【名作揃い】森博嗣のおすすめ作品ランキング15選【映像化も】

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ミステリー作家として知られる森博嗣氏。数多くの著作がドラマ化・映画化・アニメ化されており、デビュー作の『すべてがFになる』ではメフィスト賞創設の要因になったともいわれています。今回は、そんな森博嗣氏の著作について人気ランキングを作成しました。ぜひご覧ください。

森博嗣氏の魅力とは?

森博嗣氏といえば『理系ミステリィ』と称されるように、ミステリーのトリックやギミックに工学などの理系知識を使う点が上げられるでしょう。また、一部の著作を除き世界観が繋がっていることも魅力の一つと言えます。

 

また、論文などの書類で学んだという論理的な文章でありながら、作中に詩や歌詞が挿入される展開、『意味なしジョーク』とされるシュールなジョーク、最後まで答えが明かされない問題やパズルなど、既存の作家に見られない特徴が多くのファンを生んだとも言われています。

 

今回は、『シリーズ』『ジャンル』の二つのポイントに着目して、森博嗣氏の著作の人気ランキングを作成してみました。これから森博嗣氏の著作に触れようと思っている方も、生粋の森博嗣氏ファンの方も是非お読みいただければと思います。

森博嗣氏の著作の人気ランキング15選

15位

講談社

森博嗣のミステリィ工作室 (講談社文庫)

価格:820円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

森博嗣氏のミステリィのルーツに触れてみよう!

森博嗣氏が『ミステリィ』を書く上で影響を受けた本百冊のセレクトや、『S&Mシリーズ』の自作紹介など、森博嗣氏のルーツを知るうえでは欠かせない一作であるといえるでしょう。

 

レビューでもファン必携の一冊だと語られているなど、ファンが読むにはとても素晴らしい一冊であるといえます。

 

内容としてはミステリィを書く上で、影響を受けた100冊をセレクトした「ルーツ・ミステリィ100」、S&Mシリーズの自作解説「いまさら自作を語る」の他、同人誌時代の漫画、専門誌に寄稿したエッセィ等が収録されています。

ジャンルエッセイシリーズノンシリーズ
ページ数448ページ

口コミを紹介

第一部は、森ミステリィのルーツとなった本100冊のセレクションである。選んだ本各々について採点がなされており、その判断基準として「衝撃/独創/洗練/感性/残留」の5点について5段階評価されている。なかなか著者らしい観点であり、著者を知る上で大変面白く読むことができた。また私個人が本を選ぶ上での参考にさせて頂き、この部分については特に何度も読み返している。第二部では犀川助教授&西之園萌絵コンビが活躍するお馴染みのシリーズのあとがき、第三部では多才な著者の横顔(建築学科助教授であり、ミステリィ作家であり、漫画人であり、etc.)が語られる。今まで語られなかった著者の新しい顔を覗くことのできる、森ファン必見の書である。

出典:https://www.amazon.co.jp

14位

文藝春秋

STAR EGG 星の玉子さま

価格:188円(税込)

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森博嗣氏が初めて挑んだ絵本がここに。

森博嗣氏が文も絵もすべて描き下ろした絵本作品になります。あらすじとしては――誰もいない星老人と猫の星野球少年の星など、宇宙の小さな星々を旅しながら、孤独や寂しさ、夢について考える玉子さんと愛犬ジュペリ。その幻想的な世界は、読んだ人に深い余韻と感動を残してくれます。

ジャンル絵本シリーズ星の玉子さまシリーズ
ページ数80ページ

口コミを紹介

なぜか、息子が大好きな絵本。
「なぜか」と括弧付きなのは、わたしも妻も、理科系にはとんと縁がないから。
ミステリィ作家、森博嗣の意外な一面が見える童話だが、ただの童話にあらず。大人も読める哲学的な寓話。
「宇宙には、沢山の孤独と、沢山の夢がある―」
ナンテ、小難しい文章が平気で出てくる(^^;
5、6才児にはちょっと早いかも、と思っていたが、親よりも子のほうが退屈しないで、何回も聴いている。
親子で一緒に画を観ているだけでも、宇宙的センスの会話が拡がって充分、楽しめる。
森博嗣の画才、恐るべし。ちょっと知的におませな玉子さんの絵が、愛らしい。
芽吹き始めた、子供の小さな「なぜ?」を育てるには、格好の絵本ですよ。

出典:https://www.amazon.co.jp

13位

講談社

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)

価格:514円(税込)

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森博嗣氏が呟くと、クールなエッセィになる!

森博嗣氏が手がけたエッセィ(森博嗣氏の書き方は、『エッセィ』『ミステリィ』の方が正しいため、そちらで記載します)シリーズ『クリームシリーズ』の第一弾になります。現在は文庫版が展開されています。

 

あらすじとしては――「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき一〇〇個、といった感じになります。

ジャンルエッセイシリーズクリームシリーズ
ページ数240ページ

口コミを紹介

著者の感じた100個の格言と、それらに対するエッセイ風の解説です。残念ながら格言としては、そのままストンと腑に落ちるものはほとんどありません。
解説部分は結構、細部にこだわった論理展開をみせますが、私には思いつけないような視点からの指摘が見事です。そういったものの見方、考え方を身につけるためのテキストとして読むのも良いと思います。
いずれにしても2ページで一つの話が完結しているので、電車の中で読むには良い本です。

出典:https://www.amazon.co.jp

12位

幻冬舎

すべてがEになる I Say Essay Everyday

価格:189円(税込)

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インターネット上で公開している日記を書籍化。

森博嗣氏がインターネットの日記で公開している内容を書籍化した『日記』シリーズの第一弾になります。速筆で知られる森博嗣氏が構想と執筆にきっかり一年を費やした大作です。この作品から、筆者の思考を読み取ることが出来ます。

ジャンルエッセイシリーズ日記シリーズ
ページ数503ページ

口コミを紹介

あなたはご存知でしたか? ベストセラーランキングでおなじみのミステリー作家、森博嗣さんが実は某国立大学工学部の助教授であられたことを!
「すべてがFになる」(当然この本のタイトルもここからきたのでしょうが、Eって何なんでしょうね?)を読んで以来大ファンになってしまったわたしですが、この本を手にするまで本当に工学部の助教授の職につかれているということに気がつきませんでした。 なんたる迂闊!!
この本は、氏の工学部における研究、ミステリーの執筆から多彩な趣味までが日記の形式で紹介されています。 ミステリー作家の日常も、工学部助教授の生活も、普段接する機会がないため、実に興味深く拝読しました。 ミステリーファンのあなたも、理系の学生さんも、もちろん森氏のファンの方々も、楽しめることうけあいです!
ちなみに犀川先生(小説の登場人物)って、やっぱり作者本人がモデルなんででしょうか・・・

出典:https://www.amazon.co.jp

11位

KADOKAWA / メディアファクトリー

トーマの心臓 Lost heart for Thoma (MF文庫ダ・ヴィンチ)

価格:662円(税込)

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萩尾望都氏が描く少女漫画をノベライズ!

1974年に萩尾望都氏が描いた少女漫画を、ファンと公言する森博嗣氏がノベライズした作品になります。著者はあとがきで「この作品を書けたことは、この仕事をしている上で最大の幸せです」と語っています。

 

以下、あらすじです。トーマと呼ばれた美しい下級生から、ユーリに届いた一通の手紙。それは、彼からの遺書だった―。そこへトーマに生き写しの転校生・エーリクが現れ、オスカーは、遺された想いに縛られた親友・ユーリを憂慮する。揺れ動く心を捉える生と死、そして愛…。苦悩する少年たちを色鮮やかに描いた、萩尾望都の不朽の名作に、森博嗣が、今、新しい息吹を吹き込む

ジャンルノベライズシリーズノンシリーズ
ページ数323ページ

口コミを紹介

森博嗣。
彼について想像してきたのは、無機的な人間だと思ってた。
でもこれを読んで、彼はとても人間が大好きな人なのではないかと思った。
しかも、根底から人間を信じていて、可能性を諦めてなくて、人に対してとても優しい人なんだと思う。
そう感じられる、本作です。

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10位

KADOKAWA / メディアファクトリー

奥様はネットワーカ (ダ・ヴィンチブックス)

価格:663円(税込)

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ちょっとフーガでホラーな新感覚ミステリィ。

ダヴィンチ』で連載されていた小説に書き下ろしを加えた推理小説になります。

 

スージィこと内野智佳は、某国立大学工学部化学工学科の秘書。彼女の勤める大学周辺で暴行傷害事件が多発する。智佳の周辺でも不気味な出来事が続き、友人のルナも被害に遭っしまうが……。大学の工学部を舞台に、それぞれに秘密を抱えた6人の視点で連続殺人事件を追う、かなり特殊なミステリィになっています。

ジャンルミステリィシリーズノンシリーズ
ページ数221ページ

口コミを紹介

某国立大学の工学部でおきる連続殺人事件を描く長編ミステリィである。
森博嗣の独壇場と言えるこの設定がなかなかの効果を生んでいるのだ。

まず、読み始めてしばらくすると、ポップな装丁とタイトルから受ける印象と、だいぶ中身が違うことに気づく。基本的にすべて登場人物の独白によって話が進んでいくのも特徴。その登場人物も、相当な曲者がぞろぞろ。どの人物もなんとも怪しすぎる。

そしてメーンのトリックは、、、そう来たかという感じですね。ところどころに挿入されるイラストも良い効果を生んでいて、結末までたっぷり楽しめる。そんな出来上がりです。巻末の解説(?)もシュールな感じで駄目押しでした。

出典:https://www.amazon.co.jp

9位

講談社

今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM (講談社文庫)

価格:669円(税込)

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様々な『森博嗣氏』が楽しめる!短編小説集。

森博嗣氏の書く短編をまとめた短編集になります。メフィストにて掲載された『どちらかが魔女』など八作品が収録されています。また、『S&Mシリーズ』『Vシリーズ』の主人公が登場する短編も収録されています。

ジャンルミステリィシリーズノンシリーズ
ページ数266ページ

口コミを紹介

「どちらかが魔女」「双頭の鷲の旗の下に」「ぶるぶる人形にうってつけの夜」は,S&MシリーズないしVシリーズと同じ世界で,登場人物も重なっている。しかも,両シリーズの登場人物が一緒に登場する作品も。

作品のトリックとしては,わりとシンプルで,先読みできる作品が多かったように思う。

ただ,前記3作品以外の短編作品については,それぞれに独特の雰囲気があって,オチがある。推理小説・ミステリものとは違った味わいがあるので,その読後感を楽しみたいところ。

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8位

講談社

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? Wシリーズ (講談社タイガ)

価格:713円(税込)

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人間性とは何か? 命とは何か? 森博嗣氏が知見する未来の物語。

自律型アンドロイド『ウォーカロン(Walk-Alone)』が存在する未来の物語です。あらすじは、主人公である博士は、何者かに命を狙われることになる。保護しに来たウグイという情報局員によれば、ウォーカロンと人間を識別するための研究成果が問題ではないかとのことだが――といった感じです。

 

森博嗣氏の著作では一番新しいシリーズで、既存シリーズを読まなくとも理解できる作品になっていますが、一応著者の中では『百年シリーズ』の未来の物語となっているため、百年シリーズを読了することをオススメする、となっています。

ジャンルミステリィシリーズWシリーズ
ページ数264ページ

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生命が生まれなくなるのは、ある微生物などが危機的状況で生殖能力が強まる反対としてありそう。ただ感染症が未来だとなくなるとは思えないかな。どんな未来にしたいか考えるためによい話だと思います。

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7位

中央公論新社

ヴォイド・シェイパ - The Void Shaper (中公文庫)

価格:761円(税込)

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「強くなりたい」ただそれだけのために、彼は剣を抜く。

若き侍が強さを求めて旅をする時代小説『ヴォイド・シェイパ』シリーズの第一作になります。全5巻が刊行され、完結済です。

 

ストーリーは「ある静かな朝、彼は山を下りた。師から譲り受けた、一振りの刀を背に――。若き侍は思索する。強さとは、とは、とは。あてどない旅路の先には何があるのか。(Amazonより)」となっています。氏が描く侍の生き様にも注目です。

ジャンル時代小説シリーズヴォイド・シェイパシリーズ
ページ数370ページ

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「人間は生きているかぎり、別人になれる。生きている人間に価値があるのではない。その変化にこそ、価値があるのだ。」

侍、ゼンは思考する。強さについて、生きることについて、意味について。己の中に答えは持っていない。他人と話すこと、時に戦うことで素直な心でそれらを探し求める。

私たちが生きることに意味はあるだろうか。

出典:https://www.amazon.co.jp

6位

講談社

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN 百年シリーズ (講談社文庫)

価格:853円(税込)

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神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。

百年シリーズ』(作者サイトでは主人公の二人の名前から拝借して『M&Rシリーズ』と称することもある)の第一作です。なお、『百年シリーズ』自体は第三作まで刊行されています。

 

森博嗣氏の著作と同じように推理小説のようなテイストになっていますが、SF的ガジェットが多く登場する作品であり、二作目までは主人公の冒険譚のように描かれていたシリーズになっています。ページ数は多いですが、巻数は少ないため、追いかけやすいシリーズの一つと言えるでしょう。

 

なお、この作品の未来を描いた(正確には、この作品に登場するウォーカロンというガジェットが登場する)『Wシリーズ』も刊行されており、全10巻が刊行されています。

 

ジャンルミステリィ・SF・冒険シリーズ百年シリーズ
ページ数585ページ

口コミを紹介

ネット仲間にこの作家さんを勧められて読んだのですが、面白かったです。
最初は独特の言い回しと世界観に押され気味だったのですが、読み進むうちにそれが面白くなってきて…だんだんと止まらなくなってきました。

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5位

講談社

イナイ×イナイ PEEKABOO (講談社文庫)

価格:637円(税込)

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「私の兄を探してください」そう依頼してきた人間の指示を受けて調査を開始したのだが――?

『Xシリーズ』の第一作になります。シリーズ名の由来は、タイトルの真ん中に『X』が入っているからだと言われています。

 

黒髪の佳人、千鶴は探偵事務所を訪れて、こう切り出した。「私の兄を捜していただきたいのです」。妹の千春とともに都心の広大な旧家に暮らすが、兄の鎮夫は母屋の地下牢に幽閉されているという。探偵と助手たちは調査に向かうが、謎は深まるばかり――。読みやすいテイストになっており、氏の著作でも手に取りやすい作品の一つだと言えるでしょう。

ジャンルミステリィシリーズXシリーズ
ページ数328ページ

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 結末の無い結末。明確な回答の無い問題。

極力無駄を省き、最適化するとこうなるのか、と感じた。突き抜ける感覚はないが、読了後もずっと思考し続ける。考え続ける余韻がある。

 このシリーズのこれからが楽しみだ。

出典:https://www.amazon.co.jp

4位

講談社

Φは壊れたね (講談社ノベルス)

価格:540円(税込)

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死体発見の一部始終は、室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。

Gシリーズ』の第一作となります。シリーズ名の由来となっているGはギリシャ語のGで、各タイトルごとにギリシャ語が用いられています。

 

S&Mシリーズ』『Vシリーズ』の後の物語で、『Xシリーズ』とは同時進行の物語になっています。他シリーズのキャラが良く登場するため、『S&Mシリーズ』『Vシリーズ』を事前に読み進めておくとさらに楽しむことが出来ます

 

あらすじは、おもちゃ箱のように過剰に装飾されたマンションの一室に芸大生の宙吊り死体が!現場は密室状態。死体発見の一部始終は、室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。タイトルは『Φ(ファイ)は壊れたね』。D2大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件の謎を追究する――といったものです。

 

タイトルはいずれも、作品のキーとなるものばかりが選ばれています。また、ギリシャ語が入っていることも特徴の一つだと言えるでしょう。最新作は文庫化されておらず、講談社ノベルズのみの発刊となっていますが、シリーズの数も少なく、追いかけやすい作品の一つと言えるでしょう。

ジャンルミステリィシリーズGシリーズ
ページ数287ページ

口コミを紹介

 新シリーズついに稼動ですね。 
 Vシリーズの時も感じたことなのですが、最初は人物の思考をトレースすることは難しいです。感情移入がしにくというか・・・。本の内容としてはシンプルです。意図的なのかも知れませんが、あまり登場人物の思考部分の文章は少なめのように思いました。それでも詩的な文章は健在です。今回の作品がこれからのシリーズにおいてどのような伏線になっていくのかが楽しみです。

出典:https://www.amazon.co.jp

3位

講談社

黒猫の三角 (講談社文庫)

価格:788円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

一年に一度決まったルールの元で起こる殺人、その犯人とは。

Vシリーズ』の第一作となります。名前の由来は主人公の瀬在丸紅子からとって『V』シリーズとなっています。作者の森博嗣氏は、シンプル・シャープ・スパイシィのSSSを掲げている作品でもあります。

 

登場人物の心理の揺れや、関係性の変化が目立つ装飾が多くなされていますが、その分、小説としての構造やトリックはオーソドックスなものに意識的になされています。また設定の斬新さ・特異性が特徴の一つである『S&Mシリーズ』と対照的に、安普請のアパートで生活する登場人物、資産家の大学教授、避暑地や豪華客船で起こる事件、などレトロな印象を与える設定が散見されています。

 

本作自体のあらすじですが、一年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、六月六日四十四歳になる小田原静江に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静江は殺されてしまう、といったものです。

ジャンルミステリィシリーズVシリーズ
ページ数472ページ

口コミを紹介

ミステリーとしては、比較的王道な感じがするが、登場人物相互の関連と書き手との距離感の変動が面白いと感じた。
作者の生死観もS&Mシリーズから、一貫しており、 それ自体にも、共感を覚えた。

出典:https://www.amazon.co.jp

2位

中央公論新社

スカイ・クロラ (中公文庫)

価格:637円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

『戦争』とは何か。『キルドレ』とは何か。

作者の描く数少ないミステリィ以外のシリーズとなる、架空戦記シリーズ『スカイ・クロラ』シリーズの第一作となります。一作目はアニメ映画化されています。

 

思春期のある年齢になる成長が停止してしまう『キルドレ』と、戦争請負会社(PMC)とのやりとりが描かれる作品でもあります。また、具体的な国名は描かれて折らず、食事シーンに登場する食べ物もステーキなど、具体的な国名が分からないようなものばかりとなっているのも特徴の一つです。

ジャンル架空戦記シリーズスカイ・クロラシリーズ
ページ数333ページ

口コミを紹介

森氏の小説を読むのはこれが初めてでした。
熱心な読者の中には「森氏を初めて読む人にこの作品を読んで欲しくない」と、言う人もいますが、私は必ずしもそうではないと思います。
戦争の中で起こる「生と死」の疑問。誰もが一度は心に抱いたことのある疑問だからこそ、とても深く入り込んで読むことが出来ます。
ラストは賛否両論、意見は様々に分かれます。
この本を読めば、「生と死」に関して自分なりの答えを見出すことが出来ると思います。

出典:https://www.amazon.co.jp

1位

講談社

すべてがFになる (講談社文庫)

価格:792円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

森博嗣氏の処女作にして最高傑作。

S&Mシリーズ』の第一作として執筆されましたが、執筆された順番としては、第四作目になります。メフィスト賞でデビューするために、衝撃的な作品を、という意向のもと、本作が第一作(デビュー作)と相成りました。

 

このシリーズは『理系ミステリィ』と称されており、その理由は、物語にガジェットが、謎のトリックに工学などの理系分野の知識を中心に構成されているためです。全10作品が刊行されており、どれも本格ミステリーとしての評価が高いです。

ジャンルミステリィシリーズS&Mシリーズ
ページ数524ページ

口コミを紹介

情報科学科出身の自分には展開やオチも楽しめたミステリー。何気なく描かれている教授の価値観や思考も面白い。

「日本では、一緒に遊ぶとき、混ぜてくれって言いますよね」犀川は突然話し出した。「混ぜるという動詞は、英語ではミックスです。これは、もともと液体を一緒にするときの言葉です。外国、特に欧米では、人間は、仲間に入れてほしいとき、ジョインするんです。混ざるのではなくて、つながるだけ……。つまり、日本は、液体の社会で、欧米は固体の社会なんですよ。日本人って、個人がリキッドなのです。流動的で、渾然一体になりたいという欲求を社会本能的に持っている。欧米では、個人はソリッドだから、けっして混ざりません。どんなに集まっても、必ずパーツとして独立している……。ちょうど、土壁の日本建築と、煉瓦の西洋建築のようです」

出典:https://www.amazon.co.jp

森博嗣氏の著作の選び方

森博嗣氏の著作には、『S&Mシリーズ』『Vシリーズ』といった様々なシリーズの作品が多く発表されているほか、ミステリー・SF・幻想文学・架空戦記・エッセイなど様々なジャンルの作品も多く発表されています。また、特徴的なものとして、シリーズが一巻も絶版になっておらず、『S&Mシリーズ』等にいたってはカバーをかけなおして発刊され続けていること等、収集しやすいことも特徴の一つだといえるでしょう。

 

選び方としては、今回、二つのポイントに着目して説明していきたいと思います。

シリーズから選ぶ

最も選びやすいのは、森博嗣氏の中で人気のシリーズを選ぶことです。ここでは人気のシリーズをいくつかご紹介します。

『S&Mシリーズ』から読む

デビュー作『すべてがFになる』を含めた『S&Mシリーズ』はジャンルからいえば、推理小説になります。シリーズ名は主人公の二人の頭文字からとられており、主人公の一人が謎(あるいは事件)を持ち込み、もう一人の主人公が謎(あるいは事件)を解決する、といった流れになります。

 

このシリーズは『理系ミステリィ』と称されています。その理由は、物語にガジェットが、謎のトリックに工学などの理系分野の知識を中心に構成されているためです。

 

全部で10作品が刊行されており、どれも本格ミステリーとしての評価が高いです。デビュー作は『メフィスト賞』を創設させるきっかけにもなりました。

『Vシリーズ』から読む

Vシリーズ』は著者の手掛けた推理小説の二シリーズ目に当たります。名前の由来は探偵役のイニシャルからとられたものです。

 

話の流れは、登場人物の一人・保呂草順平が探偵役で友人である瀬在丸紅子らと遭遇した事件を回想で語る――といったものになります。

 

登場人物の心理の流れなどが多く描かれていますが、トリックや構成は『S&Mシリーズ』に比べると比較的オーソドックスなものになっています。現在10作品が刊行されています。『S&Mシリーズ』では作品間のつながりが希薄なものでしたが、本作では作品間のつながりが強く、順番に読み進めていけば話の流れをより理解することができるでしょう。

『スカイ・クロラシリーズ』から読む

スカイ・クロラシリーズ』は著者が手掛けた架空戦記のシリーズになります。

現実とはやや違う世界を舞台に、PMC(民間軍事会社)のパイロットをする人間が主人公の作品です。

 

戦争と並んで『キルドレ』と呼ばれる存在が物語に関わってきますが、その設定の根幹が明かされることはありません。また登場人物の名前は日本風ですが、それ以外に日本を表現する要素は徹底的に排除されているのも特徴の一つだといえます(例えば、料理のメニューについてもステーキやパイなどと、特定の国を示さないようなものばかりが並べられる)。

作風から選ぶ

著者はミステリーのほか、SF・幻想文学・架空戦記・エッセイなど様々なジャンルの作品も多く発表されています。ここでは有名なジャンルを三つご紹介します。

ミステリーを読む

やはり、著者の中では一番書かれているミステリーが一番のおすすめと言えるでしょう。『S&Mシリーズ』『Vシリーズ』『Xシリーズ』などの作品は数多くのファンを生み出し、ドラマ化・コミカライズもされています。小説を読むのは難しい! という方は、コミカライズやドラマから入っていくのもまた良いのではないでしょうか。

架空戦記を読む

森博嗣氏はミステリー以外にも様々なジャンルに挑戦しています。その一つが『スカイ・クロラ』シリーズに知られる架空戦記ものです。

 

『スカイ・クロラ』の細かい説明は別項に記載していますので、そちらにお任せするとして、もし小説というジャンルが読みづらいという方には第一作がアニメ映画化されているので、先ずはそちらから導入として入ってみるのもいかがでしょうか。

エッセイを読む

森博嗣氏は数多くのエッセイを出版しています。その中には、森博嗣氏の頭の構造や、小説の書き方など様々な情報が垣間見えることもあります。そういうところを見ながら、実際の小説を読むことでさらに楽しみが増すと思われます。

森博嗣のおすすめ作品比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
    アイテムID:22351の画像

    講談社

  • 2
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    中央公論新社

  • 3
    アイテムID:22290の画像

    講談社

  • 4
    アイテムID:22263の画像

    講談社

  • 5
    アイテムID:20659の画像

    講談社

  • 6
    アイテムID:20643の画像

    講談社

  • 7
    アイテムID:20634の画像

    中央公論新社

  • 8
    アイテムID:20608の画像

    講談社

  • 9
    アイテムID:20580の画像

    講談社

  • 10
    アイテムID:20390の画像

    KADOKAWA / メディアファクトリー

  • 11
    アイテムID:18915の画像

    KADOKAWA / メディアファクトリー

  • 12
    アイテムID:18890の画像

    幻冬舎

  • 13
    アイテムID:18880の画像

    講談社

  • 14
    アイテムID:18873の画像

    文藝春秋

  • 15
    アイテムID:16080の画像

    講談社

  • 商品名
  • すべてがFになる (講談社文庫)
  • スカイ・クロラ (中公文庫)
  • 黒猫の三角 (講談社文庫)
  • Φは壊れたね (講談社ノベルス)
  • イナイ×イナイ PEEKABOO (講談社文庫)
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN 百年シリーズ (講談社文庫)
  • ヴォイド・シェイパ - The Void Shaper (中公文庫)
  • 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? Wシリーズ (講談社タイガ)
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM (講談社文庫)
  • 奥様はネットワーカ (ダ・ヴィンチブックス)
  • トーマの心臓 Lost heart for Thoma (MF文庫ダ・ヴィンチ)
  • すべてがEになる I Say Essay Everyday
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)
  • STAR EGG 星の玉子さま
  • 森博嗣のミステリィ工作室 (講談社文庫)
  • 特徴
  • 森博嗣氏の処女作にして最高傑作。
  • 『戦争』とは何か。『キルドレ』とは何か。
  • 一年に一度決まったルールの元で起こる殺人、その犯人とは。
  • 死体発見の一部始終は、室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。
  • 「私の兄を探してください」そう依頼してきた人間の指示を受けて調査を開始したのだが――?
  • 神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。
  • 「強くなりたい」ただそれだけのために、彼は剣を抜く。
  • 人間性とは何か? 命とは何か? 森博嗣氏が知見する未来の物語。
  • 様々な『森博嗣氏』が楽しめる!短編小説集。
  • ちょっとフーガでホラーな新感覚ミステリィ。
  • 萩尾望都氏が描く少女漫画をノベライズ!
  • インターネット上で公開している日記を書籍化。
  • 森博嗣氏が呟くと、クールなエッセィになる!
  • 森博嗣氏が初めて挑んだ絵本がここに。
  • 森博嗣氏のミステリィのルーツに触れてみよう!
  • 価格
  • 792円(税込)
  • 637円(税込)
  • 788円(税込)
  • 540円(税込)
  • 637円(税込)
  • 853円(税込)
  • 761円(税込)
  • 713円(税込)
  • 669円(税込)
  • 663円(税込)
  • 662円(税込)
  • 189円(税込)
  • 514円(税込)
  • 188円(税込)
  • 820円(税込)
  • ジャンル
  • ミステリィ
  • 架空戦記
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  • 星の玉子さまシリーズ
  • ノンシリーズ
  • ページ数
  • 524ページ
  • 333ページ
  • 472ページ
  • 287ページ
  • 328ページ
  • 585ページ
  • 370ページ
  • 264ページ
  • 266ページ
  • 221ページ
  • 323ページ
  • 503ページ
  • 240ページ
  • 80ページ
  • 448ページ

まとめ

これまで森博嗣氏の人気ランキング15選を発表して参りました。これから森博嗣氏に触れる方も、森博嗣氏の大ファンだという方も満足いただけるランキングになったのではないでしょうか。もし触れたことがない方はこのランキングを参考にしていただければと思います。

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