【料理研究家監修】プロも使う料理酒の人気ランキング15選【料理に使う日本酒は?】
2023/03/15 更新
料理酒は料理を美味しく仕上げるために欠かせません。スーパーで購入できるものから、日本酒の蔵元が作る高級な純米料理酒までさまざまな種類があります。今回は料理研究家の指宿さゆりさん監修のもと、料理酒の選び方や違い・おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。
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目次
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料理酒は料理を美味しくするためのマストアイテム
料理に欠かせない調味料の1つである料理酒は、食材の臭みをとりコクや旨味をプラスするなど、さまざまな役割があります。上手に活用するといつもの料理がさらに美味しくなります。しかし、たくさんの種類の料理酒があってどれを選べばいいか迷いますよね。
料理酒に含まれているアルコールは食材を柔らかくしたり、調味料を浸透しやすくするために働きます。料理酒は食塩を含んでいるため酒税がかからず、日本酒や清酒より安く購入可能です。料理上級者は、料理の仕上がりを左右する料理酒にはこだわる方もいます。
今回は料理研究家の指宿さゆりさん監修のもと、料理酒の選び方や使い方・初心者から上級者までおすすめしたい料理酒をランキング形式でご紹介します。ランキングは原材料・添加物・容量などで構成しているので、ぜひ参考にしてください。

料理研究家 ホームページ:IBUSUKI SAYURI
指宿さゆり
料理酒ってそもそも必要?なんのために入れる?
料理酒を使ったときと使わないときでは、料理の仕上がりに大きな違いが生まれす。ここでは、なぜ料理酒が欠かせない基本の調味料なのかなんのために入れるのかなど、料理酒の役割について詳しく解説していきます。
料理酒の役割と使い方
料理酒には、料理の仕上がりを大きく左右するさまざまな役割があります。どのような役割があるのか、使い方と一緒に具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
アルコールによって食材の臭みを消す
料理酒最も大きな役割の1つが、食材の臭みを取る点です。料理酒に含まれる有機酸には、臭みを抑える働きがあります。さらに、アルコールには臭いを一緒に揮発させる共沸効果があるので、肉や魚の気になる生臭さを消す役割を果たしてくれます。
食材がやわらかく仕上がる
料理酒に含まれるアルコールが素材の保水力を高め、さらに糖分がタンパク質と水分を結びつけて素材をやわらかくします。パサパサしやすい肉はできるだけ長時間漬けるとしっとり感もアップし、旨味もしっかり保持できます。
清酒などの飲むお酒と違いコクと旨味をプラスする
料理酒に含まれている有機酸やアミノ酸などには、コク・うま味・甘みをプラスしてくれる働きがあります。さらに、ブドウ糖やショ糖がまろやかな味わいに仕上げます。料理酒は、清酒・日本酒などの飲むお酒と違い酸味や雑味がそのまま残っているので、うま味を強く感じられます。
味をしっかり染みこませる効果がある
アルコールには、素材に浸透していく際に他の調味料の浸透性を高める効果があります。素材に味がつきやすくなるので、料理の味が均一になります。さらに、仕上がりも早くなるので、時短の方法のひとつとして利用してみましょう。
プロも使う技のひとつである香りづけができる
アルコールは肉や魚の臭みを消しながら、素材にお米の芳醇な香りを加えます。香りづけはプロも使う技のひとつです。加熱して蒸発する際に素材の香りを引き出し、味を整える働きもあります。調理の最初に入れるとアルコールの働きが最大限に活かされます。
料理酒と日本酒の違いは塩分濃度やそのまま飲めるかどうか
料理酒と日本酒の大きな違いは、塩分濃度やそのまま飲めるかどうかです。一般的な料理酒には2~3%ほどの塩が加えられており、商品によっては甘味料や酸味料が添加されています。そのため、料理酒は日本酒よりも塩分が高く甘味も強めなのが特徴です。
また、料理酒はそのままでは飲めないように不可飲処置を施しており、食品に分類されます。酒税がかからないので20歳未満でも購入可能です。料理酒と日本酒には、どちらにも料理をおいしくする働きがあります。
素材の風味を生かしたい場合は、塩分や糖分が含まれていない日本酒、濃い味つけにしたい場合はコクやうま味を与える料理酒を使うなど、それぞれの性質を踏まえて使い分けましょう。
料理酒の選び方
料理酒にはさまざまな種類があるので、どれを選べばいいのか迷う方は少なくありません。ここからは、料理酒の選び方のポイントについて詳しくご紹介していきます。
料理に合わせて選ぶ
料理酒と一言でいっても、種類があります。ここでは、調味料理酒・純米酒・好適米が原料の料理酒について解説します。用途に合ったものを選びましょう。
塩気と甘みが強く安いタイプなら「調味料理酒」がおすすめ
塩気と甘みが強く安いタイプなら調味料理酒がおすすめです。基本的な料理酒で、純米酒よりも濃い味わいです。料理酒の中でも安い値段で販売されていて、大量に使いたい方や、よく料理酒を使った料理を作りたい方が利用しやすいと言えます。
無添加でうま味や香りにこだわるなら「純米酒」がおすすめ
無添加でうま味や香りにこだわるなら純米酒がおすすめです。無添加のため、お米のうま味やコクが楽しめたり、塩分調整もできます。さまざまな味の調節がしやすいからこそ、料理初心者も使いやすい料理酒です。
有機米や無添加にこだわるなら「オーガニック」の料理酒がおすすめ
有機米や無添加にこだわるならオーガニックの料理酒がおすすめです。オーガニックの料理酒は、有機認証を取得していたり有機米を100%使用していたりといったこだわりがあります。和食だけではなく、洋食や中華料理にも使えます。
芳醇なうま味や香りにこだわるなら「好適米」がおすすめ
芳醇なうま味や香りにこだわるなら好適米がおすすめです。好適米は、日本酒造りを目的に作られたお米で現在は100種類程度あります。山田錦・五百万・石雄町などの品種で、種類によって香りや味わいが異なるため、原材料の酒米にもこだわって選んでみてください。
使いきれるか賞味期限と内容量をチェック
料理酒を選ぶ際は、賞味期限と内容量もしっかりチェックしましょう。料理酒の賞味期限は未開封の場合は1年程度ですが、開封後は酸化が進みアルコールが飛んでしまうので2ヶ月程度が目安とされています。
そのため、容量の多いものを購入してしまうと、風味が変化しても使い続けなければいけない場合もあります。また、使い切れないまま賞味期限が切れる可能性があるため、自分の使用する量に合わせて適切な内容量のものを選びましょう。
一人暮らしでも使いきれる「小さいタイプ」をチェック
料理酒は開封後2ヶ月程度で使い切るのが理想です。一人暮らしの方や料理をする機会が少ない方は、期限内で使い切れる小さいサイズを選びましょう。大容量の方が割安ですが、使いきれずに無駄にしてしまうのを防ぐためにも使用頻度に合ったサイズがおすすめです。
容器がパックかボトルかをチェック
容器の種類もチェックしましょう。紙パックの内側はポリエチレンでコーティングされていて、それにより密封でき、瓶よりも光が当たりにくく安価で手に入ります。ボトルよりも環境に優しいといった特徴もあります。容器も使い勝手の良さで選ぶのがおすすめです。
コスパにこだわるなら業務スーパーの「菊川の料理酒」をチェック
コスパにこだわるなら業務スーパーにある菊川料理酒がおすすめです。業務スーパーの国内にある関連工場で製造しているため、品質にこだわっている方にも利用されています。国産米を使用し、臭みを消したり食材をやわらかく仕上げたりします。
原材料や製造方法にこだわっている「高級」な料理酒をチェック
料理酒は安価な市販品から、高級品まで価格帯が幅広くあります。手軽で使いやすい市販品は添加物が入っているのものが多いですが、高価な高級料理酒は米と米こうじのみで作られた無添加のものを代表に、原材料や製造法にこだわっています。
日常的な料理に使う場合や手軽さを求めるならコスパのよい商品を、おせちなど特別な料理を作るときは高級料理酒を使うといったように、作る料理や用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。
指宿さんおすすめ料理酒はこれ!

指宿さん
一般的な料理酒と比べ、天然アミノ酸が多く含まれています。
実際に調理に使用する際は、半量程度で十分。旨味は倍増しますし、長い目で見るとお得だと言えるでしょう。
素材の味をしっかりと引き出すことができるので、すまし汁などのシンプルな料理にも活用できます。
料理酒の人気おすすめランキング14選
口コミを紹介
以前から料理のための清酒を使っていましたが、こちらの糖質ゼロを知ってから、何回も使っています。こういうところでも糖質がカットできるのはうれしいです。
口コミを紹介
魚を焼く前に振りかけたり、アサリの酒蒸しや、普通に料理酒として使うだけでワンランク上がります。
口コミを紹介
美味しいのでずっとリピートしてます。
これ以外使えません
口コミを紹介
糖質制限中でも気にせず食べることができるので助かってます。味も、普通のみりんで作った場合と変わらないと思います。料理の幅が増えたので嬉しいです。
口コミを紹介
美味しい料理を作るうえでかかせません。
調味料は本当に大事だなぁと思います。
口コミを紹介
今までこんにちは料理酒を使っていましたが、こちらもとても上品で美味しいです。
注ぎやすさも気に入ってます。
口コミを紹介
リピーターです。酒とみりんの代わりに赤酒を使っています。仕上がりが上品なプロの味のようになります。
料理酒の人気おすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 原材料 | 使用米 | 添加物 | 内容量 |
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ズバリ、福島県の老舗酒造が製造した料理酒を味わいたい方に! |
米・米こうじ・酒粕 |
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720ml |
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初心者から上級者まで使える基本の料理酒 |
米・米こうじ・食塩 |
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300ml |
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みりんの代用としても愛されている |
米・米こうじ・醸造アルコール・糖類・調味料 |
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糖類・調味料 |
1000ml |
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料理酒なのに美味しく飲める小さい瓶入りタイプ |
米・米こうじ |
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720ml |
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飛騨の酒米「ひだほまれ」を使用し違いが分かる料理酒 |
米・米麹・食塩 |
ひだほまれ |
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500ml |
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米と水にこだわったプロの味を楽しめる |
米・米こうじ |
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1800ml |
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1,000ml入りでコスパ最高のさまざまな使い方が楽しめる料理酒 |
米・米こうじの醸造調味料(国内 製造)・たんぱく加水分解物・食塩・水あめ・ブドウの醸造調味料 |
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酒精・酸味料 |
1000ml |
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まろやかになる効果があるオーガニックの料理酒 |
米・米こうじ |
山田錦 |
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720ml |
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原材料に焼酎を使用しみりんのような甘味がある安い料理酒 |
焼酎乙類、醸造アルコール、清酒、難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)、酵母エキス/調味料(アミノ酸)、甘味料(ステビア) |
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400ml |
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オーガニックで原材料に米・米麹・酒粕を使用した高級調理酒 |
米・米麹・酒粕 |
国産米 |
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1800ml |
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日本酒ならではのアルコール度数で飲むこともできる |
米・米こうじ |
夢の香・豊錦 |
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720ml |
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原材料は日本酒と同じでアルコール度数が違う |
米・米こうじ・食塩 |
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食塩 |
500ml |
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一人暮らしでも賞味期限内に使いやすい量で無添加で糖質ゼロ |
清酒 |
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400ml |
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料理に使う清酒で糖質・塩分0 |
米・米こうじ・醸造アルコール |
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1800ml |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
代用として料理に使う日本酒・焼酎・みりんとの違いは?
代用として料理に使う日本酒・焼酎・みりんなどの酒類も料理酒の代わりに使えます。白ワインはさっぱりしているため、魚介類を使った料理に合います。醤油との相性もいいので和食にもおすすめです。
焼酎はアルコール度数が高いため、食材の臭み取りに適しています。ただし、日本酒に比べると味わいや香りにクセがあるため、使用する量を控えめにしたり、煮込み料理などに使ったりしましょう。
みりんもアルコールが入っているので、料理酒の代わりに使えます。料理酒とみりんの違いは糖分が含まれている点です。肉じゃがや煮しめなどに甘みをプラスしたいときにおすすめです。以下の記事ではみりん・白ワイン・焼酎のおすすめ商品をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
どの料理酒にするか迷ったらランキングを見てみよう
料理酒はさまざまな種類があり、どの料理酒が自分は使いやすいか分からない方もすくなくありません。家族や知人などにおすすめを聞いたり、インターネットのランキングを参考にするのも方法のひとつです。
インターネットには口コミがあり、実際に使用している方の感想が書いてあります。ただし、良い内容も悪い内容も書いてあるため、自分で情報を集めながら正しく判断するのが大切です。
料理酒と日本酒のどっちがいいか迷ったら日本酒にしよう
料理酒と日本酒のどっちがいいか迷ったら、日本酒がおすすめです。日本酒のほうが料理酒よりも酒であり、さまざまな効果を得られるためです。たとえば、食材を柔らかくしたり味を染み込みやすくしたりします。
ただし、料理酒より日本酒は高いため、使う頻度に合わせて使い分けるのも方法のひとつです。また、日本酒は塩分や甘味などの味付けはされていないため、自分で塩味や甘味などの調整ができます。
まとめ
料理酒の選び方とおすすめの商品をご紹介しました。料理酒は料理の味を左右する調味料のひとつです。そのため、上手に使って料理をもっと楽しみましょう。今回の記事を参考に、ぜひお気に入りの料理酒を見つけてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月15日)やレビューをもとに作成しております。
天然アミノ酸を一般の料理酒の約5倍含む本格派料理酒です。全国新酒鑑評会金賞受賞蔵である福島県の老舗酒造大木代吉本店が醸造しています。米の発酵から生まれる天然のアミノ酸・有機酸・ぶどう糖が素材の味や料理の旨みを引き出し、コクのある味に仕上げることができます。