【美味しい】岡山の日本酒人気おすすめランキング10選【プレゼントにも】
2022/07/15 更新
岡山県にはオマチストを生み出した雄町日本酒をはじめ、さまざまな酒米を使用した辛口や甘口の美味しいお酒があります。酒米・エリア・味わい別に選んだ日本酒ランキングや、プレゼントにおすすめの選び方ポイントをご紹介するので、ぜひご覧ください。
目次
※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の購入には年齢確認が必要です。
今回の記事では、岡山の日本酒の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では日本酒について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
辛口や甘口も!オマチストを生み出した岡山県の絶品日本酒
日本酒といえば山田錦や五百万石などの酒米が有名です。特に山田錦は酒米の王様とも呼ばれ、日本酒ファンのだけでなく初心者の方や海外の方にも美味しいと名が知られています。そんな山田錦のルーツである酒造好適米雄町からはさまざまなお酒が造られているんです。
生産されている9割が岡山県で栽培されており、県内の酒蔵では雄町を使用した日本酒を多く世に送り出しているのです。オマチストと呼ばれるファンを生み出した雄町日本酒は岡山県を代表するお酒といえます。ほかにも他酒米を使用した日本酒も多彩に存在です。
そこで今回は、岡山県の日本酒の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは酒米・エリア・味わいを基準に作成しました。プレゼントにもおすすめのものや辛口や甘口のものもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
岡山の日本酒の選び方
ここからは岡山の日本酒の選び方をご紹介していきます。人気銘柄・エリア別の酒蔵・プレゼント用・使用されている水など、さまざまな視点から選ぶ岡山の日本酒をご覧ください。
人気の有名銘柄で選ぶ
まずは、人気の高い有名銘柄で岡山の日本酒を選んでください。酒一筋・竹林・多賀治・燦然など、おさえておきたい銘柄をピックアップしたので覚えてください。
赤磐雄町を使用した地酒なら「酒一筋」
利守酒造が醸す酒一筋は、地元赤磐市の米や水にこだわって作られた日本酒になります。幻の酒米である雄町を復活させた酒蔵の主力日本酒なので、雄町の日本酒を味わう上でチェックしておきたい銘柄です。
ひとつひとつの醸造工程が丁寧に行われており、その努力が味に表れています。
倉敷市産の雄町日本酒なら「多賀治」
1785年創業の十八盛酒造が醸す多賀治は、五代目当主の名がつけられた倉敷市産の銘柄です。新たな挑戦に挑んだ五代目当主の想いが受け継がた日本酒で、岡山県産の米と水にこだわった雄町日本酒となっています。
純米雄町無濾過生原酒や純米雄町無濾過火入原酒などがあります。
飲み比べを楽しむなら「大典白菊」
白菊酒造が醸す大典白菊は1886年の創業当時から続けて作られている日本酒です。使用される酒米はすべて地元岡山県産で雄町をはじめ、山田錦や五百万石といった人気の酒米も使われています。ラインナップが豊富なので、同銘柄のなかでも飲み比べが可能です。
旨口が好みなら「神心(神心)」
嘉美心酒造が醸す神心(神心)は、酒蔵のモットーである旨口酒で造られた日本酒です。お米の旨味を最大限に引き出すために冷房管理に徹底しており、そんななか造られた神心は旨味を強く感じられる1本となっています。
甘味と酸味のバランスが良く飲み口が優しいのが特徴的です。
贈り物には受賞歴のある「室町時代」がおすすめ
室町酒造が醸す室町時代は、モンドセレクション国際品質選考会やBTIワイン国際ワイン評価協議会など、さまざまな場面で優秀な賞を獲得してきた受賞酒です。雄町米を100%使用しており、芳醇な吟醸香が楽しめる1本になっています。
立派な木箱付きで販売されているので、贈り物にもぴったりです。
外国人へのお酒のプレゼントなら「燦然」
菊池酒造が醸す燦然は、数ある日本酒のなかでも一段と輝く素晴らしいお酒でありたいとの想いを込めて造られた日本酒です。キレがありながら旨味はなめらかで幅があるのが特徴になっています。
国内外の鑑評会で高く評価をされているため、外国人へのプレゼントにもおすすめです。
特徴的な香りが好きなら「御前酒」
株式会社辻本店が醸す御前酒は、厳選されたこだわりの岡山県産雄町を使用した日本酒になります。株式会社辻本店の蔵元のみが扱う、菩提もとで仕込まれているのが特徴的です。仕込み水に天然の乳酸菌を沸かせており、乳酸菌由来の独特な風味が感じられます。
華やかでふくよかな味が好きなら「嘉美心」
嘉美心酒造が醸す嘉美心は、美しい心を喜ぶ意味で名がつけられた日本酒です。冬に仕込みが開始され、夏場まで徹底された温度管理のもと貯蔵されています。お米の旨味を引き出す丁寧な酒造りにこだわっているため、華やかでふくよかな味わいが感じられるお酒です。
エリア別の酒蔵で選ぶ
エリア別の酒造で選ぶときのポイントをご紹介します。岡山県は美作・備前・備中の3つのエリアが存在しており、ここではエリア別でおすすめの酒蔵をピックアップしました。
美作エリアなら「田中酒造場・辻本店」がおすすめ
岡山県の北部に位置する美作エリアは自然豊かで寒冷な土地もあり、日本酒造りの場として最適な場所です。古くから伝統的な技法で日本酒を醸す酒蔵が存在しています。代表的な酒蔵は田中酒造場や株式会社辻本店です。
田中酒造場は小さな酒蔵ですが創業130年以上の歴史があり、昔ながらの手作業で酒造しています。もろみを詰めた酒袋を槽と呼ばれる搾り機でじっくりと搾る製法を採用しているのが特徴的です。
備前エリアなら「利守酒造」
岡山県の東部に位置する備前エリアは、雄町が多く栽培されている場所です。なかでも赤磐市で育てられた赤磐雄町が格別とされており、上質な雄町日本酒を味わえます。名水百選のひとつ、雄町の冷泉も美味しい日本酒造りのポイントのひとつです。
備前エリアで有名な酒蔵は利守酒造です。絶滅寸前までいった雄町を復活させるために立ちあっがった酒蔵であり、現在の雄町があるのも利守酒造のおかげといっても過言ではありません。岡山県を代表する雄町日本酒を楽しむうえで、はずせない酒蔵です。
備中エリアなら「菊池酒造・落酒造場」がおすすめ
倉敷市にある菊池酒造は燦然や奇跡のお酒を醸す酒蔵です。キレが良く旨味のある日本酒を目指して醸造しています。蔵元が音楽家なので、蔵のなかにモーツァルトの音楽が流れている優雅な酒蔵としても有名です。
落酒造場は岡山県産の備前朝日にこだわった日本酒を醸造している酒蔵です。ミネラルが豊富な備中川の伏流水を使用して、キレのある日本酒に仕上げています。銘柄の種類が少なめですが、朝日米の旨味を存分に引き出した日本酒が味わえます。
プレゼント用なら「おしゃれ度」をチェック
岡山の日本酒をプレゼントで贈る場合は、おしゃれ度にも気を使って選んでみてください。日本酒といえば昔ながらの和なビジュアルが特徴的ですが、気軽に手に取ってもらえるように洋を取り入れたおしゃれなボトルやラベルの日本酒も増えています。
華やかでおしゃれな見た目の日本酒はプレゼントとしても最適で、若い年齢層や女性層に人気があります。味だけでなく目でも楽しめるおしゃれ度の高い日本酒は、プレゼントにおすすめです。
原料にこだわるなら「岡山の水」にも注目
岡山県の日本酒を選ぶときは、水にも注目してみてください。日本酒を選ぶときに酒米に注目しますが、水も日本酒造りで欠かせない重要な材料です。岡山県には吉井川・高梁川・旭川の3本の大きな川が流れています。
そのなかで、岡山市を流れている旭川の伏流水「雄町の冷泉」は、名水百選にも選ばれている名水です。のどごしが爽やかですっきりとした味わいが特徴的で、日本酒造りに活用されています。
さらに、岡山県の真庭市にある塩釜の冷泉も名水百選に選ばれた経験のある名水です。年中水温が約11度と冷たく、甘味のある味わいが特徴的になります。岡山県には名水がいくつもあるため、どんな水が使われているのか、注目して日本酒選びを楽しむのも良いです。
伝統を求めるなら高級感漂う「備中杜氏」が醸す日本酒
岡山県には備中杜氏と呼ばれる酒造り集団が存在します。現代では技術の多様化によって特有の流儀も分散されていますが、かつては祖白米を原料としながら端麗な酒に仕上げられる特別な技術を持ち合わせているため全国的に有名です。
岡山県の食文化に密着した酒造りが行われており、美作エリアでは濃醇旨口、備前・備中エリアでは淡麗辛口・甘口の日本酒が多い傾向があります。備中杜氏のどのような技術で日本酒が造られているか、注目して選ぶのも良いです。
下記の記事では、安いものから高級なものまで辛口・甘口日本酒のランキングについて紹介しています。是非参考にしてください。
プレゼントにしたい岡山の日本酒人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
うまい!
ボトルもセンスよし!
口コミを紹介
父の日より一週間早く届きましたが、早めの父の日で!と言って渡しました。
美味しいと嬉しそうに飲んでくれたので良かったです。
口コミを紹介
日本酒が苦手でも美味しく頂けました。
さすが宇宙を見てしまった木村さんの監修なだけあり、このシリーズは甘酒もおいしく安心して楽しめます。
口コミを紹介
父もお酒の味が樽の薫りがして、とても美味しいと喜んでくれたので選んで良かったです。
プレゼントにしたい岡山の日本酒のおすすめ商品比較一覧表
有名な岡山の日本酒人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
岡山出身の父の誕生日祝いとして贈りましたが、とても喜んでくれました。
口コミを紹介
美味しかった
口コミを紹介
このお酒の完成度は相当高いです。もう何本飲んだだろうか。
口コミを紹介
居酒屋に行って珍しいお酒がなければ
御前酒をまず選びます。安定です。
熱燗で焼き鳥、悦に入ります。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
岡山市内の居酒屋・日本酒バーで地酒を味わおう
岡山の日本酒は現地の居酒屋や日本酒バーで味わうのがおすすめです。岡山駅前には銘酒センターと呼ばれる、立ち飲みで地酒を試飲できる日本酒バーがあります。その場で日本酒を購入するのも可能なので、岡山観光で日本酒をゲットするのに最適な場所です。
そのほかにも、地酒や日本酒を扱った居酒屋が駅周辺に点在しているので、本場で味わいたいと考えている方はぜひ利用してみてください。
以下の記事では、お取り寄せお酒の人気おすすめランキングを紹介しています。現地に行くのが難しい場合は、お取り寄せを利用してみてください。
岡山県には美味しい日本酒イベントもいっぱい!
岡山県では毎年多くの日本酒イベントが開催されています。酒蔵ごとに開催される小さな蔵イベントもあれば、岡山県が開催する大きな酒イベントもあり、岡山県の日本酒や地酒を飲み比べできるイベントです。
ぜひ足を運んでその場で美味しい地酒を味わってみてください。
岡山の日本酒の特徴
選び方や人気おすすめランキングに入る前に、岡山県産の日本酒にはどのような特徴があるのかを見ていってください。岡山の地酒の歴史や酒造好適米などを紹介します。
岡山の地酒の歴史
岡山県の酒造りの歴史はとても古く、万葉集に吉備のお酒を詠んだ歌があるほどです。他にも播磨風土記では、吉備が酒米の発祥地であると記されています。北の中国山地や南の岡山平野、県中北部には中国地方で最大規模の津山盆地が広がっているのが特徴です。
さらに、一級河川が3本以上も存在しており、自然に恵まれた土地です。夏は暑く冬は雪が降るほど寒くなる気候が稲作や醸造に適しており、江戸時代から盛んに酒造りが行われています。
酒造好適米は雄町
岡山県で有名な酒造好適米は雄町です。1859年に発見された酒米で、当初は南部を中心に栽培されていましたが、明治頃にはほぼ全域で栽培されるようになりました。雄町米は心白発現率の高い大粒種で、芳醇な旨味とまろやかな味わいの日本酒ができます。
しかし雄町米は稲が倒れやすく収穫量も少なめで栽培が難しい品種のため、一時期は絶滅寸前を目の前にしています。入手困難になったため幻の酒米といわれるようになりました。徐々に作付けが回復しており雄町米を使った美味しい日本酒が多く出回っています。
雄町米なくして現在人気を集めている酒米を語れない、といっても過言ではありません。以下の記事では、雄町の日本酒人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
銘醸地だから隠れた銘酒が見つかる
全国的に有名になる岡山県の酒蔵や銘柄ほんの一握りだけです。しかし、岡山県の酒造りの歴史はとても古いため、知名度の低い銘柄や酒蔵でも隠れた銘酒が見つかる可能性が高くなっています。知名度の高いもの以外にも注目してみてください。
まとめ
岡山県の酒蔵は、地元で育てられた地元産の酒米に強いこだわりを持っています。特に雄町米は岡山ならではの酒米なので、岡山の日本酒を味わうのであれば、ぜひ雄町を使ったをチェックしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年07月15日)やレビューをもとに作成しております。
株式会社辻本店のGOZENSHU9ブルーボトルはしぼりたてのお酒を生の状態で瓶詰した新鮮な生酒です。岡山県産雄町を100%使用しています。日本酒度5.0・酸度1.4のやや辛口で、雄町米由来の芳醇でフルーティーな香りが引き出された1本です。
夏にぴったりな爽やかで香り豊かな日本酒になります。生酒ならではのフレッシュさを感じられる日本酒なので、よく冷やして冷酒でいただくのがおすすめです。センスの良いおしゃれなボトルはプレゼントなどでも喜ばれます。