畠中恵の人気作品おすすめランキング13選【2024年最新版】
2023/03/10 更新
しゃばけシリーズや明治妖モダンシリーズで人気を集めている小説家・畠中恵さん。実は漫画家デビューもしているという経歴の持ち主で、妖怪や人間を面白おかしく描くことに定評があります。そこで、今回は畠中恵さんの人気おすすめ作品をランキング形式で紹介します。
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目次
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今回の記事では畠中恵の人気作品おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
妖怪や人間を面白おかしく描く畠中恵作品
しゃばけシリーズで有名な小説家・畠中恵さん。作品にはコミカルな妖怪も出てきて、独特な世界観から人気を集めています。作品の多くは江戸時代から明治時代までを背景に描かれているファンタジー時代小説で、文体は人情を感じるのが特徴です。
実はデビュー作でもあるしゃばけシリーズは、シリーズ累計600万部以上の売り上げを記録していて、NHKやフジテレビでもドラマ化されているのです!手越祐也さんが主演したことでも話題になりましたね。
ほかにも明治妖モダンシリーズや若様シリーズなどで人気があるので、どれから読めばいいか迷いますよね。そこで、今回は畠中恵さんの人気おすすめ作品をランキング形式で紹介します。ランキングは読みやすさや面白さなどを基準に作成しました。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
しゃばけシリーズのおすすめ
新潮社
しゃばけ
漫画にもなったしゃばけシリーズ第1作目
まんまこと・若様組シリーズのおすすめ
文藝春秋
まんまこと
ドラマ化された人気「まんまこと」シリーズの第1作目
しゃばけシリーズの次に人気を誇るまんまことシリーズ第1弾の短編小説です。婚約者のいた娘(おのぶ)が妊娠したのですが、婚約者が急死した後のことです。そのため、誰が父親なのかという騒ぎになります。
あるとき、女好きの悪友・清十郎が「念者のふりをしてくれ」と頼んできますが、一体本当の父親は誰なのか。ちなみに、本作はドラマ化もされて話題になっています。
発売日 | 2010/3/10 |
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ページ数 | 294ページ |
その他シリーズのおすすめ
文藝春秋
わが殿
藩の財政立て直しを「わが殿」に命じられた侍の奮闘記
大人気シリーズ「しゃばけ」「まんまこと」で人気の作家が初めて実在の人物をモデルに書いたお話です。財政難にあえぐ幕末期の大野藩を舞台に、藩財政の立て直しをもくろむ藩主と、家臣の奮闘を軽い文体で軽妙に書き出しました。
たった八十石の内山家長男は「わが殿」である藩主の人柄と才覚に惚れ、時に反発しあいながらも藩の財政に立ち向かっていきます。
発売日 | 2019/11/27 |
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ページ数 | 287ページ |
漫画家出身の小説家・畠中恵とは?
畠中恵さんは1959年生まれの高知県出身です。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)を卒業後、漫画家のアシスタントをしたりしながら、ついに念願の漫画家デビューを果たしています。このように、元々は漫画家志望だったのですね。
ただ、漫画家だけで生活できず、ある創作講座に受講したのをきっかけに、小説家を目指すようになります。小説家・都筑道夫さんを師事していて、『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、ついに小説家デビューを果たしました。
代表作ともいえるしゃばけシリーズはもちろんのこと、まんまことシリーズや若様組シリーズ、つくもがみシリーズなども高い人気を誇っています。時代小説だけではなく、現代を背景に描かれた作品もあります。
しゃばけシリーズの人気おすすめランキング6選
新潮社
ちんぷんかん
さまざまな別れが描かれている
しゃばけシリーズ第6弾の短編小説です。長崎屋が大火事に巻き込まれたりして、いろいろと災難続きのストーリーになっています。若だんなは火事によって死にかけたり、妖たちもいつも以上に荒々しかったりします。
また、まとまりかけていた縁談には行き違いがあったりして、さまざまな別れが丁寧に描かれています。特に「はるがいくよ」という短編は、多くのファンからすごく切ないと話題になっています。
発売日 | 2009/12/1 |
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ページ数 | 267ページ |
口コミを紹介
読みやすく、やさしい文章が気に入ってるとのこと。畠中さんを見つけて良かった。
動けない人間にとって本とテレビは心のオアシスなんだ。
新潮社
いちねんかん
しゃばけシリーズ文庫本の最新刊「いちねんかん」
しゃばけシリーズ文庫本の最新刊が「いちねんかん」です。短編5編が収録されており、今回は若旦那の一年間の跡取り修行がはじまるお話です。頼られる跡取りを目指して奮闘する若旦那の姿が見所です。
発売日 | 2022/11/28 |
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ページ数 | 258ページ |
口コミを紹介
きちんとした山あり谷ありの筋立てで読み応えがありました。すべての話がスカッとした終わり方ではありませんが、ラノベじゃないんでそこも納得できるオチが付いています。解説は100点満点。
新潮社
こいごころ
しゃばけシリーズ最新刊は「こいごころ」
しゃばけシリーズ最新刊は、2022年7月に刊行された「こいごころ」です。剣呑なお願いをする妖狐・老々丸と笹丸に若旦那が困らされるのですが、永遠の命を持つはずの妖たちの様子が違うことに戸惑います。
果たして妖の最期とはどのようなものなのか、シリーズ第21弾は初恋に胸キュンが止まらないお話です。
発売日 | 2022/7/21 |
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ページ数 | 253ページ |
口コミを紹介
しゃばけは若旦那の性格がとてもよくいつ読みましても最終的にはhappyになる本です。
新潮社
またあおう
文庫本でしか読めない大人気シリーズの外伝「またあおう」
文庫本でしか読めない大人気シリーズの外伝です。短編5編が収録されており、タイトルの「またあおう」は登場人物が『桃太郎』の世界に紛れ込むお話です。また若旦那が長崎屋を継いだ後のお話もあります。
発売日 | 2021/11/27 |
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ページ数 | 320ページ |
口コミを紹介
やっぱり面白いな
安心して読めました。
何回か読み返しても結末がわかっていても面白かったです
新潮社
ぬしさまへ
見る者の視点によって捉え方が変わる
しゃばけシリーズ第2弾の6話からなる短編小説です。幼なじみである栄吉の饅頭を食べて死んでしまう人が現れ、栄吉に疑いがかかってしまいます。ただ、犯人が栄吉ではないことがすぐに分かります。では、一体誰が犯人なのか。
現在の宝くじに近い富くじが当たった元臥煙(久兵衛)も登場し、金食い虫といわれるような人たちも出てきて、どんどんとストーリーに引き込まれていきます。
発売日 | 2005/12/1 |
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ページ数 | 245ページ |
口コミを紹介
『しゃばけ』に出会って、すっかり若旦那と妖たちの虜になりました。長編もよかったけど、短編集もいいですね。今回は、事件の話ばかりでなく、妖の手代・仁吉や一太郎の腹違いの兄のエピソードもあり、期待を裏切らない楽しい作品でした。
新潮社
しゃばけ
漫画にもなったしゃばけシリーズ第1作目
しゃばけシリーズ第1弾の長編小説で、著者のデビュー作です。江戸有数の薬種問屋の坊ちゃんである一太郎は、身体が弱くて外出もままならないほどでした。ところが、ある日親の目を盗んで外出した帰り道に、人殺しと遭遇してしまったのです。
その後、首を切り落とされているという遺体が発見されるなど、さまざまな猟奇的な事件が起こっていきます。一太郎は周りにいる妖怪とともに解決に乗り出していくというストーリーです。第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞作品です。
発売日 | 2004/4/1 |
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ページ数 | 342ページ |
口コミを紹介
ラジオドラマで知り、本を購入したのですが、ラジオでは端折られていた部分で各キャラクターの個性が、より知れたのでとても面白かったです。
すっかりファンになってしまいました。
しゃばけシリーズのおすすめ商品一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 発売日 | ページ数 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
漫画にもなったしゃばけシリーズ第1作目 |
2004/4/1 |
342ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
見る者の視点によって捉え方が変わる |
2005/12/1 |
245ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
文庫本でしか読めない大人気シリーズの外伝「またあおう」 |
2021/11/27 |
320ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
しゃばけシリーズ最新刊は「こいごころ」 |
2022/7/21 |
253ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
しゃばけシリーズ文庫本の最新刊「いちねんかん」 |
2022/11/28 |
258ページ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
さまざまな別れが描かれている |
2009/12/1 |
267ページ |
まんまこと・若様組シリーズの人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
若だんなシリーズでも、菓子類が良く出てくるが、明治という時代性を生かし、開発途上ともいえるスイーツをうまく使っている。
口コミを紹介
おいしそうなお菓子の描写と、それぞれのキャラクターがとても面白いです!この作家さんの「しゃばけ」シリーズも大好きで、とにかくキャラクターがとても楽しく、時代物だけでなく現代物の作品もおもしろいので、どの作品もオススメです。
口コミを紹介
新展開に向かう予感
自作への伏線がそこここに。早く続きが読みたいです。
文藝春秋
まんまこと
ドラマ化された人気「まんまこと」シリーズの第1作目
しゃばけシリーズの次に人気を誇るまんまことシリーズ第1弾の短編小説です。婚約者のいた娘(おのぶ)が妊娠したのですが、婚約者が急死した後のことです。そのため、誰が父親なのかという騒ぎになります。
あるとき、女好きの悪友・清十郎が「念者のふりをしてくれ」と頼んできますが、一体本当の父親は誰なのか。ちなみに、本作はドラマ化もされて話題になっています。
発売日 | 2010/3/10 |
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ページ数 | 294ページ |
口コミを紹介
想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
その他シリーズのおすすめランキング3選
KADOKAWA
つくもがみ笑います
NHKでアニメ化もされた噂話が大好きな付喪神たちの話
江戸の深川にある不思議な古道具屋にして損料屋の「出雲屋」を舞台にしたお江戸妖(あやかし)ファンタジーの第三弾です。100年以上の時を経て付喪神となった古道具たちは、噂話が大好きで貸し出された先でいろいろな噂を聞いてきます。
付喪神の声を聞ける出雲屋の2人は、彼らが聞いてくる騒動を解決していくことになります。アニメ化もされた人気作です。
発売日 | 2020/9/24 |
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ページ数 | 258ページ |
口コミを紹介
まだ読み始めてないですが、シリーズすべて読んでいるので楽しみです。
NHKでアニメも始まりそれも楽しみ。
でもちょっと、本のイメージと違うキャラ?
野鉄ってポケモン風?とも思いましたが、親近感がわくことは沸きます。
朝日新聞出版
明治・妖モダン
江戸はまだ終わらない!明治妖モダン
江戸時代が終わって早20年、しかし江戸が終わったからといって妖(あやかし)はいなくなったわけではありませんでした。文明開化のまっただ中、東京・銀座の派出所を舞台に怪しい世界が花開きます。
不思議な話が次々と派出所に持ち込まれるさまは、まさに明治妖モダン。明治の華やかな町並みなどが目の前に広がります。
発売日 | 2017/7/17 |
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ページ数 | 296ページ |
口コミを紹介
しゃばけシリーズも好きですが、こちらも魅力的な人物ばかりで、期待を裏切らない展開。爽快で面白い、明治の街並や空気感まで大好きになりました。
文藝春秋
わが殿
藩の財政立て直しを「わが殿」に命じられた侍の奮闘記
大人気シリーズ「しゃばけ」「まんまこと」で人気の作家が初めて実在の人物をモデルに書いたお話です。財政難にあえぐ幕末期の大野藩を舞台に、藩財政の立て直しをもくろむ藩主と、家臣の奮闘を軽い文体で軽妙に書き出しました。
たった八十石の内山家長男は「わが殿」である藩主の人柄と才覚に惚れ、時に反発しあいながらも藩の財政に立ち向かっていきます。
発売日 | 2019/11/27 |
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ページ数 | 287ページ |
口コミを紹介
今の時代とよく似た幕末の激動の時代、藩主と藩士の関係が絶妙で面白い。裏日本のさらに奥山の小藩でこんなことやってんの?と驚きつつ、社長の決して厳しいだけでない無茶振りに真摯に答える七郎右衛門を応援したくなる。そんなとある会社の物語的ですね。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
以下のリンクでは、時代小説家として人気のある藤原緋沙子さんについて解説しています。作品の人気ランキングもあるので、ぜひご覧ください!
「わが殿」や「明治妖モダン」シリーズなどもチェック
しゃばけシリーズが代表作ですが、それ以外にもおすすめの本があります。たとえば幕末を舞台にした痛快小説の「わが殿」や、江戸から明治に移り変わった東京で起こる事件を捜査する「明治妖モダン」シリーズなどです。ぜひ併せてチェックしてみてください。
「読本・外伝またあおう」もチェック
畠中恵さんの代表シリーズといっても過言ではないしゃばけシリーズ。ただ、しゃばけシリーズは最新刊も含めて21品も発売されているので、前作の物語を少し忘れてしまったという人もいるでしょう。そこでおすすめしたいのがガイドブック『新・しゃばけ読本』です。
しゃばけシリーズファンはもちろんのこと、これからしゃばけシリーズを読もうとしている人にもおすすめです。それぞれのストーリーの流れが解説されているので、物語を整理するためには打ってつけです。創作の裏側なども書かれているのも魅力です。
外伝「またあおう」でしか読めないしゃばけワールドもありますので、ぜひ外伝もチェックして、よりしゃばけシリーズを楽しみましょう。
しゃばけシリーズ第21弾は「こいごころ」
2022年7月に発売されたのが、しゃばけシリーズの最新刊「こいごころ」です。シリーズ第21弾にあたる本作では、剣呑なお願いをする妖狐・老々丸と笹丸に若旦那が困らされるお話です。果たしてどんなお願いなのでしょうか。
永遠の命を持つはずの妖たちの様子が普段と違うことに戸惑う若旦那の物語を楽しみましょう。
畠中作品の文庫本最新刊「いちねんかん」もチェック!
『いちねんかん』はしゃばけシリーズの文庫本最新刊で、2022年11月28日に発売されたばかりです。病弱な若だんなの後継ぎ修業する様子が描かれています。若だんなが長崎屋を守るために奮闘する姿を見ると、どこか成長が感じられますね。
以下の記事では、時代小説の人気おすすめランキング20選【歴史好きも楽しめる】・時代小説の人気おすすめランキング20選【主人公の人柄が魅力】をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
畠中恵さんのおすすめ人気ランキングを紹介しました。ファンタジー小説が苦手な人でも読みやすい作品ばかりで、文体もキャラクターも優しくて温もりを感じます。ぜひ畠中恵さんならではの世界観を楽しんでみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月10日)やレビューをもとに作成しております。
しゃばけシリーズ第1弾の長編小説で、著者のデビュー作です。江戸有数の薬種問屋の坊ちゃんである一太郎は、身体が弱くて外出もままならないほどでした。ところが、ある日親の目を盗んで外出した帰り道に、人殺しと遭遇してしまったのです。
その後、首を切り落とされているという遺体が発見されるなど、さまざまな猟奇的な事件が起こっていきます。一太郎は周りにいる妖怪とともに解決に乗り出していくというストーリーです。第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞作品です。