【最強はどれ?】テント用撥水剤のおすすめ人気ランキング15選【防水スプレーも】
2023/02/01 更新
テントやタープのお手入れのとき、登山靴などに塗布しておきたいのが撥水・防水剤です。塗布するだけで雨水や汚れをしっかりと弾いて快適にアウトドアを楽しめます。この記事では最強の防水効果が期待できる撥水剤のおすすめランキングや選び方を詳しく紹介していくいので、ぜひ参考にしてください。
目次
テントには撥水剤をしっかり塗布しておこう
キャンプやアウトドアの必需品であるテント・タープですが、急な雨でもテント内に水が染み込んだりしないものを選びたいですよね。高撥水機能付きテントや登山靴は高いので、価格を理由に躊躇することもあります。そこでおすすめなのが撥水剤です。
撥水剤は防水加工するだけでなく、経年劣化による水漏れを防止することもできるんです。種類が多く、防水剤も入っている防水スプレータイプや伸縮性がアップするニクワックスなども人気です。また登山靴などの内側も同時に撥水できる漬け込みタイプもあります。
そこで今回は、撥水剤の選び方やおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはタイプ・使い方・内容量などを基準に作成しました。記事の最後には、業者さん並みの撥水力を保てるおすすめの塗り方を紹介するので参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
シリコン撥水剤のおすすめ
フッ素撥水剤のおすすめ
撥水スプレーと防水スプレーの違い
撥水加工と防水加工は、似ているようで少し意味が異なります。防水とは、水を通さない・布などに浸透させない加工のことです。対して撥水とは、水をはじく加工のことで、アウトドアで使用するほとんどのテントに防水・撥水加工が施されています。
一般的に市販されている防水スプレーは、防水ではなく、撥水スプレーであることがほとんどです。テント表面に使用するぶんには問題ありませんが、もしも防水効果そのものを期待している場合にはテント自体に強力な防水加工が施されたものを選ぶのがおすすめです。
テント用撥水剤の選び方
テント用撥水剤はさまざまな種類が販売されていますのでどれを選べばいいのかわからない方も多いでしょう。そこでテント用撥水剤の選び方を詳しく紹介します。
タイプで選ぶ
テント用撥水剤はフッ素系とシリコン系に分けられます。それぞれ特徴が違いますので自分の持っているテントに合った撥水剤を選びましょう。
tc素材(ポリコットン)tcテント・コットンテント用の撥水剤なら「フッ素系」がおすすめ
フッ素系の撥水剤は、繊維に撥水剤が吸着して効果が発揮されるので、通気性を保ちやすい特徴があります。そのため防水性・通気性をあわせ持つtc素材(ポリコットン)のtcテントやコットンのテント素材との相性がいいです。
ただ、持続力はややシリコン系に劣ってしまいます。フッ素系撥水剤を使用する場合は、汚れが付着したらすぐに洗い流すと効果が持続しやすいです。自分で試しながら使って見てください。
タープテント用撥水剤なら「シリコン系」がおすすめ
シリコン系の撥水剤は繊維の隙間を埋めるように撥水するのが特徴です。持続時間が長いのが魅力といえます。ただ、密閉式テントの場合は通気性が失われてしまうため、タープテントや開放型テントへの使用がおすすめです。シリコン樹脂は油性なので油を弾きません。
使い方で選ぶ
テント用撥水剤は種類によって主に3つの使い方があります。自分の使用しやすい商品を選ぶことが大切です。
テントや登山グッズなど手軽に撥水加工するなら「スプレータイプ」がおすすめ
スプレータイプはテントに吹き付けて撥水剤を使用します。手軽に塗布することができるのが特徴です。大がかかりな作業が必要ないため、時短で撥水剤の作業をしたい方に向いています。キャンプ先などの緊急時での使用にもおすすめです。
普段は塗るタイプや漬け込むタイプの撥水剤を使用している方も、スプレータイプを1本常備しておくと困りません。登山で使用する靴やレインウェア、リュックサックなど気になるものになんでも塗布できます。
均一に撥水加工したいなら「塗る撥水剤」がおすすめ
撥水剤には塗るタイプの商品もあります。スプレータイプよりも均一に撥水加工できるのが特徴です。テントを設営した状態で作業を行うとムラなく塗布でき、手間がかかりません。蓋の内側にスポンジが付いていることが多いので別途で道具を用意する必要がないです。
内側も同時に最強の撥水効果を求める方には「漬け込みタイプ」がおすすめ
漬け込みタイプのテント用撥水剤は、テントやタープを洗った直後に作業ができ、最強の撥水効果がでるのが最大のメリットです。タライなどで一気につけ込むので、内側も同時に防水処理ができます。
ただし、乾燥機が使えないテントやタープだと効果が半減してしまう可能性もあります。自分の持っているテントが乾燥機の使えるタイプかを確認してから購入してください。使えないタイプの場合は使用を控えてください。
コトスパフォーマンスで選ぶ
テント用撥水剤を選ぶときはコストパフォーマンスにも注目して選びましょう。使う頻度や量に合わせて、価格と量を見ながら使い切れるものを選ぶのが大切です。
使用頻度が高い方は「大容量」がおすすめ
テントやタープを頻繁に使用する方は撥水剤の容量を確認してから購入してください。テントやタープのサイズや数によっては撥水剤が1本では間に合わない可能性があります。どれくらい使用するのかを想定して容量を確認すれば、作業の手を止める必要がなくなります。
大きいテントを使っている方には「塗布面積が広い」ものがおすすめ
テント用撥水剤は種類によって、一度に塗布できる面積が違います。商品によりますが塗布面積の目安が記載されている撥水剤もありますので、塗布面積をしっかりチェックしておきましょう。
使う頻度に応じて「価格」をチェックするのがおすすめ
撥水剤は消耗品のため、選ぶ際には価格も重要です。フッ素系とシリコン系では、シリコン系のほうが価格が安い傾向にあります。また、自分で作業して失敗するのが心配な方の場合、プロの撥水加工サービスのほうが安上がりな可能性もあります。
メーカーで選ぶ
アウトドアブランドやメーカーも、撥水剤を販売しています。アウトドアブランドでは、機能性の高いものから、オリジナル商品でコスパ重視のものまで種類が豊富です。
山岳テントの撥水剤なら「アライテント」がおすすめ
アライテントの撥水剤は、塗布面積が広いことが魅力です。テントメーカーからでているだけあって、その性能はお墨付でしょう。山岳テントやキャンプ用品も多く扱っており、アライテントで揃えている方は、撥水剤も揃えて買うのがおすすめです。
撥水剤から防水剤まで種類の豊富さで選ぶなら「コールマン」がおすすめ
有名アウトドアブランドの信頼できる撥水剤を購入する方は、コールマンがおすすめです。ホームセンターやアウトドア用品店などの取り扱いも多く、撥水剤や防水剤まで用途や使いやすさに応じて選択できます。
オリジナルブランドの商品もある、価格もリーズナブルでおすすめです。付属のスポンジで塗るタイプなので、初めての方でも塗布しやすくなっています。初心者の方や安く収めたい方は使ってみてください。
人気の撥水剤なら「ロックタイト」がおすすめ
とにかく強力な撥水剤が欲しい方には、ロックタイトがおすすめです。ロックタイトは非常にさまざまな種類の撥水剤を販売しています。テント以外にも日常生活でマルチに使用できる製品も多いので、自分の用途に応じて選んでください。
安い撥水剤なら「ホームセンターのプライベートブランド」がおすすめ
とにかく安いものが欲しい方や頻繁に使いたい方は、ホームセンターが出しているプライベートブランドの撥水剤がおすすめです。メーカー品の高価なものに比べるとどうしても性能は落ちがちですが、コスパのいいものが揃っています。
劣化で落ちた撥水性を復活させるなら「ニクワックス」をチェック
撥水加工を施したテントを購入しても、時間が経てば撥水加工が劣化する場合もあります。購入時の撥水性を復活させたいならニクワックスを選んでください。洗濯機にニクワックスを入れて洗えば全体に撥水加工を施せます。手洗いも可能です。
テント用シリコン撥水剤の人気おすすめランキング9選
口コミを紹介
こちらのスプレー、撥水力は文句なし!そしてほかの製品に比べて撥水持続力が高いように思います。
また、吹きかけても生地が白くなることもなく、ノズルも使いやすかったです。
口コミを紹介
しっかり水はじきます。においも気にならない。
口コミを紹介
スプレーは手軽でいいです。ムラなくかけることができました。
キャプテンスタッグ
テント用防水スプレー300ml
ホームセンターで買うなら撥水・防水の両方を兼ね備えた最強の防水スプレータイプ
シリコン系のスプレータイプのテント用としておすすめの撥水剤です。撥水性と防水性のどちらにも優れた最強なスプレーです。塗布面積の目安は2-3人テント1枚分です。テントやタープの縫い目部分に塗布すればしっかり保護できます。
スプレータイプの撥水剤ですので塗布する際は風向きなどを考えて作業しましょう。普段のテントやタープのお手入れのほかにキャンプ中の緊急時用としても使用しやすい商品です。ホームセンターで買えるお手頃価格なのも嬉しいです。
タイプ | シリコン系 | 使い方 | スプレー |
---|---|---|---|
内容量 | 300ml |
口コミを紹介
バッチリ弾いてくれます!今のところ染み込みも感じません。
口コミを紹介
素晴らしい水弾き 繊維が強化された感覚が塗ったらすぐわかります
ニクワックス(NIKWAX)
テント&ギアソーラープルーフ
柔軟性と伸縮性に優れていて復活できるニクワックス製
ニクワックスのテント用撥水剤です。繊維一本一本に格子状に絡みつくので伸縮性が損なわれず通気性を確保して機能を復活してくれます。撥水性分が壊れにくく耐久性が抜群です。紫外線からも生地を守ってくれ、テントやタープにも使えます。
地球温暖化の原因となるガスや人体に有害な石油系溶剤不使用なので室内での作業も可能です。野外で作業する場合は風向きに気をつけてください。緊急時に備えて持っていけば急に撥水剤が必要になっても安心してアウトドアを楽しめます。
タイプ | ー | 使い方 | スプレー |
---|---|---|---|
内容量 | 500ml |
口コミを紹介
夜露でびしゃびしゃになっていましたが,撥水しており撤収が楽でした。
その後3回ほどキャンプしていますが,効果はまだ持続しています。
匂いはウェアに使用するダイレクトスプレーに比べたらはるかに気にならないです。
口コミを紹介
しっかりと乾燥させれば非常に優れた防水性のを発揮します。 傘なんて、使った後は何度か「バサバサ」してやれば水分はほとんど取れます。
テント用シリコン撥水剤のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | タイプ | 使い方 | 内容量 |
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楽天 Amazon ヤフー |
しっかり防水できるコーティング剤 |
シリコン系 |
塗布 |
118ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
スプレータイプでお手軽にしっかり撥水 |
シリコン系 |
スプレー |
325ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
柔軟性と伸縮性に優れていて復活できるニクワックス製 |
ー |
スプレー |
500ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
吹きつけ・刷毛塗り・漬け込みもできる塗り方!大容量撥水剤 |
シリコン系 |
刷毛塗り・含浸 |
1kg |
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楽天 Amazon ヤフー |
ホームセンターで買うなら撥水・防水の両方を兼ね備えた最強の防水スプレータイプ |
シリコン系 |
スプレー |
300ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
tc素材やポリコットンに使える!無色透明で変色しない防水加工 |
シリコン系 |
スプレー |
420ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
登山やアウトドアなどあらゆる用途に使える撥水ミスト |
イソプロピルアルコール |
ミスト |
150ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
tcテントやタープにも使える!防水スプレー |
シリコン系 |
スプレー |
250ml・500ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
塗れた状態の生地に使用する環境にも優しい撥水剤 |
シリコン系 |
塗布・スプレー(別売りノズル) |
1L |
テント用フッ素撥水剤の人気おすすめランキング7選
口コミを紹介
青森リバの香りだと思いますが?香りがあります。虫よけで使用しているので気になりません。かなり撥水性が高いような気がします。
口コミを紹介
組み立て後の小型テントに天辺から、ふりかけて使いました、2日間雨にうたれましたけど、染み込まず弾いてくれます
口コミを紹介
ほぼ何にでもつかえ、カナダグースにも使いましたが、変色したりせずにすみました。なくなったら、リピートします。
口コミを紹介
購入2回目ですが、撥水性の復活が半端ないです。今回は10年以上使ってるレインウェアに使用しましたが新品時の様になり満足してます。
口コミを紹介
コールマンのタフスクリーン2ルームハウスの前室部分に使用。(前室は撥水しないのが仕様だそうなのですが、何だかイヤなので…)
3面+天井を、かなりたっぷりつけながら塗りましたが、余ったので傘2本塗って使い切りました。
口コミを紹介
フッ素粒子のようにサラサラになる。擦れなければ長持ち。ゴアテックスに使ったけと変色などは見られず。
口コミを紹介
作業は、やりやすかった。タープに塗り、夕立に遭遇したが撥水性が良かった!
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
テント用撥水剤の使用タイミングと塗り方
いくら効果が高いテント用撥水スプレーを購入しても、使うタイミングや塗り方によっては効果を発揮できません。ここからは、使用タイミングと塗り方について解説します。
テント購入直後の防水加工が最強
テント用撥水剤は、テント購入後にすぐ防水加工するのが最強です。購入直後のテントは汚れがなく、撥水剤が定着しやすいので加工に向いています。アウトドアで使用する前にひと手間かけるだけで、その後の撥水効果を長続きさせることが可能です。
業者も実践!テント用撥水剤の塗り方
撥水剤の種類やタイプによって塗り方は異なるため、ここでは共通している加工前・加工後のポイントについて解説します。使用時の詳しい加工方法については、本体の説明をチェックしてください。
- 新品のテントでない場合、汚れや砂、ほこりを丁寧に落とししっかりと乾かす
- 商品の説明に沿って均一に加工する
- しわを伸ばし再びしっかりと乾燥させる
商品によっては濡れた状態で加工するものもありますが、その場合でも汚れはしっかり落としてから撥水剤を塗布しましょう。汚れをしっかり落として塗布すれば、まるで業者のように美しい仕上がりになります。
撥水剤を使用する際の注意点
撥水剤を使用する際には、必ずマスクをして屋外で使用しましょう。テント用撥水剤のなかには臭いが強いものや、多く吸い込むと人の体に有害な成分が入っています。テントの一部への使用の場合には屋内でも問題ありませんが、換気は必ずおこないましょう。
また、テントの素材と撥水剤の種類によっては相性が悪くシミになることもあります。購入前にチェックするのはもちろん、目立たない所に試し塗りをして問題がないか確認するのがおすすめです。
縫い目部分の防水にはシームテープが便利
テント自体に撥水加工を施しても、テントの縫い目部分から水が染みてきてしまうでしょう。そんなときにおすすめなのが「シームテープ」です。シームテープはアウトドア用品店のほか、ホームセンターなどでも手に入ります。
使い方は非常に簡単で、縫い目部分にシームテープを貼り付け上から当て布をし、アイロンで接着するだけです。元からシームテープで加工されているテントも多いですが、テープが劣化してきた場合には剥がして新品のテープを貼れば同様の方法で補修が可能です。
テント底面への浸水対策も忘れずに
せっかくテントに撥水加工を施しても、テント底に対策をしていなければ快適に過ごすことはできません。雨やキャンプサイトの状態によっては、浸水する可能性があります。しっりとテント底も防水対策をして、楽しくキャンプをしましょう。
テント底の浸水対策として手軽な方法は、テントを設営する前にグランドシート・シルバーシート・レジャーシートを敷くことです。同時にテントの底の傷みも軽減できます。床には防水効果のあるシートを敷いてから、インナーマットやベットを設置しましょう。
壊れたテントは修理できる?スノーピークならアフターサービスも
お気に入りのテントは長く使いたいものですが、撥水剤の塗布中にひっかけて破れて、キャンプ中の不意な事故がきっかけでテントが損傷してしまいます。自分で修理できない場合は買い替えるしかないのでしょう。
実は、有名アウトドアブランド・スノーピークの製品なら、テントに限らず購入品の修理をしてくれるアフターサービスがあります。製品も高品質なので、テント自体の買い替えや新しく購入する際にはぜひチェックしてみてください。
アウトドアに便利なそのほか防水グッズもチェック
アウトドアに急な天候の変化はつきものです。テントにしっかりと撥水加工をしても、荷物や足元が濡れてしまうと不快です。以下の記事では突然の悪天候でも快適に過ごせる防水リュックや防水スニーカーの人気おすすめランキングを紹介しています。
まとめ
テント用撥水剤は、シリコンタイプとフッ素タイプがあります。用途によって向かないものがあるので、使用目的にあわせて選ぶことが大切です。テント用撥水剤の選び方に迷ったときは、この記事を参考に購入を検討してみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年02月01日)やレビューをもとに作成しております。
アメリカ生まれのシリコン系の撥水剤です。吹きかけるだけで水や汚れをしっかり弾き、ポリマー成分が繊維の一本一本の表面にしっかりと浸透します。周囲に保護バリアを形成して、布の通気性を失わずに強力な撥水効果を発揮可能です。
スプレータイプなので風が強いときに塗布しないよう気をつけてください。手軽に使用できるので、緊急用に持ち運ぶ撥水剤としてもおすすめの商品です。ぜひ一度使って見てください。