230人に聞いた!感動する小説おすすめ人気ランキング35選【思いっきり泣ける本】

230人に聞いた!感動する小説おすすめ人気ランキング35選【思いっきり泣ける本】

泣ける感動系小説は10代・高校生から50代・60代まで幅広い世代に人気です。恋愛系やハッピーエンドなど内容はさまざまで、泣けない人でも泣けるくらい感動する本もあります。今回は泣ける小説のおすすめランキングをご紹介。思いっきり泣ける小説や読み始めたら止まらない小説も必見です。

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一番泣けた本は?泣ける小説の魅力

感動するドラマやドキュメンタリー・映画作品で涙を流して、すっきりした経験はありませんか?特にドラマや映画とは違って視覚情報がない小説は、想像力が働きます。感動小説も多く、高校生などの10代から50代・60代まで幅広い年代で人気です。

 

しかし、「泣ける小説」といっても、恋愛もの・余命を描いたもの・ハッピーエンドなどジャンルはさまざまです。ミステリー要素を含み読み始めたら止まらない小説やコメディ系の小説にも感動系の作品はあるため、どの本を選べばいいか悩みますよね。

 

今回は230人を対象に、泣ける小説・感動する小説を調査した結果による人気おすすめランキングを紹介します。まだ泣ける本・感動する本に出会えていない泣けない人でも泣ける作品や、思いっきり泣ける小説をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

<230人に聞いた!>泣ける小説に関する調査

泣ける小説といってもジャンルはさまざま。好きなジャンルのアンケートでは、大人の恋愛を描いた作品・中学生や高校生など学生の恋愛を描いた作品を合わせて40%と、特に恋愛小説が人気でした。

 

また、感動する作品はたびたび、映画化され話題にもなります。映像化に否定的な意見はあまり目立ちませんでした。このあと紹介するランキングでも、映像化された作品が登場するので、書籍で楽しんだあとは映像作品でより視覚で楽しむのもおすすめです。

泣ける小説の人気おすすめランキング30選

1位

双葉文庫

君の膵臓をたべたい

思いっきり泣ける小説をお探しの方に!タイトルの意味がわかったときに涙する

【2016年年間ベストセラー】

実写映画、アニメ映画ともに大ヒットしたほか、第13回本屋大賞第2位、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位など数々の賞を受賞しています。

 

【あらすじ】

ある日、高校生の「僕」は共病文庫というタイトルの文庫本を病院で偶然拾います。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳でした。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていたのです。

 

【切ない世界観に浸りたい方におすすめ】

二人の心境に浸りながら読めるので、泣きたいときにとにかくおすすめの小説といえます。ノスタルジックで、切ない雰囲気が好きな方、泣きたい方はこの小説を読めば間違いナシです。

基本情報
著者 住野よる
ページ数 328
文学賞 第13回本屋大賞(2位)
映像化 2017/7/28

以下の記では住野よるの作品について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

口コミを紹介

あとわずかな命を必死に生きる少女
5
30代
女性
自営業・自由業
涙をボロボロ流してしまうほど、本当に泣ける作品です。こんな運命を受け入れられないよと思いましたし、とても感慨深いなと感じました。そして命や人の大切さを身に沁みるほど、分からせてくれたような気がします。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

泣いてしまう小説
5
10代
女性
パート・アルバイト
感情移入がしやすく、途中から涙が溢れだしてきてとまりません。少しネタバレを含みますが、ヒロインの山内桜良という女の子が、やっと退院出来たのにすぐに亡くなってしまう場面で命の儚さを改めて実感し、突然大切な人が居なくなってしまうかなんて分からないですし、亡くなってしまってからではもう遅いので後悔する前に普段から大切にすべきだとこの小説から学びました。
映画も素晴らしいので是非見て欲しいです。

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恋愛物語だけれど涙もあって感動作
4
20代
女性
学生
そもそも奇抜なタイトルに惹かれた。
そして、2人の会話のやりとり面白い。真実か挑戦かのゲームもドキドキする。誰かに出会い影響しあい、自分で選択し生きていく。誰と出会うかで人生って大きく変わるんだろうなと感じることができた。

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" "美しい伏線回収と魅力的なヒロイン
5
20代
男性
パート・アルバイト
よくある余命宣告系のラブストーリーかと思っていたが、予想外の展開で、ページをめくる指が止まらなかった。
心情の描写が丁寧で、主人公とヒロインの関係性の変化のスピード感がいい。ラストは涙が止まらなかった。伏線回収も美しく、読了後の満足感と喪失感がすごかった。
あと個人的な趣味ではあるが、哲学チックな言葉を話すヒロインにとても惹かれた。大人びているところと、年齢相応な部分な部分にあるギャップがとても魅力的だった。

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" 誰もが衝撃を受ける作品
5
20代
女性
学生
本屋でも大々的に取り上げられ、映画化もした作品です。本ではカバー絵も素敵で綺麗な桜並木が描かれています。住野よるさんのさくひんは文章がとても綺麗で透明感があり、その世界観にはあっという間に引き込まれます。その世界観に浸って最後まで緊張感を持って読んでいただきたいです。

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膵臓が食べたいくらいに好きになるところ。
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
人を好きになると、苦しさ、嬉しさなど色々な事があり、その中で病気と戦いながら、怖さを乗り越えようと必死で、そんななんとも言えない、切なさ、もどかしさ、苦しみが込み上げてきて、泣けますが、いい作品なので皆さんにオススメしたいです。

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人との出会いを大切にしたいと思いました。
4
20代
女性
会社員
大切な人が余命わずかだったら…と、自分に置き換えて読むと涙が止まらなくなります。気が弱く根暗な主人公が、明るく天真爛漫な子と出会い、精神的に成長していくストーリーで、悲しい結末でありながら生きる力も貰いました。

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純粋で心に響く物語です
5
50代
女性
会社員
歳を重ねて大人になった今読んでも、心に響き感動しました。10代の多感で貴重な時期、人との距離感、心を許せる相手との出会い、死を受け止めなくてはならない感情、綺麗事を言ってしまうようですが、本当にとても心に訴えかけられました。

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"友人や恋人の大切さに改めて気付かされる
4
20代
男性
会社員
自分はあまり小説などを読むことが少ない人間でしたがこの小説はそんな小説が苦手な僕でも世界観と内容の面白さに思わず1日で読み切ってしまいました。
自分が毎日暮らしている中で当たり前に存在していた友達や恋人や家族…ある日突然その人が実はもう命が長くないとしたら。当たり前にくるはずだったその人との時間が突然奪われるとしたら。そんなことを考えさせられる小説でした!
主人公とヒロインの独特な関係性と二人のキャラクターにどんどん引き込まれていきます!
物語の終盤では誰も予想していなかった展開とヒロインの残した想いを読み返す主人公のシーンでは涙が止まらずに思わず一度本を閉じてしまいました笑
とてもおすすめの小説です

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" 繊細なタッチの青春純愛小説
5
40代
男性
会社員
主人公春樹が、余命1年にもかかわらず明るく振る舞う桜良の影響を受けて、少しずつ変わっていく様子がとても繊細なタッチで描かれています。インパクトのある題名もさることながら、結末もアッと驚く展開で、一気に読めてしまう作品です。

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命について考えさせられる名作
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
タイトルの意味が本を読み進めるうちに分かります。お互いを想い合う気持ちに、涙が止まらなくなる名作です。そして、ただ悲しいだけではなく、ラストは明るい兆しが見えるスッキリとした爽快感が味わえます。いつなにが起こるか分からないこそ、命や自分の人生について考えさせられる作品でした。

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一緒にいたかったけど、いられなくなった
4
50代
男性
会社員
孤独な青年に、降りてきた天使。恋など考えたことなどなかった青年が初めて女性を意識します。すきだけど、一緒にいたいけど、彼女には大病があり、長い命はありませんでした。短い命ですが、2人は共におもい、精一杯いきていく姿がなけてきました。

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命の尊さを感じる作品です。
3
10代
女性
会社員
病気により命が残りわずかである女の子に対し、名前を一切明かさない僕。すごく素敵な表現で話を理解するのが少し難しいですが、そんな寿命が短い女の子と恋に落ちます。しかし想定していたより少し早く亡くなってしまいますが、何十年か経ったあと、とある事件をきっかけにその女の子の想いがわかります。素敵なラブストーリーです。

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題名の意味がわかった瞬間に涙がとまらない
5
20代
女性
会社員
君の膵臓をたべたいというグロテスクな題名の本ですが、大人になっても数回読み直すくらい好きな本になりました。よくあるハッピーエンドでもなく、小説にありがちな単調で緩やかなストーリーでもなく、高校生ながら大人びた2人のやりとりが素敵な作品です。ラストの数ページのやり取りで題名の意味が分かるのですが、その言葉とストーリーの展開が理解できた瞬間から涙が止まらなくなる印象的な作品です。

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思ってたのと違う恋愛小説
5
50代
男性
会社員
不治の病に侵された女性が愛する人と闘病を行って懸命に生きようとするも儚く散ってしまう。という悲愴感漂う恋愛小説を想像していましたが結構違ってました。このフォーマットの小説は多いですがストーリー展開が他では見られません。主人公が女性の母親の元に行くラストシーンは号泣ものです。

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"病気の同級生との切ないラブストーリー
5
30代
女性
会社員
膵臓の病気を持つ女の子と、同級生の病を知った男の子の甘く切ないやりとりが読んでいてとても泣けてきました。
同級生を亡くし、やがて大人になった男の子は、女の子のことを忘れることなく教師になり、思い出を振り返るお話です。

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" "タイトルが切なく感じる
3
30代
男性
会社員
高校生の多感な時期にこんな経験したら、その先の人生はきっとずっとひきづってしまうに違いありません。しかし、この主人公はその思い出を自分の強さに変えようとずっともがいています。
生きる人に強さを与えた彼女もまたとても強い人だったのだと感じます。

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" "人は分かり合えるという希望のメッセージ!
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
同級生に憧れ、尊敬し、惹かれていく主人公の心情を、淡々と自然に描いているのが素晴らしいです。
内気な主人公の弱さや強さに共感しますし、正反対の人間同士でも時間をかけて関わればわかりあえるという希望のメッセージが込められている作品だと思いました。

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" "今、生きていることに感謝させられた。
4
20代
男性
自営業・自由業
初めて恋愛系映画と思い見たのですが、思っていたのと違う結末でした。
寿命宣告された女性が最後まで楽しく生きたい!ってのがとても伝わりました。
いくつになっても人は皆今を生きているのが当たり前になっていると思いますが、
改めて命というものを考えさせられる映画だったと思います。

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" "予想外の展開に涙
5
20代
女性
パート・アルバイト
病気なのにも関わらずいつも明るいヒロインと1人で図書室にこもって心を閉ざしている主人公。
2人が関わっていくことによってお互いの印象そして心の成長が見られる作品になっていると思います。最後には涙必須のラストを何度見ても泣けてしまいます。

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" 命の尊さを感じる
4
20代
女性
会社員
思い膵臓病を患っている主人公が明るくひたむきに生きる姿に感動する!残りの人生を悔いのないように生きようと懸命で、周囲には常に明るく振る舞っているが実は死への恐怖と闘う場面に涙が出ました。余命を全うできるものだと思っていましたが衝撃の最期には言葉を失いました。命の尊さ、日常が当たり前ではないということを教えてくれる作品です。

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余命をうけた人の振る舞い方
5
30代
男性
会社員
余命宣告を受けた人もそうでない人も1日の価値は同じであることを読んでて思った。「生きる」とは何か、「君と出会ったのは偶然じゃない、私たちはお互いに出会うことを選んだんだよ」といった桜良の言葉は、残り少ない命だからこそ重みのある言葉となり、大事な事を教わった気がする。個人的には主人公と桜良の友達でも恋人同士でもない絶妙な関係が、最後の結末に関わってきて凄い好きでした。

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何よりも深い愛情。
4
20代
女性
学生
余命宣告をされた人の残りを過ごす日々が辛いのは知っていますがそれに対する彼の愛の深さが非常に良いです。治してあげたいだとか、どうしたら一番思い出に残る日々を、残りのわずかな時間を過ごせるかではなく、君の膵臓を食べたい(悪いところを食べると治るとされている)と願うことがこのストーリーを通してどんなに深い愛なのかがわかりました。とても泣ける感動映画です。

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タイトルの意味を考えながら読むと良い!
5
30代
男性
会社員
この本では、膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」を偶然見つけてから、僕と桜良が一緒に過ごすようになり、面白くなってきます。タイトルにある『君の膵臓をたべたい』について考えて読むと、涙が出てくるのではないかと思いました。

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最後の結末が感動します。
4
20代
女性
会社員
主人公の二人の関係が微笑ましくて羨ましくなる恋人関係にキュンキュンします。どこか学生時代を思い出させてくれます。そして命の大切さと儚さを教えてくれます。久しぶりに読書で涙した一冊です。何度見ても泣けます。

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今日を生きようと改めて考えさせられる。
4
20代
女性
学生
とにかく泣ける。高校生の女子と男子が一対一で話しているのを見るとどうしても恋愛感情目線で見てしまう面はあるが、この二人はそれ以上の関係に見える。そして、今どんなに健康な人であったとしても、病気を持った人でも、明日があるかどうかは神のみぞ知ると考えさせられる作品。

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いつの間にか泣ける
5
20代
女性
学生
初めは青春って感じでどきどきしながら読み進めたが、いつの間にか涙していた。生きる希望に満ち溢れる青春の真っただ中に考えさせられる主人公の死。この対比が、何とも言えないくらい絶妙な言葉で表現されていた。僕と桜良の関係性もただの恋愛ではなく、尊敬しあっているような形になっているのもいい。

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淡く切なくつらい物語
5
20代
男性
会社員
今までいろいろな作品を読んできましたが、「君の膵臓をたべたい」は、小説を読んでいて初めて泣いた作品です。小説ながらにして、ヒロインの強さに感心しながら読んでいました。この小説は、泣けるだけでなくいろいろな感情を沸かせてくれる作品だと思っています。

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主人公とヒロインの結末が切なすぎる作品
5
20代
男性
無職
この作品は、主人公の志賀春樹がヒロインである山内桜良の持つ「共病文庫」という本を拾う事から物語が始まっていく作品となっています! 個人的な感想としては、医者から余命宣告を受けてもなお、彼女が前向きな姿勢で自分との運命に闘い続けていく所に物凄く心を打たれました! さらに終盤にいくにつれて、知る事になる衝撃のラストはとても切なくなり、大号泣しました! もし自分も同じ状況になった時、どのようにして支えてあげられるのか?という点を考えさせられる作品になっております!

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感動すると同時に最後の衝撃はとてつもない
4
20代
男性
自営業・自由業
この商品に関してはかなり進行していくと同時に、こうなるだろうなと予想しやすい作品ではあったが、それでもなお大変感動する作品だった。しかし最後の最後で予測不可能な結末になるところは衝撃的すぎてとても印象深い作品となりましたが、ハッピーエンドならよかったと思うと同時に、そんな残酷で悲しいことはあるのか。と身近にいる人を大切にして、伝えられることを伝えられるときに伝えようと思わされる作品でした。

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衝撃のラストに泣けます
5
20代
男性
自営業・自由業
高校生の純粋まっすぐな恋愛模様の中に、孤独に病気と戦う女の子の姿が描かれています。明るく元気な性格の裏に、計り知れぬ苦悩と葛藤が垣間見えて心打たれました。彼女の気持ちを必死に受け止める男の子に訪れた、あまりにも残酷で衝撃的な結末に大泣きしました。

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純粋でピュアな恋愛ストーリー
4
50代
男性
会社員
この本を読んで、まだ若い二人が命を見つめるシチュエーションで、最後には亡くなってしまう恋人に対して君の膵臓を食べたいという斬新なセリフが、逆に深い愛を感じました。この本を読んで、なんて切ない話んだろうと感じてしまいました。自分が幸せな生活をしていることに感謝したくもなりました。

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タイトルで引っかかって読むと感動しました
4
30代
女性
自営業・自由業
よくある難病ものかと思っていたら、最後にどんでん返しもあって面白かった。文章も読みやすいので普段本を読まない人にもおすすめです。純愛ラブストーリーなど泣ける小説が好きな人は、まず君の膵臓を食べたいからはいるのもよさそうです。

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何気ない時間を大事に
3
20代
男性
会社員
ヒロインの病気からストーリーが進んでいきますが高校生の男女が作る初々しい青春模様と友情模様、一生懸命に病気に向き合う姿から命の尊さを感じることができる作品。映画化でも話題になり大号泣間違いなしの名作。

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何度読んでも泣ける!
5
20代
女性
会社員
この本は映画にもなってすごく興味がありました!映画も見ましたが本では主人公とヒロインの心の情景がすごく細かく書かれていて映画よりものめり込むように見てしまいました!最後のシーンでは映画と同様涙が止まりませんでした

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恋愛ものでもありつつ涙が出るから
5
20代
女性
学生
生きるということは、誰かと心を通わせるということということを教えてくれる作品だった。主人公が死を抱えながらも、冗談のような会話や懸命に生きようとする姿が目に思い浮かび感動する。本の中に伏線もたくさんあり、読んでいて飽きなかった

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いちばん好きな小説かも?
4
20代
女性
学生
私の場合、1回目よりも2回目の方が泣けました。1回目は展開が衝撃的すぎて追いつけていなかったんだと思います。読めば読むほどに、主人公たちのことを尊く思います。そして私自身、周りの人を大切に、いつが人生最後の日になっても悔いなく生きようと考えさせられました。作品中のトランプゲーム、1回やってみたいです。

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思わず昔に帰りたくなりました。
5
40代
男性
自営業・自由業
高校生の頃の純粋な気持ちを思い出しました。映画を見た後で、原作を読み返したというパターンだったのですが、いずれもよかったと思います。最後のヒロインが亡くなってしまうあたりが、何度読んでも悲しくなり、胸を締め付けられるような気持になります。

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日々の大切さ
5
20代
女性
会社員
何気ない一日でもかけがえのない一日であることに気づかされた作品です。毎日、一日一日大切に大事に生きていくことが、後悔しない生き方なのではないかなと考えさせられました。主人公が余命を知りながらも、小さな幸せを大切にしている姿に涙が止まりませんでした。

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命の尊さをもう一度考えさせられる
5
30代
男性
会社員
消極的な主人公と対照的に明るい性格のヒロイン。よくある設定の登場人物だが読み進めていくうちにどんどん主人公と読み手である自分が近づいていく不思議な感覚になります。そこには最後まで主人公の名前を明かさなかったり作中に出てくる本の内容が本作品の内容と一緒だったり等読み進めるうちにどんどん主人公と自分が重なり最後には涙してしまいます。映画だけではなく是非小説も読むことをお勧めします。

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ハッピーエンドではない所が泣ける
5
20代
女性
会社員
クラスの人気者の秘密をクラスに馴染めない子が知ってしまって、そこから2人の関係がどんどん深くなっていき恋心を抱きつつ人気者の死ぬまでにやりたいことを一緒に叶えていって退院してまた出かけようというときに病気ではなくて事件に巻き込まれて命を落としてしまったのがショックで、主人公の気持ちを考えながら読んだら涙が枯れるほど泣けました。

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結末が予想外で泣けた
4
30代
女性
会社員
君の膵臓をたべたいは、結末が予想外すぎてびっくりしました。生きることは予想外のことの連続なんだということを再認識させられて、今生きていることは当たり前のことではないとすごく感動しました。日々の生活を大事にしたいと思える小説でした。

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命の儚さが知れる
5
20代
女性
会社員
小説と映画どちらも見ました。住野よるさんの作品が好きでいつも読んでますが、毎回予想外の結末に驚きます。しかし、納得のいく終わり方です。この作品は命が儚いものだと改めて気付かされます。また、そのヒロインの病気に影響受けた主人公の男の子が徐々に成長していくのも面白いです。

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衝撃の結末
4
20代
男性
学生
とても良かった。タイトルを聞いてはじめはサイコパスなサスペンスものかと思ったが、読んですぐその意味を理解できた。自分にとって生きるとは、を考えさせられた。しかし、ヒロインが通り魔に殺されてしまうエンドには少しもやっとした。

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"生きるという意味
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
君の膵臓を食べたいというタイトルに目を奪われ読んで見る事にしました。
生きるという事、死とどう向き合っていくのかを深く考えさせられたなと感じました。
それでも死に立ち向かをうとする姿、人との繋がり色んな思いが詰まった作品でした。

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" ただのお涙ちょうだいではなかった。
5
20代
女性
会社員
読む前まではこういうお涙ちょうだいものは苦手だったのですが、ラストで爽快感というか胸がスッと落ち着くというか何とも言えない気持ちになりました。人と関わるということ、今の自分はこれまでの自分の選択によってできていること、人はいつどのような理由で死ぬかわからないということを彼女から教わりました。

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"青春を必死に生きるひたむきさ
5
20代
女性
会社員
若者の爽やかで、まっすぐな男女の関係にドキドキするとともに、このささやかな幸せがどうか続いてほしいとひたすら思うほど、最後は切なかったです。
キラキラ今を生きる主人公たちの生活にすごく励まされ、勇気づけられた作品です。

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" 純愛
5
40代
男性
自営業・自由業
完璧な人間などいない。全てが神から与えられているような主人公の可愛らしさと純粋さの中にも人には言えない悩みがあることを改めて教えられる作品でした。人は当たり前のように生きているがその日その時を精一杯生きようと思いました。

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"きっと、映画のタイトルの意味に涙する。
5
20代
女性
パート・アルバイト
彼女の日記を拾って病気の事を知ってしまい、不思議な関係が始まります。
病気の事を知っている彼は天真爛漫な彼女に振り回されて、それでも距離を縮めながら進んでいくストーリーにドキドキしてました。
それでもいつかは病気で死んでしまうという事実に、そうならなければ良いのにと思ってました。
最後の最後には、タイトルの意味に号泣しました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" "君の膵臓が食べたいという意味がわかった
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
題名だけ見ると、どういうことなのだろうという興味から読み始めた本でしたが、一人の女の子のおかげで、一人の内気な男の子の人生が変わっていった気がしました。
病のため成就しない恋だったけど、亡くなった理由が病気じゃなかったことがまたショック。。。ずっと泣くのをこらえていた彼が、彼女のお母さんの前で泣いてもいいですかといって泣いたときが、一番号泣してしまいました。若い時にこんな命がけの恋ができるっていいですね。

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" 闘病中の少女たちが送る瑞々しい青春が素敵
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
この作者独特の瑞々しい文体で描かれる抒情的なストーリー。命の大切さや互いに思いあう気持ちを教えてくれる作品です。普段何気なく暮らす世界の中で、人知れず闘病しながら今を懸命に生きている人々がいることを考えるきっかけになります。

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死ぬことと向き合う恋
4
40代
女性
パート・アルバイト
アニメ化されていたのをみたことがあったのですが、まずはとても画像がきれいですぐに入り込むことができました。そして、ヒロインのけなげな思いや病気がすすんでいくにつれての表現が悲しくも美しいなあと思えたのでした。

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"この本は映画、アニメ化した本です。
0
10代
女性
学生
この本は映画、アニメになっている本です。
病院でクラスメイトと偶然出会い、その子が病気だと知ります。
余命宣告されている女の子は余命宣告を全うすることなく入院治療から開放された日に通り魔に刺されて死んでしまいます。
ぜひ読んでください。

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" 続編がみたい
5
50代
男性
会社員
事故といった予想しない、突然の死がおとずれてしまい、1人のこされた青年をみていると哀れでしかたありまさん。なんとか、再開できるようなシチュエーションで、映画の再現をしていただき、二人のものがたりをみてまたいです。

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可愛く切ない恋愛
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
主人公がもうすぐ死んでしまう女の子と接することでどんどんと変わっていく様子を見ていると、なんだか嬉しくなりました。2人のやりとりがとても可愛らしく、可愛らしいが上に切なくなりました。悲しい結末ですが、温かいものが心に残りました。

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とにかく涙が出る
5
20代
女性
会社員
この小説は、映画化された作品を見てから、見ることになったのですが、小説ならではの良さが詰まっていて、本当に涙が止まらなくなりました。あまりにも切なく、苦しく、こんなにも涙が出る作品は初めてで、とても大好きな作品です。

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余命わずかな女子高生と男子高校生の物語
4
50代
女性
会社員
余命宣告を受けた女子高生と、それを知ってしまった男子高校生が、ひょんなことから出会い、その女子高生が死ぬまでにやりたいことに、男子高校生が一緒に付き合ってやっていくうちに、次第に心を通わせていくストーリー。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

ショッキングなタイトルだけど大号泣
4
30代
女性
会社員
君の膵臓を食べたいというショッキングなタイトルを見て、どんな内容か最初は半信半疑だったが、僕のクラスメイトの桜良が膵臓の病気で余命わずかであることを知った主人公と桜良の日記を中心に物語が進んでいく。最後入院治療が終わって帰宅する日、桜良は通り魔により殺害されてしまう。なんで余命幾ばくもない桜良が殺されなければいけなかったのか、最後大号泣でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

人生は出会い
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
ちょっとした選択の積み重ねが出会いの始まりと終わりを織りなす。但し、どんなに小さな歯車が回り損ねても二人の出会はないし、それがどれだけ長く続くかということも二人の意思には決められない。流れに浮かぶ泡沫のようなもの。泡沫が弾ける短い時間の中でも小さな選択があり、それにより生きる意味が形作られてゆく。余命が告げられたとはいえ、最期の瞬間は神のみぞ知る。花は、名前が分からなくとも散るとわかっているからこそ美しい。若い二人が名前で呼び合わない設定が、短い命と青春の輝きを鮮やかに浮かび上がらせている。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"病気と思わせない彼女の爽やかさが良い
5
30代
男性
会社員
余命宣告された彼女と他人に興味のない主人公の距離感が良かったです。本当に死ぬのと聞かれて、死ぬよと悲壮感なしに答える彼女の内心と主人公の気持ちの揺れ方が
良かったし、本当に素敵なキャラクターで感動しました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 本のタイトル
5
30代
女性
パート・アルバイト
「君の膵臓をたべたい」という本のタイトルと淡くきれいな表紙が気になり買った。とても読みやすくスラスラと読めていった。人の命にははかないため、今この一瞬を大切にしていきたいと思った。また読んでみたいです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

はかない時間
5
10代
女性
学生
タイトルから衝撃を受け、結末にまた衝撃を受けるというとても読み応えのある作品。現実には起こってほしくない切ない話で、でもほほえましい場面もある、様々な側面を持った作品だと思います。どんな世代の人にもおすすめしたい小説です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"学生時代の甘酸っぱい思い出が泣ける
5
30代
女性
会社員
純粋なお互い好きな想いを思い出すそんな小説です。
生きていることって当たり前のようで実は全然当たり前じゃないんだな、1日1日大事に生きないといけないなって思えます。
恋愛に投影しているけど、恋愛関係なくても同じでとても大切なことを教えられます。

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" 伏線の回収が秀逸
5
20代
女性
パート・アルバイト
タイトルが少し不気味に感じたが、上手にタイトルの伏線を回収しているところが秀逸だと思いました。登場人物の男の子と女の子の思いが通じ合っていたとわかったときの描写が感動的で涙を流さずにはいられませんでした。

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"感情移入がしにくい作品。
2
20代
男性
パート・アルバイト
一度読むだけでは感情移入がしにくいと個人的には思います。
何度も繰り返し読み、しっかり想像することで、だんだんと情景などが浮かんでいく感じがします。
私は三度目で涙があふれ出しました。
自分や周りの人を大切に思えてきます。

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" "透明で純粋な生と死への葛藤
4
30代
女性
会社員
小説のタイトルがあまりにも衝撃的で、最初は読まず嫌いをしていた作品。時間ができたか何かで、たまたま作品にふれる機会ができたため読んだ際には、とても衝撃を受けた。
こんなにも透明で、純粋に、人の生と死への葛藤を感じることができるとは。

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" タイトルから病気のことがわかる。
4
40代
女性
自営業・自由業
タイトルからも最後亡くなるラストとイメージつくが、意外な展開でとてもびっくりした。青春と闘病の間にいるキラキラした思いと、複雑な感情がとてもまとまっていて読みやすく泣ける作品。病気の受け止め方や周囲の反応が心にしみる。

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最後の数頁は涙することうけあい!
4
30代
男性
無職
膵臓の病気で余命1年の少女と、重力に惹かれるように彼女と出会った少年の物語です。桜良の性格は快活でとても良い。春樹の性格はまるで正反対です。しかし、彼女と接していくうちに、自分にはない大切なものにだんだんと気づいていく。きっと誰かと心を通わせることなんだ。それが生きるということなんです。

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最後に衝撃の展開
4
30代
男性
公務員
最初は猟奇的な作品なのかなぁ?とタイトルを見たときには思いますが、膵臓の病気で余命が少ししかない女の子を好きになった男の子が病気になっている膵臓をやっつけてやりたいという思いで食べたいと表現したのだとわかったときには納得しました。最後にその少女が、あんなラストになって亡くなってしまうとはすごく衝撃的でした。

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もし明日私が死ぬならば
4
20代
女性
学生
あるきっかけで同級生の女の子(桜良)が余命と戦っていることを知る主人公が、桜良の命の終わりに向けて共に過ごしていく物語です。死ぬまでにしてみたいことを明るくこなしていく桜良と、過ごしていくうちに人に無関心だった主人公の心情の変化が読み取れます。死ぬことを覚悟していても本当にいつ死ぬかはわからないのが人間だということを考えさせられるお話です。

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毎日を大切に生きたいと思える作品
5
20代
女性
パート・アルバイト
最初はタイトルの意味がわかりませんでしたが、読み進めていくうちにタイトルの意味がわかりました。余命わずかな女の子と、その女の子の病気を知ってしまった男の子が、残りの命の間にやりたい事をやっていく姿に感動しました。

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同級生が書いた闘病日記帳を発見する話
4
30代
女性
無職
同級生が「死ぬまでにしたいこと」を主人公と2人で叶えていくストーリーです。2人の距離が段々と近づいて楽しそうにしているのを見ていると「死」がより強調されて辛くなってしまいますが、そこに2人の恋愛の儚さが詰まっているのかなと思いました。

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2位

講談社

永遠の0

10代から60代まで幅広い世代に読まれる神風特攻隊の話を描いた涙腺崩壊の号泣小説

「お前の実の祖父ではない」と祖父に告げられた健太郎は、戦時中に特攻隊の一員として亡くなった本当の祖父のことを調べ始めます。娘に会うまでは死ねないと言い続けた男がなぜ特攻を選び、命を落としたのか、徐々に明らかになっていくのです。

 

最後は涙腺崩壊の号泣間違いなしの真実が待っています。放送作家としてもともと活躍していた百田尚樹さんの作家デビュー作で、文庫版の販売部数が300万部を突破している、過去にも例を見ないヒット作になりました。

基本情報
著者 百田尚樹
ページ数 608
文学賞 -
映像化 2013/12/21

以下の記事では百田尚樹さんの作品を特集していますので、ぜひ参考にしてください。

口コミを紹介

戦争について考える
4
20代
女性
パート・アルバイト
戦争というものを知れば知るほど、ただ歴史として学んできたことがほんの表面的で浅はかな知識であると感じさせてくれた本でした。「戦争」と表せば簡単で、何年に何が起こったとそれだけを学んできたが、その背景には多くの人の感情、命、生活が膨大な量含まれていて、考えさせられた。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

戦争という中で生きようとした
5
40代
男性
自営業・自由業
今は何不自由ない生活で忘れていたことを思い出させる作品。リアルに知らず歴史で学んだ戦争を実際に何が起こったかを教えてくれる。特攻という過酷で残酷なことに対して、生きたいと思うことの当たり前の感情を考えると今の幸せな現代に問いかけられる。

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過去と現代の子孫とのつながり作品です。
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
一人の女性を愛し続ける強い思いと、戦争という苛酷な時代背景を子孫とともにタイムスリップしてみていくような不思議な感覚があります。特攻隊に選ばれたときの心意も痛いほど伝わってきます。未来に希望をつなぐことを選んだすごい決意にも涙しました。

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命の重みを知る一冊
5
20代
女性
会社員
太平洋戦争中の特攻隊という自分の周りではもちろん経験のないことですが、命をお国のためにささげる時代に愛する人のために生きたいという人間としてあるべき考えがどんなにも尊いことか思い知らされる小説でした。命の重みを学ぶことができました。

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特攻隊の悲しき運命に涙
5
30代
女性
自営業・自由業
特攻隊として死んだ祖父の話を聞きに、知人を巡るというストーリーです。人によって祖父の印象が違っており、臆病者だったという人もいれば、恩師だったと語る人もいます。話を聞いていくごとに解き明かされていく謎が面白く、また、祖父の痛切な想いに身が引き裂かれそうになりました。涙なしでは読めない感動作です。

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戦争の悲惨さ
5
20代
男性
会社員
戦争をテーマにした作品は数多くありますが、本作品は戦争の中でも神風特攻隊にスポットが当てられた作品となっております。戦争の悲惨さや、子供ながらにそれに巻き込まれていく様子、またその中でも絆のようなものも垣間見える場面があったりと、最後まで楽しめて感動できる作品です。

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日本を守る本当の強さとは
4
30代
女性
無職
永遠の0は特攻隊員の生き様が描かれていて、戦争を知らない世代こそ読んでほしい。今の私たちの何気ない当たり前の幸せがどれほど尊いもので、それがどれだけの犠牲と命によってもたらされたのか考えることができる本です。

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生きる
5
30代
女性
パート・アルバイト
「戦争」がテーマの小説である。日本の戦争を知らない世代の人たちには、読んでもらいたい。特攻要員に選ばれたからには、必ず死んでしまうことだ。兵士たちは、愛する人にも会えず、やりたいこともできない。兵士たちの葛藤だったり、苦しみなどを抱えながら生きていたことを今の時代に教えてくれる。

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鳥肌が立つファイナル
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
戦争系の読書や映画は少し怖いと感じるためあまり見ないが、今回は書店で見つけてなんとなく試してみました。映画化が決まる前でしたのであまりまだ話題になっていませんでした。読み始めると先が気になって止まらず、最後の部分で一人泣きながら布団の中で読みました。予想しない人間関係の助け合いがとても感動的で印象に残りました。

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"戦争の悲劇と静かな愛
5
30代
女性
公務員
内容を思い出すだけで、涙が溢れます。
戦時中の日本、お国のために死ぬことが美徳とされた時代に、死ぬことをよしとしない主人公。
彼には、大切に思う人がいた。生きてもう一度会いたい人がいた。
しかし、戦況は厳しくなり、主人公は覚悟を迫られる。
それでも、愛する人のもとへ帰ろうとする主人公の意思が、時を超えて家族別届きます。

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" 強さも優しさも、目に見えないところにある
5
10代
女性
学生
一人の男の生涯を複数の視点から追ったヒューマンドラマ。読み終わった後は脱力するようなため息が出た。私たち今を生きる人間は、プラスの優しさを求めがちだ。目に見える分かりやすい強さや優しさだけでなく、見せびらかさないものこそが一番強いことを教えてもらった。

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"あの時代の悲惨さが目立つ。
4
20代
男性
パート・アルバイト
特攻で亡くなった人たちは私と同じぐらいの年齢で、今の自分に当てはめるとあの時代に生まれなくてよかったと思ってしまいます。
言葉の使い方からその時の緊迫した状況などがしっかりと読み取れるので初めて読む人でもわかりやすいと思います。

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" 戦争を題材にした要素も感じられる部分
4
50代
男性
会社員
いつの時代になっても忘れられない太平洋戦争を題材にした話であり、非常に面白味の満載なストーリーになっている部分が好感を持てる。当時圧倒的に優位に立っていたアメリカに対し果敢に精神力で向かっていった日本人の魂が感じられる部分は素晴らしいと思った。

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極現状態での人間の感情
4
60代
男性
会社役員・経営者
戦争という極限状態で、一人の特攻隊員の心理状態を追う物語ですが、ミステリー仕立てがうまいと思います。具体的には、特攻隊員の孫にあたる二人が、あまりに仲間により違う祖父の評判について、なぞ解きをしていくところ。ろである。

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戦争の無情さを痛感
5
30代
男性
会社員
18歳になったばかりの青年二人が希望を胸に抱いて青春を謳歌していました。しかし二人のもとに赤紙が届き、二人は特攻兵となって南方に出兵しました。希望とは無縁の悲惨な戦地を目の当たりにした二人の心情の描写が生々しく、無意味な戦いの無情さを痛感しました。

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戦時中妻子を思い、何を選択するのか
5
40代
男性
会社員
終戦後、60年も経ち少佐伯健太郎は祖父と血が繋がっていないことを知りました。本当の祖父を探すため、戦時中実の祖父と共に戦った人と出会い、手がかりを探していきます。人望のあった実の祖父を調べていくうちに、彼が何を思い何を守るために死を選択したのか。そして今の祖父との関係を知ることで生きることについて考えさせられることとなります。

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命の大切さを教えてくれる本
5
30代
男性
会社員
永遠の0は、第二次世界大戦を中心にしたエピソードを通して命の大切さを教えてくれる本だと思っています。物語は現代、ある戦争参加者の孫姉弟が祖父の戦争に関するエピソードを多くの関係者からヒアリングするという内容になっています。現代に生きるものの目線で戦争当時のことを少しずつ知っていく感情は涙なしでは読めません。ぜひ一度ご一読ください。

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一気に読みました
5
30代
女性
会社員
元々、戦争に関する小説がすきでした。この本も本屋さんのセンターで売られていて、映画化^_^されているとのことで買いましたが、とても面白かったです。クライマックスの衝撃は今でも忘れられないくらい感動します。

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生きるという強い意志を持つことの尊さ
4
40代
男性
会社員
特攻隊員について描かれている作品。抜群の飛行技術を持つ主人公は、特攻隊員として出撃しても、自分の信念を強く持って、生きて帰ってきていた。国のために死ぬことが素晴らしいとされていた時代に、生き続けることの尊さを描かれており、感動した。

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"美しい生き様と戦争の悲惨さ
5
20代
男性
パート・アルバイト
戦争の悲惨さ、残酷さを痛感すると共に、その時代に生きた青年達の美しい生き様に涙した。
テンポ良い展開と、臨場感あふれる細かい描写で、没入させられる。
どう生きるか。そしてどう死ぬのか。そんなことを考えさせられた。

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" 先人を知り自分を知る
3
50代
女性
会社員
人は自分の存在を軽視し、コントロールし、占領していると思い込んでいるが、先人の思いにまず感謝し、歴史の先頭に立つ自分を意識させるには良い作品。大戦中に翻弄されていく特攻隊や当時の状況を若い世代に伝授する意味でも良い作品だと思う。

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戦争を通して描かれる家族愛
3
50代
女性
専業主婦(主夫)
お国のために命を捧げることが当然の義務であった戦時中。戦地に赴いた宮部は、必ず家族のもとに帰ることを固く決心している。臆病者と非難されても貫き通す勇気と信念に心打たれる。強い家族愛が、感動的な作品である。

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"特攻隊員の無念
4
30代
男性
自営業・自由業
戦時中己の意志を捻じ曲げて、苦悩とそれを強制させる苦難に人生を翻弄され儚くも散っていった男の物語です。
誰もが生きたいと願いつつもそのことを声に出すこともできず、本音を押し殺して決断するまでの葛藤を描いています

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" "環境が取り巻く心情の恐怖
4
20代
女性
パート・アルバイト
戦争を知らない年代ですがこの映画は出演しているキャストが物凄く良かったのと、物語の構成がわかりやすかったことです。
戦争を知らない年代が増えていくのでこのようにわかりやすく表現をしているのは大切だと思います。

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" 極限状態で人は人のために生きられるのか。
5
30代
男性
会社員
特攻隊の話ということで、初めは生への執着を臆病だと揶揄されており、恥ずかしくも私自身も同じように思って読んでいました。しかし主人公の宮部の優しさに触れ、極限状態でありながら最期に機体の交換を行う考えは常人には決して選択できないことだと思いました。

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戦争はもうやめて
5
40代
女性
会社員
今考えれば愚かな戦争。でも、日本は何かを信じて戦争に参加した。大事な息子も夫も戦争にとられてしまい、帰らない。運良く配属地が激戦地ではなく帰れることもある。けれど、好きな人は特攻隊であった。帰りの燃料はない。相手国にどれだけのダメージを与えられるかだけ…。特攻隊としての出番を待つ彼を、涙では送ってはいけない。彼は空に飛び立った。永遠に戻ることのない空へ…。もう悲しすぎて何日も何日も泣き続けてしまいました。

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戦争の尊さ
3
40代
女性
パート・アルバイト
若者たちが戦争を通じて生きることの大切さ、そして、死への葛藤をうまく描いている小説です。戦争で国のために死ぬことが美徳とされて生きていた若者の死への恐怖がより戦争の怖さを物語っていて考えさせられる小説です。

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誰よりも命を大切にした男の話
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
実際の時代背景がわかる緻密な描写が印象的な作品でした。わかってはいたけれど、戦争で死ぬことのやるせなさを改めて感じました。最終的に明らかになる真実に涙がとまりませんでした。切ないけれど、どこかスッキリとした読後感。

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忘れてはいけない事実
4
40代
男性
自営業・自由業
第二次世界大戦のことをこんなに分かりやすく書かれている小説に会えて良かったです。今の日本は本当にこの戦争で散っていった兵隊の犠牲の上に成り立っているんだと思いました。朝御飯で冗談を言い合っていた仲間が、晩御飯にはいない話しとか悲しすぎて最悪です。 当時の戦況とか軍の様子とかが分かりやすかったので入り込んでしまいました。 戦争経験者って今は殆どいないからこそ、今の時代にこう言う本が必要だと思いました。

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海軍一の臆病者で海軍一の肝っ玉
4
20代
女性
学生
今回の作品で肝になる宮部さんは海軍一の臆病者とされていましたが、信念が固く命を重んじるべきであるその心は現代において必要不可欠でどの時代でも考えに間違いがないこと知らされました。そしてどれだけ絶望しようとも絶対に希望をなくすことはなく少しでもその小さな希望の灯火を絶やすことなく生き続けた宮部さんの生き様は感動しました。

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久蔵の生涯と特攻を選ぶまで
5
40代
女性
公務員
国のために命を捨てるのは当たり前だと言われた時代、どんなに卑怯者だと罵られても「娘に会うまでは死なない」という約束を守り続けていた久蔵が、特攻を選びどのような生涯を送ったのか、終戦から60年の時を経て感動の事実が明らかになる。

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"最後の選択が泣ける
5
40代
女性
会社員
ずっと頑なに、生きて妻子の元に帰ることに拘っていた宮部久蔵さんが、戦争が進むにつれてどんどん変化をして、最後整備不良の戦闘機を乗らずに散っていく選択をする。
生き死にの間に身を置くことの怖さを感じる作品でした。
戦争のない今の時代に生まれてラッキーだなと思わせてくれました。

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" 戦時中から今に繋がれた、深い愛の物語。
4
20代
女性
会社員
実写化されて大ヒットしたこの作品。原作を読み始めた時、そのテーマに耐えられず途中で一旦読むのをやめてしまうほどリアルな描写でした。でも、続きが知りたくて、そして主人公・宮部の最後までをちゃんと見届けたくて読み直しました。宮部の最期はとても愛に満ちた最期で、その宮部の愛は今でもしっかり伝えられていました。特攻という戦時中の日本がやっていたことの意味も深く問いかける作品でもあると思います。

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暗号を解読され滅びの道を走る海軍に涙を。
5
50代
男性
会社員
真珠湾攻撃後、海軍は打ち漏らした空母のせん滅に心を砕く。しかし暗号解読によりそれを察知した米は、ほぼ理想的と言える奇襲をかけて、三隻の空母を瞬時に葬る。孤軍奮闘する飛龍も遂に力尽きて沈む。あまりにも有名なこの戦いを描く。

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他人を生かすために死んでいく
5
60代
男性
パート・アルバイト
現代の若者が、太平洋戦争のことを聞き取り調査していくなかで、ある飛行士の物語が浮かび上がる、という作品です。クライマックスで、その伝説の飛行士が選んだ死に方が、とにかく涙を誘われました。もしかしたら、女性には、男の勝手なヒロイズム、と揶揄されるかもしれませんが、やっぱり男ならこうありたい、と思わずにはいられませんでした。

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戦争の歴史も知れる
5
30代
女性
自営業・自由業
永遠の0は映画化もされましたが、映画より詳しく戦争の歴史、特に神風特攻隊のことを知れてとても勉強になりました。知らなかった戦争の裏側やそこに生きていた人々を絵空事ではなく、血の通った自分として書いてあるのに好感をもてた。

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戦争の悲惨さと家族への愛情
4
20代
男性
会社員
第二次世界大戦中の話でなにより家族を愛し家族と再び会うことを絶対に心に決めている主人公が色々な状況に見舞われていくなかで最後には覚悟を決め自ら特攻隊に志願する姿に戦争の悲惨さと主人公の力強さ的なものを感じました。

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読み終えた後サザンの主題歌が胸にしみます
5
50代
女性
無職
命ということを考えさせられる作品です。めぐりあいの妙が人生をいろどります。死してなお、愛する人をやわらかく包み、守る主人公に惚れない女性はいないでしょう。そして家族のつながりとは「血」ではなく「心」であることに気づかされます

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特攻隊員の青年の人生観を表現した
4
60代
男性
会社員
アメリカとの闘いで、若い青年が何人も特攻攻撃をして死んでいく。そんな中で、将来有望な一人の青年が、戦友の一緒にゼロ戦に乗っていくが、途中で戦友が敵機の攻撃を受けて、墜落してしまった。それを見ていた青年がまさに命を懸けて自爆をしていくがそこには生きてきた人生で人々とのかかわりを思い出すというところがあり、それが本当に泣けてくるような感じでした。

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実写化のレベルが高い作品
5
20代
女性
会社員
実写化しか見ていませんが、こちらの作品も何度もみて感動して泣きました。戦争時代の話がメインです。戦争中の情景は想像しにくいですが、この主人公は戦争中の苦しい中でも人とのつながりを大切にし、縁巡って奥さんを守ることができました。素敵すぎる話です。

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3位

中央公論新社

八日目の蝉

映画化もされた人気作!母親は誘拐犯なのに感動する小説

野々宮希和子は、愛人の秋山丈博の家に侵入し赤ん坊を一目見ようとしますが、その赤ん坊が希和子に笑いかけたことで、衝動的に希和子はその赤ん坊を誘拐してしまいます。希和子は「薫」と名づけた赤ん坊とともに逃亡をはじめるのです。

 

第2回中央公論文芸大賞を受賞しており、2010年にはテレビドラマ化、2011年には映画化された小説で大ヒットしました。

基本情報
著者 角田光代
ページ数 376
文学賞 第2回中央公論文芸大賞
映像化 2010/3/30

以下の記事では角田光代さんの作品を特集していますので、ぜひ参考にしてください。

口コミを紹介

感情移入し過ぎて泣けてくる作品
5
30代
女性
会社員
作品で犯人側にも感情移入できてしまう作品はあまりないと思いますが、この作品は感情移入し過ぎて終始泣けてくる作品でした。なんで子供を誘拐したのか、お母さんだと思ってた人は誘拐犯だったという現実、そして登場人物たちのそれぞれの微妙な感情の揺れ。全てが泣けてくる作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

「母」という存在について考えました
5
30代
女性
パート・アルバイト
始めに読んだ時は、登場人物それぞれの身勝手さについて疑問に思うこともあり、悲劇だと思っていました。しかし、読み返すたびに世の中の理不尽さやそれと戦っていく女性たちの強さが印象に残るようになってきました。きっと自分が母親になったことも関係しているのかと思います。
映像化もしている作品ですが、そちらもとても良かったと思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

愛情について考えさせられた
5
20代
女性
会社員
血のつながらない親子が本当の家族以上の関係を築き、母親の純粋な愛情を美しい、切ないと感じ、涙が止まりませんでした。
損得なしに娘との幸せな暮らしだけを望むことが罪なのか、読み終わった後も考えさせられることが多かったです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 親子の絆は永遠に続く
5
20代
女性
パート・アルバイト
最初は、赤ん坊を盗んだ女に対して、嫌悪感を抱きますが、小説を読み進めるにつれて、その女の味方になっている自分に気が付きます。子供を大切にしようと必死で想う気持ちは、必ず子供に伝わり、お互いに言葉で伝え合わなくても、通じ合えるのだと思います。特に、最後のシーンは泣かずにはいられません。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

育ての親と生みの親
5
20代
女性
パート・アルバイト
育ての親と生みの親、親繋がり。子供が親を選べないように親も子供を選べない。誘拐から始まり育ての親に育てられた子供だが動物と同じように人も育てた人が親だと思うのは当たり前。それぞれの視点で映画が撮られているのがすごくいい。そして最低だが人は結局自分の置かれている状況が一番可愛そうだと思いがち。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

不倫相手の女児を誘拐した女性と女児の物語
4
50代
女性
会社員
不倫相手の女児を誘拐した女性と、その誘拐された女児の物語。読み進んでいくうちに、誘拐した女性に感情移入してしまい、誘拐という皇位を一概に悪いと言えなくなってしまうと同時に、誘拐された女児を愛しく思えてしまうストーリー。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

自分を育ててくれた母は本物なの?
4
30代
女性
会社員
自分を大事に育ててくれた母は、実は実の母ではなく、誘拐犯だったという衝撃の展開は、とても衝撃的で悲しい内容でした。実の両親の元に帰された後もうまく生活ができない、そんな主人公の姿は読んでいてとても悲しく虚しくなりました。忠実に映画化もされているのでおすすめです。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

次第にこの母子へ愛おしさを感じます。
5
30代
男性
会社員
不倫相手の赤子との逃避行の中で芽生える母性というのは、男性の私には理解できないと思って読み始めましたが、赤子の薫が次第に大きくなっていく上で、読んだらこちら側にもこの母子が少しでも幸せな時間が長くありますようにと祈ってしまっていました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

お祭りに参加して写真が新聞に載らなければ
5
40代
女性
会社員
赤ちゃんを失い、同じ頃合いの赤ちゃんを誘拐して逃げながら育てる母。親から愛されずお腹の中の子供も愛せるかわからない若い産みの母親。その子供を誘拐し、育てていた母は、目立たない様に小豆島に隠れ住んでいたけれども、ある日、地域のお祭りに参加して、その楽しそうなお祭りの列を歩く2人が島の方の新聞の写真投稿で賞を取ってしまったことから、逮捕されることに…。最後、フェリー乗り場で待ち構える警察官のところに、送り出す育ての母親の崩れ落ちる様な悲しみが本当に悲しく、涙の止まらない作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

家族の形とは何かを考えさせられる
5
20代
女性
会社員
誘拐犯、と世間的には捉えられてしまうけれど、母親としての申し分ない振る舞いを鑑みると個人的には全くもって非難する気にはなれず、それどころか罪に問われること自体に疑問を抱いてしまいました。そして、家族の形は血の繋がりだけではないことを実感できた素晴らしい作品だなと思いました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"主人公に感情移入してしまう
5
30代
女性
パート・アルバイト
この8日目の蝉は、元々友人からのおすすめで読みました。子供を持つ身としては、涙なくしてこの映画は見れません。主人公がいかに、愛する人の子供を産みたかったか。
そして徐々に、母性が止まらない愛情へ変わっていく様が感動的です。
ハッピーエンドではない、胸が苦しいまま終わるところがまた…
三回ほど連続して読みました。
最後までハンカチなくして読めない作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 子どもを育てる愛情に偽りはない
5
30代
女性
パート・アルバイト
腹を痛めた子でなくても、血のつながりがなくても、愛おしい気持ちに偽りはないし、深い愛情と決心の表れだと思う。その一方で、もし我が子が誘拐され、他人に愛情深く育ててもらっていたとしたら、それを受け入れられるか自信がない。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"母の愛。それが正しいとは限らない。
5
40代
女性
自営業・自由業
「八日目の蝉」は、父の不倫相手が娘をさらって、逃げながら育てると言う衝撃的な内容なのですが、子どもに取っては育ててくれた人が親ですよね。
その不倫相手が娘をさらいたい気持ちもわかるし、彼女が懸命にその娘を育てたこともわかるので、複雑な気持ちになりながら読みました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 切ない
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
母親であるならこの物語に涙しない人は居ないのでは。本当の悪人は出て来ず、主人公も少しの心の迷いと間違えから起こした行動から後戻りが出来なくなる。頭では駄目なことだと分かっていても心は抑えきれず深みにはまっていく様子が暖かくもあり辛くもあり観ていてもどかしい。ゴールに幸せがあるとは思えない2人に最後まで目が離せない。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

きれいごとなしの一つの愛のカタチ
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
この小説の中に悪人はいるのだろうかと思ってしまう自分がいる。主人公の希和子はある日愛人の家に生まれた赤ちゃんを誘拐してしまう。希和子はその子をわが子のように育てる。誰にも見つからないように。誘拐を認めるわけではないけれども希和子が子供に向けた愛情は間違いなく母親としてのもの。希和子は母親だったと思う。希和子が捕まってしまう場面のセリフは何度読んでも号泣。これ以上母親の思いを強く感じさせるセリフはないと思う。たくさんの事を考えさせられる作品。みんな誰かの子供であり親に対する思いは様々。そして親になった人ならなおさらこの作品を読んでみて欲しいと思う。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

親子の絆に感動しました。
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
誘拐された女の子と誘拐犯の親子の絆に涙しました。20代で1度見た時にはそんなに感動はなかったのですが、30代で出産した後に見ると実の親側からの視点と誘拐犯側の育ての親からの視点で見てしまいなんとも複雑な感情を抱きました。最後の「この子まだご飯食べてないんです。」のセリフにすべてが詰まっているよな気がしました。

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自分の身に起こる現実は真実なのか
5
30代
男性
会社員
普通の日常を生きてきて恋人や家族、友人との絆を感じる中で確かなものを欲している反面、現実が露わになるにつれて何を信じたらいいのか判断できず最終的には感性や自分自身の判断により道を切り開いていく展開が素晴らしかった。現実問題として今でも十分考えられる事ばかりで心を揺さぶられた。

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感動で涙なしでは読めない作品です。
4
30代
女性
会社員
大好きなお母さんは、実の母ではなく,誘拐犯だったことがわかり、その後の生活も元のようにはいかず、幸せに生きれない。もどかしくて、悲しくて、涙なしでは読めない作品です。井上真央出演で映画化もされていますが、そちらも必見です。

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母性とは…
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
期待もせず、何気なく手に取って購入した本でしたが、一気に引き込まれ、気が付けば涙と共に読み終えていました。子供を連れ隠れながら生きていく主人公を、一人の女性として、母として、自分の幼少期を思い出しながら…。様々な思いが重なり、感情の波が打ち寄せ、心に響く一冊です。

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母親と幼い娘の愛情と逃亡の生活の小説
4
60代
男性
会社員
殺人事件を犯した母親が幼い娘と一緒に全国の田舎町に身を隠しながら自分たちのことをわからないよう逃げていく。しかし、最後の最後で約束していた港の所で、娘が発した”お母さん”という一言で待ち伏せしていた刑事につかまってしまう。 この場面が一番泣ける。

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女性としてのリアルな感情に共感が持てる
4
40代
女性
専業主婦(主夫)
不倫相手の子供を誘拐するという倫理観に反した行為ながらも、女性としては共感できる部分もたくさんありました。自分の子供は堕胎したのに、誰しも相手の家族が幸せそうに生きているのは許せないのではないでしょうか。母親になった今だからこそ「母性」とは何かを考えさせられる小説でした。

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子を思う気持ちがつらいです
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
ちょうど結婚して、そろそろ子どもをと考えていた頃に、知った小説でした。子供の笑顔は、凶器にもなるほどすごい力を持っているのだなと感じたのを覚えています。そして、母性とは何だろうと考えた作品でもありました。

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綺麗ごとではない世界での繋がり
5
50代
女性
会社員
ドラマや映画化されたものも観ましたが、捉え方が異なると別の物語のように感じました。原作も是非読んで欲しいです。切羽詰まった状況の中、子供が朝ごはんを食べていない事を訴える場面には、心が撃たれました。もう会えなくなるかもしれないのに。

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心の隙間
4
40代
女性
パート・アルバイト
主人公の女性は、真面目で平凡な毎日でしたが好きな人のために犯罪に手を染めてしまいます。心の隙間に入った「悪」の感情と葛藤しながら、犯罪を継続させますが、最後は悲しい結末を迎えます。人は、突然壊れてしまうものなのか?人間の持つ脆さ、弱さを考えさされました。

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親子の傷などとは何か
4
40代
男性
会社員
不倫相手の妻が産んだ赤ん坊を誘拐して育て、我が子のように育てた希和子と、その誘拐された薫の間には、血の繋がりはないが、本当の親子以上の深い絆が芽生えていたのです。二人の葛藤や苦しみをしっかりと描いた良作です。

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犯罪者の兄を持つ弟の葛藤を描いた作品。
4
30代
女性
会社員
犯罪者の弟として生きていくことの苦しみや葛藤がとてもリアルに描かれていてどんどん引き込まれていく作品です。獄中にいる兄との手紙のやりとりを通じて、自分の生活や家族との関わり、弟のために犯罪を犯してしまった兄の気持ちなど苦しくなりながら読みました。

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"誘拐された赤ちゃんのその後の人生
5
40代
男性
会社員
誘拐された赤ちゃんは立派な女性になり、彼女は過去に自分を誘拐した犯人をどのように思っているのか。
そして、赤ちゃんを誘拐した女性は何を思って今を生きているのか、いろいろと奥が深く考えさせられる小説です。

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" 愛する者同士が引き離されるのが辛すぎます
5
50代
女性
パート・アルバイト
不倫相手のこどもを盗んで自分の子として育てる主人公。こどもを深い愛情で包んで二人はとても幸せなのに、居場所が特定されこどもは両親のもとに引き戻され、母親は犯罪者として捕まるシーンに号泣した。頼むから愛する者同士を引き離すのはやめてくれ、と思ったけど、こどもを盗まれた実母の立場では、これまた辛すぎるよね、こどもを取り戻したいと思うよね。不倫をしてこどもを作っておきながら無責任な男には永遠にわからない母子の愛情、実母と育ての親との葛藤、それらの気持ちが痛いほどわかるだけにやるせないしどうしようもなく泣けます。どうか生まれてくるこどもが幸せでありますように、という希望に満ちたラストもグッド。

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母親とは何か。信じた人は誘拐犯だった。
4
40代
女性
専業主婦(主夫)
子供を産めなかった女、希和子。4年もの間、人の子供を誘拐し、逃げ続ける。これだけの事実だけ見れば、希和子は犯罪者で悪女なのだが、本を読む中で希和子の心情に触れ、このまま誰にも見つからず、健やかに暮らせればいいのにとどこか願ってしまう自分がいた。本当の母親にしてみれば、娘がいなくなると考えるだけでも恐ろしいし、誘拐犯は憎むべき相手だろう。では、誘拐された子供はどうなのか?4年間誘拐犯を母親だと信じ続け、もとの親のもとに返された。空白の4年間は実の親子関係を崩すのには十分な時間だった。成長した薫は希和子に何を思い、何を感じているのか。何を持って悪とするのか。

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主人公への感情移入がすごい
4
20代
男性
自営業・自由業
誘拐犯に育てられた事実を21年経って知る、主人公の悲しみに心動かされました。周囲の人々の様々な思いを背負って生きる孤独さを感じました。何より、どんな形であれ愛は存在しうるということを証明した作品で、主人公と誘拐犯が別れるシーンは泣けました。

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血のつながりよりも情
5
30代
男性
会社員
ずっと血のつながった親子だと思っていたものの、実は17年前に誘拐されていたことを主人公は知ります。一気に母親だと思っていた女性に憎しみを抱きますが、何度もこれまでの楽しい思い出がフラッシュバックし、ついには硬い絆で親子以上の関係となります。血のつながりよりも情が勝ると思った一冊でした。

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親子の愛とは
5
20代
女性
会社員
血のつながりだけが家族とはいえないと思いました。血のつながり以上に愛情が大切で、親の愛情はなんて有難いものなのだと感じました。子を思い遣る母の姿に胸を打たれ、どうにか親子が幸せになってほしいと祈って読み進め、最後まで一気に読んでしまいました。

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簡単に誰かを悪者にしないところが良いです
4
20代
女性
会社員
タイトルと表紙に良い意味で見事に予想を裏切られました。まさかのテーマと内容でした。登場人物たちの行動や心情の描写が素晴らしく、ラストの感動はありがちなものではなく、複雑で独特なものでした。また、主人公の設定が素晴らしくついつい応援してしまいます。

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複雑な愛情
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
誘拐犯が好きな相手の子どもをさらってしまうショッキングな話ですが、最後まで読むと、誘拐犯は子どもを実の子以上に愛していて、誘拐犯の方に気持ちが向いてしまいます。愛が深くて彼女の気持ちが痛々しい位伝わり、涙が出るほどです。親子とは何か考えさせられる話でした。

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4位

宝島社

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ベストセラー100万部突破の甘く切ない恋愛系であり感動系であり面白い小説

 

京都の美大に通う主人公・ぼくが一目惚れした女の子に意を決して声をかけ、交際までこぎつけます。しかし、気配り上手で寂しがりやな彼女には、想像もしなかった大きな秘密が隠されていました

 

彼女の秘密を知ったとき、はじめから読み返したくなります。甘く切ない恋愛系であり感動系であり、面白い小説です。2016年には、福士蒼汰・小松菜奈主演の映画も公開されました。

基本情報
著者 七月 隆文
ページ数 287
文学賞 -
映像化 2016/12/17

口コミを紹介

時間を超える愛のお話
5
30代
女性
パート・アルバイト
初めは普通の恋愛小説ですが、読み進めると少しずつ違和感が生まれ、その違和感が解消されたときに他とは違う恋愛小説に化けます。
幸せな二人をずっと見ていたい気持ちにさせてくれる、切なくも胸が暖かくなる作品です。

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大切な人との時間を大事にしようと思えます
5
30代
女性
パート・アルバイト
電車の中で女性に一目ぼれしてからこの物語は始まります。しかし運命的な出会いを果たした二人には悲しい結末が待っていて、その事実を知ってから二人が初めて出会った日のことが分かると胸が締め付けられるほど切なかったです。大切な人と一緒にいられる時間は当たり前なことではなくてもっと大切にしようと思える作品でした。

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日が経つ程に仲良くなり、すれ違う2人
4
20代
女性
パート・アルバイト
電車の中での出会いで物語は始まる。進んでいく関係性にキュンキュンしながらも、不思議な行動をとる彼女に違和感を感じました。
ある日語られる真実にすれ違っているけれど、惹かれ合う二人に涙が止まらなくなる作品です。

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" ぼくは明日、昨日のきみとデートする
5
30代
女性
会社員
偶然出会い、一目惚れした主人公と女性の話しかと思っていましたが出会いは必然的でした。時間軸の交差する中2人は恋に落ちるのに5年周期の1ヵ月しか会うことができず、1ヵ月過ぎるとどんどんすれ違いが起こり彼女、彼氏の出会いの時期が逆行していくと言う悲しいストーリーでした。彼氏にとっては初めてのデートでも彼女にとっては最後のデートであることや、子供の時に事故に巻き込まれたときにお互いが助け合っていた偶然も素晴らしいストーリーだと思いました。

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時間軸のズレで起こる恋愛が感動する。
5
20代
女性
学生
初めは普通の恋愛をしていると感じていた2人だったのに、日が進むにつれておかしいと感じながらも、愛し合っている2人に感動する。時間軸がズレていたと分かってからの対応も感動する。有名な場所の名前が使われているから、風景を想像しやすい。

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タイトルの意味が深い
4
20代
女性
会社員
タイトルに全てが詰まっている。この意味がわかった途端、最初から小説を読み返さなければとすら思った。あらゆるところに置かれている伏線の回収が心地よく、切ない。まだこの話の本当の意味を知らない方は必ず最後まで読んでみてほしい。

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あたたかくて、でも切ない
5
10代
女性
学生
この本で初めて七月さんの作品を読みました。とてもテンポよく読み進められますが、それでいてしっかりと作品のあたたかさと二人がいる風景が浮かび上がってきます。表紙のイラストも含めてとても素敵な作品だと思いました。2度読むとまた新たな発見がある小説です。

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愛の深さを知る
5
30代
女性
会社員
別れを知りながら恋に落ちずにいられない純粋な想いの恋人同士の感情が泣けるし、彼女の気持ちになってこの作品を読むと何度も泣いてしまう。それでも出会いたい純粋な想いでデートしている2人の気持ちや、風景を想像できるのがすごく切ない。

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"二度読みしたくなる作品
5
40代
女性
会社員
読んでみて初めて彼女の不可解な涙や行動の意味がわかりました。時間軸の違う二人が恋に落ち、あの短すぎる時間の間だけ一緒に過ごせるという物語。
思いが通じ合って別れの時が来る。その後年齢が離れていっても、変わらずに会いに行ける行こうと思うのが、私ならどうなのかなと思いました。
読んでいてとても切なくなりました。

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" 泣きたいときおすすめ
4
30代
女性
パート・アルバイト
色々矛盾?パラレルワールドなの?みたいなところはあるけど読み進めるにつれてとにかく涙が。好きな人と結ばれることの奇跡と離れなければいけない現実がもどかしくて胸が痛くなりました。泣きたいときや現実逃避したいときに読むのがおすすめです。

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わかった瞬間すべてがフィードバックする!
5
20代
女性
学生
SF要素も含まれる恋愛小説。最初は感動といってもどういう意味か分かりませんでしたが、分かった瞬間にすべての映像が逆再生されるほどの衝撃と感動に包まれました。映画としてみても大号泣して映画館で嗚咽していたことを思い出すほどです。

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2度泣ける小説
5
20代
女性
学生
予想を遥かに超えてくる彼女の秘密と、それを知った主人公の困惑と決断。そして何よりも、この物語を完全に理解して初めてわかる、2人の深い愛。1度だけではなく、2度3度、何回読んでも、読む度に新しくわかる事実があって、何度も泣かされる小説です。

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不思議な感覚の切ない恋愛
4
20代
女性
会社員
私自身が京都出身という事もあり、地元の名所などが多く出てくるので親近感がある作品でした。愛美は運命の人なのに、同じ歳でいられる期間何もかもが最後になってしまう、どういう気持ちで過ごしていたんだろう?考えるととても切ない気持ちになります。

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毎日を大切に過ごす大切さが分かる作品
5
20代
女性
パート・アルバイト
付き合った彼女が、5年に1度しか会えない別の世界に住んでいて、お互い逆に歳を取っていくカップルの切ないストーリーです。この作品を読むと、毎日大切な人と一緒にいる事のできる当たり前の日々の大切さが分かる作品です。

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感情移入しやすい作品
0
10代
女性
パート・アルバイト
途中まで全く意味が分からなくて頭の中に疑問がいっぱいの作品ではあったのですが、一度最後まで読んで理解すると涙が止まらないような小説でした。理解できるまでが難しいかもしれませんが、一度小説を読んでからぜひ映画を見てほしいです。感情移入しすぎて涙が止まらなくなります。

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二度と戻れない、1日1日が大切な日々。
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
きっかけや出逢いは不意に始まり、そこからだんだんと、1日1日が大切な物になり、二度と戻れない日々がカウトされていき、切なく寂しく、何とも言えない内容の濃い作品です。涙が込み上げてきて止まりませんでした。

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"後半の伏線回収に思わず驚き
4
20代
男性
会社員
単純な恋愛小説家と思い読み始めたのですが話が進むにつれて明らかになっていく思わぬ伏線にびっくりしました!
読めば読むほど面白く映画も見に行ってしまいました!
最後は切なくやらせないしかし清々しい気持ちになりました!
とてもおすすめの小説です!

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" 少し難解だけど心に残る
4
20代
女性
会社員
時間軸が逆の2人が出会い1ヶ月という短い間だけ同い年の時を過ごすという、少しむずかしい展開です。後半になるにつれて2人の関係とその運命が描かれていて、なんとも言えない悲しい気持ちになります。ただ、その時を楽しく過ごす2人の爽やかさも素敵なストーリーです。

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タイトルの意味が分かると、涙が出ます。
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」というタイトルの中に、物語の核心が詰まっているわけですが、タイトルを見たときは意味が分かっていませんでした。読み進めるうちに、主人公とヒロインの生きる世界の関係性がわかり、切なさで涙が溢れました。

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"日本の未来が不安になった。
4
20代
男性
自営業・自由業
今の医療で治療方法が見つかっていないのが認知症、アルツハイマー病と聞きますが、
若いからと言って絶対にならないということではないんだなと思いました。
自分の大切な人が、日々記憶力が悪くなり今までの思い出等がすべて忘れてしまうと
こんなにも悲しいことなのかと思いました。
実際に自分の周りには健康なひとがたくさんいて、今ありがたいことなんだなと痛感させられました。

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" 何度も読み直したいくらい好きです。
5
20代
女性
会社員
微笑ましいのに、どこか切ないそんなストーリーです。悲しくても相手を思いやって笑う姿というのは、人として美しいと思います。叶わない恋と分かりながらも「愛してる」と言う姿には涙が止まりませんでした。終盤にかけてのクライマックスがとても盛り上がります。

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気が付いたとき、胸が苦しくなりました
4
40代
女性
パート・アルバイト
予備知識なく手に取って、最初はただのふわふわした恋愛委小説だと思って読んでいました。でも、ことの真相に気がついたら、とても胸が苦しくなってしまった。こんなに切ない恋愛小説は初めて読みました。最後まで読むのが苦しいけれど、でも結末を知りたいという想いに駆られて読了しました。2回目は最初と全然違う気持ちで読んでいる自分がいました。

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彼女の涙の理由
4
40代
女性
パート・アルバイト
どこか掴みどころがない彼女と出会い、付き合う主人公ですが、彼女が泣く理由が分かってから、ストーリーがパズルを埋めて行くように謎が解けていきます。恋愛ものが好きじゃない人でも仕掛けが楽しめる作品だし、もう一度読みたくなるストーリーです。仕掛けが分かると、涙がポロポロ出てきます。

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何度も読み返したくなる作品
5
20代
女性
会社員
この作品は1度読んだ後もう一度読み返したくなる作品となっています!恋愛と謎と面白くてページをめくる手が止まらなかったです。真相がわかった時ポロポロと涙がこぼれ、帰りの電車の中でしたがあまりの切なさに堪えきれませんでした!

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最後まで読むと最初から読みたくなる不思議
5
30代
男性
会社員
タイトルからして「?」と思ってしまうが、最後まで読み進めると必ず最初から読み返したくなります。ヒロインの一つ一つの言動に最初は疑問が多いですが終盤にかけてその謎が一つずつ解けていき、読み終えたあと最初から読み返すと初めて読んだ時とは全然違う内容に感じます。これは読んでみないと伝わらないと思うので是非読んでみてください。

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彼女の秘密がわかった時から切なくなる
4
20代
女性
会社員
最初は普通の男女の幸せそうな恋物語なのかなと読み進めていたが、だんだん彼女の秘密が暴かれていって最終的には初めには思いもしなかった結果になり、どちらの立場に立って考えてみても切なすぎて胸が締め付けられるような思いで読みました。

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真実を知ったときに読み返したくなる
5
30代
女性
会社員
僕は明日昨日の君とデートするは、主人公の秘密を知ったときに絶対に最初から読み返したくなる小説です。このときどんな思いでこの言葉を言ったのだろうなどと想像しながら2回目を読み返すと涙が止まらなくなりました。

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どうしようもなく切ない
4
20代
女性
会社員
デートしていたりとかはただただキュンキュンするのに、出会いと別れがお互い反対に起こっている状況が分かったときは涙が止まらなくなりました、、!最後まで読んでもう1度最初から読みたくなります。そして2度目も泣く。

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5位

幻冬舎

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記

難病と闘った実話を綴った泣ける本

 

愛知県豊橋市に住む木藤亜也さんは中学3年のとき、頻繁に転んでしまうなどの体の不調を訴えました。それは手足や言葉の自由を徐々に奪われながら最後には体の運動機能を全て喪失してしまう病気「脊髄小脳変性症」だったのです。

 

木藤亜矢さん本人が日記の中で語る『日常』で『感じたこと』に胸を打たれます。愛知県内で大きな反響を呼び、2005年2月10日には映画化、2005年10月11日からはフジテレビでドラマ化もされました。

基本情報
著者 木藤亜矢
ページ数 270
文学賞 -
映像化 2005/2/10

口コミを紹介

難病と戦いながら見つけた本物の愛の物語
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
テレビでもドラマとして放送されていたこちらの作品は小さかった私にも響く物語でした。自分自身が難病になったら…と考えたら想像もできないほどの辛さと我慢と言葉に表せない葛藤があるだろうなと思い、自分自身の今の体についても考えることの出来る深い物語だなと感じました。大人になった今読んでも泣いてしまうぐらい私には響く作品です。健康は当たり前じゃないと心に留めながら1ページ1ページ大切に読ませていただいてます。

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涙なしでは、読めない。
5
50代
女性
パート・アルバイト
何げなく毎日を過ごしいる人でも、作品のタイトルを見て、絶対に誰もが、読みたくなる作品だと思います。読んだみなさんは涙なしでは、読めない、そして娘を最後まで支える家族の絆、感動も覚える必ず心に残る作品です。

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難病と闘った女性の実話
5
50代
女性
パート・アルバイト
まず沢尻エリカ主演のテレビドラマを見てあまりにも泣けて感動したからこの本を買って読みました。実在した女性であること、また日々体が動かなくなっていくのに頭だけは明晰なのが本当に読んでて悲しく切なかったです。

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温かい気持ちになる
5
20代
女性
会社員
元々、障害者という存在をあまり認識していない時に見ました。障害を変に捉えたりする人も多い中、この作品に出逢えたことで、それぞれいろいろなものを抱えた中で必死に生きているんだと理解することが出来、自分の中の温かい心をもつきっかけになることができたと思います。

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"確か小学3年生の時に、母からもらった本
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
あの時は漢字もそんなに読めないし、
難しい意味の言葉もたくさんあった。

今、大人になって15年ぶりに読むと
亜也ちゃんの気持ちも、お母さんの気持ちも
痛いほど良く分かる。

病状は次第に悪化し、着々と迫り来る死。
もし自分が同じ病気になったら
亜也ちゃんのように強い気持ちを
ずっと持ち続けられる自信がない。
人間として周りの人と比べ物にならないくらい
亜也ちゃんは強い人だったのだと思った。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"涙溢れる実話
5
30代
女性
会社員
実際のお話で、これからたくさんの夢を抱きやりたい事がたくさんある中で病気になってしまった亜矢さんの事を思うと本当に悲しくて涙が溢れてしまいます。
でもその中に家族の支えや絆にも感動する作品です。
病気と戦いながら生き抜く亜矢さんに改めて健康な身体、過ごせることにも気づかせてくれます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 涙涙の話し
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
健康だった彼女が病におかされ、どんどん身体が思うように動かなくなって最後には言葉も話せなくなってしまう、そんな彼女の気持ちを考えたら、苦しくて仕方ありません。それでも、家族がサポートして前向きに過ごしていく姿が本当にいいです。

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涙が止まらない
5
20代
女性
会社員
主人公は難病にかかり段々と死に近づいていくのですが、病気は誰にでも起こりうるものだなと思いました。今日は元気でも明日突然倒れてしまうということがあると思います。この小説を読んで毎日健康に生きていけるのが奇跡なんだと実感しました。またこれからは悔いのないよう過ごしていこうと思える小説でした。

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涙なしには読めません!!☆涙活☆
5
40代
女性
会社員
ドラマ化もされた有名な小説です。 木崎亜也さんの文才、相手への思いやり・優しさ、我慢強さ、逆境に触れてもその都度前を向く力強さ、すべてに圧倒されます。 病気だったけれど、私は彼女が不幸とは思えず、ただただ「すごい!!」としか思えませんでした。 定期的に読み返している小説です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

涙のように透明な命懸けのメッセージ
5
30代
男性
無職
若い人たちが病気で苦しんでいるのを見るのはとてもつらいことです。著者はどんなに体が衰えても生きることを諦めません。絶望して死にたいと思っている大人がたくさんいるのに、生かされていて、生きたいと思っている若者が死んでいく。この世界の不条理さを感じずにはいられません。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

悲しみは1リットルの涙でも足りない
4
30代
男性
公務員
体がどんどん動かなくなっていく難病の脊髄小脳変性症という病気になってしまった少女の一生を記した小説です。よくドラマで沢尻エリカさんが演じたものがイメージとしてあると思いますが、小説だからこそより作者の思いや伝えたいことが響いてきます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

感動
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
最初は普通の女子高生として人生を謳歌していたにも関わらず、突如症状が出て、自分でできないことも増え、周囲の人が戸惑い離れていき、孤独を感じていたであろう主人公を支えてくれる家族と同級生の健気な姿、主人公の葛藤が誰にでも起こりうることなので共感しながら読むことができ、涙はとまりません。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"病気を抱えた少女が綴った日記の大作
5
20代
女性
学生
「”普通”でなくなることの悔しさ」や「”他の人からの親愛”に応えられない悔しさ」をこのストーリーを通して感じる。
「書くことを楽しむ」にも余裕がいる、余裕がなくても書いて伝えたいことがある、それぞれの重さを実感する一冊だった。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 健常でいる事に複雑な気持ちになりました。
5
30代
女性
無職
多分知らないひとはいないんじゃないかというくらい有名かもしれませんが私は本当にあった体験談を元にしたこういったストーリーはすごく親近感が湧くのでもっとたくさん放映してほしいと思いました。体が不自由になるということの大変さというか色々な複雑な気持ちになりました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

誰もが知ってる有名な作品
5
20代
女性
パート・アルバイト
この作品は私は小説よりも先に映画を見て知りました。当時、かわいい沢尻エリカさんのファンだったという理由だけでしたが、あんなに涙が出るとは思わなかったです。本当に見てるこっちが、それくらい涙出てきます。メジャーな作品ではありますが、今でも思い出すだけで泣きそうです。今自分の側にいる人たちも、当たり前にいるわけじゃないから、健康に生きてる私は、もっと今に感謝しなきゃなぁと感じさせる作品です。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

1リットルの涙
5
30代
女性
会社員
自分が高校生の時に出会った小説でした。元気な主人公が突然小脳変性症と言う難病を患い、実話であり闘病生活や人間模様を描いた素晴らしいストーリーでした。ドラマ化もされており、特にどんどん身体機能が衰えていく中でも懸命にリハビリ、生きたいという意思と強さに感銘を受けました。また、家族や周りの人の葛藤やもし自分や自分の家族が患ってしまった時の場合のことなど考えさせられました。残念ながら主人公の女性は亡くなってしまいました、彼女の懸命な姿、難病についての理解など社会的影響を与えた作品だったのではと思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

小説でもドラマでも涙
5
20代
男性
会社員
主人公の女の子が突然病気になり、それに巻き込まれながらも支えていく家族や友人といった、様々な愛の形が表現されている作品だと思います。また、実話というのがさらに感動を助長させ、何不自由ない身体で生きていることの素晴らしさを感じることが出来る作品だと思います。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

"映画よりやはり原作がいい。
4
30代
女性
パート・アルバイト
映画化されて初めて知った作品で映画で観てから原作を読みました。
どちらも良さはありますがやはり原作とは違った意味になってるかな?と思う場面も多々ありました。
自分が難病になったことがないから想像もつかないストーリーでしたが生命を大切にしなければと再認識させられる一冊でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" "感動に注ぐ困難さ
5
30代
男性
会社員
確か小学3年生くらいの時に、母から貰った本。
あの時は漢字もそんなに読めないし、
難しい意味の言葉もたくさんあった。
今、大人になって15年ぶりに読むと
亜也ちゃんの気持ちも、お母さんの気持ちも
痛いほど良く分かる。
病状は次第に悪化し、着々と迫り来る死。
もし自分が同じ病気になったら
亜也ちゃんのように強い気持ちを
ずっと持ち続けられる自信がない。
人間として周りの人と比べ物にならないくらい
亜也ちゃんは強い人だったのだと思った。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 若い年代で難病、命を終えていく哀しみ
3
40代
女性
自営業・自由業
病魔に侵された子には非はないような年齢で難病に侵されてしまう理不尽さ。端から見ていても、この理不尽さには心が傷つきます。ただ、ショックを受けるだけではなく、ポジティブに世の中に対して考えていくこともでてきます。

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誰かの生きたかった今日を大切にしたい
4
30代
女性
パート・アルバイト
ありきたりな言葉になるけれど、命を大切にしようと思いました。そして、誰かの命を一緒に守り抜く幸せ。大切にしたい、死なせたくないと思う大切な人がいる幸せ。目を凝らせばたくさんの幸せは身近なところに転がっている。気づくことのできる人間でありたいなと思いました。

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今を生きることの大切さを教えてくれた
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
突然、病を発症しその事実を受け入れて前向きに生きていく姿勢にとても心揺さぶられました。この本を読んだ当初私は20代でしたが、10代の女の子がこんなにも強く真っ直ぐに生きようと思っていたと知り、涙なしでは読めませんでした。

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ただただ感動する作品だった
4
20代
男性
自営業・自由業
1リットルの涙難病と戦い続ける少女亜也の日記。まずこのタイトルから確実に感動するだろうというのがとても伝わる。そして悲しい結末になってしまうのではないかと。タイトルからしてすごく興味をそそられる作品ですが、誰もが号泣間違いなしの作品でした。

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日々を大切に生きようと思わせる作品
5
20代
女性
会社員
この世に当たり前のことはないのだと、毎日の小さな幸せに気付かせてくれた。この病は恐ろしいが、それ以外にもいつ何時人は死ぬか分からないのだから。私も難病により家族を失った経験があり、本人が家族を想う気持ちや申し訳なく想う気持ちに共感できる。何度読んでも胸が苦しくなるが、生きる力が湧いてくる名作。

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病を受け入れると言う事の難しさ
5
30代
女性
パート・アルバイト
とにかく亜也の病気を受け入れた後の健気ない姿に涙が止まりません。「どうして病気は私を選んだの?」というフレーズ。重く考えさせられる言葉です。今元気に過ごしていることに感謝し、前を向いて生きていこうと思える作品です。

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6位

文藝春秋

手紙

犯罪加害者の苦悩

 

武島剛志と直貴は2人きりの兄弟です。弟の大学進学費用を得るために剛志は空き巣に入り、強盗殺人の罪まで犯してしまいます。獄中で平穏に暮らす兄に対し、直貴はことあるごとに「強盗殺人犯の弟」というレッテルを貼られてしまうのでした。

 

文春文庫史上最速でミリオンセラーとなった本作は、現在では240万部を超える大ベストセラーとなっており、2006年11月3日に公開された映画も大ヒットとなりました。

基本情報
著者 東野圭吾
ページ数 428
文学賞 第129回直木三十五賞候補
映像化 2006/11/3

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「差別」は悪なのか
5
30代
男性
公務員
自分のためにと罪を犯してしまった、たった1人の家族である兄。それがゆえに、加害者家族として生きていくことになったことでの、様々な苦悩や葛藤。作中で最も衝撃的だったセリフは「差別はね、当然なんだよ」という平野社長の言葉。主人公の生涯を通して「差別」は悪なのかを、考えさせられる作品です。

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紆余曲折があった兄弟愛について
5
60代
女性
専業主婦(主夫)
弟のために犯罪に手を染めてしまった兄。犯罪者の家族として生きて行く弟。
それぞれの思いを描いた作品で、お互いが切なく生きて行く様を如実に表現してあります。
兄弟とは何か、犯罪者の家族はどう社会から扱われるかをしっかりと向き合っている作品です。

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家族の大切さ
4
40代
女性
パート・アルバイト
犯罪者の弟として生活する中で兄を恨み、結婚しても子供にも犯罪者の家族としてのレッテルを張られていて腐りながらも生きていく姿が人間の心の葛藤をうまく捉えていて良いです。また、最後に、兄の気持ちを理解した主人公には泣けました

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殺人犯の家族を持つ主人公の葛藤と優しさ
5
30代
男性
会社員
殺人犯の兄を持つ主人公は周りからの嫌がらせもあり職を転々としながらも、ある女性と出会って幸せを掴みます。しかし、兄の存在を知られて家族が偏見の目で見られたことからずっと続けていた兄との手紙も断ってしまうのですが、家族、周囲の理解ある人たちのお陰で絆を絶つことなく納得のいく答えに辿り着くのが良かったです。

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家族の在り方を考えさせられる
4
30代
女性
会社員
兄は謝ってであってもどんな理由があっても殺人犯になってしまいました。そのため兄やその家族に対するは世間は冷たくとても苦しいと思いました。しかし、そんな兄と向き合って支えていこうという家族の絆に感動しました。家族の在り方を考えさせられます。

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"殺人を犯した兄をもつ弟の生き方
5
40代
男性
会社員
殺人を犯した兄をもつ弟の苦悩と生き方を見事に表現した作品となっています。
結論が出せない難しい問題に対してチャレンジしたところが素晴らしいです。
もし自分が同じ立場になったらどうすればいいのかなど、いろいろと考えさせられます。

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" "兄が自分の為に人を殺めてしまい苦悩する弟
3
30代
女性
自営業・自由業
犯した罪は消えい、被害者家族、加害者家族、両者ともに苦しめられる。
弟の学費の為に強盗に入り、人を殺めてしまう兄。
そのせいで弟は「犯罪者の家族」として色眼鏡で見られ、いくら頑張っても報われない人生を送る。
出会い人によって、様々なエピソードがあり、人の温かさや冷たさを感じる。

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" 家族について考える。
4
30代
女性
パート・アルバイト
家族の繋がりについて考えさせられます。犯罪は決していいことではないけれど話の兄は可哀想で、弟やその子供にまで影響があるというのを考えさせられる話だと思います。人は一人では生きていけないと言うことを改めて感じる話です。

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切なくて苦しい
5
40代
女性
パート・アルバイト
弟のためを思って行動した兄が犯した罪、そのせいで弟の人生を狂わしてしまうところが切ないです。弟目線、兄目線で考えると胸が痛いし、どうしようもない状況に泣けます。罪は償ったらいいと簡単には言えないストーリーで、ラストにかけてボロ泣きしました。

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味わい深い東野作品のなかでも断トツに好き
5
50代
女性
無職
母の願いをかなえるため、自身を犠牲にして弟に託した兄、兄の気持ちを思いやりながらも兄のために苦労を味わう弟、兄弟の葛藤を軸に社会の厳しさやあたたさが描かれています。罪とは、つぐないとは何かを考えさせられる作品です

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犯罪者家族の気持ち
5
40代
女性
パート・アルバイト
犯罪者の弟として苦悩している主人公、生きることに投げやりになったり、家族を持っても苦しんだりと長い年月をかけて、兄の気持ちを考えれるところになるまでの姿は、感動的でした。犯罪者の家族というレッテルは年月が経っても消えないものなんだなと改めて考えてしまいました。

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加害者の未来とは
4
20代
女性
パート・アルバイト
この小説は加害者の気持ち、加害者家族の気持ちを描かれているが、やはり人間の内情を語られると、同情してしまう気持ちもあります。しかし、被害を加えた、加害したという事実は、事実であり、そこをどう解釈するか、責められるべきはどこなのか、根本的な原因は何なのかを考えさせられる作品でした。

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"兄弟愛の切なさ
4
30代
女性
会社員
兄を思う弟と弟を思う兄の物語です。
自分の存在が、大切な家族の未来を壊すかもしれないと思う兄の気持ちが切なく何とも言えない気持ちになります。
弟も自分のために兄が人生を汚したと思ってはいるが、人生を歩むうちにどうしてもすれ違っていってしまう。
ラストは良かったと思うと同時に泣けます。

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" 犯罪を犯す業の深さを感じてください
4
50代
男性
会社員
犯罪を犯した兄からの手紙が弟に届くという流れに沿って話が展開していきますが、この物語で語られるのはそこではなく、犯罪というのは如何に大変な事か。本人のみならず家族をどれだけ悲惨な目に合わすのかというのを刻々と伝えられるストーリーです。主人公の可哀想な境遇にじぶんだったらと思わずにいられません。

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贖罪を人はできるのか
3
30代
男性
会社員
人は誰しもが過ちを犯すことがあると思います。それは大きいことから小さいことまで、その人にとってどうしても避けられないこともあると思います。それをどうやって、償っていくのか人類のテーマでもあると思います。

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兄弟の絆は見えなくていい
5
30代
女性
パート・アルバイト
兄弟に犯罪者がいる。自分は何も悪くなくとも加害者家族になる。この苦悩は計り知れないが、兄弟には兄弟の見えない絆があって、それは他人に見えないものでいいのだと、後半刑務所へ慰問に行くシーンで感じ、大号泣だった。

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あの日がなければ
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
弟のためにお兄ちゃんは、金銭泥棒をしてしまいます。お兄ちゃんは弟思いだけど、ついに、その家の人に見つかって間違えて刺殺してしまって、殺人犯の弟ってなってしまった家族の思いは怒りでしかないと思います。だって家族の人生も壊したのだから・・・。そんなときに、弟は刑務所に入っているお兄ちゃんに手紙を書いたんだけど、それがまた泣けるんです。

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犯罪を犯した兄弟の、心理的な葛藤の物語
5
40代
女性
公務員
犯罪を犯した兄の、弟への懺悔の手紙。映画化されたが、原作のほうが何倍も泣けるので、一度は読んでほしい。罪を侵す者も、許す者もどちらも感情移入してしまって、嗚咽をあげるほど泣いてしまったが、タイトルの意味がわかる頃にはもう泣いている。

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生き方を考えさせられる本です。
4
30代
男性
会社員
主人公は、殺人を犯してしまった兄の弟という理由で、非常に苦労を強いられる人生を送ることとなります。肉親を大切に思いながらも自分自身の行きたい道を選べない主人公の苦悩を読むと、自分自身の人生についても深く考えるきっかけを与えてくれます。

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生きていくことの辛さってこういうこと
4
40代
男性
自営業・自由業
会社員時代に通勤途中の電車の中で小説を読んで、その後映画化されたものを観に行きました。自分自身が過ちを犯さなくても、身内の起こした事件によって苦労していく主人公たちの姿を見て、目頭が熱くなりました。いつ降りかかるやもしれないそんな状況に、自分を重ねてみると、より作品の訴えかける意図が伝わってくるのではないかと思います。

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家族の絆とは。愛とは。
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
2人暮らしの弟の大学資金のため…。金を盗むだけのつもりがつもりが強盗殺人を犯してしまう。一人きりになってしまった弟を想い、獄中からも手紙を送り続ける兄。犯罪者の弟となってしまった弟の葛藤と心の苦しみがひしひしと伝わってきます。もし自分なら…。思わず考えさせられる一冊です。

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兄弟愛に涙が止まらない
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
犯罪者を家族に持つものが生きていく辛さを実感しました。自分が犯した罪ではないのに、家族が犯してしまった罪によって人生が上手くいかなくなってしまうのはどんなに悲しくて悔しいことなのか。それでもなお、家族だからこそ本当に憎み切れないところもあり、「自分だったら」と考えさせられました。

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究極の選択!兄と妻子、どちらがより大切?
5
30代
女性
その他
父親代わりをしてくれた兄が、自分の進学資金を得るために殺人を起こして服役してしまった主人公。服役中の兄がいることで、仕事も結婚も上手く行かず、次第に兄を恨む・疎むように。そんな中、ようやく築けた家族(妻子)の人生を守るため、相当悩んだ末に、実の兄を捨てて兄弟の縁を切ることに決めます。その決断に至るまでの兄弟間の手紙の内容・やり取りが、この小説のタイトルであり、核心でもあります。妻子を守るために兄貴を捨てますと言いつつ、心の中では本当は兄貴のことが変わらず好きだという主人公の想いに、泣けて来ます。

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7位

新潮社

西の魔女が死んだ

西の魔女と過ごした初夏の物語

中学に進んで間も無く、学校に足が向かなくなった少女・まいが、西の魔女・おばあちゃんと過ごしたひと月を描いた青春小説です。まいは魔女になるための手ほどきを受けることとなったのですが、それは「何でも自分で決める」ということでした。

 

2008年に映画化され、2人が共に生活をする中で、西の魔女・おばあちゃんの愛とまいの成長が感じられる感動の1冊です。

基本情報
著者 梨木 香歩
ページ数 226
文学賞 日本児童文学者協会新人賞・新美南吉児童文学賞・小学館文学賞
映像化 2008/6/21

口コミを紹介

涙が止まらない
4
10代
女性
学生
不登校になった主人公が、山奥に住むおばあちゃん『魔女』と一緒に暮らすことになったまいの魔女修行の日々について描かれた映画。
私は、この小説を通して人生において本当に大切なことや人の死について考えせられた。一番大切なのは、意志の力。自分で決める力。自分で決めたことをやり遂げる力。
今の自分に言いたい、覚悟を持って前を向いて進めと。

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大好きだった祖母のことを重ねてしまう
5
20代
女性
会社員
自分が思春期の時もこういう生きにくさって感じていたなと思いつつ、大好きだった祖母のことを思い出して心がじんわり温かくなります。健康に生きること、何でも自分で決めること、直感や妄想に囚われないことの大切さを教えてくれる物語です。

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"少女が世界をつかむまでの物語
4
50代
女性
専業主婦(主夫)
大人への入り口に立った少女が、世界をうまくつかめなくて留まったとき、彼女の祖母が生き方を見せて踏み出す勇気をくれるお話です。
思春期を迎えた少女は子供時代の無邪気さでは生きていけない予感に怯え、こもりがちになりました。心配した母は、少女の祖母のところへ預けます。
そこで目を見開かせられたのは中年男の存在です。鶏小屋の修理などをお願いしているその男性は、清潔感が無いような方でした。少女は嫌悪感がたっぷりなのに、祖母は気にせずその人を評価するのです。
色々なことに対し、さらりと受け流していく祖母の姿。少女は世界への向き合い方を肌で感じ取っていくのでした。

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" 生きるために大切なことを教えてくれる作品
4
30代
女性
専業主婦(主夫)
おばあさんとの暮らしで大切なことを学んでいく様子に泣けます。文体も抒情的で、自分の子供のころの家を思い出してノスタルジーになります。一度は見ると良い作品だと思います。何かに迷っている時におすすめの作品です。

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思春期の不安定さ
5
20代
女性
学生
不登校になってしまった少女まいの、繊細な心理描写が特徴的です。思春期特有の不安定さに強い共感を覚えました。何でも自分できめる、という魔女の教えも心に響きました。全体的に暖かい雰囲気で、読後感もよかったです。

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おばあちゃんが好きな人必読です
5
60代
女性
専業主婦(主夫)
私は幼い頃母が仕事で忙しかったためほとんどの時間を祖母と過ごしました。進学して実家を離れても夏休みや冬休みなどの長期休みには祖母とお茶を飲んだり話をしたりするのを楽しみに実家へ帰っていました。仲良しだったけどちょっとしたことでケンカしたこともあります。なので主人公まいの気持ちが自分のことのようにわかるのです。私のようにおばあちゃんと過ごした経験のある人、おばあちゃんが大好きな人には号泣間違いなしのステキなお話です。

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不登校の少女が成長する話
1
30代
女性
専業主婦(主夫)
不登校の主人公の少女は自称「魔法使い」のおばあさんのところに心身を安めにお世話になるのですが、自分も不登校になった経験があるので、彼女の繊細な気持ちの動きは感情移入できました。おばあちゃんの孫への愛が、厳しくも優しく大人になって読み返してみるとまた違った視点でよかったです。

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少女と魔女の優しい物語
5
30代
女性
会社員
とても優しい物語でした。少女が魔女と過ごした日々や成長が、梨木さんの丁寧な描写で繊細に鮮やかに書かれています。私が初めて泣いた小説で、今でも記憶に残る一冊です。どの年齢で読んでもその時ならではの感想が生まれるのではないかと思います。

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西の魔女の優しさが伝わってくる!
5
20代
女性
パート・アルバイト
初めて読んだのは中学生の時だった。主人公と歳が近かったのもあり、感情移入しながら文章から伝わってくる優しさや温もりに涙が出てきた。最後のシーンでは特に西の魔女の優しい声が耳元で聞こえたような気がして暫くハンカチが手放せなかった。

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愛を込めた言葉を愛する人に毎日言いたい
4
30代
女性
パート・アルバイト
日常を丁寧に暮らすこと、毎日の小さな出来事を大切にしようと思うこと、そんなことを読み終わってから自然に思うことができました。一瞬一瞬とめどなく流れていく時の中で、自分にとって大切な誰かがいる日常に感謝しようと思いました。そしてそれを言葉にすることは何より大事なことだなあと改めて気付かされた作品でした。

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生きるのがつかれる人に良い作品
5
30代
性別非公開
パート・アルバイト
なぜか人に馴染めない事で不登校になった主人公のまいが、魔女みたいな祖母の家にしばらく住まわせてもらい強く生きるための知恵を学ぶという物語なのですがそっと寄り添い、間違えた時は叱咤するという押し付けるような話ではない所が良いです。生きる勇気が湧いてくる素晴らしい作品です。

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きっと家族を大切にしたくなる
5
20代
女性
学生
中学生に上がった時に初めて読みました。10年たった今でも、ふとした時に読み返したくなる作品です。祖母との生活が、主人公の少女だけでなく読者である私の心まで優しく溶かしてくれます。最後のシーンは何度読んでも涙が止まりません。泣けるけれど心温まるストーリー。

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強さの魔法
5
20代
女性
会社役員・経営者
学校に行けなくなったまいに対しておばあちゃんが伝える言葉一つ一つが温かくじんわりきます。学校に行けないことをだれも責めないし、理由も聞かないまいの家族の優しさが心にしみます。辛いことがあった時に繰り返し読んでいます。

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不登校の少女と魔女の夏の出来事
5
30代
女性
無職
中学校になって学校に行くのが嫌になってしまった主人公のまいと魔女である祖母と夏の間1ヶ月2人で暮らすお話です。まいのことを優しく包み込む祖母の温かい言葉が読んでいてジーンとして何回も読んだ本です。魔女の優しさに触れたくなったら読むことにしています。

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読むたびに景色が変わる
5
20代
女性
学生
ふとした時に読み返したくなり、読み返すと描写表現がその時によって違うように感じられる作品です。自分の中での解釈を楽しみつつ、梨木さんのすてきな世界に浸ることができます。家族愛をテーマにされた読み終わった後はぽっかり穴が開くような作品です。

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心が温まり泣ける
5
20代
女性
学生
外国人の祖母が倒れた際、主人公のマイが中学生の頃祖母と過ごした日々を回想し、その時の物語。思春期の女の子マイは学校に馴染めず不登校。そんな中、自然に囲まれた祖母の家でのびのびと暮らすことで精神力を鍛えられる。マイはそのままでも素敵だと否定せずに認めてくれて、より強く生きていけるように導いてくれた祖母は、とても素敵な魔女だと感じた。

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"少女の繊細な心を優しく包み込んでくれる!
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
思春期の女の子が抱えるモヤモヤとした悩みが丁寧に描かれている作品です。
主人公の祖母の暮らし方が、少女の繊細な心を温かく受け止めてくれるようです。
子供の頃に読みましたが、大人になってからも何度も思い出し、気づきを与えてくれます。

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" こんなふうに毎日を過ごしたいな
5
20代
女性
自営業・自由業
ラストこそ悲しいですが、大部分はおばあちゃんとまいの穏やかな生活が描かれており、リラックスした気持ちで読むことができます。「こんなふうに毎日を過ごしたいな」と憧れる要素が散りばめてあり、暮らしという観点からでも楽しめます。何度でも読み返したい本です。

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"おばあちゃんの魔法が成功するまで
4
30代
女性
学生
ある日、主人公は学校に行くことが嫌になってしまい、おばあちゃんの家で一夏の魔法修行を行う。
魔女修行の中身は、「なんでも自分で決めること」。
田舎の自然あふれるおばあちゃんの家で、徐々に主人公が元気を取り戻して行く様子を見ていると、自分も元気になってくる。
「シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、誰がシロクマを責めますか」というおばあちゃんの言葉は、周囲に馴染める感じがしなかった自分にもとても強く響いた。

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" 心の治療
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
都会で疲れた主人公の女の子が田舎のおばあちゃんと過ごし心の治療をして自分らしさを取り戻すお話。自然と共に生きていく知恵や楽しく暮らす為の生活のヒントをおばあちゃんの優しい時点で教えてくれる。本当に魔女なのではと思わせてくれる発言の数々はメモを取りたくなるほど。

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魔女の優しさと強さに心が洗われます。
5
60代
女性
パート・アルバイト
学校でいじめにあい、不登校になった中学生のまいは、しばらくの間イギリス人の祖母のもとで過ごすことになります。実はその祖母は魔女だといい、まいも魔女になるトレーニングを始めます。魔女のトレーニングの主なものは、しいて言えば健康的な生活をすることですが、しだいにまいの心も癒されてきます。ささやかな毎日の中で魔女から多くのことを学びますが、トラブルもあります。全体が温かい思いやりが感じられ、思春期の子供たちの背中を押す作品であるとともに、大人が読んでも心にしみる作品です。

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誰しもが考えさせられる作品
5
20代
女性
学生
おばあちゃんはあの約束だけじゃなく、きっとまいちゃんと約束したこと全部を覚えていて、まいちゃんと過ごしたどんな時間も大切に記憶しているんだろうなと感じて号泣した。楽しく生きる力を教えてもらえたような作品だった。

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家族の大切さが分かる。
0
20代
女性
パート・アルバイト
主人公のおばあちゃんのお話なのですが、家族で当たり前に過ごすことのできる大切さ、毎日を大切に過ごして行こうと思わせてくれる心温まる作品だと思います。ぜひ見たことがない方も1度見て欲しい作品なので読んでみて下さい。

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8位

早川書房

アルジャーノンに花束を〔新版〕

全世界が涙した感動する本を代表する名作

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードンは、ある日脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられます。手術は成功、超天才に変貌していく過程がチャーリイの日記で描かれていくのです。

 

チャーリイの変化を通し、人生に起こるさまざまな問題や喜怒哀楽が繊細に描かれており、生きること・人生について考えさせられます。感動系の代表作ともいうべき読み継がれる名作です。

基本情報
著者 ダニエル キイス
ページ数 325
文学賞 ヒューゴー賞・ネビュラ賞
映像化 2002/10/8・2015/4/10

口コミを紹介

回帰する本質と本当の意味での幸せ
5
50代
女性
会社員
知的障害の弟を持つ姉です。この作品はそんな自分へ「希望」と「現実」を見せてくれ、そこからまた大きな課題が与えられました。救いたいが、やり方がわからない、本人にとっての本当の意味での幸福とはなんなのだろうと。その後、ストア派の思想に触れ、少し解釈がかわりました。 こちらの作品は、不可能を可能にしてはみたが、そもそも本当にそれで良かったのか、では幸せの「本質」とはなんなのだろう、と考えさせられる作品でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

本当の幸せとは何か?今一度考えるお話です
5
40代
性別非公開
パート・アルバイト
この本を読んでダニエルキイスさんの本を買い漁った
程ファンになりました。
文章の読みやすさに加え、情景の想像のしやすさ、その場で見ているかのような共感。
そして、物語の最初から終わりまで引き込まれるように読み進めながら、皆が思い描く幸せな姿、そして自分が望む幸せの姿、両方を垣間見て泣きながらも考えさせられるお話でした。
描写がとても上手くその場で映像として見ているかのように読み進められます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

人生が変わってしまうなら
5
40代
女性
パート・アルバイト
主人公は知的障害者で仕事は清掃員の毎日でしたが、手術により突然障害者でなくなり健常者の人生を送るようになりますが、そこには知的障害者であった毎日の何百倍もの辛い毎日がありました。人生が変わってしまうならと希望を持った主人公でしたが、現実は予想外でとても深く考えさされました。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

知能が高いことが幸せとは限らない
4
40代
男性
会社員
知的にハンデをもっていた少年が知能を高くする手術を受けたことで、住んでいる世界が一変する。しかし、その出術の効果は長続きせず、徐々に知能が低下して元に戻って行ってしまう過程が描かれる。その中で、知能が高いことが必ずしも幸せと直結するわけではないということが描かれている。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" "知る喜びと失う悲しみ
5
30代
男性
自営業・自由業
知る喜びがある一方で、その喜びを徐々に失っていく辛さ。
当人はその辛ささえ忘れていくのに、それを見守る人達はいつまでも心残りが拭えない。
空想の話ではありますが、まさしく人の一生をそのまま表しており現実的な問題に一考を投げかける…そんなお話です

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" ネズミのアルジャーノン
4
50代
女性
自営業・自由業
ひらがなで書かれている部分が、ネズミのアルジャーノンの述懐である。はつばいとうしは、ベストセラーになり物語として感動したのは、随分前の話だ。手術で知的障害者であるチャーリーが次第にIQが上がるのだが、一度退行してしまうと元よりIQが下がるという。施設に入る前に「裏庭のアルジャーノンに花束をそなえてやってください。」と述べfinとなる。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

最後の最後に大粒の涙がぼろぼろ落ちます
5
30代
女性
自営業・自由業
チャーリーの一人称視点で進んでいく物語。知的障害のある青年チャーリーが脳手術の臨床実験を受けて天才となっていく…あまりにもナチュラル変化する文体に、初めは誰かの日記を読んでいるような感覚なのに気がつけば感情移入している。アルジャーノンはその脳手術の動物実験を受けたハツカネズミ。大切な相棒アルジャーノンは、チャーリーにとってすがるべきよすがであって、唯一同じ境遇の戦友だったのだと思う。たとえどんな状態になっても本当に大切な存在は心に在り続けるもの……ラストの行動が、チャーリー自身の意志なのだと思うともう涙が止まらない

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普通の人間とはなにか
5
30代
性別非公開
パート・アルバイト
幼児程度の知能しかないチャーリィは脳手術を受けて知能が上がるのだけど、頭が良くなったぶん今まで自分が周りから笑われていた事を知ることになって絶望してしまう。チャーリィの目から見る周りの人達はかなり異常で本当に健常な人間とは何かについて考えさせられました。

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"賢ければいいわけじゃないと気付かされる
5
30代
女性
パート・アルバイト
知的障害などあまり理解していなかった中学生の時に初めて読みました。
最初は読みにくいし障害って大変だなくらいの感想しかなかったけれど大人になるにつれて内容を理解できるようになりました。
世の中、知らなくていい事、知っていた方がいい事どちらもバランス良くないと生きづらいと思わされる一冊でした。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

" 知的障害者と孤高の天才はどっちが幸せ?
5
20代
女性
自営業・自由業
中学生の頃に読みましたが、一晩で一気に読んでしまいました。知的障害者と孤高の天才はどっちが幸せなんだろう?と考えさせられます。また、チャーリイのIQが元通りになっていく様がとても物悲しい。最後の一文を思い出すと涙が出てきます。

出典:https://ranking.goo.ne.jp

すごくいい!
5
20代
女性
パート・アルバイト
高校生の時に図書室で読んだ作品です。数年前にドラマ化もされましたが、とにかくいい!!知的障害の時と天才の時の自分。その両方を知っているからこそ最後のあの日誌の言葉がグッとくるのだと思います。切なくもあり、応援したくなる小説です。

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幸せとは何かと考えさせらるお話です。
5
60代
女性
パート・アルバイト
6歳ほどの知能しかない知的障碍者のチャーリーは、手術によって高度な知力を得ますが、それは長続きせず、またもとの知能にもどってしまいます。その間のチャーリーの感じたことが日記のように綴られていますが、賢くなることで自分が今までどのように見られていたかを知ってしまったり、周りの人との関係が変わってしまったりします。賢くなったことで充実感も得てしましたが、また元に戻るということも分かってしまい、苦しみます。賢いとは、幸せとは、優しさとはどういうことなのか考えさせられるお話ですが、読後感は切ないです。

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発達障害の男が天才になりまた劣化する悲劇
5
50代
男性
会社員
発達障害のチャーリーは、それなりに幸せな生活を送っていた。ある日、急激に知能指数をあげるという薬が開発され、彼はそれに応募する。結論から言うと、それは一時的な物で永続性はなかった。確かに急激に上がるが、さがるのも早かったのだ。彼の最後の一言がこの小説の肝である。

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孤独な青年は手術を受けIQ68~185に
5
60代
女性
パート・アルバイト
パン屋で働く青年チャーリーは、知的障害のクラスの担任から頭の手術を受けるように言われ、 IQ 68から185の天才になります。天才になったものの、今までの矛盾点がわかるようになり、職場でいじめ、正義感が強くなりバランスがとれなくなり、次第に前よりも知能指数が低下してしまい 前の職場のパン屋に戻り最後に教授への手紙で、頭の手術をした今は亡きアルジャーノンに対して 「どうかついでがあったら、うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやってください。」と残します。 そこで、すごく涙が出ました。

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アルジャーノンに花束を
4
40代
男性
パート・アルバイト
山下智久演じる医者役で、自身が障害をもちながら患者に対してひたすら前向きに寄り添い励ましている姿は、とても感動して泣けてしまう内容になっています。周りからは、白い目で見られていてなかなか仲間として認められない事は、本当に辛いと思いました。

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50年以上も前の作品なのに色あせない感動
4
50代
男性
会社員
10代から60代まで、この物語を読んで涙した人がたくさんいると思います。障がいを持つ方が有形無形の差別を受けているのは今も変わりませんが、主人公のチャーリーが自分に向けられていた真実を知り、自らの意思で再び施設に向かうところは泣かずにいられない名シーンです。施設に向かうのに彼は本当の意味で自立したという皮肉が悲しいです。

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"いつ読んでも色褪せることがない
5
30代
女性
パート・アルバイト
言わずと知れた名作だと思いますが、やっぱり最後には泣かされてしまいます。
オーバーに描かれていますが、主人公が感じる自分への苛立ちや喪失感って誰もが感じた経験があるんじゃないでしょうか。
だからこそ、ラストは自分の行く末を重ねてグッとくるんだと思います。

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" "主人公のギャップに萌える
5
30代
女性
パート・アルバイト
知的障害を持ちながらも医師として天才的な才能を持つ主人公。まずここに萌えます。
また、それぞれの患者への対応、言葉の一つ一つが、彼独特の世界観の中で繰り広げられるのですが、それがまた心地いい。子供のように純粋でまっすぐな彼の言葉に、心打たれます。

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" 天才になったら幸せになれるのか?
5
40代
女性
会社員
知的障害を持つ主人公が、ある手術で天才になる。でもその手術には欠陥があることを天才になった彼は気づいてしまう。手術前よりも退化していく恐怖に怯えながら過ごす日々。技術の進歩や天才の方が良いという価値観が正しいのか?考えさせられます。

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虚しさも感じる内容
5
20代
女性
専業主婦(主夫)
ドラマ化される前に本を読みました。とても話題になっていた本なので気になっていましたが、読んでみて納得しました。人の欲望や得ようとするものを無理に手に入れると、大切なものを失う切なさと最後に残るむなしくも理解できる主人公の思いが印象にのこりました。

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普及の名作
5
30代
女性
会社員
ドラマ化もした名作であり、ご存知の方も多いだろう。この物語は、持たざる者と失う者とどちらが辛いのかを突きつけているように思う。一度は他の誰も到達できないような高みを知ったことは、彼にとって幸せだったのか不幸だったのか、手記の体を取る文章が、当初よりも稚拙になっていくことに虚しさを感じてならない。

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"人間と動物の切なくて感動のヒストリー
4
30代
女性
会社員
知的障害があるチャーリーがあることから知能を持っていく話です。
少しずつ知能をついてきたチャーリーには必ずしも幸せではなく過去の現実を知ったりとしていく話は切なくなります。
その中で人としての暖かさを感じれるところは感動します。

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" 考えさせられる一作
4
40代
女性
会社員
この作品を初めて手にとったのは中学生の頃だった。当時大好きだった漫画家が感銘を受けた作品のひとつにあげていたので興味をもったのがきっかけだった。正直難しかった。主人公をかわいそうだと思うのは簡単だけれど、かわいそうというのとは違った。今だにあの結末がよかったのか考えさせられる。

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人間の心情は化学や実験を凌駕する
5
30代
男性
会社員
人間の病気や症状を一例としての実験対象は必ずしも確実な成果につながるとは言えない。心や感情を持ち合わせる人間は形のない確かなものを持ち合わせ時に思いもよらない境地に達する。わかり切ったようで割り切れない人間の奥深さがある。

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9位

新潮社

博士の愛した数式

80分の記憶しか持てない博士と私たちの切ない物語

家政婦紹介組合から『私』が派遣された先は、80分しか記憶が持たない元数学者『博士』の家でした。数学以外に全く興味を示さない『博士』に『私』は少なからず困惑します。ある日、博士は『息子』を連れてくるようにと言いました。

 

第55回読売文学賞や、第1回本屋大賞を受賞し、新潮文庫では史上最速で100万部を売りあげた作品です。2006年1月21日に公開された映画も第30回日本アカデミー賞で、主演の寺尾聡さんが優秀男優賞をとるなど話題となりました。

基本情報
著者 小川洋子
ページ数 291
文学賞 第1回本屋大賞
映像化 2006/1/21

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博士と母子の数式を通じた心のふれあい
4
50代
男性
会社員
交通事故で新しい記憶が80分しか持続しない「博士」と、シングルマザーの「私」、その息子の「ルート」が数学を通じた不思議なコミュニケーションで交流を深めるという斬新な切り口が面白い作品です。江夏選手の背番号「28」が完全数という、阪神タイガース愛も散りばめられた愛すべき作品だと思います。

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記憶がなくてもある友情
5
10代
女性
学生
博士は変人ではありましたが、ルートのことを可愛がり優しい人だったのが印象的でした。また、ルートが博士に対して変な人というレッテルを貼ることなく、真摯に向き合っている様にとても心を打たれました。博士の記憶には残らないという虚しさがより物語に感動する要因になりました。

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"美しさと優しさがしみじみくる小説
5
50代
女性
パート・アルバイト
数式が、こんなに美しく文学的に語れるものだということに、世界を見る目が広がった気がした。
ここまで書ける作者の力量がすごい。
物語は、少し悲しいけど、優しくて穏やか。
記憶障害のある老先生と、母子家庭の親子の、相手への思いやりに満ちた繋がりが、たまらなくいとおしく美しい物語です。

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" 数字がつなぐ関係性
5
10代
性別非公開
学生
「博士の愛した数式」は,「博士」と家政婦の「私」そして「私」の息子の「ルート」が,数字を介して関係を深めていく物語です.詳細はネタバレになるので伏せますが,ある数字を中心に物語が回っていくのには,筆者の技量を感じさせられました.そう厚い本ではないので軽く泣きたい方におすすめです.

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人の記憶に残るものとは
5
30代
女性
会社員
恋愛物語ではない。家族物語でもない。それにも関わらず、愛情登場人物の愛情や好きなもの、そのようなものが決して消えずに人の記憶に残ることを教えてくれる。初代本屋大賞にいつわりなし。初代大賞に相応しい感動の一冊。

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博士の記憶は3分しか持たない
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
記憶が3分しか持たない博士と、博士の家に来た家政婦とその息子の物語。記憶を失っても消えることのない「その人らしさ」とはなんなのか考えさせられました。本書は博士と家政婦、その息子「ルート」の世代を超えた交流の物語ですが、人と人とが心を通わせるということにおいて記憶が消えてしまうことや年齢は必ずしも関係がないのだなと思いました。作品全体を通した静かな世界観が魅力です。

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登場人物があまりに優しすぎて泣けます。
5
50代
女性
パート・アルバイト
新しい記憶が蓄積できない博士は、おなじ子供に何度会っても新鮮な気持ちで「√ルート」と呼んで頭を撫でるシーンが、たまらなく泣けます。主人公の「わたし」のこどもが博士の愛情に応えようとして、博士の好きな江夏豊の野球カードを必死で探し、それを博士にプレゼントするシーンでは、号泣して涙で顔がぐちゃぐちゃになりました。人間はこんなにも人に優しく愛情深くなれるものなのか、としみじみ。人を愛すること、優しくあること、それらがこんなにも人の心を打ちます。涙なくしては読めない小説。

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愛とは何か、考えさせられます。
5
20代
女性
学生
この作品では記憶が短時間しか持たない博士と家政婦として雇われた私、そして息子の三人が愛を育んでいく作品です。最初はぎくしゃくしていた登場人物たちが次第に寄り添いあっていく様子や、結末には涙せずにはいられません。

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静かな感動
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
この小説の魅力は、少年と博士が心を通わせていくところにあります。タイトル通り、数式が出てきますが、小難しくなく、誰でも興味を持てるようわかりやすく書かれています。気むずかしいと思われた博士ですが、少年に対してだけは数式と同じくらい愛情を持って接しており、最後まで読むと温かな幸福感で心が満たされます。

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境遇の違う3人の暖かな交流
5
20代
女性
学生
80分しか記憶が持たない博士、そんな博士に寄り添う家政婦、家政婦の息子ルートの交流が、暖かで感動しました。3人が互いを思いやる優しさで満ち溢れています。数学的な美しさが物語に絡んでいる点も非常に魅力的でした。

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80分。
4
50代
女性
自営業・自由業
元数学者の記憶が80分しかもたないという。家政婦を雇った元博士と家政婦の息子との三人の日々である。元博士が、施設に入ると博士が死を迎えるまで親子で施設に通ったというが。家政婦という形の同居が行き止まりになった小説。

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美しい、その一言に尽きる
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
博士は80分しか記憶が持ちません。忘れないようにいたるところにメモが貼られていません。たくさんのことをすぐにわすれてしまいます。そんな博士のことを「わたし」は理解しようと努めます。病気があっても、周りの方のサポートで本人は輝けるし、愛されるのだと思いました

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すぐに忘れてしまう博士
4
30代
男性
公務員
80分しか記憶のもたない数学者の博士の家に新しい家政婦さんがやってきます。博士は出会ったばかりの家政婦さんに、誕生日や靴のサイズなどを聞いて、それがどのような数字なのかを説明します。家政婦さんの、息子も加わって記憶が80分しかもたない博士との奇妙な生活が始まります。

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"高次脳機能障害
4
40代
男性
会社員
博士の思いは誰にも分からない。そう思っていたが、徐々に彼の思いが解かれていくことで、結果的に皆が幸せな気分になる。そんな映画てす。
高次脳機能障害とほ、どういうものか。本人の辛さとほ、身近にしてくれるストーリーてす

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" 文章が柔らかく美しい。
4
20代
女性
会社員
自分は映画も見て本も読んだが、映画よりも本の方が情景の描写が細かく、美しい。映像で表現しきれないほどのものを語る文章が読める小説。切なく苦しい病気との格闘が、柔らかく優しい文章のおかげで抵抗なく、しかしリアリティをもって語りかけてくる。

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"数式を愛する博士の物語
5
20代
女性
自営業・自由業
「博士の愛した数式」は事故によって記憶が80分しかもたないという博士と、家政婦とその息子(√)の物語です。
博士はこよなく数式を愛しています。博士はとても子供が好きで、何でも優しく包みこんでしまう優しさがありました。
そんな博士に、家政婦も√も博士に心を開いて、共に過ごすようになります。
たとえ80分で記憶を失うとわかっていても、博士を一生懸命喜ばせようとする家政婦と√の温かさに胸が熱くなりました。
何度読み返しても心を癒してくれる作品だと思います。

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" "小説も、映画も素晴らしい。
0
30代
女性
公務員
小説も美しいですが、映画も美しいです。
映像美、音楽、主人公の櫻井翔くんに妻役の宮崎あおいさん、脇を固める俳優さんも、何もかもすべて優しいです。
命がテーマになっていますが、決して悲しいだけではなく、生きているのことありがたさ、支えてくれる人の有り難さが溢れています。

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" "記憶に残らなくても、気持ちは通じる
4
30代
女性
自営業・自由業
交通事故で障害が残り、80分しか記憶が残らなくなってしまった博士。シングルマザーの家政婦とその息子。
お互いがお互いを優しく思う気持ちは、記憶が残らなくても通じるんだなぁと実感。
博士との出会いが、息子の人生を大きく飛躍させた感じがする。

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" 人と人との繋がりの暖かさに感動
5
20代
女性
学生
80分しか記憶が持たない博士と主人公の家政婦、そしてその息子との関係性が何とも暖かい。かなり数学用語が出てくるので、理系の私にとってはかなり面白く読めた。阪神タイガースの話はよく分からなかった。数学とか野球とかそういう複雑な話を抜きにすると、人と人との繋がりの美しさを感じれる。感動。

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老齢数学者への母親みたいな暖かい視線
5
60代
男性
会社役員・経営者
主人公は、病気の数学者の家に家事サービスで通う、小学生の子供をもつ単身女性です。病気というのは、わずかの時間の記憶しかないこと。主人公のことも翌日には解らなくなる重症です。主人公が老年雄学者のまるで母親みたいな、暖かい視線を持ち、それが実体の行動としていくつも表現されています。

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記憶が80分しか持たなくても心は通じる
5
40代
女性
会社員
高校の数学教師のルートがなぜ数学の教師になったかを生徒達に話し始め、昔お母さんが家政婦として行った派遣先の博士の話をします。博士は事故で記憶障害になり、記憶が80分しか持ちません。お母さんに連れられて博士の家へ行った際に子供好きの博士はルートに数学の話を何度もします。この母子と博士が一緒に野球の試合を見に行く時、博士の止まっている記憶に合わせて博士の好きな江夏が今も活躍しているものとして母子は振舞います。この母子の事は会うたび忘れていても何か温かい感情は残っていると思いました。

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穏やかで静かな日常に隠された情熱
5
30代
女性
会社員
淡々と書かれるなにげない日常が博士の記憶が80分しか持たないことで、全てに意味があるように思えてきます。小川洋子さんの文体にストーリがとってもマッチしていて何度読んでも飽きない作品です。数学は苦手科目でしたが、ちょっと好きになりました。

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10位

新潮社

ツナグ

もう一度会いたい人はいますか?

一生に一度だけ死者との再会を叶えてくれるという『使者』を前にしたのは、突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌を告知できなかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生でした。

 

「もしもう一度会えるとしたら、何を伝えますか」というそんな物語です。2012年10月6日には映画も公開されており、小説とは構成が異なります。映画を見てから小説を読むよりは、ぜひ先に小説を読んでおいてください。

基本情報
著者 辻村深月
ページ数 441
文学賞 第32回吉川英治文学新人賞
映像化 2012/10/6

以下の記事では辻村深月の作品を特集していますので、ぜひ参考にしてください。

口コミを紹介

ツナグが可能にするあの世の人との対話
4
50代
女性
専業主婦(主夫)
ツナグという職業が、死後の人と生きる人との対話を可能にする。伝えられなかった想いや、初めて知る真実など、それぞれの人間模様が浮き彫りになる。ツナグ本人の成長とともに語られる心情に、安堵したり、涙したりの感動作。

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10代の頃の繊細な感覚を思い出す
4
20代
女性
専業主婦(主夫)
特に印象に残ったのは親友に会った女子高生の話。
辻村深月さんは本当に10代のちょっとした心の機微、繊細さを描くのが上手いと感じる話だった。女性なら誰でもあの10代の頃の感覚を思い出す描き方だと思う。少しの後味の悪さがリアルだった。

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未知の世界を知る感じです
5
30代
女性
無職
私はこの作者さんと同じ出身地なので親近感が湧いて手に取りました。一番はじめはなんだかもやもやした感じだったのですが死の世界への繋がりというか、そのつなぐ役目を果たすことってすごく大変だよなと思いましたし自分があの世に行っていたらと自分を照らし合わせて読むことができました。やっぱりなくなってしまうというのは悲しいことですね。

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" "[死者]と[生者]と[使者]
4
40代
男性
自営業・自由業
やりきれない日常を描いた一章から、どんどん引き込まれてしまいました。死者と生者をつなぐ「使者」。私なら誰に会いたいと願うだろう。「親友の心得」は読んでいて辛くなました。「使者の心得」を読んだらもっと辛くなりました。歩美があんなオシャレで高いコートを着てなければと思ってしまいました。仲がよい二人で生きていてほしかった。
本当に死者に会え、話ができるとしたらどうだろう。歩美のように死者への罪悪感を思い、死と生のどちらを優先するか悩んでしまいそうです。
死者も使者も「シシャ」…

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" もう一度会えるなら
4
30代
女性
会社員
歳を重ねるにつれて誰しも、もう一度会いたい、会って話がしたい。そんな誰かが出来ると思います。そんな誰かを思い出して、切なくて、恋しくて、苦しくなる。でも最後は心があたたかくなり、明日もまた頑張って生きようと思う作品です。

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生きることについて考えさせられる話
5
40代
女性
会社員
死者との再会が一生に一度だけできるという願いを叶えることができる使者、ツナグである主人公の歩美が今はもう亡くなってしまった身内や友人、婚約者や憧れだったアイドルに会いたいという人の願いを叶え再会させることで、生きている人達が亡くなった人達から生きる力を与えられたり後悔したりするお話です。

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感動必至
5
20代
女性
会社員
この作品では「命」がいかに儚くてそれでいてどれだけ尊いものであるのかを気づかせてくれる素晴らしい作品でした。何も考えずに生きていたら意識することのできない命のありがたみを知り、胸が震えるほどに感動をして涙が溢れてきました。

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何度でも読みたい、何度でも心奪われる
5
30代
女性
自営業・自由業
これほど優しいお話があったとは。人間と切り離せない「死」をめぐって、後悔や心残り…「もう一度」の願いを如何に消化/昇華していくのかを考えさせられる。人を思えばこそ、伝えたかった言葉が見えてくるものです。その先に「生」の本質が描かれる作品でした。

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作中の比喩表現が美しいです
4
20代
女性
会社員
生とは、死とは何かということを、静かに、でも強烈に問いかけてきます。亡くなった人に一度だけ会えるとしたら、自分なら誰に会いたいだろうかと考えてしまいます。 自分のまわりの大事な人が今、生きているということに純粋に感謝できます。

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亡くなった大切な方に会いたくなります
5
60代
女性
専業主婦(主夫)
自分だったら誰に会わせてもらいたいかなと考えてしまいます。聞きたいことはたくさんあるけどそれを敢えて聞かずにうやむやにしておいたほうがいい場合もあるというメッセージも込められていると感じます。私は使者と連絡が取れても大金を払う余裕は無いのでいつか自分がそちらに行った時に会えるのを楽しみに生きて行こうかなと思います。

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"一生に一度、死者との再会が叶うなら?
5
30代
女性
専業主婦(主夫)
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」と、ツナグの仲介のもと生者と死者が一夜だけ再会できる奇跡のお話です。
最終章での伏線の回収が素晴らしいです。
もし現実にツナグがいたら、心が救われる人が沢山いるのだろうと思います。

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" 生者と死者を「ツナグ」使者
5
40代
女性
専業主婦(主夫)
映画化もされた、辻村美月さんの代表作。死者にたった一度だけ会える仲介をする使者・ツナグ。短編集で、心温まったり、考えさせられたり、切なくなったりする。最後に、使者の歩美自身の話があるのも、この小説を奥深いものにしている。私なら、誰に会いたいだろう?

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人と人をつなぐ話
4
50代
男性
会社員