【2024年最新版】ヘミングウェイの人気おすすめランキング15選【代表作や名言も紹介!】

『老人と海』でノーベル文学賞を受賞したヘミングウェイの小説は、長編短編共に簡潔な文体ながら重厚でハードボイルドな作風が特徴です。今回はヘミングウェイの作品の選び方と、人気おすすめランキングをご紹介します。ヘミングウェイの名言にも注目です。

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今回の記事では、ヘミングウェイの人気おすすめランキングをご紹介していますが、下記の記事では人気の洋書をまとめてご紹介しています。ぜひご覧ください。

数々の名作を生み出したヘミングウェイの凄さ

『老人と海』など、数々の名作を生み出してきたヘミングウェイです。映画などで作品に触れたことがあるという方も多いと思います。ヘミングウェイはさまざまな作品を書いてきましたが、書かれた時期によって作品に特徴があるんです。

 

初期の作品は戦争ものの作品が多く、後期の作品は人間の心理描写を題材とした作品が多くなっています。ほかにもアフリカやスペインを舞台とした個性的な作品もあり、どれも重厚でハードボイルド的な作風が特徴です。

 

そこで今回はヘミングウェイの作品の選び方やおすすめ作品をランキング形式でご紹介します。ランキングは人気度・読みやすさ・ジャンルなどを基準にして作成しました。記事の最後にはヘミングウェイの名もご紹介していますので、ぜひともお読みください。

【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品

1位

新潮社

老人と海

価格: 473円(税込)

Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る Yahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ワイルドでハードボイルドな男の世界!ノーベル文学賞受賞の名作

1951年ノーベル文学賞受賞の名作です。キューバの老漁師サンチャゴと巨大カジキとの壮絶な死闘を描いた作品で、漁というものに対する迫力・激しさ・猛々しさというイメージを、この作品によって植え付けられました。

 

知名度と内容の充実ぶりで、やはりヘミングウェイ作品の中では圧巻の1位です。釣りにも魚にも興味がない方でも、ワイルドでハードボイルドな男の世界を存分に楽しめます。

基本情報
ページ数 170
出版年月日 2003/5
ジャンル 釣り

ヘミングウェイ作品の選び方

ヘミングウェイの作品を読んでみたいけど何から読めばいいのかわからないという方に向けて、ヘミングウェイの世界を楽しめる選び方をご紹介します。

作品の長さで選ぶ

あまり長いものはしんどい、でも短いものは物足りない、など読書の好みはそれぞれです。ヘミングウェイ作品の長編・短編の特徴を見てみましょう。

ヘミングウェイの世界観に浸るなら特徴的な作風にどっぷり浸れる「長編」がおすすめ

ヘミングウェイ作品は有名どころがほとんど長編です。『老人と海』を始めとして『誰がために鐘は鳴る』や『海流のなかの島々』などは上下巻にわたる長編になっています。ヘミングウェイの独特な作風にどっぷりと浸れるのが特徴です。

 

映画化された作品が多いので、話が入ってきやすい上に読み応えも十分あります。

サクッといろいろな物語を楽しみたいならシンプルな文体が際立つ「短編」がおすすめ

長編のイメージの強いヘミングウェイ作品なので、短編も多く書いていることを知らない方もけっこう多いです。元々長々とした描写が少ないシンプルな文体がさらに短編になると独特な世界観になりイマジネーションが膨らみます。

 

以下の記事では短編小説の人気おすすめランキングをご紹介していますので、短編小説が気になる方はこちらも参考にしてみてください。

ジャンルで選ぶ

ヘミングウェイの作品ジャンルは決してバラエティ豊かというわけではなく、テーマにしているジャンルは限られています。まずは好みのジャンルを選んでみましょう。

リアルで切ない物語に興味がある方は代表作も多い「戦争もの」がおすすめ

ヘミングウェイの作品の中で多く書かれているテーマが戦争です。自ら取材のために戦地に赴いた経験を活かし、スペインの内戦や第一次世界大戦が舞台になった作品が多く書かれていて、代表作も多くなっています。

 

実にリアルで生々しいのですが、作品の魅力はそれだけではなく、そこで翻弄される人々や恋人たちが切なく悲しく描かれているのが特徴です。

若者の悩みや価値観に触れたいなら「青春もの」がおすすめ

ヘミングウェイの作品には自らの青春時代をテーマにした作品が、長編短編問わずいくつもあります。パリでの芸術家たちとの交流や恋愛、創作の苦悩など、いろいろな事柄がテーマです。

 

自由で奔放で、また戦争によって価値観の変わっていく時代の若者たちを知ることができます。青春時代をテーマにした作品が好きな方は、以下の記事でおすすめの青春小説を紹介しているので、ぜひご覧ください。

甘く切ない物語が好きなら「恋愛もの」がおすすめ

切なく悲しい恋愛ものが多いのが、ヘミングウェイの描く恋愛です。夫婦であったり恋人たちであったり形はいろいろですが、戦争によって引き離される恋愛や、性的不能になった男女の間での恋愛や、性別を超えた三角関係など一筋縄ではいかない恋愛が描かれます。

 

恋愛小説が好きな方は、以下の記事でおすすめの恋愛小説を紹介しているので、併せてご覧ください。

ヘミングウェイの自然観を知りたい方は「釣り」がテーマのハードボイルドがおすすめ

ヘミングウェイは釣りをこよなく愛しました。代表作『老人と海』もカジキと老漁師の壮絶な戦いの物語です。釣りや魚、または自然をテーマにした作品もヘミングウェイの作品ジャンルの一つになっています。

 

どちらかというと、のんびりと釣りを楽しむというより、魚との格闘というハードボイルドな設定が多いのも特徴です。ヘミングウェイの自然に対する姿勢は、美しくありながら常に厳しく過酷なものになります。

物語の雰囲気で選ぶ

ヘミングウェイの作品を物語の雰囲気で選ぶという方法もあります。ここでは明るい雰囲気の作品と暗い雰囲気の作品に分けて紹介しましょう。

勇気をもらいたい方は「明るい雰囲気」の物語がおすすめ

ヘミングウェイの作品の中には、明るい雰囲気のものもあります。特に初期の作品や長編の作品には勇気を与えられるような、明るい雰囲気の作品が多いです。『老人と海』や『キリマンジャロの雪』など、男らしい力強い表現でワクワクするような内容になっています。

戦争や切ない恋愛物語なら「誰がために鐘は鳴る」など暗い雰囲気がおすすめ

ヘミングウェイの作品は明るい雰囲気よりも、リアルな戦争ものや切ない恋愛を描いた少し暗い雰囲気の作品が比較的多いです。武器よさらば』や『誰がために鐘は鳴るなど、つらく切ない現実を描いた作品は感傷に浸るのにぴったりといえます。

ビジュアル化で選ぶ

ヘミングウェイ作品の数多くがビジュアル化されていますので、小説を読む前に見ても、読んでから見てもどちらも楽しめます。

子供でも楽しめるならストーリーが分かりやすい「漫画化作品」がおすすめ

舞台が現代でない場合などは、小説の設定がわかりにくいものもあります。ヘミングウェイは1900年代半ばまで活躍した作家ですので、時代設定が想像しづらいこともあるのです。しかし漫画だと、ビジュアル的に頭に入ってくるので内容もつかみやすくなります。

 

子供の時に漫画で読んで、大人になってから小説にチャレンジしてみるというのも、名作に入りやすい方法の1つです。

音と映像で楽しみたい方は「映画化作品」がおすすめ

ヘミングウェイの作品の多くは映画化されています。しかもどれも映画史上で名作ばかりです。戦争の場面は映像化で悲惨さを伝えられますし、美しい自然が舞台になっている作品は、映像化すると生えます。

 

実際のところ、映画でヘミングウェイの存在を知った、映画を見て感動したので小説も読んでみたと言う方がかなり多いのも、ヘミングウェイファンの特徴です。

女性に人気の恋愛ものがなら「舞台化作品」がおすすめ

映画同様、舞台でヘミングウェイ作品を見たという方も少なくありません。特に恋愛ものなどは話に入りやすく、女性にも人気ということで宝塚歌劇でも演目になったこともあります。

 

ハードなイメージのヘミングウェイですが、好きな俳優や好きなスターをきっかけにして、ヘミングウェイの世界に興味を持つというのもおすすめです。

作品の時期で選ぶ

ヘミングウェイの生きた19世紀末期から20世紀中盤までは、世界中にさまざまな変化が起こり、それに合わせてヘミングウェイの作品にも違いがあります。

戦争ものなら「初期」の作品がおすすめ

ヘミングウェイが初期の作品を世に送り始めた1920年代は第一次世界大戦を始めとして戦の絶えない時代でした。そのため、ヘミングウェイの作品も戦争をリアルに描いた作品が多いです。

 

代表的な作品としては『武器よさらば』があります。リアルな戦争の世界に興味があるという方は、このような初期の作品を選ぶのがおすすめです。

スペインやアフリカを舞台にしたものなら「中期」の作品がおすすめ

ヘミングウェイにとって中期にあたる1930~1940年代も第二次世界大戦など、戦争が絶えない時代でした。そのため、初期の作品と同様に戦争ものの作品も多いですが、スペインやアフリカを舞台にした作品も多くあります。

 

『キリマンジャロの雪』が代表作です。ほかにもアフリカやスペインを舞台にした作品があるので、こういった地域に興味がある方はぜひ読んでみてください。

心理描写が好きな方は「後期」の作品がおすすめ

ヘミングウェイにとって後期にあたる1950年代は、ヘミングウェイの名がさらに世界中に広まるようになります。1952年に発表した『老人と海』が評価されてノーベル文学賞を受賞したのです。

 

後期の作品は、戦争ものではなく人の心理描写が特徴的な作品が多く、戦いから離れたヘミングウェイの登場人物の描き方を楽しみたい方は後期の作品を読むことをおすすめします。

ヘミングウェイ初期作品の人気おすすめランキング15選

15位

ダイナミックセラーズ出版

フィッツジェラルド/ヘミングウェイ往復書簡集

価格: 3,196円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

アメリカ文学の作家二人の友情

『グレート・ギャッツビー』で有名な、20世紀を代表するアメリカ文学の作家「F・スコット・フィッツジェラルド」とヘミングウェイとの間で交わされた47通の書簡集です。年齢も近く、長きにわたって書簡の中で交わされた二人の交流を知れます。

 

小説のこと・恋愛のこと・人生についてなど、二人の間だけで交わされたさまざまな思いが活き活きとつ伝わっくる内容です。フィッツジェラルドが心臓麻痺により44歳で亡くなるまで、その友情は続きました。

基本情報
ページ数 159ページ
出版年月日 2007/5/1
ジャンル 書簡集

口コミを紹介

こころの流れがよくわかるほほえましい内容
手紙って良いです
読みやすいレイアウトもよかった

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14位

朔風社

ヘミングウェイ釣文学全集(上巻)—鱒

価格: 1,275円(税込)

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釣り好きにおすすめ!一部は釣りエッセイ・二部は釣り短編集

釣りに関する本です。一部がヘミングウェイ自身の釣り体験にまつわるエッセイで、二部が釣りをテーマにした短編集になっています。釣りへの情熱がひしひし伝わってくる内容で、釣り好きの人におすすめです。

 

こんな感じに編集されたテーマが趣味や特技に特化した本はめずらしく、上下巻そろっていて釣りの世界をたっぷりと楽しめます

基本情報
ページ数 236
出版年月日 1993/2
ジャンル 釣り

口コミを紹介

マス釣りを始めたので色々検索してるうち、野営などで釣った鱒を調理する描写が紹介されていて読んでみたいなと思い注文しました。短編集なので一話、二話くらいづつ毎日気分良く読んでいます。

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13位

アーティストハウス

ケニア

価格: 200円(税込)

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ケニア滞在中の自伝的小説

ヘミングウェイの生前未発表の作品を、息子のパトリックが編集し出版した本です。アフリカのケニアに滞在中のヘミングウェイの自伝的小説で、30歳も年下の娘との恋愛や、妻への複雑な思いなどを絡めて書かれてあります。

 

ヘミングウェイの小説は現代から見ると、すでに歴史となりつつありますが、当時のアフリカの活き活きとした景色や人々の様子などを読み取り感じるだけでも、十分価値のあるものです。

基本情報
ページ数 563
出版年月日 1999/7
ジャンル 恋愛

口コミを紹介

晩年の心持ちを「海流の中の島々」とはまた違った角度で読み取れる作品となっています。完成度よりも資料的な価値が高い、と言えます。

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12位

草思社

危険な夏

価格: 1,480円(税込)

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闘牛士たちの危険な夏を描いた男らしさ溢れる作品

1959年に訪れた、ヘミングウェイにとっては関わりの深いスペインを舞台にしたノンフィクション作品です。闘牛に興味を持っていたヘミングウェイが、闘牛とマタドールを中心とした内容の本を書きました。

 

当時人気を博していた二人の闘牛士が競う合う様子を、ヘミングウェイならではの情熱に溢れた表現力でリアルに描かれています。男と男の闘争心を情熱的に書き上げた作品です。

基本情報
ページ数 254
出版年月日 1987/7
ジャンル ノンフィクション

口コミを紹介

文学がどうのこうのというよりはまず闘牛を好きになっていることに気づくでしょう。文章での観戦というのはテレビを見ているのとはまた違ったリアリズムで目の前に迫ってきます。

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11位

新潮社

移動祝祭日

価格: 649円(税込)

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パリでの青春の日々を綴った実質的遺作

1920年代、まだ作家として修行中だったヘミングウェイの青春時代を回想して書かれた物語的エッセイです。新聞社での副業・恋愛・芸術家たちとの交流・金持ちたちへの敵意など、時に苦難を味わいながら華やかだった若き日がつづられています。

 

ヘミングウェイの死後発表された作品なので、実質的な遺作とされている作品です。

基本情報
ページ数 330
出版年月日 2009/1/28
ジャンル 青春時代

口コミを紹介

最晩年にヘミングウェイが自らの駆け出しの時代をいつくしむように書き綴った本書には、金と名誉以外の全てがあった幸せな時間が、鮮度そのままに封じ込められています。

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10位

集英社

エデンの園

価格: 100円(税込)

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ハードボイルドの作風を感じない!みんなが驚いたエロスの世界

死後発見された作品で、ハードボイルドな作風の男の世界というヘミングウェイのイメージから想像できないエロスの世界に世間が驚きました。といってもポルノ的ないやらしさは無く、やはりどこか淡々とヘミングウェイ的に文学的です。

 

南フランスに新婚旅行中だった裕福な作家夫婦と、そこで出会った美女マリータとの性別を超えた三角関係が描かれた物語になります。

基本情報
ページ数 352
出版年月日 1990/11/20
ジャンル 恋愛

口コミを紹介

これがあのへミングウエィの遺作かと疑問を持った。性とかエロスなど関心がない作家でスペイン市民戦争で戦った行動の人である。

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9位

新潮社

ヘミングウェイの言葉

生き方の参考になるヘミングウェイの名言集

ヘミングウェイの作品ではありませんが、ヘミングウェイの作品の中から名言を取り出して、読み解いていく内容の本です。「男の人生はかくも甘美で苦い」など名言の中に残るヘミングウェイの生き方や考え方を味わえます。

基本情報
ページ数 190ページ
出版年月日 2005/7/1
ジャンル 名言集

口コミを紹介

彼が一番力を入れて書いた作品は何か分かった。

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8位

新潮社

誰がために鐘は鳴る(上)

価格: 825円(税込)

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スペイン内戦の中の愛を描いた代表作

ヘミングウェイの代表作の一つである長編小説です。舞台はスペインの内戦で、義勇兵であるロバート・ジョーダンは、戦略上重要な場所となる橋の爆破という任務を担います。

 

ゲリラ軍に協力を求めたロバートは、そこで両親を敵に殺されたマリアと出会い恋に落ちるのです。自らもスペイン内戦に関わり、第一次世界大戦でも戦地に赴いたことのあるヘミングウェイの本領発揮といった迫力満点の生と死と愛の物語になります。

基本情報
ページ数 460
出版年月日 2018/2/28
ジャンル 戦争、恋愛

口コミを紹介

正邪善悪の基準が曖昧さを増していくことに、戦争の<闇>と<病み>を強く感じないではいられません。

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7位

新潮社

武器よさらば

価格: 869円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

戦地での経験を生かした第一次世界大戦が舞台の長編小説

1929年に発表された、第一次世界大戦を舞台にした長編小説です。戦争に翻弄されていく恋人たちの姿が描かれていますが、この物語はヘミングウェイの体験を元にして書かれたものです。

 

ヘミングウェイは赤十字の一員として第一次世界大戦に赴き、そこで主人公と同じように怪我をしていますが、それらの経験が物語に生かされていて、リアルで厚みのある作品へと繋がっています。

基本情報
ページ数 565
出版年月日 2006/5/30
ジャンル 戦争、恋愛

口コミを紹介

優れたドキュメンタリー映画のカメラのように落ち着き払って、死と隣り合わせの苛烈な運命を見事に物語っていく。

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6位

新潮社

日はまた昇る

価格: 737円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ロスト・ジェネレーションの代表作

ヘミングウェイの初の長編小説です。第一次世界大戦中に青春時代をおくり、従来とは違う価値観を持った世代を“ロスト・ジェネレーション”といい、そこの作品はその代表作の一つでもあります。

 

戦争で傷を負い、性的不能者になった主人公ジェイクを中心として、その仲間たちとジェイクが愛したのは奔放な女性ブレットでした。複雑な感情を絡ませながら、彼らと共にパリやスペインで過ごす濃密な日々が描かれています。

基本情報
ページ数 487
出版年月日 2003/6/28
ジャンル 青春時代

口コミを紹介

心にも体にも重い傷を負った主人公ジェイクと、元恋人のブレット。お互い愛する人からその証を決して得ることができない。苛立ち、諦め、そして絶望。付かず、離れず、紛らわす。その二人の微妙な距離感が何とも絶妙だった。

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5位

新潮社

蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす

価格: 1,034円(税込)

Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る Yahoo!ショッピングで詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

戦地ならではのリアルな文体が特徴の短編集

自らが戦地を訪れ取材したスペイン内戦物を中心に編まれた短編集で、特徴は自分の目で見て体験したリアリティ溢れる描写です。表題作『蝶々と戦車』はおそらくヘミングウェイ本人が登場人物で、実体験に基づく物語というのが定説になっています。

 

張りつめられた神経と緊迫した日常で起こったこの出来事は、戦地という異常な場所ならではの現実感です。

基本情報
ページ数 702
出版年月日 1997/3/27
ジャンル 短編集(戦争)

口コミを紹介

個人的にこの話で好きなのは、この「蝶々と戦車」という題名にもなっている最大の決め言葉を、ヘミングウェイを彷彿とさせる作家の主人公ではなく、事件の起こった居酒屋の支配人に言わせているところだ。

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4位

新潮社

海流のなかの島々(上)

価格: 737円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

生と死が壮絶に描かれる息子たちとの物語

1970年にヘミングウェイの死後発表された長編小説で、オムニバス形式の3部構成です。カリブ海の島で一人暮らしをしている画家ハドソンの元に、息子たちが訪ねてきます。

 

その息子たちとの一夏のバカンスの様子が描かれているのが1部です。なんといっても有名なのがメカジキ釣りの迫力の場面で、釣りに興味がなくても引き込まれます。2部3部の舞台である戦地との落差が、後々の悲壮感と悲しみを生み出すのです。

基本情報
ページ数 344
出版年月日 2007/6
ジャンル 釣り、戦争

口コミを紹介

ヘミングウェイの「表現」はすばらしい、これに尽きると思います。小説の登場人物たちの体験を、自分が五感で感じているような錯覚にとらわれます。擦り切れるまで読みかえしても、まだ読みたいと思える一冊です。

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3位

新潮社

勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪

価格: 724円(税込)

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「死」をテーマに据えた珠玉の短編集

ヘミングウェイは住まいを転々としていた作家でしたが、この作品群は、フロリダ州のキーウエストに居を移した時代の代表作として有名な短編集です。ギラギラとした生命力の内容ではなく「死」をテーマに据えたものが多くなっています。

 

短編集の題名としての『勝者に報酬はない』という意味は何か、勝者とは?報酬とは?と考えてしまう作品群です。

基本情報
ページ数 404
出版年月日 1996/6/28
ジャンル 短編集

口コミを紹介

私が思うヘミングウェイの最大の魅力は、特にバーなどでの静かな場所での、会話の裏から漂ってくる哀愁の表現、といった点です。

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2位

新潮社

われらの時代・男だけの世界

価格: 825円(税込)

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イマジネーションを膨らませて読む入りやすい文体と内容

ヘミングウェイ初期の短編集です。淡々とした語り口の文体で情感を豊かに表現するヘミングウェイですが、硬質で内容も重すぎてしんどいという方も実は少なくありません。どちらかというと『われらの時代』は入っていきやすいタイプです。

 

「ニック・アダムス物語」という一連の自伝的短編が有名ですが、余計な描写が無い分余韻を楽しみ、イマジネーションを膨らませて読む作品群になります。

基本情報
ページ数 493
出版年月日 1995/10/1
ジャンル 短編集

口コミを紹介

ヘミングウェイの文章には余分な部分が全く無いだけでなく、読み手のイマジネーションを無限に広げていく迫力が満ち溢れています。

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1位

新潮社

老人と海

価格: 473円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ワイルドでハードボイルドな男の世界!ノーベル文学賞受賞の名作

1951年ノーベル文学賞受賞の名作です。キューバの老漁師サンチャゴと巨大カジキとの壮絶な死闘を描いた作品で、漁というものに対する迫力・激しさ・猛々しさというイメージを、この作品によって植え付けられました。

 

知名度と内容の充実ぶりで、やはりヘミングウェイ作品の中では圧巻の1位です。釣りにも魚にも興味がない方でも、ワイルドでハードボイルドな男の世界を存分に楽しめます。

基本情報
ページ数 170
出版年月日 2003/5
ジャンル 釣り

口コミを紹介

漁師である老人と海(=海)が命がけて対峙する姿が延々と描かれ、その迫力に圧倒されます。読了した時には漁を終えて港にたどり着いた老人同様の疲労感でぐったりという感じです。

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ヘミングウェイ作品のおすすめ商品比較一覧表

商品 画像 商品リンク 特徴 ページ数 出版年月日 ジャンル
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楽天

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ヤフー

ワイルドでハードボイルドな男の世界!ノーベル文学賞受賞の名作

170

2003/5

釣り

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ヤフー

イマジネーションを膨らませて読む入りやすい文体と内容

493

1995/10/1

短編集

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ヤフー

「死」をテーマに据えた珠玉の短編集

404

1996/6/28

短編集

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ヤフー

生と死が壮絶に描かれる息子たちとの物語

344

2007/6

釣り、戦争

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ヤフー

戦地ならではのリアルな文体が特徴の短編集

702

1997/3/27

短編集(戦争)

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ヤフー

ロスト・ジェネレーションの代表作

487

2003/6/28

青春時代

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ヤフー

戦地での経験を生かした第一次世界大戦が舞台の長編小説

565

2006/5/30

戦争、恋愛

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ヤフー

スペイン内戦の中の愛を描いた代表作

460

2018/2/28

戦争、恋愛

アイテムID:11999141の画像

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ヤフー

生き方の参考になるヘミングウェイの名言集

190ページ

2005/7/1

名言集

アイテムID:11998827の画像

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ハードボイルドの作風を感じない!みんなが驚いたエロスの世界

352

1990/11/20

恋愛

アイテムID:11998824の画像

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ヤフー

パリでの青春の日々を綴った実質的遺作

330

2009/1/28

青春時代

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闘牛士たちの危険な夏を描いた男らしさ溢れる作品

254

1987/7

ノンフィクション

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ケニア滞在中の自伝的小説

563

1999/7

恋愛

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釣り好きにおすすめ!一部は釣りエッセイ・二部は釣り短編集

236

1993/2

釣り

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アメリカ文学の作家二人の友情

159ページ

2007/5/1

書簡集

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※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ヘミングウェイの小説を翻訳して英語の勉強に活かそう

ヘミングウェイの文体の特徴として、それほど長文がないというのが挙げられます。シンプルで短く複雑な言い回しもないということは、英語の学習にぴったりということです。洋書は、もともと英語圏の人向けに書かれているので、文体の表現も実用的なものになります。

 

ヘミングウェイの作品以外にも、洋書を通じて英語を勉強することは楽しく学べるのでおすすめです。以下の記事ではおすすめの洋書について紹介しているので、ぜひご覧ください。

ヘミングウェイの名言を紹介!

ヘミングウェイが生んださまざまな作品の中には、名言として有名な言葉もたくさんあります。『あなたが誰かを信頼できるかどうかを知るための最良の方法は、彼らを信頼することだ』や『本ほど信頼できる友はいない』など多数です。

 

これらは非常に有名な名言ですが、ヘミングウェイの作品を読むにつれて感銘を受ける言葉を発見できます。ぜひ自分の座右の銘や行動指針となる素敵な言葉を発見してみてください。

まとめ

ヘミングウェイは戦争、漁師、闘牛など戦いのシーンの作品が多いですが、物語には言葉で表現されない感情が溢れています。猛々しいだけでなく、苦悩や愛情などの細かな感情表現も魅力的なヘミングウェイです。ぜひとっておきの作品を見つけてください。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年07月25日)やレビューをもとに作成しております。

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