【2024年版】林真理子作品のおすすめ人気ランキング15選【代表作やエッセイも】
2024/08/30 更新
大人気作家の林真理子さんは恋愛小説をはじめ社会派小説・エッセイなど数々の書籍を生み出しています。直木賞をはじめとする受賞作品も数多くどれを読むか迷ってしまいますよね。そこで今回は林真理子作品の選び方と代表作・面白いおすすめ作品をランキング形式でご紹介します。
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目次
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今回の記事では林真理子の人気おすすめ本ランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
作家・林真理子の魅力とは?
小説家・エッセイストの林真理子さんは1982年に初エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」でデビューしました。続編の「夢見る頃を過ぎても」と立て続けにベストセラーになり一躍有名になった人気作家です。
代表作である「葡萄が目にしみる」をはじめ直木賞受賞作の「最終便に間に合えば」など数々の面白い名作を生み出しています。映画化・朝ドラのモデルにされたものも多いのでどれを読むか迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は林真理書籍の選び方とおすすめ作品をランキング形式でご紹介します。ランキングはジャンル・リアルさ・話題性を基準に作成しました。購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
林真理子作品の選び方
林真理子は多作な作家で、小説以外にエッセイも数多く発表しています。ここでは林真理子作品をいくつかに分類していきますので、選ぶ際の参考にしてください。
テーマで選ぶ
小説家・林真理子の作品にはさまざまなジャンルがあります。女性の心理を描いたものから歴史小説まで多種多様です。
自分はどんな女性なのかを見つけるなら奇跡などの「林真理子流小説」がおすすめ
1980年代の小説は若い女性を主人公にした丁寧な心理描写が特徴の作品が豊富です。自分と人とを比べて憧れたり、妬んだり僻んだりと感情の起伏を的確に捉えています。代表作は「葡萄が目にしみる」「最終便に間に合えば」「星影のステラ」「奇跡」などです。
まっすぐな目で女性の心理を描く林真理子流の作風は、1980年の初期小説から確立していました。主人公に自分を重ねて自分はどんな女性なのかを見つけたい読者は、このジャンルの小説を選んでみてください。
バブル期に関心がある方は「ライフスタイル小説」などの短編集がおすすめ
林真理子作品には、バブル期・ポストバブル期に書かれたライフスタイル小説や短編集も豊富です。バブル期小説の代表的な作品に「アッコちゃんの時代」があります。当時、都市に暮らす誰もが熱に浮かされたような雰囲気のなかで遊び、贅沢を満喫していました。
林真理子は当時の風俗を冷静な目で描いた作品を多く書いています。一転してポストバブル期には、手のひらを返したような不景気が襲い、華やかな業界では競争が激しくなり、自立を目指したキャリア女性にも、結婚による安定願望が芽生えました。
この頃の風俗を描いた作品が「コスメティック」です。そして「不機嫌な果実」「みんなの秘密」が描く不倫の時代へと続きます。日本中が豊かさの夢を見たバブル期、キャリア女性に対する風当たりが強まったポストバブル期に関心がある方におすすめです。
恋に悩むOLの方は「働く女性」をテーマにした恋愛小説がおすすめ
このテーマが林真理子さんのど真ん中です。都会で夢を抱いて暮らす女性たちの夢と友情と恋愛と仕事の青春群像劇で、林真理子作品のなかで最もテレビドラマ化されているジャンルでもあります。
代表作の恋愛小説「トーキョー国盗り物語」には、「ワーキングガールの夢と野心!」と、のちの林真理子さんの作品につながるようなインパクトのあるキャッチフレーズがついていました。
代表作を読むなら大河・朝ドラマの原作にもなった「歴史小説」がおすすめ
林真理子さんには歴史小説作家の一面もあります。「本を読む女」ではご自身の母親をモデルに、戦争前後の女性の生き方を描きました。1990年代の代表作は朝ドラ花子とアンのモデルとなった「白蓮れんれん」や「ミカドの淑女」です。
最新の代表作といえば「西郷どん」です。2018年NHK大河ドラマの原作にもなりました。林真理子さんにとっては異色の男性主人公もので歴史もののテーマも「恋愛に生き抜いた女性」から「人にとって幸せとはなにか」にスケールアップしています。
料理に関心がある方は「料理・レストラン」がテーマのものもおすすめ
46歳の頃にル・コルドン・ブルー日本校でフランス料理を習っていた林真理子さんは、経験を活かして料理をテーマにした作品も多く生み出しています。代表作としては「マリコ・レシピ」で、そのほかにも「聖家族のランチ」「もっと塩味を!」も有名です。
時代小説を読みたい方は現代に生きる女性を描いた「実名モデル小説」がおすすめ
現代に生きる女性をモデルにその人生を描き切る作品があり、実名モデル小説と呼ばれています。代表作は「RURIKO」で冷静な目でスターの実像を描き、そのまま時代小説と呼べる作品です。
ノンフィクションではりませんが事実に基づいた構成となっており、作家・林真理子の想像力をかきたてた女性が選ばれています。林真理子さんの実名モデル小説には、ほかにも江利チエミさんを描いた「テネシーワルツ」も有名です。
現代人と宗教の密接な関係を知りたい方は「宗教」がおすすめ
林真理子さんは宗教をテーマにした小説も描いています。現代人と宗教の意外にも密接な関係や、平和で安定した生活を望む現代人が宗教に深入りしていくまでの過程をリアルに描いており、「紫色の場所」などがその代表です。
エッセイで選ぶ
エッセイを書き続け、小説とエッセイは作家・林真理子の創作の両輪です。ここからはエッセイについて解説していきます。
日常や恋愛感情に悩める女性なら欲望を上品に描いた「デビューエッセイ」がおすすめ
デビューエッセイ「ルンルンを買っておうちに帰ろう」は、若い女性の日常や恋愛感情を率直に表現しています。普段は隠している女性の欲望を、ギラギラしない範囲で上品に描いた有名作品です。
1980年代の作品なので読むときには時代背景への理解が必要ですが、女性の欲望を肯定的に捉えサービス精神満点のこのエッセイは、悩める女性の味方となります。「夢見るころを過ぎても」「ルンルン症候群」などこの時期のエッセイは元気もらえる作品です。
自分磨きの教科書なら美女入門など「美」をテーマのエッセイがおすすめ
「美女に幸あれ」「美女入門」「美貌(びぼう)と処世」などの作品からもわかるように、エッセイスト・林真理子にとって美と美女は大きなテーマです。きれいになりたい女の子への応援教科書、自分を磨いた体験談など「美」といっても内容はさまざまあります。
やる気がでるものなら成熟スイッチなど「野心」がテーマの小説がおすすめ
最近の林真理子さんのエッセイのキーワードは「野心」です。周囲に波風をたてない低め・安定の世の中に対して、あえて野心を持つ必要性を説くようなエッセイがあります。野心を大事にするのは自分を大事にし、自分に投資する気持ちが生まれるので大切です。
野心があるから見過ごしがちな体験を自分のものにできます。林真理子さんの野心は、思い続ける大切さをメッセージとしており、「野心のすすめ」「成熟スイッチ」などは元気の出る応援エッセイとしても人気です。
新作の小説を読みたい方は「新刊」エッセイがおすすめ
林真理子さんの最新刊は2022年9月30日発売の「カムカムマリコ」で、週刊文春の人気ご長寿連載エッセイをまとめた33巻です。コロナ禍など最新の情勢を独自の目線で描き人気なので、新刊を読みたい方はぜひチェックしてみてください。
持ち運ぶなら「文庫本」をチェック
林真理子さんの作品を読みたいけれど忙しくて時間が取れない、電車での移動中などのすき間時間に少しずつ読み進めたい方には文庫本がおすすめです。単行本とは違いコンパクトで持ち運びやすく、かさばらないので鞄の中でも場所をとりません。
有名な作品なら直木賞など「受賞作」をチェック
評価の高い作品を読みたいなら直木賞を受賞した「最終便に間に合えば」がおすすめです。1986年に直木賞を受賞しています。そのほかにも柴田錬三郎賞の「白蓮れんれん」や吉川英治文学賞の「みんなの秘密」など数々の受賞作があるのでチェックしてみてください。
林真理子の小説人気おすすめランキング15選
KADOKAWA
美女入門
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
今も話題の絶えない美人入門!自らの美貌を題材に
口コミを紹介
「地位もお金も」手にしたハヤシさんが、それらを総動員して、センスのよい「美女」になろうとする姿は、見ていて勇気付けられる。
講談社
成熟スイッチ
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
成熟スイッチはどこにでもある!4つの成熟を紹介した書籍
「野心のすすめ」から9年、待望の人生論新書です。日大理事長就任し、そこで得た知識を大公開しています。明日から使えるさまざまなテクニックが詰まっているので、ぜひチェックしてみてください。
発売日 | 2022/11/17 |
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リアル度 | 日大理事長就任後だからこその本音 |
時代性 | 社会人としての価値を上げる |
話題性 | 4つの成熟がテーマ |
口コミを紹介
歳をとるということは成熟するということと考えると、まだまだ未熟な自分に気づかされました。
講談社
ミルキー
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
危険な大人の恋愛に1歩踏み込んだ先には?
危険な恋愛を描いた12の短編ストーリーが詰まった小説です。女の顔だけ、さまざまな恋愛を生々しく描きミルキーの名にふさわしい作品になっています。リアルで生々しい表現をここまで表現できるのは林真理子の作品でしか味わえません。
発売日 | 2007/2/10 |
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リアル度 | 大人の女の危険な恋愛 |
時代性 | 危険な恋愛 |
話題性 | 女の秘密が詰まった短編集 |
女性が普段思っていても、言葉にしない、心の奥底に秘めておくいやらしいところを、まさについています。読んでいて、ぞっとしました。他人事には思えません。。
角川文庫
ルンルンを買っておうちに帰ろう
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
女性の本音をリアルに描いたデビュー・エッセイ集
モテたい・やせたい・結婚したいなどいつの時代も変わらない女性の欲望を描いたデビュー・エッセイ集です。ひがみ・妬み・そねみも相まって、泣きたい思いを抱えつつ女性の本音を代弁しています。
発売日 | 1985年10月31日 |
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リアル度 | 女性のリアルなホンネ |
時代性 | 結婚や恋愛の妬み・嫉み |
話題性 | 文庫・単行本あわせて100万部超のベストセラー |
口コミを紹介
デビュー作と紹介されていたので購入した。面白く、クスクスと笑いながら、あっという間に読み通してしまった。
口コミを紹介
同じ人生でもこんなに、素晴らしい出会いがあるなんて、最高に面白く読みました
角川書店
葡萄が目にしみる
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
デビュー作ながら直木賞候補作になった林真理子の代表作
小説家・林真理子のデビュー作です。いきなり直木賞候補作になる衝撃のデビューでした。出身地である山梨県を舞台にした女子高校生の青春小説で林真理子さんの「自伝的小説」ともいわれています。
葡萄の里の四季の移ろいを背景にした、胸が切なくなるような少女の成長の物語です。好きな男の子に想いを伝えられない不器用な乃里子の、多感な自意識・劣等感・優越感・嫉妬・憧れが描かれます。
発売日 | 1984年10月26日 |
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リアル度 | 地方女子高生のリアル |
時代性 | 青春群像劇 |
話題性 | テレビドラマ化 |
口コミを紹介
高校生の頃、この本を読みました。今回は、高校生の娘と読みました。時代背景が今と違うけど、娘も「なんか、わかるなー、いるなーこういう子、いい本だね、さすが、林真理子さんだね」という感想を語ってました。
集英社
本を読む女
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
歴史小説の出発点でテレビドラマ化された人気作品
林真理子さんには「歴史もの」と呼ばれる歴史上の人物に焦点をあてた作品群があります。こちらの「本を読む女」は林真理子さんの歴史ものの原点で、モデルはなんとご自身のお母さまです。
太平洋戦争が始まり時代の荒波に巻き込まれながらも、本を支えに昭和の時代を生きた1人の文学少女の成長を描いています。2003年にNHK「夢見る葡萄〜本を読む女〜」としてテレビドラマ化されました。
発売日 | 1990年5月20日 |
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リアル度 | ご自身の母親がモデル |
時代性 | 太平洋戦争前後 |
話題性 | NHKでテレビドラマ化 |
口コミを紹介
本の大好きな少女が、現実の世界で大人の女性になるということ、本を読みながら漠然と夢みていた美しい世界がいつの間にか消え、たくましく生きている自分に気づく、ということ、この切なさが、そのまま伝わってくる。
文藝春秋
最終便に間に合えば
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
恋愛の教科書!直木賞受賞作の大人の女性の恋愛短編集
林真理子さんのメジャーデビュー作である直木賞受賞作「最終便に間に合えば」です。恋愛をテーマに描かれた5編からなる短編集で、受賞したのはそのなかの「最終便に間に合えば」「京都から」のリアルな恋愛描写が話題になりました。
本のタイトルにもなっている「最終便に間に合えば」は旅行先の札幌で、7年前に別れた男性と再会する物語です。「京都から」は古都を舞台に年下の男性との甘美な恋愛を描いた物語でどちらも大人の女性の恋愛の繊細な機微を描いています。
発売日 | 1985年11月20日 |
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リアル度 | 大人の女のリアル |
時代性 | 都市が舞台の短編集 |
話題性 | 直木賞受賞作 |
口コミを紹介
背景はバブルですが、よくある普遍的な男女間の行き違い、理解のむずかしさをうまく表していると思います。当時、独身で一人暮らし、仕事をしている、そういう女性の心情を描いた小説というのは、画期的だったんだと思います。
集英社
白蓮れんれん
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
朝ドラ「花子とアン」のモデルとなった書籍
「白蓮れんれん」は林真理子さんの歴史ものの傑作で、大正三美人の1人である柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん)がモデルになっています。柳原白蓮は大正天皇の従妹の血筋に生まれました。
華族出身で夫がありながら、社会運動家と駆け落ちした「白蓮事件」で知られます。門外不出とされてきた2人の恋文を資料に得て、林真理子さんが時代に抗いながら生きる大正の女性を描いた傑作です。柴田錬三郎賞を受賞しています。
発売日 | 1994年10月30日 |
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リアル度 | 実録白蓮事件 |
時代性 | 大正時代の駆け落ち |
話題性 | 柴田錬三郎賞受賞作 |
口コミを紹介
TVと重ね合わせて読みました。読みやすく白蓮さんの生き方を理解できるいい本だと思います。
文藝春秋
不機嫌な果実
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
映画化・ドラマ化されたリアルすぎる伝説の不倫恋愛小説
小説家・林真理子の出世作で主婦の「不倫」をリアルに描いて大きな話題となりました。1997年には映画化・テレビドラマ化された作品です。1人の夫と2人の不倫相手の間で揺れ、次第に深い関係に陥ってしまう主人公を描いています。
発売日 | 1996年10月30日 |
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リアル度 | 主婦の不倫のリアル |
時代性 | 映画は成人指定 |
話題性 | 映画化・テレビドラマ化 |
口コミを紹介
さすが林真理子と思った作品。不倫以外の部分で、女性としてこんな人いるよねとか、こういう感情に動かされてこういう行動に出ていたんだって、納得しました。不倫が実っても熟さない気持ちの根底は?その答えが書いてある。
講談社
みんなの秘密
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
男女間の恋愛の秘密を描いた吉川英治文学賞受賞作
男女間の恋愛の秘密を描いた12編の短編集です。1話目の脇役が2話目の主人公に、2話目の相手役が3話目の主人公にと各短編がリレー形式でつながります。夫の浮気・妻の不倫・犯罪・夫婦・親子など、秘密の恋愛の回路が次々に明るみになる作品です。
リレー形式でによりどんな方にもある秘密が感じられるような内容になっており、いつの間にか身近なみんなの秘密をのぞいてしまった気分になります。吉川英治文学賞を受賞した作品です。
発売日 | 1997年12月5日 |
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リアル度 | リレー形式で秘密を暴露 |
時代性 | 恋愛のいろいろなカタチ |
話題性 | 吉川英治文学賞受賞作 |
口コミを紹介
短編集ですが、連続性があります。妻の真意に思い至らず浮気をして悦に入っている夫の視点で描かれたストーリーと、逆にその妻の視点で描かれたストーリーがあったり。タイトル通りみんなの秘密を覗いたような気分になります。
小学館
コスメティック
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
陰謀渦巻く業界を描いたキャリア女性ものの傑作
主人公・沙美が担当しているのはとある外資系化粧品会社で、バブル後は競争が激しくなり、陰謀渦巻く業界へと変わってしまっています。そんななか夢を捨てずに仕事にも恋愛にも全力のキャリア女性の苦闘を描いた作品です。
化粧品業界の裏側があまりにもリアルに描写されているため広告会社に勤務していた頃の著者の経験を描いた暴露小説ではないかと業界を震撼させました。化粧品業界のPR担当の仕事をリアルに理解できます。
発売日 | 1999年3月1日 |
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リアル度 | 化粧品業界のリアル |
時代性 | バブル後のキャリア女性 |
話題性 | 暴露小説ではないか |
口コミを紹介
化粧品業界を取材し、主人公をそのPR担当に据えて描いた大人の女性の物語。働く女性を主人公に据えた物語を数多く描いている著者の作品の中でも、とりわけ光彩を放つ一冊だと思います。
小学館
anego
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
リアルな欲望の描写を際限なく描いたビューティホラー
丸の内の大手商社に勤務する女性が経験する恋愛のすべてを描き尽くした作品です。OLのセックスや派遣社員の怒り、結婚運に恵まれない女性のあせりや苛立ちをこれでもかという筆力で描いています。
リアルな欲望の描写は、最後には震えるほど怖ろしい事態へと突き進み、新ジャンル「ビューティーホラー」を切り開きました。2005年にテレビドラマ化されましたが、結末の恐怖はテレビドラマでは描かれていません。
発売日 | 2003年10月1日 |
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リアル度 | 丸の内OLのリアル |
時代性 | いまだ独身のアネゴ |
話題性 | テレビドラマ化 |
口コミを紹介
篠原涼子さん主演のドラマが当時話題になったのは知っていましたが、原作が林真理子氏の小説だったとはつい最近知りました。原作とドラマは大分違うようですが、こちらの小説版、かなり怖いです。最後はホラー並みの展開。
文藝春秋
下流の宴
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
文庫本も人気!格差社会を女性目線で描いた作品
格差社会を女性目線でリアルに描き切った傑作で、下流を見下してプライドを保とうとする中流家庭の主婦が主人公です。日々順調だった生活はある日息子がフリーターの女性と結婚するといって綻び始めます。
下流を作り格差社会をあおっているのは、大多数を占める方々の中流意識ではないか、との問題意識を読者につきつけ、提起している作品です。2011年にはNHKデテレビドラマ化されています。
発売日 | 2010年3月25日 |
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リアル度 | 下流をつくる中流意識 |
時代性 | 格差社会 |
話題性 | NHKテレビドラマ化 |
口コミを紹介
さすがの林真理子先生。現代版下克上でした。現実にありそうなスリラーだと思いました。たくさんいると思います。こういう人たち。読んで良かった。ゾクゾクしましたよ。。。
新潮社
小説8050
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
引きこもり100万人時代を生きる方は必読の面白い作品
7年間引きこもりを続る長男とその家族を描いた社会派小説です。有名中学に合格し、医師を目指していた長男の心を蝕んだ過去に父親が立ち向かいます。引きこもりの子を80代の親が世話をする「8050問題」や「いじめ」がテーマで大反響の作品です。
部屋から出られなくなって息子のために家族は何ができるのかを考え「引きこもり100万人時代」を生きる全日本人必読の絶望と再生の感動作で、家族について改めて考えさせられます。
発売日 | 2021年4月28日 |
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リアル度 | リアルな社会問題 |
時代性 | 引きこもり100万人時代・8050問題 |
話題性 | 発売前から重版決定 |
口コミを紹介
自分も進学校で虐められてから中退し、不登校を経験してから独学で勉強し進学したものですが、当時の自分を思い出させる良い小説だったと思いました。
林真理子の小説おすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 発売日 | リアル度 | 時代性 | 話題性 | |
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1位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
引きこもり100万人時代を生きる方は必読の面白い作品 |
2021年4月28日 |
リアルな社会問題 |
引きこもり100万人時代・8050問題 |
発売前から重版決定 |
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2位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
文庫本も人気!格差社会を女性目線で描いた作品 |
2010年3月25日 |
下流をつくる中流意識 |
格差社会 |
NHKテレビドラマ化 |
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3位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
リアルな欲望の描写を際限なく描いたビューティホラー |
2003年10月1日 |
丸の内OLのリアル |
いまだ独身のアネゴ |
テレビドラマ化 |
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4位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
陰謀渦巻く業界を描いたキャリア女性ものの傑作 |
1999年3月1日 |
化粧品業界のリアル |
バブル後のキャリア女性 |
暴露小説ではないか |
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5位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
男女間の恋愛の秘密を描いた吉川英治文学賞受賞作 |
1997年12月5日 |
リレー形式で秘密を暴露 |
恋愛のいろいろなカタチ |
吉川英治文学賞受賞作 |
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6位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
映画化・ドラマ化されたリアルすぎる伝説の不倫恋愛小説 |
1996年10月30日 |
主婦の不倫のリアル |
映画は成人指定 |
映画化・テレビドラマ化 |
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7位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
朝ドラ「花子とアン」のモデルとなった書籍 |
1994年10月30日 |
実録白蓮事件 |
大正時代の駆け落ち |
柴田錬三郎賞受賞作 |
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8位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
恋愛の教科書!直木賞受賞作の大人の女性の恋愛短編集 |
1985年11月20日 |
大人の女のリアル |
都市が舞台の短編集 |
直木賞受賞作 |
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9位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
歴史小説の出発点でテレビドラマ化された人気作品 |
1990年5月20日 |
ご自身の母親がモデル |
太平洋戦争前後 |
NHKでテレビドラマ化 |
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10位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
デビュー作ながら直木賞候補作になった林真理子の代表作 |
1984年10月26日 |
地方女子高生のリアル |
青春群像劇 |
テレビドラマ化 |
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11位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
本当の愛とは何?不倫と奇跡交わるはずのない2つ言葉 |
2022/2/16 |
羨望・嫉妬・軽蔑などさまざまな欲望があらわに |
不倫 |
38年ぶりの書き下ろし |
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12位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
女性の本音をリアルに描いたデビュー・エッセイ集 |
1985年10月31日 |
女性のリアルなホンネ |
結婚や恋愛の妬み・嫉み |
文庫・単行本あわせて100万部超のベストセラー |
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13位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
危険な大人の恋愛に1歩踏み込んだ先には? |
2007/2/10 |
大人の女の危険な恋愛 |
危険な恋愛 |
女の秘密が詰まった短編集 |
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14位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
成熟スイッチはどこにでもある!4つの成熟を紹介した書籍 |
2022/11/17 |
日大理事長就任後だからこその本音 |
社会人としての価値を上げる |
4つの成熟がテーマ |
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15位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
今も話題の絶えない美人入門!自らの美貌を題材に |
2002/3/21 |
実話を元にした美 |
1999年の話題作 |
いい女になるためのヒント |
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通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
週刊文春での連載がギネス世界記録に認定
1983年から現在に至るまで週刊文春にて連載記事を書き続けている林真理子さんは、2019年8月に1615回目をむかえると、同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数としてギネス世界記録に認定されました。
1983年「今宵ひとりよがり」のタイトルから始まり「今夜も思い出し笑い」「マリコの絵日記」「夜ふけの縄跳び」として続いてきた大人気の連載です。ぜひチェックしてみてください。
新刊や娘の情報が更新されているブログもチェック
林真理子さんはブログの執筆も行っています。食事や娘との日常、近況を綴った記事に加え新刊情報などについても随時更新されているので林真理子さんのファンなら一見の価値ありです。下記サイトから読めますのでぜひチェックしてみてください。
そのほか人気作家の面白い書籍もチェック
ここまで林真理子さんの作品を紹介してきましたが、ほかにも人気のおすすめ作家はたくさんいます。以下の記事では島本理生・三浦しをん・瀬尾まいこ・江國香織・湊かなえの面白いおすすめ書籍ランキングをご紹介していますので、併せてチェックしてみてください。
まとめ
林真理子作品の選び方とおすすめ書籍ランキングをご紹介しました。女性の目線で時代を描く作家として有名な林真理子さんは、令和の現在も目が離せません。せひ本記事を参考に気になる作品をチェックしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
自らセンス・腕・体を磨き努力して手に入れた美貌についてを綴った書籍です。1999年話題になり今も女性を引きつけて教訓とし女性を支えています。ぜひ、林真理子の美について興味がある方は手に取ってみてください。