小池真理子の書籍のおすすめ人気ランキング15選【最新刊や代表作も】
2023/07/05 更新
小池真理子は恋愛小説だけでなくエッセイやミステリー・ホラーなども手がける作家です。今回は小池真理子の書籍の選び方やおすすめ人気ランキングを紹介します。最新刊や直木賞を受賞した代表作・映画化した作品なども必見です。
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目次
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小池真理子とはどんな作家?
小池真理子はは1952年、東京生まれの女性作家であり、「恋」で第114回の直木賞を受賞しました。「短編の名手」と称されるほど短編がおもしろい作家なのですが、実は長編小説でも多くの名作を執筆しています。
直木賞を受賞したのは恋愛小説でしたが、作風の幅は広く、ほかにもエッセイやホラー・サスペンス・ミステリーなどさまざまなジャンルの作品を書いている作家です。その中には映画化やドラマ化されたものも多く、作家としての素晴らしさが伺えます。
そこで今回は、小池真理子の書籍の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。代表作や新刊情報も紹介するので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
小池真理子の短編・エッセイ作品のおすすめ
小池真理子の恋愛小説のおすすめ
小池真理子のホラー・ミステリー小説のおすすめ
小池真理子の作品の魅力
小池真理子の作品はリアリティのある心理描写です。登場人物たちに気づいたら感情移入してしまうような表現力があり、その世界に引き込まれてしまいます。背景描写もすばらしく、その風景がはっきりと目に浮かんできます。
人間の性・愛・死をテーマにした作品が多く、長編作品が有名ですが、短編も素晴らしい作品が数多くあります。
小池真理子の作品の選び方
小池真理子の作風は幅広く、どれを読めばいいか迷ってしまう方も多いはずです。ここではどんな視点から作品を選べばいいかをご紹介します。
小説の長さで選ぶ
小池真理子の作品は、大きく分類すると短編と長編に分けられます。それぞれによさがあるため、自分の好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
さまざまなジャンルを楽しみたいなら「短編集」
小池真理子の短編は、一瞬一瞬を鮮明に切り抜いたような描写の巧みさが魅力です。短編集には短い時間で読める物語がいくつも収録されているので、隙間時間で本を読みたい方や長時間の読書が苦手な方に向いています。
小池真理子の短編集は、「夏の吐息」や「妻の女友達」などが有名です。ほかにもミステリー系の短編集「会いたかった人」や、40代の女性の恋愛短編集「夜の寝覚め」、記憶と家にまつわる物語を描いた「記憶の隠れ家」などもおすすめできます。
恋愛や死生観が描かれた世界に浸りたいなら「長編小説」がおすすめ
小池真理子の長編作品には「恋」「狂王の庭」「冬の伽藍」などの恋愛ものが目立ちます。そのどれもが秀逸で、多くの人々に愛されている作品です。一方で、死生観と真っ向から立ち向かった「死の島」などの作品もあります。
長編小説は物語が長い分、ストーリーにのめりこめるのがポイントです。小池真理子の描く世界にしっかり浸かりたい方に向いています。下の記事では、大人向けの恋愛小説を紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
ジャンルで選ぶ
小池真理子は恋愛小説だけでなく、ミステリーやホラー、家族関係を描いた小説も評価が高いです。また、自身も波瀾万丈な人生を送っているエッセイも読み応えがあります。
日常に潜む恐怖感なら「ホラー・ミステリー・イヤミス小説」がおすすめ
小池真理子のミステリー・イヤミス小説は、日常に潜むホラーや恐怖・不快感をテーマにしたものが多くみられ、恐怖がより身近に感じられる特徴があります。また、恐怖すらも愛おしく感じさせる作品も見ものです。
妻の女友達と妻によってはめられてしまう「妻の女友達」、ノスタルジックなホラー「怪談」、ストーカーものをいち早く書いた「間違われた女」、異世界をしっとりと描いた「異形のものたち」など、名作揃いです。
作者独自の表現を楽しみたいなら「恋愛小説」
小池真理子の王道であるジャンル・恋愛小説には多くの代表作があります。小池真理子のよさを楽しみたいのであれば一番に読むのをおすすめするジャンルです。短編から長編まで、そのどれもに作者独自の表現や感性が散りばめられています。
恋愛小説「蜜月」は一人の天才画家をめぐる6人の女性の物語が描かれており、それぞれの視点の違いを利用した印象深い作品です。また、「恋」「欲望」などの短編集でもさまざまな恋愛を楽しめます。
実話をもとにした父親など「家族」についての作品は40代以上におすすめ
小池真理子は家族についての作品も多く残しています。父親の死後の遺品から書いた小説「沈黙の人」や、夫の死を書いたエッセイ「月夜の森の梟」など、実体験を書いているため思わず共感してしまう作品ばかりです。
小池真理子は、執筆を通して自分自身を整理してきたそうです。彼女の経験したさまざまな出来事が、深みを増して迫ってきます。同じく人生に深みを増した40代以降の方には特におすすめのジャンルです。
ベストセラーが気になるなら「エッセイ」がおすすめ
小池真理子が有名作家になったきっかけは、ベストセラーのエッセイ「知的悪女のすすめ」でした。そのため、小池真理子の作品を読む上でエッセイは欠かせないジャンルです。本書は冷たく鋭い言葉も見受けられますが、そこには女性への温かい視線が感じられます。
また、「感傷的な午後の珈琲」では歯切れよく世の中の事象を切り取るほか、自身の小説についても語っています。小池真理子の人物像が知りたい方にもおすすめです。以下の記事では、エッセイの人気作品をご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
映像化された作品を選ぶ
小池真理子作品には映画・ドラマ化されたものもたくさんあります。初めて読む方は映像化された作品からチェックしてみるのもおすすめです。
高評価を得ている「映画化作品」がおすすめ
小池真理子さんの作品で映画化されているのは、「無伴奏」や「二重生活」「無花果の森」などです。斉藤工さんや菅田将暉さん、リリー・フランキーさんなどの有名俳優が出演しており、どれも高評価を得ています。
豪華キャストで多くの方に愛された「ドラマ化作品」がおすすめ
小池真理子さんのドラマ化作品には、「隣の女」や「喪服を着る女」「モンローが死んだ日」などがあります。特に鈴木京香さん・草刈正雄さんが出演した「モンローが死んだ日」は話題となりました。恋愛サスペンス小説が好きなら読んで損はない作品です。
以下の記事では、ドラマ化・映画化された小説について紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
初めて読むなら直木賞などの「受賞作品」をチェック
小池真理子はさまざまな賞を受賞しています。受賞作品は多くの方に愛され読み継がれてきた作品ばかりなので、初めて小池真理子作品を手に取る方におすすめです。1989年には「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞しています。
また、1995年には代表作「恋」で直木賞を受賞しました。ほかにも「欲望」で島清恋愛文学賞、「虹の彼方」で柴田錬三郎賞、「無花果の森」で芸術選奨文部科学大臣賞など多くの賞を受賞しています。
以下の記事では、芥川賞受賞作品について紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
恋をはじめとする「代表作」もチェック
1995年直木賞をとった「恋」は小池真理子の代表作です。本書は浅間山荘事件の裏で起きた殺人事件にノンフィクション作家が迫るといった構成で書かれています。何から読もうか迷ったら、ぜひ最初に「恋」をチェックしてみてください。
どこでも手軽に本が読める「電子書籍版」も確認
本には単行本・文庫本などさまざまなサイズのものがありますが、さまざまなところで本を読みたい方には電子書籍がおすすめです。小池真理子の作品は多くが電子書籍版が発売されており、スマホや電子書籍端末が一台あればどこでも手軽に読めます。
小池真理子の短編・エッセイ作品人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
小池真理子さんの感性がまさにドライに、時にウエットに書き綴られる。
そしてエロティックでもあり中性的でもある。
口コミを紹介
「結婚にこだわるな」とか「子供を産む必要はない」など、女性は職業人としての自分の「仕事」を真剣に捉えよと作者は説いている。
口コミを紹介
小池さんは人間の本質である恋愛を非常にうまく描く作家として有名ですが、本書の短編集では恋愛の強さや儚さ、悲しさといったものがダイレクトに伝わってくる気がしました。
口コミを紹介
短編集であるが十分小池真理子の世界を堪能できました。映画のワンシーンというより動いてゆく絵画のように、彼女の描く世界がパラパラと目の前を通り過ぎていくよう。
口コミを紹介
むしろ、どこでもありそうな状況設定なのですが、結末の「意外性」に重きが置かれているように思います。それだけに、それぞれの作品の読後感に好き嫌いが出てきそうですが、個人的には大好きな作品群でした。
小池真理子の短編・エッセイ作品おすすめ商品比較一覧表
小池真理子の恋愛小説人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
こちらの作品。たしかに最後は残酷な結末が私の印象ではありますが、そこに「快楽原則」があり、だから素晴らしい作品だと私は思うのであります。
口コミを紹介
随所に出てくるストーンズのナンバーがその時代を思い起こさせ,作品をより身近に感じさせてくれる。小池真理子の作品と知らずに読んでも,やっぱり小池真理子の作品だなと納得させられる作品。
口コミを紹介
ドキドキするミステリーも好きだが,言葉が出てこなくなるほど胸が締め付けられる恋愛小説もまた心地よい。そこが小池真理子の世界なんだと納得できる作品。読み終えた後にいろいろなことを考えさせられる作品。
口コミを紹介
まず、読み終わったときに身動きが取れなくなった。こんなにも引き込まれ、まるで主人公の人生を自分がたどったかのような感覚になるのはこの本が初めてだった。そして、未だにこれ以上の恋愛小説に出会えていないと思う。
口コミを紹介
読了後、余韻に浸れる小説でした。小池作品にもっと触れたいと思いました。
小池真理子の恋愛小説おすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | ジャンル | 発売日 | ページ数 |
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直木賞を受賞した代表作であり作家としての最高傑作 |
恋愛小説 |
2002/12/25 |
517ページ |
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観念の中で愛するのは可能なのかを問う一冊 |
恋愛小説 |
2000/3/29 |
493ページ |
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静謐な読後感に酔える作品 |
恋愛小説 |
2002/6/14 |
608ページ |
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映画版も話題!破滅的な四角関係の行く末 |
恋愛小説 |
2005/3/2 |
347ページ |
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蟻地獄のような大人の不倫の話 |
恋愛小説 |
2008/7/18 |
680ページ |
小池真理子のホラー・ミステリー小説人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
小池真理子さんのエッセイは非常に読みやすく感銘を受けたのですが、なぜか小説にはいままでが出ませんでしたが、週刊誌に良い書評が出ていたのでこの小説を読んでみました。とても読みやすく、面白い内容で読んで良かったと思います。
口コミを紹介
二人の間で交わされる会話のすべてが、行動のすべてが、ただの小説の中の出来事とは思えない。小池真理子さんはすばらしい表現力でこの小説を完成させていると思った。
口コミを紹介
ただの大人の男女の恋愛物語ではなくて、最後にどんでん返しがあって、なかなか読み応えがあった。最後の終わり方もよかった。小池真理子さんって好きな作家です。
口コミを紹介
誰かを愛するということ、崇拝することは美しくもあるが醜悪でもある。ナボコフの『ロリータ』をドロレス目線から描いたらこんな感じかも。
口コミを紹介
冒頭から風景がまるで映画を見ているように浮かんできてあっという間に引き込まれました。
小池真理子のホラー・ミステリー小説おすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | ジャンル | 発売日 | ページ数 |
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父親の友人と恋に!サスペンスホラーの要素も詰まった恋愛小説 |
恋愛サスペンス |
2005/12/15 |
368ページ |
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シリアスな展開に思わず呼吸が止まる |
大河ミステリー |
2021/6/24 |
570ページ |
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独特の作風!心を寄せた男の謎に迫る心理ミステリー |
恋愛サスペンス |
2018/10/27 |
683ページ |
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狂った世界での恋物語 |
恋愛・時代・サスペンス小説 |
2005/9/22 |
512ページ |
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生き方について考えさせられるイヤミスの傑作長編 |
ミステリー |
2021/3/9 |
453ページ |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
小池真理子さんの現在・近況は?
小池真理子さんは2020年6月から2021年6月まで朝日新聞でエッセイ「月夜の森の梟」を連載するなど、現在も精力的に活動しています。「月夜の森の梟」は連載終了後、書籍化されました。
2022年には第25回日本ミステリー文学大賞を受賞しています。また、2023年は、この後紹介する新作の短編小説集を出版しました。
小池真理子の2023年最新刊・新作はこちら
まとめ
ここまで小池真理子の作品について紹介してきました。小池真理子は作品を通してずっと人の心を掴み続け、今でも人気作家の一人として活躍しています。たくさんの作品の中から自分に合った作品を見つけ、自分にとって最高の一冊を見つけてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年07月05日)やレビューをもとに作成しております。
主人公・広中は田舎の市役所で戸籍係として働く平凡な男です。家族に愛情を感じながら単調で平易な暮らしに満足していましたが、その妻の女友達は図々しくて、広中を不愉快にさせるばかりでした。
自分たちの平穏な暮らしに入り込んだ妻の女友達に殺意まで抱いた広中は、その思いを実行してしまいます。しかし、問題はそう単純に解決しませんでした。思わずぞくっとさせられるサスペンス小説です。