100人に聞いた!歴史小説のおすすめ人気ランキング50選【読みやすい名作も】
2024/08/30 更新
史実に基づく歴史小説は、創作物として楽しみながら、世界史・日本史の知識を蓄えられる魅力があります。一方、読みやすい名作や人気の戦国時代ものなど小説の種類もさまざまで選ぶのに迷いがちです。今回はそんな面白い歴史小説の人気おすすめランキングをご紹介しましょう。
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目次
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世界史・日本史の史実に基づく歴史小説をご紹介
歴史小説とは史実に基づく物語が展開され、実際の歴史上の人物や出来事が小説として描かれています。作者の主観と客観で、実在した人物がいかに考え行動したかを追体験できるのが歴史小説の面白さです。
歴史小説と聞くと、難しいイメージがありますよね。しかし、本格的な歴史書とは異なり、小学生でも読みやすい面白い歴史小説や、日本史だけでなく、世界史も描かれた歴史本もあり、幅広い年齢層のニーズに合わせた本がラインナップされています。
今回は男女100名を対象に、おすすめの歴史小説を調査したところ、1番人気の作品は、司馬遼太郎『竜馬がゆく』でした。ロングセラーの面白い名作から、戦国時代を背景とした人気の作品まで紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
初心者でも読みやすい歴史小説のおすすめ
文藝春秋
新装版 竜馬がゆく (1)
Amazon での評価
(2024/11/30調べ)
世代を超えた人気!面白い歴史小説のベストセラー
日本史・歴史小説のおすすめ
新潮社
燃えよ剣(上)
Amazon での評価
(2024/11/30調べ)
新撰組を通して幕末を描く司馬遼太郎の代表的作品
司馬遼太郎の代表作として人気の燃えよ剣は、新選組副長の土方歳三を題材に、幕末を描いた有名な歴史小説です。幕末ものの歴史小説を探しているなら、この本をおすすめします。新選組や土方歳三の名を世間に広めた作品です。
新選組の鬼の副長と呼ばれた土方歳三という一人の男が、武士として徳川幕府を守るために最後まで戦う壮絶な生き様を描いています。燃えよ剣を読んでから土方歳三のファンになったという方も多いです。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 1972/6/1 |
巻数 | 上・下 |
登場人物 | 土方歳三 |
国 | 日本 |
ページ数 | 592 |
時代 | 幕末 |
映像化 | 映画・テレビドラマ |
世界史・歴史小説のおすすめ
集英社
水滸伝 曙光の章
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(2024/11/30調べ)
第九回司馬遼太郎賞受賞人気の水滸伝シリーズ
こちらは、人気の水滸伝シリーズの始まりとなる第1巻の曙光の章です。この作品は第九回司馬遼太郎賞を受賞した作品であり、その人気ぶりや傑作ぶりをうかがうことができる作品でもあります。水滸伝を読みたいと思っていた方におすすめです。
舞台は12世紀の中国で、世直しのため強い信念を持った者たちが、自分の命と運命をかけて強大な力へと挑みます。彼らの運命と信念が交錯しぶつかりあうとき、どのようなドラマが生まれるか必見です。
著者 | 北方謙三 |
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出版社 | 集英社 |
出版日 | 2006年10月18日 |
巻数 | 全19巻+1巻 |
登場人物 | 梁山泊など |
国 | 中国 |
ページ数 | 388ページ |
時代 | 12世紀の北宋末期 |
映像化 | ‐ |
面白い歴史小説の選び方を100人に調査!
アンケートではおすすめの歴史小説に加えて、歴史小説選びで重視するポイントについても調査。「読みやすさ」「ストーリー」「国・時代設定」が特に重視されていました。「読みやすさ」を重視したい方は、映画やドラマを見てから原作に触れるのがおすすめです。
初心者でも読みやすい歴史小説の人気おすすめランキング3選
文藝春秋
新装版 竜馬がゆく (1)
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(2024/11/30調べ)
世代を超えた人気!面白い歴史小説のベストセラー
竜馬がゆくは、司馬遼太郎が手掛けた大作長編の人気歴史小説です。主人公は歴史上の人物の中でも人気がある坂本龍馬で、現代の日本人が思い描く坂本龍馬像を作った作品とさえいわれています。
武士の形にとらわれず自由に生きようとした龍馬の生き方と、朝廷側や幕府側などの枠にとらわれず、人物そのものを評価し協力して開国の進めようとしたやり方が共感を呼び、世代を超えてファンの多い小説です。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 1998/9/10 |
巻数 | 8巻 |
登場人物 | 坂本龍馬 |
国 | 日本 |
ページ数 | 446 |
時代 | 幕末 |
映像化 | テレビドラマ |
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小学館
のぼうの城 上
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(2024/11/30調べ)
映画化もされたちょっとマイナーな戦国史はキャラクターが魅力的
こちらの作品は、野村萬斎主演で映画化された作品としても有名で、地上波放送もされ、その放送で観て初めて知ったという方も多いです。戦国時代の豊臣秀吉が天下統一を目前に控え、小田原城を攻めている時期が舞台になります。
殿様を始め、登場人物たちのキャラクターがとても魅力的なのが特徴で、有名どころの戦国武将ではなく、ちょっとマイナーな側からの戦国の戦いを、堅苦しくない読みやすい文体で面白く読ませてくれる作品です。
著者 | 和田竜 |
---|---|
出版社 | 小学館 |
出版日 | 2010年10月6日 |
巻数 | 上・下 |
登場人物 | 成田長親など |
国 | 日本 |
ページ数 | 219ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | 映画化 |
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文藝春秋
陰陽師
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(2024/11/30調べ)
初心者にも読みやすい平安時代のヒーローの物語
こちらの作品は、野村萬斎が主演で映画化もされた『陰陽師』です。陰陽師という職業はもともと今でいう天気予報士的な学者のような役割ですが、この安倍晴明は術を操り怨霊や化け物を退治するヒーロー的存在に描かれています。
そんな安倍晴明の相棒ともいうべき男が源博雅です。2人のやりとりが絶妙に楽しく、独特のキャラクターとコンビネーションで不可解な事件を解決していきます。連作短編なので初心者にも読みやすい平安時代の物語です。
著者 | 夢枕獏 |
---|---|
出版社 | 文春文庫 |
出版日 | 1991年2月10日 |
巻数 | 短編・長編 |
登場人物 | 安倍晴明など |
国 | 日本 |
ページ数 | 333ページ |
時代 | 平安時代 |
映像化 | 映画 |
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初心者でも読みやすい歴史小説のおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 著者 | 出版社 | 出版日 | 巻数 | 登場人物 | 国 | ページ数 | 時代 | 映像化 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
世代を超えた人気!面白い歴史小説のベストセラー |
司馬遼太郎 |
文藝春秋 |
1998/9/10 |
8巻 |
坂本龍馬 |
日本 |
446 |
幕末 |
テレビドラマ |
||
2位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
映画化もされたちょっとマイナーな戦国史はキャラクターが魅力的 |
和田竜 |
小学館 |
2010年10月6日 |
上・下 |
成田長親など |
日本 |
219ページ |
戦国 |
映画化 |
||
3位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
初心者にも読みやすい平安時代のヒーローの物語 |
夢枕獏 |
文春文庫 |
1991年2月10日 |
短編・長編 |
安倍晴明など |
日本 |
333ページ |
平安時代 |
映画 |
||
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日本史・歴史小説の人気おすすめランキング34選
新潮社
燃えよ剣(上)
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(2024/11/30調べ)
新撰組を通して幕末を描く司馬遼太郎の代表的作品
司馬遼太郎の代表作として人気の燃えよ剣は、新選組副長の土方歳三を題材に、幕末を描いた有名な歴史小説です。幕末ものの歴史小説を探しているなら、この本をおすすめします。新選組や土方歳三の名を世間に広めた作品です。
新選組の鬼の副長と呼ばれた土方歳三という一人の男が、武士として徳川幕府を守るために最後まで戦う壮絶な生き様を描いています。燃えよ剣を読んでから土方歳三のファンになったという方も多いです。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 1972/6/1 |
巻数 | 上・下 |
登場人物 | 土方歳三 |
国 | 日本 |
ページ数 | 592 |
時代 | 幕末 |
映像化 | 映画・テレビドラマ |
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文藝春秋
新装版 坂の上の雲 (1)
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(2024/11/30調べ)
改革の時代だからこそ紐解きたい近代日本の幕開けを描いた傑作
伊予松山の出身である秋山好古・秋山真之・正岡子規の三人を主人公に、司馬遼太郎によって語られる明治の日本と、彼らがどのようにその時代にかかわって生きてきたかを表現した作品です。
強国ロシアのバルチック艦隊の撃破など、教科書ではなかなか習わない近代の時代を知るには適しています。小国日本海軍がどのように撃破できたのか、弱者が強者に打ち勝つためのバイブルとしてビジネスパーソンとしても人気の歴史小説です。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 1999/1/10 |
巻数 | 8巻 |
登場人物 | 秋山好古、秋山真之、正岡子規 |
国 | 日本 |
ページ数 | 350 |
時代 | 明治 |
映像化 | テレビドラマ |
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角川書店
新選組血風録 新装版
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(2024/11/30調べ)
新選組隊士のそれぞれの想いを記した短編集
司馬遼太郎が描いた、最後まで徳川幕府を守り抜こうとした新選組にスポットをあて、新選組隊士それぞれの生きざまを描いた人気作品です。新選組を知るには新選組血風録からといわれるほどの作品になっています。
新選組ファンにはもちろん、これまで新選組のことをよく知らなかったという方にもおすすめです。それぞれの隊士の考え方や生き方を、司馬遼太郎らしいどこか客観的な視点から淡々と綴られています。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 角川書店 |
出版日 | 2003/11/22 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 近藤勇他新選組隊士 |
国 | 日本 |
ページ数 | 635 |
時代 | 幕末・明治 |
映像化 | 映画(御法度) |
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新潮社
風林火山
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(2024/11/30調べ)
英語でも読める!軍師山本勘助の生涯を描いた大河ドラマにもなった人気作
武田信玄の軍師として仕えた武将、山本勘助を主人公に描いた人気歴史小説です。その人気から大河ドラマにも取り上げられ、世間の注目を浴びることになりました。山本勘助については史実上、実在した人物であるのか否かははっきりしていません。
なので、想像の世界の部分もありますが、武田家と上杉家の川中島の合戦など、基本的に史実に沿ったストーリーになっています。英訳本も出版されており英語の勉強にもおすすめです。
著者 | 井上靖 |
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出版社 | 新潮社 |
出版日 | 2005/11/6 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 山本勘助 |
国 | 日本 |
ページ数 | 352 |
時代 | 戦国 |
映像化 | 映画・テレビドラマ |
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新潮社
新源氏物語(上)
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(2024/11/30調べ)
源氏物語を現代語訳し読みやすい書き方の人気歴史小説
平安時代を代表する人気文学である源氏物語を、田辺聖子によって現代語訳の読みやすい書き方にされた歴史小説です。豊富に展開している源氏物語の現代語訳版の中でも、最も読みやすくてポピュラーな作品とされています。
わかりやすい文章で綴られる恋物語は平安絵巻そのものです。源氏物語は注釈本が多く、人間関係などがなかなかわかり難いものが多く、敬遠されがちでしたが、こちらの現代語訳版はそのような悩みを全て解消してくれます。
著者 | 田辺聖子 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 1984/05 |
巻数 | 上・中・下 |
登場人物 | 光源氏 |
国 | 日本 |
ページ数 | 544 |
時代 | 平安 |
映像化 | ‐ |
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文藝春秋
壬生義士伝 上
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(2024/11/30調べ)
義を貫いたある新選組隊士の物語
直木賞を受賞した実績を持つ浅田次郎の人気作品である「壬生義士伝」は、その人気から映画化され、日本アカデミー賞をも受賞した人気作品です。新選組の勇猛さや血生臭さとは違う庶民的な部分を表現しています。
盛岡に残した家族を想い、武士のような死ににいく戦をせず、「死にたぐねえがら人を斬るのす」と、新選組でも珍しく、ただ一人正直に庶民の心を失わなかった吉村貫一郎の生きざまに涙すること必須です。
著者 | 浅田次郎 |
---|---|
出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 2002/9/3 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 吉村貫一郎 |
国 | 日本 |
ページ数 | 463 |
時代 | 幕末 |
映像化 | 映画 |
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KADOKAWA
天地明察
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(2024/11/30調べ)
本屋大賞受賞作の算術に生きがいを見出す主人公の壮大なストーリー
こちらは第7回本屋大賞を受賞した作品で、江戸時代は徳川4代将軍である徳川家綱の時代を舞台に描いたストーリーです。主人公は当時使用されていた暦がずれ始めていたことをきっかけに、その改暦をする任務を預かります。
算術に生きがいを見出している主人公と、改暦をする際に必要となる天との壮大なストーリーが重厚感のある描き方で描かれている小説です。人間と天が対峙するような壮大なストーリーを楽しみたい方におすすめします。
著者 | 冲方 丁 |
---|---|
出版社 | 角川書店 |
出版日 | 2009年11月30日 |
巻数 | 上・下 |
登場人物 | 渋川春海 |
国 | 日本 |
ページ数 | 511ページ |
時代 | 江戸 |
映像化 | 映画・ドラマ |
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新潮社
村上海賊の娘(一)
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(2024/11/30調べ)
戦国最強の村上水軍を題材にした名作
戦国時代の村上水軍を描いた和田竜の本屋大賞を受賞した名作です。最大の特徴はストーリーが初心者にもわかりやすく、登場人物たちが活き活きと描かれた冒険活劇としても読みやすくなっています。
乱世にその名を轟かせた村上水軍は瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉に率いられていましたが、その後を継いだのが娘の景でした。男たちが主体の合戦の世界で勇猛果敢に戦う姿がとても壮大でリアルな映写で描かれています。
著者 | 和田 竜 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 2016/6/26 |
巻数 | 3巻 |
登場人物 | 村上水軍 |
国 | 日本 |
ページ数 | 474 |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
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文藝春秋
新装版 功名が辻 (1)
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(2024/11/30調べ)
山内一豊の痛快出世物語
功名が辻は1963年10月から1965年1月にかけて新聞に連載された司馬遼太郎の人気歴史小説です。題名の功名が辻の「辻」は十字路・交差点・路上という意味で、手柄を立てて出世する人生の岐路を象徴する言葉として使われています。
初代土佐藩主である山内一豊を支えた妻の千代を中心に物語は展開し、千代の助言もあって二人三脚で出世を重ねていくという内容です。戦国時代では珍しく夫婦が手をとりあい、ついには土佐一国の大名の地位にまで上り詰める物語になっています。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 2005/2/10 |
巻数 | 4巻 |
登場人物 | 山内一豊 |
国 | 日本 |
ページ数 | 313 |
時代 | 戦国 |
映像化 | テレビドラマ |
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新潮社
真田太平記(一~十二) 合本版
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(2024/11/30調べ)
真田家の全てがわかる決定版
池波正太郎による真田太平記は、真田家の全てがわかる決定版として知られる人気の歴史小説です。文庫本で12巻という超大作で、内容は1582年(天正10年)から1622年(元和8)年までのおよそ40年間を舞台にしています。
真田昌幸と信之、幸村の親子が中心で、真田二代の視線から眺めた戦国時代という歴史小説になっていて、武田信玄や織田信長、豊臣秀吉に仕えながら自分自身を見失わず謀略調略を繰り返しながら真田家を守り続ける壮大な物語です。
著者 | 池波正太郎 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 2015/3/20 |
巻数 | 12巻 |
登場人物 | 真田昌幸、信之、幸村 |
国 | 日本 |
ページ数 | 5788 |
時代 | 戦国 |
映像化 | テレビドラマ |
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新潮社
国盗り物語(一)
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(2024/11/30調べ)
新時代を拓く先鋒となった英雄たちの生涯
こちらの作品は、当時まだ無名に近しい田舎者であった斎藤道三や織田信長の生涯を描いたストーリーです。美濃のまむしで有名な斎藤道三と第六天魔王とも呼ばれる織田信長ですが、名を馳せるまでの下積み時代を独自の視点から描いています。
もともと美濃や三河は小国にすぎず、周辺の大国の様子をうかがいながら過ごしていました。そんな小国で育った斎藤道三と織田信長は、史実では義理の親子でもあるのです。彼らの壮絶な人生と強い信念を、新たな方面から楽しむことができます。
著者 | 司馬 遼太郎 |
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出版社 | 新潮社 |
出版日 | 1971年12月2日 |
巻数 | 全4巻 |
登場人物 | 斎藤道三・織田信長など |
国 | 日本 |
ページ数 | 544ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | ドラマ |
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新潮社
関ケ原(上)
Amazon での評価
(2024/11/30調べ)
天下分け目の戦国諸藩の人間像を浮き彫りにする傑作
関ケ原の戦いにおける東軍総大将の徳川家康、西軍の石田三成両陣営、その家臣たち、そして戦いをめぐって少しでも家名をあげようと奮闘する武将たちの交錯する思惑を描いた群像的作品になっています。
史実とは少し違う部分もありますが、それでも関ケ原の戦いを詳しく知らないといった方にはわかりやすい内容です。それぞれの武将の思惑や謀略、裏切りなど読んでいて戦国ならではの面白さを堪能できます。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 1974/6/24 |
巻数 | 上・中・下 |
登場人物 | 徳川家康・石田三成 |
国 | 日本 |
ページ数 | 544 |
時代 | 戦国 |
映像化 | 映画・テレビドラマ |
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文藝春秋
新装版 翔ぶが如く (1)
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(2024/11/30調べ)
西郷・大久保の日本の行く末への想いを知ることができる
「翔ぶが如く」は、司馬遼太郎が描く「明治」を表現した超ヒット作品です。何度かテレビドラマ化されるほどの注目を浴びました。明治維新とともに出発した新政府は、内外に深刻な問題を絶えず抱えて意見の対立から分裂の危機を迎えます。
維新の立役者であった西郷隆盛と大久保利通という二人の指導者の友情と対立、そして衝突の行方を壮大なスケールで描いた名作です。全10巻にも及ぶ大作にもかかわらず、瞬く間に読み終えてしまったという方も少なくありません。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 2002/2/8 |
巻数 | 10巻 |
登場人物 | 西郷隆盛・大久保利通 |
国 | 日本 |
ページ数 | 346 |
時代 | 明治 |
映像化 | NHK大河ドラマ |
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新潮社
宮本武蔵(一) (新潮文庫)
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(2024/11/30調べ)
数ある宮本武蔵の小説の中でも代表的作品
現代人の持っている宮本武蔵のイメージや巌流島の戦いの知識は、吉川英治による宮本武蔵が元になっているといわれるほどの作品です。関ケ原の戦いから佐々木小次郎との巌流島の戦いまでを壮大なスケールで描いています。
読者の心を掴んで離さない物語の引きが見事な作品で、宮本武蔵の勢いそのままにどんどんと読者をも引っ張り込んでくる人気の歴史小説です。
著者 | 吉川英治 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 2013/1/28 |
巻数 | 8巻 |
登場人物 | 宮本武蔵 |
国 | 日本 |
ページ数 | 496 |
時代 | 戦国・江戸 |
映像化 | 映画 |
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文藝春秋
保科正之の生涯 名君の碑
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(2024/11/30調べ)
稀有なる会津藩主の歩んだ清洌な生涯を辿る
よく知らないという方や、知っている方でも優等生的なイメージの強い保科正之ですが、意外と知られていない彼の人生を、この小説で知ることができます。会津藩主となっても名利を求めず「足るを知る」こそ君主の道として清しい生涯でした。
時に熱く、時に冷静に、民のために尽くしてきた名君保科正之の精神は、その後も会津の人々に受け継がれていきます。
著者 | 中村彰彦 |
---|---|
出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 2001/10/10 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 保科正之 |
国 | 日本 |
ページ数 | 698 |
時代 | 江戸 |
映像化 | ‐ |
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KADOKAWA/角川書店
信長死すべし
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(2024/11/30調べ)
明智光秀はなぜ本能寺の変に至ったのか
明智光秀が織田信長を襲った本能寺の変を題材にしたもので、明智光秀はなぜ織田信長を討たなけらばならなかったのかを、さまざまな歴史上の人物との関係から、独自の解釈としてストーリー仕立てでまとめたものです。
歴史上の出来事として、学校の歴史の授業でも出てくるほど誰もが知る本能寺の変は、非常に興味深い出来事であり、歴史小説に興味のない方にも溶け込みやすい題材、内容になっています。
著者 | 山本兼一 |
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出版社 | 角川書店 |
出版日 | 2014/12/25 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 明智光秀・織田信長 |
国 | 日本 |
ページ数 | 402 |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
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PHP研究所
利休にたずねよ
Amazon での評価
(2024/11/30調べ)
千利休の正体に迫った山本兼一の代表作
利休にたずねよは、月刊「歴史街道」に2006年7月号から2008年5月号まで連載され、2008年に刊行された第140回直木三十五賞受賞作です。茶道に美意識を傾けた千利休の人生を描いています。
利休本人と、利休と関わりを持った人々の一人称で語られる短編形式になっており、利休切腹の当日から時をさかのぼり、利休の美学の根源は何かを探る形で利休の正体に迫る人気の歴史小説です。
著者 | 山本兼一 |
---|---|
出版社 | PHP研究所 |
出版日 | 2010/10/13 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 千利休 |
国 | 日本 |
ページ数 | 540 |
時代 | 戦国 |
映像化 | 映画 |
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新潮社
新史 太閤記(上)
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(2024/11/30調べ)
秀吉がどのように天下人になっていくのかを描いた作品
物語は高野聖とよばれる行商人が、不思議な小僧と出会うところから始まります。後の木下藤一郎こと豊臣秀吉が主人公で、その秀吉が天下人になった後、自身の幼名を日吉丸と書き残しており、著者はその由来を架空の物語の始まりに描きました。
司馬遼太郎は、秀吉を商売人的感覚の人物として描き、商人的発想で計算高く天下を治めたとして描いています。侍たちが100年かかっても成し遂げられなかった天下統一を秀吉は侍とは違った思考回路で成し遂げました。
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 1973/5/29 |
巻数 | 上・中・下 |
登場人物 | 豊臣秀吉 |
国 | 日本 |
ページ数 | 560 |
時代 | 戦国 |
映像化 | NHK大河ドラマ |
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新潮社
黄金の日日
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(2024/11/30調べ)
戦国時代を商業の面から描いた名作
こちらの作品は、戦国時代の中でも織田信長や豊臣秀吉の時代の大坂の堺を舞台にした歴史小説です。南蛮貿易など物珍しいものが好きな織田信長は、経済を活性化させる達人でもありました。そんな信長に憧れ主人公は貿易業を目指します。
しかし本能寺の変で信長が消え、政権が豊臣秀吉に移るとその自由だった商業は一転するのです。圧迫に圧迫が重なり、自らの運命も危機に瀕した主人公は海外へと目を向けます。戦国時代を商業の面から描いた作品です。
著者 | 城山 三郎 |
---|---|
出版社 | 新潮社 |
出版日 | 2015年5月28日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | ルソン助左衛門など |
国 | 日本 |
ページ数 | 416ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | NHK大河ドラマ |
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集英社
五稜郭残党伝
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(2024/11/30調べ)
幕府の最後函館五稜郭の戦いを描いた物語
歴史小説家の佐々木譲は、北海道出身で、徳川脱走艦隊が最後の決戦の地に選んだ函館五稜郭の研究を行っていました。艦隊を率いた旧幕軍の榎本武揚を書かせたら右に出るものはいないといわれています。
そんな佐々木譲の作品である五稜郭残党伝は、絶対に降伏はしないと、陥落前夜自由を求めて脱出した旧幕府軍の凄腕狙撃兵の蘇武と名木野を主人公とした小説です。
著者 | 佐々木譲 |
---|---|
出版社 | 集英社 |
出版日 | 1994/2/1 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 蘇武・名木野 |
国 | 日本 |
ページ数 | 376 |
時代 | 幕末・明治 |
映像化 | 舞台DVD |
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新潮社
一夢庵風流記
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(2024/11/30調べ)
天下の傾奇者前田慶次の物語
こちらの作品は、今や戦国時代を語るうえで欠かせない人物の1人であり前田慶次を主人公としたストーリーです。前田慶次は加賀100万石と謳われた加賀藩の当主前田利家の甥っ子にあたり、前田利家への水風呂の逸話は今でも有名です。
そんな前田慶次は天下の傾奇者とも呼ばれており、その体格のよさと風貌も当時としてはとても個性的なものでした。そんな傾奇者慶次の、奔放ながらも信念を貫き通すストーリーは前田慶次が好きな方や戦国時代が好きな方におすすめです。
著者 | 隆 慶一郎 |
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出版社 | 新潮社 |
出版日 | 1991年8月31日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | 前田慶次郎など |
国 | 日本 |
ページ数 | 664ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | 舞台 |
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角川書店(角川グループパブリッシング)
武田家滅亡
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(2024/11/30調べ)
武田勝頼率いる武田家の運命を描いた物語
武田軍を率いていた甲斐の虎こと武田信玄は、戦のカリスマとして戦国時代の日本において知らない者はいないというぐらいに有名な武将の1人です。そんな武田信玄が志半ばにしてこの世を去ったあと、継いだのは武田勝頼でした。
武田信玄の強さとそのカリスマ性を知る重臣たちは、勝頼の性分ややり方に不満を抱き武田軍内部に亀裂が入り始めます。さらに外部では織田信長や上杉謙信たちなどによる勢力が一気に動き出し、武田軍は戦乱の渦に巻き込まれてしまうのです。
著者 | 伊東 潤 |
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出版社 | 角川書店 |
出版日 | 2009年12月25日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | 武田勝頼など |
国 | 日本 |
ページ数 | 645ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
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KADOKAWA
忍者丹波大介
関ヶ原の合戦前後の世を描いた時代小説
こちらの作品は、関ヶ原の戦いの後、徳川の世へと移りゆく日本を舞台にして描いた時代小説です。甲賀の忍の1人である主人公は、甲賀の忍たちが生き残りをかけるため寝返りや裏切りを繰り返すことに見切りをつけ1人飛び出します。
そんなときに始まろうとしていた天下わけ目の関ヶ原は、容赦なく主人公を巻き込むのです。そして主人公は、己の未来を石田三成や真田親子に託し徳川家康の暗殺を試みます。主人公の決断とその行方をぜひ読んでみてください。
著者 | 池波 正太郎 |
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出版社 | 角川グループパブリッシング |
出版日 | 2008年4月25日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | 丹波大介など |
国 | 日本 |
ページ数 | 567ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
文藝春秋
美貌の女帝
Amazon での評価
(2024/11/30調べ)
奈良時代に生きた悲劇の女帝を描いた長編歴史小説
舞台は奈良時代、女帝として即位した天正天皇(氷高皇女)の一代記を綴った長編歴史小説です。女帝は36歳の時に未婚の身で即位します。とても美しかったことは「総日本書紀」にも記されていますが、同時に悲劇の女帝としても有名です。
壬申の乱を経て、平城京へと目まぐるしく都が遷る激動の時代、皇位をめぐり権力争いが繰り広げられ、裏切りや陰湿なる策略などが横行します。矢面に立たされた女帝は、自身の全てを政治に捧げていくのです。
著者 | 永井路子 |
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出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 2012/12/4 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 天正天皇 |
国 | 日本 |
ページ数 | 447 |
時代 | 奈良 |
映像化 | ‐ |
文藝春秋
天と地と
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(2024/11/30調べ)
永遠のライバル 上杉謙信と武田信玄を描いた人気作
戦国史上最も戦巧者であり、遠国の越後でなければ天下を取ったと今なお語り継がれる武将の上杉謙信の半生と、甲斐の国の宿敵である武田信玄との川中島の決戦の死闘を活写した大河歴史小説です。
上杉謙信と武田信玄の二人の武将が繰り広げる戦いは昔から人気があり、1969年には大河ドラマ化され、1990年には映画化もされました。映像化を見た方もぜひ原作に挑戦してください。
著者 | 海音寺潮五郎 |
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出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 2004/3/12 |
巻数 | 上・中・下 |
登場人物 | 上杉謙信・武田信玄 |
国 | 日本 |
ページ数 | 482 |
時代 | 戦国 |
映像化 | 映画 |
角川春樹事務所
大友の聖将
大型新人による渾身の歴史小説エンターテイメント
こちらの作品は、戦国時代の九州を舞台にした歴史小説です。当時九州の巨大勢力の1つとして中国地方の毛利家などと戦うことも多かった、大友家の当主である大友宗麟の近習となったのちの天徳寺リイノこと柴田治右衛門が主人公です。
柴田治右衛門は、愛する女子のために主君を裏切ってしまったことで蟄居を言い渡されてしまいます。当時主君を裏切ることは死罪にも値することでしたが、その20年後に再仕官を許された柴田治右衛門がとった行動を、ぜひ読んでみてください。
著者 | 赤神諒 |
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出版社 | 角川春樹事務所 |
出版日 | 2018年7月12日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | 柴田治右衛門など |
国 | 日本 |
ページ数 | 320ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
講談社
天を衝く(1)
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(2024/11/30調べ)
秀吉に喧嘩を売った男の物語
著者である高橋克彦の故郷である岩手県の数百年さかのぼった戦国時代の頃を描いた超大作です。当時は南部家が統治しており、織田信長が天下布武を掲げた頃の東北地方は、奥州に伊達家が君臨するなど、群雄割拠していました。
そんな混沌とした世の中に、自分の正義を掲げ貫く主人公である九戸政実が、己に共感してくれる者たちを従え東北地方を駆け巡ります。著者の故郷への熱い想いが溢れんばかりに詰まった歴史小説です。
著者 | 高橋 克彦 |
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出版社 | 講談社 |
出版日 | 2004年11月16日 |
巻数 | 全3巻 |
登場人物 | 九戸政実など |
国 | 日本 |
ページ数 | 496ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
文藝春秋
新装版 炎環
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(2024/11/30調べ)
鎌倉時代を生きた北条家を描く直木賞受賞作品
人気の女性歴史小説作家の永井路子の第52回直木賞を受賞した優れた作品です。源頼朝の旗揚げから2代執権・北条政子の弟にあたる北条義時の晩年までの鎌倉一代記を阿野全成・梶原景時・阿波局・北条義時の4人の主人公の物語で描かれています。
恐ろしいまでの迫力で迫ってくるような内容で、鎌倉一時代を連作で描いた点がとても評価されれました。登場する人物はそれぞれ別々の思惑で動いており、お互いに暗殺や謀略をからめあい、権力争いの生々しい現実が描かれた作品です。
著者 | 永井路子 |
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出版社 | 文藝春秋 |
出版日 | 2012/6/8 |
巻数 | 単巻 |
登場人物 | 北条政子 |
国 | 日本 |
ページ数 | 348 |
時代 | 鎌倉 |
映像化 | NHK大河ドラマ(草燃える) |
講談社
徳川家康(1)出生乱離の巻
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(2024/12/01調べ)
海外でも人気!家康の生前から逝去までを描いた長編作品
誰もが知っている最も有名な歴史人物の1人徳川家康の物語です。主人公の徳川家康の生母の縁談から、家康逝去までの七十余年が描かれた超大作で、完成のために使用した原稿用紙は17,400枚にのぼります。
一生を描いているため、戦の部分だけでなく、ラブストーリーなど、さまざまな要素が含まれた内容で、韓国や中国でもベストセラーとなり、海外でも高い評価を得ている作品です。
著者 | 山岡荘八 |
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出版社 | 講談社 |
出版日 | 1950年3月 |
巻数 | 26 |
登場人物 | 徳川家康 |
国 | 日本 |
ページ数 | 502 |
時代 | 戦国 |
映像化 | 映画・テレビドラマ |
KADOKAWA
西郷隆盛 新装版
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(2024/11/30調べ)
西郷隆盛の半世紀の足どりを克明に追った史実に基づく伝記小説
小学校の歴史の授業でも出てくるほどの有名な歴史人物である西郷隆盛の半世紀の人生を辿った歴史小説です。その人生はまさに幕末の時代と同様激動かつ壮絶で、輝かしい実績から最期に至るまで史実に基づく小説になっています。
薩摩藩の中でも存在を放つ西郷隆盛は、史実の面から戦などへの表記が目立ちがちですが、実は理想家や教育家などさまざまな面を持っていました。その人柄は今残されているもの以上に豊かなものであったと著者も断言しています。
著者 | 池波 正太郎 |
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出版社 | 角川 |
出版日 | 2017年7月25日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | 西郷隆盛 |
国 | 日本 |
ページ数 | 288ページ |
時代 | 江戸幕末〜明治 |
映像化 | ‐ |
新潮社
城塞(上)
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(2024/11/30調べ)
豊臣家滅亡の人間悲劇を描いた歴史小説
こちらの作品は戦国時代の中でも、悲劇的な物語として知られている豊臣家の最期を描いた歴史小説です。最終的に淀殿と豊臣秀頼の自害により幕を閉じたとされている大坂の陣を中心に、徳川家康の策にハマった豊臣家の運命が描かれます。
豊臣政権の一時代を築き上げた大阪城に籠城することを決意した豊臣家は、その場所から大軍の徳川勢を迎え撃つのですが、あのとき大阪城の内部では一体何が起こっていたのか、著者の視点で描く超大作です。
著者 | 司馬 遼太郎 |
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出版社 | 新潮社 |
出版日 | 2002年4月1日 |
巻数 | 上・中・下 |
登場人物 | 徳川家康など |
国 | 日本 |
ページ数 | 608ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
集英社
冬姫
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(2024/11/30調べ)
戦国に生きた女性の1人織田信長の娘である冬姫の物語
戦国時代に天下布武を掲げた第六天魔王という異名でもおなじみの織田信長の娘である冬姫を題材にした物語になります。織田信長というと妻である帰蝶こと濃姫や妹のお市が取りあげられがちですが、冬姫もまた戦国の世に翻弄された女性の1人です。
冬姫は織田信長の次女であり、蒲生氏郷の妻でした。信長から一心に愛情を受けていることから周りの女性に嫉妬を受けるなど苦労をすることも多い冬姫ですが、尊敬する父信長のため、愛する夫である蒲生氏郷のため懸命に生きる姿が描かれています。
著者 | 葉室 麟 |
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出版社 | 集英社 |
出版日 | 2014年11月20日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | 冬姫など |
国 | 日本 |
ページ数 | 400ページ |
時代 | 戦国 |
映像化 | ‐ |
集英社
全一冊 小説 上杉鷹山
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(2024/11/30調べ)
米沢藩の財政を建て直した名君の感動の生涯
こちらの作品は、江戸時代に生きる若干17歳で上杉家の養子として入った上杉鷹山の生涯を描いた歴史小説です。米沢の藩主となった上杉鷹山は、藩が財政危機に直面していることを知るなり、ただちに建て直しをはかります。
有言実行ができるような実行力と、人を大切にする上杉鷹山の生き方とやり方は、現代の経済を回す方にとっても大きな財産になると、改めて見直されているのです。鷹山の経済感覚をぜひ参考にしてください。
著者 | 童門 冬二 |
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出版社 | 集英社 |
出版日 | 1996年12月13日 |
巻数 | 1巻 |
登場人物 | 上杉鷹山 |
国 | 日本 |
ページ数 | 688ページ |
時代 | 江戸 |
映像化 | ‐ |
竜馬がゆくは、司馬遼太郎が手掛けた大作長編の人気歴史小説です。主人公は歴史上の人物の中でも人気がある坂本龍馬で、現代の日本人が思い描く坂本龍馬像を作った作品とさえいわれています。
武士の形にとらわれず自由に生きようとした龍馬の生き方と、朝廷側や幕府側などの枠にとらわれず、人物そのものを評価し協力して開国の進めようとしたやり方が共感を呼び、世代を超えてファンの多い小説です。