも高級ラインもどちらもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

洗顔料は基本、汚れを落とすものです。ドラッグストアに売っているプチプラの洗顔料は、余計な美容成分や有効成分が入っていません。肌に特にトラブルがない場合は、プチプラの洗顔料で十分と言えます。

また、肌を整える美容成分や有効成分は、洗顔料と同一ラインの化粧水・美容液・クリームといったもので補えます。同じスキンケアラインの洗顔料と化粧水は、互いの成分を補い合っているので、美肌を作るのにおすすめです。

デパコスは高価ですが、無駄に価格が高いわけではありません。デパコスならではのお金をかけた研究の結果、作られた成分などが含まれています。また、使用感が格段にいいものが多く、プロも愛用しています。

毛穴の黒ずみの原因は毛穴の汚れや古い角質なので洗顔が基本です。ここでは正しい洗顔のためのポイントをご紹介します。

泡立てが面倒だからと少量の泡で洗っていたら、汚れがしっかり落ちてくれません。洗顔ネットなどを使って、たっぷりと泡を立てていきましょう。もっちりするほどの泡を立ててから肌にのせると、負担がなく汚れが落ちます。

酵素洗顔料以外のものは、基本的にたっぷり泡を立てて肌にのせるのが基本になります。泡で汚れを包み込み、撫でるように肌に滑らせます。もちもちの泡は、皮脂や汚れをしっかり吸着してくれます。ポンプタイプで泡になっているものもあります。

それ以外のタイプの洗顔料は、スポンジや泡立てネットを使って、しっかりと泡立てましょう。手だけで泡立てるより、しっかりした泡を作れます。石鹸タイプ・フォームタイプ・クレイタイプの洗顔料は、グッズを使って上手に泡立てていきましょう。

毛穴の黒ずみが気になるからと、ごしごしと強く肌をこすっていませんか。肌は摩擦に大変弱いです。ごしごしこすると角質層を傷つけてしまう危険性があります。またたるみの原因にもなります。たっぷり泡を立てて、優しく洗うようにしましょう。

生え際やあごの周りは、すすぎ残しがちの箇所です。洗顔料が肌に残ったまま洗顔を終わらせてしまうと、黒ずみや肌荒れの原因になってしまいます。すすぎ残しがないようしっかり洗いましょう。

洗顔は美肌のために必須の行動ですが、肌をこすったり洗顔料を長く肌につけている状態であったりするので、肌に負担をかけがちです。丁寧さは必要ですが、手際よく行うようにしましょう。

お風呂に入ったときなどに、熱いお湯でささっとすすいで終わりにしているのは肌によくありません。熱い湯も肌の刺激の1つです。肌に余計な負担をかけないように、ぬるま湯で洗顔を行うようにしましょう。

タオルの摩擦は洗顔したての肌にとって、大きな刺激になります。ごしごしは絶対にしないで、水分を清潔なタオルで押さえ、吸い込ませるようにして拭くようにしましょう。

タオルの代わりにティッシュで水分を拭き取ると、より摩擦レスで水分が拭き取れるのでおすすめです。

ここでは、すっきりとした洗い上がりを感じられる方法や、今話題のベビーオイル洗顔についてもご紹介します。

毛穴汚れを綺麗にしたい方は、ホットタオルや美顔器なども取り入れてみましょう。ホットタオルやスチーマーなどで肌を温めると毛穴が開きます。毛穴を開けば、クレンジングや洗顔したときに毛穴汚れの落ちに満足しやすくなります。

毛穴汚れを無理に押し出そうとしたりすると、肌を傷つけたり黒ずみが悪化する原因になるので、日頃からケアを心がけましょう。

毛穴黒ずみや角栓除去におすすめの洗顔料は洗浄力がしっかりしているものも多いので、洗顔後の保湿は特に念入りにするのがおすすめです。スキンケアは洗顔後タオルで水分を拭き取った直後にするのを心がけてください。

お肌の状態に合わせてご自身にぴったりのスキンケアを選びましょう。以下の記事では特徴別におすすめのスキンケア商品を詳しく紹介しています。毛穴ケアの洗顔料とあわせてぜチェックしてみてください。

最近注目のベビーオイル洗顔も毛穴黒ずみに悩む方にはおすすめです。特に乾燥肌でナチュラルメイクの方なら、ダブル洗顔不要と言われており、インナードライに悩む大人に人気の洗顔方法です。

＜ベビーオイル洗顔の方法＞

気をつける点は、しっかりめのアイメイクやマスカラは落ちづらいのでポイントメイクリムーバーが必要、また洗い上がりに少し油分を感じるなどです。洗顔後もう少しさっぱり感を感じたい場合は、ベビーオイル洗顔のあとに数秒のみ通常の洗顔をするのがおすすめです。

ここでは毛穴ケアに関するよくある質問を紹介します。ぜひ参考にしてください。

毛穴ケアには洗顔料と合わせて毛穴パックも存在します。広範囲の毛穴汚れや角栓を取れる毛穴パックですが、実は肌への負担が大きく毎日使用すると肌トラブルが起こる可能性が高いです。

日頃の毛穴ケアは洗顔料で行い、2週間や1ヶ月に1回のスペシャルケアとして毛穴パックを使用するのがおすすめです。ケア化粧品の中にはパックもできる洗顔料もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

メイクで毛穴を隠す場合は、毛穴補正効果のある下地や、毛穴ケア・テカリに特化したファンデーションを使用しましょう。毛穴を埋めるようにベースメイクをすることで、毛穴が目立たなくなります。

市販で販売されている洗顔料でも、毛穴の黒ずみを目立たなくさせることはできます。大切なのは健康的な食生活と、毛穴ケアを継続させることです。どうしても毛穴トラブルが改善されない場合は、美容医療を頼ることをおすすめします。