今回の記事では大型冷蔵庫の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では冷蔵庫について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

家族が増えたり、まとめ買いが多かったりすると、大型冷蔵庫の購入を検討される方も多いはずです。大型冷蔵庫は一般的に500l以上のものを指しますが、600l・700l・800l以上のものまであり、どれが良いのか迷ってしまいますよね。

実は、冷蔵庫は使用する人数によって適切な容量が異なります。あまりにも大き過ぎると電気代も嵩んでしまうので、自分の生活スタイルに合わせて選ぶのが大切です。また、商品によってさまざまな性能も備わっているんです。

そこで今回は、大型冷蔵庫の選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは、容量・ドアタイプ・有名メーカー・機能などを基準に作成しました。そのほか海外製のものも紹介しているので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

大型冷蔵庫は種類が豊富なので、どれが良いのかお悩みの方も多いはずです。選び方のポイントを押さえた上で、自分にとって適切なものを選ぶようにしましょう。

【目次】

• 容量で選ぶ
• 引越しでは「幅・設置場所・重さ」をチェック
• ドアタイプで選ぶ
• 性能で選ぶ
• 省エネ性能で選ぶ
• 長く使用するなら「お手入れのしやすさ・使いやすさ」をチェック
• デザインで選ぶ
• 価格が安いものに絞るなら「アウトレット」をチェック
• メーカーで選ぶ

買うべき冷蔵庫容量の目安は、「70l×人数＋100l＋70l」といわれています。使用する人数や買い物の量などを考慮して選んでみてください。

キッチンスペースに余分なスペースがないので、大型冷蔵庫を諦めている方はいらっしゃいませんか。近年では断熱に優れた材質を採用し、日立やパナソニックなどから薄型の冷蔵庫がどんどんと登場しています。

特に5人家族以上のご家庭であれば、500l〜600l以上くらいの大型冷蔵庫があると買い物の量が増えたときにも余裕があって安心です。以下の記事では、500l冷蔵庫や600l冷蔵庫の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

今はそれほど大きな冷蔵庫は必要ない方も、ライフスタイルが変わる可能性はあります。将来ご両親と同居する予定、または子どもが生まれるなど、同居家族が増えても同じ冷蔵庫を使い続けたいのであれば、超大型冷蔵庫を購入してください。

冷蔵庫の容量以上にパンパンに食料品を入れてしまうと、冷蔵や冷凍の効きも悪くなってしまいます。冷凍食品を週末にまとめ買いする方にも、700l以上の超大型冷蔵庫がおすすめです。

大型冷蔵庫を購入する際には、冷蔵庫を効率よく冷却運転するためのスペースである最小必要設置スペースの確保が必要です。それぞれのメーカーによって多少の違いはありますが、壁と冷蔵庫の幅を10cm前後を開けるようにしましょう。

また、引越しを行う際には、搬入経路とサイズが合っていないと運び入れるのが難しくなってしまいます。搬入経路もあらかじめ確認しておき、冷蔵庫がスムーズに設置できるようにしておきましょう。

大型冷蔵庫の冷蔵室部分のドアは、「片開き・両開きの1枚ドア」と「観音開きの2枚ドア」の2種類があります。設置場所や壁の位置に合わせて選びましょう。

扉が1枚で片開き・両開きの冷蔵庫は「シングルドア」ともよばれます。片開きは左右どちらかが接続金具で固定されています。大きなボトルや鍋を出すときに、両方開けるのが面倒な方にはおすすめです。

左開きか右開きのどちらかにするかは、設置場所や壁の位置に合わせて選びます。どちら側が開けやすいのか確認しておきましょう。両開きは右側・左側のどちらにも開きます。片開きのようにスペースを気にする必要がなく便利です。

扉が左右に各1枚あるのが観音開きで、フレンチドアともよばれます。片開きのようにスペースを気にする必要がありません。将来キッチンのレイアウトが変わる場合がある方や、引っ越しが多い方におすすめです。

観音開きは片側だけ開けば外気に触れる部分が少ないので、省エネともいわれています。また、ドアポケットの数が片開きよりも多いです。以下の記事では、観音開き冷蔵庫の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

大型冷蔵庫ならではのメリットは、引き出しの性能が優れている点です。チルドルームや冷凍室の引き出し、野菜室や冷凍庫の位置にも注目しましょう。

【目次】

• 温度管理には「チルドルーム・パーシャル室」が付いた機種がおすすめ
• まとめ買いが多い方には「大容量冷凍室」が付いた機種がおすすめ
• 野菜室や冷凍室をよく使う方は「引き出し」がある機種がおすすめ

約2〜-1℃までのあいだの、冷蔵庫と冷凍庫のあいだの温度設定ができるのが「チルドルーム」です。今すぐ使うのか冷凍するのか迷ったときは、一時的にチルドルームに入れておけます。魚や肉などはチルドルームに保管しておきましょう。

近年では、ラップをしなくても乾燥しないチルドルームが登場しており、湿度が高い冷気をチルドルーム内に入れておけば乾燥を防いでくれます。また、肉や魚の鮮度をより保ちたい方には、氷温室やパーシャル室がある冷蔵庫もおすすめです。

買い出しのペースが週に1回のまとめ買い派の方は、大容量の冷凍室があると便利です。中には、急速冷凍ができるものや、解凍が簡単にできる時短機能が備わっているものもあるのでチェックしてみましょう。

また、引き出しの中を細かく整理して保存したい方は、引き出しの中に仕切りがあるものを選ぶのがおすすめです。立てて収納ができるので、きれいに整理整頓できますし、あとからどこに何の食材が入っているかが一目瞭然になります。

大型冷蔵庫は収納力が優れている分、食材を探す際にも手間がかかります。そのため、よく使用する食材は、取り出しやすい位置に引き出しがあると便利です。特に、野菜室や冷凍室の位置は商品によって変わります。

使用頻度が高いものが真ん中にあると使いやすく、見やすくなります。

大型冷蔵庫は一度買ったら長く使うものなので、本体の価格だけではなく電気代にも注目しましょう。目安は、「年間消費電力量」と「省エネ基準達成率」で確認できます。

【目次】

• 電気代を抑えたいなら「省エネタイプ」がおすすめ
• 省エネ基準達成率を重視するなら「グリーンマーク」付きがおすすめ
• 最新機能で選ぶなら「スマホ連携」がおすすめ

近年の大型冷蔵庫の年間消費電力量は、10年前の同サイズのものと比べて3分の2ほどにおさえられています。たとえば550lの冷蔵庫の平均年間消費電力量は、2008年式のものが約420kWhなのに対して、2018年式は約240kWhです。

冷蔵庫が小さい方が年間消費電力量が低いと思われがちですが、たとえば350lの冷蔵庫の年間数値は約350kWhです。また、格安大型冷蔵庫は安価なインバーターを搭載しているため、消費電力が高く、電気代が高くなる場合があります。

省エネ基準達成率とは、省エネ法が定める省エネ目標を機器がどれほど達成したかをパーセンテージで示したものです。目標達成率100%の機器には、グリーンマークが表示されます。省エネ性能を重視される方は、グリーンマークの商品を選びましょう。

スマートフォン連携機能がついた大型冷蔵庫であれば、外出先でも設定が確認できて便利です。専用アプリをダウンロードすれば、製氷完了のお知らせや、庫内の温度変更をどこにいても見られます。

ほかにも、AI機能が搭載されていると、冷蔵庫に食材を入れ過ぎたときはAIが感知して音声で知らせてくれるので省エネ運転が可能になります。また、ドアの開閉状況から在宅時間を把握して、適正な温度管理をしてくれます。

食品を保管している冷蔵庫なので、衛生的に保つためにも定期的なお手入れは必要です。しかし、お手入れが面倒なものだと怠ってしまって清潔さが損なわれてしまいます。自動製氷機の給水タンクが洗えるか、棚は取り外せるかなどを確認しておきましょう。

また、毎日使う冷蔵庫なので使いやすいかも重要なポイントです。タッチすれば自動的にドアが開くタイプのものや、温度調節が簡単なものなど、機能性に優れた商品も多数存在するのでチェックしてみてください。

冷蔵庫もキッチンと統一感があるとおしゃれにまとまります。そのため、好みのデザインで選んでみるのもおすすめです。

かつては白色が多かった大型冷蔵庫も、近年ではビビットなレッドや落ち着いたブラウンなど、豊富なカラーバリエーションから選べます。キッチンカラーがシルバーなら、冷蔵庫の色もミラータイプを選ぶとインテリアに統一感が出ます。

また、色だけではなくヘアライン仕上げや木目調の冷蔵庫もあります。ガラスドアタイプは、スタイリッシュなデザインだけではなく汚れをふき取りやすいので、実用性も兼ね備えています。

海外製の冷蔵庫には、国産にはない業務用並みの大きさと大胆なデザインを取り入れたものがあります。また、見た目だけではなく、意外にも使いやすいとの声もあり人気が高くなっています。

新商品と入れ替えるため、生産を完了した大型冷蔵庫がアウトレットとして販売されている場合があります。新モデルよりも機能は少ないかもしれませんが、新品同様の商品を安い価格で購入できるかもしれません。

大型冷蔵庫のアウトレット品は、定価の3割かそれ以上の値引きで販売されているようです。価格を抑えたい方はチェックしてみてください。

国内の主要生活家電メーカーからは、性能の高い大型冷蔵庫が発売されています。ここでは、人気の国内・海外メーカーの特徴をご説明します。

【目次】

• 清潔さにこだわるなら「三菱電機」がおすすめ
• 広々使いたいなら「Panasonic（パナソニック）」がおすすめ
• 時短調理に役立つ機能なら「HITACHI（日立）」がおすすめ
• 野菜室を重視するなら「TOSHIBA（東芝）」がおすすめ
• プラズマクラスターなら「SHARP（シャープ）」がおすすめ

冷蔵庫を清潔に保ちたいときは、掃除しやすい三菱電機製の冷蔵庫がおすすめです。「まるごとクリーン清氷」は、製氷皿・ポンプ・給水パイプ・フィルターまで、水が通る部品はすべて取り外して洗えるのが特徴で、いつでもクリーンに使えます。

パナソニックのほとんどの冷蔵庫に共通しているのは、「トップユニットコンプレッサー」と呼ばれる独自の構造です。通常はコンプレッサーは下部についていますが、トップユニット式は冷蔵庫上部に搭載されています。

上の棚は狭いですが、下部の冷凍室や野菜室を広々と使えます。上の棚は背が届かないので、賞味期限切れの食品を出しがちな方におすすめです。以下の記事では、パナソニック冷蔵庫の人気おすすめランキングをご紹介しているのでご覧ください。

日立製の大型冷蔵庫は「まるごとチルド」や「特鮮氷温ルーム」などが時短調理に役立ちます。肉をすぐ使うか冷凍するか迷ったら「まるごとチルド」に切り替えましょう。冷蔵庫内をまるごと約2℃の低温で保存するため、食品の菌の繁殖をおさえます。

「特鮮氷温ルーム」は、凍らせない氷温約-1℃で、肉や魚の鮮度が長持ちします。ラップをしなくても食材が乾燥しないので、急いでいるときの食事作りに助かります。以下の記事では、日立冷蔵庫の人気おすすめランキングをご紹介しています。

東芝の冷蔵庫は、野菜室を中段に配置したシリーズ「VEGETA（ベジータ）」が人気です。野菜室が冷蔵庫の真ん中にあり、使いやすいと大変好評です。特に、野菜や果物をよく買う方におすすめです。

「もっと潤う摘みたて野菜室」では、湿度95%以上の冷気をあてて野菜の水分をキープしてくれます。購入してから1週間後も潤いが続き、いつでもおいしく食べられます。以下の記事では、東芝冷蔵庫の人気おすすめランキングをご紹介しています。

シャープといえば、あらゆる家電に採用されている「プラズマクラスター」が有名です。冷蔵庫においてもプラズマクラスターイオンを発生して、空気の汚れを取り除き食材に潤いを与える効果があるといわれています。

シャープ製冷蔵庫のもうひとつの人気は、軽く扉に手を触れるだけで開けられる電動ドア機能です。鍋を持っていて手がふさがっていても、手の甲でふれるだけで開けられます。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

家庭用冷蔵庫の最大サイズはどれくらいか、800L以上はあるのか気になる方も多いです。家庭用冷蔵庫の800Lタイプは販売されておらず、最大サイズでも700L台の冷蔵庫しかありません。

シェアハウス用に800L以上の冷蔵庫を求める方は、600~700Lの冷蔵庫とサブの小型冷蔵庫を置くのがおすすめです。

冷蔵庫は家電リサイクル法でリサイクルを定められていて、家庭ごみとしての処分はできません。使わなくなった冷蔵庫の処分方法や運搬方法をご説明します。

【目次】

• 大型冷蔵庫の運び方
• 自治体指定の引き取り場所で処分する方法
• 購入先やリサイクル業者に処分を依頼する方法
• アフターサービスがあると安心

冷蔵庫の中でも大型冷蔵庫は重量がとてもあるので、最低でも2人以上で運ぶようにしましょう。運ぶ際にはまずキャスターの有無を確認して、キャスターのロックを解除しておきます。周囲に気をつけながら慎重に運ぶようにしてください。

まずひとつめは、自分でお住まいの市町村役場に連絡をして引き取り場所に持ち込む方法です。リサイクル料は各自治体によって異なります。冷蔵庫の底部にキャスターがあれば、ロックを外してください。

大型冷蔵庫の重量は100kg以上あり、誤って転倒させるとケガに繋がる危険性があります。必ず最低でも2人以上で運んでください。

2つめは、購入店舗やリサイクル業者に引き取ってもらう方法です。リサイクル料や運搬料がかかりますが、無料引き取りキャンペーンを場所もあります。インターネット通販では、引き取りサービスがあるかどうかを購入前に調べておきましょう。

大型冷蔵庫は常に電源を入れて使うものですので急に故障しては困ります。万が一のトラブルのときにも対応してくれる「アフターサービス」を行なっているかどうかも選び方のポイントにしましょう。

インターネット通販では購入後に設置までおこなってくれるかを確認するとスムーズに使えます。アースも接続してくれると思ったのにとあとで後悔することのないように、事前にサービス内容を確認しておくと安心です。

新作の冷蔵庫ももちろんおすすめですが、型落ちのものもおすすめです。新作よりも価格が安いのはもちろんのこと、機能もそこまで大差ない場合があります。比較的安いものが良いならチェックしてみましょう。

冷蔵庫は、自分が使用する容量にちょうど良い寸法のものを選ぶのが重要です。大きすぎて余白があると余分な電気代がかかり、小さすぎて食材が溢れた状態だと、冷蔵の効きが悪くなってしまいます。

また、冷蔵庫にはさまざまな寸法のものがあり種類が豊富です。以下の記事では、一般的な冷蔵庫や一人暮らし用冷蔵庫・薄型冷蔵庫の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

大型冷蔵庫の選び方やおすすめ商品をご紹介しましたがいかがでしたか。時短調理を実現してくれたり、家事効率が良くなったりと便利です。ぜひこの記事を参考に、生活スタイルに合ったものを見つけてみてください。