島田荘司の人気おすすめ本ランキング15選【ミステリーの真骨頂】

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島田荘司といえば、非常に有名なミステリー作家です。読んでみたいと思っても作品数が多いので、どこから手を付けていいかわからない人は多いのではないでしょうか?島田荘司の作品の中からランキング形式で15冊ご紹介します。様々な視点から選び方についてもまとめてみました。

島田荘司作品の魅力とは

島田荘司は「ゴッド・オブ・ミステリー」と呼ばれる推理小説家で、数多くの作品を送り出しています。有名な御手洗潔シリーズはもちろん、吉敷竹史シリーズやそれ以外の単発作品など多数の小説があります。

 

シリーズ物は途中から読んでも話がわからないこともあるので、どこから読んだらいいか気なる人は多いでしょう。それ以外にも面白い島田荘司の作品はありますし、島田荘司の作品は小説だけではありません。ボリュームも気になるところです。

 

ページ数やジャンルをまとめながら、人気シリーズはもちろん、それ以外の作品、小説以外からもおすすめの本をランキング形式でご紹介します。

島田荘司作品おすすめランキング15選

15位

講談社

ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(1)

価格:648円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

御手洗潔コミックの決定版

島田荘司の代表作御手洗潔シリーズのコミカライズです。小説のコミカライズは酷評されることが多いですが、この作品は原作ファンからの評価も高くなっています。予備知識がなくても問題なく楽しめるので、小説を未読の人にもおすすめです。

ジャンルコミックページ数224

ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録の口コミ

本格ミステリの傑作・御手洗潔シリーズがついに漫画化しました(同人誌等は以前にもありましたが)。
原作を知っている方も知らない方も楽しめる内容だと思います。

出典:https://www.amazon.co.jp

14位

原書房

島田荘司「異邦」の扉に還る時

価格:1,512円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

スーパー・ヴィジュアル島田マガジン

作品の誕生秘話などが語られる島田荘司のエッセイです。異邦の騎士に関連した短編作品も、掲載されています。すでに島田荘司の作品を読んでいることが前提ですが、ファンにはたまらない1冊です。

ジャンルエッセイページ数217

島田荘司「異邦」の扉に還る時の口コミ

その名のごとく、あの『異邦の騎士』に関連した感動の短編で幕開き。『ミタライ~』収録の短編よりもずっとよかったです。「還る」とある通り、『異邦~』の感動の意味が再確認できるし、新たな意味にも気づく。

出典:https://www.amazon.co.jp

13位

講談社

Classical Fantasy Within 第一話 ロケット戦闘機「秋水」

価格:1,058円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

島田荘司の超弩級ファンタジー

SF要素の強いファンタジー小説で、全12作予定の長編シリーズです。戦中を舞台にした作品で新兵器の開発などが行われる物語が、島田荘司らしい怪しい雰囲気で描写されています。

ジャンル長編ファンタジー小説ページ数190

Classical Fantasy Within 第一話 ロケット戦闘機「秋水」の口コミ

実在した試験型ロケット戦闘機「秋水」を題材にした全十二話の、最初の第一話です。
新兵器の開発という設定に、主人公の少年同様読んでいるこちらもワクワクしてきます。

出典:https://www.amazon.co.jp

12位

講談社

眩暈

価格:1,080円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

眩暈がする面白さ

ホラーテイストが強く非常にボリュームのある作品です。島田荘司の独特な世界観が最も強烈とも言われる作品になります。ページ数の割に非常に読みやすいという意見が多いです。

ジャンル長編推理小説ページ数708

眩暈の口コミ

悪い夢を見ているような感覚にとらわれる。
御手洗潔をじっくり味わえる作品。
「手記」の意味を現実にあった出来事だと、心理学の教授を相手に説明するシーンがすごく好き。

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11位

光文社

龍臥亭事件〈上〉

価格:802円(税込)

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御手洗潔と吉敷竹史がクロスオーバーする大長編

御手洗潔シリーズですが、吉敷竹史シリーズの重要人物が登場します。どちらのシリーズを理解する場合でも、重要な物語になっています。上下巻に分かれており、非常にボリュームがあります。しかし、上巻を読んだら下巻が待ち遠しくなる作品です。

ジャンル長編推理小説ページ数577

龍臥亭事件〈上〉の口コミ

上下巻の大作。
石岡が主人公として活躍します。
横浜馬車道で自信をなくしていた石岡の再生と成長が今回のテーマになります。

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10位

講談社

御手洗潔の挨拶

価格:637円(税込)

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御手洗潔の魅力に触れる1冊

御手洗潔シリーズの4作目にあたる短編集です。4つの事件が収録されており、読みやすいですが本格派推理として読み応えのある短編集になっています。事件とは直接関係ありませんが、御手洗潔の様々な魅力が描かれているのもこの短編集の特徴です。

ジャンル推理小説短編集ページ数336

御手洗潔の挨拶の口コミ

御手洗の推理力、行動力、破天荒さ。
どれをとっても魅力的な存在で、何度読んでもおもしろい。
また、ワトソン役の石岡の真面目さも好感がもてる。

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9位

光文社

漱石と倫敦ミイラ殺人事件

価格:842円(税込)

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島田荘司版シャーロックホームズ

シャーロック・ホームズと夏目漱石が登場するユニークな作品です。漱石とワトソンの2人の視点から、物事が語られます。2人を通して、ホームズが全く違う人物のように感じられるのもこの作品の魅力です。もちろん、ミステリーとしての完成度も高いです。

ジャンル長編推理小説ページ数407

漱石と倫敦ミイラ殺人事件の口コミ

島田荘司氏の書くユーモア溢れる最高級のホームズ・パロディです。
ストーリーは、ロンドンに留学した夏目漱石の下宿に幽霊が出るようになり、困った漱石はベーカー街の名物奇人(笑)と噂のシャーロック・ホームズ氏に相談してみる事にするのですが…というお話です。

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8位

講談社

暗闇坂の人喰いの木

価格:1,058円(税込)

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これぞ、島田荘司の怪奇小説

次々と人を飲み込んでいくという奇怪な大木の謎に挑む、御手洗潔シリーズの傑作です。非常におどろおどろしくホラー映画のような雰囲気の作品になっています。680ページの長編で、じっくりと物語を楽しみたい人におすすめです。

ジャンル長編推理小説ページ数680

暗闇坂の人喰いの木の口コミ

横溢してるね島田の美学が。。単に謎解き小説というより,もっと総合演出的。どうやったら読者の興味を拡散させずに読み進ませる事が
出来るかを熟知している。好奇心の煽り方なんかは絶品だ

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7位

光文社

毒を売る女

価格:540円(税込)

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島田荘司短編集の傑作

非常に完成度の高い短編ばかりが集められた1冊です。ジャンルが異なる短編ばかりなので、様々な島田荘司ワールドを楽しむことができます。他の話の人物も登場しますが、知らなくても問題なく楽しめます。初めて島田荘司作品を読み人にもおすすめです。

ジャンル推理小説短編集ページ数253

毒を売る女の口コミ

この話が一番好きで、何十回読んだのか覚えてないほどです。姉とハマり、電車の中や寝る前にもボロボロになるほど読みました。現在母親になり、「あるあるー」と思いながら今も読んでいます。

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6位

光文社

奇想、天を動かす

価格:720円(税込)

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島田荘司の全ての要素が組み合わさった傑作

ジャンル長編推理小説ページ数451

タイトルに奇想とあるように、非常に不可解な事件でかなり難解なトリックが使われています。消費税を払うのが嫌で起こった殺人事件から、迷宮入りした事件に繋がってしまう展開もかなり奇抜です。島田荘司の社会派ミステリーの最高傑作と言われる作品です。

奇想、天を動かすの口コミ

今は亡きかつての同僚(といっても当時とうに70歳を過ぎた方でしたが)に「ミステリーの最高傑作」だと薦められ、いただいた本です。
祖父のように思っていた方に敬意を表する意味で読み始めたのですが、文字通り奇想天外なトリック、私の知らない泥臭い戦後史を背景にした厚みのあるストーリーに圧倒されるばかり。

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5位

講談社

斜め屋敷の犯罪

価格:864円(税込)

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オンリーワンのトリックに衝撃

とにかく、驚愕のトリックが持ち味の作品です。非常に大がかかりなトリックゆえにバカミスと呼ばれることもありますが、思わず納得してしまう説得力があります。バカミスと言われても、本格派推理物になっているので謎解きを存分に楽しめます。

ジャンル長編推理小説ページ数480

斜め屋敷の犯罪の口コミ

「ここで犯行を行っているなと察したが方法がわからなかった」と書いているレビュアーがいる。自分も、どうやって第二の被害者が死んだか、種明かしされるまでさっぱりわからなかった。答えを知ったとき思わずあっと声が出た。呆れるほど大胆不敵な正面突破で不可能が可能になっていたからだ。

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4位

光文社

寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁

価格:617円(税込)

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島田荘司流トラベルミステリー

島田荘司の隠れた名作と呼ばれる吉敷竹史シリーズの記念すべき1冊です。島田荘司が初めてトラベルミステリーに挑戦した作品で、アリバイトリックも使われています。トラベルミステリーですが、島田荘司らしい大がかりなトリックも楽しめる作品です。

ジャンル長編推理小説ページ数346

寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁の口コミ

粗っぽいのに不思議と精巧さを持つ島田論理で彩られた異色のトラベル・ミステリー。物語冒頭の猟奇性で一気に惹きつけられ,捜査過程で
主人公の吉敷(よしき)刑事といっしょに旅情を感じ,解明したかに思えた次の瞬間には二重底の様に驚きの真相が隠れている.....凄い!

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3位

光文社

北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)

価格:637円(税込)

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奇想天外なトリックとトラベルミステリーの融合

吉敷竹史シリーズの中でも特に評価の高い作品です。島田荘司の作品では、地味だと言われる吉敷竹史シリーズの中でも、破格の大胆なトリックが楽しめます。吉敷の元妻加納通子が初めて登場するため、シリーズの中でも重要な話です。

ジャンル長編推理小説ページ数387

北の夕鶴2/3の殺人の口コミ

吉敷シリーズは、御手洗ものと比べると、警察の動きがメインである。
だから、どうしても地味な展開になってしまうのだがだが、本作だけは違う。
吉敷シリーズでは別格の大トリック、雰囲気であり、シリーズ中では最も好きだ。

出典:https://www.amazon.co.jp

2位

講談社

異邦の騎士

価格:756円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

島田荘司の処女作

御手洗潔シリーズの4作目ですが、実は島田荘司が最初に書いた小説です。ミステリーではなく、島田荘司の小説という意味で非常に高い評価を受けています。いきなり読んでも話は理解できますが、占星術殺人から読まないと面白さが半減してしまう要注意の1冊です。

ジャンル長編推理小説ページ数452

異邦の騎士の口コミ

この作品は推理欲がある方にはお勧めしません。
犯人は予想出来ても目的、計画は本当に島田潔以外には推理出来ないでしょう。

表題でも書いていますが島田先生の最高峰と呼べる名作です。

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1位

講談社

占星術殺人事件

価格:905円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

新本格ミステリの原点

島田荘司のデビュー作にして、最高傑作の呼び声も高い作品です。イギリスで世界の密室ミステリーベスト10で2位に選出されるなど、海外でも高い評価を受けています。長編を読むことに抵抗がないなら、この作品から読むのがおすすめです。

ジャンル長編推理小説ページ数544

占星術殺人事件の口コミ

全部理解できなくて良いから、とにかく読破して欲しい。
そうすればミステリの世界にどっぷりとはまれるはずだ。

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島田荘司作品の選び方

ここでは選び方を紹介していきます。

御手洗潔シリーズから選ぶ

島田荘司作品といえば、真っ先に名前が浮かぶのが浅見光彦シリーズでしょう。幻想的で奇怪な事件が起こり、大がかりで奇想天外なトリックを味わえる本格推理小説になります。

 

1作目の占星術殺人事件は島田荘司作品の中でも最高傑作と言われることが多く、世界的にも非常に高い評価を受けています。推理小説が好きな人には、ぜひ手にとってもらいたい一冊です。 主人公の御手洗潔はIQ300を超え、地球上のほとんどの言語に精通する天才です。

 

最初は胡散臭い占星術師でしたが、現在では脳科学者になっています。 物語が進むに従ってどんどん多才になっていく御手洗潔のなんでもアリぶりも、このシリーズの面白さの一つです。

できるだけ順番に読む

浅見光彦シリーズは、かなりの数のある大作になっています。初めて手に取る人はどんな順番で読んだらいいか、気になる人も多いでしょう。1作ごとに完結しているので、どこから読んでも理解できるようになっています。

 

ただ、人間関係などを理解して話に入り込みやすくなるためにも、できるだけ順番に読むことをおすすめします。 問題は、一作目の占星術殺人事件から読むか、四作目異邦の騎士から読むかということです。異邦の騎士は、島田荘司がデビュー前に書いた最初の作品です。

 

また、読みやすい異邦の騎士の方を最初に読んだ方がいいという意見もあります。しかし、異邦の騎士は、それより前の作品を読んでいないと面白さが半減してしまう作りになっているのです。そのため、占星術師の殺人から読み始めることをおすすめします。

重要人物が登場する巻は早めに読む

御手洗潔シリーズは、全て順番に読むべきだと強く主張する人もいます。ただ、ポイントを押さえておけばそこまで神経質になる必要はありません。シリーズを通して登場する重要人物が登場する話を押さえておけば、後は好きなように読んでも十分楽しむことができます。

 

6作目の暗闇坂の人喰いの木と10作目の龍臥亭事件は、それ以降の話を読む前に読んでおいた方がいいです。4作目の異邦の騎士は一番最初に書かれた作品なので、最初に読んでも問題なく理解できる話になっています。

 

しかし、占星術殺人殺人事件と斜め屋敷の犯罪を読んでからの方がより楽しむことができるので、この点は覚えておきましょう。

短編は順番を気にせずに読める

御手洗潔シリーズは順番に呼んだ方が楽しめますが、いきなり長編を読むのは敷居が高いという人もいるでしょう。長編はページ数も多く、全体的にかなり読みごたえがあります。占星術殺人事件は、冒頭からの数十ページを読むのが大変だという意見も多いです。

 

そこで、短編から読み始めるという方法もあります。短編ならいきなりを見始めたとしても話の筋が理解しにくくはなりません。御手洗潔シリーズが初めてという人でも十分に楽しめます。御手洗潔シリーズは短編も傑作が多いので、短編から読み始めるというのもおすすめです。

 

逆に短編は読みとばしても、話が理解しづらくなるわけではありません。4作目の異邦の騎士は、それ以前の話を読んでいないと面白さが半減すると言われます。しかし、3作目の御手洗潔の挨拶は短編なので、飛ばしてもそれほど問題ありません。

吉敷竹史シリーズから選ぶ

デビュー間もない島田荘司は、本格ミステリーに情熱を注いでいました。しかし、当時は社会派やトラベルミステリー全盛期だったため、なかなか評価されませんでした。そんな中で、トラベルミステリーと本格推理の融合を狙ったのが吉敷竹史シリーズです。

 

このシリーズで島田荘司は一躍人気作家になりました。もちろん本格推理ではあるのですが、トラブルミステリーとして楽しめます。途中から社会派としての要素も強くなっていくのも、このシリーズの特徴です。

 

島田荘司作品は、御手洗潔のように特殊で天才的な人物が探偵役を務めることが多いです。そんな中で、普通の刑事が主人公であることも、吉敷竹史シリーズを象徴しています。トリックだけでなく、物語や人間ドラマを楽しみたい人には吉敷竹史シリーズをおすすめです。

どんな順番で読むのがおすすめ?

吉敷竹史シリーズは島田荘司作品の中でもニ番目に長いシリーズものです。こちらも作品ごとに話が完結しているので、どこから読んでも話についていけないわけではありません。とはいえ、人間関係を理解できた方が物語を楽しむことができます。

 

初めて吉敷竹史シリーズに触れる人は、最初に一作目の「1/60秒の壁」を読みましょう。次に吉敷竹史の別れた妻加納通子が登場する「北の夕鶴2/3殺人」を読むようにしましょう。吉敷竹史シリーズはこの2つに目を通してから、他の作品を読むことをおすすめします。

 

しかし、吉敷竹史シリーズを楽しむには、これ以外にも読んでおいた方がいい本があります。

御手洗潔シリーズの作品も呼んだ方が理解できる

実は吉敷竹史シリーズと御手洗潔シリーズはリンクしています。そのため、御手洗潔シリーズでも重要な龍臥亭事件には、吉敷竹史シリーズを理解するために重要なエピソードになっています。

 

吉敷竹史シリーズを読むなら、北の夕鶴2/3殺人の後に、御手洗潔シリーズの10作目龍臥亭事件を読むことをおすすめします。1/60秒の壁、2/3の殺人、龍臥亭事件の三冊を読んだ後は、吉敷竹史シリーズでどの本を読んでも存分に楽しむことができるでしょう。

トラベルミステリーの要素が強い作品を読みたい場合は初期作品がおすすめ

吉敷竹史シリーズの初期の作品は、トラベルミステリーとしての要素が特に強いです。そのため、トラベルミステリーが好きな人は吉敷竹史シリーズの初期の作品がおすすめです。

 

6作目から次第に社会派ミステリーの要素が強くなっていくので、それ以前の作品を読むようにしましょう。 中でも、北の夕鶴2/3殺人はトラベルミステリーと本格ミステリーが融合した最高傑作という声が多いです。

 

トラベルミステリーですが、奇想天外で大胆なトリックが使われた非常に島田荘司らしい傑作になっています。

社会派ミステリーが読みたい場合は6作目からがおすすめ

吉敷竹史シリーズの中でも社会派の要素が強い作品を読みたい場合は、6作目以降の作品を中心に読むことをおすすめします。 11作目の奇想、天を動かすは、島田荘司の社会派ミステリーの中でも最高傑作と呼ばれる作品です。

 

消費税を請求したことで起こった殺人事件に隠れた壮大な背景と島田荘司らしい大胆なトリックが見事に融合しています。 6作目以降は社会派の要素が強い作品ばかりなので、適当に選んでいくだけでも好きな人には十分で楽しめるでしょう。

二大シリーズ以外から選ぶ

島田荘司の小説は、御手洗潔シリーズや吉敷竹史シリーズだけではありません。他にもあるシリーズものや単発の長編小説、短編などにも魅力的な作品が揃っています。

第3のシリーズから選ぶ

島田荘司の作品には御手洗潔シリーズや吉敷竹史シリーズ以外に「Classical Fantasy Within」というタイトルのシリーズものがあります。この作品は島田荘司らしい怪しい雰囲気のSFファンタジー小説です。

 

昭和20年の戦中の時代から始まる物語で、様々な架空の兵器が登場します。全12巻の予定で、まだ未完ですが最終的に全ての物語がつながって本格ミステリーになる作品の予定です。 この物語は全て繋がっているので、1巻から読むことを強くおすすめします。

 

現在、8巻まで刊行されているので、全て読むとかなり長いです。それでも、島田荘司の作品としてはかなりを読みやすく書かれているので、さくと読むことができます。

単発作品から選ぶ

島田荘司の作品には、単発の長編小説がたくさんあります。シャーロックホームズと夏目漱石が協力する作品や歴史的な事件の謎に作品、SFなど幅広いジャンルの長編小説があります。

 

ニ大シリーズと関連のある人物が登場する小説もありますが、予備知識がなくても楽しめる作品ばかりです。基本的に全ての話が独立しているので、気軽に手が出せるのが魅力になっています。

 

ページ数も分厚いものから、薄いものまで様々です。シリーズものに手を出すのは抵抗があるけれど、長編小説が読みたい人におすすめです。

短編集から選ぶ

島田荘司は短編集もかなりの数が出版されています。短編集は短いストーリーでそれぞれ完結しているのが魅力です。

 

「毒を売る女」は、サスペンスからミステリー、SF、ちょっと不思議なショートショートなど幅広いジャンルの作品を読むことができます。1冊で、島田荘司の様々な魅力を知ることができるでしょう。

 

他にも、島田荘司は面白い短編集を書いています。長編として通用する内容を短編に凝縮した話も多いです。島田荘司は読みたいけれど、長編は敷居が高いという人は短編集から読むのをおすすめします。

小説以外から選ぶ

島田荘司作品というとどうしても推理小説をイメージしてしまいますが、島田荘司の作品は小説以外にも魅力的なジャンルがあります。島田荘司作品から小説以外についてご紹介します。

エッセイから選ぶ

島田荘司作品は世界観がかなり独特です。その世界観に魅力を感じるのなら、是非エッセイを読むことをお勧めします。小説に影響を与えた音楽や自動車、地域などが詳しく語られているので、小説の背景を知ることができます。

 

また、推理小説の制作に関するエピソードや島田荘司作人についての対談、書き下ろしのオリジナル小説など、島田荘司作品が好きな人にはおすすめの要素が満載です。島田荘司初心者にはおすすめできませんが、ファンならば存分に楽しむことができるでしょう。

 

ただし、車を扱ったエッセイは、島田荘司のファンなら楽しめるものと車好きでないと楽しめないものがあります。この点は注意して選びましょう。

コミックから選ぶ

最近は、小説のメディアミックス作品なども増えています。御手洗潔シリーズのみですが、島田荘司作品も漫画化されています。そのため、まずは漫画から御手洗潔シリーズに手をつけるというのもありでしょう。

 

小説のコミカライズは、原作ファンから厳しい評価を受けることが多いです。しかし、週刊モーニングで連載されている御手洗潔シリーズの漫画は、原作ファンからも評価が高いのでおすすめです。短編から漫画化されているので、予備知識がなくても十分に楽しめます。

 

コミカライズは、小説を読んだ人がない人向けに作られた側面もあります。その後に、占星術殺人事件に読んでも、何の問題もありません。初めて御手洗潔シリーズを読む人はもちろん、物語を別角度から楽しみたい原作ファンにもおすすめできます。

島田荘司のおすすめ本比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
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    講談社

  • 2
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    講談社

  • 3
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    光文社

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    光文社

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    講談社

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    光文社

  • 7
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    光文社

  • 8
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    講談社

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    光文社

  • 10
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    講談社

  • 11
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    光文社

  • 12
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    講談社

  • 13
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    講談社

  • 14
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    原書房

  • 15
    アイテムID:15125の画像

    講談社

  • 商品名
  • 占星術殺人事件
  • 異邦の騎士
  • 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)
  • 寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
  • 斜め屋敷の犯罪
  • 奇想、天を動かす
  • 毒を売る女
  • 暗闇坂の人喰いの木
  • 漱石と倫敦ミイラ殺人事件
  • 御手洗潔の挨拶
  • 龍臥亭事件〈上〉
  • 眩暈
  • Classical Fantasy Within 第一話 ロケット戦闘機「秋水」
  • 島田荘司「異邦」の扉に還る時
  • ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(1)
  • 特徴
  • 新本格ミステリの原点
  • 島田荘司の処女作
  • 奇想天外なトリックとトラベルミステリーの融合
  • 島田荘司流トラベルミステリー
  • オンリーワンのトリックに衝撃
  • 島田荘司の全ての要素が組み合わさった傑作
  • 島田荘司短編集の傑作
  • これぞ、島田荘司の怪奇小説
  • 島田荘司版シャーロックホームズ
  • 御手洗潔の魅力に触れる1冊
  • 御手洗潔と吉敷竹史がクロスオーバーする大長編
  • 眩暈がする面白さ
  • 島田荘司の超弩級ファンタジー
  • スーパー・ヴィジュアル島田マガジン
  • 御手洗潔コミックの決定版
  • 価格
  • 905円(税込)
  • 756円(税込)
  • 637円(税込)
  • 617円(税込)
  • 864円(税込)
  • 720円(税込)
  • 540円(税込)
  • 1058円(税込)
  • 842円(税込)
  • 637円(税込)
  • 802円(税込)
  • 1080円(税込)
  • 1058円(税込)
  • 1512円(税込)
  • 648円(税込)
  • ジャンル
  • 長編推理小説
  • 長編推理小説
  • 長編推理小説
  • 長編推理小説
  • 長編推理小説
  • 長編推理小説
  • 推理小説短編集
  • 長編推理小説
  • 長編推理小説
  • 推理小説短編集
  • 長編推理小説
  • 長編推理小説
  • 長編ファンタジー小説
  • エッセイ
  • コミック
  • ページ数
  • 544
  • 452
  • 387
  • 346
  • 480
  • 451
  • 253
  • 680
  • 407
  • 336
  • 577
  • 708
  • 190
  • 217
  • 224

まとめ

島田荘司の作品からおすすめ本を15冊ご紹介しました。初心者からファン向けの本までご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?島田荘司の作品は独特の作風ですが、ハマると抜け出せなくなる強烈な魅力があります。

まだ、手に取ったことがない人は短編集からでもいいので、読んでみることをおすすめします。

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