村上龍の人気おすすめランキング16選【代表作や作風は?おすすめの小説を紹介】
2022/12/22 更新
圧倒的な力強さと独特な作風が人気の村上龍は、芥川賞など数々の賞を受賞しています。最高傑作の小説・エッセイは海外での評価も高く、映画化された名作もありどれも魅力的です。そこで今回は村上龍作品の選び方とおすすめ作品をランキング形式でご紹介します。新作も必見です!
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目次
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今回の記事では村上龍の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
時代を切り取る小説家 村上龍の作風や魅力を知ろう
村上龍は武蔵野美術大学在学中に衝撃のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」を発表し第19回群像新人文学賞・第75回の芥川龍之介賞を受賞しました。最高傑作といわた特徴的な生々しい描写は、その後の作品にも受け継がれてます。
エッセイにも代表作があり、映画監督・脚本家・経済問題を扱ったテレビ番組の司会としても有名です。変わった作風や話題作も数多く、作品を読んでみたいけれどどれから読むか迷う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は村上龍作品の選び方とおすすめ作品をランキング形式でご紹介します。ランキングはジャンル・受賞歴・映像化有無・話題性を基準に作成しました。購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
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村上龍作品の選び方
村上龍の執筆してきた作品は、小説だけではなくエッセイや絵本まで幅広く存在します。ここからは、詳しい選び方のポイントを見ていきましょう。
ジャンルで選ぶ
まずは好みのジャンルの本から読んでみるのがおすすめです。ここからはジャンルごとの特徴を解説していきます。
海外でも評価される最高傑作なら「長編小説」がおすすめ
村上龍といえば長編小説なしでは語れません。衝撃のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」「五分後の世界」など、鋭い目線と力強い文章で描く作品は彼の持ち味で、破壊的で暴力的な村上龍ワールドが味わえる最高傑作です。
セックス・暴力・ドラッグに明け暮れる若者の堕ちていくさまを生々しく激しく描くと同時に、社会問題・時事問題にも斬り込んでいく長編小説は、一度読んだら忘れられないものとなります。
また読みながら体力を消耗するような激しい雰囲気が特徴の村上龍作品は、海外でも高評価です。「この本を読んで終わりにはしたくない」といった感想が多く寄せられており、彼の作品が放つ強烈なメッセージに引き込まれる方が世界中で続出しています。
独特の世界観を気軽に味わうなら「短編小説」がおすすめ
村上龍は短編集も出版しています。彼の短編小説は長編小説よりさらに独特な味わい深い作品が多いのが特徴です。難解なものも多いので、長編小説を読んで彼の独特の世界観をより味わいたい方に向いています。
以下の記事では短編小説の人気おすすめランキングをご紹介していますのでぜひ併せてご覧ください。
鋭い作風で衝撃を受ける代表作なら「エッセイ」がおすすめ
長編小説だけでなく斬れ味鋭い作風で現代の私たちに活を入れるエッセイも人気です。オブラートに包まない直接的な表現でガツンと来る文章を綴る村上龍のエッセイは、ダラダラと生きる私たちに衝撃を与えてくれます。
乱暴な表現もありますがそれゆえに心に響く文章です。数多くの衝撃作を生み出した彼だからこそ書ける、現代の方々に送る代表作もあります。
子供も大人も楽しめて読みやすいものなら「絵本」がおすすめ
村上龍は衝撃的な小説やエッセイとはかけ離れているように見える、絵本も描いています。かわいらしいイラストとともに執筆された「13歳のハローワーク」は子どもでもわかりやすい現代のリアルを紹介し、学校でも取り扱われた作品です。
生々しい表現は封印しているものの鋭い目線から紐解く絵本は説得力があり、大人が読んでも十分に楽しめる内容となっています。
有名インタビュアーとしての村上龍を知りたいなら「対談」がおすすめ
村上龍は作家としてだけでなく、金融や経済についても精通しテレビ番組の司会や評論家としての仕事もこなしています。彼らしい鋭い着眼点と人間を見定める力を活かしインタビュアーとしても有名です。
そんな彼の対談をまとめた本も人気があります。対談相手の話を「文脈」として把握し、本質的な疑問・質問を発見する作家ならではの手法はさすがです。
映像化作品で選ぶ
村上龍作品には映画化・テレビドラマ化などメディアミックスされた作品も多く存在しています。映像化作品もチェックしましょう。
リアルな村上龍ワールドを感じたいなら「映画化作品」がおすすめ
村上龍の作品は数多く映画化されています。なかには村上龍自らが脚本・監督を務めたものもありました。小説の世界観や特徴はそのままに、映画化によってよりリアルな村上龍ワールドを体感できます。
映画を見たあとに原作の小説を読んだり、小説を読んでから映画を見たりして違った楽しみ方をするのもおすすめです。
初心者なら「テレビドラマ化作品」がおすすめ
数は多くありませんが、村上龍作品にはテレビドラマしたものもあります。ひとつの長編小説が数十分の枠で切り取られていくテレビドラマならではの展開に惹き込まれ、より小説のイメージが膨らみやすく、初心者にもおすすめです。
以下の記事ではドラマ化・映画化された小説の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
出版スタイルで選ぶ
単行本や文庫本をはじめ、最近では電子書籍での読書も随分と一般的になってきました。ここからは出版スタイルごとの特徴をご紹介します。
ファンの方なら「単行本」がおすすめ
ハードカバーとも呼ばれる単行本は最初に出版されます。そのため村上龍の作品をいち早く読みたい方は単行本がおすすめです。単行本はしっかりとした作りで、デザインにもこだわっています。
本が好きでコレクションするタイプの方にはおすすめです。重厚な村上龍の単行本ならインテリアとしても楽しめます。以下の記事では単行本の人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
持ち運ぶならコンパクトな「文庫本」がおすすめ
軽くてコンパクトで圧倒的に持ち運びに便利な文庫本は、移動中に読書をする方におすすめです。単行本によりも価格が安くスペースを取らないため揃えやすい一方、単行本の出版からかなりの時間を要する場合があります。
以下の記事では文庫本小説の人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
収納場所を取りたくないなら「電子書籍」がおすすめ
最近ではkindleなどの電子書籍を活用して読書をする方も増えています。村上龍は電子書籍を制作・販売する会社「G2010」を立ち上げ、「歌うクジラ」を出版するなど電子書籍の出版に積極的です。
自身の電子書籍ブランドとして「村上龍電子本製作所」を立ち上げるほど電子書籍の出版に意欲的に活躍しています。読書は好きだけれど本を置くスペースは取れない方は、ぜひ電子書籍にもチャレンジしてみてください。
「芥川賞」などを受賞した名作もチェック
優れた純文学の新人に与えられる芥川龍之介文学賞をはじめ、読売新聞社が制定した読売文学賞、本屋大賞などさまざまな賞を受賞しています。芥川賞を受賞した「限りなく透明に近いブルー」は、衝撃的な内容のために審査員の意見が真っ二つに別れました。
また、本屋大賞は「新刊を扱う書店の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定されます。 多くの方に認められた名作の証でもあるので、迷ったら受賞作品から選んでみるのもおすすめです。
以下の記事では芥川賞受賞作品の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
村上龍作品の人気おすすめランキング16選
口コミを紹介
龍の関心は外的世界に向かい、春樹のそれは内面に向かう、ずっとそう思ってきた。この小説でついに龍の関心は自分の内面へ、そして母の若い頃にまで至る過去へと向かう。
村上龍が自身を削って描き出した新境地がここにある、と感じた。
口コミを紹介
このような小説は、なかなかお目に掛かれないでしょう。作者の「時代を語るな、想像力を語れ」という言葉が聞こえてきそうな作品です。
口コミを紹介
いやもうこれ村上龍の最高傑作じゃない?村上龍版家畜人ヤプー、村上龍版日本沈没って感じ。村上龍版海辺のカフカ…かなぁと最初何となく思ったが、そんなもんじゃない、スケールが桁違い。
口コミを紹介
快楽ビジネスに生きる主人公ケンジ、一見冷徹で残忍な男にみえたケンジだが実は寂しい影といつもともに暮らしてる。わかりにくいストーリーであるが、不思議な読後感を覚える作品である。
口コミを紹介
少し前までは父親が家長として家族を支え守ってきた。すでに家族は支えられ守られる存在ではなくなっているのに、依然としてそうあるべきだという自意識から逃れられない父親の存在が哀しい。
口コミを紹介
じつに“破滅的なストーリー”でした。主人公はある声に導かれるように破滅へと向かっていく。しかしこの主人公は常に明るさを失わないし、いつだってしあわせそうだ。
口コミを紹介
こちらも政治や経済を多少は理解できるようになった上で読み直してみたところ、あまりに面白すぎて寝る間も惜しんで一気に読んでしまった。
口コミを紹介
文体、表現、主張がとんがってるなーと感じました。本作品についてはきっと賛否両論あるかと思います。何だかんだ最後まで読み通してしまいました。
口コミを紹介
異様なまでの力強さとスピード感。わき目もふらず駆け抜ける文字が一つ一つ重い。なのに速い。
黄土色の濁った大河が荒れ狂って流れているようなそんな物語。
口コミを紹介
寝る前にちょっと読もうと思ったら、眠れなくなった。
村上龍を好きになるきっかけとなった本。
口コミを紹介
これは「青春小説」だろう。いや、そうだ。1969年つまりベトナム戦争の時代の基地の街・佐世保で、エネルギッシュに、明るく楽しく、高校生活を送る若者の生き方を、フラットな文章で綴った小説。
口コミを紹介
子供が自分の将来を考えるときに、広い視野で考えて欲しいと思い購入しました。大人が見ても色々な職業があることが改めて思いました。人生の岐路に立ったときに思い出してもらえれば良いと思います。
口コミを紹介
村上龍は、「作家は社会の目である」という意思がいつも背後に感じ取れて好感度が高いです。鋭く現実を見抜くセンスが、ぼんやりしたノンポリ社会の日本に怖い現実が潜んでいることを知らせてくれます。
講談社
新装版 限りなく透明に近いブルー
文学の歴史を変えた衝撃のデビュー作
美しいタイトルからは想像できないような混沌とした退廃的な世界を描いた村上龍のデビュー作です。今後の彼の作品の基盤となる激しい性的表現・暴力表現・堕ちていく人間の描写がめまぐるしく書かれています。
セックス・ドラッグ・暴力・乱交に明け暮れる若者たちを描いており、登場人物全員が悪物ばかりなので、共感できるキャラクターは出てきません。不愉快になる表現のオンパレードなのに読後はなぜか美しい詩を読んだ気分にさせられます。
ジャンル | 長編小説 | 受賞 | 芥川賞受賞・群像新人文学賞受賞・新風賞 |
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映像化 | 映画 | ページ数 | 176 |
口コミを紹介
作品全体が光やにおい、湿度、音で満たされている。セックス、ドラッグ、暴力なども光や音と同列の現象として扱う。すべてがフラットで映像的な世界。
口コミを紹介
もしも、戦争が終わっていなかったら?この疑問に一つの答えを出しているのが、この「5分後の世界」。今、この日本に生きる自分にとってはあまりにも衝撃的な世界でした。
文藝春秋
希望の国のエクソダス
村上龍の特徴がよくわかる長編推理小説
中学生の大規模な不登校が発生し約80万人の中学生が日本を捨て、ネットビジネスを開始します。一大勢力に成長した元中学生だった彼らは、全世界の注目するなかで、エクソダス(脱出)を始め大きな存在となる様子は衝撃的です。
村上龍はあとがきで「わたしは中学生の反乱を通して、現在の日本社会の危機感と適応力のなさを示したかっただけで、中学生であれ誰であれ期待などしない。」とも記しています。壮大な規模で現代日本の絶望と希望を描く傑作長編小説です。
ジャンル | 長編小説 | 受賞 | このミステリーがすごい! |
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映像化 | - | ページ数 | 452 |
口コミを紹介
何が面白いか。「少年」を的確に捉えている印象がある。その時代の描写はさすがである。デリケートな部分をデリケートに扱う気遣いが見られる内容であった。中途半端な「近未来小説」より、近未来感満載だ。
村上龍作品のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | ジャンル | 受賞 | 映像化 | ページ数 |
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楽天 Amazon ヤフー |
村上龍の特徴がよくわかる長編推理小説 |
長編小説 |
このミステリーがすごい! |
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452 |
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楽天 Amazon ヤフー |
現代日本への強烈なメッセージをこめた小説 |
長編小説 |
- |
- |
303 |
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文学の歴史を変えた衝撃のデビュー作 |
長編小説 |
芥川賞受賞・群像新人文学賞受賞・新風賞 |
映画 |
176 |
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国際的孤立を深める日本に起こった奇蹟 |
長編小説 |
毎日出版文化賞・野間文芸賞・毎日芸術賞 |
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509(上) |
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力強いメッセージを込めた名作 |
絵本 |
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561 |
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1969年佐世保で大暴れした高校生たちの永遠の物語 |
長編小説 |
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映画 |
246 |
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大反響を引き起こした有名な問題作 |
長編小説 |
讀賣文学賞 |
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304 |
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野間文芸新人賞を受賞した長編小説 |
長編小説 |
野間文芸新人賞 |
映画化予定 |
258 |
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衝撃的なタイトルの代表的エッセイ |
エッセイ |
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288 |
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村上龍ならではの作風が味わえる最高傑作 |
長編小説 |
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504(上) |
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旅の果てに何を求めるのかを描いた衝撃作 |
長編小説 |
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274 |
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テレビドラマ化の代表作で初心者にもおすすめ |
長編小説 |
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テレビドラマ |
358 |
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情報も知識も、コードも必要がない。 |
長編小説 |
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376 |
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現代社会の壮絶な行方を目撃せよ |
長編小説 |
本屋大賞 |
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女性の生々しい性的表現がリアル |
長編小説 |
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不思議な出会い・再会から始まる村上龍の2022年新作 |
長編小説 |
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通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
村上龍の新作は?
2022年12月現在、村上龍作品の新作は2022年9月に新潮文庫から発売された「MISSING失われているもの」です。また今後は2023年2月に文春文庫から「一人称単数」 の発売が予定されていますので、ぜひチェックしてみてください。
大切な本を守りたいならブックカバーを活用しよう
せっかく買った本をきれいな状態のまま保管したいならブックカバーがおすすめです。読んでいる間についてしまう傷や汚れを防げるため、本が劣化しづらくなります。自宅以外で読書をする際に、本のタイトルを周りに知られたくない方にもぴったりです。
以下の記事ではブックカバーの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
まとめ
今回は鋭く力強い文章を綴る村上龍の作品をご紹介しました。長編小説からエッセイ・絵本までさまざまなジャンルがあります。一度読んだら忘れられないような衝撃的な作品があるので、ぜひ読んでみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年12月22日)やレビューをもとに作成しております。
中学生の大規模な不登校が発生し約80万人の中学生が日本を捨て、ネットビジネスを開始します。一大勢力に成長した元中学生だった彼らは、全世界の注目するなかで、エクソダス(脱出)を始め大きな存在となる様子は衝撃的です。
村上龍はあとがきで「わたしは中学生の反乱を通して、現在の日本社会の危機感と適応力のなさを示したかっただけで、中学生であれ誰であれ期待などしない。」とも記しています。壮大な規模で現代日本の絶望と希望を描く傑作長編小説です。