【2024年最新版】北海道札幌周辺でICL手術ができる眼科クリニック9院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

【2024年最新版】北海道札幌周辺でICL手術ができる眼科クリニック9院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

「札幌でICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられるおすすめの医院が知りたい」


そんな方に向け、この記事では北海道札幌周辺でICL手術ができる眼科クリニックを9院紹介!ICL手術で失敗しないための医院の選び方やICLとレーシックの違い、ICLにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ICL手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方【札幌編】

まず最初に、ICL手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方について解説します。「どこの医院でICL手術を受けたらいいのか分からない」という方は、以下の3つのポイントを参考にクリニック選びをしてみてください。

「ICLエキスパートインストラクター」や「ICLインストラクター」が在籍している医院を選ぶ

レーシックが一般に普及したばかりの当初では、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた一部の眼科医や当時の形骸化したライセンス制度が原因で、感染性角膜炎の集団発生や過矯正による健康被害などが相次いで発生しニュースでも報道されました。こういった過去の悪い先例を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっています。ICLの認定医は三段階に分かれていて、「認定医」→「インストラクター」→「エキスパートインストラクター」の順で資格保有者が少ないです。最も資格保有者数が少ない「ICLエキスパートインストラクター」は、国内で12名のみ(当サイト調べ)が認定されています。こういった専門資格によって公的に高い技術力が証明されている医師が在籍するクリニックを選ぶと、安心して施術を任せられるでしょう。

▼全国のICLエキスパートインストラクターが在籍する医院

クリニック名 所在地 有資格者
アイクリニック東京 東京都 北澤世志博 院長
ふくおか眼科クリニック中野 福岡佐知子 院長
山王病院アイセンター 清水公也 院長
南青山アイクリニック東京 三木 恵美子 副院長
めじろ安田眼科 安田 明弘 院長
代官山アイクリニック 五十嵐章史 院長
宮田眼科 東京 神谷和孝 医師
先進会眼科 名古屋 愛知県 市川一夫 医師
中京眼科
名古屋アイクリニック 中村友昭 院長
小島隆司 医師
フジモト眼科 大阪府 藤本可芳子 院長
眼科古賀クリニック 熊本県 北澤世志博 院長

 ※ 札幌周辺にICLエキスパートインストラクターが在籍する医院はありません。

術後のアフターケアが手厚い医院を選ぶ

どこの眼科クリニックでICL手術をするか決めるうえでは、術後のアフターケアの内容をチェックすることも重要です。なぜなら、術後にレンズのサイズや度数が合わず再手術が必要となるケースが実際にあるからです。また、アフターケアの内容や期間は眼科クリニックによってさまざまで、手術にかかる費用のみでクリニックを決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちのクリニックの方がお得だった」なんてこともあるかもしれません

 

▼各医院のアフターケアの内容の一例

クリニック名 手術費用とアフターケアの内容
品川近視クリニック 札幌院
(札幌市中央区)

手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3年間
再手術の無料期間:3年間

札幌かとう眼科
(札幌市東区)

手術代:660,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間

札幌せきや眼科
(札幌市西区)

手術代:700,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

大橋眼科
(札幌市白石区)

手術代:666,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

江口眼科病院
(函館市)

手術代:660,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:手術日から150日以内、150日以降は50%負担

いずみ眼科
(旭川市)

手術代:660,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:3年間

川口クリニック
(江別市)

手術代:600,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

江別こばやし眼科
(江別市)

手術代:660,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

遠軽やまぐち眼科クリニック
(遠軽町)

手術代:660,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:ー

 ※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記。
 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

 

例えば、この記事が紹介している医院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 札幌院」となるわけです

症例数の多いクリニックを選ぶ

ICL手術を受ける上で、クリニックの実績(=症例数)を確認するのはとても大切です。クリニックによっては、ホームページで症例数を公表している医院もあるため、チェックしておきましょう。また、クリニック自体の実績のほかに、執刀医の経歴なども見ておくとなお安心です

 

▼各医院が公表している症例数

クリニック名 公表している症例実績
品川近視クリニック 札幌院
(札幌市中央区)
4,137
(2019年6月〜2023年11月)
札幌かとう眼科
(札幌市東区)
札幌せきや眼科
(札幌市西区)
大橋眼科
(札幌市白石区)
江口眼科病院
(函館市)
いずみ眼科
(旭川市)
川口クリニック
(江別市)
江別こばやし眼科
(江別市)
遠軽やまぐち眼科クリニック
(遠軽町)

 ※ 公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

札幌周辺でICLが受けられる眼科クリニック9院

ここでは、札幌周辺でICL手術ができる眼科クリニックを9院紹介します。「どんな視力矯正の方法が自分に合うのか分からない」「そもそも自分はICL手術ができる目なのかわからない」という方は、気になったクリニックに一度来院し、ICLの適応検査を受けてみてください。なかには無料で受けられる医院も紹介しています。

品川近視クリニック 札幌院(札幌市中央区)

品川近視クリニック 札幌院のおすすめポイント
術後検診代3年間無料、再手術代3年間無料
症例実績4,137件

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

460,000

ICL(乱視あり)

560,000

 

▼診療時間

 
10:00~20:00

 

▼アクセス

住所

北海道札幌市中央区北三条西2-1 NC北専北三条ビル3F

最寄り駅

JR 札幌駅南口より徒歩5分

問合せ先

0120-412-049

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

▼品川近視クリニック 札幌院の特徴

 

日本最大級の屈折矯正専門クリニックの札幌支所

品川近視クリニック 札幌院は、札幌駅徒歩5分にある、ICL症例実績3,895件の屈折矯正専門クリニックです。また、全国5院を展開する品川近視クリニック全体の累計ICL症例数は66,434件にのぼり、2019年から2022年の間で、ICL国内最多症例数をアメリカのICLレンズメーカー STAAR Surgical社より4年連続の表彰を受けています。(2024年1月時点)

 

術後3年間の長期保障付き

品川近視クリニックは術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後3年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で過矯正・低視力矯正と診断されたり、レンズのサイズが合っていないと診断された場合は、3年間の保障期間内であれば再手術代は無料になります。また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。

 

遠方から来院する人に最大10,000円の交通費を支給!

品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。

 

▼品川近視クリニック 札幌院の先生はこんな人

 

院長の山本享宏先生は、1989年から34年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。筑波学園病院の医長、つくばセントラル病院の眼科部長、南青山クリニックを経て、2008年に品川近視クリニックに入所し、2021年から札幌院の院長を務めています。

札幌かとう眼科(札幌市東区)

札幌かとう眼科のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料、再手術代1年間無料

 

▼札幌かとう眼科の特徴

 

札幌かとう眼科は、ICL手術、多焦点眼内レンズ、視力矯正の専門クリニック「先進会眼科」と提携しています。

先進会眼科は、2021年8月31日には眼内コンタクトレンズのICLを供給するスターサージカル社より、多くの人々に裸眼の生活を提供したため、アワードを受賞しています。より多くの患者のために常に技術力の向上に努めているクリニックです。

先進会眼科の公式サイトから札幌かとう眼科の24時間WEB予約、またLINEからの予約を受け付けているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~11:00
14:30~17:00

 

▼アクセス

住所

北海道札幌市東区北31条東16-1-22

最寄り駅

地下鉄東豊線 新道東駅より徒歩5分

問合せ先

011-780-2111

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

札幌せきや眼科(札幌市西区)

▼札幌せきや眼科の特徴

 

札幌市営地下鉄東西線「発寒南駅」徒歩5分にある札幌せきや眼科はの医院長は、2019年間北海道および東北においてICL手術件数がとても多い執刀医として表彰された関谷医師です。ネット予約が可能なので、待ち時間を短縮できます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

700,000

ICL(乱視あり)

800,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
13:30~17:00

 

▼アクセス

住所

北海道札幌市西区西町北8丁目1-8

最寄り駅

地下鉄東西線 発寒南駅より徒歩5分
西町北7丁目バス停留所より徒歩1分

問合せ先

011-699-5040

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

※ 臨時で休診になる場合あり

大橋眼科(札幌市白石区)

▼大橋眼科の特徴

 

JR白石駅徒歩15分にある大橋眼科は平成30年にICL認定医を取得した大橋医院長がICL手術を執刀しています。車いす対応の送迎車も完備しているため、交通手段がネックとなっている方でも気軽に通えるのも魅力です。

また患者さんの緊張を少しでも和らげるため、クリニックの施設と環境を整えているのも特徴です。マッサージ機などを備え、車いすでも通れる広い廊下レイアウトにも気を配っています。どんな人にとっても通いやすいよう配慮したクリニックす。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

666,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:30~18:00

 

▼アクセス

住所

北海道札幌市白石区本通6丁目北1-1

最寄り駅

JR 白石駅より徒歩15分
地下鉄東西線 南郷7丁目駅より徒歩15分

問合せ先

011-864-4656

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

江口眼科病院(函館市)

江口眼科病院のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料、手術日から150日以内再手術代無料

 

▼江口眼科病院の特徴

 

江口眼科病院は、長年地域に密着した医療の提供を目指しており、交通の悪い地域への無料送迎バスの運行をおこなっています。ICLの適応検査は、予約なしで一般外来にて診察可能です。

また、手術後も医師によりICLの入れ替え手術が必要だと判断した場合は、初回の手術日から150日以内であれば再手術費用はかかりません。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
8:00~16:30

※ ▲...8:00〜12:00

 

▼アクセス

住所

北海道函館市末広町7-13  

最寄り駅

函館市電 十字街駅より徒歩1分

問合せ先

0138-23-2272

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

いずみ眼科(旭川市)

いずみ眼科のおすすめポイント
術後検診代1年間無料、再手術代3年間無料

 

▼いずみ眼科の特徴

 

子供からお年寄りまで気持ちよく診療が受けられるように配慮しているいずみ眼科は、バリアフリーな院内や子どもがリラックスして待てるようキッズコーナーも完備しているクリニックで。

ICLの手術は術後3年以内の取り出しや入れ替えは無料、またICLを検討中の方に向けて無料説明会を定期的に行っています。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
8:30~12:00
13:30~18:00

 

▼アクセス

住所

北海道旭川市末広1条1丁目3-1

最寄り駅

春光小学校前バス停留所より徒歩1分
花咲町7丁目旭川医療センター前バス停留所より徒歩8分

問合せ先

0166-51-2111

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

川口クリニック(江別市)

▼川口クリニックの特徴

 

川口クリニックは保険診療はもちろん自費治療のバリエーションが豊富です。屈折治療外来はICL以外ではオルソケラトロジーや老視治療などにも対応しています。自費治療の中でも特徴的なのが「サプリメント外来」で海外サプリメント購入も可能です。

メールのドクターカウンセリングは無料で、ICL以外でも気になる治療があった際は気軽に相談ができます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

600,000

ICL(乱視あり)

700,000

 

▼診療時間

 
9:30~12:30
14:00~18:00

※ ▲...9:00~11:30、13:00~15:00

 

▼アクセス

住所

北海道江別市野幌東町54-11

最寄り駅

JR 野幌駅南口より徒歩7分
(ビッグハウス向かい)

問合せ先

011-391-5678

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

江別こばやし眼科(江別市)

▼江別こばやし眼科の特徴

 

大きな窓が印象的で開放的な「江別こばやし眼科」はバリアフリーにも配慮されており、どの患者も快適に過ごせるよう細やかな配慮がされています。支払いはクレジットカード決済に加えて、電子マネーおよびQRコード決済も可能です。

 

▼料金表

コース 料金

ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:00~18:00

※ ▲...14:00~17:00

 

▼アクセス

住所

北海道江別市元町27-3

最寄り駅

2番通4丁目バス停留所より徒歩すぐ

問合せ先

011-380-1010

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

遠軽やまぐち眼科クリニック(遠軽町)

目に関するさまざまな治療に対応

遠軽やまぐち眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代1年間無料

 

▼遠軽やまぐち眼科クリニックの特徴

 

気軽に頼れる目のかかりつけ医院として、目に関するさまざまな治療に対応している「遠軽やまぐち眼科クリニック」は、広々とした綺麗な院内で手術室も完備、火曜と水曜の午後には日帰りでの手術も可能です。

JR石北本線遠軽駅から徒歩6分、駐車場20台以上完備なので、遠方からの方のアクセスも便利です。ICL手術を受けた際、術後の1年目までの定期健診は手術代に含まれます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:30~17:30

 

▼アクセス

住所

北海道紋別郡遠軽町大通南2丁目2-16

最寄り駅

JR石北本線 遠軽駅より徒歩6分

問合せ先

0158-42-5000

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

ICL(眼内コンタクトレンズ)って何?

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、目の中に直接小さなレンズを移植する視力矯正方法ですICLは2010年に厚生労働省の認可を受け、ここ数年で認知されはじめました。同様の屈折矯正手術にレーシックもありますが、近年は手術件数が減少傾向にあり、ICLの手術件数が増加傾向にあります。屈折矯正手術の国内シェアは、現在でもレーシックが大半を占めており、ICLのシェアは3割程度と推定されています。

ICLとレーシックの違いは?

レーシックは医療用レーザーで角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法に対し、ICLはメスを使用し角膜の表面に数mm程度の穴を開け、そこからレンズを挿入し視力を上げる矯正方法です。ICLの大きな特徴の一つとして、「レンズを取り外してしまえば、いつでも手術前の状態に戻せる」ことが挙げられます。この他にも、レーシックとICLはさまざまな点が異なるため、ここでは、レーシックとICLのどちらにしようか迷っている方のためにそれぞれの違いについて詳しく解説します。「どちらの方が優れている」というわけではなく、それぞれ自分に合った視力矯正方法を選択するとよいでしょう。

レーシックは眼科専門医なら誰でも施術できるが、ICLは「ICL認定医」しか施術できない

レーシック手術は、眼科専門医であれば特別な資格を必要とせず施術を行うことができますが、ICL手術は眼科専門医であると同時に、「ICL認定医」という資格を持っている医師しか施術することができません。厚生労働省の「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、日本全国の眼科医は13,639人とされ、そのうち「ICL認定医」の数は明確なデータはありませんが2021年時点では250名前後と言われています。

 

つまり、日本全国の眼科医のうち、ICL手術を実施できる医師はわずか1.8%になります。なぜ、ICL手術に関してここまで厳格な認定医制度が設けられたかというと、過去に起きたレーシック手術による集団感染事件が影響しています。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」と言われています。こういったレーシックで起きた悪い過去を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっているのです。

 

参照:医療問題弁護団 銀座眼科レーシック集団感染事件

レーシックは軽度〜中程度の近視が対象で、ICLは強度近視が対象

レーシックとICLは、矯正できる度数の対象が違います日本眼科学会が作成する「屈折矯正手術のガイドライン」によれば、レーシック手術が対象とする矯正量の限度は原則6Dとなっています。しかし、近視矯正の場合のみ、患者への十分な説明と納得があるかつ、手術を実施するのに十分な角膜厚があれば-10Dまで実施が可能です。一方、ICLが対象とするのは6D以上の近視で、-3D以上-6D未満の中等度近視と-15D以上の最強度近視には「慎重に対応する」と書かれています。

 

つまり、基本的にはレーシックは軽度〜中程度近視を対象とし、ICLは強度近視を対象としているため、対象となる矯正量が違うのです。

 

▼近視の一般的な分類

  • 軽度近視(近視度数:−0.5D〜−3D)
  • 中等度近視(近視度数:−3.25D〜−6D)
  • 強度近視(近視度数:−6.25D〜−10D)
  • 最強度近視(近視度数:−10.25D以上)

レーシックは術後に「近視の戻り」が起こるが、ICLには起こらない

レーシック手術をした後に、時間の経過とともに近視の状態に戻ってしまうことを「近視の戻り」と言います。「近視の戻り」が起きてしまう原因はいくつかありますが、その一つにレーシックで削った角膜が時間と共に治癒が進み、手術前の状態に戻ってしまうことが挙げられます。また、手術によって強度が低下した角膜に眼圧がかかることによって、押し出された角膜のカーブが強くなり近視の状態に戻ってしまうことも挙げられます。

 

一方、ICLは角膜を削らないため、こういった「近視の戻り」が起きることはありません。しかし、眼鏡やコンタクトレンズと同様に、年齢を重ねるにつれて老眼の症状がみられ、目の悪さに対してレンズの度数が合わなくなってくることはあります。

 

▼札幌でレーシックが受けられるクリニックはこちら

【よくある誤解】ICLは総称ではなく、後房型フェイキックIOLで使用されるレンズのうちの1種

眼内レンズは、「IOL(正式名称:Intra Ocular Lens)」とも呼ばれ、「有晶体眼内レンズ」と「無晶体眼内レンズ」の2種類に大別されます。元々は、「無晶体眼内レンズ」という、白内障手術などによって水晶体を失った目に対して水晶体の代わりに移植するレンズの1種類しかありませんでしたが、のちにその技術を利用し、近視矯正を目的とした水晶体を摘出せずに眼内にレンズを移植する「有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL)」が誕生しました。フェイキックIOLにも2種類があり、角膜と虹彩の間にレンズを移植する「前房型フェイキックIOL」と、虹彩と水晶体の間にレンズを移植する「後房型フェイキックIOL」があります。ICLと呼ばれるレンズは、この「後房型フェイキックIOL」で使用されるレンズの名称です

 

多くの方が誤解しているのが、ICLとは眼内レンズの総称を指す言葉ではなく、あくまで「後房型フェイキックIOL」の手術で使用されるレンズのうち、アメリカのレンズメーカー(Staar Surgical社)によって開発されたレンズを指す言葉なのです。また、現在主流となっているICLは、レンズによって眼内の水(房水)の流れを妨げないようにレンズの中心に穴が開けられているため「ホールICL」と呼ばれることもあります。

ICLの費用っていくらかかるの?

ICL手術の費用は、医院によってさまざまですが札幌市内の相場としては450,000円~800,000円程度です。200,000円〜300,000円程度で可能なレーシックと比べるとかなり高額ですが、ICLの費用が高額になる理由の一つに、レンズ代が挙げられます。ICLのレンズは、手術前に行う適応検査の結果をもとに適切な度数やサイズのレンズをオーダーメイドで作成するため高額になるのです。以下では、ICL手術にかかる費用を気にしている方に向けて詳しく解説します。

ICLは自由診療のため保険適用されない

ICL手術は基本的に自由診療となり保険適用外のため、手術前後の検査料や受診料も含めすべての費用は自己負担になります。保険適用外で450,000円〜800,000円の負担となると、一見非常に割高にも思えるICLですが、多くのクリニックは術後の定期検診代が手術費用に含まれていることが多いです。なので、クリニックを選ぶ際は、術後どれくらいの期間までの検診代が手術費用に含まれているのかを確認してもいいかもしれません。

 

また、ICL手術にかかった費用に対しては、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。医療費控除とは、本人または家族が、その年に支払った医療費が100,000円を超える場合は医療控除の対象になるといった制度です

長期的に見るとICLは経済的

前述した通り、ICL手術にかかる費用は450,000~800,000円と決して安い金額ではありません。しかし、一度手術をしてしまえば10年、20年とコンタクトレンズの定期購入にかかり続ける費用と比べるとICLは経済的ともいえます。仮にワンデーのコンタクトレンズを1日あたり150円程度の費用がかかるとします。2週間レンズなら1日あたり50円程度と1ヶ月あたり1,000円程度のケア用品がかかるとします。30年後までにかかる費用を計算すると、なんとワンデーコンタクトレンズなら162万円、2週間レンズなら90万円にも上る計算になります

 

こういったことから、コンタクトレンズよりICLの方が長期的に考えると経済的な視力矯正方法といえます。しかし、かかる費用だけで視力矯正方法を決めるべきではありません。最後は自分に一番あった矯正方法を利用しましょう。

ICL手術のリスク

レーシックは特別な資格は必要ありませんが、ICL手術は認定医しか行えません。日本では2010年に厚生労働省の承認を受けたので、まだICL認定医自体の数が少ないのが現状です。そのため、手術後に後悔しないためにも、ここではICLの手術において考えられるリスクについて詳しく解説します。

ハローグレア現象により術後しばらくは視界がぼやけるかも

ハローグレアとは、夜間の外灯などを見たときに光を眩しく感じたり、光の周りがぼやけるように見える症状です。眼内レンズはハローグレアが起こりにくい構造となっていますが、手術直後はまだレンズが安定しておらず、多少視界がにじむように感じます。

 

その場合も1週間前後で安定した見え方になる場合がほとんどです。

過矯正、低矯正などレンズが合わなかったら再手術をしてもらおう

ICL手術を行う前には精密な検査を行って自分に合ったレンズを決めますが、まれに入れたレンズが合わなくて見えにくいということが起こり得ます。事前の検査が適切にできていれば防げるトラブルなので、病院選びが大切です。

 

また、万一そのようなトラブルが起こってしまった場合でもICLで用いる眼内コンタクトレンズは取り出し可能なので、再手術ができます。トラブルの際に無料で再手術してもらえるところもあるため、そういったアフターケアが充実した病院を選んでください。

感染症防止のため、術後の定期検診は必ず

ICL手術で感染症が発症した症例は多くはありませんが、手術に一般的にみられる合併症や注意点として感染症が発生する可能性は0ではありません。衛生管理のレベルが高い病院や、トラブル時のアフターケアが充実している病院を選びましょう。

 

ICL手術は、ほんの数ミリとはいえ目を切開する手術です。感染症のリスクは少なくまれといわれていますが、手術は空気清浄度が確保されたクリーンルームで行われているかホームページに明記している眼科クリニックで施術を受けるのが望ましいです。

 

また、感染症を徹底的に予防するためには手術を受けた患者自身の対策も必要です。定期健診にきちんと行き手術後の注意事項を厳守し、処方された薬を確実に飲み切るなど病院の指示に従うことでリスクを防ぐことが可能です。

ICL手術の流れ

ICLの手術に至るまでの主な流れです。


1.適応検査
はじめに適応検査を行い、ICL(眼内コンタクトレンズ)が行えるかどうかを判断します。


2.術前検査
ICLの度数や大きさを決定する検査を行い、術前検査終了後にオーダーメイドでレンズを注文します。これは、届くまでに3~8週間程度かかるので把握しておきましょう。
手術日が決定したら、コンタクトレンズの装着が禁止されます。ハードコンタクトで3週間前から、ソフトコンタクトで2週間前から着用は禁止です。

 

3.手術
手術に要する時間は30分程度です。術後はしばらく安静にし、診察を受けた後に帰宅します。入院はしません。手術直後でも視力はかなりよくなるので、直ぐに裸眼での生活が可能です。早い方で翌日から、遅くとも1週間程度で良好な視力を得られます。

 

4.術後ケア
どの医院でも術後は定期健診があります。翌日検診のあとは(3日後)、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後を目途に検診を受けるケースがほとんどです。


以上が大まかな流れですが、医院によっては検査の回数が異なる場合もあります。手術自体は30分程度で済みますが、術後検診が必要なため、数回の通院を想定して医院を選択しましょう。

▼施術の流れ

ICLに関するよくある質問

ICLに関するよくある質問をまとめました。ICLを検討している人はぜひ参考にしてください。ただし、心配なことは自己判断せず、クリニックに詳細を確認するのをおすすめします。

ICLを受けられない人ってどんな人?

角膜の厚さに関わらず手術を受けられるのがICLの特徴ですが、手術を受けるための条件はいくつかあります

 

  • 年齢が21歳~45歳まで
  • 中等度(-3D)以上の近視もしくは乱視
  • 過去1年の近視度数が安定して-0.5D以内
  • 重篤な全身疾患(糖尿病など)がない
  • 目の病気(緑内障、白内障など)がない
  • コラーゲンに対する過敏症がない

 

年齢に関しては40歳を過ぎると白内障にかかるリスクが上がり、ICLを受けたとしてもすぐに白内障の手術としてレンズを外さなければならなく可能性が高いため年齢制限を設けています。目の状態によって柔軟に対応してもらえる場合もありますので、病院に相談してみてください。また、上で紹介した条件はあくまで参考です。最終的にICL手術可能かどうかは、病院ごとに行われる術前検査の結果で判断されます。

ICLの10年後、20年後のリスクは?

近年主流となっているホールICLの登場により、白内障などの合併症のリスクは少なくなりました。

 

過去にはICLを受けた方の中に、白内障や緑内障(眼圧の上昇)が起こるリスクがありました。ICLを受けた方が白内障を起こす原因は、ICLで使用するレンズが眼内の水(房水)の流れを妨げ、水晶体の混濁を起こしてしまうためでした。しかし近年ではこの合併症のリスクも少なくなりました。眼内レンズにごく小さな穴を開けた「ホールICL」が開発され、房水の流れを確保するとより水晶体の混濁を抑えられるようになったためです。

 

とはいえ、リスクが低くても0ではないことを理解し、検討の際には必ずリスクも念頭に置いておくことが大切です。

ICL手術を受けた数年後に、もし視力が低下したら?

保証期間内の初回であれば、無料で再手術をおこなってくれる眼科クリニックもあります。

 

保証期間は1〜3年間で定められている眼科クリニックが多いです。期間内なら何度でも相談、検診ができる場合もありますので、不安を感じたら早めに通院しましょう。

ICLの手術時間はどれくらい?

ICL手術にかかる時間は、クリニックによって変わりますが、両目で約20分程度が目安です。

 

実際の手術時間は短いのですが、術後は回復のため2時間程度別部屋で安静にします。トータルしてみると、来院からの所要時間は約3時間程度が見込まれますが、入院の必要はありません。保護用のサングラスをつけて帰宅する流れとなります。

ICLの手術まではどれくらいの期間がかかる?

レンズの在庫によっては3週間〜3ヶ月ほどかかることがあります。

 

適応検査、最終検査を経て、使用するレンズの度数が決まります。アメリカやヨーロッパで製造されているレンズがほとんどなので、在庫状況により取り寄せになった場合は待つ期間が長くなってしまうでしょう。

また、普段装着しているのがハードコンタクトレンズの場合は4週間以上、ソフトコンタクトレンズの場合は3日以上、使用を中止する必要があるので、手術を受けることを決めてもすぐに手術を受けられるわけではありません。

ICL手術は40代以上でも受けられるの?

老眼でなければ40代以上でもICL手術を受けることはできます。

 

日本眼科学会の屈折矯正手術ガイドラインでは、ICL手術は18歳以上で、老眼年齢までなら基本的には受けられるとされています。老眼がでてきた際の老眼鏡は必須なので、老眼がまだ出ていない45歳くらいまでに手術を受けた方がいいです。また、目に持病を持っていたり、眼にICLのレンズを入れるスペースが狭かったりすると、施術を受けられない場合があります。まずは事前検査でICL治療に適応するか調べるのが大切です。

ICLの手術中や術後は痛みを感じるの?

ICLの手術中や術後に痛みを感じることはほとんどないとされています。

 

ICL手術は点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行ったうえで手術をするため、痛みは大きく軽減されています。口コミでも痛みを感じた方はほとんどいませんでした。しかし、目を大きく開いた状態で施術を行うので、少し眼球が押される感覚はあります。途中で痛みを感じたら麻酔を追加できる場合もあるので、すぐにドクターに相談してください。手術後に麻酔がきれると軽い痛みや異物感を感じる方もいますが、時間とともに軽減します。

ICLは老眼も治療できるの?

老眼の根本的な治療はできません。

 

ICLはレンズを挿入して近視や遠視、乱視を矯正する手術なので、老眼そのものは治療できません。しかし、老眼に対応した「遠近両用眼内コンタクトレンズ」やいくつかの箇所にピントを合わせられる「多焦点レンズ」はあります。気になる方は、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

 

▼札幌で老眼治療が受けられるクリニックはこちら

ICL手術の効果はいつ頃から期待できる?

手術当日は炎症や手術中の薬剤の影響で視界がぼやけて見えますが、一般的には2~3日でクリアな視界になるので心配ありません。夜間や暗い所で光を見た時に輪がかかって見えたりまぶしかったりするハローグレアは多少あります。

 

しかしレーシックよりは程度が軽く術後1か月程度で脳が順応するといわれています。ICL手術後に、視力が元のような眼鏡やコンタクトレンズが必要なく過ごせるのも魅力です。しかし、加齢や老眼などはICLと関係なく進行するので、多少のずれは生じる可能性があります。

ICLの手術後に制限はある?

手術後の主な制限を紹介します。下記あくまで目安です。詳細は病院に直接確認するようにしてください。

 

洗顔、入浴、デスクワーク→翌日からOK

洗髪→3日目からOK

化粧、飲酒、運転→1週間経ったらOK

温泉、サウナ、ジョギング→2週間経ったらOK

ICL手術後にカラーコンタクトはできる?

ICL手術では目の表面状態は変わらないため、カラーコンタクトを入れられます

 

ただし、目の状態が安定する3か月を過ぎ、医師に相談してから装着をしてください。

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