【2024年最新版】名古屋でICL手術ができる眼科クリニック9院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

【2024年最新版】名古屋でICL手術ができる眼科クリニック9院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

「名古屋でICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられるおすすめの医院が知りたい」


そんな方に向け、この記事では愛知県名古屋市内でICL手術ができる眼科クリニックを9院紹介!ICL手術で失敗しないための医院の選び方やICLとレーシックの違い、ICLにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ICL手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方【名古屋編】

まず最初に、ICL手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方について解説します。どの医院でICL手術を受けようか迷っている方は、以下の3つのポイントを参考にしてください。

「ICLエキスパートインストラクター」や「ICLインストラクター」が在籍している医院を選ぶ

レーシックが一般に普及したばかりの当初では、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた一部の眼科医や当時の形骸化したライセンス制度が原因で、感染性角膜炎の集団発生や過矯正による健康被害などが相次いで発生しニュースでも報道されました。こういった過去の悪い先例を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっています。ICLの認定医は三段階に分かれていて、「認定医」→「インストラクター」→「エキスパートインストラクター」の順で資格保有者が少ないです。最も資格保有者数が少ない「ICLエキスパートインストラクター」は、国内で12名のみ(当サイト調べ)が認定されています。こういった専門資格によって公的に高い技術力が証明されている医師が在籍するクリニックを選ぶと、安心して施術を任せられるでしょう。

▼全国のICLエキスパートインストラクターが在籍する医院

クリニック名 所在地 有資格者
アイクリニック東京 東京都 北澤世志博 院長
ふくおか眼科クリニック中野 福岡佐知子 院長
山王病院アイセンター 清水公也 院長
南青山アイクリニック東京 三木 恵美子 副院長
めじろ安田眼科 安田 明弘 院長
代官山アイクリニック 五十嵐章史 院長
宮田眼科 東京 神谷和孝 医師
先進会眼科 名古屋 愛知県 市川一夫 医師
中京眼科
名古屋アイクリニック 中村友昭 院長
小島隆司 医師
フジモト眼科 大阪府 藤本可芳子 院長
眼科古賀クリニック 熊本県 北澤世志博 院長

 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

術後のアフターケアが手厚い医院を選ぶ

どこの眼科クリニックでICL手術をするか決めるうえでは、術後のアフターケアの内容をチェックすることも重要です。なぜなら、術後にレンズのサイズや度数が合わず再手術が必要となるケースが実際にあるからです。また、アフターケアの内容や期間は眼科クリニックによってさまざまで、手術にかかる費用のみでクリニックを決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちのクリニックの方がお得だった」なんてこともあるかもしれません

 

▼この記事で紹介している医院のアフターケアの内容の一例

クリニック名 手術費用とアフターケアの内容
品川近視クリニック 名古屋院
(名古屋市中村区)

手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3年間
再手術の無料期間:3年間

先進会眼科 名古屋
(名古屋市中区)

手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間

中京眼科
(名古屋市熱田区)

手術代:627,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

名古屋アイクリニック
(名古屋市熱田区)

手術代:770,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:ー

名古屋おぐり眼科
(名古屋市中区)

手術代:440,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:1年間

にしはら眼科クリニック
(名古屋市緑区)

手術代:715,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:ー

北名古屋眼科
(北名古屋市)

手術代:576,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

眼科杉田病院
(名古屋市中区)

手術代:682,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:ー

セントラルアイクリニック
(名古屋市中村区)

手術代:860,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間

 ※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記。
 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

 

例えば、この記事で紹介している医院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 名古屋院」となるわけです

症例数の多いクリニックを選ぶ

ICL手術を受ける上で、クリニックの実績(=症例数)を確認するのはとても大切です。クリニックによっては、ホームページで症例数を公表している医院もあるため、チェックしておきましょう。また、クリニック自体の実績のほかに、執刀医の経歴なども見ておくとなお安心です

 

▼この記事で紹介している各医院が公表している症例数

クリニック名 公表している症例実績
品川近視クリニック 名古屋院
(名古屋市中村区)

10,238
(2019年3月〜2023年11月)

先進会眼科 名古屋
(名古屋市中区)

13,460
(2002年11月1日〜2023年3月31日※1)

中京眼科
(名古屋市熱田区)

名古屋アイクリニック
(名古屋市熱田区)

5,765
(20022年〜2023年)

名古屋おぐり眼科
(名古屋市中区)

にしはら眼科クリニック
(名古屋市緑区)

北名古屋眼科
(北名古屋市)

眼科杉田病院
(名古屋市中区)

セントラルアイクリニック
名古屋市中村区)

 ※ 公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
 ※1 先進会眼科全体の実績(公式サイトを参照)
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名古屋でICL手術を受けられる眼科クリニック9院

ここでは、愛知県名古屋市内でICL手術ができる眼科クリニックを9院紹介します。「どんな視力矯正の方法が自分に合うのか分からない」「そもそも自分はICL手術ができる目なのかわからない」という方は、気になったクリニックに一度来院し、ICLの適応検査を受けてみてください。なかには無料で受けられる医院も紹介しています。

品川近視クリニック 名古屋院(名古屋市中村区)

品川近視クリニック 名古屋院のおすすめポイント
術後検診代3年間無料、再手術代3年間無料
症例実績10,238件

 

▼料金表

コース

料金
ICL(乱視なし)

460,000

ICL(乱視あり)

560,000

 

▼診療時間

 
10:00~20:00

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市中村区名駅5-7-30 名駅東ビル3F

最寄り駅

名古屋駅より徒歩7分
国際センター駅より徒歩1分

問合せ先

0120-412-049

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

 

▼品川近視クリニック 名古屋院の特徴

 

中部エリアICL最多症例実績を受賞!

品川近視クリニック 名古屋院は、2019年~2022年の4年間において「中部エリアICL最多症例数」の実績をアメリカのICLレンズメーカー STAAR Surgical社より表彰されている、中部地区最大の屈折矯正専門クリニックです。名古屋院のこれまでのICL症例実績は9,192件にのぼり、品川近視クリニック全体の累計ICL症例数は66,434件になります。(2024年1月時点)

 

術後3年間の長期保障付き

品川近視クリニックは術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後3年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で過矯正・低視力矯正と診断されたり、レンズのサイズが合っていないと診断された場合は、3年間の保障期間内であれば再手術代は無料になります。また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。

 

遠方から来院する人に最大10,000円の交通費を支給!

品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。

 

▼品川近視クリニック 名古屋院の先生はこんな人

 

院長の小木曽光洋先生は、2003年から20年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。小木曽先生が品川近視クリニック 名古屋院の院長に就任したのは2014年で、以降は2019年~2022年の4年間で中部エリアICL最多症例数の実績をアメリカのICLレンズメーカー STAAR Surgical社より表彰されています。

先進会眼科 名古屋(名古屋市中区)

先進会眼科 名古屋のおすすめポイント
執刀医がICLシニアエキスパートインストラクター
術後検診代3ヶ月間無料、再手術代1年間無料
症例実績13,460件

 

▼料金表

コース 料金

ICL(乱視なし)

460,000

ICL(乱視あり)

592,000

 

▼診療時間

 
10:00~13:00
14:00~19:00

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市中区錦3-16-27 栄パークサイドプレイス4階

最寄り駅

栄駅より徒歩1分

問合せ先

0120-049-113

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

 

▼先進会眼科の特徴

 

今年で開院21年目!視力回復治療の専門クリニック

先進会眼科は、創業以来レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)、白内障治療などの眼治療を専門に全国で5つの診療所を展開しているクリニックです。また、理事長は、ICLを供給するスターサージカル社より安全性と先進性を両立し多くの患者に裸眼の生活を提供したことについて、2021年8月にアワードを受賞しています。

 

入院不要!角膜を削らないICL手術

先進会眼科のICL手術は、両眼で20分程度で終わるため入院する必要がありません。また、角膜を削ることに抵抗がある方や角膜形状不正によりレーシック手術を受けることができない方には、レーザーやメスを使用しない手術方法も用意しています。

 

術後1年間の長期保証付き

先進会眼科のICLの手術費用には、術後3ヶ月間の定期検診代と術後1年間の再手術代が含まれています。また、追加で保証プログラムに加入することで最大3年間の再手術代が無料になります。WEB、LINEから24時間予約受付中なので、まずは個別説明会の予約をし、自分に合った治療を提案してもらいましょう。

 

▼先進会眼科 名古屋の先生はこんな人

 

岡江里子院長は、福岡大学眼科医局に入局後、唐津赤十字病院や八幡済生会病院を経て、2023年6月にオープンした先進会眼科 名古屋の院長に就任しました。

中京眼科(名古屋市熱田区)

中京眼科のおすすめポイント
ICLシニアエキスパートインストラクターが在籍
術後検診代3ヶ月間無料

 

▼中京眼科の特徴

 

中京眼科は名古屋市熱田区にある眼科病院です。30施設以上の眼科医療機関から構成される中京グループの1つで、幅広いネットワークを持っています。眼科病院なので、ICL以外の白内障手術や緑内障治療も行ってるクリニックです。

「その人に適した視力矯正が行われているか」を大切にしており、ドクターが一人一人に合った医療でサポートしてくれます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

627,000

ICL(乱視あり)

737,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
15:00~19:00

※ ▲...15:00~16:00

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市熱田区三本松町12-22

最寄り駅

名鉄神宮前駅より徒歩すぐ

問合せ先

052-883-1543

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

名古屋アイクリニック(名古屋市熱田区)

名古屋アイクリニックのおすすめポイント
執刀医がICLエキスパートインストラクター
術後検診代1年間無料
症例実績5,765件

 

▼名古屋アイクリニックの特徴

 

名古屋アイクリニックは、名古屋市の金山駅から徒歩2分の立地にあるクリニックです。ICL治療は17年以上行っており、手術はすべてICLの医師を指導する医師の資格を持ったドクターによって行われています。

アフターフォローもしっかりしており、ICL 治療には3年間保証がついています。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

770,000

ICL(乱視あり)

825,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:00~17:00

※ ▲...13:00~16:00、★...8:30~14:00

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市熱田区波寄町24-14 COLLECT MARK金山2階

最寄り駅

金山駅より徒歩1分

問合せ先

0120-758-049

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 自由診療のため保険が適用されません

名古屋おぐり眼科(名古屋市中区)

名古屋おぐり眼科のおすすめポイント
術後検診代1年間無料、再手術代1年間無料

 

▼名古屋おぐり眼科の特徴

 

名古屋おぐり眼科は、愛知県名古屋と滋賀県長浜市にある眼科病院です。名古屋は栄駅近辺に点在しており、土曜、日曜でも診察を行っています。分割支払いも可能で、1年保証付きです。

無料適正検査を行っているので、自身がICLに適しているか知りたい方におすすめの眼科病院です。

 

▼料金表

コース 料金

ICL(乱視なし)

440,000

ICL(乱視あり)

540,000

 

▼診療時間

 
10:00~13:00
14:00~18:30

※ ▲...14:00~17:00

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市中区錦3-16-27 栄パークサイドプレイス4F

最寄り駅

栄駅2番出口より徒歩すぐ

問合せ先

052-265-7710

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

にしはら眼科クリニック(名古屋市緑区)

にしはら眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代1年間無料

 

▼にしはら眼科クリニックの特徴

 

にしはら眼科クリニックは、名古屋市緑区にある眼科病院です。眼科病院なのでICLだけでなく一般眼科の診察も行っており、院内設備を公式サイトでしっかりと説明しています。

インターネットからも初診受付を行っており、空き情報が公式サイトから分かるので、予約を簡単に入れられます。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

715,000

ICL(乱視あり)

825,000

 

▼診療時間

 
8:45~12:00
15:00~18:00

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市緑区潮見が丘1丁目48番2

最寄り駅

鳴海駅よりタクシーで約5分
緑市民病院バス停留所より約8分

問合せ先

052-899-0380

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

北名古屋眼科(北名古屋市)

▼北名古屋眼科の特徴

 

一般眼科以外にもICL治療も行っており、公式サイトで治療方法や院内設備をしっかりと説明しています。一般眼科はWEB予約が可能ですが、ICLは電話予約のみ可能なので注意してください。

 

▼料金表

コース 料金
ICL

576,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
15:30~18:30

 

▼アクセス

住所

愛知県北名古屋市鹿田栄112

最寄り駅

西春駅東口より徒歩4分

問合せ先

0568-26-1151

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

眼科杉田病院(名古屋市中区)

眼科杉田病院のおすすめポイント
術後検診代1年間無料

 

▼眼科杉田病院の特徴

 

眼科杉田病院は、名古屋市の矢場町駅近辺にある眼科病院です。開院100年以上の歴史があり、患者を第1に考え、適切な治療方法や機器を積極的に取り入れています。入院設備もあり、遠方からの患者も受け付けているクリニックです。

一般眼科だけでなく、ICLも受付可能です。ICLの費用には手術後1年間の定期検査費用も含まれています。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし)

682,000

ICL(乱視あり)

726,000

 

▼診療時間

 
7:00~15:00

※ 予約なしの場合は、7:00〜12:00
※ ▲...7:00〜11:00(不定休)

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市中区栄五丁目1-30

最寄り駅

栄駅より徒歩8分
矢場町駅より徒歩3分

問合せ先

代表:052-251-6571
予約専用電話:0120-048-970

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

セントラルアイクリニック(名古屋市中村区)

セントラルアイクリニックのおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料、再手術代1年間無料

 

▼セントラルアイクリニックの特徴

 

セントラルアイクリニックは、名古屋駅徒歩3分の桜通豊田ビルに構える眼科クリニックです。

セントラルアイクリニックの使用する眼内コンタクトレンズは、ポリメチルメタクリレート素材でできたArtisanタイプを使用していて、生体適合性が非常に良いと言われています。このレンズ挿入にはオランダでの研修と認定が必要で、渥美一成院長と恩田医師が認定医です。

アフターケアの有無といったコースを選ぶことができ、下記に表示されているコースだと術後1年間の再手術代が無料になります。術後検診代はコースに問わず、一律3ヶ月間無料となっています。

 

▼料金表

コース 料金
フェイキックIOL

860,000

 

▼診療時間

 
10:00~12:30
16:00~18:00

 

▼アクセス

住所

愛知県名古屋市中村区名駅4-5-28 桜通豊田ビル14F

最寄り駅

名古屋駅より徒歩5分

問合せ先

0120-469-820

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは?

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、目の中に直接小さなレンズを移植する視力矯正方法ですICLは2010年に厚生労働省の認可を受け、ここ数年で認知されはじめました。同様の屈折矯正手術にレーシックもありますが、近年は手術件数が減少傾向にあり、ICLの手術件数が増加傾向にあります。屈折矯正手術の国内シェアは、現在でもレーシックが大半を占めており、ICLのシェアは3割程度と推定されています。

ICLとレーシックは何が違うの?

レーシックは医療用レーザーで角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法に対し、ICLはメスを使用し角膜の表面に数mm程度の穴を開け、そこからレンズを挿入し視力を上げる矯正方法です。ICLの大きな特徴の一つとして、「レンズを取り外してしまえば、いつでも手術前の状態に戻せる」ことが挙げられます。この他にも、レーシックとICLはさまざまな点が異なるため、ここでは、レーシックとICLのどちらにしようか迷っている方のためにそれぞれの違いについて詳しく解説します。「どちらの方が優れている」というわけではなく、それぞれ自分に合った視力矯正方法を選択するとよいでしょう。

レーシックは眼科専門医なら誰でも施術できるが、ICLは「ICL認定医」しか施術できない

レーシック手術は、眼科専門医であれば特別な資格を必要とせず施術を行うことができますが、ICL手術は眼科専門医であると同時に、「ICL認定医」という資格を持っている医師しか施術することができません。厚生労働省の「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、日本全国の眼科医は13,639人とされ、そのうち「ICL認定医」の数は明確なデータはありませんが2021年時点では250名前後と言われています。

 

つまり、日本全国の眼科医のうち、ICL手術を実施できる医師はわずか1.8%になります。なぜ、ICL手術に関してここまで厳格な認定医制度が設けられたかというと、過去に起きたレーシック手術による集団感染事件が影響しています。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」と言われています。こういったレーシックで起きた悪い過去を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっているのです。

 

参照:医療問題弁護団 銀座眼科レーシック集団感染事件

レーシックは軽度〜中程度の近視が対象で、ICLは強度近視が対象

レーシックとICLは、矯正できる度数の対象が違います日本眼科学会が作成する「屈折矯正手術のガイドライン」によれば、レーシック手術が対象とする矯正量の限度は原則6Dとなっています。しかし、近視矯正の場合のみ、患者への十分な説明と納得があるかつ、手術を実施するのに十分な角膜厚があれば-10Dまで実施が可能です。一方、ICLが対象とするのは6D以上の近視で、-3D以上-6D未満の中等度近視と-15D以上の最強度近視には「慎重に対応する」と書かれています。

 

つまり、基本的にはレーシックは軽度〜中程度近視を対象とし、ICLは強度近視を対象としているため、対象となる矯正量が違うのです。

 

▼近視の一般的な分類

  • 軽度近視(近視度数:−0.5D〜−3D)
  • 中等度近視(近視度数:−3.25D〜−6D)
  • 強度近視(近視度数:−6.25D〜−10D)
  • 最強度近視(近視度数:−10.25D以上)

レーシックは術後に「近視の戻り」が起こるが、ICLには起こらない

レーシック手術をした後に、時間の経過とともに近視の状態に戻ってしまうことを「近視の戻り」と言います。「近視の戻り」が起きてしまう原因はいくつかありますが、その一つにレーシックで削った角膜が時間と共に治癒が進み、手術前の状態に戻ってしまうことが挙げられます。また、手術によって強度が低下した角膜に眼圧がかかることによって、押し出された角膜のカーブが強くなり近視の状態に戻ってしまうことも挙げられます。

 

一方、ICLは角膜を削らないため、こういった「近視の戻り」が起きることはありません。しかし、眼鏡やコンタクトレンズと同様に、年齢を重ねるにつれて老眼の症状がみられ、目の悪さに対してレンズの度数が合わなくなってくることはあります。

 

▼名古屋でレーシックが受けられるクリニックはこちら

【よくある誤解】ICLは総称ではなく、後房型フェイキックIOLで使用されるレンズのうちの1種

眼内レンズは、「IOL(正式名称:Intra Ocular Lens)」とも呼ばれ、「有晶体眼内レンズ」と「無晶体眼内レンズ」の2種類に大別されます。元々は、「無晶体眼内レンズ」という、白内障手術などによって水晶体を失った目に対して水晶体の代わりに移植するレンズの1種類しかありませんでしたが、のちにその技術を利用し、近視矯正を目的とした水晶体を摘出せずに眼内にレンズを移植する「有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL)」が誕生しました。フェイキックIOLにも2種類があり、角膜と虹彩の間にレンズを移植する「前房型フェイキックIOL」と、虹彩と水晶体の間にレンズを移植する「後房型フェイキックIOL」があります。ICLと呼ばれるレンズは、この「後房型フェイキックIOL」で使用されるレンズの名称です

 

多くの方が誤解しているのが、ICLとは眼内レンズの総称を指す言葉ではなく、あくまで「後房型フェイキックIOL」の手術で使用されるレンズのうち、アメリカのレンズメーカー(Staar Surgical社)によって開発されたレンズを指す言葉なのです。また、現在主流となっているICLは、レンズによって眼内の水(房水)の流れを妨げないようにレンズの中心に穴が開けられているため「ホールICL」と呼ばれることもあります。

ICL手術の費用っていくらかかるの?

ICL手術の費用は、医院によってさまざまですが名古屋の相場としては450,000円~800,000円程度です。200,000円〜300,000円程度で可能なレーシックと比べるとかなり高額ですが、ICLの費用が高額になる理由の一つに、レンズ代が挙げられます。ICLのレンズは、手術前に行う適応検査の結果をもとに適切な度数やサイズのレンズをオーダーメイドで作成するため高額になるのです。以下では、ICL手術にかかる費用を気にしている方に向けて詳しく解説します。

ICLは自由診療のため保険適用されない

ICL手術は基本的に自由診療となり保険適用外のため、手術前後の検査料や受診料も含めすべての費用は自己負担になります。保険適用外で450,000円〜800,000円の負担となると、一見非常に割高にも思えるICLですが、多くのクリニックは術後の定期検診代が手術費用に含まれていることが多いです。なので、クリニックを選ぶ際は、術後どれくらいの期間までの検診代が手術費用に含まれているのかを確認してもいいかもしれません。

 

また、ICL手術にかかった費用に対しては、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。医療費控除とは、本人または家族が、その年に支払った医療費が100,000円を超える場合は医療控除の対象になるといった制度です

ICLは長期的に考えると経済的

前述した通り、ICL手術にかかる費用は450,000~800,000円と決して安い金額ではありません。しかし、一度手術をしてしまえば10年、20年とコンタクトレンズの定期購入にかかり続ける費用と比べるとICLは経済的ともいえます。仮にワンデーのコンタクトレンズを1日あたり150円程度の費用がかかるとします。2週間レンズなら1日あたり50円程度と1ヶ月あたり1,000円程度のケア用品がかかるとします。30年後までにかかる費用を計算すると、なんとワンデーコンタクトレンズなら162万円、2週間レンズなら90万円にも上る計算になります

 

こういったことから、コンタクトレンズよりICLの方が長期的に考えると経済的な視力矯正方法といえます。しかし、かかる費用だけで視力矯正方法を決めるべきではありません。最後は自分に一番あった矯正方法を利用しましょう。

ICL手術のリスク

ICL手術によって失明する可能性は、理論上極めて低いです。しかし、そのほかにも大小さまざまなリスクがあります。ここではICL手術のリスクについて解説します。一生を共にする大切な目の手術なのでリスクについてもしっかり理解しておきましょう

ハローグレア現象により術後しばらくは視界がぼやけるかも

手術後、夜間の外灯などを見ると光の周りに輪が見えたり、光がにじむ、ぼやけると感じる「ハローグレア」という現象が起こることがあります。個人差はありますが、この現象も一般的には1週間ほどで安定してきます。

 

白内障手術では多焦点眼内レンズが使用されているため、ハローグレアが起きやすいと言われています。しかし、ICLのレンズはハローグレアも抑制する構造になっているため、術後の視力が安定するのと共に気にならなくなることがほとんどです。

過矯正、低矯正などレンズが合わなかったら再手術をしてもらおう

ICL手術を行う前には精密な検査を行って自分に合ったレンズを決めますが、まれに入れたレンズが合わなくて見えにくいということが起こり得ます。事前の検査が適切にできていれば防げるトラブルなので、病院選びが大切です。

 

また、万一そのようなトラブルが起こってしまった場合でもICLで用いる眼内コンタクトレンズは取り出し可能なので、再手術ができます。トラブルの際に無料で再手術してもらえるところもあるため、そういったアフターケアが充実した病院を選んでください。

感染症防止のため、術後の定期検診は必ず

ICL手術で感染症が発症した症例は多くはありませんが、手術に一般的にみられる合併症や注意点として感染症が発生する可能性は0ではありません。衛生管理のレベルが高い病院や、トラブル時のアフターケアが充実している病院を選びましょう。

 

ICL手術は、ほんの数ミリとはいえ目を切開する手術です。感染症のリスクは少なくまれといわれていますが、手術は空気清浄度が確保されたクリーンルームで行われているかホームページに明記している眼科クリニックで施術を受けるのが望ましいです。

 

また、感染症を徹底的に予防するためには手術を受けた患者自身の対策も必要です。定期健診にきちんと行き手術後の注意事項を厳守し、処方された薬を確実に飲み切るなど病院の指示に従うことでリスクを防ぐことが可能です。

ICL手術のメリット

ここでは、ICL手術のメリットについてご紹介します。「近視の戻りが少ない」「術後のリスクが少ない」などのメリットがあるので、是非参考にしてみてください。

①近視の戻りが少ない

「近視の戻り」とは、レーシック手術を受けてから年数が経つにつれて視力がもとの状態に戻ってしまう場合です。しかしICLならレンズを交換せず、術後何年経っても治療直後と同じ視力が維持されます

 

また、視力や眼に違和感を感じた際は、眼内のレンズを交換したり取り出したりすると、視力の調整や元の状態に戻せます。万が一のトラブルが怖い方に、臨機応変に再手術可能なICLはおすすめです。

②強度の近視でも受けられる

レーシックの場合、重度の近視の方は治療できません。重度の近視の場合、通常よりも深く角膜を削る必要があるためです。しかしICL手術は角膜を削らないため、度の近視の方でも対応できます

③術後のリスクが少ない

ICLは2005年に米国FDAに置いて医療機器として承認され、2010年には日本の厚生労働省からも高度医療機器として承認されています。角膜を削らないため目にかかる負担が少なく、術後の違和感を感じる機会が少ないのが特徴です。

 

また眼内のレンズで近視を矯正するため、メガネやコンタクトレンズで矯正できない、角膜のわずかな歪みが増えません。術後万が一不具合や白内障など目の病気になった場合でも、レンズを取り出し治療できます。

ICL手術の流れ

ICLの手術に至るまでの主な流れです。


1.適応検査
はじめに適応検査を行い、ICL(眼内コンタクトレンズ)が行えるかどうかを判断します。


2.術前検査
ICLの度数や大きさを決定する検査を行い、術前検査終了後にオーダーメイドでレンズを注文します。これは、届くまでに3~8週間程度かかるので把握しておきましょう。
手術日が決定したら、コンタクトレンズの装着が禁止されます。ハードコンタクトで3週間前から、ソフトコンタクトで2週間前から着用は禁止です。

 

3.手術
手術に要する時間は30分程度です。術後はしばらく安静にし、診察を受けた後に帰宅します。入院はしません。手術直後でも視力はかなりよくなるので、直ぐに裸眼での生活が可能です。早い方で翌日から、遅くとも1週間程度で良好な視力を得られます。

 

4.術後ケア
どの医院でも術後は定期健診があります。翌日検診のあとは(3日後)、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後を目途に検診を受けるケースがほとんどです。


以上が大まかな流れですが、医院によっては検査の回数が異なる場合もあります。手術自体は30分程度で済みますが、術後検診が必要なため、数回の通院を想定して医院を選択しましょう。

▼施術の流れ

ICLに関するよくある質問

ICLに関するよくある質問をまとめました。ICLを検討している人はぜひ参考にしてください。ただし、心配なことは自己判断せず、クリニックに詳細を確認するのをおすすめします。

ICLの10年後、20年後のリスクは?

近年主流となっているホールICLの登場により、白内障などの合併症のリスクは少なくなりました。

 

過去にはICLを受けた方の中に、白内障や緑内障(眼圧の上昇)が起こるリスクがありました。ICLを受けた方が白内障を起こす原因は、ICLで使用するレンズが眼内の水(房水)の流れを妨げ、水晶体の混濁を起こしてしまうためでした。しかし近年ではこの合併症のリスクも少なくなりました。眼内レンズにごく小さな穴を開けた「ホールICL」が開発され、房水の流れを確保するとより水晶体の混濁を抑えられるようになったためです。

 

とはいえ、リスクが低くても0ではないことを理解し、検討の際には必ずリスクも念頭に置いておくことが大切です。

ICL手術を受けた数年後に、もし視力が低下したら?

保証期間内の初回であれば、無料で再手術をおこなってくれる眼科クリニックもあります。

 

保証期間は1〜3年間で定められている眼科クリニックが多いです。期間内なら何度でも相談、検診ができる場合もありますので、不安を感じたら早めに通院しましょう。

ICLの手術時間はどれくらい?

ICL手術にかかる時間は、クリニックによって変わりますが、両目で約20分程度が目安です。

 

実際の手術時間は短いのですが、術後は回復のため2時間程度別部屋で安静にします。トータルしてみると、来院からの所要時間は約3時間程度が見込まれますが、入院の必要はありません。保護用のサングラスをつけて帰宅する流れとなります。

ICLの手術まではどれくらいの期間がかかる?

レンズの在庫によっては3週間〜3ヶ月ほどかかることがあります。

 

適応検査、最終検査を経て、使用するレンズの度数が決まります。アメリカやヨーロッパで製造されているレンズがほとんどなので、在庫状況により取り寄せになった場合は待つ期間が長くなってしまうでしょう。

また、普段装着しているのがハードコンタクトレンズの場合は4週間以上、ソフトコンタクトレンズの場合は3日以上、使用を中止する必要があるので、手術を受けることを決めてもすぐに手術を受けられるわけではありません。

ICL手術は40代以上でも受けられるの?

老眼でなければ40代以上でもICL手術を受けることはできます。

 

日本眼科学会の屈折矯正手術ガイドラインでは、ICL手術は18歳以上で、老眼年齢までなら基本的には受けられるとされています。老眼がでてきた際の老眼鏡は必須なので、老眼がまだ出ていない45歳くらいまでに手術を受けた方がいいです。また、目に持病を持っていたり、眼にICLのレンズを入れるスペースが狭かったりすると、施術を受けられない場合があります。まずは事前検査でICL治療に適応するか調べるのが大切です。

ICLの手術中や術後は痛みを感じるの?

ICLの手術中や術後に痛みを感じることはほとんどないとされています。

 

ICL手術は点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行ったうえで手術をするため、痛みは大きく軽減されています。口コミでも痛みを感じた方はほとんどいませんでした。しかし、目を大きく開いた状態で施術を行うので、少し眼球が押される感覚はあります。途中で痛みを感じたら麻酔を追加できる場合もあるので、すぐにドクターに相談してください。手術後に麻酔がきれると軽い痛みや異物感を感じる方もいますが、時間とともに軽減します。

ICLは老眼も治療できるの?

老眼の根本的な治療はできません。

 

ICLはレンズを挿入して近視や遠視、乱視を矯正する手術なので、老眼そのものは治療できません。しかし、老眼に対応した「遠近両用眼内コンタクトレンズ」やいくつかの箇所にピントを合わせられる「多焦点レンズ」はあります。気になる方は、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

 

▼名古屋で老眼治療が受けられるクリニックはこちら

ICL手術をしたらドライアイになる?

ICL手術は涙の分泌には影響ないとされています。

 

ICL手術は非常に小さな角膜切開を行うため、角膜の形がほとんど変化しません。そのためレーシックの手術後に起こりうるような術後のドライアイに配慮ができます。また、ICL手術で涙の分泌が多くなることはありませんが、「コンタクトだと目が乾くけれど眼鏡だと良くなる」という方はICL手術によってドライアイが軽減する可能性もあります。ドライアイのためコンタクトやレーシックができない方でもICL手術ならできるという場合も多いです。

モニター募集をしているクリニックはある?

ICLのモニターを募集しているクリニックもあります。

 

例えば、「品川近視クリニック」では老眼対応レーシックのモニター募集をしています。モニター募集は東京院のみで、2024年1月時点で募集しているモニターの条件は以下の通りです。

施術内容 遠近両用レーシック(プレスビーマックス)
費用 無料
募集人数

先着10名

(適応検査で手術が適応とされた方より先着順)

応募条件 ①45歳〜60歳の方
②過去にレーシックを受けていないこと
③手術の体験談にご協力すること
④お薬手帳(または処方時に出される薬の名称及び、説明が明記された用紙)をお持ちの方は、必ず持参すること
⑤手術後、品川近視クリニックが指定する定期健診を受けること(交通費は自己負担)

※詳細はクリニックにお問い合わせください

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