塩野七生のおすすめ人気ランキング15選【ローマ帝国を描いた話題の本も】
2024/08/30 更新
塩野七生は古代ローマ史や中世ルネサンス期のベネチアなど数々の歴史小説や名言あふれるエッセイ本を世に送り出している方です。人気の代表作をはじめ、大ボリュームの三部作や人気書籍などが揃っており、現在でも人気があります。そこで初心者でも楽しめる塩野七生の本の選び方と、おすすめ本をランキング形式でご紹介します。読む順番もある程度自由なので、是非読んでみてください。
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目次
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今回の記事では塩野七生の人気おすすめ本ランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
塩野七生の作品が人気の理由とは?
塩野七生は日本を代表する女性の歴史小説家です。イタリア・ローマに対する鮮烈な情熱と深い知識で描かれた小説は、ページをめくる指が止まらないほどの面白さがあります。そのため、ローマ史などの小説を読んでいない初心者にもおすすめです。
傑作の代表作はもちろん、超大作の三部作・現在でも人気の高い書籍などが揃っています。また、読む順番もある程度自由になっているため、自分好みのものを気軽に他の支援るのもポイントです。
今回はそんな塩野七生作品の選び方と人気おすすめランキングをご紹介します。ランキングは価格・ジャンル・特徴を基準に作成しました。塩野七生作品に興味がある方は、是非検討してみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
新潮社
ローマ人の物語
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
大帝国ローマの一千年にわたる興亡の物語
塩野七生作品の選び方
塩野七生の本を選ぶ際は、ジャンル・舞台・学びたい知識などさまざまな選び方があります。そのため、ポイントを考慮して選んでみてください。
小説かエッセイかジャンルで選ぶ
塩野七生の本には主に歴史小説とエッセイがあります。それぞれを読み分けられるのも塩野七生の作品を楽しむ醍醐味です。
歴史好きなら代表作の「小説」がおすすめ
塩野七生の代表作は「ローマ人の物語」など壮大な歴史小説です。ライフワークとも言える長年の綿密な取材と日本人としての独特の感性で、歴史のダイナミズムを史実とフィクションを取り混ぜ、生き生きと描写します。
現代におけるヨーロッパを理解するには、特にギリシャやローマの国家としての成り立ちや理想、衰退までの過程を知ることは大切です。学校で世界史を学習している方にも歴史への興味を誘う本として人気があります。
次の記事では、魅力的な人物達が登場する歴史小説の選び方やおすすめの人気本をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
初心者でも読みやすい書籍なら「エッセイ」がおすすめ
歴史小説家として有名な塩野七生ですが、長いイタリア生活で育まれた独自の視点から多くのエッセイも発表されています。ユーモアとエレガンスにあふれたエッセイは楽しいだけでなく、人生をよりよく生きるヒントを得られる書籍です。
深い考察にみちたエッセイの内容は、魅力的な男性について語る男性論・危機に際してのリーダー論・若者に向けた自分磨き術などさまざまです。性別や年齢に関係なく、誰もが直面する人生の課題にアドバイスを与えてくれます。
初心者の方でも読みやすいと人気です。次の記事では、エッセイの選び方やおすすめの人気本をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
物語の時代と舞台で選ぶ
塩野七生が描く物語の時代は古代地中海やルネサンス期の中世ヨーロッパなどがあります。また小説の舞台もローマ・フィレンツェ・ベネチアなどさまざまです。
壮大な古代ローマ史を知りたいなら「ローマ」がおすすめ
ローマ帝国は古代ローマの共和制後の時代以降を意味し、古代ローマは紀元前509年から紀元前27年まで、都市国家ローマが1世紀から2世紀頃の最盛期には地中海にまたがる広大な国家へと発展し帝政になるまでの期間です。
巨大なローマ帝国の興隆と衰退の事実を、塩野七生は入念なリサーチと独自の視点で現代人に小説の形で提供してくれます。ローマ史の小説として楽しめるだけではなく、組織論・戦略論・人的資源論を学ぶための教科書としてもおすすめです。
下記の記事では、フランス文学について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
中世ヨーロッパを知りたいなら三部作などのある「地中海」がおすすめ
中世ヨーロッパは一般的に5世紀〜10世紀の中世前期、11世紀〜13世紀の中世盛期さらに14・15世紀の中世後期の3つです。しかし、これらの時期を通してヨーロッパは常にイスラム教徒からの侵略に悩まされ続けます。
地中海世界とイタリア半島の都市国家はどのようにそれらの異文化の脅威に対応したのかを、塩野七生のコンスタンティノープルの陥落・ロードス島攻防記・レパントの海戦で理解できるので、異文化を知りたい方に人気です。
文明の衝突を小説で楽しめるのは、塩野七生の作品ならではなので、気になる方は是非検討してみてください。また、三部作になっており、大作を読みたい方にもおすすめです。
ルネサンスなら「ベネチア・フィレンツェ」の物語がおすすめ
近代ヨーロッパの夜明けルネサンスは、イタリアから始まり西ヨーロッパで展開された14~16世紀の文化・芸術運動をいいます。キリスト教的価値観が支配する中世ヨーロッパから、宗教改革の活動で近代への移行期となりました。
古代ギリシア・ローマ時代には「人間こそが万物の尺度」とヒューマニズムが重視されていました。しかし、ローマ帝国がキリスト教を国教と定めて以降、教ヨーロッパは封建的で硬直した社会となっていきます。
ところが十字軍の遠征により、ヨーロッパにイスラム文化、古代ギリシア文化に触れる機会がもたらされ、ルネサンスが生まれるのです。これら社会の転換期を塩野七生はキリスト教社会とイスラム教社会の双方の視点から描きます。
学びたいポイントで選ぶ
歴史を扱った塩野七生の作品を通じで自分は何を求めているのか、何を学びたいのかを明確にすることで、読書がさらに有意義なものとなるでしょう。
英雄から学びたいなら「リーダー論」がおすすめ
塩野七生の作品にはユリウス・カエサル、チェーザレ・ボルジアといった現代でも知られる英雄が登場します。彼らがリーダーとしてどのように組織を成功に導き、目標を達成したのかを学ぶ教科書としても人気です。
歴史上の偉人の成功と失敗からリーダーのあるべき姿を具現化するヒントを得ていきましょう。下記の記事では、マネジメント本について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
偉人の生き方を学ぶなら「名言」がおすすめ
塩野七生の作品には時代と性別を問わず魅力的な歴史上の偉人が登場します。ユリウス・カエサル、ティベリウス、マキャヴェリなど、歴史に残る偉業を成し遂げた個性あふれる偉大な先人たちは今も人気です。
歴史上の偉人の名言がちりばめられた塩野七生の著作を通して、人間とは何か、どう生きるべきかを見つめ直してみましょう。
現在の日本社会をとらえるなら「歴史小説」がおすすめ
塩野七生の歴史小説では、登場人物の魅力ある人間性を楽しむだけではなく、当時の社会情勢や時代の価値観を読み取ることもできます。それら歴史となった過去の事象から、今の社会にも通じる教訓を学ぶためのヒントを得ていきましょう。
「歴史から学ぶ」体験は意外と現在でも身近にあるのです。
読書にかけたい時間で選ぶ
塩野七生作品にはさまざまな長さのものがあります。本と向き合いたい時間や目的など、ご自身の気分に合わせて選んでください。
じっくり歴史に向き合うなら「シリーズ本」がおすすめ
塩野七生の代表作である「ローマ人の物語」をはじめ壮大なシリーズ本はまさに読書の喜びを与えてくれます。壮大な古代ローマの世界を長く味わえるのはシリーズ本ならではです。お気に入りの英雄の巻から読んでみてください。
読む順番などをを気にせずスキマ時間に読むなら「文庫本」がおすすめ
エッセイ集や小話を集めた文庫本なら、気軽に持ち運べて通勤通学などの空いた時間にさくっと読むのに最適です。文庫本だけで完結しているものもあり、読む順番なども気にせず楽しめます。
下記の記事では、文庫本について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
塩野七生作品の人気おすすめランキング15選
新潮社
イタリア遺聞
Amazon での評価
(2025/02/01調べ)
読む順番などに悩む初心者にもおすすめのエッセイ
地中海世界の歴史をいろどるさまざまな歴史上のエピソードが塩野七生の視点から語られるエッセイ集です。塩野七生の作品を読んだことのない初心者や電車の中でちょっと読むのにも適しています。
また、思わず驚いてしまう興味深いエピソードが著者一流のエスプリを交えておさめられているのもポイントです。
ページ数 | 288ページ |
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ジャンル | エッセイ |
発売日 | 1994/3/30 |
口コミを紹介
彼女の歴史知識、考え方、分析はとても面白く、島国日本人に「異文化」を独自のベクトルで解説してくれる。大変よく理解できます。
新潮社
ルネサンスの女たち
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
塩野七生の初期作品である彩り豊かに描かれるルネサンス小説
若々しく大胆な魂と冷徹な現実主義で、イタリアのルネサンス期を駆け抜けた4人の女性を鮮やかに描き出した歴史小説です。自らの知恵で政争と戦乱の世を生き延びた女性たちの物語は現代の女性にも共感されます。
同じルネサンス期の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」と合わせて読むと、さらに楽しめるので、おすすめです。
ページ数 | 448ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 2012/7/28 |
口コミを紹介
塩野の透徹した史観に基づく人間観察は鋭く、興味深い。クヨクヨ悩んでいる女性にとって、救いの書となるだろう。
新潮社
ロードス島攻防記
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
騎士団の戦いを読める人気作
コンスタンティノープルの陥落から約70年後の1522年の聖ヨハネ騎士団の戦いを、史実に基づき表現したロマンあふれる戦記本です。ヨーロッパ大陸への侵攻を目指すイスラム世界に対して、ロードス島を守る聖ヨハネ騎士団が描かれています。
オスマン・トルコの大帝スレイマン一世と騎士団との、五ヶ月にわたる壮烈な攻防を描く歴史絵巻です。
ページ数 | 288ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 1991/5/29 |
口コミを紹介
ーロッパの歴史は複雑ですが、ローマ人の物語や海の都の物語を通じて、点と点がつながり、ギリシャローマ帝国の文化・政治、キリスト教の影響が理解できました。
口コミを紹介
やっぱり塩野七生は間違いないと思わせてくれる、しっかりとした構成の物語だ。史実に基づいた部分、フィクションの部分の頃合いもいい。地中海の歴史の奥深さを感じる。
塩野 七生
誰が国家を殺すのか 日本人へ V 文春新書
Amazon での評価
(2025/02/01調べ)
人材の重要性を再確認できる本
古代ギリシアやローマと、現在の日本を照らし合わせて考えさせられる本です。資源のない日本は人材こそが資源だと再認識をさせられると共に、現代の日本はどのように進んでいくべきかを考えさせられます。
ページ数 | 305ページ |
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ジャンル | エッセイ |
発売日 | 2022/11/18 |
口コミを紹介
重い題名の本ですが、軽いタッチのエッセイ集で楽しく読めます。突っ込んでいる内容が良いですね。
新潮社
イタリアからの手紙
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
現在でも人気の歴史から学ぶ24のエッセイ
若き日の塩野七生がイタリアの歴史・料理・風景・人間模様をみずみずしく描き出す24のエッセイ集です。塩野七生は歴史小説だけじゃないと再認識させてくれます。イタリアの美しい風光、奥深い歴史イタリアを感じるエッセイが人気です。
ページ数 | 256ページ |
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ジャンル | エッセイ |
発売日 | 1996/12/24 |
口コミを紹介
塩野氏がイタリアに渡って5年経つ頃。独特の引き締まった文章が冴えているが、ところどころに茶目っ気のある若さが垣間見られるのも魅力である。
新潮社
ギリシア人の物語
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
新たな塩野ワールドの幕開けとなるローマの前史、ギリシアを描く
塩野七生が「最後の長編小説」と位置づけて挑む大作です。かの歴史超大作「ローマ人の物語」の先人たち、ギリシア人の歴史を物語ります。予備知識が無くても臨場感とともに面白く読み進められる塩野ワールドは健在です。
ギリシア人が作り上げた古代の民主制とはなんだったのかといったテーマは、現代の民主主義とも関連の深いトピックとして興味深いです。
ページ数 | 360ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 2015/12/18 |
口コミを紹介
ギリシャの歴史、民主政の歴史、断片しか知らなかったことが、繋がっていき、楽しめた。この根っこの知識が無ければ、欧米人の言っていることはわからないと思う。
新潮社
海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 1
Amazon での評価
(2025/02/01調べ)
ヴェネツィア共和国の壮大な興亡史をまとめた書籍
塩野七生の「ルネサンス著作集」全六冊中の大作です。ベネチアの小さな海洋国家が一千年もの長きにわたり、自由と独立を守り続け、貿易によってヨーロッパ一の繁栄を謳歌し、やがて緩やかに衰退していくまでが描かれています。
外交・貿易・軍事力を巧みに駆使し、徹底して共同体の利益を追求する姿は、現代を生きる人々にとってもより良く生きるための指針が得られる、人生の羅針盤のような書籍です。
ページ数 | 240ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 2009/5/28 |
口コミを紹介
ヴェネツィア共和国の成り立ちや特色をわかりやすく解説していて勉強になりました。塩野先生の造詣の深い解釈がイタリアを愛する気持ちとともに伝わってきました。
新潮社
十字軍物語
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
ローマ史や十字軍の道のりをたっぷりと味わえる作品
この作品では古代ローマから中世に至るまでの地中海世界の歴史が、史実に忠実にわかりやすく語られています。さまざまな登場人物の魅力的なキャラクターとともに、現代にも続く宗教的対立について深い考察が得られる本です。
ページ数 | 462ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 2018/12/22 |
新潮社
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
毎日出版文化賞受賞の塩野文学初期傑作にして代表作
毎日出版文化賞受賞の塩野文学初期の傑作です。長く分裂状態のイタリアのルネサンス期にあらわれたボルジア家の若き天才、チェーザレ・ボルジアの物語を辿っていきます。塩野七生の中世イタリア歴史小説の代表作として初心者にもおすすめです。
枢機卿にまで上り詰めイタリアの統一に向かって邁進していく、冷酷ながらも美しいチェーザレの野望がいきいきと描き出されています。
ページ数 | 434ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 1982/9/28 |
口コミを紹介
チェーザレの冷酷さには非人間的なおぞましさを感じるが、そこにはイタリアというバラバラな都市国家を統一するという当時にとっては壮大な野望に裏付けされた彼の緻密な計算というか論理があり、その謎を、読みながら触れるのが面白い。
新潮社
コンスタンティノープルの陥落
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
ビザンチン帝国首都の盛衰を描く壮大な歴史絵巻
地中海世界にて行われた、壮大な覇権争いを描いた歴史小説「地中海三部作」の第一作です。東ローマとオスマン・トルコ帝国の対立構造から生じる緊張感とダイナミズムが読むものを最後まで捉えて離しません。
塩野七生特有の緻密かつダイナミックなタッチで、地中海に君臨した首都をめぐる、キリスト教世界とイスラム世界との激しい覇権闘争を描き出します。ノンストップで読めてしまう傑作です。
ページ数 | 304ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 1991/4/29 |
口コミを紹介
キリスト教とイスラム教の関係等、我々単一民族で無宗教の日本人が理解することは大変難しいと思います。しかし塩野七生さんが描写すると絡まった糸が解けるようにこれらの歴史的背景が理解できますし、手に取るように情景が浮かび上がってきます。
新潮社
マキアヴェッリ語録
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
マキャベリ思想の箴言集
中世イタリアの思想家・マキアヴェッリの「君主論」「政略論」および「フィレンツ史」の語録集から塩野七生がマキアヴェッリの思想の真髄を一冊にまとめた箴言集です。組織とは、リーダーとはどうあるべきかなどを問いかけてくれます。
ページ数 | 288ページ |
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ジャンル | 政治学 |
発売日 | 1992/11/30 |
口コミを紹介
自分にとって大きな意味を持つ言葉がいくつも見られた。実生活上、有意義というだけでなく、気持ちの上でも勇気付けられた。気になった言葉を書き写したい気持ちになりました.
文藝春秋
日本人へ リーダー篇
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
イタリア・ローマの視点から眺めた日本
現代日本の抱える問題や課題を、どのように解決していけばよいのかを問いかけてくる本です。めまぐるしく変わりゆくグローバリゼーションの最中で、われわれ日本人はどうやって生き抜いていくべきなのかを考えさえてくれます。
「ローマ人の物語」を描いた塩野七生の、ローマや地中海世界の幅広い歴史の粋を凝縮した知見から、かつてのローマ帝国の歴史・リーダーたちが歩んだ姿を通して、日本人への生きるヒントを探りたい方におすすめです。
ページ数 | 256ページ |
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ジャンル | 政治入門 |
発売日 | 2010/5/19 |
口コミを紹介
ローマの歴史に興味がないのでどうかと思っていたが、かなり面白かった。日本国外からの視点、歴史に裏打ちされた意見等、本質をついてるなと。オススメです。
新潮社
皇帝フリードリッヒ二世の生涯
Amazon での評価
(2025/02/01調べ)
激動の生涯を描く傑作歴史長編
中世ヨーロッパの封建的な社会に対して、生涯を反逆者として過ごしたフリードリヒ2世や支える腹心たちの話を描く本です。彼らの人柄や人間くさいエピソードも丁寧に描写され、読むものを物語の世界に引き込みます。
ページ数 | 500ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 2019/12/23 |
口コミを紹介
皇帝対教皇、理性と神聖との対決に血沸き肉踊りました。また、ノルマン人の末裔の幼いシチリア王が、神聖ローマ帝国の皇帝となり権力を確立する過程の合理精神に感銘を受けました。
新潮社
ローマ人の物語
Amazon での評価
(2025/01/31調べ)
大帝国ローマの一千年にわたる興亡の物語
塩野七生のライフワークともいえる「ローマ人の物語」、単行本は全15巻から成る超大作です。古代地中海世界に成立した比類なき大帝国ローマの夜明けから衰退まで、1000年を超える壮大な歴史が描かれます。
カルタゴの英雄ハンニバルの物語など、激しい戦闘や胸を打たれる場面で心を動かすこともあれば、政治体制が移り変わっていく様子など、ローマの物語に引き込まれていく本です。
ページ数 | 208ページ |
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ジャンル | 歴史・時代小説 |
発売日 | 2002/6/1 |
口コミを紹介
ローマ人の物語を読むのは、4回以上であると思う。1度読んで読み返して、一端は捨てるのだけれど、また買って読んでいる。そういう願望を与える書である。
塩野七生のおすすめ作品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | ページ数 | ジャンル | 発売日 | |
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1位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
大帝国ローマの一千年にわたる興亡の物語 |
208ページ |
歴史・時代小説 |
2002/6/1 |
|
2位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
激動の生涯を描く傑作歴史長編 |
500ページ |
歴史・時代小説 |
2019/12/23 |
|
3位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
イタリア・ローマの視点から眺めた日本 |
256ページ |
政治入門 |
2010/5/19 |
|
4位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
マキャベリ思想の箴言集 |
288ページ |
政治学 |
1992/11/30 |
|
5位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ビザンチン帝国首都の盛衰を描く壮大な歴史絵巻 |
304ページ |
歴史・時代小説 |
1991/4/29 |
|
6位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
毎日出版文化賞受賞の塩野文学初期傑作にして代表作 |
434ページ |
歴史・時代小説 |
1982/9/28 |
|
7位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ローマ史や十字軍の道のりをたっぷりと味わえる作品 |
462ページ |
歴史・時代小説 |
2018/12/22 |
|
8位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
ヴェネツィア共和国の壮大な興亡史をまとめた書籍 |
240ページ |
歴史・時代小説 |
2009/5/28 |
|
9位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
新たな塩野ワールドの幕開けとなるローマの前史、ギリシアを描く |
360ページ |
歴史・時代小説 |
2015/12/18 |
|
10位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
現在でも人気の歴史から学ぶ24のエッセイ |
256ページ |
エッセイ |
1996/12/24 |
|
11位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
人材の重要性を再確認できる本 |
305ページ |
エッセイ |
2022/11/18 |
|
12位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
三部作完結編の大作 |
320ページ |
歴史・時代小説 |
1991/6/28 |
|
13位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
騎士団の戦いを読める人気作 |
288ページ |
歴史・時代小説 |
1991/5/29 |
|
14位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
塩野七生の初期作品である彩り豊かに描かれるルネサンス小説 |
448ページ |
歴史・時代小説 |
2012/7/28 |
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15位 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
読む順番などに悩む初心者にもおすすめのエッセイ |
288ページ |
エッセイ |
1994/3/30 |
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※ 表は横にスクロールできます。
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各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
コロナ自粛から生まれた塩野七生の新刊
2017年の年末に出版されて以降、しばらく新刊のニュースがなく塩野七生ファンの方は寂しい思いをされていたのではないでしょうか。ご本人もインタビューで、アレクサンダー大王を書いてこれで私も死ぬなと思っていたと語っていました。
ところが、何もしないのは疲れると思い書き上げたのが新刊の「小説イタリア・ルネサンス」です。500年昔のイタリアにタイムスリップして生きる歴史エッセイなので、塩野七生ファンなら楽しめること間違いありません。
塩野七生の気になるファッション
塩野七生は1937年生まれとご高齢でありながら、その洗練されたファッションは同性からの称賛を浴びています。シンプルなスーツにゴージャスなジュエリーを纏った姿はまさにイタリアのマダムです。
イタリアのレストランでウェイターたちが塩野さんに対し、ナイトが女王陛下に仕えるように接していた話が山田詠美のエッセイにもあります。同性から見てもおしゃれでかっこいいファッションのお手本です。
上質で良いものを着ることの大切さを説いている塩野七生は、イタリアで長い間生活してきてこそのファッションセンスを持ち合わせています。エッセイなどの作品を読むことで、上質なものを嗅ぎ分けるセンスを学びたいです。
まとめ
今回は塩野七生の作品のランキング15選を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。塩野七生の小説にはさまざまな時代背景や舞台のものがあり、それぞれに価値ある人生の道標が得られます。ぜひ自分の興味にあうお気に入りの一冊を見つけてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
塩野七生のライフワークともいえる「ローマ人の物語」、単行本は全15巻から成る超大作です。古代地中海世界に成立した比類なき大帝国ローマの夜明けから衰退まで、1000年を超える壮大な歴史が描かれます。
カルタゴの英雄ハンニバルの物語など、激しい戦闘や胸を打たれる場面で心を動かすこともあれば、政治体制が移り変わっていく様子など、ローマの物語に引き込まれていく本です。