今回の記事では省エネエアコンの人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事ではエアコンについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。

エアコンを買い替える際にやはり気になるのが省エネ機能です。環境に優しく節電にもなる省エネエアコンは人気です。最近はエアコン自体を自動で清潔に保ったり適切な温度を自動調整したり、10畳・12畳などに対応したモデルが多数存在します。

省エネエアコンは意味ないと思われがちですが、エアコンの省エネ機能が一段階上がるだけでも年間7000円も電気代が浮くんです。元が取れるかもしれない省エネエアコンですが、省エネ基準達成率や省エネラベルの星評価も異なるので、何を選べばいいか迷いますよね。

そこで今回は、省エネエアコンの選び方やおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは性能・機能・メーカー・設置場所・畳数の5つの基準に作成しました。エアコン選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

ここでは、省エネエアコンの特徴や省エネ基準達成率について解説します。どのような製品が省エネといわれるのか、参考にしてみてください。

省エネエアコンとは、少ない電気エネルギーで稼働できる効率のいい製品を指しています。電力消耗を抑えられるので電気代の節約になり、CO2が削減されてエコにつながるのが特徴です。

省エネタイプのエアコンは、製品に「省エネ達成率・エネルギー消費効率」が確認できるラベルがあります。

省エネ基準達成率は、国が決定した省エネ法に基づいて計算されるパーセンテージを指します。一般的に省エネタイプと呼ばれるエアコンは、省エネ基準達成率が100%以上のものを優良品としています。

省エネ基準達成率は、緑のラベルでパーセンテージや5段階評価が表示されているのが特徴です。

エアコンの購入前に、事前にチェックしたい項目があります。エアコンは長期間使用が前提なので、しっかり確認しましょう。

【目次】

• ブレーカーのアンペア数
• 室内機と室外機の設置スペース
• 専用コンセントの形状と電圧

ブレーカーには使用できる電力の上限を意味する「契約電気容量」が存在します。電力会社によって契約電気容量の表記方法は異なりますが、本体に記載されている数字や色で判断できます。

エアコンは30A程の容量が必要なので、他の家電製品と同時使用した場合にブレーカーが落ちないか事前に調べておく必要があります。まずは家のブレーカーのアンペア数を把握して、エアコンを使用できるかしっかりチェックしましょう。

エアコンを稼働させるには室内機と合わせて室外機を取り付ける必要もあるため、外付けに必要な配管穴の有無を確認しておきましょう。配管穴のポジションによっては、サイズの大きいエアコンが取り付けられない場合もあります。

また、室外機もベランダや屋外にスペースがないと設置は難しいです。室内機や室外機の設置場所については、大家さんや工事業者の方に掛け合えば融通してくれる場合もあるので、不都合が生じた際は相談しましょう。

エアコン商品には対応電圧が100Vと200Vがあります。Vの数が大きいほど効率よく稼働してくれるので、リビングなどの広い部屋に設置する場合は200Vの機種を買うのがおすすめです。

ただし、100V用コンセントと200V用ではコンセントの形状が異なるため、エアコン本体だけ見て購入するのは非常に危険です。もし購入後に対応のコンセント穴がないと発覚した場合は、工事業者に連絡して開設してもらいましょう。

エアコンを選ぶ際は性能や機能、メーカーなどが基準になります。それぞれのポイントを解説するのでエアコン選びの参考にしてください。

【目次】

• 性能で選ぶ
• 機能で選ぶ
• メーカーで選ぶ
• 設置場所で選ぶ
• 10畳・20畳などの「畳数」や建物の構造などもチェック
• 省エネ性能を把握するなら「省エネラベルの星」をチェック
• 安いものがほしい方は「型落ちモデル」を確認

エアコンを選ぶ際には、暖房能力や冷房能力、省エネ性能が重要です。ポイントをおさえてエアコン選びに役立ててください。

【目次】

• 夏場の快適さを左右するのが「冷房能力」がおすすめ
• 外気温に対する性能も重要な「暖房能力」がおすすめ
• 省エネ効果を上げたいなら「フィルター掃除のしやすいもの」がおすすめ
• 元が取れるエアコンが欲しいなら省エネ基準達成率など「省エネ性能の高いもの」

5.6kW(0.5〜6.0kW)のように記載されているのが冷房能力です。数字が大きいほど冷房労力が高く、同じシリーズの場合は大型になるほど冷房能力は上がります。かっこの中の数字は冷房能力の最小値と最大値です。

最大値が高いほどパワーが強くなり、最小値が低くなるほど細かく室温の設定が可能です。最大値と最小値の差が大きい方が使い勝手がいいので、すべての数値をしっかりとチェックしてエアコンを選びましょう。

暖房能力も冷房能力と同じく、8.5kW(0.8～12.2kW)のように記載します。数字が高いほど暖房能力が高く、最小値と最大値に関しても冷房能力と意味は変わりません。ただし、暖房に関しては暖房能力と別に「低暖房能力」があります。

エアコンは外気温が下がると暖房能力が落ちます。低暖房能力は外気温が通常より低い状態の暖房能力を表しているため、低暖房能力が高いほど、部屋を暖める能力は上がります。そのため、暖房を重視する人は低暖房能力が高いエアコンがおすすめです。

購入から時間が経っていないのにエアコンの空調の効きが悪い場合は、埃の詰まりが考えられます。稼働時間が長いほど埃が貯まるスピードも上がるため、こまめに埃落としやフィルター交換をしましょう。

埃の詰まりが酷いと、思わぬ健康リスクを引き起こす場合があります。省エネ効果を高めるためにも、エアコンを使用する時期は最低でも月に1回はフィルター掃除をするのがおすすめです。

省エネ性能は省エネ基準達成率やAPF（通年エネルギー消費効率）などから判断されます。省エネ基準達成率は100%以上を基準判断されており、数字が高いほど優秀になりますが、それはあくまで商品規模が同程度のモデルとの比較評価であり、絶対評価ではありません。

一方でAPFは同じ電気量での性能を判断する数値であり、APFが高いほど省エネ能力が高いです。APFは絶対評価なのでより正確に省エネ能力を判断できます。元が取れるエアコンをお探しならチェックしてみてください。

近年のエアコンはAIセンサーや空気清浄機能など、多くの機能を持っています。それぞれの機能を把握して、自分に合ったエアコンを選んでください。

【目次】

• 身体を冷やしたくないなら「気流制御機能」がおすすめ
• 温度ムラなどを解消したいなら「AIセンサー機能」がおすすめ
• 花粉やPM2.5対策をしたいなら「空気清浄機能」がおすすめ
• 電気代の節約をしつつ楽をしたいなら「自動洗浄機能」がおすすめ
• 遠隔操作やスマホ連動をしたいなら「ネットワーク機能」がおすすめ
• 匂いの除去や空気のリフレッシュをしたいなら「イオン機能」がおすすめ
• お肌にも嬉しいものが欲しいなら「除湿・加湿機能」がおすすめ

気流制御機能は、エアコンの風向きや強さを制御する機能です。エアコンの気流をコントロールして、室内の温度を均一化したり好みに合わせて同室内の温度を変えたりできます。体に直接エアコンの風が当たらないので、快適さを考えると重要な機能です。

人感・温感などのAIセンサーは、人がいなくなると運転を停止したり家具の位置を察知して気流をコントロールしたりと非常に使い勝手のいい機能です。温感センサーが温度むらをなくして冷やしすぎ・暖めすぎを解消するため、省エネにつながります。

エアコンの空気洗浄機能はおまけとしてみられがちですが、ハウスダストや花粉に弱い方にとっては力強い味方です。本格的な空気清浄機と比べると簡易的ですが、アレルギーなどでお困りの方にはおすすめなので、ぜひチェックしてください。

フィルターなどを自動で洗浄する機能を搭載したエアコンも多いです。フィルターにゴミが詰まると冷暖房効果が弱まり、5～10%の電力を無駄遣いになります。そのため、電気代の節約をしたい方は、自動洗浄機能でフィルターをきれいに保ちましょう。

Wi-Fiを使用して外出先からエアコンを操作したり、スマホと連携できたりする機能を持ったエアコンも増えています。上位機種は標準装備しているものが多く、ネットワーク機能を追加できるモデルは使い勝手がいいのでおすすめです。

エアコンを消し忘れた場合など、出先で消せるのでかなり重宝します。ネットワーク機能を追加するタイプは設定が複雑な場合も多いので、購入時にサポートを受けるか使い方の確認をしっかりしておきましょう。

近年ではイオン機能を搭載したモデルも数多く発売されています。マイナスイオンで空気中の澱んだ匂いや成分を減らせるので、部屋の空気をリフレッシュしたい方はチェックしましょう。

湿気が厄介な夏季や、肌がカサカサに乾燥しがちな冬季に「除湿・加湿機能」がおすすめです。室内温度だけでなく肌のコンディションも良好な状態に保てます。また、室内で洗濯物を干す際に、湿気をコントロールして生乾きやカビの発生を防ぎます。

エアコンはさまざまな機種が販売されています。こちらではエアコンのおすすめメーカーについてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【目次】

• 多機能・高機能なものが欲しいなら「MITSUBISHI ELECTORIC（三菱電機）」がおすすめ
• 空気洗浄機能も欲しいなら「TOSHIBA（東芝）」がおすすめ
• 独自のプラズマクラスター機能を試したいなら「SHARP（シャープ）」がおすすめ
• 消臭・除菌効果が欲しいなら「Panasonic（パナソニック）」がおすすめ
• 外気温に左右されないパワフルさが欲しいなら「DAIKIN（ダイキン）」がおすすめ
• 人感センサー搭載の節電エアコンが欲しいなら「HITACHI（日立）」がおすすめ
• 風量設定しやすく冷房性能も高いものなら「Fujitsu（富士通）」がおすすめ
• コスパの良さなら「IRIS OHYAMA（アイリスオーヤマ）」がおすすめ

霧ヶ峰シリーズで有名なメーカーです。高度なセンサーやAIを搭載したモデルを販売しています。また、気流を高度にコントロールして、寒がりの人と暑がりの人が同じ部屋で快適に過ごせるエアコンでも有名です。

省エネ運転が得意で、部屋の状態を把握して風を調整できます。エアコンに快適さや省エネを求める人におすすめのメーカーです。下記サイトでは三菱エアコンについて詳しく紹介されているのでぜひともご覧ください。

他メーカーと比べて空気洗浄機能搭載のモデルが多いのが「東芝」です。東芝エアコンは「プラズマ放電」によって汚れを帯電させ、効率よく吸収する稼働スタイルが売りです。空気清浄機能がほしい方はチェックしましょう。

シャープ製のエアコンが有する「プラズマクラスター機能」とは、室内とエアコン内部を清潔に保ち続ける機能です。現在は、進化したAIセンサーを搭載した最新モデルの「プラズマクラスターNEXT」もあります。

省エネ機能においても高く評価されている一方で、スッキリしたデザインがおしゃれで人気です。下記サイトではシャープ製エアコンについて詳しく紹介されているので気になる方はぜひご覧ください。

パナソニックは、日本のエアコンシェアでは何度も年間1位になっている人気のメーカーです。消臭や除菌に優れており、エアコン内部のカビ対策に強い特徴があります。センサーで部屋の状況を感知して気流をコントロールして、省エネ運転などを行うのも得意です。

冷暖房能力は普通ですが、ネットワーク機能や空気清浄機能にも優れています。下記サイトではパナソニックのエアコンについて詳しく紹介されているので、気になる方はぜひご覧ください。

ダイキンは、世界的に有名なエアコンメーカーです。ダイキンのエアコンには、外気から水分を取り込んで加湿を行うモデルがあります。エアコンを使うと空気が乾燥しがちになるので、乾燥が気になる方におすすめです。

エアコンは外気温に性能を左右されますが、マイナス15℃以下や40℃を超えるような状況では最も安定した性能を発揮するメーカーでもあります。下記サイトではダイキンのエアコンについて詳しく紹介されているのでぜひご覧ください。

日立は世界有数の電機メーカーで、すべてのエアコンの生産を国内で行っています。センサーで人の位置を把握して気流を調整する機能など、省エネ性能に優れた節電エアコンを販売しています。

上位機種には、フィルターだけでなく熱交換機を凍結洗浄するなど優秀な自動洗浄機能が備わっています。機能下記サイトでは日立エアコンについて詳しく紹介されているので参考にしてみてください。

エアコンの風が強力で、特に冷房能力のパワーに定評のあるメーカーです。もちろん暖房機能にも優れています。カビ対策がしっかり行われたエアコンを多く製造しているメーカーなので、カビが気になる方におすすめです。

小型のエアコンでも、部屋を冷やす性能は高いです。冷暖房の性能を重視する人はチェックしましょう。下記サイトでは富士通エアコンについて詳しく紹介されているので、ぜひご覧ください。

コスパの良さで選ぶなら、低価格で高品質な製品を展開するアイリスオーヤマがおすすめです。空気洗浄と内部洗浄ができる高性能のフィルターを採用しており、エアコン内をきれいに保ちながら運転してくれます。

また、最新のテクノロジーであるAI機能・Wi-Fiでの遠隔操作などができるモデルも販売されています。

エアコンの設置場所によって、選ぶべき商品のタイプも変わってきます。サイズや設置方式もそれぞれ異なるので、自分の都合にあった一台を選びましょう。

【目次】

• リビングなど8畳以上の部屋なら「壁掛けタイプ」がおすすめ　
• 6畳前後の部屋に設置するリーズナブルなエアコンなら「窓用タイプ」がおすすめ
• いろいろな場所で使いたいなら「床置きタイプ」がおすすめ
• 広い部屋や業務用で使うなら「天井ビルトインタイプ」がおすすめ

昔から現在にかけて最も多いのがこの「壁掛けタイプ」です。このタイプは室内機及び室外機の設置スペースや工事の可否について入念に調べておく必要があります。上空からそよ風が流れてくるので、リビングや8畳以上の部屋におすすめです。

また、室外機に至っては直射日光が当たって放熱に電力を割いてしまうので、日陰に設置するといった配慮が必要です。また浸水による故障もあり得るので、屋根下のベランダに置きましょう。

「窓用タイプ」のエアコンは、コンパクトで安値なのが特徴です。エアコンと室外機が一体化している構造なので、6畳など狭い部屋や、室外機の置き場所に困っている方にもおすすめです。備え付けの上ではしっかりと窓に固定して、外れないか入念にチェックしましょう。

「とにかく設置場所を取りたくない」「扇風機みたく自由に動かせる空調が欲しい」方におすすめのエアコンが「床置きタイプ」です。スリムでコンパクトな外見がキュートだと人気があります。

大型エアコンと比べてパワーでは劣るものの、状況に応じて自由に移動させられる使い勝手の良さが好評を博しています。一人暮らしの学生さんのアパートに置くのもおすすめです。

「天井ビルトインタイプ」は主に一般家庭ではなく公共施設などで利用される場合が多い商品タイプです。本体代金に加えて工事費もかかりますが、その分強力なパワーがあります。14畳・18畳またはそれ以上の部屋に使いたい方におすすめです。

このタイプは天井に埋め込む設置方法なので、通気口の位置からずれた場所であっても取り付けられます。広々とした空間で夏の熱気や冬の寒波にお困りの方は、ぜひ天上ビルトインタイプの購入を検討してみてください。

エアコンには10畳用や20畳用など適用畳数の目安が書かれています。部屋の広さに合ったエアコンを購入するのがおすすめです。エアコンの性能と比べて部屋が広いと常に最大限稼働するので寿命が短くなるといわれています。

ただし、適用畳数はあくまで目安であり、明確な基準があるわけではありません。最大冷房能力や最大暖房能力が高いほど、広い部屋に対応しています。適用畳数だけでなく、冷房能力や暖房能力の数字もチェックしておきましょう。

省エネ性能を把握したいなら統一省エネラベルの星をチェックしてみてください。省エネ基準達成率によって星の数が変わり、星5で121%以上達成、星4で114%以上などに分かれています。一目で分かるため、購入前にチェックしててみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

エアコンを買い換える際は、古い機種を業者に引き取ってもらいましょう。依頼業者によっては有料で引き取られる場合もあれば、無料もしくは少額の買取で引き取ってくれる場合もあるので、確認は必須です。

ただ基本的に覚えておかなくてはいけないのが、エアコンは「家電リサイクル法」で定められている「家電四品目」に当たるのでリサイクルで処分しなければなりません。時期に合わせて依頼業者の見積もりも進めていきましょう。

自力でエアコンのクリーニングやメンテナンスを行う上で必要なアイテムは複数ありますが、基本的にどれも安値で近所のホームセンターでも手に入るようなものばかりです。しかし、具体的な清掃・修理の方法がわからずに悩む方も見受けられます。

清掃や修理となると「なんだか面倒くさそうだなあ」と思いがちですが、実はどの方法も簡単ですぐ終わるものばかりです。お手入れの敷居は決して高くないので、具体的な管理方法についてもじっくり調査しましょう。

エアコン性能向上のためにインバーターが採用されました。インバーターはコンプレッサーを動かすモーターの回転数を自在に細かく制御できるため、効率よく部屋を冷暖房してくれます。

しかし機能的なエアコンを購入しても、部屋の広さや設置場所によって能力が発揮しきれない場合があります。十分な省エネ性能を実感するために居住スペースに合ったエアコンを選びましょう。

省エネエアコン以外でも、普段の生活で取り入れられる省エネ方法はあります。電気のスイッチをこまめにオフする・照明をLEDに取り替える・電気を使う時間帯を早朝や夜間にずらすなどです。どれも気軽に取り入れられるので、ぜひ実践してみてください。

省エネエアコンのおすすめランキングや選び方についてご紹介しました。最近のエアコンは省エネ性能が高く電気代にも優しい、優れた機能を持っています。補助金もあるため、設置場所を考慮した上で、省エネ方法の1つとしてご家庭に合ったエアコンを見つけてください。