ICLおすすめクリニック・眼科12院|レーシックとの違いは?費用も紹介【2023年最新版】
2022/12/24 更新

ICLはレーシック同様に広く知られている視力矯正方法ですが、一部の口コミでは「おすすめしない」「失敗しました」という声も。今回はICL治療が受けられるクリニック・眼科をご紹介します。費用、保険適用、モニター募集情報やデメリットについても解説するので、参考にしてください。
目次
- 近視治療におすすめ!最近話題の「ICL」
- ICL手術のリスク
- 【編集部おすすめクリニック】ICL手術をするなら事前検査に申し込もう!
- ICLとレーシックの違いは?どっちがいい?
- 【ICLは意外と安い?】ICL「手術費用・値段」の相場
- ICL治療のモニター募集をしているクリニックはある?
- ICL手術を受けられる眼科・クリニック12院
- 【4つの特徴】ICLってそもそもなに?
- ICLのメリットとデメリット【失敗しない?リスクは?】
- 【選び方】ICLを行っている病院選びのポイント7つ
- 【ICL手術の流れ】検査〜手術までの3ステップ
- 【Q&A】ICL手術でよくある質問5つ
- まずは近くのクリニックの説明会に参加しよう!
- ICLは経済的な新しい近視治療!
近視治療におすすめ!最近話題の「ICL」
ICLという治療方法を知っていますか?ICLとは近視治療の一つです。レーシックとは違い、目の表面の組織である角膜は削らず、手術に伴うリスクが少ないため、レーシックの問題を克服した手術と言われています。手術時間は短く、縫合・抜糸もありません。日帰り手術が可能です。
画期的な治療方法ですが、広く浸透した治療法ではないため「おすすめしない」「やめた方がいい」「失敗しました」という意見もあります。本当にICLは危険な治療法なのでしょうか?
そこで今回は、ICLのメリット・デメリットとICL治療のできる眼科・クリニックを紹介します。ぜひ参考にしてください。
ICL手術のリスク
ICLは継続して挿入できるレンズです。これからの生活が便利になることが大いに期待できますが、一生を共にする大切な目の手術なので、リスクも理解しておきましょう。
ハローグレア現象
手術後、夜間の外灯などを見ると光の周りに輪が見えたり、光がにじむ・ぼやけると感じる「ハローグレア」という現象が起こることがあります。個人差はありますが、この現象も一般的には1週間ほどで安定してきます。
白内障手術では多焦点眼内レンズが使用されているため、ハローグレアが起きやすいと言われています。しかし、ICLのレンズはハローグレアも抑制するように構成されているため、術後の視力が安定するのと共に、気にならなくなることがほとんどです。万が一いつまでも視界がぼやけることがあれば、すぐに手術をしたクリニックに相談をしましょう。
過矯正・低矯正などレンズが合わない場合も
ICL手術を行う前には精密な検査を行うことで自分に合ったレンズを決めますが、まれに入れたレンズが合わなくて見えにくいということが起こり得ます。ですが、事前の検査が適切にできていれば避けられる可能性が高いトラブルですので、信用できる病院を選ぶことが大切です。
また、万一そのようなトラブルが起こってしまった場合でも、ICLで用いる眼内コンタクトレンズは取り出し可能なので、再手術をすることで解消できます。対応がしっかりしている病院であれば、度数が合わないなどのトラブルの際は無料で再手術してもらえるところもあるため、病院選びの参考にしてください。
感染症
ICL手術で感染症が発症した症例は多くはありませんが、どのような手術にも100%安全ということはありませんので、手術に一般的にみられる合併症や副作用として感染症が発生する可能性は0ではありません。衛生管理のレベルが高い病院や、トラブル時のアフターケアが充実している病院を選びましょう。
また、感染症を徹底的に予防するためには手術を受けた患者自身の対策も必要です。定期健診にきちんと行くこと、手術後の注意事項を厳守すること、処方された薬を確実に飲み切ることなど、病院の指示に従うことでリスクを下げることができます。
緑内障や白内障などはホールICLの登場によりリスク軽減
以前はICL手術のリスクというと緑内障(眼圧の上昇)や白内障、角膜内皮細胞の減少といったものがありましたが、現在主に使用されているホールICLが登場したことにより、リスクがかなり軽減されています。
ICL手術はもともと安全性の高いと言われている手術でしたが、現在ではもともとあったわずかなリスクも軽減されており、さらに安全性が高くなっています。とはいえ、リスクが低くても0ではないことを理解し、検討の際には必ずこれらのリスクも念頭に置いておくことが大切です。
【編集部おすすめクリニック】ICL手術をするなら事前検査に申し込もう!
「どんなクリニックが自分に合うのか分からない」そんな時は、まずは気になったクリニックの事前検査に申し込みましょう。「品川近視クリニック」では事前検査を無料で実施しています。
事前検査では「自分はICL手術を受けられるのか」「自分に合った治療は何か」などを調べられます。加えて、ドクターからICL治療に関する詳しい話も聞けるので、ICL治療を受けるか迷っている方は、事前検査を受けるのがおすすめです。
ICLとレーシックの違いは?どっちがいい?
ICLとレーシックはいずれも視力回復、矯正を目的とした眼科治療方法ですが、治療を受けられる条件、治療方法、リスク・費用など違いがあります。
ICLは角膜を3mm程切り開いて、目の中に専用のレンズを入れ込む治療法です。点眼麻酔によって痛み抑え、手術の時間も30分程度と短い眼科治療です。
一方レーシックは、角膜(目の表面の組織)の表面をレーザーで削って光の屈折角度を調整し、視力障害を矯正する治療法です。ICLと同様に点眼麻酔を行い、痛みを抑えます。手術の時間は10分程度です。
術後の見え方は、レーシックに比べてICLの方がクリアで、再手術も可能です。一方、レーシックは見え方が1トーン暗くなる、白内障発症や視力低下のリスクがあると言われています。ただし、費用的にはICLはレーシックと比較して2~3倍程度の費用がかかります。
ICL | レーシック | |
視力の安定性 | 鮮明でクリアな見え方 | 見え方の質に若干の変化が現れる可能性がある |
見え方の違い | 鮮明でクリアな見え方 | 見え方の質に若干の変化が現れる可能性がある |
元に戻せるか | 取り出すことが可能 | 元に戻せない |
価格 | 約40万~60万円 | 約20万~30万円 |
▼レーシックについて詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック
【ICLは意外と安い?】ICL「手術費用・値段」の相場
40万~80万円と聞くとやはり高額なICL。しかし、長期的に考えるとICLはコスパに優れた治療法です。
仮に、ワンデーのコンタクトレンズを使っているなら、費用は1日150円程度、2週間レンズなら1日50円程度+1か月1,000円程度のケア用品がかかると思います。これを何十年も続けると、コストはどのくらいかかってくると思いますか?表にまとめると以下のようになりました。
年数 | ICL | ワンデー | 2週間レンズ |
10年 | 60万 | 54万 | 30万 |
20年 | ー | 108万 | 60万 |
30年 | ー | 162万 | 90万 |
30年後では、なんとワンデーコンタクトレンズなら102万、2週間レンズなら30万も高くついてしまうのです。
ICL治療のモニター募集をしているクリニックはある?
ICL治療を行うクリニックには、モニターを募集しているクリニックもあります。
今回ご紹介する眼科・クリニックの中には、2022年11月現在ICLのモニター募集情報は見当たりませんでしたが、「品川近視クリニック」では老眼対応レーシックのモニター募集をしています。
また、モニターの実施は東京院のみですが、適応検査は梅田院・名古屋院・福岡院・札幌院でも可能です。品川近視クリニックが2022年11月現在募集しているモニターの条件は以下の通りです。
施術内容 | 遠近両用レーシック(プレスビーマックス) |
費用 | 無料 |
募集人数 |
先着10名 (適応検査で手術が適応とされた方より先着順) |
応募条件 | ①45歳〜60歳の方 ②過去にレーシックを受けていないこと ③手術の体験談にご協力すること ④お薬手帳(または処方時に出される薬の名称及び、説明が明記された用紙)をお持ちの方は、必ず持参すること ⑤手術後、品川近視クリニックが指定する定期健診を受けること(交通費は自己負担) |
ICL手術を受けられる眼科・クリニック12院
レーシック手術が受けられる全国の眼科・クリニックの中から12院を紹介します。各眼科・クリニックの特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
品川近視クリニック
無料検査が受けられる!分割払いもOK
【10年の実績を持つ近視クリニック!症例130万以上*・患者満足度98.6%】
品川近視クリニックはICL治療を開始して10年の歴史を持つクリニックです。手術はICL認定医が担当。さらに保証期間は3年と安心して手術が受けられるように配慮されています。実績が豊富で、実際に手術をした方の満足度も非常に高いクリニックです。
【遠方なら交通費を支給】
品川近視クリニックでは、遠方にお住まいの方でも治療を受けられるように交通費補助制度を設けています。一定の対象条件を満たした方に、最大1万円まで交通費を負担。山梨県・茨城県にお住まいの方も対象です。
【3分で簡単!無料検査予約・カウンセリング受付中】
「ICLについて、もっと詳しく知りたい」そんなときは無料カウンセリングに申し込みましょう。自分が手術を受けられるのかに加え、ICL手術についてドクターから詳しい説明を聞けます。検査予約はたった3分で完了するので、この機会に相談してみてはいかがでしょうか。
*2004/10/1~2021/12/31 ICL以外の全施術含む
院数 | 東京・札幌・名古屋・梅田・福岡 |
料金 |
近視度数-5D未満:46万円(税込) 近視度数-5D以上:53.7万 |
プラン | 近視度数-5D未満、近視度数-5D以上、乱視 |
※自由診療のため保険適用外
※乱視用レンズの場合は、追加で10万円かかります
東京院へのアクセス
東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町イトシアオフィスタワー13F
JR有楽町「銀座口」・「中央口」より徒歩1分
梅田院へのアクセス
大阪府大阪市北区梅田2-6-20
各線「福島駅」より徒歩5分
JR「大阪駅(桜橋口)」より徒歩12分
阪神本線「梅田駅」より徒歩10分
地下鉄四つ橋線「西梅田駅」より徒歩7分
名古屋院へのアクセス
愛知県名古屋市中村区名駅5-7-30名駅東ビル3F
JR「名古屋駅」桜通り口より徒歩7分
地下鉄桜通線「国際センター駅」3番出口より徒歩1分
札幌院へのアクセス
北海道札幌市中央区北三条西2-1NC北専北三条ビル3F
JR「札幌駅」南口より徒歩5分
福岡院へのアクセス
福岡県福岡市中央区天神2-7-21天神プライム4F
西鉄福岡「天神駅」
先進会眼科
ICL手術11年の実績を誇る眼科病院
先進会眼科は東京、大阪、福岡に拠点を置く眼科病院。ICLの認定医が5名、ICLインストラクターが2名在籍しています。一般眼科をはじめ、レーシックやICLをはじめとした先進的な眼科治療を行っている病院です。
また、開院19年・ICLは11年の実績があり、しっかりとしたノウハウが蓄積されているため、心置きなく手術を任せられます。アフターケアもしっかりしており、術後1年間以内であれば、術後の検診などが無料です。
院数 | 大阪・東京・福岡 |
料金 |
近視度数-5D未満:46万円(税込) 近視度数-5D以上:58万円(税込) |
プラン | 近視度数-5D未満、近視度数-5D以上、乱視 |
※自由診療のため保険適用外
※その他、度数によっては追加費用が掛かる場合がございます。
※乱視用レンズは 追加で両眼13.2万円(税込)になります。
※レンズ発注時に内金として3万円(税込)をいただきます。
東京
【住所】東京都新宿区西新宿 6-5-1 新宿アイランドタワー35F
東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」より徒歩約2分
大阪
【住所】大阪府大阪市北区小松原町3-3 OSビル 17F
JR「大阪駅」より徒歩約7分【地下街】
福岡
【住所】福岡県福岡市中央区天神2-8-38 協和ビル10F
西鉄「福岡(天神)駅」北口より徒歩約4分
新宿近視クリニック
無料メール相談・自宅からオンライン相談が可能
新宿近視クリニックは、東京都新宿区の新宿駅西口より徒歩4分の立地に拠点を構えるクリニック。ICLの無料説明会や無料オンライン相談などを行っているのが特徴です。とりあえず相談してみたい、ICLについて詳しく知りたい方におすすめのクリニックです。
分割払いでの支払いもできるため、手軽にスタートできます。
料金 |
近視度数-5D未満:460,900円(税込) 近視度数-5D以上:53.7,000円(税込) 乱視用:1000,000円(税込) ※自由診療のため保険適用外 |
プラン | 近視度数-5D未満、近視度数-5D以上、乱視 |
新宿近視クリニックへのアクセス
【住所】東京都新宿区西新宿7-10-1 O-GUARD新宿3
アクセスJR新宿駅西口より徒歩1分/都営大江戸線新宿西口より徒歩1分
サピアタワーアイクリニック東京
術前・術後のトータルケアがしっかりしている!
サピアタワーアイクリニック東京は、東京都千代田区に拠点を構えるICLや白内障手術の専門クリニックです。エキスパートインストラクターが在籍しており、実績が豊富でICLとICL以外の手術を含めた実績は16年間で23,276件になります。東京駅日本橋口から徒歩3分と立地条件もよいクリニックです。
料金 |
ホールICL乱視なし:税込68万円 ホールICL 乱視あり:税込78万円 ※自由診療のため保険適用外 |
プラン | 近視・乱視・遠近両用 |
サピアタワーアイクリニック東京へのアクセス
【住所】千代田区丸の内1丁目7番12号 サピアタワー 7階
東京駅日本橋口から徒歩3分
川口あおぞら眼科
埼玉の川口駅徒歩3分|土日も診察OK
川口あおぞら眼科は平日夜7時まで、土日も13:00まで診療受付しており、平日は仕事が忙しい方にも通いやすい眼科です。ICL手術は手術費用、術前検査、術後3年間の検診費用が全て込みのプランで料金もわかりやすいので、埼玉でICLを検討している方にはおすすめです。
料金 |
手術前適正検査料金 両眼(乱視なし):¥648,000 |
プラン | お問い合わせください |
※自由診療のため保険適用外
川口あおぞら眼科へのアクセス
【住所】埼玉県川口市本町4-4-16川口駅前医療モール2階
JR京浜東北線「川口駅」 東口徒歩3分
大島眼科クリニック
大阪に3店舗、幅広い地域から受付可能
大島眼科クリニックは大阪府に拠点を置く聖佑会グループの眼科病院です。大阪府に3店舗拠点を置き、大阪府だけでなく京都府や兵庫県、奈良県など遠方からも検査、手術を受け付けています。
国内外の多数の施設からの紹介を受け付けており、手術実績が多いのが特徴です。国内外問わず、手術の指導と見学を受け入れています。
料金 |
両眼:660,000円(税込) ※自由診療のため保険適用外 |
プラン | 近視・乱視 |
おおしま眼科クリニック アクセス
【住所】大阪府高槻市西冠1-12-8 たかつき西冠ビル2F
JR高槻駅(阪急高槻市駅経由・約15分)
JR高槻駅下車、南出口より高槻市営バス4番のりばより乗車「西冠」下車徒歩3分
おおしま眼科池本クリニック アクセス
【住所】大阪府八尾市桜ヶ丘1-10-2 桜ヶ丘クリニックビル2F
近鉄八尾駅 北出口より徒歩6分
近鉄大阪線 八尾駅 北出口より徒歩6分
おおしま眼科宮田町クリニック アクセス
【住所】大阪府高槻市宮田町1-29-18 たかつき宮田町ビル3F
JR摂津富田駅(徒歩3分)まで移動いただきバスに乗車 北出口より高槻市営バス3番または4番のりばから乗車
「土室南(はむろみなみ)」下車すぐ
おおしま眼科松原クリニック アクセス
【住所】大阪府松原市上田4-3-19 河内松原クリニックビル2F
河内松原駅 南口より徒歩2分
名古屋アイクリニック
エキスパートインスタトラクターが2人在籍するクリニック
名古屋アイクリニックは、愛知県名古屋市に拠点を構えるクリニックです。エキスパートインストラクターが2人在籍しているのが特徴。知識・経験がある医師に執刀してほしいと考えている方に適したクリニックです。
手術実績はICLで3,475※眼以上と手術実績は多く、術後3年間のアフターフォローもあります。ICLを詳しく知りたい方へ向けた無料説明会も開いています。
※2021年10月15日現在
料金 |
眼内コンタクトレンズ(ICL)乱視なし:770,000円(税込) 眼内コンタクトレンズ(ICL)乱視あり:825,000円(税込) ※自由診療のため保険適用外 |
名古屋アイクリニックへのアクセス
【住所】愛知県名古屋市熱田区波寄町25-1 名鉄金山第一ビル3F
名古屋駅より約10分以内
【4つの特徴】ICLってそもそもなに?
「いまいちICLについてよく分からない」という方に向けに、まずはICLの特徴について解説します。どの様な治療なのか理解しましょう。
①「ICL」とは眼内コンタクトレンズ
ICLとは、Implantable Contact Lensの略で、眼内コンタクトレンズを意味します。歴史は長く、1980年代から開発が行われていました。日本では2010年に承認を受けた新しい技術です。
文字通り目の角膜を削らず、虹彩の裏にコンタクトレンズを挿入する手術方法です。目の負担に配慮した治療で、合併症のリスクも少ないのが特徴です。近視だけでなく乱視も矯正できます。
②ICLは「取り外し可能」な治療法
眼の中にコンタクトレンズを入れて「もし合わなかったらどうしよう」と考えると不安ですよね。また、他の眼病にかかった場合、「ICLが邪魔で治療ができないかも」と心配な方にもおすすめです。
ICLは取り外し可能です。例えば白内障になった場合、レンズを取り出して白内障の治療をすることができます。ICLは、何年たっても目に癒着することは極めて少なく、気軽に手術に臨めます。
③ICLは「近視」「遠視」「乱視」を対象とした治療方法
ICLは、近視・遠視・乱視を対象とした治療方法です。ICLは近視治療として注目されていますが、遠視・乱視も対象としています。しかし、それぞれのレンズの種類が違うので、近視・遠視・乱視で費用が変わってきます。
費用については、眼科・クリニックによって異なるので必ず確認してください。
④ICL治療の「保険適用」
ICLは健康保険適用外の治療です。健康保険適用の対象外の自由診療にあたるので注意してください。
ただ、ICLの治療費は医療費控除の対象です。医療費控除とは、1年間に支払った医療費の合計が10万円を超えた場合、最高200万円の所得控除が受けられる制度をいいます。
医療費控除は、確定申告を行って受けられる制度です。確定申告を行えば税金の還付を受けられます。また、生命保険などの民間保険適用の対象となる場合もあるので、民間保険に加入している方は、保険会社へ確認してください。
ICLのメリットとデメリット【失敗しない?リスクは?】
ICLのメリットは、「近視の戻りが少ない」「術後のメンテナンスが不要」など、さまざまです。ICLのメリットについて詳しく解説します。
ICLのメリット4つ
①近視の戻りが少ない
ICLは「近視の戻り」が少ないといわれています。近視の戻りとは、視力が手術をする前の悪い状態に戻ってしまう意味を言います。
ICLは半永久のコンタクトレンズと呼ばれ、近視の戻りはほとんどありません。長期的に安定した使い心地が期待できます。
②強度近視でも対応できる
ICLは、強度近視の方でも対応可能です。レーシックは、強度近視の方への治療は行えないと日本眼科学会のガイドラインで定められています。レーシックは行えないと断られた方でも、一度ICLを受けられるか医師と相談してみてください。
③角膜を削らない
ICLは角膜を削りません。ICLは目の中にコンタクトレンズを入れる手術で、合わなかった場合は取り外して、別のレンズに変えるなど、やり直しができます。また目の組織を削らないためドライアイになりにくいといったメリットもあります。
④不安を除いてくれる認定医制度
ICL手術は認定を受けた眼科医のみが行える手術です。 認定医になるには、ICL認定講習を受講し、認定医インストラクターの立会いのもとで手術を行い、一定レベル以上の技量があると認められる必要があります。
ICLのデメリット
ICLはメリットの多い治療方法ですが、デメリットもあります。主なデメリットは「費用の高さ」です。ICLのレンズはオーダーメイドです。検査後、個々にあったレンズを発注します。そのため、費用は高額になってしまいます。
また、ICLは健康保険の適用外のため費用は高額になります。治療費は眼科・クリニックによって異なりますが、40万円後半~80万円が相場です。
【選び方】ICLを行っている病院選びのポイント7つ
ICLを行った一部の方で、「ICLに失敗しました」「後悔した」など、ICLをおすすめしない意見もあります。ICLも手術が必要な治療方法です。厚生労働省の認可を受けた治療方法ですが、メリット・デメリットは必ずあります。
より安全なICL治療を行うためには、正しい知識を持った眼科・クリニックの選択が重要です。ここからは、ICLを行っている病院選びのコツを解説します。選び方は治療費やアフターフォローなど、さまざまな視点で選び方を解説するので、ぜひ参考にしてください。
①ライセンスを持った「認定医」がいるかチェック
ICLはライセンスを持った認定医が在籍している眼科・クリニックでしか受けられません。まずは、ライセンスを持った認定医がいるかWEBサイトなどをチェックしてください。眼科・クリニックの公式サイトにある医師紹介に記載されています。眼科であれば、どこでも行っているわけではないので注意してください。
認定医は日本に250名以上いるので、全国に受け付けている眼科・クリニックは数多くあります。
②通院しやすい「公共交通機関が使える場所」がおすすめ
ICLは手術だけでなく、手術前の検査や手術後の定期検診があるため複数回通院すると思われます。ほとんどのクリニックの場合、事前検査から術後の検診で、約8回ほど通院が必要です。
そのため、通院しやすい眼科・クリニックの選択が重要です。できれば移動が楽な公共交通機関が使える場所がおすすめです。
移動が楽以外にも、公共交通機関が使える場所をおすすめする理由があります。検査や手術後は、瞳孔が開いており、見えづらくなっています。当日は車やバイクの運転は控えた方が良いです。交通事故になりかねないため、公共交通機関が使える場所を選んでください。
下記では地域別にICL手術ができるクリニックを紹介します。レーシック手術ができるクリニックも併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
③「アフターフォロー」があるかチェック
眼科・クリニックのアフターフォローもチェックしましょう。アフターフォローとは、手術後に生じた異常を保証してくれるシステムを言います。アフターフォローは、眼科・クリニックによってさまざまです。
アフターフォローの例として、手術後にICLが合わなかったり、異常を感じたりした場合、1年以内であれば再手術は無料などがあります。費用が高くてもアフターフォローがしっかりしている場合もあるので、価格だけを見るのではなく、手術後の対応も必ずチェックしましょう。
④「治療費用」で選ぶ
ICLは、自由診療で健康保険適用外です。治療費は、眼科・クリニックが個々で定めているため値段にバラつきがあります。高価な治療なので必ずチェックし、自分の経済状況にあった眼科・クリニックを選んでください。
また、非常に高価な治療ですが、クリニックによっては分割払いができるプランもあります。月々1万円以下の分割払いで始められるクリックもあるので、まとまった金額が用意できない方はチェックしてください。
⑤ライセンスと症例数を確認!
ICLが執刀できる医師のライセンスはランクがあります。ランクは「認定医」、「インストラクター」、「エキスパートインストラクター」の3つ。エキスパートインストラクターが最も高いランクで知識・経験が豊富です。
また、症例数も見るとよりいいですね。ICLは比較的新しい技術なので、ノウハウが蓄積されている病院は貴重です。「失敗した」「やめた方がいい」と後悔しないためにも、症例数が多いクリニック・眼科を選びましょう。
【ICL手術の流れ】検査〜手術までの3ステップ
ICLは、どのような流れで治療を行うのか解説します。基本的には手術前検査を行った後、手術を行います。手術後のメンテナンスは不要ですが、検診は必要です。3ステップで詳しく解説します。
ステップ1:手術までの流れ
手術までの流れは「①診察の予約」→「②適性検査の実施」→「③ドクターによる診察」の3つです。診察の予約は基本的に他の病院と変わりません。眼科・クリニックへ予約を行なってください。適性検査は複数回行うこともあります。
ドクターによる診察が終われば、オーダーメイドで個々にあったレンズを発注してくれます。レンズが届いた後、手術の3日前から抗菌剤と消炎剤の点眼を行うのが一般的です。
ステップ2:手術
ICLの手術は基本的に日帰りです。当日はまず再度検査を行い、問題なければ手術を開始。手術時間は両目で約30分程度です。手術後は瞳孔が開いているので、すぐには目が見えません。手術後、数時間ほど院内で休むのが一般的です。
手術自体は短いですが、全てを合わせると数時間~半日以上かかると考えてください。基本的に日帰りですが、入院設備が整った眼科・クリニックは入院ができる可能性も高いです。入院できるかどうかは、医師と相談してください。
ステップ3:手術後
手術後は院内で休憩して、視力を安定させ、問題が無ければ帰宅できます。その後、レンズに対してメンテナンスは不要ですが、術後定期検診が必要です。術後定期検診は、翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後が一般的です。
1年後以降も年1回以上の定期検診をすすめられます。手術後も何度も通院を行うので、ICL手術を行う場合は、当日以降の予定もチェックしておきましょう。
【Q&A】ICL手術でよくある質問5つ
ICL手術でよくある質問にお答えします。疑問点をなくし、ご自身にあったクリニック探しに役立ててください。
Q1:ICL手術後は近くが見えないって本当?
ICL手術を受けると「近くが見えない」とよく聞きますが、実際のところICL手術を受けた大半の方が「一時的に近くが見えにくい」と答えています。
まず事前検査の際、ICL手術を受けられるかを知るために10種類ほどの検査を行います。その過程で、「眼底検査」という瞳孔を開かせる特殊な目薬をするため、検査後にまぶしく見え手元や近くが見えにくくなるのです。
手術後は薬剤の影響で霞(かすみ)を感じる場合もありますが、一般的に数日から1週間程度で視力は安定します。
Q2:老眼になったらどうなるの?
ICLはレンズの摘出・交換により度数の変換ができ、レンズを外して元に戻せます。そのため年齢を重ね、老眼により目のピントが合わせづらくなった方は再手術可能です。
Q3:ICLは何年持つ?
ICLは術後何年経っても治療直後と同じ視力が維持されます。レンズは交換する必要がないので、長期にわたって視力を維持できます。
さらに、眼内のレンズを交換したり取り出すことで、視力の調整や元の状態に戻すこともできます。
Q4:40代でも治療できる?ICL手術できない人は?
ICL治療は18歳から原則45歳まで治療が受けらます。しかし、18歳以上でも高齢な方や持病を持っている方、レンズをいれるスペースが狭い方は受けられないこともあります。下記に適応条件をまとめたので確認してください。
- 年齢は18歳から原則45歳まで(老眼治療には不向き)
- 中等度以上(-3D~-18D)の近視および近視性の乱視
- 過去1年の近視の度数が安定し、変動が0.5D以内
Q5:ICLのプランでよく出る単位「D」ってなに?
ICLのプランを見ると数字の横に「D」と記されているのを疑問に思う方も多いです。「D」は、近視やレンズの度数を表す単位で、正しくは「ディオプトリー」と読みます。ディオプトリーは、レンズの焦点距離の逆数で、D値の大きいレンズ(度数の強いレンズ)ほど焦点の距離が近いのです。
自分の近視度数を調べるのは簡単で、「1÷遠点m=〇D」の計算でおおよのディオプトリー単位がわかります。例えば本を読んでいるときに本から50cm程度の距離まではぼやけずに見える場合、遠点は50cmとなり「1÷0.5=2D」です。
Q6:ICLは「おすすめしない」 「やめた方がいい」と言われる理由は?
ICLは、視力を回復させるために目の中に小さなレンズを入れます。そのため、クリニックも丁寧にカウンセリングを重ねてから手術を行います。しかし、慎重に準備をしても100%安全とは言えません。これがレーシックは「おすすめしない」「やめた方がいい」と一部で言われる原因の1つです。
主に考えられるリスクが合併症と後遺症です。合併症と後遺症になる可能性は多くありませんが、ゼロにはなりません。失敗した、と後悔しないためには、契約前に保証内容や定期検診の詳細を確認することが重要です。
Q7:ICL難民とは?
ICL難民とは、思ったような手術結果にならず、術後の十分なアフターケアなどもなく医療機関に見放されてしまうといった患者さんを指します。
現在、ICL難民の方はいないようですが、病院やクリニックを安い料金だけで選んでしまったり、医師からの十分な説明やコミュニケーションなどをしっかりと受けないとICL難民になる恐れがあります。
病院やクリニックを選ぶ際は、口コミや評判はもちろん実績などもしっかりと確認してから選びましょう。
まずは近くのクリニックの説明会に参加しよう!
今回の記事で紹介した「品川近視クリニック」は、遠方から検査・治療を受けに来る患者の交通費を、上限1万円(片眼は最大5千円)まで補助しています。交通費補助制度の適用条件をまとめたので、対象地域にお住まいの方はぜひ利用してみてください。
事前検査も無料なので、手術が適応されるかどうか無料で検査できます。
▼対象地域 |
青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・茨城・栃木・群馬 新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・静岡・滋賀・和歌山 鳥取・島根・岡山・広島・徳島・香川・愛媛・高知・長崎 宮崎・鹿児島・沖縄・海外、離島も対象 |
▼適用手術 |
ICL Lext(レクスト) |
▼必要書類 |
・現住所が確認できるもの ・交通費の領収書(公共の交通機関に限る) |
※上記以外にも、交通費補助制度適用治療あり。詳しくは「品川近視クリニック」にお問い合わせください。
ICLは経済的な新しい近視治療!
この記事では、ICLが受けられる眼科・クリニックについて解説しました。「失敗した」と後悔しないためにも、ICL治療をする場合、病院選びが重要です。ぜひこの記事を参考に自分にあった病院を探してください。
おすすめで紹介した「品川近視クリニック」は、日本で数少ないICL指導医が在籍しているクリニックです。相談は無料なので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年12月24日)やレビューをもとに作成しております。
【10年の実績を持つ近視クリニック!症例130万以上*・患者満足度98.6%】
品川近視クリニックはICL治療を開始して10年の歴史を持つクリニックです。手術はICL認定医が担当。さらに保証期間は3年と安心して手術が受けられるように配慮されています。実績が豊富で、実際に手術をした方の満足度も非常に高いクリニックです。
【遠方なら交通費を支給】
品川近視クリニックでは、遠方にお住まいの方でも治療を受けられるように交通費補助制度を設けています。一定の対象条件を満たした方に、最大1万円まで交通費を負担。山梨県・茨城県にお住まいの方も対象です。
【3分で簡単!無料検査予約・カウンセリング受付中】
「ICLについて、もっと詳しく知りたい」そんなときは無料カウンセリングに申し込みましょう。自分が手術を受けられるのかに加え、ICL手術についてドクターから詳しい説明を聞けます。検査予約はたった3分で完了するので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
*2004/10/1~2021/12/31 ICL以外の全施術含む
近視度数-5D未満:46万円(税込)
近視度数-5D以上:53.7万
※自由診療のため保険適用外