松本清張のおすすめ人気ランキング15選【代表作品・最高傑作からドラマ化まで】

松本清張の作品は、数多くの代表作・名作があります。あらすじから気になるベストセラーの書籍・短編小説・砂の器などドラマや映画化されたものなどさまざまです。今回は松本清張作品の選び方とおすすめランキング一覧をご紹介。松本清張の最高傑作は?と気になる方は必見です。

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ガラスの城も!今も愛される松本清張の最高傑作は?

日本文学史に多大な影響を与えた作家が松本清張です。松本清張は筆が早い作家としても有名で、42歳で遅咲きの作家デビュー以後、推理小説・サスペンス・歴史小説などさまざまなジャンルでベストセラー書籍、映画・ドラマ化作品を残しています。

 

特に影響力が強かったのがミステリーのジャンルです。清張がデビューする前と後で「清張以後」「清張以前」と区別されるほど甚大な影響があります。砂の器・ゼロの焦点・ガラスの城など名作が数多く短編小説もあり、どれから読むか迷う方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、松本清張作品の選び方や代表作を含むおすすめ商品一覧をランキング形式でご紹介。ランキングはジャンル・知名度・人気度を基準に作成しました。松本清張の最高傑作は?と疑問に思う方や、あらすじが気になる方も必見です。

【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品

1位

新潮社

点と線

今や代名詞となった時刻表トリックのベストセラー本

時刻表トリックの代表作「点と線」です。心中のように思われた男女の死に疑問を持った刑事たちの緻密な捜査、そして鉄壁のアリバイ崩しに挑んでいくさまが面白い、これぞ推理小説といった作品といえます。

 

間違いなく現代のミステリー小説に多大な影響を与えている本作は、何度も映像化され話題を呼びました。

基本情報
ジャンル ミステリー
ページ数 272ページ

松本清張作品の魅力と人気の理由は現代人も共感できる社会問題

松本清張作品は、特徴として社会派推理小説といわれています。さまざまな社会的問題をテーマにすえ、殺人事件などを通してその問題を問いかける作風です。登場人物の心情が描かれ感じ取れる様子が魅力のひとつになっています。しかしそのテーマゆえ、リアルで重い雰囲気を持ったものが多いです。

 

また、実際に起きた事件や歴史的出来事をとりあげ、自らの考察を加えたドキュメンタリータイプの作品も多いです。すべては昭和が舞台のミステリーですが、そのテーマは差別や貧困、政治の闇など今も共通する社会問題で幅広く共感を得ています。

松本清張の小説家人生とは?

松本清張は1909年に福岡県で生まれました。1951年のデビュー作『西郷札』が直木賞候補となり、2年後の1953年には『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞しました。その後社会性の強い題材を扱った「社会派推理小説」と呼ばれる新しいジャンルを開拓します。

 

その先駆けとなったのが1957年から連載が開始された『点と線』です。そのほか歴史小説、実際の事件を扱ったノンフィクションの作品など多岐にわたる作品を生み出し、作家人生約40年の間に700以上もの作品を残し、今もなお読み継がれれています。

松本清張作品の選び方

ここからは松本清張作品の選び方をジャンルやメディアミックス化などに分けてご紹介します。是非参考にしてみてください。

ベストセラーになった作品から選ぶ

芥川賞の受賞や作品タイトルが流行語になるなど、松本清張作品は話題に事欠きません。ここでは特にベストセラーや話題になった作品をご紹介します。

芥川賞を受賞した作品なら「或る小倉日記伝」がおすすめ

松本清張を一躍有名にした作品が第28回芥川賞を受賞した「或る「小倉日記」伝」です。会社員をしながら執筆していた松本清張は芥川賞の受賞をきっかけに本格的に執筆活動を始め、小説家となっていきます。

 

短編なので気楽に読み始められるため長編小説に慣れていない方にもおすすめです。なお「或る「小倉日記」伝」の主人公である田上耕作は実在する人物であるとされています。最後に思わぬ結末迎えてしまう彼に思いを馳せて読んでみましょう。

ミステリー傑作選を読みたいなら「張込み」がおすすめ

殺人犯を張り込み中の刑事の目に映ったのは、平凡に暮らす主婦の秘められた過去でした。刑事のおもいやりを描いた短編小説です。登場人物たちの心情に重きを置いた作品が多いのも松本清張作品の一面といえます。

 

判決が下された者に対しては、後に不利になるような事実があったとしても、絶対に裁判のやり直しはしない「一事不再理」との刑法の条文にヒントを得た「一年半待て」などが収録です。推理好きな方におすすめのミステリー傑作選になります。

清張以前・清張以後の原点が知りたい方は「点と線」がおすすめ

松本清張が推理小説に与えた影響は甚大なもので、「清張以前」「清張以後」との言葉まで生み出され、松本清張がデビューする前後でハッキリと区別されるほどになっています。特にブームとなったのが1957年に連載され1958年に刊行された「点と線」です。

 

同時期に刊行された「眼の壁」と共にベストセラーとなりました。「点と線」、「眼の壁」は時代背景こそ執筆当時の古さを感じるものの、今見ても非常に完成度の高い作品です。「清張以後」の時代は今なお続いているのがハッキリとわかる作品になっています。

ノンフィクション小説がどんな作品か知りたい方は「昭和史発掘」がおすすめ

松本清張がデビューした当時は、ノンフィクション小説のジャンルが少なく、一般的に読まれるものではありませんでした。そんな中で松本清張が新たにブームを作り、一般的なジャンルにまで昇華させたのが「昭和史発掘」によるノンフィクション小説です。

 

「昭和史発掘」では日本近代史の分岐点である二・二六事件を徹底的に取材・調査し、独自の視点から切り込んだ作品で、新装版は全9巻の超大作となっています。単行本は300万部を超える大ベストセラーとなり、松本清張自身も驚かせました。

ジャンルから選ぶ

松本清張の作品ジャンルは実に幅広く、さまざまなジャンルに作品を残しています。ここでは代表的なジャンルを見ていきましょう。

長編ミステリーを読みたいなら「推理小説」がおすすめ

長編ミステリーが読みたい方はドラマ化も多い推理小説がおすすめです。松本清張の代表作にして最高傑作とも言える長編ミステリー「砂の器」、日本各地に残る戦後の傷痕をリアルに描いたミステリー「ゼロの焦点」などが有名作品といえます。

 

松本清張のミステリーの魅力は、なんと言ってもリアルで地道な捜査により論理的に真実を導き出すラストです。小説のタイトルにもなっていますが、正しく点と線が繋がりクライマックスを迎えます。現在も推理小説で松本清張の影響を受けた作品は多いです。

 

以下の記事では推理小説・ミステリー小説について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

史実や記録に基づいた書籍を読みたいなら「ノンフィクションの作品」がおすすめ

松本清張が作家としてデビューした当時ノンフィクションジャンルの書籍は一般的ではありませんでした。それを一般的なジャンルまで引き上げたのが松本清張です。特に有名なのが「昭和史発掘」と「日本の黒い霧」です。

 

「昭和史発掘」は発行部数300万を越えるベストセラー、「日本の黒い霧」は黒い霧との流行語を生み出すほどの社会現象となりました。松本清張のノンフィクション小説は完成度が非常に高く、執筆のための資料までもが資料集として刊行されるほどです。

 

以下の記事では短編小説について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

気軽に読める作品なら「短編集」がおすすめ

松本清張は40歳を超えてからデビューする遅咲きの作家でありながら筆が早いのでも有名で、生涯で千を越える作品を残しています。小説が千本もあったら何から読んだらいいか迷ってしまいますが、そんな方におススメなのが短編集です。

 

松本清張は短編小説の完成度が非常に高い作家で、少ないページ数の中にも起承転結をしっかりと詰め込んだ上質なミステリー小説が多いのが特徴といえます。小説一本あたりのページ数が少ないので読書に慣れていない方にもおすすめです。

 

以下の記事では短編小説について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

初期の名作・代表作を読みたい方は「歴史小説」がおすすめ

松本清張の代表作と言えばミステリー作家のイメージが強いですが、意外にも松本清張初の長編小説は歴史小説であり、初期の頃には多くの名作歴史小説を残しています。共通しているのは、歴史の表舞台に埋もれている人物を好んで描いている点です。

 

松本清張自身も史実を淡々と書くのが歴史小説ではなく、史実の下層に埋没している人間を発掘するのこそが歴史小説家の仕事であると述べています。おすすめの歴史小説は「西郷札」「無宿人別帳」などです。

 

以下の記事では歴史小説について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

年代で選ぶ

出版された年代から松本清張作品を選ぶのも1つの手段です。年代ごとに代表的な作品を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

賞に選出された1950年代

1950年代の松本清張作品は、ノンフィクション作品がないのが特徴です。松本清張は1950年代にはノンフィクション作品以外のジャンルを多数執筆しています。1951年の処女作「西郷札」と1952年の「或る『小倉日記』伝」がともに直木賞候補になり注目を浴びました。

 

さらに推理小説がベストセラーになり作家として爆発的な人気をえます。1950年代の清張作品の推理小説が読みたい方は、「0の焦点」「点と線」「顔を」などがおすすめです。時代小説を楽しみたいなら、「無宿人別帳」「かげろ絵図」などを選んでください。

ノンフィクション作品を書き始めた1960年代

松本清張は1960年代には今まで書いていなかったノンフィクション作品を書きはじめます。「日本の黒い霧」を文藝春秋に連載して、日本中にノンフィクションジャンルのおもしろさを知らしめました。

 

1960年代の推理小説を読みたい方には「黒の画集」「砂の器」がおすすめです。どちらもベストセラーの名作で、何度も映画化・ドラマ化されています。また、評伝的小説は「小説帝銀事件」「小説東京帝国大学」などを執筆しています。

300万部達成した1970年代

1970年代に松本清張の単行本発行部数300万部を達成します。また「花水」「逃亡」が第1回吉川英治賞を受賞。1970年代以降、清張は歴史への関心が高まり、歴史小説「眩人」や古代史「清張通史」などを執筆しました。推理小説は「黒の図室」「黒の線刻画」を刊行。

海外トラベルミステリーを執筆した1980年代

海外トラベルミステリー小説を楽しみたい方は、1980年代の作品がおすすめです。ヨーロッパ旅行で発生する連続殺人事件を描いた「黒の回廊」やヨーロッパ旅行の経験を活かした「霧の会議」「赤い氷河期」を執筆しています。1980年代の推理小説が読みたい方は「迷走地図」「熱い絹」がおすすめです。

晩年も作品を作り続けた1990年代

松本清張は晩年にも作品を残します。「江戸綺談 甲州霊嶽党」は松本清張の晩年作品として今もなお読まれ続けています。また、他界する前の構想として残っている作品も2点。松本清張は、晩年になっても執筆に対する情熱を燃やしてた証拠です。

ドラマ化・映画化など文庫本から映像化された作品から選ぶ

松本清張作品の特徴として、映像化の多さが挙げられます。近年映画化・ドラマ化される作品のほとんどが現代向けにアレンジされているため、文庫本が苦手な方にもおすすめです。

ドラマで有名になった作品を読みたいなら「疑惑」がおすすめ

松本清張の代表的な推理小説の一つ「疑惑」です。過去5回もドラマ化されている超人気作で、最近では2019年テレビ朝日開局60周年記念ドラマとして映像化されました。主演女優は米倉涼子さんで、そして津川雅彦さんの遺作でもあります。

 

ごく最近制作されたドラマのため、昭和の世界観に違和感を感じて原作が読めない方におすすめです。もちろん視聴した後に原作を読むのも読書の方法の1つといえます。

映画化された最高傑作を読みたい方は「砂の器」がおすすめ

松本清張作品で最高傑作として有名な「砂の器」です。映画化された後、2019年にフジテレビ開局60周年ドラマとして映像化、2004年に全11回の連続ドラマとして映像化されています。

 

同じ原作を色んな監督や俳優さんが映像化していますので、一つの原作で2度3度と楽しめます。こちらも「疑惑」と同じくごく最近映像化されたものなので、古い原作に抵抗がある方でもすんなりと松本清張の世界に入り込める作品です。

 

以下の記事ではドラマ化・映画化作品について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

話の好みがあるなら「作品のあらすじ」をチェック

どの作品を読もうか悩んでいる方は、作品のあらすじを確認しておくのもおすすめです。あらすじでは物語の大まかな内容がわかるため、自分好みの作品を選べます。しかし、ネットなどで調べるとネタバレになってしまう可能性もあります。

松本清張の人気おすすめランキング15選

1位

新潮社

点と線

今や代名詞となった時刻表トリックのベストセラー本

時刻表トリックの代表作「点と線」です。心中のように思われた男女の死に疑問を持った刑事たちの緻密な捜査、そして鉄壁のアリバイ崩しに挑んでいくさまが面白い、これぞ推理小説といった作品といえます。

 

間違いなく現代のミステリー小説に多大な影響を与えている本作は、何度も映像化され話題を呼びました。

基本情報
ジャンル ミステリー
ページ数 272ページ

口コミを紹介

中学生の時に一度読んだ事があったので、実に40年振りに読んでみようと思って。当時の本は無いので買い直しました。全く内容は、忘れていたが、点と線が結ばれたシーンは、ハッと思い出されました。

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2位

新潮社

砂の器

映画・ドラマも名作!ミステリー史上最高傑作の呼び声高い代表作

ミステリー史上最高傑作とも呼ばれる「砂の器」です。1962年に刊行された本書はこれまでに映画化1回、ドラマ化6回の人気ぶりで初版から50年以上経過した2019年にもドラマ化され、長ロングヒットを続けています。

 

読み進めるほど続きが気になって読むのを止められなくなるミステリー小説の傑作です。東京蒲田で起こった殺人事件の操作が全国各地に広がり、日本の格差社会や差別の問題にまで切り込んでいくストーリー展開になっています。

基本情報
ジャンル ミステリー
ページ数 464ページ

口コミを紹介

読み進めて行くうちに、続きが気になって読むのを止められなくなる良いミステリー小説。
東京蒲田で起こった事件に対して、全国各地に捜査が広がり、また、日本の格差差別にまで切り込んでいくストーリー展開に感激。

出典:https://www.amazon.co.jp

3位

新潮社

ゼロの焦点

終戦直後の混乱を描く映画化されたおすすめミステリー小説

北陸地方を舞台に、終戦直後の混乱の中で起こってしまった悲劇の連続殺人事件です。登場人物たちそれぞれが悲しい運命を背負った、考えさせられる物語になっています。

 

映画化2回、テレビドラマ化6回、さまざまな人気俳優や女優たちが登場人物たちを演じてきました。

基本情報
ジャンル ミステリー
ページ数 496ページ

口コミを紹介

松本清張さんの中でもこれは文句なく指折りの一冊。淡々とした語り口が、どことなく寒々しく、荒い海の光景とよく似合います。どこかに消えてしまいたくなった時に、ふと読みたくなる一冊かも。

出典:https://www.amazon.co.jp

4位

講談社

ガラスの城

ドラマ化もされた人気作品・ガラスの城

女子社員が社員旅行中に起きた殺人事件の謎を追う長編推理小説です。人気作品の一つで、ドラマ化もされました。一流サラリーマンの世界にある欲望と犯罪の構造を鋭く描いており、長編なのでじっくり松本清張ワールドを楽しみたい方におすすめです。

基本情報
ジャンル ミステリー
ページ数 344ページ

口コミを紹介

『ガラスの城』(松本清張著、講談社文庫)は推理小説であると同時に、生々しい企業小説でもある。
やはり、松本清張はいいなあ。

出典:https://www.amazon.co.jp

5位

新潮社

黒い画集

不倫や出世などすぐ隣に存在する怖い話

浮気や不倫など男女関係をテーマにした作品を7編そろえた連作短編集です。昨今世間を騒がせる機会の多いテーマであるのに加えて、出世や欲望に流されていく心情に、誰もが陥りやすい容易さと恐ろしさを描いています。

 

自分の情事を知られたくないばかりに知人のアリバイを否定し続け、人を破滅に追いやるとともに自分自身も破局の道を転がっていく話など、ある意味身も凍るストーリーぞろいです。「天木越え」など映画化された名作も収録されています。

基本情報
ジャンル ミステリー
ページ数 752ページ

口コミを紹介

黒い画集では7編の短編が収められており、巷によくありそうな男女関係に殺人が組み合わされた創作事件簿です。何となく警鐘を与えるような含みもあるのかもしれません。

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6位

新潮社

黒い福音

実際に起きた殺人事件の顛末を追う実録的長編名作小説

昭和34年に実際に起きた「イギリス航空スチュワーデス殺人事件」の顛末を追った実録的長編小説です。容疑者である外国人神父を追いつつ、キリスト教団の権威に立ちはだかられる警視庁に、ジレンマと怒りを覚える国民の心情が伝わってきます。

 

このほかにも、現実の事件を追った作品がとても多い松本清張です。昭和史を垣間見られて、なおかつ面白い名作にぜひチャレンジしてみてください。

基本情報
ジャンル 実録小説
ページ数 704ページ

口コミを紹介

事件から数十年経った今でも読み応えがあります。当時の日本の国際的地位の低さを考えるとむなしくなります。

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7位

新潮社

共犯者

完全犯罪を目論む銀行強盗犯の自滅

表題になった「共犯者」は共謀し銀行を襲った2人の話ですが、銀行強盗をする話ではなく、大金を手にした後の話なのが面白さのポイントになります。二度と会わない・連絡を取らないのを約束し別れた2人でした。

 

しかし、相手を信用しきれず疑心暗鬼に駆られ自滅する道へ進んでしまいます。他10作品収録です。

基本情報
ジャンル 短編集
ページ数 400ページ

口コミを紹介

読み終わった後何とも言えぬ感情がおもしろい。
経験した事のないような、あるような・・・・・なんとも面白かったです

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8位

新潮社

黒革の手帖

作品のあらすじだけでも気になる松本清張サスペンスの代表作

松本清張作品の中でも屈指の悪女が登場する傑作サスペンスです。7500万と巨額の金を横領し銀座のクラブのママに転身した女性銀行員を描く物語で、これまでに6度テレビドラマ化される超人気作品になっています。

基本情報
ジャンル サスペンス
ページ数 384ページ

口コミを紹介

お見事!鮮やか!としかいいようがない、銀座ママ 原口元子の成り上がり、伝説。しかもその手口が、圧巻!これでもかこれでもかと、畳み掛けるように、華麗に抜かりなく悪事を働く。彼女の罠に、男達がいとも簡単に、はまって行く。   もちろん上・下巻でね!

出典:https://www.amazon.co.jp

9位

新潮社

わるいやつら

医師が犯す連続殺人

ピカレスク・サスペンスの「わるいやつら」です。病院の二代目院長である戸谷信一の物語ですが、戸谷は色と欲にまみれた悪人で、ついには連続殺人にまで手を染めてしまいます。しかしタイトルからもわかるように、戸谷の周りの連中も悪人です。

 

戸谷は完全犯罪を遂行できるのか、興味深く読めます。

基本情報
ジャンル サスペンス
ページ数 512ページ

口コミを紹介

初めて読んだのは、ドラマ化される前でした。
まぁ〜主人公の戸谷が悪い悪い!!!途中おかしくなるほどでした。
戸谷が追い詰められて行く様に、とても引き込まれました。

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10位

新潮社

或る「小倉日記」伝

小説家になるきっけとなった第28回芥川賞受賞作

第28回芥川龍之介賞を受賞した『或る「小倉日記」伝』です。本書は短編集となっていて、『或る「小倉日記」伝』はその一つで、森鴎外の失われた小倉日記を再現する評伝小説です。

 

新聞社に勤めていた松本清張が小説家になったきっかけの作品でもあります。

基本情報
ジャンル ノンフィクション
ページ数 496ページ

口コミを紹介

幾つもの短編が入っていますが、どの話もミステリックでじわじわと恐怖感を掻き立てられます。
単なるミステリーではなく、現実に自分の身にも起こるかも、などと思わせられます。。

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11位

新潮社

けものみち

松本清張の描く長編社会派サスペンス

松本清張の描く社会派サスペンスの代表的長編です。過去に映画化、3度のドラマ化がなされている人気作品で、登場人物がとにかく個性豊かな描かれ方をしています。ドラマティックなストーリー展開と併せて何度も映像化される理由がわかる作品です。

基本情報
ジャンル サスペンス
ページ数 464ページ

口コミを紹介

時代を代表するamorousな女優さんたちが演じてきた民子。映像と原作では、また違った味わいがありました。映像では、自分の能力不足から読み取れなかった細かい心理等が、活字を通してよく理解できました。

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12位

文藝春秋

日本の黒い霧

歴史小説や推理小説としても楽しめる!流行語を生んだノンフィクション作品

戦後の混乱の中で起きた未解決事件を題材にしたノンフィクション作品「日本の黒い霧」です。「帝銀事件」や「下山事件」など日本で発生した10の不可解な事件の影を松本清張が暴くノンフィクション小説になっています。

 

歴史小説や推理小説としてもおすすめの一冊です。背後に不正や犯罪が隠れているのを比喩する「黒い霧」は流行語となりました。

基本情報
ジャンル ノンフィクション
ページ数 413ページ

口コミを紹介

30年前に読み、改めて読み直しました。
今読んでも新鮮、今も昔も真実が報道されないのは一緒です。

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13位

新潮社

張込み

初期の傑作短編が集められたミステリー書籍

松本清張の傑作短編集「張込み」です。収録されている「鬼畜」「地方紙を買う女」「一年半待て」「顔」など映像化された多くの原作小説が収録されています。短編として完成度が高く初めて松本清張を読みたい方にもおすすめです。

 

こちらは短編集の第1巻ですが、ミステリー傑作選は多くありますので、長編に疲れたときや短編の名作ミステリーが読みたいときに向いています。

基本情報
ジャンル 短編集
ページ数 464ページ

口コミを紹介

表題作「張込み」含め8つの短編集、推理小説の原点でもある「張込み」清張の作品は予想できない展開が待ってるところが魅力である。最後の「カルネアデスの舟板」は男性の嫉妬、羨望、焦燥感を見事に書かれてる。

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14位

新潮社

西郷札

直木賞候補となった松本清張の処女作・短編集

松本清張の処女作である「西郷札」です。週刊朝日の百万人の小説に入選し、第25回直木賞候補となりました。題名となった西郷札は1877年に西郷隆盛軍が発行した軍票で、西郷軍専用のお金です。

 

西郷札が新聞社に送られてくるところから物語が始まりますが、この時の松本清張は新聞社勤務で、語り手のモデルは松本清張本人といわれています。松本清張本人が語り手となる時代小説は必見の一冊です。

基本情報
ジャンル 時代小説・短編集
ページ数 480ページ

口コミを紹介

時代の描写、人物の描写、時代背景のどれをとっても、目の前に映像が浮かびます。
そして話の筋立ても飽きさせません。

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15位

文藝春秋

無宿人別帳

罪を犯し無宿者となった者たちの鮮やかな逃亡と復習劇

時代小説である「無宿人別帳」です。収録されているのは連作小説で、元々歴史好きであった松本清張ですが、関係資料を漁り関係者に取材するなど徹底的に調べ上げています。史実に忠実なのが松本清張の時代小説の特徴です。

 

江戸制度の闇とも言われた無宿者の一冊、ミステリー好きにもおすすめします。

基本情報
ジャンル 時代小説
ページ数 365ページ

口コミを紹介

BSジャパンでこの本をドラマ化したものをやっていて興味を持ち購入しました。江戸時代の知られざる世界を知ることができてとても面白かったです。松本清張の見識の深さに改めて驚かされました。

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松本清張のおすすめ商品比較一覧表

商品名 画像 購入サイト 特徴 ジャンル ページ数
1位 アイテムID:15331862の画像

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今や代名詞となった時刻表トリックのベストセラー本

ミステリー

272ページ

2位 アイテムID:15331865の画像

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映画・ドラマも名作!ミステリー史上最高傑作の呼び声高い代表作

ミステリー

464ページ

3位 アイテムID:15331868の画像

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終戦直後の混乱を描く映画化されたおすすめミステリー小説

ミステリー

496ページ

4位 アイテムID:15331871の画像

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ドラマ化もされた人気作品・ガラスの城

ミステリー

344ページ

5位 アイテムID:15331874の画像

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不倫や出世などすぐ隣に存在する怖い話

ミステリー

752ページ

6位 アイテムID:15331877の画像

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実際に起きた殺人事件の顛末を追う実録的長編名作小説

実録小説

704ページ

7位 アイテムID:15331880の画像

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完全犯罪を目論む銀行強盗犯の自滅

短編集

400ページ

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作品のあらすじだけでも気になる松本清張サスペンスの代表作

サスペンス

384ページ

9位 アイテムID:15331886の画像

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医師が犯す連続殺人

サスペンス

512ページ

10位 アイテムID:15331889の画像

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小説家になるきっけとなった第28回芥川賞受賞作

ノンフィクション

496ページ

11位 アイテムID:15331892の画像

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松本清張の描く長編社会派サスペンス

サスペンス

464ページ

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歴史小説や推理小説としても楽しめる!流行語を生んだノンフィクション作品

ノンフィクション

413ページ

13位 アイテムID:15331898の画像

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初期の傑作短編が集められたミステリー書籍

短編集

464ページ

14位 アイテムID:15331901の画像

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直木賞候補となった松本清張の処女作・短編集

時代小説・短編集

480ページ

15位 アイテムID:15331904の画像

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罪を犯し無宿者となった者たちの鮮やかな逃亡と復習劇

時代小説

365ページ

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昭和を代表する小説家のご紹介

昭和を代表する小説家である松本清張ですが、そのほかにも昭和に活躍した小説家は多くいます。そんな小説家たちをご紹介しましょう。

優れた短編を読みたいなら短編小説の神様志賀直哉

人道主義や自由主義などといった、人間肯定が理念の白樺派の小説家の中でも代表的な存在であるのが志賀直哉です。簡潔で読みやすい短編小説に優れており、小説の神様」とも呼ばれました。

 

有名作品は『暗夜行路』『城の先にて』『和解』などで、『暗夜行路』は唯一の長編作品です。以下の記事では、志賀直哉の人気おすすめ作品について紹介をしています。合わせてご覧ください。

思想感が強い作家なら三島由紀夫

戦後を代表する作家である三島由紀夫は、ノーベル文学賞候補に選ばれるなど、日本だけでなく海外でも愛された作家です。代表作には、『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』などがあります。

 

晩年は政治的な志向を強め、三島由紀夫が割腹自殺をした件は小説界にも政治界にも大きな影響を与えました。以下の記事では、三島由紀夫の人気おすすめ本についてご紹介をしています。合わせてご覧ください。

現代でも人気の文豪なら滅びの美学太宰治

日本を代表する作家の一人である太宰治ですが、その作風は新戯作派、無頼派などと称されました。薬物中毒や自殺未遂を繰り返し波乱の多い人生でしたが、『斜陽』や『走れメロス』『人間失格』など数多くの名作を残しています。

 

以下の記事では、太宰治の人気おすすめ作品についてご紹介をしていますので、合わせてご覧ください。

まとめ

松本清張作品の人気おすすめランキングと松本清張作品の選び方をご紹介しました。どの作品も非常に完成度が高く、ここでは紹介しきれないおすすめ作品もたくさんあります。是非読んでみてください。

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