<費用重視>札幌でICL手術ができるおすすめ眼科9院|口コミ・評判を徹底解説

<費用重視>札幌でICL手術ができるおすすめ眼科9院|口コミ・評判を徹底解説

「ICLするならどこがいい?」
「札幌でICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられるおすすめの医院が知りたい」


そんな方に向け、この記事では北海道札幌周辺でICL手術ができるおすすめ眼科病院を9院紹介!ICL手術で失敗しないための医院の選び方やICLとレーシックの違い、ICLにかかる費用、失明のリスクなどについて解説します。また、ICL手術経験者52名の体験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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レーシックとICLの違いを徹底調査!

  レーシック ICL
  記事番号:80952/アイテムID:15820129の画像 記事番号:80952/アイテムID:15820128の画像
特徴 レーザーで角膜の表面を
削り視力を矯正する
角膜に小さな穴を開け
眼内にレンズを入れる
担当医 眼科専門医 ICL専門医
費用 20〜30万円 45〜80万円
適応範囲 軽度〜中度
近視・遠視・乱視の方

強度
近視・遠視・乱視の方


レーシックとICLどちらの手術を受けるかお悩みではありませんか?そんな方に向けてここではレーシックとICLの特徴やメリット、デメリットを解説します。ご自身の状況に合った治療方法を選択してください。

レーシックの特徴は手術費用の安さ

レーシックのメリット・デメリット

 

レーシックは角膜の表面を削ることで視力を矯正する手術です。レーシックの最大の魅力は手術費用が手頃な点です。クリニックによって費用に差はありますが、相場は20〜30万円です。またレーシックの場合、個人差はありますが早い人は手術の翌日には視力が回復する点も魅力の1つです。

ただし、角膜の厚みが薄い方や強度の近視・遠視・乱視の方は視力の後戻りが起こりやすいため手術を受けられません。またレーシックは、角膜を直接削るため治療前の視力に戻すことは不可能です。

ICLの特徴は安全性の高さ

ICLのメリット・デメリット

 

ICLは角膜に小さな穴を開け眼内にレンズを入れることで視力を矯正する手術です。ICLの最大の魅力は安全性がより高い点です。ICLは「ICL認定医」の資格を持つ医師のみが施術できます。また万が一、後遺症や白内障などの目の病気を患った場合でもICLは元の目の状態に戻すことができる点も魅力の1つです。

ただし、レーシックに比べると手術の費用は高額です。また自分の目に合うレンズをオーダーメイドで作成するため、手術を受けるまでに時間がかかるといったデメリットもあります。以上のようなデメリットも踏まえた上でご自身の状況に合った選択してください。

 
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ICL手術で失敗しないための名医の選び方

ICL手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方について解説します。「どこの医院でICL手術を受けたらいいのか分からない」という方は、以下の2つのポイントを参考にクリニック選びをしてみてください。

症例数の多いクリニックを選ぶ

ICL手術を選ぶ際には、症例数などの実績執刀医の経歴を確認することが大切です。多くの実績を持つクリニックでは、幅広い経験を元にした丁寧な対応が期待できます。以下では、全国の主な病院が公表している症例数をまとめました。ぜひクリニック選びの参考にしてください。

テーブルの部分表示
クリニック名 公表している症例実績
先進会眼科 27,000
品川近視クリニック 95,283

もっと見る

Image Resizing

術後のアフターケアが手厚いクリニックを選ぶ

実績のある病院を選ぶだけでは十分とは言えません。手術後に「レンズが合わない」「後遺症が残る」などのトラブルが起きる可能性も考えられます。そのため、アフターケアが充実している病院を選ぶことが重要です。ICL手術の主なアフターケア・保証内容は以下の通りです。

ICL手術の主なアフターケア・保証内容

アフターケアの保証内容や術後検診、再手術の無料期間はクリニックによって大きく異なります。手術費用だけで選ぶと、予期せぬ追加費用が発生する可能性もあります。事前にアフターケアの内容をしっかりと確認しておきましょう。

札幌周辺でICL手術が受けられるおすすめ眼科病院9院

ここでは、札幌周辺でICL手術ができるおすすめ眼科病院を9院紹介します。「どんな視力矯正の方法が自分に合うのか分からない」「そもそも自分はICL手術ができる目なのかわからない」という方は、気になったクリニックに一度来院し、ICLの適応検査を受けてみてください。なかには無料で受けられる医院も紹介しています。

品川近視クリニック 札幌院(北海道札幌市)

品川近視クリニックのおすすめポイント
術後検診代と再手術代3年間無料
症例数95,283件

 

▼料金表

コース

料金
ICL(乱視なし)

460,000

ICL(乱視あり)

560,000

※症例数の集計期間は2011.07〜2025.01

※症例数は品川近視クリニック全院の合計

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

※自由診療のため保険適用外

品川近視クリニックの特徴

①日本最大級の屈折矯正専門クリニック
品川近視クリニック 札幌院は、札幌駅徒歩5分にある屈折矯正専門クリニックです。また、全国5院を展開する品川近視クリニック全体の累計ICL症例数は95,283件にのぼり、2019年から2022年の間で、ICL国内最多症例数をアメリカのICLレンズメーカー STAAR Surgical社より4年連続の表彰を受けています。(2024年1月時点)


②術後3年間の長期保障付き
品川近視クリニックは術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後3年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で過矯正・低視力矯正と診断されたり、レンズのサイズが合っていないと診断された場合は、3年間の保障期間内であれば再手術代は無料になります。また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。


③遠方の方も安心!最大10,000円の交通費を支給!
品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。

品川近視クリニックの山本享先生

院長の山本享宏先生は、1989年から34年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。筑波学園病院の医長、つくばセントラル病院の眼科部長、南青山クリニックを経て、2008年に品川近視クリニックに入所し、2021年から札幌院の院長を務めています。

札幌かとう眼科(札幌市東区)

札幌かとう眼科のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料、再手術代1年間無料

 

▼札幌かとう眼科の特徴

 

札幌かとう眼科は、ICL手術、多焦点眼内レンズ、視力矯正の専門クリニック「先進会眼科」と提携しています。

先進会眼科は、2021年8月31日には眼内コンタクトレンズのICLを供給するスターサージカル社より、多くの人々に裸眼の生活を提供したため、アワードを受賞しています。より多くの患者のために常に技術力の向上に努めているクリニックです。

先進会眼科の公式サイトから札幌かとう眼科の24時間WEB予約、またLINEからの予約を受け付けているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~11:00
14:30~17:00

 

▼アクセス

住所

北海道札幌市東区北31条東16-1-22

最寄り駅

地下鉄東豊線 新道東駅より徒歩5分

問合せ先

011-780-2111

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

札幌せきや眼科(札幌市西区)

▼札幌せきや眼科の特徴

 

札幌市営地下鉄東西線「発寒南駅」徒歩5分にある札幌せきや眼科はの医院長は、2019年間北海道および東北においてICL手術件数がとても多い執刀医として表彰された関谷医師です。ネット予約が可能なので、待ち時間を短縮できます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

700,000

ICL(乱視あり)

800,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
13:30~17:00

 

▼アクセス

住所

北海道札幌市西区西町北8丁目1-8

最寄り駅

地下鉄東西線 発寒南駅より徒歩5分
西町北7丁目バス停留所より徒歩1分

問合せ先

011-699-5040

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

※ 臨時で休診になる場合あり

大橋眼科(札幌市白石区)

▼大橋眼科の特徴

 

JR白石駅徒歩15分にある大橋眼科は平成30年にICL認定医を取得した大橋医院長がICL手術を執刀しています。車いす対応の送迎車も完備しているため、交通手段がネックとなっている方でも気軽に通えるのも魅力です。

また患者さんの緊張を少しでも和らげるため、クリニックの施設と環境を整えているのも特徴です。マッサージ機などを備え、車いすでも通れる広い廊下レイアウトにも気を配っています。どんな人にとっても通いやすいよう配慮したクリニックす。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

666,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:30~18:00

 

▼アクセス

住所

北海道札幌市白石区本通6丁目北1-1

最寄り駅

JR 白石駅より徒歩15分
地下鉄東西線 南郷7丁目駅より徒歩15分

問合せ先

011-864-4656

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

江口眼科病院(函館市)

江口眼科病院のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料、手術日から150日以内再手術代無料

 

▼江口眼科病院の特徴

 

江口眼科病院は、長年地域に密着した医療の提供を目指しており、交通の悪い地域への無料送迎バスの運行をおこなっています。ICLの適応検査は、予約なしで一般外来にて診察可能です。

また、手術後も医師によりICLの入れ替え手術が必要だと判断した場合は、初回の手術日から150日以内であれば再手術費用はかかりません。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
8:00~16:30

※ ▲...8:00〜12:00

 

▼アクセス

住所

北海道函館市末広町7-13  

最寄り駅

函館市電 十字街駅より徒歩1分

問合せ先

0138-23-2272

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

いずみ眼科(旭川市)

いずみ眼科のおすすめポイント
術後検診代1年間無料、再手術代3年間無料

 

▼いずみ眼科の特徴

 

子供からお年寄りまで気持ちよく診療が受けられるように配慮しているいずみ眼科は、バリアフリーな院内や子どもがリラックスして待てるようキッズコーナーも完備しているクリニックで。

ICLの手術は術後3年以内の取り出しや入れ替えは無料、またICLを検討中の方に向けて無料説明会を定期的に行っています。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
8:30~12:00
13:30~18:00

 

▼アクセス

住所

北海道旭川市末広1条1丁目3-1

最寄り駅

春光小学校前バス停留所より徒歩1分
花咲町7丁目旭川医療センター前バス停留所より徒歩8分

問合せ先

0166-51-2111

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

川口クリニック(江別市)

▼川口クリニックの特徴

 

川口クリニックは保険診療はもちろん自費治療のバリエーションが豊富です。屈折治療外来はICL以外ではオルソケラトロジーや老視治療などにも対応しています。自費治療の中でも特徴的なのが「サプリメント外来」で海外サプリメント購入も可能です。

メールのドクターカウンセリングは無料で、ICL以外でも気になる治療があった際は気軽に相談ができます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

600,000

ICL(乱視あり)

700,000

 

▼診療時間

 
9:30~12:30
14:00~18:00

※ ▲...9:00~11:30、13:00~15:00

 

▼アクセス

住所

北海道江別市野幌東町54-11

最寄り駅

JR 野幌駅南口より徒歩7分
(ビッグハウス向かい)

問合せ先

011-391-5678

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

江別こばやし眼科(江別市)

▼江別こばやし眼科の特徴

 

大きな窓が印象的で開放的な「江別こばやし眼科」はバリアフリーにも配慮されており、どの患者も快適に過ごせるよう細やかな配慮がされています。支払いはクレジットカード決済に加えて、電子マネーおよびQRコード決済も可能です。

 

▼料金表

コース 料金

ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:00~18:00

※ ▲...14:00~17:00

 

▼アクセス

住所

北海道江別市元町27-3

最寄り駅

2番通4丁目バス停留所より徒歩すぐ

問合せ先

011-380-1010

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

遠軽やまぐち眼科クリニック(遠軽町)

目に関するさまざまな治療に対応

遠軽やまぐち眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代1年間無料

 

▼遠軽やまぐち眼科クリニックの特徴

 

気軽に頼れる目のかかりつけ医院として、目に関するさまざまな治療に対応している「遠軽やまぐち眼科クリニック」は、広々とした綺麗な院内で手術室も完備、火曜と水曜の午後には日帰りでの手術も可能です。

JR石北本線遠軽駅から徒歩6分、駐車場20台以上完備なので、遠方からの方のアクセスも便利です。ICL手術を受けた際、術後の1年目までの定期健診は手術代に含まれます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

660,000

ICL(乱視あり)

770,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:30~17:30

 

▼アクセス

住所

北海道紋別郡遠軽町大通南2丁目2-16

最寄り駅

JR石北本線 遠軽駅より徒歩6分

問合せ先

0158-42-5000

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

 

▼この記事で紹介している医院のアフターケアの内容の一例
 ※ 横にスクロールできます
 ※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記

  品川近視
クリニック
札幌かとう眼科

札幌せきや眼科

大橋眼科

江口眼科病院

いずみ眼科 川口クリニック 江別
こばやし眼科
遠軽やまぐち
眼科クリニック
手術費用 460,000 660,000 700,000 666,000

660,000

660,000 600,000 600,000 600,000
無料検診期間 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 1 1
再手術の無料期間 3 1  手術日から150日以内
(150日以降は50%負担)
3

ICL手術って本当に安全?リスクはない?

ICLはいい面ばかりを強調されがちですが、当然リスクもあります。レーシックと同じく一時的なハローグレアの症状はまず起こると思った方がいいでしょう。

 

それ以外に、あらかじめ知っておきたいものは以下の2点です。

 

①乱視レンズの回転 眼内でレンズが回転してしまう現象。目を擦る・瞬きが原因で起こる。ICLはレンズを接着固定する手術ではなく、虹彩の溝に差し込み固定するため、技術的に完全に防ぐ方法がない。修正には再手術が必要。
②過矯正 選んだはずのレンズが合わず、矯正されすぎる現象。視界不良のほか遠視症状・頭痛・眼精疲労を起こす。レンズ交換でしか対応できないため、レンズの取り出し経験が多く、レンズ交換が保証に含まれるクリニックが推奨される。

 

乱視レンズの回転は、割合として0.2〜0.5%程度と言われていますが、これは1000人に2〜5人の割合です。新宿近視クリニックではレンズの入れ替えが必要になった割合が0.6%、つまり167人に1人と公表(※)されています。

この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、乱視があって手術を受けるなら知っておくべき数字です。

 

またそれ以外の合併症として、眼内炎や虹彩炎をはじめとする眼科系疾病のリスクもあります。特に切開の傷が塞がる前に目に触れる・埃が入るといったことが起こると、トラブルに繋がります。

 

https://www.sbc-lasik.jp/column/icl/rotate.html

不安要素は将来白内障になった後の眼科探し

ICL手術の将来的なデメリットとして、将来の眼科選びがあります。結論、ICLが入っていると、白内障手術ができる眼科が限られる傾向があります。

 

白内障手術は日本で一番多い眼科手術で、手法が確立されて久しく町の眼科でも保険診療で手術を行っています。「ICLをしても白内障手術はできますよ」との触れ込みは多いものの、現状では多くありません。むしろICLは取り出しが難しく断られる可能性が高いです。

 

そもそもICLの取り出しと白内障では、必要な設備も異なるため仕方ありません。また今手術をした人が将来白内障になる時代に、対応や料金がどうなっているかも定かではありません。しかし将来への対策として、白内障手術も行っている眼科でICLを受けるようにして自衛しましょう。

ICLはまだ新しい手術で長期データが少ない

ICLの現在の主流レンズは、中心に穴の空いたホールICLと呼ばれるもので、緑内障や眼圧上昇のリスクに対応したものです。しかしこのホールICLが日本で承認されたのは2014年で、まだ長期のエビデンスはありません。

 

もちろんその前時代のホールのないICLの時代を含めれば20年以上のデータの蓄積はあるものの、まだ顕在化していないリスクがこれから発現する可能性は残されています。

ICLってどんな手術?手順を解説

ICL手術は目の中に薄く柔らかい専用コンタクトレンズを埋め込む手術です。手術時間自体は麻酔が効くのを待つ時間を除けば10〜20分程度で、入院不要でその日は日帰りです。

 

 

①頭を機器で固定し麻酔が聞いたら、黒目と白目の境目を3mm程度切開する

②光彩と水晶体の間の「後房」と呼ばれるスペースに折り畳まれたレンズを挿入

③開いたレンズの端を虹彩の溝に差し込む形で固定し終了

 

 

この手順で手術は行われます。切開した傷の縫合は行われず、自然に塞がるのを待ちます。麻酔が切れるとヒリヒリするような痛みを感じる人もいますが、多くの場合で翌日にはよくなります。

 

また手術当日は視界が濁り歪んでいるため、その日車の運転はできません。公共交通機関やお迎えで帰宅し、ゆっくり安静にして休んで一日が終わります。

仕事復帰はいつからできる?

仕事復帰は、「デスクワークや軽作業」と「現場系・力仕事・屋外作業」などで異なります。

 

デスクワークや軽作業の場合は、業務に支障がなければ翌日検診後にOKを出される場合が多いです。しかしまだ目が慣れない、ピントがうまく合わないといった場合は、もう一日安静にするのが望ましいです。

 

現場系や力仕事・屋外作業は一週間程度休みましょう。力を入れることでの眼圧が変動、埃や汗・ゴミが目に入ることで感染症や合併症の危険が上がります。

他の「強度近視」の視力矯正手術はないのか

ICL以外で「強度近視」に対応する、別の方法はないのか?と思ったことがある人もいるかもしれません。強度近視というだけで方法は少なくなるものの、全くないわけではありません。



▼ICL以外の強度近視に対応する視力矯正手術

PRK フラップを作成せず上皮を除去してレーザーを照射。数日間痛みがあり保護コンタクトの装着が必須。視力回復には数日かかる。
LASEK 上皮をアルコールで一時的にふやかしてめくりレーザーを照射。数日間痛みがあり保護コンタクトの装着が必須。視力回復には数日かかる。

 

上記はどちらも強度近視に対応する手術で、レーシックのようにレーザーを使用します。ただし視力回復に数日かかり、痛みもある上保護コンタクトレンズの装着が必要と、術後管理もさらに厳しくなります。つまり、ICLよりも手術のハードルが高いです。

 

強度近視で裸眼になりたいならICLと言われるように、これ以外の選択肢が普及しないのも仕方がないと言えます。

ICL手術の費用相場|値段による違いはある?

ICLの費用相場は50万円〜で、視力・乱視の有無で費用が上乗せになります。値段によって術式が変わるということはなく、目の状態次第でどのレンズを使用するか決まるため、それに合わせて値段も変わります。

 

ICLに多い基本費用(両目)
50万円
強度近視の場合(両目)
+10万円
乱視がある場合(両目)
+10万円

 

たとえば、「裸眼視力で両眼0.03に乱視も」といったよくある状況では70〜80万円が費用相場です。

 

またクリニックによって、ICLのエキスパートインストラクターが在籍あるいは執刀することで、多少料金が上乗せになっている場合もあります。

ICLのエキスパートインストラクターって?

ICLのエキスパートインストラクターとは、ICL手術に執刀できる「ICL認定医」の資格の中でも最上位ランクのものです。日本に10数名しか所持しない資格で、認定医を指導する立場です。

コンタクトレンズとICLの長期コスト

ICLは使い捨てコンタクトレンズのコストと比較しても、決して高額ではありません。

 

ICL 1dayコンタクト
50〜70万円
1年のコスト
4500円×12ヶ月=
54,000円
5年のコスト
54,000円×5年
270,000円
15年のコスト
54,000円×15年
810,000円

 

このように計算すると、遅くとも15年程度でコンタクト代と同程度になります。コンタクトレンズに払うはずだった費用をICLに払うと思えば高くありませんよね。さらに裸眼の快適さも手に入ります。

ICLは保険適用にはならない

ICL手術は保険適用にはなりません。医療費控除は対象になるため、忘れずに確定申告をしましょう。

ICL手術で失明する可能性はある?

ICL手術で失明する可能性はほぼありません。これはJSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)でも言い切られています。

 

ただし手術である以上絶対はなく、感染症などで視力低下が起こる可能性は指摘されています。

 

出典:http://jscrs-icl.org/contents/complications.html

ICL手術を成功させるために心がけること

ICL手術で失敗しないため患者として心がけることは、即決せずに複数の眼科で適用検査・カウンセリングを受ける、ということです。予約は複数で行いましょう。

 

カウンセリングではいいことばかり言われるかもしれませんが、一旦冷静になる時間を設けましょう。目の状態によっては、眼科ごとにICL手術可否の判断が異なる可能性もあり、よりフラットな情報となるよう複数のクリニックで検査を受けるべきです。

適用ギリギリでも伏せて手術を行う眼科がないわけではない

たとえば、ICLを挿入する後房の深さが「余裕はないが基準内」だった場合、慎重に判断しなければなりません。しかしICL手術の件数を稼ぎたいがため、フラットな情報を伏せて手術可否判断がされる場合もあります。


A院では大事をとって「できない」
B院ではサイズを小さいものにすれば「多分できる」
C院では深度がぎりぎりなことに触れずに「できる」



このように見解が異なったら、後房の深度が足りない場合に起こるリスクに目を向けるべきで、それを知っているかどうかで患者としても判断に影響します。

 

特にICLは今流行している手術のため、症例数を少しでも増やしたいがために、リスクを過小評価する眼科もあります。自分の目のためにも、できる理由・できない理由をどちらもしっかり聞き比べて、よりよい判断をしてください。

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