【パティシエ監修】生クリームのおすすめ人気ランキング14選【市販のホイップ済みクリームも】
2025/02/28 更新
ショートケーキのホイップクリームにも使用される生クリームは、市販で買えるもの・高級・ホイップ済み・動物性・お菓子作り向けの業務用など種類はさまざまです。今回は、パティシエとして活躍されていた宮田さんに、作りたいものに合った生クリームを選ぶための選び方や、おすすめの美味しい商品をお聞きしました。
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目次
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パティシエが選ぶ生クリームのおすすめ4選


宮田さん
生クリームを選ぶ際に大切なのは、乳脂肪分の違いです。乳脂肪分が高いほど濃厚でコクがあり、ガトーショコラなどのチョコレートを使ったスイーツと相性が良いです。逆に、フルーツの味を引き立てたい場合などは、乳脂肪分が低め(35~38%程度)の生クリームを選ぶと素材の風味が活きやすくなります。
また、動物性と植物性の違いもポイントです。動物性はコクがあり風味豊かですが、植物性は価格が安く、さっぱりとした仕上がりになります。
さらに、メーカーによっても味や仕上がりが異なるため、いろいろ試して好みに合ったものを見つけるのもおすすめです。
タカナシ 特選北海道純生クリーム35
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
日本の生クリームといえば!横浜のタカナシが作る軽めの200ml生クリーム
こちらの商品は食べやすく、軽めの200ml容量生クリームになります。生クリームが苦手な方にも食べやすい商品です。甘みがありミルク感を感じられるため、フルーツのデコレーションケーキなどにおすすめです。
生クリームの主張が強くないので、フルーツの味もしっかり楽しめます。また外国産の生クリームもありますが、こちらは日本の生クリームを使いたい方におすすめの生クリームです。
種類 | 生クリーム |
---|---|
タイプ | 液体 |
原材料 | - |
内容量 | 200ml |
脂肪分 | 35% |
賞味期限 | 約1週間 |
タカナシ 特選北海道純生クリーム47
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
チョコにも負けない濃厚さ!ケーキやガトーショコラにおすすめ
とても濃厚な生クリームで、生クリーム好きにはとくにおすすめの高級感ある商品です。 ケーキにリッチなコクをだしたい場合におすすめの商品です。チョコレートにも負けないクリームの濃厚さがだせ、ガトーショコラなどに使うのもおすすめです。
種類 | 生クリーム |
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タイプ | 液体 |
原材料 | - |
内容量 | 200ml |
脂肪分 | 47% |
賞味期限 | 約1週間 |
編集部が選んだおすすめの生クリーム10選
ここでは、通販サイトの口コミ調査を基準に選んだ「編集部おすすめの生クリーム10選」を紹介します。
オーム乳業 クレームソワニエ
Amazon での評価
(2025/04/01調べ)
ミシュラン三ツ星シェフが認めた究極の生クリームが市販で買える!
ミシュラン三ツ星フレンチレストラン「カンテサンス」のオーナーシェフ、岸田周三氏愛用の生クリームです。フランス料理のベースとなる生クリームとして、クリアな味で軽快さの中の旨みとコクが特徴です。
原料と製法にこだわっている生クリームなので価格もそれなりですが、プロ志向ののニーズに応えてくれる逸品です。
種類 | 生クリーム |
---|---|
タイプ | 液体 |
原材料 | 生乳 |
内容量 | 1000ml |
脂肪分 | 35% |
賞味期限 | 約10日間 |
マルハニチロ フローズンホイップ
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
ふわふわでクリーミーなホイップ済みクリーム
ふわふわのクリームが楽しめる冷凍ホイップクリームで、冷蔵庫で4~5時間ほど解凍して使います。まろやかな口当たりが特徴で、デコレーションケーキやデザートのトッピングにぴったりです。
甘さ控えめで、飲み物との相性もバッチリ。コーヒーやココアなどに入れて飲むとクリーミーさが引き立ち、より美味しくいただけます。
口コミを紹介
生クリームは あまり好きじゃないけどこれは軽いから 美味しかったです。ケーキ作りに十分な量もあるので また買いたいと思います。
種類 | ホイップクリーム |
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タイプ | 冷凍 |
原材料 | 植物油脂(国内製造)、糖類(水あめ、砂糖)、脱脂粉乳ほか |
内容量 | 500ml |
脂肪分 | - |
賞味期限 | - |
森永乳業 ホイッピー
Amazon での評価
常温保存可能!簡単に極上のホイップクリームが作れる
森永乳業から誕生した「ホイッピー」は、自宅で簡単に極上のホイップクリームを作れるホイップ用パウダーです。ホイッピーと牛乳を混ぜてホイップするだけで、誰でも簡単に、プロ仕様のホイップクリームを作れます。
さらに、粉末状で常温保存が可能です。開封後も直射日光や高温多湿を避ければ、状態を保ちやすいため、使い勝手が良く、いつでもフレッシュな味わいを楽しめます。
口コミを紹介
ホイップクリームを少量使いたい時や、ロイヤルミルクティーを飲みたい時などに重宝しています。牛乳さえあれば自分の好きな固さにできるところも便利です。
種類 | ホイップクリーム |
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タイプ | 粉末 |
原材料 | 植物油脂(国内製造)、乳糖、粉あめ、乳たん白ほか |
内容量 | 650g |
脂肪分 | - |
賞味期限 | - |
明治 Whip&Whip 冷凍ホイップ
Amazon での評価
(2025/04/01調べ)
くどくない甘さ!お菓子作り向けの業務用
甘さが強い商品も多い中、くどくない甘さで好評のホイップクリームです。解凍して絞りだすだけで手軽に使えます。ウィンナーコーヒーやクレープ・フルーツサンド・ケーキなど、ホイップクリームをたっぷり使って仕上げたいときにおすすめです。
口コミを紹介
おいしくないホイップにたくさん出会ってネットではもう無理かなーとあきらめていましたがここのホイップはとてもおいしいです!甘すぎずとても食べやすく、なんにでも合うので1Lもあっても消費しやすいです。
種類 | ホイップクリーム |
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タイプ | 冷凍 |
原材料 | 植物油脂、水あめ、砂糖、乳製品、乳化剤、安定剤ほか |
内容量 | 1000ml |
脂肪分 | - |
賞味期限 | - |
中沢乳業 Nakazawa冷凍ホイップ
Amazon での評価
ホイップしたてのみずみずしさ
乳脂肪分10%を含む脂肪分が32%のホイップクリームで、解凍して絞りだすタイプです。独自の製法で作られていて、ホイップしたてのみずみずしい味わいが特徴です。あらかじめホイップされたクリームは使いたいときにさっとだせます。
パフェなどのデザートに添えて使うほか、スコーンやババロアなどお菓子の生地に混ぜ込んでも使えます。
口コミを紹介
こちらは甘すぎず、スイーツ作りにも、珈琲に乗せても美味しいです!!
美味しいのであっという間に食べ終わりそうです!笑
種類 | ホイップクリーム |
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タイプ | 冷凍 |
原材料 | クリーム、植物油脂、水飴、砂糖、澱粉糖化物ほか |
内容量 | 700ml |
脂肪分 | 32% |
賞味期限 | - |
雪印メグミルク フレッシュ北海道 生クリーム
Amazon での評価
(2025/04/01調べ)
雪印の乳本来のおいしさにこだわったクリーム
フレッシュの名称が付く商品は、乳等を主要原料とする食品として分類されます。生クリームよりホイップしやすく調整されているので、初心者の方におすすめの商品です。200mlと使いやすい容量に加えリーズナブルなので、少量使いに向いています。
口コミを紹介
良い買いものでした。また買いたいです。
種類 | ホイップクリーム |
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タイプ | 液体 |
原材料 | クリーム、乳化剤、メタリン酸Na、安定剤 |
内容量 | 200ml |
脂肪分 | 43% |
賞味期限 | 90日間 |
明治 おいしい生クリーム
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
保存しやすいキャップ付きパウチタイプ
「NF膜濃縮」「脱酸素」を組み合わせた独自製法で仕上げた、豊かな風味とコク、すっきりとした後味を楽しめる乳脂肪分40%の生クリームです。 濃厚感がありつつも、口当たりの軽い仕上がり。
使いやすい自立式パウチタイプで、使う分だけだしたあとはキャップを閉めて保存できます。少量ずつ使いたい方におすすめです。
口コミを紹介
本格的な生乳の美味しさが味わえる!蜂蜜入れてそのまま振ると生クリームになる!
種類 | 生クリーム |
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タイプ | 液体 |
原材料 | 生乳(北海道産) |
内容量 | 250ⅿl |
脂肪分 | 40% |
賞味期限 | - |
雪印メグミルク ホイップ40
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
ショートケーキにも!あっさりとしてクセのないホイップクリーム
雪印メグミルクの植物性脂肪40%ホイップクリームです。軽い口当たりが特徴でクセがなく、料理に添えて使うと食材の風味が引き立ちます。泡立てる際は、ハンドミキサーを使うのがおすすめです。
準乳脂のものより、色が白い特徴があります。真っ白なクリームのデコレーションケーキを作りたい方にもおすすめです。
種類 | ホイップクリーム |
---|---|
タイプ | 液体 |
原材料 | 植物油脂、乳製品、乳化剤(大豆由来)、香料ほか |
内容量 | 1000ml |
脂肪分 | 40% |
賞味期限 | - |
雪印メグミルク 北海道フレッシュクリーム40
Amazon での評価
(2025/03/31調べ)
添加物不使用が嬉しい純乳脂肪タイプの生クリーム
こちらの商品は北海道産の生乳を使用した、贅沢な純乳脂肪タイプの生クリームです。添加物不使用なのでお子様にも安心して使え、ケーキやさまざまな活用ができます。また1Lと大容量なので、たっぷり使いたい方におすすめです。
口コミを紹介
とにかく美味しいクリームになります。贅沢にアイスを作るのに使ってました。
種類 | 生クリーム |
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タイプ | 液体 |
原材料 | 生乳 |
内容量 | 1000ml |
脂肪分 | 40% |
賞味期限 | 7日~5日 |
生クリームの選び方
宮田さんにもお聞きした生クリームの選び方をさらに詳しくまとめたので、ぜひ生クリーム選びの参考にしてください。
好みの味わいに合わせて種類を選ぶ
動物性と植物性には異なった味わいや風味があり、それぞれ特徴も違います。何に使うのか考えながら選びましょう。
ショートケーキに合う濃厚なコクと風味が欲しいなら「動物性」がおすすめ
お菓子や料理に濃厚なコクと風味を加えたいなら、動物性の生クリームを選ぶのがおすすめです。チーズケーキやショートケーキなどのほか、煮込み料理やホワイトソースなどの料理にも適しています。
植物性のものに比べると賞味期限が短く、早く使い切らないといけないのが少々扱いづらい点になります。しかし食品添加物などが含まれてないため、安心して使えます。
あっさりとした口当たりを求めるなら「植物性」のホイップクリームがおすすめ
あっさりとした口当たりが好みであれば、植物性のホイップクリームがおすすめです。乳製品特有の乳臭さが苦手な方も比較的食べやすいクリームといえます。また植物性のホイップクリームは分離しづらく、時間が経っても劣化しにくいのが特徴です。
そのため、動物性生クリームよりも賞味期限が長く設定されています。パーティーの前日にケーキを作るのであれば、味が落ちにくい植物性のものを使うのがおすすめです。
用途に合ったタイプで選ぶ
液体・ホイップ済み・スプレーなど、いろいろなタイプを用途によって使い分ければとても使い勝手がいいです。ここでは、用途に合った生クリームの選び方をご紹介します。
パスタなど料理に使うなら固さを調節できる「液体タイプ」がおすすめ
料理にそのまま加えて使う場合や、自分で泡立てたい場合は液体タイプがおすすめです。液体の状態から泡立てればできたての味わいを楽しめるうえ、自分の好みの固さに調整もできます。
初めのうちは、泡立てのコツがつかみにくいかもしれません。自信がないときは、ホイップクリームの使用もおすすめです。
泡立てに慣れていない方には「ホイップ済みタイプ」がおすすめ
すでに泡立てた状態でパッキングされている、ホイップ済みタイプも販売されています。泡立ての手間が不要で、使いたいときにすぐに使えるのがメリットになります。泡立てが不安な初心者の方にもおすすめです。
ホイップ済みタイプの原料は植物性油脂になります。濃厚さやコクが欲しい場合や、添加物が気になる場合は動物性生クリームの方がおすすめです。
保存が効くものなら少量ずつ手軽に使える「スプレータイプ」がおすすめ
スプレータイプは、ホイップクリームをワンプッシュでだせるタイプです。泡立ての手間がなく手軽に使える・少量ずつ使える点がメリットになります。残った場合は、スプレー缶をそのまま冷蔵庫に入れて保存できるのもポイントです。
賞味期限は長めですが、ノズルにカビがつくトラブルもあります。そのため使用後はしっかりノズル部分を洗うか、拭き取って清潔に保管して早めに使い切ってください。
長期保存をしたいなら通販や業務スーパーで買える「冷凍タイプ」がおすすめ
冷凍タイプは、すでにホイップしてあるホイップクリームを凍らせた商品です。泡立てる手間がなく、長期保存に向いています。お菓子作りが初めての方や、お子さんにも扱いやすいタイプです。
解凍せずにそのまま使えるタイプと、解凍してからでないと使えないタイプがあるので購入の際はよく確認しましょう。冷凍庫での長期保存はできるものの、開封後はやはり早めに使い切るのが鉄則です。
冷凍ホイップクリームは、主に通販や業務用スーパーで購入できます。1000mlと容量が大きいものが多いので、計画的に使いましょう。
乳脂肪分で選ぶ
乳脂肪分の割合によって、風味が変わってきます。ここでは乳脂肪分の割合別に、おすすめの使い方をご紹介します。
飲み物に入れるなら「15〜30%」がおすすめ
生クリームは濃ければ濃いほど美味しいと思いがちですが、飲み物などに入れる場合は15〜30%のものがおすすめです。コーヒーや紅茶などの飲み物の風味を引き立て、より美味しく味わえます。
ただし、脂肪分が低いとホイップ状には固まりません。ホイップクリームを絞って飲み物に乗せたい場合は、乳脂肪分が35%以上のものを目安にするのがポイントです。
軽い口当たりのチーズケーキや生チョコに使うなら「35%」がおすすめ
あっさりした味わいのチーズケーキ・生チョコ・プリン・ババロアなど軽い口当たりのデザートには、35%の生クリームがおすすめです。生チョコには濃厚な生クリームを使いがちですが、油分の高い生クリームは分離しやすいため低脂肪のものを使いましょう。
シフォンケーキやチョコレートケーキなどに添える生クリームも、35%のものを使うとケーキの甘さとバランスが取れるのでおすすめです。以下の記事では、生クリームの代用にもなるコーヒーミルクの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
ずっしり濃厚なガトーショコラに使うなら「40%以上」がおすすめ
ガトーショコラには、40%以上の生クリームがおすすめです。高脂肪ならではの、濃厚なガトーショコラが作れます。またシチューやカルボナーラなど、濃厚なコクを出したい料理にも40%以上のものを使うのがおすすめです。
また高脂肪の生クリームは固めに泡立てられるため、ケーキのデコレーションなどにも適しています。以下の記事では、お菓子に最適なクリームチーズの人気おすすめランキングについてご紹介しています。ぜひご覧ください。
プロ愛用のメーカーで選ぶなら「中沢・タカナシ」をチェック
プロのシェフやパティシエが愛用するメーカーの生クリームが気になる方は、中沢(中沢乳業)やタカナシ(高梨乳業)の商品をチェックしてみてください。どちらのメーカーも、一流レストランや有名なカフェなどで使われているシェフ御用達の名門メーカーです。
ただし質のいい生クリームは扱いが難しく、振動を加えると固形化してしまう場合があるため持ち運ぶ際には気を付けましょう。また温度の上昇も固形化の原因となるため、保冷材などで低温を保ったまま持ち帰るのが鉄則になります。
添加物のない純生クリームは割高!それぞれの「値段」もチェック
生クリームの種類によって値段にも差があります。添加物のない動物性生クリームは値段が高めで、植物性ホイップクリームは比較的安価です。ただし、ホイップ済みタイプやカロリー控えめタイプなどの加工品は割高な傾向にあります。
お菓子作りでたくさん使うなら市販の「業務用」をチェック
パーティー用のお菓子作りでたくさんの量を使う予定がある場合は、業務スーパーなどで業務用のホイップクリームを購入しましょう。小さいパックを多く買うよりもコスパがよく、泡立てる必要もないので使い勝手がいいです。
アレルギーがある方は「乳アレルギーフリー」のものをチェック
乳製品のアレルギーがある方は、成分表示をしっかりとチェックしてから選ぶようにしましょう。植物性の生クリームであっても、「乳アレルギーフリー」と明記してあるものを選ぶと安心です。
豆乳や、ココナッツミルクを使ってホイップクリームを作る方法もあります。自分の体質に合わせ、心配な場合はかかりつけ医に相談のもと選ぶようにしましょう。
容量で選ぶ
生クリームを少量使いたいのに、大容量のものを買うと期限切れで使えなくなってしまう可能性があります。そこで、容量での選び方をご紹介します。
少量使いたいなら「200ml」タイプがおすすめ
1食だけやすぐに使い切る量を使う場合は、200mlの少量タイプの生クリームがおすすめです。レシピなどにも100〜200mlを使うと記載がある場合も多くあります。しかし期限が短い可能性もあるので、購入の際は気を付けてください。
お店などで大量のスイーツに使いたいなら「1000ml」タイプがおすすめ
パーティーなどで使ったり、お店でスイーツを作る場合は大容量の1000mlタイプがおすすめです。いくらパーティで使うといっても一般家庭では使い切れない可能性もあるため、保存が効く冷凍タイプを購入すると無駄になりません。
生クリームとホイップの違いは?動物性と植物性は何が異なる?
生クリームは、主に生乳から作られる動物性脂肪を含む製品で、乳脂肪分は一般的に30%から50%の範囲になっており、商品パッケージに「クリーム」と表記されています。脂肪分が高いため、濃厚な味わいと豊かなコクを生み出すのが特徴です。
一方、植物性生クリームは、ヤシ油などの植物性油脂を用いており、動物性のものよりコクやうまみが控えめで、商品パッケージに「フレッシュ」または「ホイップ」と表記されています。消費期限が長く、価格も比較的手頃な点が特徴です。
美味しいホイップの作り方
生クリームの泡立ては簡単そうに見えて実は難しいもの。ここでは美味しい生クリームの泡立て方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
用意するもの
生クリームを高速でかき混ぜると泡立ち、ホイップクリームになります。まずは効率的にかき混ぜるために、泡立て器を用意しましょう。手動でももちろん泡立てられますが、電動のものがよりいいです。
ボウル2つを用意し、それぞれに生クリームと氷を入れて使います。砂糖は、生クリーム200gにつきグラニュー糖20gを用意します。生クリームに水分は大敵なので、道具類の水分は必ず拭き取るようにしてください。
以下の記事で、泡立て器の人気おすすめランキングをご紹介しています。泡立て器をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
泡立てる方法
冷えていない生クリームは分離しやすいため、まずは生クリームをよく冷やしておきます。次にボウルに氷水を入れ、そこに生クリームを入れたボウルを置きます。氷水でしっかりと冷やしながら、生クリームを泡立てていきましょう。
このときにグラニュー糖や、お好みでバニラエッセンスを加えます。ボウルをやや斜めにし、泡立て器も傾けながら空気を抱き込むようにホイップします。下記の記事では、耐熱ボウルの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
何分立てかで使い道が変わる
「6分立て」は全体的にとろみがついていて、泡立て器ですくい上げてもサラサラと落ちて落ちたあともすぐに消えていきます。ババロアなどの生地におすすめです。「7分立て」はさらに泡立て、すくい上げるとトロッと落ちます。
7分立ては落としたときに少し盛り上がって、消えるのに6分立てより時間がかかります。スポンジケーキにおすすめです。「8分立て」はさらに混ぜ合わせて、すくい上げてポタリと落ちる程度の固さです。
それぞれしっかりツノが立つようになれば絞り出して、デコレーションなどに使うホイップクリームの完成です。
生クリームが余ってしまったら?
生クリームは量が多いため、使いきれず余ってしまいがちです。ここでは、生クリームが余ったときの対処方法をご紹介します。
生クリーム消費にぴったりのおすすめレシピをご紹介
余った生クリームを使って、いろいろな料理を作れます。ここでは、生クリーム消費にぴったりの簡単なレシピをご紹介します。
少量の生クリームで作れる生チョコペーストのレシピ
まず鍋に無塩バターを入れ、弱火で溶かします。バターが溶けたら、沸騰させないように生クリームを加えて混ぜてください。そこに刻んだチョコレートを入れます。きれいに混ざったら清潔な容器に移し、蓋をして熱いうちに冷蔵庫で冷やします。
ホットミルクに入れたり、トーストに塗って食べたりするのがおすすめです。傷みやすいので、冷蔵保存のうえ2〜3日中に使い切りましょう。
ポリ袋で簡単手軽!生クリームで作るシンプルなバニラアイスのレシピ
清潔なジッパー付きのポリ袋に、生クリーム・牛乳・はちみつを入れてバニラエッセンスを加えます。袋の口を閉じたら、ポリ袋をもんで材料をよく混ぜ合わせてください。バットに保冷剤を並べ、そこに材料を混ぜたポリ袋を寝かせて冷凍庫で冷やし固めます。
ある程度固まったら冷凍庫から出し、ポリ袋をもんで柔らかくしたら再度冷凍庫に入れましょう。今度はしばらく時間を置きます。しっかり固まったら袋から取り出し、軽く混ぜ合わせればバニラアイスの完成です。
生クリームでコクをアップ!クリーミーなカルボナーラのレシピ
卵黄・生クリーム・粉チーズを混ぜ合わせ、塩コショウで味を調えてパスタソースを作ります。カリカリに炒めたベーコンと茹でたパスタをオリーブオイルで軽く炒め合わせ、先ほどのパスタソースで和えればカルボナーラの完成です。
パスタソースは沸騰させるよりも、余熱で火を通すとクリーミーさが際立ちます。ぜひ試してみてください。
生クリームがたくさん余っているときにおすすめ!自家製バターのレシピ
まず生クリームをブレンダーで撹拌します。分離したら、コーヒーフィルターを使って漉せば自家製バターの完成です。お好みに合わせて塩を加えるのもおすすめ。清潔な容器に保管し、2〜3日中に使い切りましょう。
あんぱんやケーキに追い生クリームも
料理をするのが苦手な方や、作るのが面倒くさいときは市販のあんぱんやケーキに余った生クリームを追加するのもおすすめです。とくにあんぱんなどあんこ系のお菓子と生クリームの相性は抜群。ぜひ試してみてください。
それでも使いきれない場合は冷凍保存もできる
実は生クリームを冷凍保存する方法もあります。まずは生クリームを先ほどの方法で7分立てにしておき、絞り袋に入れておきます。次にバットの裏面にラップをしっかりと貼り付けるように敷き、そこに好みの大きさに生クリームを絞り出します。
最後に冷凍保存し、カチカチの状態になればジップロックなどに移して完成です。温かい飲み物に入れると、ウインナーコーヒーやウインナーココアとして飲めます。保存後は、3週間を目途に使い切るようにしましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2025年02月28日)やレビューをもとに作成しております。
甘みが豊富で高級感がありつつも、味がしつこくなく軽さもあるとてもバランスのいい生クリームです。シチューやカルボナーラなどの料理にも、クリームの存在感をしっかりと残せます。
また大手ブランドで安心感もあります。 デコレーションケーキの仕上げにはもちろん、ガトーショコラのような、濃厚なお菓子に入れても負けない味わいがだせる生クリームです。