230人に聞いた!感動する小説おすすめ人気ランキング35選【思いっきり泣ける本】

230人に聞いた!感動する小説おすすめ人気ランキング35選【思いっきり泣ける本】

泣ける感動系小説は10代・高校生から50代・60代まで幅広い世代に人気です。恋愛系やハッピーエンドなど内容はさまざまで、泣けない人でも泣けるくらい感動する本もあります。今回は泣ける小説のおすすめランキングをご紹介。思いっきり泣ける小説や読み始めたら止まらない小説も必見です。

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一番泣けた本は?泣ける小説の魅力

感動するドラマやドキュメンタリー・映画作品で涙を流して、すっきりした経験はありませんか?特にドラマや映画とは違って視覚情報がない小説は、想像力が働きます。感動小説も多く、高校生などの10代から50代・60代まで幅広い年代で人気です。

 

しかし、「泣ける小説」といっても、恋愛もの・余命を描いたもの・ハッピーエンドなどジャンルはさまざまです。ミステリー要素を含み読み始めたら止まらない小説やコメディ系の小説にも感動系の作品はあるため、どの本を選べばいいか悩みますよね。

 

今回は230人を対象に、泣ける小説・感動する小説を調査した結果による人気おすすめランキングを紹介します。まだ泣ける本・感動する本に出会えていない泣けない人でも泣ける作品や、思いっきり泣ける小説をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

<230人に聞いた!>泣ける小説に関する調査

泣ける小説といってもジャンルはさまざま。好きなジャンルのアンケートでは、大人の恋愛を描いた作品・中学生や高校生など学生の恋愛を描いた作品を合わせて40%と、特に恋愛小説が人気でした。

 

また、感動する作品はたびたび、映画化され話題にもなります。映像化に否定的な意見はあまり目立ちませんでした。このあと紹介するランキングでも、映像化された作品が登場するので、書籍で楽しんだあとは映像作品でより視覚で楽しむのもおすすめです。

泣ける小説の人気おすすめランキング30選

1位

双葉文庫

君の膵臓をたべたい

Amazon での評価

(2024/10/31調べ)

思いっきり泣ける小説をお探しの方に!タイトルの意味がわかったときに涙する

【2016年年間ベストセラー】

実写映画、アニメ映画ともに大ヒットしたほか、第13回本屋大賞第2位、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位など数々の賞を受賞しています。

 

【あらすじ】

ある日、高校生の「僕」は共病文庫というタイトルの文庫本を病院で偶然拾います。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳でした。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていたのです。

 

【切ない世界観に浸りたい方におすすめ】

二人の心境に浸りながら読めるので、泣きたいときにとにかくおすすめの小説といえます。ノスタルジックで、切ない雰囲気が好きな方、泣きたい方はこの小説を読めば間違いナシです。

基本情報
著者 住野よる
ページ数 328
文学賞 第13回本屋大賞(2位)
映像化 2017/7/28

以下の記では住野よるの作品について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

口コミを紹介

あとわずかな命を必死に生きる少女
5
30代
女性
自営業・自由業
涙をボロボロ流してしまうほど、本当に泣ける作品です。こんな運命を受け入れられないよと思いましたし、とても感慨深いなと感じました。そして命や人の大切さを身に沁みるほど、分からせてくれたような気がします。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

泣いてしまう小説
5
10代
女性
パート・アルバイト
感情移入がしやすく、途中から涙が溢れだしてきてとまりません。少しネタバレを含みますが、ヒロインの山内桜良という女の子が、やっと退院出来たのにすぐに亡くなってしまう場面で命の儚さを改めて実感し、突然大切な人が居なくなってしまうかなんて分からないですし、亡くなってしまってからではもう遅いので後悔する前に普段から大切にすべきだとこの小説から学びました。
映画も素晴らしいので是非見て欲しいです。

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恋愛物語だけれど涙もあって感動作
4
20代
女性
学生
そもそも奇抜なタイトルに惹かれた。
そして、2人の会話のやりとり面白い。真実か挑戦かのゲームもドキドキする。誰かに出会い影響しあい、自分で選択し生きていく。誰と出会うかで人生って大きく変わるんだろうなと感じることができた。

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" "美しい伏線回収と魅力的なヒロイン
5
20代
男性
パート・アルバイト
よくある余命宣告系のラブストーリーかと思っていたが、予想外の展開で、ページをめくる指が止まらなかった。
心情の描写が丁寧で、主人公とヒロインの関係性の変化のスピード感がいい。ラストは涙が止まらなかった。伏線回収も美しく、読了後の満足感と喪失感がすごかった。
あと個人的な趣味ではあるが、哲学チックな言葉を話すヒロインにとても惹かれた。大人びているところと、年齢相応な部分な部分にあるギャップがとても魅力的だった。

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" 誰もが衝撃を受ける作品
5
20代
女性
学生
本屋でも大々的に取り上げられ、映画化もした作品です。本ではカバー絵も素敵で綺麗な桜並木が描かれています。住野よるさんのさくひんは文章がとても綺麗で透明感があり、その世界観にはあっという間に引き込まれます。その世界観に浸って最後まで緊張感を持って読んでいただきたいです。

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膵臓が食べたいくらいに好きになるところ。
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
人を好きになると、苦しさ、嬉しさなど色々な事があり、その中で病気と戦いながら、怖さを乗り越えようと必死で、そんななんとも言えない、切なさ、もどかしさ、苦しみが込み上げてきて、泣けますが、いい作品なので皆さんにオススメしたいです。

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人との出会いを大切にしたいと思いました。
4
20代
女性
会社員
大切な人が余命わずかだったら…と、自分に置き換えて読むと涙が止まらなくなります。気が弱く根暗な主人公が、明るく天真爛漫な子と出会い、精神的に成長していくストーリーで、悲しい結末でありながら生きる力も貰いました。

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純粋で心に響く物語です
5
50代
女性
会社員
歳を重ねて大人になった今読んでも、心に響き感動しました。10代の多感で貴重な時期、人との距離感、心を許せる相手との出会い、死を受け止めなくてはならない感情、綺麗事を言ってしまうようですが、本当にとても心に訴えかけられました。

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"友人や恋人の大切さに改めて気付かされる
4
20代
男性
会社員
自分はあまり小説などを読むことが少ない人間でしたがこの小説はそんな小説が苦手な僕でも世界観と内容の面白さに思わず1日で読み切ってしまいました。
自分が毎日暮らしている中で当たり前に存在していた友達や恋人や家族…ある日突然その人が実はもう命が長くないとしたら。当たり前にくるはずだったその人との時間が突然奪われるとしたら。そんなことを考えさせられる小説でした!
主人公とヒロインの独特な関係性と二人のキャラクターにどんどん引き込まれていきます!
物語の終盤では誰も予想していなかった展開とヒロインの残した想いを読み返す主人公のシーンでは涙が止まらずに思わず一度本を閉じてしまいました笑
とてもおすすめの小説です

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" 繊細なタッチの青春純愛小説
5
40代
男性
会社員
主人公春樹が、余命1年にもかかわらず明るく振る舞う桜良の影響を受けて、少しずつ変わっていく様子がとても繊細なタッチで描かれています。インパクトのある題名もさることながら、結末もアッと驚く展開で、一気に読めてしまう作品です。

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命について考えさせられる名作
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
タイトルの意味が本を読み進めるうちに分かります。お互いを想い合う気持ちに、涙が止まらなくなる名作です。そして、ただ悲しいだけではなく、ラストは明るい兆しが見えるスッキリとした爽快感が味わえます。いつなにが起こるか分からないこそ、命や自分の人生について考えさせられる作品でした。

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一緒にいたかったけど、いられなくなった
4
50代
男性
会社員
孤独な青年に、降りてきた天使。恋など考えたことなどなかった青年が初めて女性を意識します。すきだけど、一緒にいたいけど、彼女には大病があり、長い命はありませんでした。短い命ですが、2人は共におもい、精一杯いきていく姿がなけてきました。

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命の尊さを感じる作品です。
3
10代
女性
会社員
病気により命が残りわずかである女の子に対し、名前を一切明かさない僕。すごく素敵な表現で話を理解するのが少し難しいですが、そんな寿命が短い女の子と恋に落ちます。しかし想定していたより少し早く亡くなってしまいますが、何十年か経ったあと、とある事件をきっかけにその女の子の想いがわかります。素敵なラブストーリーです。

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題名の意味がわかった瞬間に涙がとまらない
5
20代
女性
会社員
君の膵臓をたべたいというグロテスクな題名の本ですが、大人になっても数回読み直すくらい好きな本になりました。よくあるハッピーエンドでもなく、小説にありがちな単調で緩やかなストーリーでもなく、高校生ながら大人びた2人のやりとりが素敵な作品です。ラストの数ページのやり取りで題名の意味が分かるのですが、その言葉とストーリーの展開が理解できた瞬間から涙が止まらなくなる印象的な作品です。

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思ってたのと違う恋愛小説
5
50代
男性
会社員
不治の病に侵された女性が愛する人と闘病を行って懸命に生きようとするも儚く散ってしまう。という悲愴感漂う恋愛小説を想像していましたが結構違ってました。このフォーマットの小説は多いですがストーリー展開が他では見られません。主人公が女性の母親の元に行くラストシーンは号泣ものです。

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"病気の同級生との切ないラブストーリー
5
30代
女性
会社員
膵臓の病気を持つ女の子と、同級生の病を知った男の子の甘く切ないやりとりが読んでいてとても泣けてきました。
同級生を亡くし、やがて大人になった男の子は、女の子のことを忘れることなく教師になり、思い出を振り返るお話です。

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" "タイトルが切なく感じる
3
30代
男性
会社員
高校生の多感な時期にこんな経験したら、その先の人生はきっとずっとひきづってしまうに違いありません。しかし、この主人公はその思い出を自分の強さに変えようとずっともがいています。
生きる人に強さを与えた彼女もまたとても強い人だったのだと感じます。

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" "人は分かり合えるという希望のメッセージ!
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
同級生に憧れ、尊敬し、惹かれていく主人公の心情を、淡々と自然に描いているのが素晴らしいです。
内気な主人公の弱さや強さに共感しますし、正反対の人間同士でも時間をかけて関わればわかりあえるという希望のメッセージが込められている作品だと思いました。

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" "今、生きていることに感謝させられた。
4
20代
男性
自営業・自由業
初めて恋愛系映画と思い見たのですが、思っていたのと違う結末でした。
寿命宣告された女性が最後まで楽しく生きたい!ってのがとても伝わりました。
いくつになっても人は皆今を生きているのが当たり前になっていると思いますが、
改めて命というものを考えさせられる映画だったと思います。

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" "予想外の展開に涙
5
20代
女性
パート・アルバイト
病気なのにも関わらずいつも明るいヒロインと1人で図書室にこもって心を閉ざしている主人公。
2人が関わっていくことによってお互いの印象そして心の成長が見られる作品になっていると思います。最後には涙必須のラストを何度見ても泣けてしまいます。

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" 命の尊さを感じる
4
20代
女性
会社員
思い膵臓病を患っている主人公が明るくひたむきに生きる姿に感動する!残りの人生を悔いのないように生きようと懸命で、周囲には常に明るく振る舞っているが実は死への恐怖と闘う場面に涙が出ました。余命を全うできるものだと思っていましたが衝撃の最期には言葉を失いました。命の尊さ、日常が当たり前ではないということを教えてくれる作品です。

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余命をうけた人の振る舞い方
5
30代
男性
会社員
余命宣告を受けた人もそうでない人も1日の価値は同じであることを読んでて思った。「生きる」とは何か、「君と出会ったのは偶然じゃない、私たちはお互いに出会うことを選んだんだよ」といった桜良の言葉は、残り少ない命だからこそ重みのある言葉となり、大事な事を教わった気がする。個人的には主人公と桜良の友達でも恋人同士でもない絶妙な関係が、最後の結末に関わってきて凄い好きでした。

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何よりも深い愛情。
4
20代
女性
学生
余命宣告をされた人の残りを過ごす日々が辛いのは知っていますがそれに対する彼の愛の深さが非常に良いです。治してあげたいだとか、どうしたら一番思い出に残る日々を、残りのわずかな時間を過ごせるかではなく、君の膵臓を食べたい(悪いところを食べると治るとされている)と願うことがこのストーリーを通してどんなに深い愛なのかがわかりました。とても泣ける感動映画です。

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タイトルの意味を考えながら読むと良い!
5
30代
男性
会社員
この本では、膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」を偶然見つけてから、僕と桜良が一緒に過ごすようになり、面白くなってきます。タイトルにある『君の膵臓をたべたい』について考えて読むと、涙が出てくるのではないかと思いました。

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最後の結末が感動します。
4
20代
女性
会社員
主人公の二人の関係が微笑ましくて羨ましくなる恋人関係にキュンキュンします。どこか学生時代を思い出させてくれます。そして命の大切さと儚さを教えてくれます。久しぶりに読書で涙した一冊です。何度見ても泣けます。

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今日を生きようと改めて考えさせられる。
4
20代
女性
学生
とにかく泣ける。高校生の女子と男子が一対一で話しているのを見るとどうしても恋愛感情目線で見てしまう面はあるが、この二人はそれ以上の関係に見える。そして、今どんなに健康な人であったとしても、病気を持った人でも、明日があるかどうかは神のみぞ知ると考えさせられる作品。

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いつの間にか泣ける
5
20代
女性
学生
初めは青春って感じでどきどきしながら読み進めたが、いつの間にか涙していた。生きる希望に満ち溢れる青春の真っただ中に考えさせられる主人公の死。この対比が、何とも言えないくらい絶妙な言葉で表現されていた。僕と桜良の関係性もただの恋愛ではなく、尊敬しあっているような形になっているのもいい。

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淡く切なくつらい物語
5
20代
男性
会社員
今までいろいろな作品を読んできましたが、「君の膵臓をたべたい」は、小説を読んでいて初めて泣いた作品です。小説ながらにして、ヒロインの強さに感心しながら読んでいました。この小説は、泣けるだけでなくいろいろな感情を沸かせてくれる作品だと思っています。

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主人公とヒロインの結末が切なすぎる作品
5
20代
男性
無職
この作品は、主人公の志賀春樹がヒロインである山内桜良の持つ「共病文庫」という本を拾う事から物語が始まっていく作品となっています! 個人的な感想としては、医者から余命宣告を受けてもなお、彼女が前向きな姿勢で自分との運命に闘い続けていく所に物凄く心を打たれました! さらに終盤にいくにつれて、知る事になる衝撃のラストはとても切なくなり、大号泣しました! もし自分も同じ状況になった時、どのようにして支えてあげられるのか?という点を考えさせられる作品になっております!

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感動すると同時に最後の衝撃はとてつもない
4
20代
男性
自営業・自由業
この商品に関してはかなり進行していくと同時に、こうなるだろうなと予想しやすい作品ではあったが、それでもなお大変感動する作品だった。しかし最後の最後で予測不可能な結末になるところは衝撃的すぎてとても印象深い作品となりましたが、ハッピーエンドならよかったと思うと同時に、そんな残酷で悲しいことはあるのか。と身近にいる人を大切にして、伝えられることを伝えられるときに伝えようと思わされる作品でした。

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衝撃のラストに泣けます
5
20代
男性
自営業・自由業
高校生の純粋まっすぐな恋愛模様の中に、孤独に病気と戦う女の子の姿が描かれています。明るく元気な性格の裏に、計り知れぬ苦悩と葛藤が垣間見えて心打たれました。彼女の気持ちを必死に受け止める男の子に訪れた、あまりにも残酷で衝撃的な結末に大泣きしました。

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純粋でピュアな恋愛ストーリー
4
50代
男性
会社員
この本を読んで、まだ若い二人が命を見つめるシチュエーションで、最後には亡くなってしまう恋人に対して君の膵臓を食べたいという斬新なセリフが、逆に深い愛を感じました。この本を読んで、なんて切ない話んだろうと感じてしまいました。自分が幸せな生活をしていることに感謝したくもなりました。

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タイトルで引っかかって読むと感動しました
4
30代
女性
自営業・自由業
よくある難病ものかと思っていたら、最後にどんでん返しもあって面白かった。文章も読みやすいので普段本を読まない人にもおすすめです。純愛ラブストーリーなど泣ける小説が好きな人は、まず君の膵臓を食べたいからはいるのもよさそうです。

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何気ない時間を大事に
3
20代
男性
会社員
ヒロインの病気からストーリーが進んでいきますが高校生の男女が作る初々しい青春模様と友情模様、一生懸命に病気に向き合う姿から命の尊さを感じることができる作品。映画化でも話題になり大号泣間違いなしの名作。

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何度読んでも泣ける!
5
20代
女性
会社員
この本は映画にもなってすごく興味がありました!映画も見ましたが本では主人公とヒロインの心の情景がすごく細かく書かれていて映画よりものめり込むように見てしまいました!最後のシーンでは映画と同様涙が止まりませんでした

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恋愛ものでもありつつ涙が出るから
5
20代
女性
学生
生きるということは、誰かと心を通わせるということということを教えてくれる作品だった。主人公が死を抱えながらも、冗談のような会話や懸命に生きようとする姿が目に思い浮かび感動する。本の中に伏線もたくさんあり、読んでいて飽きなかった

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いちばん好きな小説かも?
4
20代
女性
学生
私の場合、1回目よりも2回目の方が泣けました。1回目は展開が衝撃的すぎて追いつけていなかったんだと思います。読めば読むほどに、主人公たちのことを尊く思います。そして私自身、周りの人を大切に、いつが人生最後の日になっても悔いなく生きようと考えさせられました。作品中のトランプゲーム、1回やってみたいです。

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思わず昔に帰りたくなりました。
5
40代
男性
自営業・自由業
高校生の頃の純粋な気持ちを思い出しました。映画を見た後で、原作を読み返したというパターンだったのですが、いずれもよかったと思います。最後のヒロインが亡くなってしまうあたりが、何度読んでも悲しくなり、胸を締め付けられるような気持になります。

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日々の大切さ
5
20代
女性
会社員
何気ない一日でもかけがえのない一日であることに気づかされた作品です。毎日、一日一日大切に大事に生きていくことが、後悔しない生き方なのではないかなと考えさせられました。主人公が余命を知りながらも、小さな幸せを大切にしている姿に涙が止まりませんでした。

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命の尊さをもう一度考えさせられる
5
30代
男性
会社員
消極的な主人公と対照的に明るい性格のヒロイン。よくある設定の登場人物だが読み進めていくうちにどんどん主人公と読み手である自分が近づいていく不思議な感覚になります。そこには最後まで主人公の名前を明かさなかったり作中に出てくる本の内容が本作品の内容と一緒だったり等読み進めるうちにどんどん主人公と自分が重なり最後には涙してしまいます。映画だけではなく是非小説も読むことをお勧めします。

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ハッピーエンドではない所が泣ける
5
20代
女性
会社員
クラスの人気者の秘密をクラスに馴染めない子が知ってしまって、そこから2人の関係がどんどん深くなっていき恋心を抱きつつ人気者の死ぬまでにやりたいことを一緒に叶えていって退院してまた出かけようというときに病気ではなくて事件に巻き込まれて命を落としてしまったのがショックで、主人公の気持ちを考えながら読んだら涙が枯れるほど泣けました。

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結末が予想外で泣けた
4
30代
女性
会社員
君の膵臓をたべたいは、結末が予想外すぎてびっくりしました。生きることは予想外のことの連続なんだということを再認識させられて、今生きていることは当たり前のことではないとすごく感動しました。日々の生活を大事にしたいと思える小説でした。

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命の儚さが知れる
5
20代
女性
会社員
小説と映画どちらも見ました。住野よるさんの作品が好きでいつも読んでますが、毎回予想外の結末に驚きます。しかし、納得のいく終わり方です。この作品は命が儚いものだと改めて気付かされます。また、そのヒロインの病気に影響受けた主人公の男の子が徐々に成長していくのも面白いです。

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衝撃の結末
4
20代
男性
学生
とても良かった。タイトルを聞いてはじめはサイコパスなサスペンスものかと思ったが、読んですぐその意味を理解できた。自分にとって生きるとは、を考えさせられた。しかし、ヒロインが通り魔に殺されてしまうエンドには少しもやっとした。

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"生きるという意味
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
君の膵臓を食べたいというタイトルに目を奪われ読んで見る事にしました。
生きるという事、死とどう向き合っていくのかを深く考えさせられたなと感じました。
それでも死に立ち向かをうとする姿、人との繋がり色んな思いが詰まった作品でした。

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" ただのお涙ちょうだいではなかった。
5
20代
女性
会社員
読む前まではこういうお涙ちょうだいものは苦手だったのですが、ラストで爽快感というか胸がスッと落ち着くというか何とも言えない気持ちになりました。人と関わるということ、今の自分はこれまでの自分の選択によってできていること、人はいつどのような理由で死ぬかわからないということを彼女から教わりました。

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"青春を必死に生きるひたむきさ
5
20代
女性
会社員
若者の爽やかで、まっすぐな男女の関係にドキドキするとともに、このささやかな幸せがどうか続いてほしいとひたすら思うほど、最後は切なかったです。
キラキラ今を生きる主人公たちの生活にすごく励まされ、勇気づけられた作品です。

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" 純愛
5
40代
男性
自営業・自由業
完璧な人間などいない。全てが神から与えられているような主人公の可愛らしさと純粋さの中にも人には言えない悩みがあることを改めて教えられる作品でした。人は当たり前のように生きているがその日その時を精一杯生きようと思いました。

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"きっと、映画のタイトルの意味に涙する。
5
20代
女性
パート・アルバイト
彼女の日記を拾って病気の事を知ってしまい、不思議な関係が始まります。
病気の事を知っている彼は天真爛漫な彼女に振り回されて、それでも距離を縮めながら進んでいくストーリーにドキドキしてました。
それでもいつかは病気で死んでしまうという事実に、そうならなければ良いのにと思ってました。
最後の最後には、タイトルの意味に号泣しました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" "君の膵臓が食べたいという意味がわかった
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
題名だけ見ると、どういうことなのだろうという興味から読み始めた本でしたが、一人の女の子のおかげで、一人の内気な男の子の人生が変わっていった気がしました。
病のため成就しない恋だったけど、亡くなった理由が病気じゃなかったことがまたショック。。。ずっと泣くのをこらえていた彼が、彼女のお母さんの前で泣いてもいいですかといって泣いたときが、一番号泣してしまいました。若い時にこんな命がけの恋ができるっていいですね。

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" 闘病中の少女たちが送る瑞々しい青春が素敵
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
この作者独特の瑞々しい文体で描かれる抒情的なストーリー。命の大切さや互いに思いあう気持ちを教えてくれる作品です。普段何気なく暮らす世界の中で、人知れず闘病しながら今を懸命に生きている人々がいることを考えるきっかけになります。

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死ぬことと向き合う恋
4
40代
女性
パート・アルバイト
アニメ化されていたのをみたことがあったのですが、まずはとても画像がきれいですぐに入り込むことができました。そして、ヒロインのけなげな思いや病気がすすんでいくにつれての表現が悲しくも美しいなあと思えたのでした。

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"この本は映画、アニメ化した本です。
0
10代
女性
学生
この本は映画、アニメになっている本です。
病院でクラスメイトと偶然出会い、その子が病気だと知ります。
余命宣告されている女の子は余命宣告を全うすることなく入院治療から開放された日に通り魔に刺されて死んでしまいます。
ぜひ読んでください。

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" 続編がみたい
5
50代
男性
会社員
事故といった予想しない、突然の死がおとずれてしまい、1人のこされた青年をみていると哀れでしかたありまさん。なんとか、再開できるようなシチュエーションで、映画の再現をしていただき、二人のものがたりをみてまたいです。

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可愛く切ない恋愛
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
主人公がもうすぐ死んでしまう女の子と接することでどんどんと変わっていく様子を見ていると、なんだか嬉しくなりました。2人のやりとりがとても可愛らしく、可愛らしいが上に切なくなりました。悲しい結末ですが、温かいものが心に残りました。

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とにかく涙が出る
5
20代
女性
会社員
この小説は、映画化された作品を見てから、見ることになったのですが、小説ならではの良さが詰まっていて、本当に涙が止まらなくなりました。あまりにも切なく、苦しく、こんなにも涙が出る作品は初めてで、とても大好きな作品です。

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余命わずかな女子高生と男子高校生の物語
4
50代
女性
会社員
余命宣告を受けた女子高生と、それを知ってしまった男子高校生が、ひょんなことから出会い、その女子高生が死ぬまでにやりたいことに、男子高校生が一緒に付き合ってやっていくうちに、次第に心を通わせていくストーリー。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

ショッキングなタイトルだけど大号泣
4
30代
女性
会社員
君の膵臓を食べたいというショッキングなタイトルを見て、どんな内容か最初は半信半疑だったが、僕のクラスメイトの桜良が膵臓の病気で余命わずかであることを知った主人公と桜良の日記を中心に物語が進んでいく。最後入院治療が終わって帰宅する日、桜良は通り魔により殺害されてしまう。なんで余命幾ばくもない桜良が殺されなければいけなかったのか、最後大号泣でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

人生は出会い
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
ちょっとした選択の積み重ねが出会いの始まりと終わりを織りなす。但し、どんなに小さな歯車が回り損ねても二人の出会はないし、それがどれだけ長く続くかということも二人の意思には決められない。流れに浮かぶ泡沫のようなもの。泡沫が弾ける短い時間の中でも小さな選択があり、それにより生きる意味が形作られてゆく。余命が告げられたとはいえ、最期の瞬間は神のみぞ知る。花は、名前が分からなくとも散るとわかっているからこそ美しい。若い二人が名前で呼び合わない設定が、短い命と青春の輝きを鮮やかに浮かび上がらせている。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"病気と思わせない彼女の爽やかさが良い
5
30代
男性
会社員
余命宣告された彼女と他人に興味のない主人公の距離感が良かったです。本当に死ぬのと聞かれて、死ぬよと悲壮感なしに答える彼女の内心と主人公の気持ちの揺れ方が
良かったし、本当に素敵なキャラクターで感動しました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 本のタイトル
5
30代
女性
パート・アルバイト
「君の膵臓をたべたい」という本のタイトルと淡くきれいな表紙が気になり買った。とても読みやすくスラスラと読めていった。人の命にははかないため、今この一瞬を大切にしていきたいと思った。また読んでみたいです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

はかない時間
5
10代
女性
学生
タイトルから衝撃を受け、結末にまた衝撃を受けるというとても読み応えのある作品。現実には起こってほしくない切ない話で、でもほほえましい場面もある、様々な側面を持った作品だと思います。どんな世代の人にもおすすめしたい小説です。

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"学生時代の甘酸っぱい思い出が泣ける
5
30代
女性
会社員
純粋なお互い好きな想いを思い出すそんな小説です。
生きていることって当たり前のようで実は全然当たり前じゃないんだな、1日1日大事に生きないといけないなって思えます。
恋愛に投影しているけど、恋愛関係なくても同じでとても大切なことを教えられます。

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" 伏線の回収が秀逸
5
20代
女性
パート・アルバイト
タイトルが少し不気味に感じたが、上手にタイトルの伏線を回収しているところが秀逸だと思いました。登場人物の男の子と女の子の思いが通じ合っていたとわかったときの描写が感動的で涙を流さずにはいられませんでした。

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"感情移入がしにくい作品。
2
20代
男性
パート・アルバイト
一度読むだけでは感情移入がしにくいと個人的には思います。
何度も繰り返し読み、しっかり想像することで、だんだんと情景などが浮かんでいく感じがします。
私は三度目で涙があふれ出しました。
自分や周りの人を大切に思えてきます。

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" "透明で純粋な生と死への葛藤
4
30代
女性
会社員
小説のタイトルがあまりにも衝撃的で、最初は読まず嫌いをしていた作品。時間ができたか何かで、たまたま作品にふれる機会ができたため読んだ際には、とても衝撃を受けた。
こんなにも透明で、純粋に、人の生と死への葛藤を感じることができるとは。

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" タイトルから病気のことがわかる。
4
40代
女性
自営業・自由業
タイトルからも最後亡くなるラストとイメージつくが、意外な展開でとてもびっくりした。青春と闘病の間にいるキラキラした思いと、複雑な感情がとてもまとまっていて読みやすく泣ける作品。病気の受け止め方や周囲の反応が心にしみる。

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最後の数頁は涙することうけあい!
4
30代
男性
無職
膵臓の病気で余命1年の少女と、重力に惹かれるように彼女と出会った少年の物語です。桜良の性格は快活でとても良い。春樹の性格はまるで正反対です。しかし、彼女と接していくうちに、自分にはない大切なものにだんだんと気づいていく。きっと誰かと心を通わせることなんだ。それが生きるということなんです。

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最後に衝撃の展開
4
30代
男性
公務員
最初は猟奇的な作品なのかなぁ?とタイトルを見たときには思いますが、膵臓の病気で余命が少ししかない女の子を好きになった男の子が病気になっている膵臓をやっつけてやりたいという思いで食べたいと表現したのだとわかったときには納得しました。最後にその少女が、あんなラストになって亡くなってしまうとはすごく衝撃的でした。

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もし明日私が死ぬならば
4
20代
女性
学生
あるきっかけで同級生の女の子(桜良)が余命と戦っていることを知る主人公が、桜良の命の終わりに向けて共に過ごしていく物語です。死ぬまでにしてみたいことを明るくこなしていく桜良と、過ごしていくうちに人に無関心だった主人公の心情の変化が読み取れます。死ぬことを覚悟していても本当にいつ死ぬかはわからないのが人間だということを考えさせられるお話です。

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毎日を大切に生きたいと思える作品
5
20代
女性
パート・アルバイト
最初はタイトルの意味がわかりませんでしたが、読み進めていくうちにタイトルの意味がわかりました。余命わずかな女の子と、その女の子の病気を知ってしまった男の子が、残りの命の間にやりたい事をやっていく姿に感動しました。

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同級生が書いた闘病日記帳を発見する話
4
30代
女性
無職
同級生が「死ぬまでにしたいこと」を主人公と2人で叶えていくストーリーです。2人の距離が段々と近づいて楽しそうにしているのを見ていると「死」がより強調されて辛くなってしまいますが、そこに2人の恋愛の儚さが詰まっているのかなと思いました。

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2位

講談社

永遠の0

10代から60代まで幅広い世代に読まれる神風特攻隊の話を描いた涙腺崩壊の号泣小説

「お前の実の祖父ではない」と祖父に告げられた健太郎は、戦時中に特攻隊の一員として亡くなった本当の祖父のことを調べ始めます。娘に会うまでは死ねないと言い続けた男がなぜ特攻を選び、命を落としたのか、徐々に明らかになっていくのです。

 

最後は涙腺崩壊の号泣間違いなしの真実が待っています。放送作家としてもともと活躍していた百田尚樹さんの作家デビュー作で、文庫版の販売部数が300万部を突破している、過去にも例を見ないヒット作になりました。

基本情報
著者 百田尚樹
ページ数 608
文学賞 -
映像化 2013/12/21

以下の記事では百田尚樹さんの作品を特集していますので、ぜひ参考にしてください。

口コミを紹介

戦争について考える
4
20代
女性
パート・アルバイト
戦争というものを知れば知るほど、ただ歴史として学んできたことがほんの表面的で浅はかな知識であると感じさせてくれた本でした。「戦争」と表せば簡単で、何年に何が起こったとそれだけを学んできたが、その背景には多くの人の感情、命、生活が膨大な量含まれていて、考えさせられた。

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戦争という中で生きようとした
5
40代
男性
自営業・自由業
今は何不自由ない生活で忘れていたことを思い出させる作品。リアルに知らず歴史で学んだ戦争を実際に何が起こったかを教えてくれる。特攻という過酷で残酷なことに対して、生きたいと思うことの当たり前の感情を考えると今の幸せな現代に問いかけられる。

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過去と現代の子孫とのつながり作品です。
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
一人の女性を愛し続ける強い思いと、戦争という苛酷な時代背景を子孫とともにタイムスリップしてみていくような不思議な感覚があります。特攻隊に選ばれたときの心意も痛いほど伝わってきます。未来に希望をつなぐことを選んだすごい決意にも涙しました。

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命の重みを知る一冊
5
20代
女性
会社員
太平洋戦争中の特攻隊という自分の周りではもちろん経験のないことですが、命をお国のためにささげる時代に愛する人のために生きたいという人間としてあるべき考えがどんなにも尊いことか思い知らされる小説でした。命の重みを学ぶことができました。

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特攻隊の悲しき運命に涙
5
30代
女性
自営業・自由業
特攻隊として死んだ祖父の話を聞きに、知人を巡るというストーリーです。人によって祖父の印象が違っており、臆病者だったという人もいれば、恩師だったと語る人もいます。話を聞いていくごとに解き明かされていく謎が面白く、また、祖父の痛切な想いに身が引き裂かれそうになりました。涙なしでは読めない感動作です。

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戦争の悲惨さ
5
20代
男性
会社員
戦争をテーマにした作品は数多くありますが、本作品は戦争の中でも神風特攻隊にスポットが当てられた作品となっております。戦争の悲惨さや、子供ながらにそれに巻き込まれていく様子、またその中でも絆のようなものも垣間見える場面があったりと、最後まで楽しめて感動できる作品です。

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日本を守る本当の強さとは
4
30代
女性
無職
永遠の0は特攻隊員の生き様が描かれていて、戦争を知らない世代こそ読んでほしい。今の私たちの何気ない当たり前の幸せがどれほど尊いもので、それがどれだけの犠牲と命によってもたらされたのか考えることができる本です。

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生きる
5
30代
女性
パート・アルバイト
「戦争」がテーマの小説である。日本の戦争を知らない世代の人たちには、読んでもらいたい。特攻要員に選ばれたからには、必ず死んでしまうことだ。兵士たちは、愛する人にも会えず、やりたいこともできない。兵士たちの葛藤だったり、苦しみなどを抱えながら生きていたことを今の時代に教えてくれる。

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鳥肌が立つファイナル
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
戦争系の読書や映画は少し怖いと感じるためあまり見ないが、今回は書店で見つけてなんとなく試してみました。映画化が決まる前でしたのであまりまだ話題になっていませんでした。読み始めると先が気になって止まらず、最後の部分で一人泣きながら布団の中で読みました。予想しない人間関係の助け合いがとても感動的で印象に残りました。

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"戦争の悲劇と静かな愛
5
30代
女性
公務員
内容を思い出すだけで、涙が溢れます。
戦時中の日本、お国のために死ぬことが美徳とされた時代に、死ぬことをよしとしない主人公。
彼には、大切に思う人がいた。生きてもう一度会いたい人がいた。
しかし、戦況は厳しくなり、主人公は覚悟を迫られる。
それでも、愛する人のもとへ帰ろうとする主人公の意思が、時を超えて家族別届きます。

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" 強さも優しさも、目に見えないところにある
5
10代
女性
学生
一人の男の生涯を複数の視点から追ったヒューマンドラマ。読み終わった後は脱力するようなため息が出た。私たち今を生きる人間は、プラスの優しさを求めがちだ。目に見える分かりやすい強さや優しさだけでなく、見せびらかさないものこそが一番強いことを教えてもらった。

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"あの時代の悲惨さが目立つ。
4
20代
男性
パート・アルバイト
特攻で亡くなった人たちは私と同じぐらいの年齢で、今の自分に当てはめるとあの時代に生まれなくてよかったと思ってしまいます。
言葉の使い方からその時の緊迫した状況などがしっかりと読み取れるので初めて読む人でもわかりやすいと思います。

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" 戦争を題材にした要素も感じられる部分
4
50代
男性
会社員
いつの時代になっても忘れられない太平洋戦争を題材にした話であり、非常に面白味の満載なストーリーになっている部分が好感を持てる。当時圧倒的に優位に立っていたアメリカに対し果敢に精神力で向かっていった日本人の魂が感じられる部分は素晴らしいと思った。

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極現状態での人間の感情
4
60代
男性
会社役員・経営者
戦争という極限状態で、一人の特攻隊員の心理状態を追う物語ですが、ミステリー仕立てがうまいと思います。具体的には、特攻隊員の孫にあたる二人が、あまりに仲間により違う祖父の評判について、なぞ解きをしていくところ。ろである。

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戦争の無情さを痛感
5
30代
男性
会社員
18歳になったばかりの青年二人が希望を胸に抱いて青春を謳歌していました。しかし二人のもとに赤紙が届き、二人は特攻兵となって南方に出兵しました。希望とは無縁の悲惨な戦地を目の当たりにした二人の心情の描写が生々しく、無意味な戦いの無情さを痛感しました。

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戦時中妻子を思い、何を選択するのか
5
40代
男性
会社員
終戦後、60年も経ち少佐伯健太郎は祖父と血が繋がっていないことを知りました。本当の祖父を探すため、戦時中実の祖父と共に戦った人と出会い、手がかりを探していきます。人望のあった実の祖父を調べていくうちに、彼が何を思い何を守るために死を選択したのか。そして今の祖父との関係を知ることで生きることについて考えさせられることとなります。

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命の大切さを教えてくれる本
5
30代
男性
会社員
永遠の0は、第二次世界大戦を中心にしたエピソードを通して命の大切さを教えてくれる本だと思っています。物語は現代、ある戦争参加者の孫姉弟が祖父の戦争に関するエピソードを多くの関係者からヒアリングするという内容になっています。現代に生きるものの目線で戦争当時のことを少しずつ知っていく感情は涙なしでは読めません。ぜひ一度ご一読ください。

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一気に読みました
5
30代
女性
会社員
元々、戦争に関する小説がすきでした。この本も本屋さんのセンターで売られていて、映画化^_^されているとのことで買いましたが、とても面白かったです。クライマックスの衝撃は今でも忘れられないくらい感動します。

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生きるという強い意志を持つことの尊さ
4
40代
男性
会社員
特攻隊員について描かれている作品。抜群の飛行技術を持つ主人公は、特攻隊員として出撃しても、自分の信念を強く持って、生きて帰ってきていた。国のために死ぬことが素晴らしいとされていた時代に、生き続けることの尊さを描かれており、感動した。

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"美しい生き様と戦争の悲惨さ
5
20代
男性
パート・アルバイト
戦争の悲惨さ、残酷さを痛感すると共に、その時代に生きた青年達の美しい生き様に涙した。
テンポ良い展開と、臨場感あふれる細かい描写で、没入させられる。
どう生きるか。そしてどう死ぬのか。そんなことを考えさせられた。

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" 先人を知り自分を知る
3
50代
女性
会社員
人は自分の存在を軽視し、コントロールし、占領していると思い込んでいるが、先人の思いにまず感謝し、歴史の先頭に立つ自分を意識させるには良い作品。大戦中に翻弄されていく特攻隊や当時の状況を若い世代に伝授する意味でも良い作品だと思う。

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戦争を通して描かれる家族愛
3
50代
女性
専業主婦(主夫)
お国のために命を捧げることが当然の義務であった戦時中。戦地に赴いた宮部は、必ず家族のもとに帰ることを固く決心している。臆病者と非難されても貫き通す勇気と信念に心打たれる。強い家族愛が、感動的な作品である。

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"特攻隊員の無念
4
30代
男性
自営業・自由業
戦時中己の意志を捻じ曲げて、苦悩とそれを強制させる苦難に人生を翻弄され儚くも散っていった男の物語です。
誰もが生きたいと願いつつもそのことを声に出すこともできず、本音を押し殺して決断するまでの葛藤を描いています

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" "環境が取り巻く心情の恐怖
4
20代
女性
パート・アルバイト
戦争を知らない年代ですがこの映画は出演しているキャストが物凄く良かったのと、物語の構成がわかりやすかったことです。
戦争を知らない年代が増えていくのでこのようにわかりやすく表現をしているのは大切だと思います。

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" 極限状態で人は人のために生きられるのか。
5
30代
男性
会社員
特攻隊の話ということで、初めは生への執着を臆病だと揶揄されており、恥ずかしくも私自身も同じように思って読んでいました。しかし主人公の宮部の優しさに触れ、極限状態でありながら最期に機体の交換を行う考えは常人には決して選択できないことだと思いました。

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戦争はもうやめて
5
40代
女性
会社員
今考えれば愚かな戦争。でも、日本は何かを信じて戦争に参加した。大事な息子も夫も戦争にとられてしまい、帰らない。運良く配属地が激戦地ではなく帰れることもある。けれど、好きな人は特攻隊であった。帰りの燃料はない。相手国にどれだけのダメージを与えられるかだけ…。特攻隊としての出番を待つ彼を、涙では送ってはいけない。彼は空に飛び立った。永遠に戻ることのない空へ…。もう悲しすぎて何日も何日も泣き続けてしまいました。

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戦争の尊さ
3
40代
女性
パート・アルバイト
若者たちが戦争を通じて生きることの大切さ、そして、死への葛藤をうまく描いている小説です。戦争で国のために死ぬことが美徳とされて生きていた若者の死への恐怖がより戦争の怖さを物語っていて考えさせられる小説です。

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誰よりも命を大切にした男の話
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
実際の時代背景がわかる緻密な描写が印象的な作品でした。わかってはいたけれど、戦争で死ぬことのやるせなさを改めて感じました。最終的に明らかになる真実に涙がとまりませんでした。切ないけれど、どこかスッキリとした読後感。

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忘れてはいけない事実
4
40代
男性
自営業・自由業
第二次世界大戦のことをこんなに分かりやすく書かれている小説に会えて良かったです。今の日本は本当にこの戦争で散っていった兵隊の犠牲の上に成り立っているんだと思いました。朝御飯で冗談を言い合っていた仲間が、晩御飯にはいない話しとか悲しすぎて最悪です。 当時の戦況とか軍の様子とかが分かりやすかったので入り込んでしまいました。 戦争経験者って今は殆どいないからこそ、今の時代にこう言う本が必要だと思いました。

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海軍一の臆病者で海軍一の肝っ玉
4
20代
女性
学生
今回の作品で肝になる宮部さんは海軍一の臆病者とされていましたが、信念が固く命を重んじるべきであるその心は現代において必要不可欠でどの時代でも考えに間違いがないこと知らされました。そしてどれだけ絶望しようとも絶対に希望をなくすことはなく少しでもその小さな希望の灯火を絶やすことなく生き続けた宮部さんの生き様は感動しました。

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久蔵の生涯と特攻を選ぶまで
5
40代
女性
公務員
国のために命を捨てるのは当たり前だと言われた時代、どんなに卑怯者だと罵られても「娘に会うまでは死なない」という約束を守り続けていた久蔵が、特攻を選びどのような生涯を送ったのか、終戦から60年の時を経て感動の事実が明らかになる。

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"最後の選択が泣ける
5
40代
女性
会社員
ずっと頑なに、生きて妻子の元に帰ることに拘っていた宮部久蔵さんが、戦争が進むにつれてどんどん変化をして、最後整備不良の戦闘機を乗らずに散っていく選択をする。
生き死にの間に身を置くことの怖さを感じる作品でした。
戦争のない今の時代に生まれてラッキーだなと思わせてくれました。

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" 戦時中から今に繋がれた、深い愛の物語。
4
20代
女性
会社員
実写化されて大ヒットしたこの作品。原作を読み始めた時、そのテーマに耐えられず途中で一旦読むのをやめてしまうほどリアルな描写でした。でも、続きが知りたくて、そして主人公・宮部の最後までをちゃんと見届けたくて読み直しました。宮部の最期はとても愛に満ちた最期で、その宮部の愛は今でもしっかり伝えられていました。特攻という戦時中の日本がやっていたことの意味も深く問いかける作品でもあると思います。

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暗号を解読され滅びの道を走る海軍に涙を。
5
50代
男性
会社員
真珠湾攻撃後、海軍は打ち漏らした空母のせん滅に心を砕く。しかし暗号解読によりそれを察知した米は、ほぼ理想的と言える奇襲をかけて、三隻の空母を瞬時に葬る。孤軍奮闘する飛龍も遂に力尽きて沈む。あまりにも有名なこの戦いを描く。

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他人を生かすために死んでいく
5
60代
男性
パート・アルバイト
現代の若者が、太平洋戦争のことを聞き取り調査していくなかで、ある飛行士の物語が浮かび上がる、という作品です。クライマックスで、その伝説の飛行士が選んだ死に方が、とにかく涙を誘われました。もしかしたら、女性には、男の勝手なヒロイズム、と揶揄されるかもしれませんが、やっぱり男ならこうありたい、と思わずにはいられませんでした。

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戦争の歴史も知れる
5
30代
女性
自営業・自由業
永遠の0は映画化もされましたが、映画より詳しく戦争の歴史、特に神風特攻隊のことを知れてとても勉強になりました。知らなかった戦争の裏側やそこに生きていた人々を絵空事ではなく、血の通った自分として書いてあるのに好感をもてた。

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戦争の悲惨さと家族への愛情
4
20代
男性
会社員
第二次世界大戦中の話でなにより家族を愛し家族と再び会うことを絶対に心に決めている主人公が色々な状況に見舞われていくなかで最後には覚悟を決め自ら特攻隊に志願する姿に戦争の悲惨さと主人公の力強さ的なものを感じました。

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読み終えた後サザンの主題歌が胸にしみます
5
50代
女性
無職
命ということを考えさせられる作品です。めぐりあいの妙が人生をいろどります。死してなお、愛する人をやわらかく包み、守る主人公に惚れない女性はいないでしょう。そして家族のつながりとは「血」ではなく「心」であることに気づかされます

出典:https://ranking.goo.ne.jp

特攻隊員の青年の人生観を表現した
4
60代
男性
会社員
アメリカとの闘いで、若い青年が何人も特攻攻撃をして死んでいく。そんな中で、将来有望な一人の青年が、戦友の一緒にゼロ戦に乗っていくが、途中で戦友が敵機の攻撃を受けて、墜落してしまった。それを見ていた青年がまさに命を懸けて自爆をしていくがそこには生きてきた人生で人々とのかかわりを思い出すというところがあり、それが本当に泣けてくるような感じでした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

実写化のレベルが高い作品
5
20代
女性
会社員
実写化しか見ていませんが、こちらの作品も何度もみて感動して泣きました。戦争時代の話がメインです。戦争中の情景は想像しにくいですが、この主人公は戦争中の苦しい中でも人とのつながりを大切にし、縁巡って奥さんを守ることができました。素敵すぎる話です。

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3位

中央公論新社

八日目の蝉

映画化もされた人気作!母親は誘拐犯なのに感動する小説

野々宮希和子は、愛人の秋山丈博の家に侵入し赤ん坊を一目見ようとしますが、その赤ん坊が希和子に笑いかけたことで、衝動的に希和子はその赤ん坊を誘拐してしまいます。希和子は「薫」と名づけた赤ん坊とともに逃亡をはじめるのです。

 

第2回中央公論文芸大賞を受賞しており、2010年にはテレビドラマ化、2011年には映画化された小説で大ヒットしました。

基本情報
著者 角田光代
ページ数 376
文学賞 第2回中央公論文芸大賞
映像化 2010/3/30

以下の記事では角田光代さんの作品を特集していますので、ぜひ参考にしてください。

口コミを紹介

感情移入し過ぎて泣けてくる作品
5
30代
女性
会社員
作品で犯人側にも感情移入できてしまう作品はあまりないと思いますが、この作品は感情移入し過ぎて終始泣けてくる作品でした。なんで子供を誘拐したのか、お母さんだと思ってた人は誘拐犯だったという現実、そして登場人物たちのそれぞれの微妙な感情の揺れ。全てが泣けてくる作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

「母」という存在について考えました
5
30代
女性
パート・アルバイト
始めに読んだ時は、登場人物それぞれの身勝手さについて疑問に思うこともあり、悲劇だと思っていました。しかし、読み返すたびに世の中の理不尽さやそれと戦っていく女性たちの強さが印象に残るようになってきました。きっと自分が母親になったことも関係しているのかと思います。
映像化もしている作品ですが、そちらもとても良かったと思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

愛情について考えさせられた
5
20代
女性
会社員
血のつながらない親子が本当の家族以上の関係を築き、母親の純粋な愛情を美しい、切ないと感じ、涙が止まりませんでした。
損得なしに娘との幸せな暮らしだけを望むことが罪なのか、読み終わった後も考えさせられることが多かったです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 親子の絆は永遠に続く
5
20代
女性
パート・アルバイト
最初は、赤ん坊を盗んだ女に対して、嫌悪感を抱きますが、小説を読み進めるにつれて、その女の味方になっている自分に気が付きます。子供を大切にしようと必死で想う気持ちは、必ず子供に伝わり、お互いに言葉で伝え合わなくても、通じ合えるのだと思います。特に、最後のシーンは泣かずにはいられません。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

育ての親と生みの親
5
20代
女性
パート・アルバイト
育ての親と生みの親、親繋がり。子供が親を選べないように親も子供を選べない。誘拐から始まり育ての親に育てられた子供だが動物と同じように人も育てた人が親だと思うのは当たり前。それぞれの視点で映画が撮られているのがすごくいい。そして最低だが人は結局自分の置かれている状況が一番可愛そうだと思いがち。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

不倫相手の女児を誘拐した女性と女児の物語
4
50代
女性
会社員
不倫相手の女児を誘拐した女性と、その誘拐された女児の物語。読み進んでいくうちに、誘拐した女性に感情移入してしまい、誘拐という皇位を一概に悪いと言えなくなってしまうと同時に、誘拐された女児を愛しく思えてしまうストーリー。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

自分を育ててくれた母は本物なの?
4
30代
女性
会社員
自分を大事に育ててくれた母は、実は実の母ではなく、誘拐犯だったという衝撃の展開は、とても衝撃的で悲しい内容でした。実の両親の元に帰された後もうまく生活ができない、そんな主人公の姿は読んでいてとても悲しく虚しくなりました。忠実に映画化もされているのでおすすめです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

次第にこの母子へ愛おしさを感じます。
5
30代
男性
会社員
不倫相手の赤子との逃避行の中で芽生える母性というのは、男性の私には理解できないと思って読み始めましたが、赤子の薫が次第に大きくなっていく上で、読んだらこちら側にもこの母子が少しでも幸せな時間が長くありますようにと祈ってしまっていました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

お祭りに参加して写真が新聞に載らなければ
5
40代
女性
会社員
赤ちゃんを失い、同じ頃合いの赤ちゃんを誘拐して逃げながら育てる母。親から愛されずお腹の中の子供も愛せるかわからない若い産みの母親。その子供を誘拐し、育てていた母は、目立たない様に小豆島に隠れ住んでいたけれども、ある日、地域のお祭りに参加して、その楽しそうなお祭りの列を歩く2人が島の方の新聞の写真投稿で賞を取ってしまったことから、逮捕されることに…。最後、フェリー乗り場で待ち構える警察官のところに、送り出す育ての母親の崩れ落ちる様な悲しみが本当に悲しく、涙の止まらない作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

家族の形とは何かを考えさせられる
5
20代
女性
会社員
誘拐犯、と世間的には捉えられてしまうけれど、母親としての申し分ない振る舞いを鑑みると個人的には全くもって非難する気にはなれず、それどころか罪に問われること自体に疑問を抱いてしまいました。そして、家族の形は血の繋がりだけではないことを実感できた素晴らしい作品だなと思いました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"主人公に感情移入してしまう
5
30代
女性
パート・アルバイト
この8日目の蝉は、元々友人からのおすすめで読みました。子供を持つ身としては、涙なくしてこの映画は見れません。主人公がいかに、愛する人の子供を産みたかったか。
そして徐々に、母性が止まらない愛情へ変わっていく様が感動的です。
ハッピーエンドではない、胸が苦しいまま終わるところがまた…
三回ほど連続して読みました。
最後までハンカチなくして読めない作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 子どもを育てる愛情に偽りはない
5
30代
女性
パート・アルバイト
腹を痛めた子でなくても、血のつながりがなくても、愛おしい気持ちに偽りはないし、深い愛情と決心の表れだと思う。その一方で、もし我が子が誘拐され、他人に愛情深く育ててもらっていたとしたら、それを受け入れられるか自信がない。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"母の愛。それが正しいとは限らない。
5
40代
女性
自営業・自由業
「八日目の蝉」は、父の不倫相手が娘をさらって、逃げながら育てると言う衝撃的な内容なのですが、子どもに取っては育ててくれた人が親ですよね。
その不倫相手が娘をさらいたい気持ちもわかるし、彼女が懸命にその娘を育てたこともわかるので、複雑な気持ちになりながら読みました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 切ない
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
母親であるならこの物語に涙しない人は居ないのでは。本当の悪人は出て来ず、主人公も少しの心の迷いと間違えから起こした行動から後戻りが出来なくなる。頭では駄目なことだと分かっていても心は抑えきれず深みにはまっていく様子が暖かくもあり辛くもあり観ていてもどかしい。ゴールに幸せがあるとは思えない2人に最後まで目が離せない。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

きれいごとなしの一つの愛のカタチ
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
この小説の中に悪人はいるのだろうかと思ってしまう自分がいる。主人公の希和子はある日愛人の家に生まれた赤ちゃんを誘拐してしまう。希和子はその子をわが子のように育てる。誰にも見つからないように。誘拐を認めるわけではないけれども希和子が子供に向けた愛情は間違いなく母親としてのもの。希和子は母親だったと思う。希和子が捕まってしまう場面のセリフは何度読んでも号泣。これ以上母親の思いを強く感じさせるセリフはないと思う。たくさんの事を考えさせられる作品。みんな誰かの子供であり親に対する思いは様々。そして親になった人ならなおさらこの作品を読んでみて欲しいと思う。

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親子の絆に感動しました。
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
誘拐された女の子と誘拐犯の親子の絆に涙しました。20代で1度見た時にはそんなに感動はなかったのですが、30代で出産した後に見ると実の親側からの視点と誘拐犯側の育ての親からの視点で見てしまいなんとも複雑な感情を抱きました。最後の「この子まだご飯食べてないんです。」のセリフにすべてが詰まっているよな気がしました。

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自分の身に起こる現実は真実なのか
5
30代
男性
会社員
普通の日常を生きてきて恋人や家族、友人との絆を感じる中で確かなものを欲している反面、現実が露わになるにつれて何を信じたらいいのか判断できず最終的には感性や自分自身の判断により道を切り開いていく展開が素晴らしかった。現実問題として今でも十分考えられる事ばかりで心を揺さぶられた。

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感動で涙なしでは読めない作品です。
4
30代
女性
会社員
大好きなお母さんは、実の母ではなく,誘拐犯だったことがわかり、その後の生活も元のようにはいかず、幸せに生きれない。もどかしくて、悲しくて、涙なしでは読めない作品です。井上真央出演で映画化もされていますが、そちらも必見です。

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母性とは…
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
期待もせず、何気なく手に取って購入した本でしたが、一気に引き込まれ、気が付けば涙と共に読み終えていました。子供を連れ隠れながら生きていく主人公を、一人の女性として、母として、自分の幼少期を思い出しながら…。様々な思いが重なり、感情の波が打ち寄せ、心に響く一冊です。

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母親と幼い娘の愛情と逃亡の生活の小説
4
60代
男性
会社員
殺人事件を犯した母親が幼い娘と一緒に全国の田舎町に身を隠しながら自分たちのことをわからないよう逃げていく。しかし、最後の最後で約束していた港の所で、娘が発した”お母さん”という一言で待ち伏せしていた刑事につかまってしまう。 この場面が一番泣ける。

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女性としてのリアルな感情に共感が持てる
4
40代
女性
専業主婦(主夫)
不倫相手の子供を誘拐するという倫理観に反した行為ながらも、女性としては共感できる部分もたくさんありました。自分の子供は堕胎したのに、誰しも相手の家族が幸せそうに生きているのは許せないのではないでしょうか。母親になった今だからこそ「母性」とは何かを考えさせられる小説でした。

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子を思う気持ちがつらいです
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
ちょうど結婚して、そろそろ子どもをと考えていた頃に、知った小説でした。子供の笑顔は、凶器にもなるほどすごい力を持っているのだなと感じたのを覚えています。そして、母性とは何だろうと考えた作品でもありました。

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綺麗ごとではない世界での繋がり
5
50代
女性
会社員
ドラマや映画化されたものも観ましたが、捉え方が異なると別の物語のように感じました。原作も是非読んで欲しいです。切羽詰まった状況の中、子供が朝ごはんを食べていない事を訴える場面には、心が撃たれました。もう会えなくなるかもしれないのに。

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心の隙間
4
40代
女性
パート・アルバイト
主人公の女性は、真面目で平凡な毎日でしたが好きな人のために犯罪に手を染めてしまいます。心の隙間に入った「悪」の感情と葛藤しながら、犯罪を継続させますが、最後は悲しい結末を迎えます。人は、突然壊れてしまうものなのか?人間の持つ脆さ、弱さを考えさされました。

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親子の傷などとは何か
4
40代
男性
会社員
不倫相手の妻が産んだ赤ん坊を誘拐して育て、我が子のように育てた希和子と、その誘拐された薫の間には、血の繋がりはないが、本当の親子以上の深い絆が芽生えていたのです。二人の葛藤や苦しみをしっかりと描いた良作です。

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犯罪者の兄を持つ弟の葛藤を描いた作品。
4
30代
女性
会社員
犯罪者の弟として生きていくことの苦しみや葛藤がとてもリアルに描かれていてどんどん引き込まれていく作品です。獄中にいる兄との手紙のやりとりを通じて、自分の生活や家族との関わり、弟のために犯罪を犯してしまった兄の気持ちなど苦しくなりながら読みました。

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"誘拐された赤ちゃんのその後の人生
5
40代
男性
会社員
誘拐された赤ちゃんは立派な女性になり、彼女は過去に自分を誘拐した犯人をどのように思っているのか。
そして、赤ちゃんを誘拐した女性は何を思って今を生きているのか、いろいろと奥が深く考えさせられる小説です。

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" 愛する者同士が引き離されるのが辛すぎます
5
50代
女性
パート・アルバイト
不倫相手のこどもを盗んで自分の子として育てる主人公。こどもを深い愛情で包んで二人はとても幸せなのに、居場所が特定されこどもは両親のもとに引き戻され、母親は犯罪者として捕まるシーンに号泣した。頼むから愛する者同士を引き離すのはやめてくれ、と思ったけど、こどもを盗まれた実母の立場では、これまた辛すぎるよね、こどもを取り戻したいと思うよね。不倫をしてこどもを作っておきながら無責任な男には永遠にわからない母子の愛情、実母と育ての親との葛藤、それらの気持ちが痛いほどわかるだけにやるせないしどうしようもなく泣けます。どうか生まれてくるこどもが幸せでありますように、という希望に満ちたラストもグッド。

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母親とは何か。信じた人は誘拐犯だった。
4
40代
女性
専業主婦(主夫)
子供を産めなかった女、希和子。4年もの間、人の子供を誘拐し、逃げ続ける。これだけの事実だけ見れば、希和子は犯罪者で悪女なのだが、本を読む中で希和子の心情に触れ、このまま誰にも見つからず、健やかに暮らせればいいのにとどこか願ってしまう自分がいた。本当の母親にしてみれば、娘がいなくなると考えるだけでも恐ろしいし、誘拐犯は憎むべき相手だろう。では、誘拐された子供はどうなのか?4年間誘拐犯を母親だと信じ続け、もとの親のもとに返された。空白の4年間は実の親子関係を崩すのには十分な時間だった。成長した薫は希和子に何を思い、何を感じているのか。何を持って悪とするのか。

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主人公への感情移入がすごい
4
20代
男性
自営業・自由業
誘拐犯に育てられた事実を21年経って知る、主人公の悲しみに心動かされました。周囲の人々の様々な思いを背負って生きる孤独さを感じました。何より、どんな形であれ愛は存在しうるということを証明した作品で、主人公と誘拐犯が別れるシーンは泣けました。

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血のつながりよりも情
5
30代
男性
会社員
ずっと血のつながった親子だと思っていたものの、実は17年前に誘拐されていたことを主人公は知ります。一気に母親だと思っていた女性に憎しみを抱きますが、何度もこれまでの楽しい思い出がフラッシュバックし、ついには硬い絆で親子以上の関係となります。血のつながりよりも情が勝ると思った一冊でした。

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親子の愛とは
5
20代
女性
会社員
血のつながりだけが家族とはいえないと思いました。血のつながり以上に愛情が大切で、親の愛情はなんて有難いものなのだと感じました。子を思い遣る母の姿に胸を打たれ、どうにか親子が幸せになってほしいと祈って読み進め、最後まで一気に読んでしまいました。

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簡単に誰かを悪者にしないところが良いです
4
20代
女性
会社員
タイトルと表紙に良い意味で見事に予想を裏切られました。まさかのテーマと内容でした。登場人物たちの行動や心情の描写が素晴らしく、ラストの感動はありがちなものではなく、複雑で独特なものでした。また、主人公の設定が素晴らしくついつい応援してしまいます。

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複雑な愛情
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
誘拐犯が好きな相手の子どもをさらってしまうショッキングな話ですが、最後まで読むと、誘拐犯は子どもを実の子以上に愛していて、誘拐犯の方に気持ちが向いてしまいます。愛が深くて彼女の気持ちが痛々しい位伝わり、涙が出るほどです。親子とは何か考えさせられる話でした。

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4位

宝島社

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ベストセラー100万部突破の甘く切ない恋愛系であり感動系であり面白い小説

 

京都の美大に通う主人公・ぼくが一目惚れした女の子に意を決して声をかけ、交際までこぎつけます。しかし、気配り上手で寂しがりやな彼女には、想像もしなかった大きな秘密が隠されていました

 

彼女の秘密を知ったとき、はじめから読み返したくなります。甘く切ない恋愛系であり感動系であり、面白い小説です。2016年には、福士蒼汰・小松菜奈主演の映画も公開されました。

基本情報
著者 七月 隆文
ページ数 287
文学賞 -
映像化 2016/12/17

口コミを紹介

時間を超える愛のお話
5
30代
女性
パート・アルバイト
初めは普通の恋愛小説ですが、読み進めると少しずつ違和感が生まれ、その違和感が解消されたときに他とは違う恋愛小説に化けます。
幸せな二人をずっと見ていたい気持ちにさせてくれる、切なくも胸が暖かくなる作品です。

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大切な人との時間を大事にしようと思えます
5
30代
女性
パート・アルバイト
電車の中で女性に一目ぼれしてからこの物語は始まります。しかし運命的な出会いを果たした二人には悲しい結末が待っていて、その事実を知ってから二人が初めて出会った日のことが分かると胸が締め付けられるほど切なかったです。大切な人と一緒にいられる時間は当たり前なことではなくてもっと大切にしようと思える作品でした。

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日が経つ程に仲良くなり、すれ違う2人
4
20代
女性
パート・アルバイト
電車の中での出会いで物語は始まる。進んでいく関係性にキュンキュンしながらも、不思議な行動をとる彼女に違和感を感じました。
ある日語られる真実にすれ違っているけれど、惹かれ合う二人に涙が止まらなくなる作品です。

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" ぼくは明日、昨日のきみとデートする
5
30代
女性
会社員
偶然出会い、一目惚れした主人公と女性の話しかと思っていましたが出会いは必然的でした。時間軸の交差する中2人は恋に落ちるのに5年周期の1ヵ月しか会うことができず、1ヵ月過ぎるとどんどんすれ違いが起こり彼女、彼氏の出会いの時期が逆行していくと言う悲しいストーリーでした。彼氏にとっては初めてのデートでも彼女にとっては最後のデートであることや、子供の時に事故に巻き込まれたときにお互いが助け合っていた偶然も素晴らしいストーリーだと思いました。

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時間軸のズレで起こる恋愛が感動する。
5
20代
女性
学生
初めは普通の恋愛をしていると感じていた2人だったのに、日が進むにつれておかしいと感じながらも、愛し合っている2人に感動する。時間軸がズレていたと分かってからの対応も感動する。有名な場所の名前が使われているから、風景を想像しやすい。

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タイトルの意味が深い
4
20代
女性
会社員
タイトルに全てが詰まっている。この意味がわかった途端、最初から小説を読み返さなければとすら思った。あらゆるところに置かれている伏線の回収が心地よく、切ない。まだこの話の本当の意味を知らない方は必ず最後まで読んでみてほしい。

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あたたかくて、でも切ない
5
10代
女性
学生
この本で初めて七月さんの作品を読みました。とてもテンポよく読み進められますが、それでいてしっかりと作品のあたたかさと二人がいる風景が浮かび上がってきます。表紙のイラストも含めてとても素敵な作品だと思いました。2度読むとまた新たな発見がある小説です。

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愛の深さを知る
5
30代
女性
会社員
別れを知りながら恋に落ちずにいられない純粋な想いの恋人同士の感情が泣けるし、彼女の気持ちになってこの作品を読むと何度も泣いてしまう。それでも出会いたい純粋な想いでデートしている2人の気持ちや、風景を想像できるのがすごく切ない。

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"二度読みしたくなる作品
5
40代
女性
会社員
読んでみて初めて彼女の不可解な涙や行動の意味がわかりました。時間軸の違う二人が恋に落ち、あの短すぎる時間の間だけ一緒に過ごせるという物語。
思いが通じ合って別れの時が来る。その後年齢が離れていっても、変わらずに会いに行ける行こうと思うのが、私ならどうなのかなと思いました。
読んでいてとても切なくなりました。

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" 泣きたいときおすすめ
4
30代
女性
パート・アルバイト
色々矛盾?パラレルワールドなの?みたいなところはあるけど読み進めるにつれてとにかく涙が。好きな人と結ばれることの奇跡と離れなければいけない現実がもどかしくて胸が痛くなりました。泣きたいときや現実逃避したいときに読むのがおすすめです。

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わかった瞬間すべてがフィードバックする!
5
20代
女性
学生
SF要素も含まれる恋愛小説。最初は感動といってもどういう意味か分かりませんでしたが、分かった瞬間にすべての映像が逆再生されるほどの衝撃と感動に包まれました。映画としてみても大号泣して映画館で嗚咽していたことを思い出すほどです。

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2度泣ける小説
5
20代
女性
学生
予想を遥かに超えてくる彼女の秘密と、それを知った主人公の困惑と決断。そして何よりも、この物語を完全に理解して初めてわかる、2人の深い愛。1度だけではなく、2度3度、何回読んでも、読む度に新しくわかる事実があって、何度も泣かされる小説です。

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不思議な感覚の切ない恋愛
4
20代
女性
会社員
私自身が京都出身という事もあり、地元の名所などが多く出てくるので親近感がある作品でした。愛美は運命の人なのに、同じ歳でいられる期間何もかもが最後になってしまう、どういう気持ちで過ごしていたんだろう?考えるととても切ない気持ちになります。

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毎日を大切に過ごす大切さが分かる作品
5
20代
女性
パート・アルバイト
付き合った彼女が、5年に1度しか会えない別の世界に住んでいて、お互い逆に歳を取っていくカップルの切ないストーリーです。この作品を読むと、毎日大切な人と一緒にいる事のできる当たり前の日々の大切さが分かる作品です。

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感情移入しやすい作品
0
10代
女性
パート・アルバイト
途中まで全く意味が分からなくて頭の中に疑問がいっぱいの作品ではあったのですが、一度最後まで読んで理解すると涙が止まらないような小説でした。理解できるまでが難しいかもしれませんが、一度小説を読んでからぜひ映画を見てほしいです。感情移入しすぎて涙が止まらなくなります。

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二度と戻れない、1日1日が大切な日々。
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
きっかけや出逢いは不意に始まり、そこからだんだんと、1日1日が大切な物になり、二度と戻れない日々がカウトされていき、切なく寂しく、何とも言えない内容の濃い作品です。涙が込み上げてきて止まりませんでした。

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"後半の伏線回収に思わず驚き
4
20代
男性
会社員
単純な恋愛小説家と思い読み始めたのですが話が進むにつれて明らかになっていく思わぬ伏線にびっくりしました!
読めば読むほど面白く映画も見に行ってしまいました!
最後は切なくやらせないしかし清々しい気持ちになりました!
とてもおすすめの小説です!

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" 少し難解だけど心に残る
4
20代
女性
会社員
時間軸が逆の2人が出会い1ヶ月という短い間だけ同い年の時を過ごすという、少しむずかしい展開です。後半になるにつれて2人の関係とその運命が描かれていて、なんとも言えない悲しい気持ちになります。ただ、その時を楽しく過ごす2人の爽やかさも素敵なストーリーです。

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タイトルの意味が分かると、涙が出ます。
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」というタイトルの中に、物語の核心が詰まっているわけですが、タイトルを見たときは意味が分かっていませんでした。読み進めるうちに、主人公とヒロインの生きる世界の関係性がわかり、切なさで涙が溢れました。

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"日本の未来が不安になった。
4
20代
男性
自営業・自由業
今の医療で治療方法が見つかっていないのが認知症、アルツハイマー病と聞きますが、
若いからと言って絶対にならないということではないんだなと思いました。
自分の大切な人が、日々記憶力が悪くなり今までの思い出等がすべて忘れてしまうと
こんなにも悲しいことなのかと思いました。
実際に自分の周りには健康なひとがたくさんいて、今ありがたいことなんだなと痛感させられました。

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" 何度も読み直したいくらい好きです。
5
20代
女性
会社員
微笑ましいのに、どこか切ないそんなストーリーです。悲しくても相手を思いやって笑う姿というのは、人として美しいと思います。叶わない恋と分かりながらも「愛してる」と言う姿には涙が止まりませんでした。終盤にかけてのクライマックスがとても盛り上がります。

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気が付いたとき、胸が苦しくなりました
4
40代
女性
パート・アルバイト
予備知識なく手に取って、最初はただのふわふわした恋愛委小説だと思って読んでいました。でも、ことの真相に気がついたら、とても胸が苦しくなってしまった。こんなに切ない恋愛小説は初めて読みました。最後まで読むのが苦しいけれど、でも結末を知りたいという想いに駆られて読了しました。2回目は最初と全然違う気持ちで読んでいる自分がいました。

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彼女の涙の理由
4
40代
女性
パート・アルバイト
どこか掴みどころがない彼女と出会い、付き合う主人公ですが、彼女が泣く理由が分かってから、ストーリーがパズルを埋めて行くように謎が解けていきます。恋愛ものが好きじゃない人でも仕掛けが楽しめる作品だし、もう一度読みたくなるストーリーです。仕掛けが分かると、涙がポロポロ出てきます。

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何度も読み返したくなる作品
5
20代
女性
会社員
この作品は1度読んだ後もう一度読み返したくなる作品となっています!恋愛と謎と面白くてページをめくる手が止まらなかったです。真相がわかった時ポロポロと涙がこぼれ、帰りの電車の中でしたがあまりの切なさに堪えきれませんでした!

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最後まで読むと最初から読みたくなる不思議
5
30代
男性
会社員
タイトルからして「?」と思ってしまうが、最後まで読み進めると必ず最初から読み返したくなります。ヒロインの一つ一つの言動に最初は疑問が多いですが終盤にかけてその謎が一つずつ解けていき、読み終えたあと最初から読み返すと初めて読んだ時とは全然違う内容に感じます。これは読んでみないと伝わらないと思うので是非読んでみてください。

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彼女の秘密がわかった時から切なくなる
4
20代
女性
会社員
最初は普通の男女の幸せそうな恋物語なのかなと読み進めていたが、だんだん彼女の秘密が暴かれていって最終的には初めには思いもしなかった結果になり、どちらの立場に立って考えてみても切なすぎて胸が締め付けられるような思いで読みました。

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真実を知ったときに読み返したくなる
5
30代
女性
会社員
僕は明日昨日の君とデートするは、主人公の秘密を知ったときに絶対に最初から読み返したくなる小説です。このときどんな思いでこの言葉を言ったのだろうなどと想像しながら2回目を読み返すと涙が止まらなくなりました。

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どうしようもなく切ない
4
20代
女性
会社員
デートしていたりとかはただただキュンキュンするのに、出会いと別れがお互い反対に起こっている状況が分かったときは涙が止まらなくなりました、、!最後まで読んでもう1度最初から読みたくなります。そして2度目も泣く。

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5位

幻冬舎

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記

難病と闘った実話を綴った泣ける本

 

愛知県豊橋市に住む木藤亜也さんは中学3年のとき、頻繁に転んでしまうなどの体の不調を訴えました。それは手足や言葉の自由を徐々に奪われながら最後には体の運動機能を全て喪失してしまう病気「脊髄小脳変性症」だったのです。

 

木藤亜矢さん本人が日記の中で語る『日常』で『感じたこと』に胸を打たれます。愛知県内で大きな反響を呼び、2005年2月10日には映画化、2005年10月11日からはフジテレビでドラマ化もされました。

基本情報
著者 木藤亜矢
ページ数 270
文学賞 -
映像化 2005/2/10

口コミを紹介

難病と戦いながら見つけた本物の愛の物語
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
テレビでもドラマとして放送されていたこちらの作品は小さかった私にも響く物語でした。自分自身が難病になったら…と考えたら想像もできないほどの辛さと我慢と言葉に表せない葛藤があるだろうなと思い、自分自身の今の体についても考えることの出来る深い物語だなと感じました。大人になった今読んでも泣いてしまうぐらい私には響く作品です。健康は当たり前じゃないと心に留めながら1ページ1ページ大切に読ませていただいてます。

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涙なしでは、読めない。
5
50代
女性
パート・アルバイト
何げなく毎日を過ごしいる人でも、作品のタイトルを見て、絶対に誰もが、読みたくなる作品だと思います。読んだみなさんは涙なしでは、読めない、そして娘を最後まで支える家族の絆、感動も覚える必ず心に残る作品です。

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難病と闘った女性の実話
5
50代
女性
パート・アルバイト
まず沢尻エリカ主演のテレビドラマを見てあまりにも泣けて感動したからこの本を買って読みました。実在した女性であること、また日々体が動かなくなっていくのに頭だけは明晰なのが本当に読んでて悲しく切なかったです。

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温かい気持ちになる
5
20代
女性
会社員
元々、障害者という存在をあまり認識していない時に見ました。障害を変に捉えたりする人も多い中、この作品に出逢えたことで、それぞれいろいろなものを抱えた中で必死に生きているんだと理解することが出来、自分の中の温かい心をもつきっかけになることができたと思います。

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"確か小学3年生の時に、母からもらった本
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
あの時は漢字もそんなに読めないし、
難しい意味の言葉もたくさんあった。

今、大人になって15年ぶりに読むと
亜也ちゃんの気持ちも、お母さんの気持ちも
痛いほど良く分かる。

病状は次第に悪化し、着々と迫り来る死。
もし自分が同じ病気になったら
亜也ちゃんのように強い気持ちを
ずっと持ち続けられる自信がない。
人間として周りの人と比べ物にならないくらい
亜也ちゃんは強い人だったのだと思った。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"涙溢れる実話
5
30代
女性
会社員
実際のお話で、これからたくさんの夢を抱きやりたい事がたくさんある中で病気になってしまった亜矢さんの事を思うと本当に悲しくて涙が溢れてしまいます。
でもその中に家族の支えや絆にも感動する作品です。
病気と戦いながら生き抜く亜矢さんに改めて健康な身体、過ごせることにも気づかせてくれます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 涙涙の話し
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
健康だった彼女が病におかされ、どんどん身体が思うように動かなくなって最後には言葉も話せなくなってしまう、そんな彼女の気持ちを考えたら、苦しくて仕方ありません。それでも、家族がサポートして前向きに過ごしていく姿が本当にいいです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

涙が止まらない
5
20代
女性
会社員
主人公は難病にかかり段々と死に近づいていくのですが、病気は誰にでも起こりうるものだなと思いました。今日は元気でも明日突然倒れてしまうということがあると思います。この小説を読んで毎日健康に生きていけるのが奇跡なんだと実感しました。またこれからは悔いのないよう過ごしていこうと思える小説でした。

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涙なしには読めません!!☆涙活☆
5
40代
女性
会社員
ドラマ化もされた有名な小説です。 木崎亜也さんの文才、相手への思いやり・優しさ、我慢強さ、逆境に触れてもその都度前を向く力強さ、すべてに圧倒されます。 病気だったけれど、私は彼女が不幸とは思えず、ただただ「すごい!!」としか思えませんでした。 定期的に読み返している小説です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

涙のように透明な命懸けのメッセージ
5
30代
男性
無職
若い人たちが病気で苦しんでいるのを見るのはとてもつらいことです。著者はどんなに体が衰えても生きることを諦めません。絶望して死にたいと思っている大人がたくさんいるのに、生かされていて、生きたいと思っている若者が死んでいく。この世界の不条理さを感じずにはいられません。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

悲しみは1リットルの涙でも足りない
4
30代
男性
公務員
体がどんどん動かなくなっていく難病の脊髄小脳変性症という病気になってしまった少女の一生を記した小説です。よくドラマで沢尻エリカさんが演じたものがイメージとしてあると思いますが、小説だからこそより作者の思いや伝えたいことが響いてきます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

感動
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
最初は普通の女子高生として人生を謳歌していたにも関わらず、突如症状が出て、自分でできないことも増え、周囲の人が戸惑い離れていき、孤独を感じていたであろう主人公を支えてくれる家族と同級生の健気な姿、主人公の葛藤が誰にでも起こりうることなので共感しながら読むことができ、涙はとまりません。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"病気を抱えた少女が綴った日記の大作
5
20代
女性
学生
「”普通”でなくなることの悔しさ」や「”他の人からの親愛”に応えられない悔しさ」をこのストーリーを通して感じる。
「書くことを楽しむ」にも余裕がいる、余裕がなくても書いて伝えたいことがある、それぞれの重さを実感する一冊だった。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 健常でいる事に複雑な気持ちになりました。
5
30代
女性
無職
多分知らないひとはいないんじゃないかというくらい有名かもしれませんが私は本当にあった体験談を元にしたこういったストーリーはすごく親近感が湧くのでもっとたくさん放映してほしいと思いました。体が不自由になるということの大変さというか色々な複雑な気持ちになりました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

誰もが知ってる有名な作品
5
20代
女性
パート・アルバイト
この作品は私は小説よりも先に映画を見て知りました。当時、かわいい沢尻エリカさんのファンだったという理由だけでしたが、あんなに涙が出るとは思わなかったです。本当に見てるこっちが、それくらい涙出てきます。メジャーな作品ではありますが、今でも思い出すだけで泣きそうです。今自分の側にいる人たちも、当たり前にいるわけじゃないから、健康に生きてる私は、もっと今に感謝しなきゃなぁと感じさせる作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

1リットルの涙
5
30代
女性
会社員
自分が高校生の時に出会った小説でした。元気な主人公が突然小脳変性症と言う難病を患い、実話であり闘病生活や人間模様を描いた素晴らしいストーリーでした。ドラマ化もされており、特にどんどん身体機能が衰えていく中でも懸命にリハビリ、生きたいという意思と強さに感銘を受けました。また、家族や周りの人の葛藤やもし自分や自分の家族が患ってしまった時の場合のことなど考えさせられました。残念ながら主人公の女性は亡くなってしまいました、彼女の懸命な姿、難病についての理解など社会的影響を与えた作品だったのではと思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

小説でもドラマでも涙
5
20代
男性
会社員
主人公の女の子が突然病気になり、それに巻き込まれながらも支えていく家族や友人といった、様々な愛の形が表現されている作品だと思います。また、実話というのがさらに感動を助長させ、何不自由ない身体で生きていることの素晴らしさを感じることが出来る作品だと思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"映画よりやはり原作がいい。
4
30代
女性
パート・アルバイト
映画化されて初めて知った作品で映画で観てから原作を読みました。
どちらも良さはありますがやはり原作とは違った意味になってるかな?と思う場面も多々ありました。
自分が難病になったことがないから想像もつかないストーリーでしたが生命を大切にしなければと再認識させられる一冊でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" "感動に注ぐ困難さ
5
30代
男性
会社員
確か小学3年生くらいの時に、母から貰った本。
あの時は漢字もそんなに読めないし、
難しい意味の言葉もたくさんあった。
今、大人になって15年ぶりに読むと
亜也ちゃんの気持ちも、お母さんの気持ちも
痛いほど良く分かる。
病状は次第に悪化し、着々と迫り来る死。
もし自分が同じ病気になったら
亜也ちゃんのように強い気持ちを
ずっと持ち続けられる自信がない。
人間として周りの人と比べ物にならないくらい
亜也ちゃんは強い人だったのだと思った。

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" 若い年代で難病、命を終えていく哀しみ
3
40代
女性
自営業・自由業
病魔に侵された子には非はないような年齢で難病に侵されてしまう理不尽さ。端から見ていても、この理不尽さには心が傷つきます。ただ、ショックを受けるだけではなく、ポジティブに世の中に対して考えていくこともでてきます。

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誰かの生きたかった今日を大切にしたい
4
30代
女性
パート・アルバイト
ありきたりな言葉になるけれど、命を大切にしようと思いました。そして、誰かの命を一緒に守り抜く幸せ。大切にしたい、死なせたくないと思う大切な人がいる幸せ。目を凝らせばたくさんの幸せは身近なところに転がっている。気づくことのできる人間でありたいなと思いました。

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今を生きることの大切さを教えてくれた
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
突然、病を発症しその事実を受け入れて前向きに生きていく姿勢にとても心揺さぶられました。この本を読んだ当初私は20代でしたが、10代の女の子がこんなにも強く真っ直ぐに生きようと思っていたと知り、涙なしでは読めませんでした。

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ただただ感動する作品だった
4
20代
男性
自営業・自由業
1リットルの涙難病と戦い続ける少女亜也の日記。まずこのタイトルから確実に感動するだろうというのがとても伝わる。そして悲しい結末になってしまうのではないかと。タイトルからしてすごく興味をそそられる作品ですが、誰もが号泣間違いなしの作品でした。

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日々を大切に生きようと思わせる作品
5
20代
女性
会社員
この世に当たり前のことはないのだと、毎日の小さな幸せに気付かせてくれた。この病は恐ろしいが、それ以外にもいつ何時人は死ぬか分からないのだから。私も難病により家族を失った経験があり、本人が家族を想う気持ちや申し訳なく想う気持ちに共感できる。何度読んでも胸が苦しくなるが、生きる力が湧いてくる名作。

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病を受け入れると言う事の難しさ
5
30代
女性
パート・アルバイト
とにかく亜也の病気を受け入れた後の健気ない姿に涙が止まりません。「どうして病気は私を選んだの?」というフレーズ。重く考えさせられる言葉です。今元気に過ごしていることに感謝し、前を向いて生きていこうと思える作品です。

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6位

文藝春秋

手紙

犯罪加害者の苦悩

 

武島剛志と直貴は2人きりの兄弟です。弟の大学進学費用を得るために剛志は空き巣に入り、強盗殺人の罪まで犯してしまいます。獄中で平穏に暮らす兄に対し、直貴はことあるごとに「強盗殺人犯の弟」というレッテルを貼られてしまうのでした。

 

文春文庫史上最速でミリオンセラーとなった本作は、現在では240万部を超える大ベストセラーとなっており、2006年11月3日に公開された映画も大ヒットとなりました。

基本情報
著者 東野圭吾
ページ数 428
文学賞 第129回直木三十五賞候補
映像化 2006/11/3

口コミを紹介

「差別」は悪なのか
5
30代
男性
公務員
自分のためにと罪を犯してしまった、たった1人の家族である兄。それがゆえに、加害者家族として生きていくことになったことでの、様々な苦悩や葛藤。作中で最も衝撃的だったセリフは「差別はね、当然なんだよ」という平野社長の言葉。主人公の生涯を通して「差別」は悪なのかを、考えさせられる作品です。

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紆余曲折があった兄弟愛について
5
60代
女性
専業主婦(主夫)
弟のために犯罪に手を染めてしまった兄。犯罪者の家族として生きて行く弟。
それぞれの思いを描いた作品で、お互いが切なく生きて行く様を如実に表現してあります。
兄弟とは何か、犯罪者の家族はどう社会から扱われるかをしっかりと向き合っている作品です。

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家族の大切さ
4
40代
女性
パート・アルバイト
犯罪者の弟として生活する中で兄を恨み、結婚しても子供にも犯罪者の家族としてのレッテルを張られていて腐りながらも生きていく姿が人間の心の葛藤をうまく捉えていて良いです。また、最後に、兄の気持ちを理解した主人公には泣けました

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殺人犯の家族を持つ主人公の葛藤と優しさ
5
30代
男性
会社員
殺人犯の兄を持つ主人公は周りからの嫌がらせもあり職を転々としながらも、ある女性と出会って幸せを掴みます。しかし、兄の存在を知られて家族が偏見の目で見られたことからずっと続けていた兄との手紙も断ってしまうのですが、家族、周囲の理解ある人たちのお陰で絆を絶つことなく納得のいく答えに辿り着くのが良かったです。

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家族の在り方を考えさせられる
4
30代
女性
会社員
兄は謝ってであってもどんな理由があっても殺人犯になってしまいました。そのため兄やその家族に対するは世間は冷たくとても苦しいと思いました。しかし、そんな兄と向き合って支えていこうという家族の絆に感動しました。家族の在り方を考えさせられます。

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"殺人を犯した兄をもつ弟の生き方
5
40代
男性
会社員
殺人を犯した兄をもつ弟の苦悩と生き方を見事に表現した作品となっています。
結論が出せない難しい問題に対してチャレンジしたところが素晴らしいです。
もし自分が同じ立場になったらどうすればいいのかなど、いろいろと考えさせられます。

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" "兄が自分の為に人を殺めてしまい苦悩する弟
3
30代
女性
自営業・自由業
犯した罪は消えい、被害者家族、加害者家族、両者ともに苦しめられる。
弟の学費の為に強盗に入り、人を殺めてしまう兄。
そのせいで弟は「犯罪者の家族」として色眼鏡で見られ、いくら頑張っても報われない人生を送る。
出会い人によって、様々なエピソードがあり、人の温かさや冷たさを感じる。

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" 家族について考える。
4
30代
女性
パート・アルバイト
家族の繋がりについて考えさせられます。犯罪は決していいことではないけれど話の兄は可哀想で、弟やその子供にまで影響があるというのを考えさせられる話だと思います。人は一人では生きていけないと言うことを改めて感じる話です。

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切なくて苦しい
5
40代
女性
パート・アルバイト
弟のためを思って行動した兄が犯した罪、そのせいで弟の人生を狂わしてしまうところが切ないです。弟目線、兄目線で考えると胸が痛いし、どうしようもない状況に泣けます。罪は償ったらいいと簡単には言えないストーリーで、ラストにかけてボロ泣きしました。

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味わい深い東野作品のなかでも断トツに好き
5
50代
女性
無職
母の願いをかなえるため、自身を犠牲にして弟に託した兄、兄の気持ちを思いやりながらも兄のために苦労を味わう弟、兄弟の葛藤を軸に社会の厳しさやあたたさが描かれています。罪とは、つぐないとは何かを考えさせられる作品です

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犯罪者家族の気持ち
5
40代
女性
パート・アルバイト
犯罪者の弟として苦悩している主人公、生きることに投げやりになったり、家族を持っても苦しんだりと長い年月をかけて、兄の気持ちを考えれるところになるまでの姿は、感動的でした。犯罪者の家族というレッテルは年月が経っても消えないものなんだなと改めて考えてしまいました。

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加害者の未来とは
4
20代
女性
パート・アルバイト
この小説は加害者の気持ち、加害者家族の気持ちを描かれているが、やはり人間の内情を語られると、同情してしまう気持ちもあります。しかし、被害を加えた、加害したという事実は、事実であり、そこをどう解釈するか、責められるべきはどこなのか、根本的な原因は何なのかを考えさせられる作品でした。

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"兄弟愛の切なさ
4
30代
女性
会社員
兄を思う弟と弟を思う兄の物語です。
自分の存在が、大切な家族の未来を壊すかもしれないと思う兄の気持ちが切なく何とも言えない気持ちになります。
弟も自分のために兄が人生を汚したと思ってはいるが、人生を歩むうちにどうしてもすれ違っていってしまう。
ラストは良かったと思うと同時に泣けます。

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" 犯罪を犯す業の深さを感じてください
4
50代
男性
会社員
犯罪を犯した兄からの手紙が弟に届くという流れに沿って話が展開していきますが、この物語で語られるのはそこではなく、犯罪というのは如何に大変な事か。本人のみならず家族をどれだけ悲惨な目に合わすのかというのを刻々と伝えられるストーリーです。主人公の可哀想な境遇にじぶんだったらと思わずにいられません。

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贖罪を人はできるのか
3
30代
男性
会社員
人は誰しもが過ちを犯すことがあると思います。それは大きいことから小さいことまで、その人にとってどうしても避けられないこともあると思います。それをどうやって、償っていくのか人類のテーマでもあると思います。

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兄弟の絆は見えなくていい
5
30代
女性
パート・アルバイト
兄弟に犯罪者がいる。自分は何も悪くなくとも加害者家族になる。この苦悩は計り知れないが、兄弟には兄弟の見えない絆があって、それは他人に見えないものでいいのだと、後半刑務所へ慰問に行くシーンで感じ、大号泣だった。

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あの日がなければ
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
弟のためにお兄ちゃんは、金銭泥棒をしてしまいます。お兄ちゃんは弟思いだけど、ついに、その家の人に見つかって間違えて刺殺してしまって、殺人犯の弟ってなってしまった家族の思いは怒りでしかないと思います。だって家族の人生も壊したのだから・・・。そんなときに、弟は刑務所に入っているお兄ちゃんに手紙を書いたんだけど、それがまた泣けるんです。

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犯罪を犯した兄弟の、心理的な葛藤の物語
5
40代
女性
公務員
犯罪を犯した兄の、弟への懺悔の手紙。映画化されたが、原作のほうが何倍も泣けるので、一度は読んでほしい。罪を侵す者も、許す者もどちらも感情移入してしまって、嗚咽をあげるほど泣いてしまったが、タイトルの意味がわかる頃にはもう泣いている。

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生き方を考えさせられる本です。
4
30代
男性
会社員
主人公は、殺人を犯してしまった兄の弟という理由で、非常に苦労を強いられる人生を送ることとなります。肉親を大切に思いながらも自分自身の行きたい道を選べない主人公の苦悩を読むと、自分自身の人生についても深く考えるきっかけを与えてくれます。

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生きていくことの辛さってこういうこと
4
40代
男性
自営業・自由業
会社員時代に通勤途中の電車の中で小説を読んで、その後映画化されたものを観に行きました。自分自身が過ちを犯さなくても、身内の起こした事件によって苦労していく主人公たちの姿を見て、目頭が熱くなりました。いつ降りかかるやもしれないそんな状況に、自分を重ねてみると、より作品の訴えかける意図が伝わってくるのではないかと思います。

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家族の絆とは。愛とは。
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
2人暮らしの弟の大学資金のため…。金を盗むだけのつもりがつもりが強盗殺人を犯してしまう。一人きりになってしまった弟を想い、獄中からも手紙を送り続ける兄。犯罪者の弟となってしまった弟の葛藤と心の苦しみがひしひしと伝わってきます。もし自分なら…。思わず考えさせられる一冊です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

兄弟愛に涙が止まらない
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
犯罪者を家族に持つものが生きていく辛さを実感しました。自分が犯した罪ではないのに、家族が犯してしまった罪によって人生が上手くいかなくなってしまうのはどんなに悲しくて悔しいことなのか。それでもなお、家族だからこそ本当に憎み切れないところもあり、「自分だったら」と考えさせられました。

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究極の選択!兄と妻子、どちらがより大切?
5
30代
女性
その他
父親代わりをしてくれた兄が、自分の進学資金を得るために殺人を起こして服役してしまった主人公。服役中の兄がいることで、仕事も結婚も上手く行かず、次第に兄を恨む・疎むように。そんな中、ようやく築けた家族(妻子)の人生を守るため、相当悩んだ末に、実の兄を捨てて兄弟の縁を切ることに決めます。その決断に至るまでの兄弟間の手紙の内容・やり取りが、この小説のタイトルであり、核心でもあります。妻子を守るために兄貴を捨てますと言いつつ、心の中では本当は兄貴のことが変わらず好きだという主人公の想いに、泣けて来ます。

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7位

新潮社

西の魔女が死んだ

西の魔女と過ごした初夏の物語

中学に進んで間も無く、学校に足が向かなくなった少女・まいが、西の魔女・おばあちゃんと過ごしたひと月を描いた青春小説です。まいは魔女になるための手ほどきを受けることとなったのですが、それは「何でも自分で決める」ということでした。

 

2008年に映画化され、2人が共に生活をする中で、西の魔女・おばあちゃんの愛とまいの成長が感じられる感動の1冊です。

基本情報
著者 梨木 香歩
ページ数 226
文学賞 日本児童文学者協会新人賞・新美南吉児童文学賞・小学館文学賞
映像化 2008/6/21

口コミを紹介

涙が止まらない
4
10代
女性
学生
不登校になった主人公が、山奥に住むおばあちゃん『魔女』と一緒に暮らすことになったまいの魔女修行の日々について描かれた映画。
私は、この小説を通して人生において本当に大切なことや人の死について考えせられた。一番大切なのは、意志の力。自分で決める力。自分で決めたことをやり遂げる力。
今の自分に言いたい、覚悟を持って前を向いて進めと。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

大好きだった祖母のことを重ねてしまう
5
20代
女性
会社員
自分が思春期の時もこういう生きにくさって感じていたなと思いつつ、大好きだった祖母のことを思い出して心がじんわり温かくなります。健康に生きること、何でも自分で決めること、直感や妄想に囚われないことの大切さを教えてくれる物語です。

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"少女が世界をつかむまでの物語
4
50代
女性
専業主婦(主夫)
大人への入り口に立った少女が、世界をうまくつかめなくて留まったとき、彼女の祖母が生き方を見せて踏み出す勇気をくれるお話です。
思春期を迎えた少女は子供時代の無邪気さでは生きていけない予感に怯え、こもりがちになりました。心配した母は、少女の祖母のところへ預けます。
そこで目を見開かせられたのは中年男の存在です。鶏小屋の修理などをお願いしているその男性は、清潔感が無いような方でした。少女は嫌悪感がたっぷりなのに、祖母は気にせずその人を評価するのです。
色々なことに対し、さらりと受け流していく祖母の姿。少女は世界への向き合い方を肌で感じ取っていくのでした。

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" 生きるために大切なことを教えてくれる作品
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
おばあさんとの暮らしで大切なことを学んでいく様子に泣けます。文体も抒情的で、自分の子供のころの家を思い出してノスタルジーになります。一度は見ると良い作品だと思います。何かに迷っている時におすすめの作品です。

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思春期の不安定さ
5
20代
女性
学生
不登校になってしまった少女まいの、繊細な心理描写が特徴的です。思春期特有の不安定さに強い共感を覚えました。何でも自分できめる、という魔女の教えも心に響きました。全体的に暖かい雰囲気で、読後感もよかったです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

おばあちゃんが好きな人必読です
5
60代
女性
専業主婦(主夫)
私は幼い頃母が仕事で忙しかったためほとんどの時間を祖母と過ごしました。進学して実家を離れても夏休みや冬休みなどの長期休みには祖母とお茶を飲んだり話をしたりするのを楽しみに実家へ帰っていました。仲良しだったけどちょっとしたことでケンカしたこともあります。なので主人公まいの気持ちが自分のことのようにわかるのです。私のようにおばあちゃんと過ごした経験のある人、おばあちゃんが大好きな人には号泣間違いなしのステキなお話です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

不登校の少女が成長する話
1
30代
女性
専業主婦(主夫)
不登校の主人公の少女は自称「魔法使い」のおばあさんのところに心身を安めにお世話になるのですが、自分も不登校になった経験があるので、彼女の繊細な気持ちの動きは感情移入できました。おばあちゃんの孫への愛が、厳しくも優しく大人になって読み返してみるとまた違った視点でよかったです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

少女と魔女の優しい物語
5
30代
女性
会社員
とても優しい物語でした。少女が魔女と過ごした日々や成長が、梨木さんの丁寧な描写で繊細に鮮やかに書かれています。私が初めて泣いた小説で、今でも記憶に残る一冊です。どの年齢で読んでもその時ならではの感想が生まれるのではないかと思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

西の魔女の優しさが伝わってくる!
5
20代
女性
パート・アルバイト
初めて読んだのは中学生の時だった。主人公と歳が近かったのもあり、感情移入しながら文章から伝わってくる優しさや温もりに涙が出てきた。最後のシーンでは特に西の魔女の優しい声が耳元で聞こえたような気がして暫くハンカチが手放せなかった。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

愛を込めた言葉を愛する人に毎日言いたい
4
30代
女性
パート・アルバイト
日常を丁寧に暮らすこと、毎日の小さな出来事を大切にしようと思うこと、そんなことを読み終わってから自然に思うことができました。一瞬一瞬とめどなく流れていく時の中で、自分にとって大切な誰かがいる日常に感謝しようと思いました。そしてそれを言葉にすることは何より大事なことだなあと改めて気付かされた作品でした。

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生きるのがつかれる人に良い作品
5
30代
性別非公開
パート・アルバイト
なぜか人に馴染めない事で不登校になった主人公のまいが、魔女みたいな祖母の家にしばらく住まわせてもらい強く生きるための知恵を学ぶという物語なのですがそっと寄り添い、間違えた時は叱咤するという押し付けるような話ではない所が良いです。生きる勇気が湧いてくる素晴らしい作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

きっと家族を大切にしたくなる
5
20代
女性
学生
中学生に上がった時に初めて読みました。10年たった今でも、ふとした時に読み返したくなる作品です。祖母との生活が、主人公の少女だけでなく読者である私の心まで優しく溶かしてくれます。最後のシーンは何度読んでも涙が止まりません。泣けるけれど心温まるストーリー。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

強さの魔法
5
20代
女性
会社役員・経営者
学校に行けなくなったまいに対しておばあちゃんが伝える言葉一つ一つが温かくじんわりきます。学校に行けないことをだれも責めないし、理由も聞かないまいの家族の優しさが心にしみます。辛いことがあった時に繰り返し読んでいます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

不登校の少女と魔女の夏の出来事
5
30代
女性
無職
中学校になって学校に行くのが嫌になってしまった主人公のまいと魔女である祖母と夏の間1ヶ月2人で暮らすお話です。まいのことを優しく包み込む祖母の温かい言葉が読んでいてジーンとして何回も読んだ本です。魔女の優しさに触れたくなったら読むことにしています。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

読むたびに景色が変わる
5
20代
女性
学生
ふとした時に読み返したくなり、読み返すと描写表現がその時によって違うように感じられる作品です。自分の中での解釈を楽しみつつ、梨木さんのすてきな世界に浸ることができます。家族愛をテーマにされた読み終わった後はぽっかり穴が開くような作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

心が温まり泣ける
5
20代
女性
学生
外国人の祖母が倒れた際、主人公のマイが中学生の頃祖母と過ごした日々を回想し、その時の物語。思春期の女の子マイは学校に馴染めず不登校。そんな中、自然に囲まれた祖母の家でのびのびと暮らすことで精神力を鍛えられる。マイはそのままでも素敵だと否定せずに認めてくれて、より強く生きていけるように導いてくれた祖母は、とても素敵な魔女だと感じた。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"少女の繊細な心を優しく包み込んでくれる!
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
思春期の女の子が抱えるモヤモヤとした悩みが丁寧に描かれている作品です。
主人公の祖母の暮らし方が、少女の繊細な心を温かく受け止めてくれるようです。
子供の頃に読みましたが、大人になってからも何度も思い出し、気づきを与えてくれます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" こんなふうに毎日を過ごしたいな
5
20代
女性
自営業・自由業
ラストこそ悲しいですが、大部分はおばあちゃんとまいの穏やかな生活が描かれており、リラックスした気持ちで読むことができます。「こんなふうに毎日を過ごしたいな」と憧れる要素が散りばめてあり、暮らしという観点からでも楽しめます。何度でも読み返したい本です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"おばあちゃんの魔法が成功するまで
4
30代
女性
学生
ある日、主人公は学校に行くことが嫌になってしまい、おばあちゃんの家で一夏の魔法修行を行う。
魔女修行の中身は、「なんでも自分で決めること」。
田舎の自然あふれるおばあちゃんの家で、徐々に主人公が元気を取り戻して行く様子を見ていると、自分も元気になってくる。
「シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、誰がシロクマを責めますか」というおばあちゃんの言葉は、周囲に馴染める感じがしなかった自分にもとても強く響いた。

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" 心の治療
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
都会で疲れた主人公の女の子が田舎のおばあちゃんと過ごし心の治療をして自分らしさを取り戻すお話。自然と共に生きていく知恵や楽しく暮らす為の生活のヒントをおばあちゃんの優しい時点で教えてくれる。本当に魔女なのではと思わせてくれる発言の数々はメモを取りたくなるほど。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

魔女の優しさと強さに心が洗われます。
5
60代
女性
パート・アルバイト
学校でいじめにあい、不登校になった中学生のまいは、しばらくの間イギリス人の祖母のもとで過ごすことになります。実はその祖母は魔女だといい、まいも魔女になるトレーニングを始めます。魔女のトレーニングの主なものは、しいて言えば健康的な生活をすることですが、しだいにまいの心も癒されてきます。ささやかな毎日の中で魔女から多くのことを学びますが、トラブルもあります。全体が温かい思いやりが感じられ、思春期の子供たちの背中を押す作品であるとともに、大人が読んでも心にしみる作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

誰しもが考えさせられる作品
5
20代
女性
学生
おばあちゃんはあの約束だけじゃなく、きっとまいちゃんと約束したこと全部を覚えていて、まいちゃんと過ごしたどんな時間も大切に記憶しているんだろうなと感じて号泣した。楽しく生きる力を教えてもらえたような作品だった。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

家族の大切さが分かる。
0
20代
女性
パート・アルバイト
主人公のおばあちゃんのお話なのですが、家族で当たり前に過ごすことのできる大切さ、毎日を大切に過ごして行こうと思わせてくれる心温まる作品だと思います。ぜひ見たことがない方も1度見て欲しい作品なので読んでみて下さい。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

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8位

早川書房

アルジャーノンに花束を〔新版〕

Amazon での評価

ベストセラー1位 英米文学部門

(2024/10/31調べ)

全世界が涙した感動する本を代表する名作

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードンは、ある日脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられます。手術は成功、超天才に変貌していく過程がチャーリイの日記で描かれていくのです。

 

チャーリイの変化を通し、人生に起こるさまざまな問題や喜怒哀楽が繊細に描かれており、生きること・人生について考えさせられます。感動系の代表作ともいうべき読み継がれる名作です。

基本情報
著者 ダニエル キイス
ページ数 325
文学賞 ヒューゴー賞・ネビュラ賞
映像化 2002/10/8・2015/4/10

口コミを紹介

回帰する本質と本当の意味での幸せ
5
50代
女性
会社員
知的障害の弟を持つ姉です。この作品はそんな自分へ「希望」と「現実」を見せてくれ、そこからまた大きな課題が与えられました。救いたいが、やり方がわからない、本人にとっての本当の意味での幸福とはなんなのだろうと。その後、ストア派の思想に触れ、少し解釈がかわりました。 こちらの作品は、不可能を可能にしてはみたが、そもそも本当にそれで良かったのか、では幸せの「本質」とはなんなのだろう、と考えさせられる作品でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

本当の幸せとは何か?今一度考えるお話です
5
40代
性別非公開
パート・アルバイト
この本を読んでダニエルキイスさんの本を買い漁った
程ファンになりました。
文章の読みやすさに加え、情景の想像のしやすさ、その場で見ているかのような共感。
そして、物語の最初から終わりまで引き込まれるように読み進めながら、皆が思い描く幸せな姿、そして自分が望む幸せの姿、両方を垣間見て泣きながらも考えさせられるお話でした。
描写がとても上手くその場で映像として見ているかのように読み進められます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

人生が変わってしまうなら
5
40代
女性
パート・アルバイト
主人公は知的障害者で仕事は清掃員の毎日でしたが、手術により突然障害者でなくなり健常者の人生を送るようになりますが、そこには知的障害者であった毎日の何百倍もの辛い毎日がありました。人生が変わってしまうならと希望を持った主人公でしたが、現実は予想外でとても深く考えさされました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

知能が高いことが幸せとは限らない
4
40代
男性
会社員
知的にハンデをもっていた少年が知能を高くする手術を受けたことで、住んでいる世界が一変する。しかし、その出術の効果は長続きせず、徐々に知能が低下して元に戻って行ってしまう過程が描かれる。その中で、知能が高いことが必ずしも幸せと直結するわけではないということが描かれている。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" "知る喜びと失う悲しみ
5
30代
男性
自営業・自由業
知る喜びがある一方で、その喜びを徐々に失っていく辛さ。
当人はその辛ささえ忘れていくのに、それを見守る人達はいつまでも心残りが拭えない。
空想の話ではありますが、まさしく人の一生をそのまま表しており現実的な問題に一考を投げかける…そんなお話です

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" ネズミのアルジャーノン
4
50代
女性
自営業・自由業
ひらがなで書かれている部分が、ネズミのアルジャーノンの述懐である。はつばいとうしは、ベストセラーになり物語として感動したのは、随分前の話だ。手術で知的障害者であるチャーリーが次第にIQが上がるのだが、一度退行してしまうと元よりIQが下がるという。施設に入る前に「裏庭のアルジャーノンに花束をそなえてやってください。」と述べfinとなる。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

最後の最後に大粒の涙がぼろぼろ落ちます
5
30代
女性
自営業・自由業
チャーリーの一人称視点で進んでいく物語。知的障害のある青年チャーリーが脳手術の臨床実験を受けて天才となっていく…あまりにもナチュラル変化する文体に、初めは誰かの日記を読んでいるような感覚なのに気がつけば感情移入している。アルジャーノンはその脳手術の動物実験を受けたハツカネズミ。大切な相棒アルジャーノンは、チャーリーにとってすがるべきよすがであって、唯一同じ境遇の戦友だったのだと思う。たとえどんな状態になっても本当に大切な存在は心に在り続けるもの……ラストの行動が、チャーリー自身の意志なのだと思うともう涙が止まらない

出典:https://ranking.goo.ne.jp

普通の人間とはなにか
5
30代
性別非公開
パート・アルバイト
幼児程度の知能しかないチャーリィは脳手術を受けて知能が上がるのだけど、頭が良くなったぶん今まで自分が周りから笑われていた事を知ることになって絶望してしまう。チャーリィの目から見る周りの人達はかなり異常で本当に健常な人間とは何かについて考えさせられました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"賢ければいいわけじゃないと気付かされる
5
30代
女性
パート・アルバイト
知的障害などあまり理解していなかった中学生の時に初めて読みました。
最初は読みにくいし障害って大変だなくらいの感想しかなかったけれど大人になるにつれて内容を理解できるようになりました。
世の中、知らなくていい事、知っていた方がいい事どちらもバランス良くないと生きづらいと思わされる一冊でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 知的障害者と孤高の天才はどっちが幸せ?
5
20代
女性
自営業・自由業
中学生の頃に読みましたが、一晩で一気に読んでしまいました。知的障害者と孤高の天才はどっちが幸せなんだろう?と考えさせられます。また、チャーリイのIQが元通りになっていく様がとても物悲しい。最後の一文を思い出すと涙が出てきます。

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すごくいい!
5
20代
女性
パート・アルバイト
高校生の時に図書室で読んだ作品です。数年前にドラマ化もされましたが、とにかくいい!!知的障害の時と天才の時の自分。その両方を知っているからこそ最後のあの日誌の言葉がグッとくるのだと思います。切なくもあり、応援したくなる小説です。

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幸せとは何かと考えさせらるお話です。
5
60代
女性
パート・アルバイト
6歳ほどの知能しかない知的障碍者のチャーリーは、手術によって高度な知力を得ますが、それは長続きせず、またもとの知能にもどってしまいます。その間のチャーリーの感じたことが日記のように綴られていますが、賢くなることで自分が今までどのように見られていたかを知ってしまったり、周りの人との関係が変わってしまったりします。賢くなったことで充実感も得てしましたが、また元に戻るということも分かってしまい、苦しみます。賢いとは、幸せとは、優しさとはどういうことなのか考えさせられるお話ですが、読後感は切ないです。

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発達障害の男が天才になりまた劣化する悲劇
5
50代
男性
会社員
発達障害のチャーリーは、それなりに幸せな生活を送っていた。ある日、急激に知能指数をあげるという薬が開発され、彼はそれに応募する。結論から言うと、それは一時的な物で永続性はなかった。確かに急激に上がるが、さがるのも早かったのだ。彼の最後の一言がこの小説の肝である。

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孤独な青年は手術を受けIQ68~185に
5
60代
女性
パート・アルバイト
パン屋で働く青年チャーリーは、知的障害のクラスの担任から頭の手術を受けるように言われ、 IQ 68から185の天才になります。天才になったものの、今までの矛盾点がわかるようになり、職場でいじめ、正義感が強くなりバランスがとれなくなり、次第に前よりも知能指数が低下してしまい 前の職場のパン屋に戻り最後に教授への手紙で、頭の手術をした今は亡きアルジャーノンに対して 「どうかついでがあったら、うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやってください。」と残します。 そこで、すごく涙が出ました。

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アルジャーノンに花束を
4
40代
男性
パート・アルバイト
山下智久演じる医者役で、自身が障害をもちながら患者に対してひたすら前向きに寄り添い励ましている姿は、とても感動して泣けてしまう内容になっています。周りからは、白い目で見られていてなかなか仲間として認められない事は、本当に辛いと思いました。

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50年以上も前の作品なのに色あせない感動
4
50代
男性
会社員
10代から60代まで、この物語を読んで涙した人がたくさんいると思います。障がいを持つ方が有形無形の差別を受けているのは今も変わりませんが、主人公のチャーリーが自分に向けられていた真実を知り、自らの意思で再び施設に向かうところは泣かずにいられない名シーンです。施設に向かうのに彼は本当の意味で自立したという皮肉が悲しいです。

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"いつ読んでも色褪せることがない
5
30代
女性
パート・アルバイト
言わずと知れた名作だと思いますが、やっぱり最後には泣かされてしまいます。
オーバーに描かれていますが、主人公が感じる自分への苛立ちや喪失感って誰もが感じた経験があるんじゃないでしょうか。
だからこそ、ラストは自分の行く末を重ねてグッとくるんだと思います。

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" "主人公のギャップに萌える
5
30代
女性
パート・アルバイト
知的障害を持ちながらも医師として天才的な才能を持つ主人公。まずここに萌えます。
また、それぞれの患者への対応、言葉の一つ一つが、彼独特の世界観の中で繰り広げられるのですが、それがまた心地いい。子供のように純粋でまっすぐな彼の言葉に、心打たれます。

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" 天才になったら幸せになれるのか?
5
40代
女性
会社員
知的障害を持つ主人公が、ある手術で天才になる。でもその手術には欠陥があることを天才になった彼は気づいてしまう。手術前よりも退化していく恐怖に怯えながら過ごす日々。技術の進歩や天才の方が良いという価値観が正しいのか?考えさせられます。

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虚しさも感じる内容
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
ドラマ化される前に本を読みました。とても話題になっていた本なので気になっていましたが、読んでみて納得しました。人の欲望や得ようとするものを無理に手に入れると、大切なものを失う切なさと最後に残るむなしくも理解できる主人公の思いが印象にのこりました。

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普及の名作
5
30代
女性
会社員
ドラマ化もした名作であり、ご存知の方も多いだろう。この物語は、持たざる者と失う者とどちらが辛いのかを突きつけているように思う。一度は他の誰も到達できないような高みを知ったことは、彼にとって幸せだったのか不幸だったのか、手記の体を取る文章が、当初よりも稚拙になっていくことに虚しさを感じてならない。

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"人間と動物の切なくて感動のヒストリー
4
30代
女性
会社員
知的障害があるチャーリーがあることから知能を持っていく話です。
少しずつ知能をついてきたチャーリーには必ずしも幸せではなく過去の現実を知ったりとしていく話は切なくなります。
その中で人としての暖かさを感じれるところは感動します。

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" 考えさせられる一作
4
40代
女性
会社員
この作品を初めて手にとったのは中学生の頃だった。当時大好きだった漫画家が感銘を受けた作品のひとつにあげていたので興味をもったのがきっかけだった。正直難しかった。主人公をかわいそうだと思うのは簡単だけれど、かわいそうというのとは違った。今だにあの結末がよかったのか考えさせられる。

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人間の心情は化学や実験を凌駕する
5
30代
男性
会社員
人間の病気や症状を一例としての実験対象は必ずしも確実な成果につながるとは言えない。心や感情を持ち合わせる人間は形のない確かなものを持ち合わせ時に思いもよらない境地に達する。わかり切ったようで割り切れない人間の奥深さがある。

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9位

新潮社

博士の愛した数式

80分の記憶しか持てない博士と私たちの切ない物語

家政婦紹介組合から『私』が派遣された先は、80分しか記憶が持たない元数学者『博士』の家でした。数学以外に全く興味を示さない『博士』に『私』は少なからず困惑します。ある日、博士は『息子』を連れてくるようにと言いました。

 

第55回読売文学賞や、第1回本屋大賞を受賞し、新潮文庫では史上最速で100万部を売りあげた作品です。2006年1月21日に公開された映画も第30回日本アカデミー賞で、主演の寺尾聡さんが優秀男優賞をとるなど話題となりました。

基本情報
著者 小川洋子
ページ数 291
文学賞 第1回本屋大賞
映像化 2006/1/21

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博士と母子の数式を通じた心のふれあい
4
50代
男性
会社員
交通事故で新しい記憶が80分しか持続しない「博士」と、シングルマザーの「私」、その息子の「ルート」が数学を通じた不思議なコミュニケーションで交流を深めるという斬新な切り口が面白い作品です。江夏選手の背番号「28」が完全数という、阪神タイガース愛も散りばめられた愛すべき作品だと思います。

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記憶がなくてもある友情
5
10代
女性
学生
博士は変人ではありましたが、ルートのことを可愛がり優しい人だったのが印象的でした。また、ルートが博士に対して変な人というレッテルを貼ることなく、真摯に向き合っている様にとても心を打たれました。博士の記憶には残らないという虚しさがより物語に感動する要因になりました。

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"美しさと優しさがしみじみくる小説
5
50代
女性
パート・アルバイト
数式が、こんなに美しく文学的に語れるものだということに、世界を見る目が広がった気がした。
ここまで書ける作者の力量がすごい。
物語は、少し悲しいけど、優しくて穏やか。
記憶障害のある老先生と、母子家庭の親子の、相手への思いやりに満ちた繋がりが、たまらなくいとおしく美しい物語です。

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" 数字がつなぐ関係性
5
10代
性別非公開
学生
「博士の愛した数式」は,「博士」と家政婦の「私」そして「私」の息子の「ルート」が,数字を介して関係を深めていく物語です.詳細はネタバレになるので伏せますが,ある数字を中心に物語が回っていくのには,筆者の技量を感じさせられました.そう厚い本ではないので軽く泣きたい方におすすめです.

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人の記憶に残るものとは
5
30代
女性
会社員
恋愛物語ではない。家族物語でもない。それにも関わらず、愛情登場人物の愛情や好きなもの、そのようなものが決して消えずに人の記憶に残ることを教えてくれる。初代本屋大賞にいつわりなし。初代大賞に相応しい感動の一冊。

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博士の記憶は3分しか持たない
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
記憶が3分しか持たない博士と、博士の家に来た家政婦とその息子の物語。記憶を失っても消えることのない「その人らしさ」とはなんなのか考えさせられました。本書は博士と家政婦、その息子「ルート」の世代を超えた交流の物語ですが、人と人とが心を通わせるということにおいて記憶が消えてしまうことや年齢は必ずしも関係がないのだなと思いました。作品全体を通した静かな世界観が魅力です。

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登場人物があまりに優しすぎて泣けます。
5
50代
女性
パート・アルバイト
新しい記憶が蓄積できない博士は、おなじ子供に何度会っても新鮮な気持ちで「√ルート」と呼んで頭を撫でるシーンが、たまらなく泣けます。主人公の「わたし」のこどもが博士の愛情に応えようとして、博士の好きな江夏豊の野球カードを必死で探し、それを博士にプレゼントするシーンでは、号泣して涙で顔がぐちゃぐちゃになりました。人間はこんなにも人に優しく愛情深くなれるものなのか、としみじみ。人を愛すること、優しくあること、それらがこんなにも人の心を打ちます。涙なくしては読めない小説。

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愛とは何か、考えさせられます。
5
20代
女性
学生
この作品では記憶が短時間しか持たない博士と家政婦として雇われた私、そして息子の三人が愛を育んでいく作品です。最初はぎくしゃくしていた登場人物たちが次第に寄り添いあっていく様子や、結末には涙せずにはいられません。

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静かな感動
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
この小説の魅力は、少年と博士が心を通わせていくところにあります。タイトル通り、数式が出てきますが、小難しくなく、誰でも興味を持てるようわかりやすく書かれています。気むずかしいと思われた博士ですが、少年に対してだけは数式と同じくらい愛情を持って接しており、最後まで読むと温かな幸福感で心が満たされます。

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境遇の違う3人の暖かな交流
5
20代
女性
学生
80分しか記憶が持たない博士、そんな博士に寄り添う家政婦、家政婦の息子ルートの交流が、暖かで感動しました。3人が互いを思いやる優しさで満ち溢れています。数学的な美しさが物語に絡んでいる点も非常に魅力的でした。

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80分。
4
50代
女性
自営業・自由業
元数学者の記憶が80分しかもたないという。家政婦を雇った元博士と家政婦の息子との三人の日々である。元博士が、施設に入ると博士が死を迎えるまで親子で施設に通ったというが。家政婦という形の同居が行き止まりになった小説。

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美しい、その一言に尽きる
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
博士は80分しか記憶が持ちません。忘れないようにいたるところにメモが貼られていません。たくさんのことをすぐにわすれてしまいます。そんな博士のことを「わたし」は理解しようと努めます。病気があっても、周りの方のサポートで本人は輝けるし、愛されるのだと思いました

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すぐに忘れてしまう博士
4
30代
男性
公務員
80分しか記憶のもたない数学者の博士の家に新しい家政婦さんがやってきます。博士は出会ったばかりの家政婦さんに、誕生日や靴のサイズなどを聞いて、それがどのような数字なのかを説明します。家政婦さんの、息子も加わって記憶が80分しかもたない博士との奇妙な生活が始まります。

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"高次脳機能障害
4
40代
男性
会社員
博士の思いは誰にも分からない。そう思っていたが、徐々に彼の思いが解かれていくことで、結果的に皆が幸せな気分になる。そんな映画てす。
高次脳機能障害とほ、どういうものか。本人の辛さとほ、身近にしてくれるストーリーてす

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" 文章が柔らかく美しい。
4
20代
女性
会社員
自分は映画も見て本も読んだが、映画よりも本の方が情景の描写が細かく、美しい。映像で表現しきれないほどのものを語る文章が読める小説。切なく苦しい病気との格闘が、柔らかく優しい文章のおかげで抵抗なく、しかしリアリティをもって語りかけてくる。

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"数式を愛する博士の物語
5
20代
女性
自営業・自由業
「博士の愛した数式」は事故によって記憶が80分しかもたないという博士と、家政婦とその息子(√)の物語です。
博士はこよなく数式を愛しています。博士はとても子供が好きで、何でも優しく包みこんでしまう優しさがありました。
そんな博士に、家政婦も√も博士に心を開いて、共に過ごすようになります。
たとえ80分で記憶を失うとわかっていても、博士を一生懸命喜ばせようとする家政婦と√の温かさに胸が熱くなりました。
何度読み返しても心を癒してくれる作品だと思います。

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" "小説も、映画も素晴らしい。
0
30代
女性
公務員
小説も美しいですが、映画も美しいです。
映像美、音楽、主人公の櫻井翔くんに妻役の宮崎あおいさん、脇を固める俳優さんも、何もかもすべて優しいです。
命がテーマになっていますが、決して悲しいだけではなく、生きているのことありがたさ、支えてくれる人の有り難さが溢れています。

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" "記憶に残らなくても、気持ちは通じる
4
30代
女性
自営業・自由業
交通事故で障害が残り、80分しか記憶が残らなくなってしまった博士。シングルマザーの家政婦とその息子。
お互いがお互いを優しく思う気持ちは、記憶が残らなくても通じるんだなぁと実感。
博士との出会いが、息子の人生を大きく飛躍させた感じがする。

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" 人と人との繋がりの暖かさに感動
5
20代
女性
学生
80分しか記憶が持たない博士と主人公の家政婦、そしてその息子との関係性が何とも暖かい。かなり数学用語が出てくるので、理系の私にとってはかなり面白く読めた。阪神タイガースの話はよく分からなかった。数学とか野球とかそういう複雑な話を抜きにすると、人と人との繋がりの美しさを感じれる。感動。

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老齢数学者への母親みたいな暖かい視線
5
60代
男性
会社役員・経営者
主人公は、病気の数学者の家に家事サービスで通う、小学生の子供をもつ単身女性です。病気というのは、わずかの時間の記憶しかないこと。主人公のことも翌日には解らなくなる重症です。主人公が老年雄学者のまるで母親みたいな、暖かい視線を持ち、それが実体の行動としていくつも表現されています。

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記憶が80分しか持たなくても心は通じる
5
40代
女性
会社員
高校の数学教師のルートがなぜ数学の教師になったかを生徒達に話し始め、昔お母さんが家政婦として行った派遣先の博士の話をします。博士は事故で記憶障害になり、記憶が80分しか持ちません。お母さんに連れられて博士の家へ行った際に子供好きの博士はルートに数学の話を何度もします。この母子と博士が一緒に野球の試合を見に行く時、博士の止まっている記憶に合わせて博士の好きな江夏が今も活躍しているものとして母子は振舞います。この母子の事は会うたび忘れていても何か温かい感情は残っていると思いました。

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穏やかで静かな日常に隠された情熱
5
30代
女性
会社員
淡々と書かれるなにげない日常が博士の記憶が80分しか持たないことで、全てに意味があるように思えてきます。小川洋子さんの文体にストーリがとってもマッチしていて何度読んでも飽きない作品です。数学は苦手科目でしたが、ちょっと好きになりました。

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10位

新潮社

ツナグ

もう一度会いたい人はいますか?

一生に一度だけ死者との再会を叶えてくれるという『使者』を前にしたのは、突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌を告知できなかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生でした。

 

「もしもう一度会えるとしたら、何を伝えますか」というそんな物語です。2012年10月6日には映画も公開されており、小説とは構成が異なります。映画を見てから小説を読むよりは、ぜひ先に小説を読んでおいてください。

基本情報
著者 辻村深月
ページ数 441
文学賞 第32回吉川英治文学新人賞
映像化 2012/10/6

以下の記事では辻村深月の作品を特集していますので、ぜひ参考にしてください。

口コミを紹介

ツナグが可能にするあの世の人との対話
4
50代
女性
専業主婦(主夫)
ツナグという職業が、死後の人と生きる人との対話を可能にする。伝えられなかった想いや、初めて知る真実など、それぞれの人間模様が浮き彫りになる。ツナグ本人の成長とともに語られる心情に、安堵したり、涙したりの感動作。

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10代の頃の繊細な感覚を思い出す
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
特に印象に残ったのは親友に会った女子高生の話。
辻村深月さんは本当に10代のちょっとした心の機微、繊細さを描くのが上手いと感じる話だった。女性なら誰でもあの10代の頃の感覚を思い出す描き方だと思う。少しの後味の悪さがリアルだった。

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未知の世界を知る感じです
5
30代
女性
無職
私はこの作者さんと同じ出身地なので親近感が湧いて手に取りました。一番はじめはなんだかもやもやした感じだったのですが死の世界への繋がりというか、そのつなぐ役目を果たすことってすごく大変だよなと思いましたし自分があの世に行っていたらと自分を照らし合わせて読むことができました。やっぱりなくなってしまうというのは悲しいことですね。

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" "[死者]と[生者]と[使者]
4
40代
男性
自営業・自由業
やりきれない日常を描いた一章から、どんどん引き込まれてしまいました。死者と生者をつなぐ「使者」。私なら誰に会いたいと願うだろう。「親友の心得」は読んでいて辛くなました。「使者の心得」を読んだらもっと辛くなりました。歩美があんなオシャレで高いコートを着てなければと思ってしまいました。仲がよい二人で生きていてほしかった。
本当に死者に会え、話ができるとしたらどうだろう。歩美のように死者への罪悪感を思い、死と生のどちらを優先するか悩んでしまいそうです。
死者も使者も「シシャ」…

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" もう一度会えるなら
4
30代
女性
会社員
歳を重ねるにつれて誰しも、もう一度会いたい、会って話がしたい。そんな誰かが出来ると思います。そんな誰かを思い出して、切なくて、恋しくて、苦しくなる。でも最後は心があたたかくなり、明日もまた頑張って生きようと思う作品です。

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生きることについて考えさせられる話
5
40代
女性
会社員
死者との再会が一生に一度だけできるという願いを叶えることができる使者、ツナグである主人公の歩美が今はもう亡くなってしまった身内や友人、婚約者や憧れだったアイドルに会いたいという人の願いを叶え再会させることで、生きている人達が亡くなった人達から生きる力を与えられたり後悔したりするお話です。

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感動必至
5
20代
女性
会社員
この作品では「命」がいかに儚くてそれでいてどれだけ尊いものであるのかを気づかせてくれる素晴らしい作品でした。何も考えずに生きていたら意識することのできない命のありがたみを知り、胸が震えるほどに感動をして涙が溢れてきました。

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何度でも読みたい、何度でも心奪われる
5
30代
女性
自営業・自由業
これほど優しいお話があったとは。人間と切り離せない「死」をめぐって、後悔や心残り…「もう一度」の願いを如何に消化/昇華していくのかを考えさせられる。人を思えばこそ、伝えたかった言葉が見えてくるものです。その先に「生」の本質が描かれる作品でした。

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作中の比喩表現が美しいです
4
20代
女性
会社員
生とは、死とは何かということを、静かに、でも強烈に問いかけてきます。亡くなった人に一度だけ会えるとしたら、自分なら誰に会いたいだろうかと考えてしまいます。 自分のまわりの大事な人が今、生きているということに純粋に感謝できます。

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亡くなった大切な方に会いたくなります
5
60代
女性
専業主婦(主夫)
自分だったら誰に会わせてもらいたいかなと考えてしまいます。聞きたいことはたくさんあるけどそれを敢えて聞かずにうやむやにしておいたほうがいい場合もあるというメッセージも込められていると感じます。私は使者と連絡が取れても大金を払う余裕は無いのでいつか自分がそちらに行った時に会えるのを楽しみに生きて行こうかなと思います。

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"一生に一度、死者との再会が叶うなら?
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」と、ツナグの仲介のもと生者と死者が一夜だけ再会できる奇跡のお話です。
最終章での伏線の回収が素晴らしいです。
もし現実にツナグがいたら、心が救われる人が沢山いるのだろうと思います。

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" 生者と死者を「ツナグ」使者
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
映画化もされた、辻村美月さんの代表作。死者にたった一度だけ会える仲介をする使者・ツナグ。短編集で、心温まったり、考えさせられたり、切なくなったりする。最後に、使者の歩美自身の話があるのも、この小説を奥深いものにしている。私なら、誰に会いたいだろう?

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人と人をつなぐ話
4
50代
男性
会社員
コロナで大変ななか人と人とのつながりが薄れている現状を考えても非常に大事な話である。このような時だからこそこの話の内容は見直されてくると思う。そのくらい人と人とのつながりの大切さを感じられるストーリーになっている。

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この作品は、霊を呼び出せる人の話です。
5
50代
男性
会社員
この作品は、ツナグの役を受け継いだ男性が新米であることもあり、ちょっとぎこちないところと、彼にとってはその体験が新鮮であるところがうまくドラマになっていると思いました。この小説を読んでいて、自分が会いたくなった他界した人に会えるのであれば、ツナグのような人を利用してみたいとも思いました。

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ありえないことだけど会いたい人がいる。
4
30代
女性
パート・アルバイト
不思議な話で実際にはありえない設定だけど死んだ人に会えるのなら会いたいと思う。ただ一度だけというのが切なさを際立てているし実際には起こらないことだから生きてる今を大事にしなくてはと思わせてくれる話だと思います。

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綺麗なだけではない「生者と死者」
5
20代
女性
会社員
「生者と死者」というテーマは、小説において多用されがちだ。大体は死者が置いて行ってしまう生者へ謝罪や感謝を述べ、生者は死者のことを想いながら強く生きていく…といった内容が多いように思う。その中でこの作品は私にとって衝撃だった。綺麗なだけの話が溢れる中で、なんといっても「死者が生者を許さない」という選択肢がある。それによって生者は深く後悔し、苦しめられ、けれど二度と謝れない。なかなかこれほど痛烈な切り口で作品を書ける人は、他にいないと思う。

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11位

新潮社

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン

自分のオカンと話してみたくなる切ない物語

ボクにとって一番大切なオカンは、ボクが4歳のときにオトンと別居して以降、筑豊の小さな炭鉱町でボクと一緒に暮らしていました。その後ボクは上京するも、東京の生活には馴染めないままだったのです。そのころオカンは還暦をむかえます。

 

「2005年年間ベストセラー」総合11位、「2006年年間ベストセラー」総合3位を記録し、テレビドラマや映画も大ヒットしたことで、リリー・フランキーさんを一躍有名にしたちょっと切ない物語です。

基本情報
著者 リリー・フランキー
ページ数 522
文学賞 第3回本屋大賞
映像化 2006/11/18

口コミを紹介

おかんとの暮らし
4
60代
男性
無職
田舎育ちの青年の東京での一人暮らし。そこにおかんが入ってくる。面倒をみてもらっていた幼いころのことがあってとても後ろめたい。二人で暮らしはじめて訪れるおかんの死。その喪失感。ここにはおとんの姿がない。今振り返ればなぜか懐かしさだけが残っている。子供のころの夏休みのおわりのよう

出典:https://ranking.goo.ne.jp

泣きすぎによる目の腫れに注意してください
4
30代
男性
パート・アルバイト
とにかく泣ける。その一言につきる。映像化もされている作品ではあるが、小説で読むことによって身近な物語として想像することができる。大きな事件やサスペンス的な要素があるわけではないけれど、その分、主人公を自分自身に置き換えることもしやすく、感情移入も容易だ。そのため、気持ちが動くときのふり幅は途方もなく大きい。「あ、似たような経験をしたことがあるな」と思えば思うほど、"オカン"のことが愛おしくなり、また、"ボク"を通して自分自身も愛おしくなるのである。

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"母親の偉大さに改めて気付かされた作品です
5
20代
女性
パート・アルバイト
この作品を初めて読んだのはもう10年以上前で、当時私は中学生でした。その頃同時にテレビドラマ化もされ、もちろんドラマも見させていただきました。
お母さんの寛大さ、大切さ、偉大さ等、この作品には私は母に対して反省の気持ちしか浮かびません。シングルマザーで育った私にとっては、絶対に忘れてはいけない作品になりました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" オカンに会いたくなる本
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
俳優・イラストレーター等マルチな才能を発揮するリリー・フランキーさんの自伝的小説。オトンと別居して、働きながらも苦労を見せず明るく育ててくれたオカン。病気になっても、息子に食事を作るオカン。オカンの偉大さ、愛情深さに感動します。また、大切な人との日々はいつかは終わってしまうということを教えてくれる本です。

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親の愛情に気づかされる本
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
本が出版された当初は、親にいつまでも甘えている主人公の目線で読み、親のありがたみに涙していました。10年以上経ち、実際自分が親になって読み返してみると、今度は親の気持ちで子供を思う目線になりまた違った感情で涙して読み終えました。

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斜に構えて手にとったら後悔します
5
40代
女性
会社員
おでん君の生みの親であるイラストレーター・リリーフランキーの自伝的小説である。今でこそ、俳優やミュージシャンとしても活躍しているが、私が彼を初めて知った時はバラエティで変わったキャラのおじさんがいるなという印象しかなかった。そんな頃にこの本を手に取り、こんなに繊細でおもしろいお話を書くのかと度肝を抜かれた。才能あふれる彼と、愛情あふれる彼のオカンと、ふたりをとりまく笑い時々ホロリとする物語。

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つい、大切な人と重ねてしまう
5
40代
女性
パート・アルバイト
泣けると前触れのある小説ではあまり泣かないのですが、この本では泣きました。家族、恋人、親友・・・自分の大切な人への気持ちをつい重ねてしまい、自分が恐怖に感じていることって、大切な人を失うことなのだと気がつきました。

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東京に上京してきた母と一人息子の愛の物語
5
40代
女性
公務員
この作品が多くの読者の胸を打ったのは、母と子という普遍の愛をテーマにしながらも、リリー・フランキーの自伝的小説であることは大きい。コミカルな描写と、繊細な文体が切々と母との永遠の別れに向かって進んでいく。

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お母さんに会いたくなる作品
5
30代
女性
パート・アルバイト
とにかく泣きました。親はいつか自分よりも先に逝ってしまう。そんな当たり前の事わかってはいるけれど、そう思いたくない。だから、改めて感謝を伝えたりもできないんだけれど、この作品を観ると、お母さんとの時間をもっと大切にしようと思える。

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母を想うすべての人に読んで欲しい
5
30代
男性
会社員
中学生か高校生のときに実家で読んで人知れず涙した素晴らしい小説です。主人公とオカンの関係性を、そのまま現在の自分に当てはめるときに、母親や大事な人への感謝の念や存在の大きさが自然に身にしみてきて涙を誘います。母親と暮らすことの有限性と離れてから感じる有り難さを想起させてくれる名作です。

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母と息子の絆の物語
5
50代
女性
パート・アルバイト
速水もこみちと倍賞美津子主演のテレビドラマに感動してこの本を読みました。私も地方出身で親を残して上京したので主人公と自分を重ね合わせてしまいます。オカンとのやりとりや、ガンで苦しむオカンと向き合う主人公など、思い出しても涙が出てきます。

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両親を大切にしようという気持ちになる
4
30代
女性
会社員
自分の両親は今とても元気なので、親孝行ってしたいと思っていてもなかなか後回しにしてしまいがちです。しかしこの映画を見ていつ両親が病気になるかもわからないし、後悔しないためにもっと両親を大切にしないといけないなと実感しました。

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たいていの母親は、息子が大好きです。
5
60代
女性
パート・アルバイト
他の都市で美術大学の学生になっている主人公と母親との物語ですが、 大学生になってからとても自堕落になっていた僕が、母親と住むことになりますが、母親は癌になって死んで行きます。 その間、友情や彼女、父親との関係も描いていて、最後やはり、お母さんがなくなるところは涙が出ます。

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12位

小学館

神様のカルテ

命や医療や生き方を問いかける50万部を突破したベストセラー小説

医師であり作家・夏川草介のベストセラー小説「神様のカルテ」は、医療がテーマながら主人公とその奥さんや周りの人々との人間関係が描かれた感動小説です。医療とは命とは、医者という仕事そのものを問いかけます。

 

続編「神様のカルテ2」も大ヒットを記録し、シリーズ累計100万部を突破しました。2011年には櫻井翔・宮崎あおいが初の夫婦役で映画化もされています。

基本情報
著者 夏川草介
ページ数 256
文学賞 第十回小学館文庫小説賞・2010年本屋大賞第2位
映像化 2011/8/27

口コミを紹介

医者にも患者にも悩みはある
4
50代
男性
会社員
作者が現役の医師であるだけに、地域医療の在り方や進むべき道を考えさせられると同時に、医者であっても悩むし、高度な医療だけでは解決できないことがあるんだよなと感じることは、人間そのもの在り方について考えさせられます。主人公が真摯だからこそ泣けてくるシーンがたくさんあります。

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本当の優しさとは何か考えさせられます
4
30代
女性
会社員
医療を通して、人の本当の優しさとは何なのか考えさせられます。素敵なセリフが多くて、読んでいるだけでも胸に刺さります。情景が目に浮かんでくるような綺麗な文章だと思います。読んだ後は人に優しくなれる小説です。

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"心が温かくなる病院での日常の物語
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
神様のカルテは、主人公の栗原一止(くりはらいちと)、妻の栗原榛名(くりはらはるな)、通称ハルさんを中心とした個性的な人物が織りなす日常の物語です。
一止は信州の病院で働く内科医ですが、同僚医師、看護師、患者、アパート「御嶽荘」の個性的な住人らに支えられ、悩みながらも、医師として成長していく物語に、励まされ、心が温かくなります。

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" 医療人の葛藤
4
40代
男性
会社員
医療に携わる人であれば、医師に関わらず色々な思いで現場に出ているのだと思います。この小説は、現場のリアルを残しつつ、その思いの葛藤や理想像を描きます。現場でここまでの熱い医師がいることに安心しました。

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"地方病院で働く医師の生き様
5
20代
女性
会社員
地方病院で働く一止の作業ではない患者との心の通った診察、対応が心に残りました。
一止の妻や、友人達との関係も独特な所があり、面白い場面もあります。
患者の思いを汲むことができる一止を見て、自分もこんな医者に対応してもらいたいと思いました。

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" 心あたたまるストーリーに感動できる
5
30代
男性
会社員
まず純粋にストーリーが面白いのもありあますが、出てくる人たちの思いやぬくもりなどを読んでいてすごく感じることができます。また、医療についてだけでなく、田舎と都会、若者と老人など、そういう対になる、反対のものと、自分の人生をどう選択していくかという悩みを、読んでいる自分自身にも重ねてしまいます。

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真剣なテーマ。だけど、どこかあたたかい。
5
20代
女性
会社員
深刻な地方医療現場を舞台にした物語でありつつも、主人公・一止と個性的な同僚や上司とのユーモアのあるやりとりや一止の奥さん・榛名との心穏やかなやりとりで心が温かくなります。読後感も爽やかかつじんわりとしたぬくもりがあります。いつでも手元に置いておきたい1冊です。

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患者さんの立場思いがよくわかる
5
40代
女性
自営業・自由業
もともと医療者のため患者さんの気持ちに寄り添うことも大切で、なかなかできないのが現実。そのなかでこんな思いもあるのだという気持ちと、医療者としての葛藤をとても考えさせられ、医師の立場での難しさも考えさせられる。何回も読み込むことて様々な方向からの思いがわかる一冊。

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これぞ医師・医療の本質!
5
30代
女性
その他
現在は闘病生活中の元看護師として、医療とは本来どういうものか?、医師とはどんな生き物か?を知りたい人へ、是非オススメしたい作品です。舞台は、24時間365日急患を受け入れる方針の地域基幹病院。5年目の消化器内科医である主人公が、先輩医師の温かい導きを受けつつ、他科の同期と切磋琢磨したり連携したりして目の前の1つ1つの命と真摯に向き合い、悩む姿がリアルに描かれています。主人公の医師として・人間としての成長譚であり、医療者の本音を伝える良書だと思います。

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ドラマも必見
3
30代
女性
会社員
ドラマにもなった、実際にあるホスピスを舞台にした、ホスピスの医師と患者の物語。癖のある、どこか遠くを見ているような達観をしたような話し方をする主人公と、実際に死に向き合う患者さんとの話は悲しくも力強いです。

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"田舎の病院と大学病院での治療に揺れる医師
4
60代
女性
専業主婦(主夫)
田舎の病院勤務医で、医師不足による事によりハードな勤務を強いられるが、患者と向き合っていける事に喜びを感じてた。
これは実際にあり得る話で、とても現実的な内容です。今の医療体制に、一石を投じた作品だと思います。

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" 作者が医者だからこそ描くリアルな世界観
4
30代
女性
パート・アルバイト
主人公が医師で、リアルな医療現場が描かれるのも、作者が医者であるからに他ならないのだが、やはり臨床現場を体験した人だからこそわかる、人間ドラマというものが、伝わります。人間が生きる中で直面する病を通して、医療者、患者、それぞれが本当に人として本当に大切なものを問いていく。

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生きるとは何か
4
20代
女性
会社員
医者の主人公が患者の病の治療だけではなく、人生の最後までを豊かにしていくヒューマン作品です。心の優しい主人公が葛藤しながらも延命だけが治療ではない、その人の生き方から医者として成長していきます。また、主人公を優しく支える妻との温かい夫婦愛にほっこりします。

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医師という職業
4
30代
女性
会社員
命の尊さ、医師という職業の素晴らしさを感じました。こんなお医者さんに自分の家族を任せることができたなら、そんなことを考えてしまいました。そして、夫婦の形がとっても素敵。支える奥さんに心を奪われました。

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13位

ポプラ社

かがみの孤城

ハッピーエンドに導かれるように読み始めたら止まらない小説!本屋大賞受賞の名作

学校に行けなくなった中学生・こころは、部屋に閉じこもっていました。ある日、突然光り始めた部屋の鏡をくぐり抜けるとそこは城の中だったのです。その城に集められた似た境遇の7人は、胸に秘めた願いを叶えるため隠された鍵を探し始めます

 

城の秘密が明かされていくミステリーもあり、目が離せない展開になること必須です。生きるということを少年少女の視点から考えさせられます。

基本情報
著者 辻村 深月
ページ数 554
文学賞 2017年啓文堂書店文芸書大賞・第15回本屋大賞など
映像化 -

口コミを紹介

言葉はこういう風に使いたい
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
生きづらい10代を過ごした人なら共感できるのではないでしょうか。せっかく大人になったのなら、言葉はこういう時のために使いたいよな、やられた!という思いでいっぱいになりました。辻村さん、よくぞ書いてくれました!

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友だち関係に悩んだ子たちに
5
40代
女性
会社員
不登校になってしまった中学生が孤城に出会う。そこには同じように学校に行っていない子どもたちが。その子たちと過ごす時間,オオカミさまと呼ばれる少女とのやりとりで、少しずつ主人公の気持ちも変化していきます。最後にはびっくりする仲間の真実が。じっくり心に響き、驚きもあるストーリーです。

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居場所がない人の心に寄り添う感動作
5
20代
女性
無職
ファンタジーでありながら、思うようにいかない人間関係や、登場人物それぞれの悩みは現実に通じるものがあり、深く共感する。ミステリーでもあり、散りばめられた様々な謎がそれらが終盤になるにつれて一気に溶けていく、伏線回収のスピード感も気持ちいい。居場所がない人や生きづらさを感じている人の、心の支えになるような作品だと思う。

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傷ついた者たち
5
60代
男性
パート・アルバイト
さまざまな事情で精神的に傷ついた少年・少女たちが、かがみの孤城に集まる、という話です。ネタバレはしたくない作品ですが、とにかく最後に、ついに救いが訪れる、もうそのことだけで号泣してしまったのでした。いまいじめにあっているすべての少年・少女たちに読んでほしい。人生は行き値打ちが間違いなくあるのです。

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読み始めたら止まらない
5
40代
女性
パート・アルバイト
登場人物や本の表紙からして、中高生向けの内容かと思い、それほど期待はしていませんでした。でも、読み進めていくと、場面展開が巧みであったり、心理描写に引き込まれたりで、読み続けてしまいました。1年以上前に読みましたが、記憶として鮮明に残っています。

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今ならわかる、親子のきもち
5
20代
女性
会社員
辻村深月さんの小説が大好きで、こちらも迷わず読了。同じ感動系、青春系という括りでか同作者の「スロウハイツの神様」と何かと比べられている印象。けれど「スロウハイツ~」が青春小説だとするなら、「かがみの孤城」は親子小説の色が強いと思う。10代の頃に読んでいたらきっと青春というジャンルに入れたかもしれないけれど、20代の今だからこそ、親の気持ちも子どもの気持ちも両方わかってしまう。自分が学校に行きたくないと言った時、母もこんな気持ちだったのかもしれない。そう思うと切なくなった。

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不登校が怖くなくなる!
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
私自身も子どもの頃、不登校になりかけて苦労しました。そんな時にこんな異空間があって、別の世界で友達ができたらどんなにいいだろうとうらやましくなりました。きっと自分の居場所がない子どもは、みんなこのような空想をするのではないでしょうか。

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"一人ぼっちの子どもたちのお話
5
30代
女性
パート・アルバイト
登場人物の過去が物語に深みを出しています。
少し怖いシーンもあり、辛いシーンもありますが、主人公が辿り着く結末は是非一度見て欲しいです。
先が気になる文字運びになっていますので、本を読むのが苦手という方にも読みやすいと思います。

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" ごめんなさい
5
10代
女性
学生
テーマ、いじめ。私はいじめていたことも、いじめられていたこともある。どちらも頭が熱くなって、視界が狭くなり、一直線的な言動しかできない。そんな自分に泣けてきて、登場する子供たちに申し訳なくなって、ひとつ泣く。そして、その屈辱と悲しさに抗い、周りからは小さかろうと、確実な一歩を進められることができた子供たちに感謝と感動をおぼえ、また泣く。冷たい涙、それからあたたかい涙を感じられる。

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鏡の向こうで本当の友達に出会えた
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
居場所のない少女はある日、鏡の中に入れることを発見。そこには、見知らぬ子供たちがいました。彼らとの出会いで変わっていく少女の成長物語です。しんどさ、生きづらさを感じたことがある人なら、登場人物に共感できること間違いありません。また、辻村深月ならでの仕掛けも物語には隠されていて、物語後半ではあっと驚きます。

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人の気持ちを簡単にわかるとは言えなくなる
4
20代
女性
学生
この本を読んで最初に思ったことは人には人の思いを抱えているということ。それはどんな気持ちに限らず、人それぞれであるため簡単に理解しようとしてはいけないと思った。だけど、どんな気持ちを抱いていてもその気持ちを否定せずに認めてあげることが誰にとっても救いになるのではないかと考えさせられる作品。

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生きづらさを抱える少年少女達の物語
5
30代
性別非公開
パート・アルバイト
いじめのせいで不登校になったこころが鏡の世界にある不思議なお城に迷い込むという話なのですが、どの登場人物も訳有りで生きる事に苦しみを感じて葛藤している所に共感してしまいます。また、物語の随所に伏線が張られておりミステリーとして読んでも完成度の高い作品です。

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私たちなら、きっと大丈夫
5
20代
女性
学生
ミステリ要素あり、ファンタジー要素あり、泣けるけどどこか勇気をもらえる。本屋大賞を取るだけある素晴らしい作品でした。作品内に散りばめられた伏線が、ラストで見事に回収された手法は圧巻でした。学校生活に悩む登場人物たちがしっかり前に進んでいく姿、とても心が温まります。

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14位

講談社

旅猫リポート

恋愛を超える猫と人との絆の物語

野良猫のナナが、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らしはじめて5年が経った頃、ある事情からサトルはナナを手離すことになってしまいます。「僕の猫をもらってくれませんか?」と1人と1匹でワゴンに乗って旅に出ることになりました。

 

最後の旅の中、美しい風景や人々と出会う中で明かされていくサトルの秘密に涙が止まらなくなる感動小説です。

基本情報
著者 有川 浩
ページ数 ‎336
文学賞 -
映像化 2018/10/26

口コミを紹介

猫はいつでも飼い主を見てる
5
30代
女性
会社員
猫目線の物語です。もちろん主人公は人間ですが、その飼い主を見る猫目線、そして、猫を見る主人公目線で物語はすすみます。
ほっこりして、けど最後には泣ける。そんな物語で、読み終えた後に暖かい気持ちになります。

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前向きな旅だと思っていました。
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
小説でハマり、舞台、映画も観に行ったほど大ファンです。ナナのツンデレっぷり、悟の心優しさでニヤニヤする冒頭。なぜか2人はナナの新しい飼い主を探す旅に出ています。なぜこの旅に出る必要があったのか、その理由を知った時、そこからラストまで涙が止まりませんでした。犬の虎丸のとある一言に対してナナが怒る一幕は、胸が締め付けられました。

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"自分が死ぬと分かり愛猫のためにできること
5
40代
女性
公務員
これは、飼い猫を大切に思う飼い主と、同じように飼い主を愛する猫の愛情の物語である。
自分がもうすぐ死んでしまうと分かったサトルは、愛猫ナナの引き取り手を求めて、ナナとともに旅をする。サトルはナナのために何を決めるのか、またナナはサトルを思い何を決めるのか。
それぞれの決断を涙なしには読むことができない。

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" 猫との最後の旅に隠された秘密に感涙
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
主人公は猫。飼い主と一緒に飼い主の旧友などを訪問する旅に出掛けます。なぜ飼い主が猫と一緒に旅に出るのでしょうか。その謎が明かされた瞬間、涙が止まりません。ちょっとぶっきらぼうな猫と、猫を放っておけない優しい飼い主がお互いを思いやる姿に、人と動物はこんなにも愛し合うことができるのだと感動します。

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一生をかけた旅のおはなし
4
20代
女性
パート・アルバイト
猫のことも、猫を救ってくれた彼のことも、大好きになってしまうお話です。ずっと彼と一緒の旅の目的に猫が気が付くとき、そして、別れがやってくるとき、切なくて涙が止まりません。別れは必ずやってくるのだから、今この一瞬を大切な人や動物と暮らせる喜びをかみしめたいものです。

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愛するペットがいる方にみて欲しいです。
5
10代
女性
会社員
この作品は可愛い愛猫と一緒に暮らす男性の話です。とても幸せな毎日を送っているのですか、その途中、猫と生活を送れなくなってしまいます。そんな中で、ワゴンに乗って貰い手を探す日々と共に猫と男性の絆が見られるお話です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

猫と人間の絆
5
30代
性別非公開
パート・アルバイト
主人公の悟と、元野良猫で悟の飼い猫のナナがとある事情で旅に出るという話だけど、話が進んでいくとその目的が明らかになっていく。悟の秘密を知った時に涙が止まらなくなります。猫と人間という異種族同士の絆が描かれている感動的な名作です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"猫と人間の共生
4
20代
女性
会社員
やむにやまれぬ事情で飼えなくなった猫の新たな飼い主探しの旅を描いた物語ですが、実際に猫を飼っていて飼えなくなる人もいると思うので、リアルな物語だなと思いました。
猫のナナと主人公の強い結びつきを感じるいい物語だなと思いました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" ほっこりする物語
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
ただ猫が可愛いという作品かと思いきや、猫との出会いを通して色々な人々の人生か浮かび上がっていく素敵な作品でした。わざとらしさがまるでなく、穏やかな空気感が漂っていて心が和む作品になっていると思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

猫とともに旅をする意味に泣けます。
5
20代
女性
学生
偶然出会った猫とともに旅をする主人公ですが、最初はほのぼの旅をするだけかと思いきや、最後にその意味が分かり泣きました。猫に視点が当てられ、猫目線で語られる作品なので、楽しくも読めます。心が温かくなる作品なのでぜひ泣きたいときにおすすめです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

一匹の猫との絆の物語
5
20代
男性
パート・アルバイト
ある日男は、一匹のカギしっぽの猫を助ける。その日から一緒に暮らすことになった。楽しくて幸せな生活を送っていた。しかし、ある事情から飼うことができなくなった。男は新しい飼い主を探し友人など訪ねる旅に出た。そして、奇跡が起きる。一匹の猫を助けたことによって自分の人生がこんなにも変わるのかそして、幸せとは何かを考えさせられる感動の作品。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

終わりのための旅の物語
5
20代
女性
学生
元野良猫のナナはある日サトルに助けられそのまま家族になる。サトルはナナを連れて昔の友人を訪ねる旅を始める。言葉の通じないはずのナナとサトルは間違いなく親友で、どこまでも互いを思いやり合う。ふたりの信頼関係とふたりを取り巻く優しい友人たちに心温まる物語。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

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15位

新潮社

夜のピクニック

切ない高校生の頃を思い出し涙する名作

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」、それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという北高の伝統行事です。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞみます。それはクラスメイトの西脇融に声を掛けるということでした。

 

第2回本屋大賞や、第26回吉川英治文学新人賞を受賞し、2004年度の「本の雑誌」が選ぶノンジャンルベスト10では1位に輝くなど話題となった一冊です。

基本情報
著者 恩田陸
ページ数 455
文学賞 第2回本屋大賞
映像化 2006/9/30

口コミを紹介

会話が深い
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
学校行事として、ただひたすら歩きながら様々な会話や人間関係が繰り広げられていくのですが、恩田陸さんの世界観に魅了され、夢中になってしまいました。一言一言が深く、息遣いを感じさせられるような会話が展開されています。

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あなたがわたしで、応援している
5
10代
女性
学生
登場する高校生の一人ひとりの、行動と心理描写にどこか必ず、共感したり、驚いたり、または理解できず恐れたりする。いつの間にか、自分と重なって見えてきて、上手くいきますようにと願いながら読んでいる。そして薄皮が一枚一枚剥がれていくような、じりじりと迫る真実も、読むページを進ませる。特に恩田陸さんのどの小説も人物に対して説明的で繊細だ。だから、独特のテンポがあり、他の本でも、テーマや内容が違っても、癖のあるテンポにいつもうっとりする。
誰しもが忘れてしまう、青春にびゅんっと逆戻りできるような、ドキドキできる小説である。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" ただ歩く。だけどドラマチックだ。
5
30代
女性
会社員
高校の行事である「歩行祭」のイベントが舞台です。主人公たちは一晩中寝ないで、80キロ先のゴールを目指してひたすら歩きます。時間もたった一晩、場面もただずっと道を行くだけですが、登場人物それぞれが事情を抱えています。それは思春期らしい悩みから一筋縄ではいかない複雑な事情で、読み進めていくうちに自分も高校生になって一緒に歩いる気分になっています。それくらい没入感のある作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

若い時に読むべき一冊
5
30代
女性
会社員
学生時代に読んだことがあり、今でも覚えているくらい印象的な作品です。若さならではの葛藤や苦悩が、文章からヒシヒシと伝わります。また、大人になると忘れてしまうような、人と助け合うことの大切さなどに改めて気付かされます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

平凡でどこにでもある、こんな青春。
5
10代
女性
学生
一晩中歩き続ける奇妙な行事に参加する高校生の青春。ただ歩くだけの珍妙な行事が、こんなにも特別だ。友達とはしゃぎあって笑って、時々葛藤して、恋をして、歩くたびに彼らは強くなっていく。高校生ってこんなもんだよな、って思いつつ、じんわり心があったまる。

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夜のピクニックをしてみたくなる
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
私が卒業した高校には夜通し歩くイベントなんてありませんでしたが、こういうイベントがあったら一生モノの思い出になっただろうなと思いました。高校生が主人公の青春物は数多くありますが、夜がメインで展開する物語はさほど多くはないのではないかと思います。夜だから語れること、日中では見ることのできない同級生の姿、長距離をひたすら歩くという特殊な状況でしか見えない風景がたしかにあるんだろうと感じました。登場人物と年齢の近い中高生のみならず、高校時代など遠い過去になってしまった大人にもぜひ進めたい一冊です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

青春時代の悩み、胸がキュッとなります
5
30代
男性
会社員
歩行祭というイベント、この特殊な環境で、まったく特殊ではない、むしろ多くの人が青春時代に抱えたことがあるような悩み(登場人物の数だけあります)を、解決の方向へと進めるという設定もおもしろい。たくさんの読者が共感できると思うし、私もそのひとりです。

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学生に戻りたくなる1冊
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
あまりにも有名すぎて、なんとなく敬遠をしていたけれどふとしたときに手に取ると私の青春がつまっているような気になった。似たようなシチュエーションがあったわけではないけれど、学生ならではの感性が恩田陸の手によってありありと思いだされた。大人って最高に楽しい!と思いながら生きている人間だけど、過去を懐かしんで戻りたいと思うのもたまにはいいなと思えた。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

思春期は心の成長期
5
30代
女性
自営業・自由業
恩田陸の傑作『夜のピクニック』。思春期の繊細で複雑な心の変化を優しく丁寧に描いた作品で、読む人誰もが「あるある」と思うこと間違いなし。それぞれ状況は違えど、繊細で懐かしくちょっと照れくさい…「あの頃」の気持ちがよみがえる世界観はさすがでした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

なんだか懐かしいストーリー
3
30代
女性
会社員
この本の読みはじめは、よくある学園物語だと思いましたが、話しの展開が面白く物語りのなかに自分が入り込んでいるような気持ちになるくらい楽しいものでした。だれでも、学生時代の思い出は何かしらあると思いますが、そのような場面が蘇りとても懐かしくなるから本です。

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16位

小学館

世界から猫が消えたなら

余命一週間の僕に悪魔が口にしたことは

猫と2人暮らしをしていた郵便配達員の「僕」が突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告されてしまいます。家に帰ってくると「悪魔」を名乗る男が現れ口にしたのは「世界からひとつなにかを消すと、1日寿命が伸びる」という言葉でした。

 

LINE公式アカウントで初の連載小説として発表された本作は、2013年7月20日にはラジオドラマとなり、2016年5月14日には映画化も果たしています。

基本情報
著者 川村元気
ページ数 229
文学賞 第10回本屋大賞(8位)
映像化 2016/5/14

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生と死について考えました
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
大切なものと引き換えにたった1日の命を与えられる。悪魔のささやきに耳を傾け、大事な時間を過ごす。長く生きられず病気にならなければ気づかないことを生きているうちに大切なものを大切だと感じようと心に訴えかけられたように感じました。私は文字から伝わる、主人公の心の叫びを感じました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

本当に大切なものは何か考えさせられる
5
10代
女性
パート・アルバイト
世界からモノが消えるたびに、いかに私たちはいるように見えていらないモノに縛られて生きているんだろうと感じました。そして、いらないモノが消えていくにつれて当たり前に思っていた大切なものに気づかされ、周りの人や何気ない日常をもっと大切にしようと思わされます。主人公の母からの手紙は温かい愛情が溢れていて、思わず涙が溢れました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

大切なものに向き合える作品
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
ありえないことが次々と起こっていく作品なのですが、どこかリアルで考えさせられる作品です。自分にとって1番大切なものは何なのか、そしてそれがなくなってしまったとき自分は何を感じるのか主人公と自分を重ね合わせながら考えることができました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

あなたならどうしますか?
5
20代
男性
パート・アルバイト
ある日、男の前に死神が現れ「あなたの大切なものと引き換えにあなたの寿命を延ばす」と言われた。男は、信じてはいなかったので身近なもの試しに引き換えた。そうしたら、一日分寿命が延びた。また、死神が現れ「どうですか?しんじてもらえましたか?」といられた。その後男は、時間などと引き換えにしていき最終的には、飼っていた猫の命と引き換えにしたのだろうか?自分自身が同じような境遇になったらどうしているだろうかと考えさせられる感動作品。人生で初めて読書をして泣きました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

生きることよりも思い出の大切さ
5
20代
女性
会社員
悪魔から誰かから自分の存在が消えることで1日生きることが出来る。最初はやっぱり自分でも生きたいなと思っていたけど、その人との思い出や関係性まで全て消えてしまうことで自分が生きている意味が分からなくなっていく様が心に刺さりました!!

出典:https://ranking.goo.ne.jp

消えて良いものなどない
5
30代
女性
パート・アルバイト
周りにあるあって当たり前なものは無くなると思い出までも変わってなくなってしまうものだと思いました。何にも感じたことは無かったけど、人とのつながりや出会いなどにも影響していると考えさせられた作品でした。

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猫好きにはたまらない
4
20代
女性
学生
タイトルの通り、この小説には猫の描写が沢山出てきて、猫好きにはたまらない小説となっています。また、物語の中の主人公の心情にとても共感できるところがあり、感情移入しやすい小説です。クライマックスでは無条件で泣いてしまうことでしょう。

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消えてゆく大切なもの
4
30代
女性
無職
余命宣告を受けた自分、寿命1日に対して大切なもの1つ。何もかも無くしても長く生きるのか、短くても大切なものを手放さずに生きるのか。自分がそうなった時、どちらを選ぶのか。読んだ後に考えさせられる作品です。「人間というのは、とにかく選んだ人生から選ばなかった方の人生を眺めて、羨ましがったり後悔したりする生き物ですから」と言うセリフに共感してしまいました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

何が大事なのかを考えさせられます
5
20代
女性
公務員
1日生き延びる代わりに世界から何かを消さなければいけないという契約を持ちかけられた主人公が、何を消すか、を考えるお話です。1つずつ何かを消していく度に、自分の記憶の中にしかそれが無いということに苦しみ、彼にとって何が大事なのかを考えます。読みながら、自分にとって何が大事なのかも考えさせられました。

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17位

角川書店

バッテリー

大人にもぜひ読んでほしい児童文学の名作

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山に引っ越してきた巧は、ピッチャーとしての自分の才能を信じストイックなまでにセルフトレーニングに励みます。巧の前に同級生の豪が現れ、実力を認めてバッテリーを組むことになるのです。

 

児童文学作品であるため、子どもにも読みやすく、漫画やアニメにもなっています。子供だけでなく、大人もぜひ読んでみてください。

基本情報
著者 あさのあつこ
ページ数 262
文学賞 第35回野間児童文芸賞
映像化 2007/3/10

口コミを紹介

ボールから伝わる青春
4
20代
女性
会社員
主人公の巧が大好きな野球を通して大人になっていく物語です。巧自身の性格がクールな性格をしているせいか物語の中で色々な出来事に巻き込まれていきます。うまくいかないもどかしい気持ちと、巧の成長、病弱な弟と、バッテリーを組んだ豪と共に成長していくまさに学生時代の青春を思い出させるお話です。

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青春。それは時にはほろ苦く。
4
40代
女性
自営業・自由業
「バッテリー」は、中学生の野球に賭ける青春を描いた小説なのですが、内容は全然さわやかではありません。
むしろ、中学生ってこれくらい生々しいことを言ったりやったりするな、と、リアルに感じます。
特に瑞垣のエピソードは、心をグサグサ突き刺される気分でした。

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2人は本当のバッテリーになれるのか?
4
30代
男性
公務員
都会から田舎にやってきたピッチャーの巧は剛速球を投げます。小学校の頃は捕れるキャッチャーがいなくて困るほどでした。そんな巧が田舎に引っ越してきて地元のキャッチャーの豪と出会います。気分屋で自分勝手な巧と、優しい豪は本当のバッテリーになれるのでしょうか?

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野球のことはわからないけど友情に感動!
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
野球のことはさっぱりわからないのに、いろんな登場人物の気持ちに感情移入できてしまうから不思議。10代のほろ苦い成長期の友情。大人になると忘れてしまうような、危うい一時期の揺れを、最大限思い出させてくれるような本です。

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" 野球少年たちの夏
5
10代
性別非公開
学生
「バッテリー」は岡山に引っ越してきた少年が,野球のピッチャーとしてキャッチャーと共に活躍する青春小説です.あさのあつこさんの丁寧な描写を追いながら少年たちの心情を考えていくと,私の心まで若くなったような気分になります.

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一度は読みたい、青春の詰まった一冊
4
20代
女性
学生
私は野球どころか、スポーツに全く興味が無いのですが、この本を読んで、ちょっと野球に憧れてしまいました。野球じゃなくても、青春時代に、人とぶつかる経験をするほど打ち込める何かがある事はとても大切だと思わせられました。この本の描写を思い出すと今でも胸がきゅっとなります。

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バッテリー・あさのあつこさんの作品
4
40代
男性
パート・アルバイト
主人公、たくみが田舎に転校してくるも、学校で1人浮いてしまって友達だえ出来なかったが、野球を通じて友情が深まって行く。女房役のキャッチャーとは、大親友となり、暇さえあればキャッチボールやピッチング練習に明け暮れる毎日が続く。最後に、主人公との別れが来る所が、悲しくて泣けます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

思春期の危うさ
4
20代
男性
学生
はじめで読んだ時は幼く天才球児の凄さ、心情にただ憧れを抱いた記憶しかない。しかし、すこし歳を重ねてふと読み返した時、当時感じなかった思春期特有の危うさ、葛藤、自分も同じような期間を過ごしてきたからなのかとても共感した。本を読み返す面白さってありますよね。

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18位

角川文庫

塩の街

10代の若者から大人まで楽しめる塩の街を舞台にしたSF恋愛小説

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代を舞台に、崩壊寸前の東京で暮らす男性と少女を描いたSF小説です。著者・有川浩のデビュー作であり、「空の中」「海の底」と続くシリーズ3部作の第1作目になります。

 

SF的な要素にラブストーリーもあり、10代からから大人まで楽しめる心温まる作品です。

基本情報
著者 有川浩
ページ数 444
文学賞 第10回電撃ゲーム小説大賞
映像化 -

口コミを紹介

人が塩化し、滅びゆく世界を一つの愛が救う
4
40代
女性
専業主婦(主夫)
人間がなぜか塩の結晶となり、次々と死んでゆく現象が多発する世界で、大切なものは何かを問いかける作品です。塩化の恐怖と戦い、死が身近にある世界。人は奪い合い、争い続ける。その中でお互いを思い合い、ひっそりと助け合いながら生活をともにする元自衛官と一人の少女、秋庭と真奈。世界を救うためではなく、愛する女を守るために立ち上がる秋庭にしびれます。

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人類滅亡の危機と愛の物語
5
20代
女性
学生
「塩害」と呼ばれる原因不明の災害が起こり、次々と人が塩の柱になる世界となりました。大切な人を失う、大きな不安を抱きながら真奈と秋庭は様々な人と出会います。人間の本性が渦巻く中で2人の愛は変わらず、周りにも素敵な影響を与えていきます。有川浩さんが書く有事の際の恋愛物語は全て最高です。図書館戦争が好きな方は是非読んでみてください。

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変わってしまった世界 だからこそ出会えた
5
20代
女性
学生
大切な人を守るために自分の身を危険に晒して世界を救おうとする秋庭と、大切な人がいない世界ならいらない、と真っ直ぐに告げる主人公。変わってしまった世界で、変わってしまわなければ出会えなかった2人のひたむきな恋を描く物語。

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愛の重みを学べる一冊
5
20代
女性
会社員
人間が塩になって消えてしまうというファンタジーちっくな物語ですが、そのなかで家族にたいする愛や好きな人への愛が大きな脅威によって打ち砕かれてしまうというのはとても切ないと思いました。愛するもののために戦う自衛隊の姿もとてもかっこよいと思います。

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有川浩の衝撃のデビュー作
5
30代
女性
自営業・自由業
当時よく読んでいたラノベのレーベルで大賞を取り、読んでみました。そのときの衝撃を今でも覚えています。人が塩になってしまうという不可思議な世界で出会った少女と男の物語。儚くも美しく、もどかしい二人の恋愛が切なかったです。

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大切な人が塩になる
5
30代
女性
無職
塩の街は、ある日突然当たり前だった生活が一変して、人間が塩のオブジェのようになっていく現実では起こりえない内容。しかし人間の形をした塩の固まりがもろくも崩れ去るというストーリーを読み終えると本を閉じた時、目の前の何気ない日常がとても愛おしく感じた。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

秋庭さんに惚れる。
5
20代
女性
会社員
こんなふうに自分のことを一番に考えて愛してくれる人が身近にいたらどんなに幸せだろうかと想像して胸が直火で炙られたくらいに熱くなりました。秋庭さんは凄く無愛想だし怖いと思われても致し方ないけれど、言葉には愛が込められていて、一つ一つの行動にもキュンキュンさせられました。

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19位

集英社

桜のような僕の恋人

同じ速度で時を過ごせない残酷な運命

美容師の美咲に恋をしたことで、晴人は諦めていたカメラマンになるという夢に再び挑戦することを決意します。2人は徐々に距離を縮めて想いを通わせ、これから明るい未来が待っていると思っていた矢先、美咲が難病を発症するのです。

 

彼女は人の何倍もの速さで年老いていくという病でした。美しいときがあっという間に終わってしまう桜のように、短く儚い美咲の命、それでも惹かれ合う2人の姿に涙します。

基本情報
著者 宇山佳佑
ページ数 285
文学賞 -
映像化 2022年予定

口コミを紹介

小説でこんなに号泣したのははじめてかも!
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
今まで小説で、ウルウルとするものはいくつかあったけど、ここまで号泣したのは初めてだったかもしれません。恋愛小説なんだけど、主人公が病に侵され、成就しないで終わってしまうお話は他にもいくつかあるでしょう。でも、この作品は、そうなんだけど、心がえぐられるくらい切なくて、読み終わった後もしばらく余韻に浸りました。
好きだから一緒に時間を過ごしたいし、苦しみも悲しみも喜びも一緒にわかちあいたいと思うけど、それだけが愛ではないのだなと思いました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

ただただ泣ける
5
20代
女性
学生
老化が早くなる病気を患い、彼氏と別れを選ぶ彼女。彼女に関わる、恋人、兄、兄の恋人の全員の気持ちが切なく、ただひたすら泣けました。自分がもし彼女の立場だったらと考えると余計に泣けてきて、健康に生きていること、好きな人と一緒にいられるとに感謝しなければないと考えさせられました。

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"桜のように儚くて切ない恋愛小説です。
5
10代
女性
学生
この本は本屋さんのおすすめコーナーにあったものです。
男性は美容師の女性に恋をします。ですが女性は最初はあまり好きではありませんでした。
しかし次第に惹かれ合い付き合うことになるのですが、女性が病気にかかってしまい病気にかかってしまった自分を見て欲しくなくて別れてしまいます。
この本は人の大事さがわかる本だと思います。ぜひ読んでみてください!

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" 桜の描写が綺麗
5
20代
女性
パート・アルバイト
知人よりおすすめされて読みました。恋愛小説は少々苦手意識があったのですが、読み終えるとそんなことは忘れていました。人との出会いや思い出の大切さが伝わってきました。タイトルにもあるように桜の描写が綺麗でとても好きな作品です。

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絶対泣ける。
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
帯もポップも”泣ける”の文字があり、ほんとかな?なんて若干疑いながら手にした1冊。読み進めるとどんどんものがたりに引き込まれて途中ではやめられない、気がついたら目から涙が溢れているそんな1冊。正直途中で展開は読めてしまったけれど、それでも読むのをやめたくない、やめられない。

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"最後が切なくて苦しい
5
20代
女性
パート・アルバイト
片思いの男性が少しづつ女性と距離を縮めて親睦を深め、最後には付き合う所まで幸せな展開を踏んでいきますが
病気のなってしまった彼女、そしてそれに気づけなく綺麗にすれ違う2人がとても心苦しくて小説を見ながら泣いてしまいました。

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" 泣きたくない人は読むべからず
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
カメラマン見習いの青年と急速に老化してしまう病、ファストフォワード症候群を患う女性の恋愛小説。もうこの設定でなんとなくラストは予想できる。予想できるのに確実に泣ける。電車の中では絶対に読んではいけない小説の一つだ。決してハッピーエンドではないのにあまり悲壮感がなく、とても美しい情景が浮かぶ。映像を思い浮かべやすい文章なのは著者が脚本家だからなのかもしれない。透明で清らかな恋愛小説。若い人ほど泣けるかも。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

考えさせられる
4
20代
女性
会社員
主人公と自分とを置き換えてみて、果たして自分は愛しい恋人が自分の想像もつかないほどに変貌してしまったら気がついてあげられるのだろうかと考えました。おそらく、この作品における主人公と同様に気づいてあげられずに傷付けてしまうような気がして怖くなりました。

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20位

角川書店

失はれる物語

五感が全てなくなる怖さを伴った悲しい小説

交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていた『私』に残ったのは右腕の皮膚感覚のみでした。ピアニストである妻は『私』の腕を鍵盤代わりに『演奏』を続けます。絶望の果てに『私』はある決断を下すのです。

 

自分がこの主人公のようになってしまったら? と考えるだけで怖くなってしまうような乙一らしい描写に引っ張られていきます。独特の怖さを伴った悲しい小説です。

基本情報
著者 乙一
ページ数 381
文学賞 -
映像化 -

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優しくて痛々しい
5
30代
女性
会社員
自分ではどうにもできないことに直面した主人公たちがひたすらに優しい。攻撃的になったりせず、自分が損をしてもひたすら誰かのための選択を択るとこができる彼らは、愚かなまでに優しいのだと思う。
表題作の『失はれる物語』では、事故で植物状態になった男性が主人公である。外界との接点は右腕の触覚だけになった彼と、それでも彼を愛する妻との関係が愛おしくて哀しい。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

皮肉な物語展開に胸が苦しくなる
5
20代
女性
自営業・自由業
交通事故で右腕の皮膚感覚以外の感覚を全て失った男性が、右腕の感覚のみをもって妻に対する愛情を思い出していくストーリー。冒頭の仲がよかった筈の夫婦の仲が崩れるまでの流れがリアルでどきりとするものがあります。右腕以外の全ての感覚を失うと同時に、失いかけていた妻への愛を思い出し、そして最後にまた全て失う。皮肉な物語展開ですが、だからこそ感じ取れる人の間に生まれる愛の深さというものを目の当たりにさせられ、胸が苦しくなる物語です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

展開が美しい
4
40代
女性
パート・アルバイト
いろいろな物語があるのですが、一番は流れが美しいなぁと感じるところです。はじめにどうしてこんなことになってしまったんだろうかという謎がありますが、それがだんだんと解きほぐされていく過程がとても美しいので好きです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

優しい嘘が切ない気持ちにさせる
5
20代
女性
会社員
大切な家族の人生を守るため、生きたまま死を選ぶ父の姿に何度泣いたかわかりません。誰も悪くない、優しい嘘。私はこの作品を読むたびに切なくやるせない気持ちになります。子供の頃読んだ時とまた違い、親目線で読むとより涙腺崩壊します。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

痛みを伴った優しさに心が揺さぶられます
1
20代
女性
公務員
人の傷を自分にうつすことができる少年と、その周りの人との葛藤を描いた傷という話など、孤独や寂しさの中にいる人達のありのままの姿を描いています。何度読んでも涙が止まらないほど、言葉一つ一つにずっしりとした重さがあり、心にひりひりと響く作品集です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

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21位

集英社

永遠の出口

共感できることいっぱいのどこにでもいる女の子の9年間

誕生日会をめぐる小さな事件、黒魔女のように恐ろしい担任との闘い、ぐれかかった中学時代、こてんぱんに砕け散った高校での初恋、どこにでもいる普通の少女紀子の、小学校3年生から高校3年生までの9年間を描いた物語です。

 

どこにでもいる女の子が主人公で、どこにでもありそうな物語なので大人の人なら昔を思い出すことができますし、現在学生の人ならとても共感できます。日常を描くことに長けた森絵都さんらしさ溢れた作品です。

基本情報
著者 森絵都
ページ数 360
文学賞 -
映像化 -

口コミを紹介

やっぱり、さすが。森絵都ワールドへどうぞ
3
30代
性別非公開
会社員
めまぐるしいこの世界。なにごともころころ変わっていく。絶対的なものなど、何もない、現代。自分自身をとりもどしてみませんか。カラフル作者の森絵都が描くワールド。本当に大切なものを。無理をしない自分を取り戻してみましょう。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

小学校から高校までの心の揺れを描いた傑作
4
30代
女性
学生
主人公は、いわゆる「どこにでもいる普通の子ども」である。一つ特徴があるとすれば、「永遠に××できない」と言われることにめっぽう弱いことだ。
その主人公の、小学校から高校までの生活の中の一瞬一瞬を切り取ったのが本作であると思う。
友人とのやりとり、淡い失恋、中学校での「荒れ」、アルバイト、高校での恋と玉砕。そして卒業間近の頃に、彼女はとあることがきっかけで永遠について再び思いをはせる。
客観的に見て、取り立てて大きな事件が起きるわけではないが、当人からすると全て尊い時間の積み重ねであって、人生とか生きるとかってそういうことだよね、ということを教えてくれる。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

安定の森絵都ワールド!
5
40代
女性
会社員
森絵都さんの作品は大好きでたくさん読んでいますが、いずれも読みやすく、森絵都ワールドに旅立つことができます。「永遠の出口」も昔を思い出し、共感しながら、あっという間に読み終えてしまいました。もっと森絵都ワールドにいたかった!と思うくらいですw

出典:https://ranking.goo.ne.jp

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22位

朝日新聞社

椿山課長の七日間

死後の『生』について考えさせられる一冊

椿山和昭、46歳、「人生まだまだこれから!」という若さで脳溢血のため過労死してしまいます。和昭は、家族に別れを告げるために美女の身体を借りて現世に舞い戻りました。ただし、7日間のみという条件付きの奇跡です。

 

生きている間に見えていることだけが真実だとは限らないが、知らないほうが良いことも多いのだろうかと考えさせられます。

基本情報
著者 浅田次郎
ページ数 416
文学賞 -
映像化 2206/11/18

口コミを紹介

どうしても、もう一度会いたい
4
50代
男性
会社員
各々の事情で現世での後始末を願い出た三人が目的を達成するために、「7日間」だけ現世に戻って奔走する物語。シリアスでもあり、コミカルでもある「人生」の最後に人は何を望むのか、何をかなえたいのか考えさせられる作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

美女の体を借りて現世に戻った課長
4
60代
男性
会社員
突然過労で死んでしまった椿山課長が、美女の体を借りて現世に舞い戻り色々な未体験や真実を知ってしまう。家族のことやかつての親友の一途な想いなど。著者の軽妙な語り口から人間ドラマとしても素晴らしい感動作になっている。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 毎月検診を受けるのにラストでショック
3
40代
女性
自営業・自由業
サラリーマン時代は検診を受けているのですが、ラストで病気が発覚してしまうというオチです。涙を流すというよりも、心で泣く、そんな印象の本です。作者は受賞歴のある有名な作家、カトリック教徒で知られていますが独特のストーリーです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

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23位

ポプラ社

ライオンのおやつ

病気系泣ける小説でありながら温かさを感じられる大切な物語

若くして余命を告げられた主人公・雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、本当にやりかったことを考えます。ホスピスでは週に1度、入居者がリクエストできる「おやつの時間」がありますが、雫はなかなか選べずにいました。

 

病気系泣ける小説でありながら、切なさとは違う何かを受け止められる物語です。生きて食べてこの世から旅立つ、すべての人に訪れることをあたたかく描いた、今をもっと大切にしたくなります。

基本情報
著者 小川糸
ページ数 255
文学賞 -
映像化 2021/6/27

口コミを紹介

病気になった人の気持ちが初めてわかった
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
自分も病気になったら、こんな場所で最期を迎えたいと心から想いました。闘病生活はもちろん苦しいものですが、自分の好きなものに囲まれて、美味しい食事をしながら、自分の死と静かに向き合うというのはある意味最高の終わり方なのかなとも思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

読むたびに泣ける感動本
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
タイトルに惹かれて読みましたが、タイトルからは想像出来ない号泣ものの作品でした。自分だったら、最後のおやつは何にしようかなと思わず考えてしまいます。また、みんなそれぞれの過去や事情を抱えているのですが、その描写がとても上手く、感情移入しながら読むことが出来ました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

頑張っている人にお勧め
5
40代
女性
パート・アルバイト
この本は、全読者を優しい気持ちにしてくれます。優しくなれる対象が自分自身であったり、家族であったり、友達など周りの人かもしれない。優しさは、自分自身を癒やしてくれるので、日々忙しく頑張っている方たちにはとてもお勧めです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

頑張っている人にお勧め
5
40代
女性
パート・アルバイト
この本は、全読者を優しい気持ちにしてくれます。優しくなれる対象が自分自身であったり、家族であったり、友達など周りの人かもしれない。優しさは、自分自身を癒やしてくれるので、日々忙しく頑張っている方たちにはとてもお勧めです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

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24位

講談社

聖の青春

早世した怪童と呼ばれた棋士を描く感動小説

29歳の若さでこの世を去った、かつて「怪童」と呼ばれた棋士・村山聖(さとし)を描く感動のノンフィクションです。将棋界の最高峰A級に在籍したままの逝去でした。師弟愛や家族愛、ライバルたちとの友情をひしひしと感じる一冊です。

 

2001年1月6日にはテレビドラマ化、2016年11月19日には映画化もされており、映画で主演していた松山ケンイチさんは第40回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞に、東出昌大も優秀助演男優賞に輝きました。

基本情報
著者 大崎善生
ページ数 424
文学賞 第13回新潮学芸賞
映像化 2001/1/6

口コミを紹介

関西に生まれた天才棋士の生涯
4
60代
男性
会社員
藤井聡太の登場で盛り上がっている将棋界にかつて天才と言われた将棋棋士がいた。村山聖、羽生世代の棋士だったが腎臓の難病であるネフローゼ症候群にかかっていることが発覚。周囲は治療に専念することを勧めるが、彼は将棋に没頭そして素晴らしい棋譜を残してこの世を去った。
できれば彼と藤井聡太や羽生善治との戦いを見てみたかった。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

将棋好きにはおすすめの小説です。
5
30代
男性
会社員
『聖の青春』では、病と闘いながら将棋に全てを賭けた主人公の姿に感動しました。何か夢中になれること、得意なことがあるのは素晴らしいことだと思いました。29年の生涯であり、短く感じましたが、良い人生だったのではないかと思いました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

25位

新潮社

青い鳥

授業よりも大切なことを教えてくれる先生の物語

村内先生は国語の先生なのに、吃音症でタ行とカ行がうまく言えません。でも、いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒などの心に寄り添い、授業よりも大切なことを教えてくれる先生です。

 

短編集なのでとても読みやすく、読んでいると自分の青春時代を思い出せます。子どもだけでなく、大人にも刺さる内容がぎっしり詰まった一冊です。

基本情報
著者 重松清
ページ数 437
文学賞 -
映像化 2008/11/29

口コミを紹介

心が寂しい全て世代に送るハートフルな小説
5
30代
女性
パート・アルバイト
吃音で悩む人たちは、どうしても他人にそれを打ち明けられず悩む人も少なくない。この小説では、吃音を抱えた教師が登場するが、彼は真っ向から生徒たちと向かい合い、吃音という壁を乗り越えて、心と心の交流をしていく。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

傷ついた子どもの心と向き合うこと。
5
20代
女性
自営業・自由業
主人公の村内先生は中学の国語の教師です。彼は重度の吃音を持っています。
どうして吃音なのに人前で話す教師になったのかと生徒たちからは馬鹿にされています。
でも、吃音だから、うまく話せないから伝えられることがあると村内先生は言います。
子どもたちの中には、自分の居場所がわからず、いつもひとりぼっちで周りからはじかれてしまうような子もいます。
不器用でうまく話せない村内先生は、そんな居場所のない子供たちの気持ちを理解できるのかもしれません。
正しさや普通といった概念が子供たちを苦しめるということも痛感しました。
この本を初めて読んだのは中学生で多感だった頃だったので、とても感情移入しました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

26位

彩図社

文豪たちが書いた 泣ける名作短編集

誰もが知る文豪たちの名作をそろえた短編集

太宰治・芥川龍之介・宮沢賢治・新美南吉・森鴎外……といった一度は名前を聞いたことがあるような文豪たちが書いた泣ける名作ばかりを集めた短編集です。10作品が入っているので、自分が泣ける話がきっと見つかります。

 

自分が好きな文豪の作品が入っている方はもちろん、短編なのでそういった文豪の作品を今まで読んだことがない方の入門にも良い作品です。

基本情報
著者 彩図社文芸部
ページ数 192
文学賞 -
映像化 -

口コミを紹介

文豪たちが描く感動作が集合。
4
30代
女性
無職
この本は10人の文豪が描く切ない短編集です。中でも織田作之助の旅への誘いは、大切な妹を立派にするため、自分のすべてを犠牲にした姉と、姉を犠牲にしてしまった妹。そして、遺品から姉の、ある青年への密かな想いに気づいてしまった妹の衝撃。悲しい作品ですが、妹の今後と姉の生活の中での想いを見てみたい。と思わせる作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

歳月の残酷さ
3
60代
男性
無職
収録されている作品の中で恩讐の彼方は小学校の道徳の時間に習ったもの。親の仇に協力して成し遂げた難工事の完成の暁にその罪を許してしまう。それに昔は感動したが今思うとなぜが虚しさを感じる。歳月の残酷さのためだろうか。仇討のために費やす時間と難工事を成し遂げるために費やす時間。大願が成就したの二人はどうなるのか?

出典:https://ranking.goo.ne.jp

27位

光文社

優しい死神の飼い方 「死神」シリーズ

患者たちの未練を受け止め、解決にみちびく死神

仕事の成績が思わしくなく犬の姿で地上のホスピスに左遷された死神のレオが、戦時中の悲恋や洋館で起きた殺人事件、色彩を失った画家など、さまざまな問題に取り組み、解決していく物語です。

 

死神が主人公なのですが、姿が犬のため怖いイメージはありません。死神のレオが徐々に人間の感情を理解していき、人間を助けるために奔走する姿は必見です。

基本情報
著者 知念実希人
ページ数 441
文学賞 -
映像化 -

口コミを紹介

優しい死神が殺人事件を解決
5
20代
女性
パート・アルバイト
死神が犬として人間界に来て、未練を残して亡くなりそうな人たちの未練を解いていく物語です。死神というタイトルだけど、天使のような犬で、とてもほっこりするお話しです。ミステリ要素もありつつ感動できる本です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

28位

中央公論新社

52ヘルツのクジラたち

愛を求めるすべての方におすすめの2021年本屋大賞受賞作

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年、孤独が故に愛を求めた2人が出会い、新しい物語が展開します。2021年本屋大賞受賞、著者・町田そのこ初の長編小説です。

 

胸が張り裂けるような展開にもあたたかさを感じる作品になります。

基本情報
著者 町田そのこ
ページ数 240
文学賞 2021年本屋大賞
映像化 -

口コミを紹介

"久しぶりに胸が熱くなった作品に出合った。
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
SNSを見ているとよく目にする事があったので何気なしに読んで見る事とにしました。
読んで見てビックリ、一人の少年少女が人間の扱いをされていない事、生きていても生きた心地がしない事。
それでも色んな人と出会い成長していく姿は心が打たれました。
苦しく悲しい中でも温かみのある作品で、心に響く作品だなと思いました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

29位

講談社

そして、星の輝く夜がくる

震災後の東北を風化させない

東日本大震災の傷がいまだ癒えていない小学校に、応援教師として赴任することになった小野寺徹平は、かつて阪神・淡路大震災を経験したひとりでした。心に傷を負った子どもたちとの交流を通して、現実と向き合っていく様子が描かれています。

 

時間と共に少しずつ風化していってしまう、被災地や災害について改めて考えるきっかけとなる一冊です。重いテーマですが、そこまで暗くならずに読めます。

基本情報
著者 真山仁
ページ数 320
文学賞 -
映像化 -

口コミを紹介

まだ忘れてはいけない。
5
年齢非公開
性別非公開
読むと悲しい気持ちになるが絶対に忘れてはいけない記憶です。

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30位

文藝春秋

花まんま

50代以上の方にもおすすめ!人間の生と死をテーマに描く心にしみる短編集

母と二人で大切にしてきた幼い妹が、ある日突然大人びた言動を取り始め、自分は彦根に住んでいた女性「繁田喜代美」の生まれ変わりだと話し出しました。彦根に住んでいたというので、主人公は妹と一緒に彦根の彼女の家まで行くことになります。

 

表題作である「花まんま」のほかに「トカビの夜」「妖精生物」「摩訶不思議」など、昭和30~40年代の大阪の下町を舞台とした物語、全6編が収録された短編集です。大人、特に50代以上の方は懐かしさや切なさを覚えます。

基本情報
著者 朱川湊人
ページ数 317
文学賞 第133回直木三十五賞
映像化 -

口コミを紹介

夢中で読んでしまいました。
5
年齢非公開
性別非公開
人間のドロドロした部分が比喩や登場人物の会話の言い回しなどで表現されてて、どんどん魅きつけられました。避けることのできない、人の死、
また、普段見過ごしてしまっていたこと、読んでいて、ゾクっとするところが沢山描かれている、というより、つぎからつぎへと溢れるように描かれていました。

出典:https://www.amazon.co.jp

泣ける本のおすすめ商品比較一覧表

商品名 画像 購入サイト 特徴 著者 ページ数 文学賞 映像化
1位 アイテムID:15419264の画像

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楽天

ヤフー

思いっきり泣ける小説をお探しの方に!タイトルの意味がわかったときに涙する

住野よる

328

第13回本屋大賞(2位)

2017/7/28

2位 アイテムID:15419340の画像

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ヤフー

10代から60代まで幅広い世代に読まれる神風特攻隊の話を描いた涙腺崩壊の号泣小説

百田尚樹

608

-

2013/12/21

3位 アイテムID:15419384の画像

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ヤフー

映画化もされた人気作!母親は誘拐犯なのに感動する小説

角田光代

376

第2回中央公論文芸大賞

2010/3/30

4位 アイテムID:15419422の画像

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ヤフー

ベストセラー100万部突破の甘く切ない恋愛系であり感動系であり面白い小説

七月 隆文

287

-

2016/12/17

5位 アイテムID:15419452の画像

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ヤフー

難病と闘った実話を綴った泣ける本

木藤亜矢

270

-

2005/2/10

6位 アイテムID:15419479の画像

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ヤフー

犯罪加害者の苦悩

東野圭吾

428

第129回直木三十五賞候補

2006/11/3

7位 アイテムID:15419504の画像

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ヤフー

西の魔女と過ごした初夏の物語

梨木 香歩

226

日本児童文学者協会新人賞・新美南吉児童文学賞・小学館文学賞

2008/6/21

8位 アイテムID:15419529の画像

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ヤフー

全世界が涙した感動する本を代表する名作

ダニエル キイス

325

ヒューゴー賞・ネビュラ賞

2002/10/8・2015/4/10

9位 アイテムID:15419555の画像

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ヤフー

80分の記憶しか持てない博士と私たちの切ない物語

小川洋子

291

第1回本屋大賞

2006/1/21

10位 アイテムID:15419579の画像

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ヤフー

もう一度会いたい人はいますか?

辻村深月

441

第32回吉川英治文学新人賞

2012/10/6

11位 アイテムID:15419600の画像

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ヤフー

自分のオカンと話してみたくなる切ない物語

リリー・フランキー

522

第3回本屋大賞

2006/11/18

12位 アイテムID:15419615の画像

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ヤフー

命や医療や生き方を問いかける50万部を突破したベストセラー小説

夏川草介

256

第十回小学館文庫小説賞・2010年本屋大賞第2位

2011/8/27

13位 アイテムID:15419631の画像

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ヤフー

ハッピーエンドに導かれるように読み始めたら止まらない小説!本屋大賞受賞の名作

辻村 深月

554

2017年啓文堂書店文芸書大賞・第15回本屋大賞など

-

14位 アイテムID:15419646の画像

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ヤフー

恋愛を超える猫と人との絆の物語

有川 浩

‎336

-

2018/10/26

15位 アイテムID:15419660の画像

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ヤフー

切ない高校生の頃を思い出し涙する名作

恩田陸

455

第2回本屋大賞

2006/9/30

16位 アイテムID:15419672の画像

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ヤフー

余命一週間の僕に悪魔が口にしたことは

川村元気

229

第10回本屋大賞(8位)

2016/5/14

17位 アイテムID:15419683の画像

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ヤフー

大人にもぜひ読んでほしい児童文学の名作

あさのあつこ

262

第35回野間児童文芸賞

2007/3/10

18位 アイテムID:15419693の画像

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ヤフー

10代の若者から大人まで楽しめる塩の街を舞台にしたSF恋愛小説

有川浩

444

第10回電撃ゲーム小説大賞

-

19位 アイテムID:15419702の画像

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ヤフー

同じ速度で時を過ごせない残酷な運命

宇山佳佑

285

-

2022年予定

20位 アイテムID:15419712の画像

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ヤフー

五感が全てなくなる怖さを伴った悲しい小説

乙一

381

-

-

21位 アイテムID:15419719の画像

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ヤフー

共感できることいっぱいのどこにでもいる女の子の9年間

森絵都

360

-

-

22位 アイテムID:15419724の画像

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ヤフー

死後の『生』について考えさせられる一冊

浅田次郎

416

-

2206/11/18

23位 アイテムID:15419729の画像

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ヤフー

病気系泣ける小説でありながら温かさを感じられる大切な物語

小川糸

255

-

2021/6/27

24位 アイテムID:15419735の画像

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ヤフー

早世した怪童と呼ばれた棋士を描く感動小説

大崎善生

424

第13回新潮学芸賞

2001/1/6

25位 アイテムID:15419739の画像

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ヤフー

授業よりも大切なことを教えてくれる先生の物語

重松清

437

-

2008/11/29

26位 アイテムID:15419743の画像

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ヤフー

誰もが知る文豪たちの名作をそろえた短編集

彩図社文芸部

192

-

-

27位 アイテムID:15419747の画像

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ヤフー

患者たちの未練を受け止め、解決にみちびく死神

知念実希人

441

-

-

28位 アイテムID:15419750の画像

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ヤフー

愛を求めるすべての方におすすめの2021年本屋大賞受賞作

町田そのこ

240

2021年本屋大賞

-

29位 アイテムID:15419753の画像

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ヤフー

震災後の東北を風化させない

真山仁

320

-

-

30位 アイテムID:15419756の画像

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ヤフー

50代以上の方にもおすすめ!人間の生と死をテーマに描く心にしみる短編集

朱川湊人

317

第133回直木三十五賞

-

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アンケート後に人気が出たおすすめの泣ける小説5選

1位

文芸社

余命10年 (文芸社文庫NEO)

余命10年と告げられた少女の涙より切ないラブストーリー

20歳の主人公・茉莉は、数十万人に1人との不治の病にかかり、余命10年であることを知ります。未来に対する希望を失って、死への恐怖もなく淡々とした日々を送るなかで、恋はしないと決めた彼女の物語です。

基本情報
著者 小坂 流加
ページ数 304ページ
文学賞 第6回静岡書店大賞 映像化したい文庫部門 大賞
映像化 2022年3月4日

口コミを紹介

後半にいくにつれて引き込まれていった。
題名的に泣けることを期待して手にとってみたけど、期待通りボロ泣きしてしまいました。

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2位

スターツ出版

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

時を超えて出会った2人を描く切ない物語

戦時中の日本にタイムスリップした中学生・百合と、特攻隊員として戦地に向かう運命にある青年・彰の時を超えてつながる切ない想いを描いた物語です。2023年12月には映画化され、大ヒットを記録しました。変えられない運命、怒涛の結末に涙します。

基本情報
著者 汐見夏衛
ページ数 275
文学賞 -
映像化 2023年12月8日
3位

岩波書店

月の満ち欠け

ときを超えて家族の愛が交錯する涙必至の物語

不慮の事故で愛する家族を亡くした堅の前に、ある日突然哲彦という男性が現れます。哲彦はある過去をもつといい、それをきっかけに堅は数奇な運命をたどっていくのです。30年以上のときを超えて、出会いと愛が交錯します。

基本情報
著者 佐藤 正午
ページ数 314ページ
文学賞 直木賞
映像化 2022年12月2日

口コミを紹介

佐藤正午さんの小説は、永遠の1/2からとても好きでしたが、本当に久々に読ませていただきました。
前世の記憶を持つ子供という本は読んだことがあったので、この小説も興味深く楽しませていただきました。

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4位

KADOKAWA

今夜、世界からこの恋が消えても

日ごとに記憶を失う君と二度と戻れない恋をした

前向性健忘という記憶障害を抱えた真織は、あることをきっかけに同じ高校に通う透と疑似恋愛を始めます。毎日会話を重ねるうちに、本当に惹かれ合っていく2人でしたが、その恋は突然終わりを告げることになるのです。

 

2022年には、なにわ男子の道枝駿佑さん・福本莉子さんのW主演で映画化されました。衝撃の事実を知ったとき、涙が止まらなくなる作品です。

基本情報
著者 一条 岬
ページ数 320ページ
文学賞 第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》
映像化 2022年7月29日

口コミを紹介

映画と少しづつ違う所を、映画の映像を思い浮かべながら、一気に読めました。高校生3人それぞれの思いを深く考えさせられ、感動とても感動する素敵な作品です。

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5位

ポプラ社

余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話

NETFLIXで映画化された期限付きの恋を描く純愛小説

余命1年の少年と余命半年の少女との期限付きの恋を描いた純愛小説です。残りわずかしかない人生を生きる2人の姿に、今を生きる大切さを改めて考えさせられます。日々を過ごす中で感じる儚さや切なさに感動する作品です。

基本情報
著者 森田 碧
ページ数 300
文学賞 -
映像化 2024年6月27日

アンケート後に人気が出たおすすめの泣ける小説比較一覧表

商品名 画像 購入サイト 特徴 著者 ページ数 文学賞 映像化
1位 アイテムID:15419761の画像

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ヤフー

余命10年と告げられた少女の涙より切ないラブストーリー

小坂 流加

304ページ

第6回静岡書店大賞 映像化したい文庫部門 大賞

2022年3月4日

2位 アイテムID:15434493の画像

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楽天

ヤフー

時を超えて出会った2人を描く切ない物語

汐見夏衛

275

-

2023年12月8日

3位 アイテムID:15419764の画像

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楽天

ヤフー

ときを超えて家族の愛が交錯する涙必至の物語

佐藤 正午

314ページ

直木賞

2022年12月2日

4位 アイテムID:15419767の画像

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楽天

ヤフー

日ごとに記憶を失う君と二度と戻れない恋をした

一条 岬

320ページ

第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》

2022年7月29日

5位 アイテムID:15434497の画像

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ヤフー

NETFLIXで映画化された期限付きの恋を描く純愛小説

森田 碧

300

-

2024年6月27日

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泣ける小説の選び方

泣ける小説といっても、ジャンルや世代などで違ってきますし、どんなふうに泣けるのかもいろいろです。自分が求める泣ける小説を選んでいきましょう。

テーマ・ジャンルで選ぶ

ひとくちに『泣ける小説』といっても、テーマやジャンルはさまざまです。恋愛やミステリー、日常などジャンルの幅を絞り込めば、読みたい小説が見つけやすくなります。

心温まるストーリーなら「家族」をテーマにした作品がおすすめ

じんわりと心温まるようなハートフルストーリーが好きな方におすすめなのは、家族愛をテーマにした作品です。愛情や絆、別れまで、いろんな側面を通して描かれる家族の物語になります。「家日和」「重力ピエロ」「みかづき」などの作品をチェックしてみてください。

切なさに涙したいなら「恋愛小説」がおすすめ

恋愛をテーマにした作品は、泣ける小説の鉄板と言えます。人を愛する気持ちや恋が実らなかったときの絶望感などを味わいたい方におすすめです。ドキドキしたりキュンキュンしたり、ときめいたりラブストーリーはさまざまな感情を教えてくれます。

 

泣ける恋愛小説が読みたいのであれば、「君の膵臓を食べたい」「桜のような僕の恋人」「いま、会いにゆきます」などの作品がおすすめです。以下の記事では大人の恋愛小説について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

青春時代や学生時代を懐かしむなら「青春小説」がおすすめ

学生時代のノスタルジックな気分を味わいたい方や恋愛よりも友情を描いた作品が好きな方には、青春系の泣ける小説がおすすめです。スポーツや芸術に情熱を注ぐスポ魂系、悩みや問題を抱えた主人公が少しずつ成長していく成長物語系などのカテゴリーに分けられます。

読み始めたら止まらない小説なら「ミステリー・SF」がおすすめ

ミステリー・SF小説は謎や事件を考察したり推理したり、宇宙・化学・未来など未知の可能性について想像を膨らませて楽しむものです。感動とは無縁のようなイメージがありますが、濃密で深い人間関係や心理描写を描いた作品も少なくありません。

 

だいたいの場合はミステリー(SF)×恋愛、ミステリー(SF)×友情というふうに、ほかのジャンルと一緒になっています。以下の記事ではミステリー小説について詳しくご紹介しています。結末が気になり一度読み始めたら止まらない小説もあるので、ぜひ参考にご覧ください。

ほどよく感動して泣きたい方には笑って泣ける「日常」系面白い小説がおすすめ

日常の中にも感動はひそんでいるものです。むしろ、身近な出来事を題材にしているからこそ共感を得られやすいという部分もあります。号泣までしなくても、心がじんわりと温まるストーリーを楽しみたいという方には笑って泣ける面白い小説がおすすめです。

泣けない人でもボロボロ泣ける涙腺崩壊小説なら「余命系」がおすすめ

永遠のテーマでもある「生と死」を扱った物語は、やはり泣ける小説の王道といっても過言ではありません。特に余命系といわれる病気など限られた人生の時間の中で展開される物語は、涙腺崩壊率が高いといえます。

 

死をテーマにしているからといって、必ずしもバッドエンドというわけではありません。誰もが緩やかに死に向かって、逆に一生懸命生きている「生」を強く印象付けます。死がテーマの作品はボロボロ泣ける小説を求める方や、普段泣けない人でも泣けるくらい感動したい場合にもおすすめです。

リアルな描写に打ち震えたいなら「実話系」の悲しい小説がおすすめ

実際に誰かが経験した実話の出来事ほど泣けるものはありません。計算のない体験談をもとにした話だからこそ、胸に込み上がるものがあります。ただし、本当にあった悲しい話のため、結末によってはトラウマになる場合も無きにしも非ずです。

 

影響を受けやすい方は気をつけましょう。以下の記事ではノンフィクション小説について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

感動する本ならロマンを感じる感動系「歴史」ものがおすすめ

判官びいきという言葉がありますが、これは弱者に対して感じる同情や哀惜の心情のことです。もとは人々が源義経に対して抱く感情を表す言葉でしたが、いまでは新聞やニュースなどメディアでもよく使われるようになりました。

 

新選組・坂本龍馬・西郷隆盛など判官びいき的に現代の日本で讃えられている人物は少なくありません。そんな日本を動かしてきた偉人たちには、泣けるストーリーが付いている場合も多いため感動系本もあります。歴史を感じながら感動する本を読みたい方は、ぜひチェックしてみてください。

号泣したいなら「戦争もの」がおすすめ

号泣できる中でも戦争系は代表的なジャンルの1つですが、戦争ものは難しくわかりにくいという方も少なくありません。しかし、SFや恋愛などほかのジャンルと組み合わせたものや、現代の視点から見たものなどであれば読みやすくなります。

小説の長さから選ぶ

本には、短編集もあれば長編のものもあります。本を読むのに使える時間などを考慮して、本の長さで作品を選びましょう。

サクッと気軽に読みたいなら「短編小説」がおすすめ

「本を読もう!」と思い立っても、なかなか時間がとれない場合や本を読み慣れていない方は、長い物語だと手を出しにくいですよね。そんな方には自分のペースで読み進められる短編の本がおすすめです。

 

まったく違う話が集められているものや同じ登場人物の設定で展開する連作短編もあり、自分にとって読みやすい本を見つけられます。

思いっきり泣ける小説を読みたいなら「長編小説」がおすすめ

しっかりと本を読む時間があるときには、長編の泣ける小説を読むことをおすすめします。何にも邪魔されず本の世界に入り込みたいなら、思いっきり泣ける小説をじっくり読んでみてください。読後ストレス発散になっていたことに気づきます。

文学賞を受賞したものから選ぶ

『泣ける小説』には文学賞を受賞した作品が数多くあります。ここでは「本屋大賞」と「直木賞」について解説しましょう。

万人受けする作品を探しているなら「本屋大賞」がおすすめ

本屋大賞はは2004年に設立された「NPO法人・本屋大賞実行委員会」が運営する比較的新しい賞で、書店で働いている人が「この本が面白いから売りたい」と考えて選んだ作品がノミネートされます。

 

本屋大賞に選ばれた作品は売れると言われているので、チェックしておきましょう。特に上位にランクインしている作品などは、社会性やエンターテインメント性が高いものばかりです。

泣ける大衆小説作品を読みたいなら「直木賞」がおすすめ

直木賞という名称で呼ばれていますが、正式には「直樹三十五賞」と言います。無名・新人および中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞で、芥川賞とならんでとても有名な賞のひとつです。

 

直木三十五賞に選ばれた作品のなかにも泣ける小説はたくさんあります。泣ける名作が読みたいときは、直木三十五賞を受賞している作品から選んでみるのもおすすめです。

話題の作品なら「映画化された小説」もチェック

これまでに「君の膵臓をたべたい」や「いま、会いにゆきます」「舟を編む」などをはじめとする数々の泣ける小説が映像化されてきました。映画化(またはドラマ化)されるというだけあり、多くの方たちを泣かせてきた名作ぞろいです。

 

自分好みの小説がまだ見つからない場合は、注目度の高い映画化された小説から選んでみましょう。できるだけ多くの定番作品に触れることで、自分に合った小説を見つけられます。

年代・世代で選ぶ

泣ける本・小説は、年齢や世代によって選ぶべき作品が違ってきます。ここでは、年代・世代それぞれの選び方を解説しましょう。

「中学生・高校生」の10代前半ならシンプルに泣ける本がおすすめ

中学生や高校生が泣ける本を読むのであれば、言葉や文章が易しく分かりやすい作品を選ぶのがおすすめです。また、学生時代や青春時代を舞台にしたストーリー、思春期や反抗期の登場人物が出てくる作品は感情移入しやすく、物語の世界に入り込めます。

 

10代前半は知識とともに心も成長していく時期です。感動したり、考えさせられたりする本ならどんなものでもおすすめといえます。いっぱい泣いたり笑ったりして、想像力の豊かな脳を作りましょう。

20~40代以上の「大人」なら恋愛や家族をテーマにした作品がおすすめ

大人になると、忙しさのあまり泣くことを忘れてしまいがちです。それでも、たまには大泣きしたい!と思うのはストレス発散の意味でも大切といえます。子供がいる方は家族や子供たちをテーマにした作品がおすすめです。

 

また、トキメキを感じたいなら恋愛小説、昔の情熱を思い出したいなら青春作品など自分の気分に合った小説を選びましょう。読後はすっきりとした気分で明日からがんばれます。

「50代・60代」には祖父母が生きた戦争体験の本がおすすめ

50代や60代の方は、ちょうど祖父母や親類が戦争体験者という方も少なくありません。意外と彼等が生きた時代のことを知らない方もいます。自分たちが大人になって聞きたかったことやどんなふうに生きてきたのか、小説として読んでみるのもおすすめです。

 

彼等の生き方を実感し、感謝しつつこれからの自分の生き方を考えたり、今の自分のことや家族のことを考えたりいろんな知識や感情をもらえます。

お気に入りの「作者」を見つけるのがベスト

多くの場合、同一の作者であれば特徴や世界観は似ているものなので「これだ!」という泣ける小説を見つけたら、同じ作者の作品を制覇してみるのもおすすめです。改めて新しい作品を探さなくてよくなります。

 

ただし、司馬遼太郎のように長く活動をしていた作家さんだと、出版年によってやや筆運びが違うこともあるので、そういった場合はある種違いを発見してみるのもひとつの楽しみ方です。以下の記事では司馬遼太郎について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

泣ける古典文学を楽しむなら文豪たちの「無料公開作品」

「本は必ず買って読むもの」というものでもありません。実は、著作権が切れた作品ならオンライン上で無料で読めるものもあります。夏目漱石や太宰治、芥川龍之介といった文豪たちの作品のなかにも泣ける小説はたくさんあるのでおすすめです。

雰囲気重視なら「表紙」デザインをチェック

物語の内容や好みのジャンルにこだわりがない、いわゆる雑食タイプの方には表紙を見て選ぶのもおすすめです。表紙の雰囲気はそのまま作品の内容を反映している場合が多くなっています。

 

また、裏表紙に表記されているあらすじにも目を通してみましょう。ここで興味を引かれるかどうかは、泣ける小説を選ぶうえで重要なポイントです。

ハッピーエンドも!海外の泣ける・感動する小説をチェック

海外文学の中にも、泣ける小説・感動する小説は多くあります。戦争を題材にしたものやディストピア小説のようなスケールの大きい物語が多く、心を動かされる作品が豊富です。家族やペットを題材にしたじんわり泣ける小説や、感動系のハッピーエンド作品なら読みやすくなります。

映像化でも話題の感動小説「とんび」も要チェック!

重松清の「とんび」は映像化もされた感動小説で、魂が震えるほど泣けると話題の作品です。3人家族の幸せを描いていますが、小説の中では数々の悲劇が訪れます。さまざまな出来事を乗り越えながら繰り広げられる家族愛に、感動すること間違いなしです。

泣ける小説や笑う小説の文庫本は要注意

持ち運びしやすいのが文庫本の良さなので、電車の中や外に持ち出して読む機会が多いですが、泣ける小説や笑ってしまう小説には要注意です。涙や笑いというものはなかなか我慢するのが難しいので、ついつい注目を浴びてしまう可能性もあります。

 

とはいえ、本を読んで泣いていれば温かい目で見てもらえることもあるので、泣ける本自体はたくさん読みましょう。

まとめ

少し古い泣ける小説から、新しい泣ける小説まで厳選した作品をランキング形式で紹介しました。気になるものが見つかったら、ぜひ読んでみてください。ときには思いっきり泣いてストレスを発散しましょう。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年09月10日)やレビューをもとに作成しております。

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