【2022年版】非金属タイヤチェーンのおすすめ人気ランキング15選【スタッドレスタイヤにも】
2021/12/27 更新
目次
より快適な走行を約束する非金属製のタイヤチェーン
雪道や凍結路などを安全に走行するために欠かせないのがタイヤチェーンです。冬になってスキーやウィンターキャンプに出かけようと計画している方にとっては、今から準備しておきたいアイテムですよね。
最近では、スタッドレスタイヤを履いていても大雪時はチェーン装着が必須になる「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め」の規制が発表され、注目を集めています。実は、非金属製のタイヤチェーンでもオーケーなんです。
そこで今回は、金属製チェーンに比べて軽量で錆びにくく、振動も少ない非金属製タイヤチェーンの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、サイズ・材質・形状を基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
非金属製タイヤチェーンとは
まずは、非金属製タイヤチェーンのメリットとデメリットはどのようなものなのかをチェックしていきましょう。
騒音や振動が少なく乾燥路も走れて「横滑り」に強い
金属製のタイヤチェーンに代わって人気になりつつあるのが、ゴムや熱可塑性ポリウレタン(TPU )などを採用した非金属製タイヤチェーンです。金属製タイヤチェーンに比べて横滑りに強いのもメリットで、金属製の突起を装着してグリップ力を強化している製品もあります。
金属製のタイヤチェーンと比べて振動や騒音も少なく、短時間であれば雪道以外の乾燥路でも走行できるので、トンネルなどでいちいち脱着する面倒はありません。装着の際のジャッキアップもいらないので慣れると簡単に付けられます。
また、最近では価格も安くなってきている傾向にあり、金属製タイヤチェーンと同じような価格帯で入手できるようになったのでおすすめです。
「取り付け簡単」とは言えないのがデメリット
デメリットとしては取り付ける際にやや力を必要とする場合が多いので、女性や高齢者には少し大変な点が挙げられます。ただ、最近では付属の工具によってフックの取り付けや締め付けが楽にできる商品やロック機構を採用した商品も出ていますのでおすすめです。
また、ポリウレタンのネット型の場合などは、折りたたみが簡単にできないためトランクなどでの収納がややかさばる点や濡れた場合に乾きにくい点もデメリットと言えます。シーズンが来る前に試装着、予行演習を必ず行っておくのがおすすめです。
非金属製タイヤチェーンの選び方
非金属タイヤチェーンのメリットは、普段履いている夏用タイヤに手軽に装着できる点です。付ける際に慌てないよう、正しい選び方をご紹介しましょう。
材質で選ぶ
タイヤチェーンの材質には、いくつか種類があってそれぞれ特徴が違います。非金属製以外のタイヤチェーンは、自分の用途に合ったものを選びましょう。
騒音が少なく耐久性が高いものなら「ゴム・ウレタン」がおすすめ
ゴム、ウレタンなどの材質を使用した「非金属製」のタイヤチェーンは、振動や騒音が少なく乗り心地が快適な点がおすすめです。金属製よりも比較的価格が高めですが、装着が簡単で扱いやすいのも魅力の1つといえます。
仮に乾燥した道路を走ってしまった場合でも、切れやすい金属製に比べ劣化しにくく耐久性が高いのも特徴です。
女性でも簡単に装着するなら「布製タイヤチェーン」がおすすめ
ゴムやポリウレタン製に加えて、非金属製タイヤチェーンのカテゴリーに入るのが布製のタイヤチェーンです。北欧で開発され、着脱に力がいらないので女性でも扱いやすく、装着時の乗り心地も損なわないと最近注目されているチェーンです。
雪の多いヨーロッパでは有名メーカーの車に標準装備されていたり、日本のメーカーでも注目され始めたりしていて、軽量かつコンパクトでかさばらず常に車に収納しておけば急な雪にも安心です。
ただ、素材が布なので他の素材に比べると耐久性が弱く、チェーン規制時には走行許可が下りない場合があるなどのデメリットがあります。布製タイヤチェーンは一時的な応急措置として活用するのがおすすめです。
以下の記事でも、タイヤチェーンの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
効果をしっかり発揮させるなら「適合サイズ」をチェック
タイヤチェーンは、タイヤのサイズに合っていなければ効果を発揮できなくなってしまいます。いざ、装着しようと思っても大き過ぎたり小さ過ぎたりでは役に立ちません。タイヤチェーンを購入する際には、必ず車のタイヤのサイズに合ったものを選びましょう。
タイヤチェーンを購入する際に、もし、自分が使用しているタイヤのサイズが分からない場合には、タイヤの側面に「タイヤ幅」「偏平率」「ラジアル構造」「リム径」の順に記載されている数値を確認してください。
例えば、「175/65R15」と記載されていた場合、ラジアル構造のタイヤで、タイヤ幅は175mm、偏平率は65%、リム径は15インチとなります。メーカーが発表している適合リストがあるので確かめておくのがおすすめです。
サイズを合わせるなら「クリアランス」をチェック
クリアランスとはタイヤやホイールと車両のフェンダーとの隙間、タイヤとサスペンションとの隙間です。タイヤチェーンはタイヤの外周に装着するため、当然ながらタイヤの外径が実際よりも大きくなります。
クリアランスが不足しているとタイヤチェーンが取り付けられない不具合が生じたり、フェンダーやホイールを傷つけてしまいます。車高を下げていたり、非純正のタイヤやホイールをに交換しているとクリアランス不足になる可能性があるので気を付けましょう。
チェーンメーカーによって30〜40mmの幅が必要だったり、FF車やFR車で違う場合があったりします。FF車の場合は前輪に、FR車の場合は後輪に付けてください。4WD車は2WDの駆動輪がベースとなっている場合が多いため、カタログやディーラーで確認しましょう。
チェーンのタイプで選ぶ
非金属製のタイヤチェーンは、いくつかのタイプに分けられます。特徴の違いによって使用するシーンが異なるので、自分がどのようなシーンで使うかを確認して選びましょう。
全体を覆うならワンタッチ装着できる「ネット型」がおすすめ
タイヤ全体を覆うようにかぶせて使うのがネット型で、走行しながらのスリップ防止性能が高く、分離型よりも滑りにくくなっているのがポイントです。素材がゴム製・樹脂製なので伸ばしながらワンタッチで装着できます。
ただし、力を要するので非力な方や女性には不向きかもしれません。また、折り畳めないためかさばってしまい、持ち運びには不便な点がデメリットです。
手軽に使うなら取り付け方が簡単な「分離型」がおすすめ
分割型はその名称の通り、タイヤの2〜3箇所に分割して装着するタイプです。ネット型より表面積が少なくなる分、性能は劣りますがコンパクトで軽いのため持ち運びもできます。取り付け方もベルトをホイールに固定するだけなので簡単です。
また、タイヤ幅サイズが合えば、自分以外の車に装着できるので、緊急脱出用として他の車に貸し出せるなどのメリットもあります。
軽自動車なら価格の安い「結束バンド型」がおすすめ
タイヤのホイールを通してナイロン製のバンドを結束させるタイプです。間隔を空けて数本ずつ装着します。通常、10本単位で販売されていて価格も安価です。使い捨てではなく、複数回使用できる製品もあります。
タイヤの幅やサイズを問わないため、軽自動車などでも使いやすいのが特徴です。ただ、長時間の走行には不向きなので、あくまで深雪でスタックした場合などの緊急脱出用としてトランクに用意しておきましょう。
人気の商品が欲しいならメーカー品をチェック
タイヤチェーンにはさまざまな種類がありますが、有名どころを選びたいならメーカー品をチェックしてみてください。エフイーシーチェーン・COMTEC・ニューレイトン株式会社などは商品数が多く、品質の高いものが多いのでおすすめです。
迷ったら「JASAA認定」されたものがおすすめ
JASAA(ジャサ)認定は、(財)日本自動車交通安全用品協会による厳格な試験を受けた非金属タイヤチェーンのみに与えられます。雪道での数百kmに及ぶ走行や、アイスバーン・圧雪路での登坂などを含む、7項目をクリアして認定されるのが特徴です。
道路の破損が少ない・着脱が容易・滑らかな走行・アイスバーンに強い・600km以上の耐久性などの基準をクリアしなければ認定されません。非金属性タイヤチェーンの購入で迷った時にはカタログなどのからJASAA認定品マークが付いている製品を選ぶのがおすすめです。
ネット型タイヤチェーンの人気おすすめランキング7選
口コミを紹介
見るからにすぐに切れてしまいそうな感じですが、緊急脱出用と考えればコスパは高いと思います。年に何回も巻く地域では無いですし、この価格で購入出来て助かりました。
口コミを紹介
以前もコマンダーⅡを使っていました。積雪時にはあまり旅行はしませんが、スタッドレスタイヤで対応できないこともあり、これで安心です。
口コミを紹介
今までホームセンターの安い金属チェーンを使用していましたが、強度も装着しやすさも、走行時の振動も金属チェーンよりずっといいです。
口コミを紹介
装着簡単にできました。走ってみましたが、緩んだりしませんので安心。サイズも調整できます。タイヤサイズ似てる車2台持ってるのでどっちにも使えます。想像より軽くて丈夫です。
Yeti(イエティ)
Yeti Snow net 0254WD
自動車メーカー推奨の静粛性の高い世界で唯一のラバーネット
1978年にスイスで誕生し日本で改良を重ねられてきたイエティースノーネットのチェーンです。AUDI、FIAT、FORD、PEUGEOT、CITROEN、VWなどの純正品や推奨品として採用されており、日本の救急車の新車添付品としても採用されています。
世界で唯一のラバー製のタイヤチェーンで、切れ目のないラバーネットに強力な超硬スパイクピンがトレッド状に配置されているので、安定した走りと揺れの少ない静かな室内環境です。
サイズ | タイヤ幅145〜275mm | 材質 | ラバー(ゴム) |
---|---|---|---|
JASAA認定 | ○ |
口コミを紹介
快適に雪道・雪の坂道を走行できます。
他車の迷惑にならぬ程度に速度を上げることもできますし、満足の商品です。
口コミを紹介
取り付けのみ一度しましたが、取り付けやすかったです。
今シーズン活躍してくれると思います。
口コミを紹介
ほとんど積雪のない地域の保険としては悪くないかと思います。
ネット型タイヤチェーンのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | サイズ | 材質 | JASAA認定 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
救急隊ネット KK-40 |
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面倒な車の移動やジャッキアップなしだから女性にもおすすめ |
タイヤ幅165〜195mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | ○ |
2
|
タイヤチェーン 車用 |
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女性でも簡単に持ち運びできるサイズ |
タイヤ幅195-225mm | TPU | × |
3
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Yeti Snow net 0254WD |
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自動車メーカー推奨の静粛性の高い世界で唯一のラバーネット |
タイヤ幅145〜275mm | ラバー(ゴム) | ○ |
4
|
非金属タイヤチェーン MX-ZM |
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波紋溝設計のスパイクピンが凍結路で活躍 |
タイヤ幅145〜285mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | × |
5
|
エコメッシュII FB03 |
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凍結路もがっちりグリップしてくれるチェーン |
145/80R13等 | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | 〇 |
6
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ゴリラコマンダーII CL40 |
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内側ロック機構採用で素早い着脱が可能 |
タイヤ幅185〜215mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | ○ |
7
|
非金属タイヤチェーン M-T90 |
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タイヤチェーンもおしゃれに決めたいなら |
タイヤ幅175〜225mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | × |
分離型タイヤチェーンの人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
今年は雪が多そうなので安く備えることが出来て助かりました
口コミを紹介
まだ雪道で着けてはいないですが、駐車場で試しました。
原理としては簡単で、私、女性でも着けやすいです。
口コミを紹介
スタッドレスも考えましたがタイヤ交換が面倒なのでジャッキアップも必要としない手軽に装着出来る非金属チェーンにしました。
口コミを紹介
スタットレスを装着していて通常チェーンを持っていますが、凍結の坂を数十メートルを走る事がある為、緊急用に買い求めました。まだ使用していませんが商品を見る限り機能は果たせるかと思います。
カーメイト(CARMATE)
バイアスロン クイックイージー QE10
オートバックスでも人気のクイックロック機構を搭載チェーン
バイアスロンは、クイックロック機構と呼ばれる独自の仕組みを採用して「早く・楽に・簡単確実に」を実現、スムーズな装着を可能にしています。力は要らず、女性でも一人で取り付け可能です。
164本の超硬材質マカロニピンにより、アイスバーンへの食い付きを飛躍的に向上させています。ピンがタイヤに接しないない設計になっているため、タイヤを傷めません。クオリティの高い日本製を求める方におすすめです。
サイズ | タイヤ幅185〜215mm | 材質 | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) |
---|---|---|---|
JASAA認定 | ○ |
口コミを紹介
当該品は、タイヤサイズだけでなくメーカーによりサイズが変わるのでタイヤのサイズとメイカー及びタイプを確認すると間違いないと思う。
分離型タイヤチェーンのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | サイズ | 材質 | JASAA認定 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
バイアスロン クイックイージー QE10 |
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オートバックスでも人気のクイックロック機構を搭載チェーン |
タイヤ幅185〜215mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | ○ |
2
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非金属 タイヤチェーン [XG719] |
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幅広い車種に対応で便利なチェーン |
タイヤ幅175mm〜285mm | 熱可塑性ポリウレタン | × |
3
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非金属タイヤチェーン |
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スタックなどの緊急時に備えたいチェーン |
タイヤ幅165-265mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | × |
4
|
タイヤチェーン |
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バランスのとれたグリップ性能 |
タイヤ幅155mm〜265mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | × |
5
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タイヤチェーン 非金属 |
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コスパを優先したい方に |
タイヤ幅175-265mm | 熱可塑性ポリウレタン(TPU ) | × |
結束バンド型タイヤチェーンの人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
こんなに 簡単に装着できて 走破性も良いです。
今年の 【道交法改正】チェーン規制に 一押し商品ですね!
口コミを紹介
とても簡単に取り付けられました。取り外しももちろん簡単です。雪は困りますが、楽しみになりました。緊急用に車内に搭載するには良いと思います。
口コミを紹介
去年の冬、山中でスタックしてしまい購入しました。タイヤの空転が少なく、雪をグリップしているな気がして、安心感がありました。
結束バンド型タイヤチェーンのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | サイズ | 材質 | JASAA認定 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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Qiilu タイヤチェーン |
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タイヤやホイールを傷付けず安心のチェーン |
タイヤ幅185mm〜225mm | ナイロン | × |
2
|
タイヤチェーン (20本) |
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滑り止めの効果を高めた改良型 |
タイヤ幅145~295mm | ナイロン | × |
3
|
ジップグリップゴー 10本入 |
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結束バンドで直感的に取り付けできる |
フリーサイズ | - | × |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
タイヤチェーンの取り付けとは
非金属チェーンの取り付け方は主に4つの工程があります。取り付け方法の例を紹介しますので参考にしてみてください。取り付け前の準備はチェーンのスパイクピンの面を上に、ジョイント部分を手前に来るように敷いてください。
次にハの字になるようにチェーンをタイヤ裏面に回し込みます。チェーン両端を持ってタイヤ上部まで持ち上げ、タイヤ奥側でジョイントを固定してください。続いてチェーンをタイヤに添わせながら、タイヤ上部の手前側フックを固定します。
同じ要領でタイヤ下部のジョイントを奥側、手前側の順で固定しロック部を締める専用ハンドルで、全てのロック部をカチッと音がするまで回転させましょう。最後に少し走行してたわみがないのを確認すれば取り付けは完了です。
オートバックスなら取り付けしてくれる
自分でタイヤチェーンを付ける自信がない場合には、オートバックスやイエローハットなどに持ち込んでお願いするのがおすすめです。正しく取り付けてくれるので、安心して走行できるようになります。取り付けにかかる料金は場所や内容によって異なるので確認してみてください。
タイヤチェーン装着時の速度
チェーン装着時の走行速度は、メーカーや製品によって異なりますが、金属製では20〜50km/h、非金属製では40〜70km/hくらいが目安とされています。 ただ、走行時の安定性やチェーンの耐久性を考慮しましょう。
金属製は30km/h以下、非金属製では50km/h以下での走行が望ましいとも言われています。もちろん、降雪や凍結などの状況はさまざまですから、いかなる時も「急発進、急ハンドル、急ブレーキ」は禁物です。
タイヤチェーンの寿命は約5年
金属製タイヤチェーンは、普通の道路を走行するとアスファルトとの摩擦で熱を持ちチェーンが切れてしまいます。また、雪道走行後に濡れたままにしておくと錆びついてしまいまいますが、金属そのものの経年劣化は少ないので長持ちです。
しかし雪道走行後は、凍結防止剤を落とすためにも水洗いしてよく乾燥させた後に保管しましょう。非金属製タイヤチェーンは使用の有無に関わらず、素材のゴムやポリウレタンが経年劣化する恐れがあります。
劣化を防ぐためには、金属製と同様に使用後は水洗いして乾燥させて直射日光を避けて保管するようにしましょう。使用頻度や管理状況にもよりますが、概ね5年が寿命と言われています。
お守りとして役立つスプレー式もおすすめ
北欧ノルウェーで開発された冬季用のカーアイテムとしてスプレー式のタイヤチェーンも存在します。天然樹脂を原材料に使用していて、使い方はタイヤにスプレーするだけといたって簡単です。スプレー1本450mlで最大20本分のタイヤに使用できます。
グリップ力の効果は最大70km持続するので、高速道路ではスタッドレスタイヤで走行し一般道ではスプレーするなど補助的な利用が可能です。スプレー式タイヤチェーンは、急な降雪など、いざという時のお守りとして車に常備しておきましょう。
冬に欠かせないその他のアイテムもチェックしておこう
タイヤチェーンと同じく、冬のドライブに欠かせないのが雪用ワイパーです。降雪地帯などで通常のワイパーを使用していると、劣化して使い物にならなくなる場合もあるため、できるなら準備しておきましょう。
同時にウォッシャー液も凍りにくいものを使用し、雪の中に車を駐車するときはワイパーがフロントガラスに凍り付かないよう、ワイパーを立てておくのも忘れないでください。ワイパーを立てておくと車が雪に埋まってしまった場合も位置が分かりやすく、雪かきもしやすくなります。
スタッドレスタイヤと組み合わせるとより安心
冬に装着するタイヤとして知られるスタッドレスタイヤは、チェーンを使わずに凍った路面や積雪のある路面で安全に走行できるため、降雪地帯では生活に欠かせないタイヤとなります。もちろん、ワンシーズンに何度もスキーやスノーボードに出かける方にも便利です。
ご存知のように、2018年12月に高速道路などで発令される「チェーン規制の保安基準」が改正にされ、たとえスタッドレスタイヤを装着していたとしてもチェーンの装着が必須となる場合があるため気を付けましょう。
スタッドレスタイヤとチェーンの両方を準備しておけば万全です。おすすめのスタッドレスタイヤについては以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
まとめ
非金属製タイヤチェーンの選び方と人気おすすめランキングをご紹介してきましたが、いかがでしたか。雪道や凍結路での安全な走行に備えて、自分に合った非金属製タイヤチェーンを選ぶための参考にしてください。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年12月27日)やレビューをもとに作成しております。
トレッド素材に高性能ポリウレタンエラストマーを採用した、ネット型のタイヤチェーンです。高強度の破氷ゴムピンを備え、滑り止めの安全性も向上させています。黒一色の非金属タイヤチェーンが多い中、透明感のある赤い色が特徴です。