ドライブレコーダーは事故の記録を残せるだけでなく、煽り運転対策にもおすすめです。ユピテルのドライブレコーダーは、価格の安いものからハイスペックなものまで揃っていています。2台のカメラで前後の撮影が可能なモデルやWi-Fi対応でスマホで操作・映像確認ができるものなど選択肢は豊富です。

また、人気の360度撮影できるモデルは両サイドや車内まで撮影できます。高画質のモデルならキレイな映像を後で楽しんだり、画像を撮影したりする使い方も可能です。

今回はユピテルのドライブレコーダーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはサイズ・画角・解像度などを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

なお、下記の記事では、ユピテル以外のドライブレコーダーも含めてに詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

ユピテルのドライブレコーダーは、カメラの性能や形状、さまざまな機能などを考えて選ぶ必要があります。ユピテルのドライブレコーダーの選び方をまとめました。

ドライブレコーダーは、画質に影響する画素数や鮮明な映像を撮影するためのHDR・WDRやフレームレートなどカメラの性能を考えて選びましょう。

画素数の高いドライブレコーダーほど、鮮明な映像を撮影できます。映像が鮮明なら車のナンバープレートまではっきりと読み取り可能です。

ユピテルのドライブレコーダーの画素数はほとんどが約200万画素(フルHD)です。フルHDよりも画質が低いHDの商品も販売していますが、画質の良さを求めるならフルHDをおすすめします。また、フルHDよりもさらに画質のいいQUAD HD(約350万画素)や4Kのモデルも選択可能です。

下記の記事では、フルHDのドライブレコーダーについて詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

HDRは明るさの違う写真を合成することで、白飛びや黒つぶれを抑えて記録する技術です。ユピテルのドライブレコーダーは、ほぼ全てのモデルでHDRを採用しています。

ただし、フロントとリアにカメラが分かれている場合、HDRをフロントのみに採用しているモデルもあります。夜間でもしっかり撮影したいなら、全てのカメラにHDRを採用したものを選びましょう。

滑らかな映像を撮影したいなら、フレームレートの高いものを選びましょう。フレームレートは「◯コマ/秒」で表示されていますが、目安は地デジに近い「30コマ/秒」です。画質を落とすことで「60コマ/秒」での記録が可能なモデルも販売されています。

ユピテルのドライブレコーダーは、2種類の形状に分けられます。取り付けやすさにも関係してくるので、特徴を把握して自分に合ったものを選びましょう。

一体型はカメラとレコーダーが1つになったドライブレコーダーです。セパレート型に比べて取り付けが簡単で、カメラとレコーダーの間の配線も必要ありません。また、比較的安価で購入できる点もメリットです。

ただし、カメラとレコーダーが一体のため、どうしても本体が大きくなり、運転中に視界を妨げるケースもあります。最近の一体型は小型化しているため、選ぶならコンパクトなモデルを選びましょう。

セパレート型はカメラとレコーダーが独立しており、カメラとレコーダーを別々に取り付けられる点がメリットです。カメラがコンパクトなので運転中の視界を妨げにくくなっています。

ただし、カメラとレコーダーを配線で繋ぐ必要があり、一体型よりも配線作業が多いです。また、地デジのアンテナと干渉してノイズが発生したり、テレビが映りにくくなったりする場合もあります。

なお、現在のところユピテルの公式サイトで確認できるセパレート型の現行モデルはありません。セパレート型にこだわりのある方は他のメーカーをチェックしてみてください。

カメラの台数や画角でドライブレコーダーが撮影できる範囲は決まります。広い範囲を撮影できるほど価格も上がりやすいので、よく考えて選びましょう。

ドライブレコーダーで広い範囲を撮影したいなら、画角(視野角)の広いものがおすすめです。画角が狭いと撮影範囲も狭くなり、肝心な部分を撮影できない場合も考えられます。

画角には水平・対角・垂直の3種類ありますが、水平画角が最低でも108度以上のモデルを選びましょう。ユピテルのドライブレコーダーの多くが水平画角108度以上です。なお、前後2カメラの場合、フロントカメラとリアカメラの画角は異なるため、両方の画角を確認してから購入してください。

前後を撮影したいなら、前後2カメラタイプがおすすめです。ユピテルのドライブレコーダーはフロント専用とリア専用のカメラ2台がセットになったモデルがあります。フロントとリアに2台のカメラを取り付け前後の映像を同時保存可能です。

ユピテルの前後2カメラタイプのフロントカメラの多くがフルHD以上の高画質です。ただしリアカメラは画角の狭いものや画質が低いものもあります。よく確認してから購入しましょう。

できるだけ死角を減らしたいなら、全周囲360°を撮影できるタイプがおすすめです。画角は水平360°、垂直240°で前方・左右・車内の映像を記録します。また、垂直360°の全天球モデルも選択が可能です。

さらに、全周囲360°フロントカメラにリアカメラがセットになったモデルを選べば、後方を含めてより広範囲を記録できます。死角を減らすことであおり運転や車上荒らしなどの対策になり、もしものときも記録に残せて安心です。

ドライブレコーダーの録画方式には、「常時録画」と「イベント録画 （Gセンサー録画）」の2種類あります。ユピテルが販売するドライブレコーダーのほとんどが両方に対応していますが、それぞれの機能について確認しておきましょう。

常時録画は、衝撃などに関係なく連続して撮影を続けるタイプです。 ユピテルの常時録画タイプはエンジンを始動させた時点で自動的に録画を開始するため簡単に扱えます。

常に最新の映像を記録し続けるので、SDカードの容量が限界になった時点で上書きが始まります。ドライブレコーダーの設定を変えれば、上書き禁止にして撮影も可能です。

常時録画とは異なり、特定のシーンを記録するイベント記録タイプには「Gセンサー記録」と「ワンタッチ記録」の2種類あります。

• Gセンサー記録：一定以上の衝撃を検知したとき自動で録画
• ワンタッチ記録：録画ボタンを押すことで任意のタイミングで録画

衝撃が加わる前後、録画ボタンを押す前後を自動で録画できるため、もしものときでも安心です。ワンタッチ記録はユピテルのドライブレコーダーのほとんどに搭載されています。Gセンサー記録についてはモデルよって搭載の有無が異なるため、必要な方は確認しておきましょう。

ドライブレコーダーの記録はSDカードに保存されます。ほとんどのモデルにSDカードが付属していますが、付属していない場合もあるので購入の際には確認しましょう。

また、対応するSDカードはドライブレコーダーによって異なります。基本的に専用のSDカードが推奨されますが、モデルによっては市販のSDカードでも使用可能です。

詳しくは取扱説明書に記載されているため、購入前に確認したい場合は公式サイトから取扱説明書をダウンロードしてチェックしてください。

下記の記事では、ガジェットライター監修のSDカードについて詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

取り付けやすいドライブレコーダーが欲しいなら、シガープラグコード付きがおすすめです。ドライブレコーダーは電源をアクセサリー電源から供給するのが一般的ですが、配線を行う必要があり、初心者にとっては難しく感じることもあります。

一方、シガープラグコード付きなら、電源供給はシガーソケットに接続するだけなので簡単です。

ユピテルのドライブレコーダーは、GPSで位置情報を取得する機能や音声記録機能など、さまざまな機能を搭載したモデルがあります。便利な機能についてまとめました。

事故などの際により信憑性のある証拠を記録したいなら、GPS内蔵モデルのおすすめです。 ドライブレコーダーで映像を残すだけでなく、車の位置情報や速度、日時などをデータとして残せるので記録にこだわる方は検討してください。

さまざまなデータが残せるので映像だけよりも、信憑性の高い証拠になります。ユピテルは無料のパソコン用ビューアソフトを用意しており、位置情報から走行記録を確認可能です。

より詳しい情報を残したいなら録音が可能なモデルがおすすめです。映像だけでなく音声も記録可能だと、事故が起こった際などにより詳しい状況が分かるので助かります。思い出の映像を残す場合でも音声が分かる方がより臨場感があり、楽しいです。

駐車中も撮影を続けたいなら、駐車監視機能を搭載したものがおすすめです。駐車監視機能に対応したドライブレコーダーは、エンジンが切れても駐車中も撮影を続けます。車から離れている間に当て逃げやいたずらなどがあった場合も撮影可能です。

駐車監視機能は基本的にオプションなので、追加しないと使えない機能です。対応したモデルでないと追加もできないので、購入前に確認しておきましょう。ただし、一部モデルはオプションの用意なしで駐車監視を行えます。

ユピテルのドライブレコーダーには、運転ミスなどを警告する機能が搭載されたモデルもあります。アクティブセーフティ機能は、車線からはみ出た場合や前の車との距離が近くなりすぎた際にブザーと画面表示で警告してくれる機能です。

信号待ちなどの際に前の車が発進して、自車が止まったままの場合でもブザーが鳴ります。事故を未然に防ぎたい方におすすめです。

なお、アクティブセーフティ機能の内容は機種によって異なるため、購入の際は確認してください。

Wi-Fi（無線LAN）に対応したユピテルのドライブレコーダーは、スマホでの操作や映像の確認ができます。解像度の変更やSDカードの初期化などの設定が、ドライブレコーダーを外さなくても簡単にできるので便利です。

再生方法も簡単でドライブレコーダーに記録された映像をスマホで見れます。スマホに映像をダウンロードすればSNSに投稿したり、バックアップも簡単です。スマホで操作して動画や静止画の撮影もできるのて、景色を撮りたい方にもおすすめします。

モニター付きのドライブレコーダーは、その場で映像を見れるので便利です。記録した映像を簡単に確認できます。取り付け時にも画角を確認しながら、取り付けられるので失敗せずに取り付け可能です。

設定の変更なども、画面で確認しながらできるので簡単です。ただし、モニター付きだと重くなりやすい点は注意しましょう。

事故などの映像を確実に残したいなら、バックアップ電源対応のドライブレコーダーがおすすめです。事故の際にドライブレコーダーが録画しようとしても、車のバッテリーが破損すると映像が記録されない可能性があります。

バックアップ電源対応なら駐車記録用オプションを取り付けることで、エンジンがオフになっても記録が可能です。

ユピテルのドライブレコーダーは、機能や価格帯などでシリーズ化されています。ここでは代表的なシリーズ「SUPER NIGHT」と「marumie」を紹介します。

夜間の映像も鮮明に記録するなら「SUPER NIGHT（スーパーナイト）」シリーズがおすすめです。明るい昼間も暗い夜間も自動で映像の感度を調整することで、きれいな映像を記録します。

また、夜間の無点灯時でもしっかり記録を行えるため、駐車中の車上荒らしの対策にもぴったりです。夜間に運転することが多い方や夜間の駐車中のいたずらに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

死角を減らして広範囲を記録するなら「marumie（マルミエ）」シリーズがおすすめです。marumieシリーズのカメラのセット内容は主に以下の3タイプあります。

• 360°カメラの1カメラのみ
• 360°カメラ＋リアカメラの2カメラ
• 前方カメラ＋リア後方カメラ＋リア車内カメラの3カメラ

いずれも他のシリーズよりも死角が少ないですが、カメラの組み合わせによって記録できる範囲が異なるため、予算や目的に合わせて最適なセットを選びましょう。

価格が安いものが欲しいなら、WEB限定モデルやカメラが1台だけのモデルがおすすめです。WEB限定モデルとはWEBでのみ購入できるモデルで、パッケージが簡略化されていたり、取扱説明書の付属がなかったり*する代わりに価格が抑えられています。

また、前方撮影カメラが1台だけのモデルも比較的安いです。販売元によっては1万円以下で購入できるため、予算を抑えたい方はぜひチェックしてみてください。

*PDF版はあり

公式サイトに記載の商品紹介ではわからない商品のメリット・デメリットはあるものです。自分に合わない商品を買って後悔することがないよう、実際に使用した人の口コミを参考にしましょう。

画質や機能性、取り付けなど多岐にわたってレビューがあるため、特にこだわりたいポイントに絞って口コミをチェックするのがおすすめです。

下記の記事では、2カメラドライブレコーダーについて詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

下記の記事では、360度撮影可能なドライブレコーダーについて詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

※1万円前後以下の商品を紹介しています。価格は変動するため、現在の価格については各ECサイトでご確認ください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

「marumie Q-20」は、360度撮影できるユピテルの全方位ドライブレコーダーで最も人気の高いタイプです。Q-20の特徴や360°カメラの最新モデルとの違いをまとめました。

「marumie Q-20」は記録解像度が最大340万画素の高画質で、全周囲360°撮影できるドライブレコーダーです。従来のものでは撮影できない両サイドや車内も撮影できます。ボタン一つでモニターの表示を魚眼表示・2分割表示・前方表示・車内表示などに切り替えできる点もポイントです。

HDRを搭載しており、白とびや黒つぶれを抑え、きれいな映像を記録できます。駐車監視機能のオプションを付ければ、車上荒らし対策にもおすすめです。

360°カメラの最新モデルは2023年5月に発売された「Q-32R」です。Q-20との大きな違いは以下のとおりです。

Q-32RはQ-20と異なりリアカメラがセットになっているため、より広範囲を記録できます。また、駐車監視機能が標準で装備しているため、駐車中の車上荒らしやいたずら、当て逃げ対策を行いたい方にもQ-32Rがおすすめです。

ドライブレコーダーは、自動車やバイクに取り付けて映像を記録する装置です。運転中の映像を記録できるので、事故の原因解明や証拠映像として役に立ちます。記録されている意識があると、煽り運転の防止や危険運転防止に繋がるのもメリットです。

運転中だけでなく、駐車中の映像を記録もできるので車上荒らしの対策にもなります。高画質なドライブレコーダーなら、運転中の映像を思い出として残すのにもぴったりです。

ユピテルはメーカーとしては小規模ですが、ドライブレコーダーの国内シェアで上位に位置しています。ユピテルが高く評価される理由の一つが選択肢の多さです。1台のみ・2台セット・3台セットや360°カメラ、業務用などニーズに合わせて商品を展開しています。

また、手頃な価格のためコスパ重視の方からも支持されています。

ドライブレコーダーは簡単に取り付けられるタイプもありますが、初めての方には不安です。ユピテルの公式サイトでは、取り付け方法を解説しています。下記のリンクから見られるので、ぜひご確認ください。

ユピテルのドライブレコーダーの取扱説明書は、公式サイトからダウンロードできます。ユピテルのドライブレコーダーは、価格を抑えるために取扱説明書が付属しないものもありますが取扱説明書がないと、何かと不便です。

取扱説明書をダウンロードできるようになっているので、印刷もできます。取扱説明書を紛失した場合でも、見れるので便利です。

ドライブレコーダーは、ユピテル以外にも多数のメーカーが販売しており、コムテックやケンウッドは特に人気の高いメーカーとして知られています。中にはユピテルが販売していないミラー型などもあるので、ぜひチェックしてください。

下記の記事では、コムテックやケンウッドなどさまざまなメーカーのドライブレコーダーについて詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

煽り運転を防止するには、ドライブレコーダーを設置を知らせるのが有効です。ドライブレコーダーの存在をアピールするドライブレコーダーステッカーも、さまざまなものが販売されています。下記の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。

ユピテルのドライブレコーダーについてご紹介しました。ユピテルのドライブレコーダーは、シンプルなものから多機能のものまであるので自分に合ったものを見つけやすいです。今回のランキングを参考にして、便利なドライブレコーダーを見つけてください。