浅田次郎作品のおすすめ人気ランキング12選【号泣必至の作品も】
2024/08/30 更新
浅田次郎は日本を代表する人気作家として、時代小説など幅広い領域で代表作を生み出している作家です。今回は蒼穹の昴をはじめする人気作品や最新作を含めた浅田次郎の文庫本・書籍おすすめランキングをご紹介します。号泣必至の作品もあるのでぜひ参考にしてみてください。
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目次
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人間味あふれる作風が特徴の浅田次郎作品を紹介
日本を代表するベストセラー作家「浅田次郎」。数々の賞を受賞し、メディア化のヒット作や有名な短編集も数えきれません。浅田次郎の作品は、コミカルで読みやすいタッチの作風が多く、号泣できる感動的な結末が多いです。
しかし名作やおすすめが多すぎて、何が自分に合っているのかわからなくなったりするのも確かです。蒼穹の昴をはじめとした代表作や兵諫などの最新作を含め、映画化されたおもかげなどの文庫本や時代小説書籍もあり、迷いますよね。
そこで今回は、浅田次郎の小説の選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。購入を迷われている方や浅田次郎の泣けるおすすめの作品は?と気になる方はぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
浅田次郎の時代小説のおすすめ
文藝春秋
壬生義士伝
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
浅田次郎の代表作!中学生・高校生にも読みやすい時代小説書籍
浅田次郎の任侠小説のおすすめ
集英社
活動寫眞の女
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
切なく不器用な恋に号泣できる作品
撮影所でアルバイトをする主人公が、切なく不器用な恋に落ちる物語です。主人公の生き様がまっすぐで熱く、人の哀しさや温かさがいっぱいつまっています。松のべらんめぇ調の語りも魅力的ですが、個性豊かな登場人物たちも相当魅力的です。
受賞歴 | - |
---|---|
映像化 | ドラマ |
浅田次郎の映画化小説のおすすめ
集英社
鉄道員(ぽっぽ屋)
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
直木賞受賞のラブレターを収録
浅田次郎には、死者や霊界と交流する奇跡を描いた名作がいくつかあります。その代表作であり、一番有名な作品が「鉄道員(ぽっぽや)」です。廃線が決まったローカル線駅に勤務する駅長の佐藤乙松。
長い年月、妻を亡くした時も、娘を亡くした時、駅に立ち続けた乙松の、駅長としての最後の一日に起こった奇跡を描いた感動の物語です。直木賞受賞のラブレターを収録しています。
受賞歴 | 直木賞受賞 |
---|---|
映像化 | 映画 |
浅田次郎の選び方
浅田次郎は現代・時代・歴史小説・不思議な話など手掛けている多くの分野において、すべて感動をもたらしてくれる作品ばかりです。
ジャンルで選ぶ
浅田次郎は、自分のことを小説の「大衆食堂」と称しています。時代小説・歴史小説・現代小説など幅広いテーマで、老若男女に支持されているのが特徴です。
今の自分や家族を見つめるなら母の待つ里など「現代」小説がおすすめ
時代ものが多いイメージの浅田次郎ですが、現代小説も多数書かれています。今の自分を投影しやすい現代小説ですが、一筋なわではいかないのが浅田次郎で平凡なストーリー展開では終わらせてくれません。
おもかげや母の待つ里などいずれも、家族の絆や自分自身を見つめなおすテーマになっています。
昔の人たちの心に共感したいなら「時代小説」がおすすめ
時代小説や侍ものというと、抵抗を感じてしまう人もいるかと思いますが、そこは浅田マジックで楽しく、すいすい読める仕掛けになっています。侍ものでは楽しく読んでもらうための、浅田次郎のサービス精神がより強く発揮されるのかもしれません。
浅田次郎の時代小説には、「侍エンタテイメント」と呼ばれるような、江戸時代の侍の生活を面白おかしく描いた作品が多く見られます。「一路」「黒書院の六兵衛」や「憑神(つきがみ)」などのコミカルな作品もあります。
はぐれ者たちの物語を読みたい人には「任侠」ものがおすすめ
浅田次郎は、小説家としてデビューする前のライター時代に、極道の世界を描く「極道エッセイ」を雑誌に連載していた過去があるそうです。そのせいか、浅田次郎の作品には、極道がよく登場します。系統はコミカルなものが多いのが特徴的です。
デビューした当時も、悪漢を描いた小説が多く書かれています。浅田次郎の描く極道たちは、みんな純粋で、人生経験が豊富です。そんな極道たちが、まっすぐで熱い性格であるがゆえに引き起こす、涙と笑いの事件が、読みどころです。
戦いの歴史を読みたいなら終わらざる夏など「歴史」ものがおすすめ
浅田次郎は、40歳で作家デビューする以前の人生経験が豊富な作家です。それが後に、味わい深い作品につながったといわれています。そんな経験のひとつに、自衛隊があります。戦争や軍隊についての知識が豊富なのも当然と言えます。
その上で、作家として「知られざる戦争」に光をあてると使命感を持ち、浅田次郎ならではの戦争小説終わらざる夏も書かれました。戦いによってどれだけの人が悲しい思いをしたのかが、浅田流の重層的な物語として描かれます。
怖いだけでなく号泣できるような小説なら「怪異」ものがおすすめ
浅田次郎作品には、あり得ない出来事や奇跡の物語などがいくつもあります。タイムスリップなどSF的な設定の他に、幽霊たちも時折登場します。日本ならではの民話や怪談の雰囲気を味わわせてくれる「あやしうらめしあなかなし」など。
ただの怪奇談にならない点が浅田文学の最たるところです。どれも怖いよりも、号泣できるよう感動的に終わらせてくれ、不思議な内容でありながら、しんみりとしたり、考えさせてくれたり、心の中に何かしらの余韻を残してくれます。
シリーズで歴史を描いた作品を選ぶ
浅田次郎の作品には、同じテーマを追求したり、同じ主人公の変遷を描いたりして、シリーズ化されているものが多くあります。
近代史に詳しくなりたい人に「天切り松シリーズ」がおすすめ
「闇の花道」は、極道者の目から日本の近代史をたどる、「天切り松 闇がたり」シリーズの最初の作品です。大正時代に生まれた松が、大泥棒として時代を駆け抜け、弱きを助け強きをくじく義理人情にあふれた義賊として活躍します。
まっすぐな生き方が心に響きます。松が引き起こすドラマを通じて、その時代に生きる庶民の、古きよき暮らしの香りが漂ってきます。シリーズで読み通すと、日本の近代史が理解できる仕組みになっています。それも、生き生きとした庶民の生活を通して。
歴史が好きなら蒼穹の昴など「中国の歴史シリーズ」がおすすめ
「蒼穹の昴」は中国の清朝を舞台にした、二人の男性の立身出世と友情の物語です。全作5部構成になっており、1996年にスタートした「蒼穹の昴」から2016年の「天子蒙塵」まで、20年に渡り書き継がれてきた、スケールの大きな国民的ベストセラーと言えます。
累計発行部数500万部を突破し、清朝で絶大な権力をふるった西太后から、最後の皇帝と言われる満州国の溥儀(ふぎ)まで、清朝の栄枯盛衰を描いた歴史物語でもあります。中国をほとんど知らなくても、するすると読めてしまうのが浅田マジック。
作品ページで選ぶ
読書ができる時間と場所によって、長編か短編かを決めるのも、読書を効率よく楽しむための選び方の1つです。
自宅でじっくり取り組みたい人には「長編」がおすすめ
長編の魅力は、登場人物の設定や、物語の背景までしっかりと読み込める点です。物語を奥深くまで楽しめます。それにはやはり自宅でじっくりと読める時間が必要です。時間がたっぷりとれるときはもちろん、毎日少しずのパターンでも楽しめます。
短い時間で一編を読み終えたい人には「短編」がおすすめ
浅田次郎初心者には、短編がおすすめ。浅田次郎の世界をギュっと凝縮した贅沢な小説たちといっても過言ではありません。短いから簡単だったり面白くないなどが絶対にないのが浅田次郎の短編です。しっかりと感動させてくれます。
受賞作品で選ぶ
数えきれないくらいたくさんの受賞歴があるのが浅田次郎作品です。受賞作は映画化やドラマ化されたものも多いので、話題にもしやすいメリットがあります。
直木賞受賞の代表作品なら「鉄道員」がおすすめ
浅田次郎の代表作であり、1997年に直木賞を受賞した作品といえば「鉄道員(ぽっぽや)」です。1999年には高倉健主演で映画化もされています。浅田次郎の代表的な作品を読みたい方は、ぜひ注目してみてください。
吉川英治文学賞の戦争小説書籍なら「中原の虹」がおすすめ
「中原の虹」は、2008年に吉川英治文学賞を受賞した戦争書籍です。日露戦争後の清朝を舞台とし、清王朝の終わりを壮大に描きます。全4巻にわたる渾身の長編小説を読みたい方は、ぜひ手に取ってみてください。
中学生・高校生なら柴田錬三郎賞受賞の「壬生義士伝」がおすすめ
「壬生義士伝」は、2000年に柴田錬三郎賞を受賞した作品です。南部地方盛岡藩の脱藩浪士で、新選組隊士の吉村貫一郎を題材とした歴史小説であり、映画・漫画・舞台化もしています。中学生や高校生などちょうど勉強する時期と被るのでおすすめです。
メディア化で選ぶ
作品のメディア化がとても多いのも浅田次郎作品の特徴。時代物から現代ものまで、数多く映画やドラマ化、また舞台化や漫画の原作にもなっています。
幅広い年齢層には琥珀・ラブレターなど「ドラマ化」作品がおすすめ
コミカルな物語「プリズンホテル」を皮切りに、「天切り松」「シェラザード海底に眠る永遠の愛」「琥珀」「ラブレター」「輪違屋糸里」など、数えきれないほど多数がドラマ化されています。2010年には「蒼穹の昴」が日中合作としてドラマ化。
また、「壬生義士伝」や「鉄道員」「椿山課長の七日間」など、映画化されたものが再びドラマ化されるなど、その人気のほどがうかがえます。
文庫本でコスパよく読むならおもかげなど「映画化」作品がおすすめ
映画化した作品は、文庫本にもなりやすいです。「壬生義士伝」や「椿山課長の七日間」「憑神」「おもかげ」など、映画化された名作は書ききれないくらいたくさんあります。時代ものから現代ものなどどれも幅広い年代に支持されている作品ばかりです。
演劇が好きな人は舞台を想像しながら「舞台化」作品がおすすめ
「天国まで百マイル」や「天切り松」など舞台化もあります。「王妃の館」や「壬生義士伝」などは宝塚歌劇団で舞台化されています。舞台を見た人も原作を読んで2度楽しみましょう。
漫画と原作を見比べたい人には「漫画化」作品がおすすめ
浅田次郎の作品は漫画化もされています。「天切り松」「鉄道員」「地下鉄に乗って」など映画化された有名作が多いです。漫画を普段読まない方でも漫画ではどんなふうに描かれているのか楽しめます。
浅田次郎の思想を知るなら「エッセイ」がおすすめ
ALの機内誌のエッセイ「つばさよつばさ」をまとめたシリーズが有名です。旅の内容に限らず、作家浅田次郎の人物や思想を知るには、興味深く楽しい内容のエッセイで、今更ながら、人を惹きこむ表現力の巧みさに感心してしまいます。
また、競馬を中心に書かれた「勝負の極意」やアフリカへのカジノ旅を描いた「カッシーノ!」、生き方についていろいろなメッセージやヒントを与えてくれる「僕は人生についてこんなふうに考えている」などおすすめエッセイは多数です。
最新作が読みたいなら兵諫など「新刊」もチェック
浅田次郎は、現在でも次々に新刊を世に送り出しています。2021年7月には、「兵諫」を、2022年1月には「母の待つ里」を販売しました。浅田次郎の新しい作品をいち早く読みたい方は、最新作の情報をネットなどで随時チェックしてみてください。
浅田次郎の時代小説人気おすすめランキング6選
文藝春秋
壬生義士伝
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
浅田次郎の代表作!中学生・高校生にも読みやすい時代小説書籍
江戸時代末期、家族を養うために生まれ育った南部藩を脱藩し、新撰組に参加した吉村貫一郎が主人公です。時代に翻弄されながらも、一人の侍として生き抜き、切腹して侍としての本分をまっとうします。間違いなく、浅田次郎の代表作です。
ちょうど授業で習う時期を被るので、中学生・高校生にも読みやすい作品です。中井貴一の主人公で映画化され、2003年の日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。
受賞歴 | 柴田錬三郎賞 |
---|---|
映像化 | ドラマ・映画 |
口コミを紹介
人と違う生き方、本当の勇気がいると思います。今の私達に必要だと思いました。
講談社
蒼穹の昴
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
浅田次郎歴史小説の代表作となった蒼穹の昴
蒼穹の昴は、清時代の中国を舞台にした壮大な歴史小説です。当時の権力の中枢西太后を軸に、主人公李春雲と義兄の梁文秀の友情を描きます。共に立身出世を目指し、激動の時代に翻弄(ほんろう)される二人の姿に、胸を打たれる方は多いです。
浅田次郎は、後に「この作品を書くために小説家になった」と語っています。続編に「珍妃(ちんぴ)の井戸」「中原の虹」「マンチュリアン・リポート」「天子蒙塵(もうじん)」があります。
受賞歴 | - |
---|---|
映像化 | ドラマ |
口コミを紹介
この本は私が今まで読んだ中で、間違いなくベスト5に入る素晴らしい本です。偽りの予言を信じ、真っ直ぐに前を向き生きていく春児の姿に、鬼と言われた西大后の光緒帝を思う心に、幾度涙を流したか分かりません。
集英社
帰郷
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
いまこそ読んでほしいと書かれた反戦小説
第43回大佛次郎賞受賞の帰郷は、戦争小説をライフワークにしていた著者が、いまこそ読んでほしいと覚悟を持って書かれた反戦小説集です。学生やエンジニアなど戦争によって運命を引き裂かれた人たちが描かれています。
受賞歴 | - |
---|---|
映像化 | - |
ロコミを紹介
書き手の巧さが、戦争ものならではの罪悪感とか嫌悪感を薄めて、より戦争の本質を伝えてくれていると思います。
集英社
終わらざる夏
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
知られざる戦争を描いた終わらざる夏
千島列島の占守島では、終戦後にロシア軍が攻め込み、日本兵との激しい戦いが行われました。終わらざる夏は、北の孤島での「知られざる戦い」を戦った日本人とその家族の姿を描いた群像劇です。
「誰も知らない戦争があったこと、そこにもひとつひとつの人生があったこと、それに思い至らないことが戦争の怖さだ」と、後に浅田次郎は語っています。この作品は、そんな浅田次郎の一言のために、書かれたかのようです。
受賞歴 | 毎日出版文化賞 |
---|---|
映像化 | ドラマ・映画 |
口コミを紹介
一般的に言われていることと実際は違う。
日本が戦争に突入して経緯も含め、今、考えるときと思う。
その中で、参考になる力作だと思います。
中央公論新社
お腹召しませ
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
浅田流の作風が色濃く出た時代小説の快作(2006年)
時代は幕末。家督を継がせた二代目の不始末の責任をとって、切腹を要求される侍、又兵衛が主人公です。人情味豊かな、浅田流の作風が色濃く出た時代劇を描いています。時代劇初心者におすすめです。
受賞歴 | 第1回中央公論文芸賞・第10回司馬遼太郎賞 |
---|---|
映像化 | - |
口コミを紹介
舞台は江戸末期の武家社会。制度としての「家」をとるか、ドロップ・アウトして「自由」をとるか。その狭間で苦悶する武士、殿・家来・同輩の姿。長い間徳川を支えた制度の下に生きる侍たちの右往左往。明治維新は、これらに倦んだ末の変革だったと言えなくもない。
講談社
兵諫
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
今なお最新作が出続ける人気シリーズの新刊
今なお最新作が出続ける浅田次郎の代表作「蒼穹の昴」の新刊です。二・二六事件が起きた1936年を舞台に、日米の記者たちは特ダネを求め真相に迫ろうとする姿を中心に描かれます。現代の中国の歴史に触れた作品です。
受賞歴 | - |
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映像化 | - |
ロコミを紹介
蒼穹のスバルシリーズにふさわしい内容で、早くも次作が楽しみです。
浅田次郎の時代小説おすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 受賞歴 | 映像化 | |
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1位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
浅田次郎の代表作!中学生・高校生にも読みやすい時代小説書籍 |
柴田錬三郎賞 |
ドラマ・映画 |
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2位 |
Amazon 楽天 |
浅田次郎歴史小説の代表作となった蒼穹の昴 |
- |
ドラマ |
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3位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
いまこそ読んでほしいと書かれた反戦小説 |
- |
- |
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4位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
知られざる戦争を描いた終わらざる夏 |
毎日出版文化賞 |
ドラマ・映画 |
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5位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
浅田流の作風が色濃く出た時代小説の快作(2006年) |
第1回中央公論文芸賞・第10回司馬遼太郎賞 |
- |
||
6位 |
Amazon 楽天 |
今なお最新作が出続ける人気シリーズの新刊 |
- |
- |
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※ 表は横にスクロールできます。
こちらの記事では、おすすめの歴史小説について詳しくご紹介しています。参考にぜひご覧ください。
浅田次郎の任侠小説人気おすすめランキング3選
集英社
活動寫眞の女
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
切なく不器用な恋に号泣できる作品
撮影所でアルバイトをする主人公が、切なく不器用な恋に落ちる物語です。主人公の生き様がまっすぐで熱く、人の哀しさや温かさがいっぱいつまっています。松のべらんめぇ調の語りも魅力的ですが、個性豊かな登場人物たちも相当魅力的です。
受賞歴 | - |
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映像化 | ドラマ |
口コミを紹介
時代背景、映画文化の衰退、そんな中でもがく製作者達、女俳優の流転を使い見事にまとめあげ 予想もできない顛末に読み応え十分。
奥の深い傑作だと思う。
集英社
プリズンホテル 1 夏 (集英社文庫)
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
浅田次郎デビュー時の傑作(1993年)
大手ホテルチェーンで働く主人公花沢一馬は、支配人として系列のホテルへの異動を命じられます。でもそのホテルは、スタッフもお客さんも、全員が極道者と、驚愕のホテルでした。
ハートフルなドタバタコメディの中で、極道者のお客さんのひとことが心にしみる一作です。
受賞歴 | - |
---|---|
映像化 | ドラマ |
口コミを紹介
登場人物が、それぞれ個性があり、それぞれが存在感がある。無駄な登場人物がいない。
生きる世界の違う人たちが、心でつながって行く様がさわやかさを感じさせる。ドラマ化もされたが、納得の作品です。
中央公論新社
一路
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
時代エンタテイメントの一路が文庫本に
江戸時代の大名の参勤交代をモチーフにした、浅田流時代エンタテイメント小説の代表作のひとつです。主人公の小野寺一路は、急死した父の家督を継いで、主家の江戸への参勤交代の責任者の立場に、いきなえり立たされます。
受賞歴 | 本屋が選ぶ時代小説大賞 |
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映像化 | ドラマ |
口コミを紹介
読み始めると、もう止まりませんでした。通勤時の地下鉄車内で、勘定方国分七左衛門との某シーンにさしかかり、涙をこらえるのに苦労しました。家では、ビニールのブックカバーをかけて風呂に持ち込み、笑ったり泣いたりしながら読みました。
浅田次郎の映画化小説人気おすすめランキング3選
集英社
鉄道員(ぽっぽ屋)
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
直木賞受賞のラブレターを収録
浅田次郎には、死者や霊界と交流する奇跡を描いた名作がいくつかあります。その代表作であり、一番有名な作品が「鉄道員(ぽっぽや)」です。廃線が決まったローカル線駅に勤務する駅長の佐藤乙松。
長い年月、妻を亡くした時も、娘を亡くした時、駅に立ち続けた乙松の、駅長としての最後の一日に起こった奇跡を描いた感動の物語です。直木賞受賞のラブレターを収録しています。
受賞歴 | 直木賞受賞 |
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映像化 | 映画 |
口コミを紹介
鉄道が好きなこともありますが、かたくなに職務を全うする家族に対して不器用な老人の身に最後に奇跡が起こるという物語。
涙が止まりませんでした。
一人でこっそり読むのがおススメです。
講談社
おもかげ
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
人生とは奇跡だを描いたおもかげ
人生という奇跡を描いたのがおもかげです。エリート会社員として定年まで勤め上げた竹脇は、送別会の帰りに地下鉄の中で倒れてしまいます。浮世離れした体験をしつつも、少しずつ浮き彫りになっていく竹脇の人物像を描いた作品です。
受賞歴 | - |
---|---|
映像化 | ドラマ |
口コミを紹介
この本を読んでまず、先に思った事は自分は今現在を一生懸命に生きているかどうかです。間違えながら、過去に少しずつ向き合いながら人生を積み重ねる大切さを感じました。後悔を重ねながらも、誰もが今を一生懸命に生きる事の素晴らしさを実感しました。
講談社
地下鉄に乗って
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
堤真一/常盤貴子で映画化(1995年)
いろんな人が交差し、いろんな想いが染み込んだ地下鉄が、タイムマシンに変わります。「地下鉄に乗って」は家族の絆を失った一人の男が、絆を取り戻す再生の物語です。主人公真次は、ある日突然地下鉄でタイムトリップしてしまいます。
戦後の闇市で懸命に働く若い頃の父や、父に反発して自殺した兄に出会います。喪われた家族たちに、奇跡的に出会う真次の姿に心が震えます。
受賞歴 | 吉川英治文学新人賞 |
---|---|
映像化 | ドラマ |
口コミを紹介
時空を越えたサスペンス、謎が疑問が解き放たれた時に待っていたものはあまりにも意外な感動の結末でした。親子の愛そして自分を考えさせられました。勿論泣きました。素晴らしい作品です。数年後には必ず読み返したくなる一冊ですね。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
浅田次郎の作品のジャンルは?
推理小説やミステリー小説のジャンルが人気です。犯罪や謎を中心に据えており、読者を物語の謎解きに導く展開が特徴です。また社会的なテーマや人間関係も掘り下げられており、単なる謎解きだけでなく、登場人物の心理や背景も深堀しています。
浅田次郎はミステリーや推理系だけでなく、ピカレスク・ロマン、歴史小説、人情もの、ミステリー、コメディー、エッセーなど幅広いジャンルを手掛けています。さまざまな賞を受賞しており、どれも読者の心を掴む物語ばかりです。
浅田次郎が選んだ傑作選もおすすめ
浅田次郎が敬愛する「松本清張」の短編を、自らセレクトした短編集です。浅田次郎の視点を通して、昭和の名作家の作品に触れてみるのはいかがでしょうか。以下で松本清張のおすすめ作品を紹介しているので是非参考にしてください。
浅田二郎の息子はいる?ファンクラブはある?
浅田二郎の息子はいるのか、との疑問が多く見られますが、浅田次郎に息子はいません。家族には妻と娘がいることがわかっています。また浅田次郎の公式ファンクラブはありません。しかしファン同士での交流や、イベントは開催されています。
まとめ
時代・歴史・現代・奇跡など、幅広い領域の代表作。それぞれのベストセラーを追いかけるのも興奮しますし、特定の領域をシリーズで読み通すのも、読み応えがあります。いつのまにか浅田ワールドに全身で入り込んでしまっている自分に気づくでしょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
江戸時代末期、家族を養うために生まれ育った南部藩を脱藩し、新撰組に参加した吉村貫一郎が主人公です。時代に翻弄されながらも、一人の侍として生き抜き、切腹して侍としての本分をまっとうします。間違いなく、浅田次郎の代表作です。
ちょうど授業で習う時期を被るので、中学生・高校生にも読みやすい作品です。中井貴一の主人公で映画化され、2003年の日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。