日本ワインのおすすめ人気ランキング16選【国産ワインとの違いや安いワインもご紹介】
2023/01/30 更新
日本ワインは世界の評価も高く日本ワイン専門店もあり、安いものや高級・希少なものまで幅広いです。さらに赤・白・ロゼ・スパークリングとあり、選び方に迷ってしまいますね。今回は国産ワインの選び方やおすすめをランキング形式で紹介します。参考にしてください。
目次
マツコの知らない世界でも取り上げられた日本ワイン
日本ワインは美味しくないとの意見もまだありますが、日本ワイン専門店もあり人気は高いですよね。「日本ワイン」を名乗れるのは国産ブドウを100%使い国内で製造したもので、TV「マツコの知らない世界」が取り上げたような上質なワインが増えています。
しかし、日本ワインは赤・白・ロゼ・スパークリングなどの種類や、安いものから有名・希少な高級ワインまで価格もいろいろあります。さらにピノノワールやメルローなど、ぶどうの種類やサントリーなどのメーカーも多く選び方が難しいのが実情です。
そこで今回は日本ワインの選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは価格・飲みやすさ・受賞歴の有無を基準に作成しました。購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
日本の甲州ワインのおすすめ
日本の赤ワインのおすすめ
日本の白ワインのおすすめ
日本のロゼワインのおすすめ
日本ワインの選び方
日本ワインも、海外のワインと同じように選べます。日本ワインを選ぶときは、生産地や葡萄の種類を意識すると、好みのワインを購入できます。
生産地で選ぶ
日本にも多くのワイナリーが存在します。それぞれ、その地域にでしか見られないブドウの品種もあり、その土地の特徴を生かしたワインが作り出されています。
海外ワインのような味わいを楽しむなら「北海道のワイン」がおすすめ
品種改良によって寒さに強いブドウ品種が誕生し、北海道でもブドウが作れるようになりました。ドイツとの気候が似ているため、ドイツ原産の「ケルナー」をはじめ、白ワインに使われる欧州系がよく見られます。
白ワインが好きな人は見逃せない生産地です。そのほかにも、十勝の「清見」など日本固有種の原料ブドウもあり、世界からも注目されています。
優しい味わいのワインなら「山形のワイン」がおすすめ
山形県は昼夜の寒暖差が大きいのでブドウ作りに適しています。山形のブドウ作りは江戸時代からスタートして、日本でのワイン作りも早くから行われてきました。特に最近の成長はめざましく、日本国内のワインコンクールでも多くの賞を受賞している産地です。
近年では若手の醸造家が山形県に入ってきており、ワイン作りのさらなる向上が注目されています。
ワインの香りやスパイシーさを求めるなら「長野のワイン」がおすすめ
ほかのワイン生産地と同様、長野県も降水量が少なく昼夜の寒暖差が大きいため、ワインの生産に適した土地柄です。塩尻地区では赤ワイン用ブドウのメルロー、北信の千曲川流域では白ワイン用ブドウのシャルドネが栽培されています。
特に赤ワイン用のメルローは国際的にも評価が高く、なめらかな口当たりが特長です。本場のフランス産との違いを楽しんでみてください。
有名メーカーのワインなら生産量1位の「山梨のワイン」がおすすめ
日本ワインに興味をもったら、山梨県は見逃せません。ブドウ作りに適した昼と夜の寒暖差が大きい地域で、有名なメーカーを含め日本のワイナリーの3割近くが山梨県に集中しています。数にして約80社のワイナリーが集まる激戦区です。
2014年には、世界で最も市場に影響力がある"DWWAワインコンクール"を受賞しました。日本固有種の「甲州」も山梨特産のブドウです。このブドウから作られるワインはハイレベルなものが多く、日本はもちろん世界からも注目されています。
爽やかな味のワインが好きなら「青森のワイン」がおすすめ
水はけがよく雨が少ない土地・青森のブドウで作られた青森ワインは、爽やかな味わいが好きな方におすすめです。青森はワイン用ブドウを作るのに最適な土地で、甘くフレッシュな味わいのワインが作られます。
青森ワインは、林檎の甘酸っぱさを感じられるる津軽ソーヴィニョン・ブランや、甘くさっぱりとしたスパークリングワインなど、魅力的な商品が豊富です。
切れのある味わいなら「岩手のワイン」がおすすめ
澄んだ爽やかな酸味が特徴の岩手ワインは、切れのある味わいが好きな人におすすめです。冷涼な地域岩手県では、ブドウ品種だけではなく、果実酒も作られていて、上質な商品が多くあります。
ミネラル豊富な岩手ワインは、クリアな酸味が魅力で、個性豊かな味わいが特徴です。さっぱりとしたワインを飲みたい方には、岩手ワインをおすすめします。
味に深みが欲しいなら「新潟のワイン」がおすすめ
日本ワインコンクールの受賞歴をもつワインも多い新潟ワインは、深みのある味わいが好きな人におすすめです。新潟県は、新潟市、胎内市、上越市、南魚沼市など多くの土地でブドウが作られ、注目の産地と言われています。
雪を利用する熟成法で作られた新潟ワインは、酸味とタンニンのバランスがよく、果実味がしっかりと感じられるので、魚介類の料理にぴったりです。
歴史あるワインが欲しい人は「大阪のワイン」がおすすめ
歴史あるワインを求める方は大阪のワインを選びましょう。意外な気もする大阪のワイン造りの歴史は長く、安土桃山時代から始まりデラウェアや甲州ブドウを使って数多くのワインが造られてきました。主な産地は北部の能勢、東部の河内エリアです。
大阪ワインは、フレッシュな味わいから柔らかな甘みまで味の種類が多く、好みに合わせて選べます。いろいろな味を楽しみたい人におすすめです。
甘みが強いワインが好きなら「岡山のワイン」がおすすめ
マスカットやピオーネなど生食用ブドウの産地としても有名な岡山のワインは、ブドウの甘みを感じたい人におすすめです。瀬戸内海に面した岡山県は日当たりや風通しがよい気候で、甘みが強いブドウを作れます。
岡山ワインには爽やかな酸味と甘みのバランスが取れたスパークリングもあり、女性も飲みやすいのが特徴です。
個性的なワインを求めるなら「宮崎のワイン」がおすすめ
宮崎のワインは国内外のコンクールで数々の賞を取るほどレベルが高く、個性的な味のワインが楽しめます。こだわりが多い宮崎ワインは土や気候はもちろん、発酵時間や熟成期間など製造方法も工夫されているのが特徴です。
栽培されているブドウの種類も多く、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールなどが豊富に作られています。これらのブドウを使った、さまざまな種類のワインを楽しめます。
ブドウの品種で選ぶ
世界にはさまざまなブドウの品種があります。日本ワインのなかにも、世界的に名の知れた品種を使って作られているワインもあるのでチェックしましょう。
ワイン初心者には山梨特産の「甲州」がおすすめ
「甲州」は山梨県特産のブドウです。爽やかな香りと酸味が特徴的で「甲州」を使った白ワインは、フレッシュで瑞々しい仕上がりになります。初心者にも飲みやすい白ワインになるので、ワイン初心者は原料の「甲州」を目印に探してください。
飲みやすい白ワインなら甘みが強い「デラウェア」がおすすめ
20度前後の糖度をもつデラウェアのワインは、甘みが強く飲みやすいのが特徴です。オレンジタイプやスパークリングタイプなど種類も多く、見た目の色もチャーミングなので、女性にもおすすめします。
果実感が強くジュースのような味わいで、軽い口当たりが魅力です。爽やかで酸味のあるタイプのワインもあり、トマトソースが効いたピザやパスタに合わせて楽しんでください。
柑橘系の香りや酸味が好きなら「シャルドネ」がおすすめ
白ワイン用ブドウの代表品種といわれるシャルドネは、柑橘系の香りや酸味が好きな人に向いています。作られる地域によって味わいが変化するシャルドネは、リンゴの香りがするものからパイナップルのような風味を感じるものまで種類が豊富です。
多くは、レモンやライムのような柑橘系の香りで、切れ味のある酸味を感じる味わいのワインが多く、さっぱりとしたワインを飲みたい人におすすめします。
サラダに合わせるならハーブの香りが強い「ソーヴィニョン・ブラン」がおすすめ
ハーブの香りを思わせる味わいが特徴のソーヴィニョン・ブランは、サラダ・カルパッチョ・揚げ物などに合わせやすいワインです。さっぱりとしたドライな味わいなので、料理と合わせてワインを飲みたい人に向いています。
白身魚やチーズに合わせるなら「ケルナー」がおすすめ
ドイツで生まれたブドウの一つであるケルナーのワインは、日本では主に北海道で作られさっぱりとした味わいです。淡泊な味の白身魚やチーズと一緒にワインを飲みたい人は、ケルナーのワインを選びましょう。
ケルナーの白ワインは甘口から辛口まで味の幅が広く、料理に合わせて選べます。スパークリングタイプのワインなら、野菜や魚介のフリットと一緒に食べるのがおすすめです。
ガツンと力強い味わいが好みなら「シラー」がおすすめ
苦味と甘さのバランスがよいシラーの赤ワインは、ガツンと強い味わいが好きな人におすすめします。シラーは赤ワイン用のブドウで、濃い紫色が特徴です。タンニンが豊かでスパイシーな味わいがあり、パンチのある赤ワインを飲みたい人に向いています。
果実の香りを楽しみたい人は「マスカットベリーA」がおすすめ
「マスカットベリーA」は、新潟県で品種改良された日本固有種のブドウです。赤ワインに向き、しっかりとした果実感とベリー系のさわやかな香りがあります。酸味も強すぎず、柔らかい渋みがあり、飲みごたえがしっかりしたワインが欲しい人におすすめです。
渋みのある深い味わいが好きなら「メルロー」がおすすめ
渋みのある大人な味わいを楽しみたい人には、メルローの赤ワインがおすすめです。プラムやブルーベリーのような酸味を感じる香りが特徴で、チーズや肉料理に合わせると料理を引き立ててくれます。舌触りもよく飲みごたえがあり、特別な日にぴったりです。
酸味の強いワインなら「ヤマブドウ」がおすすめ
日本古来の品種であるヤマブドウのワインは、酸味が強く栄養が豊富な赤ワインです。ヤマブドウは濃い黒紫色の小さな粒で野性味があり、通常のブドウよりもポリフェノールや鉄分など栄養が豊富です。このため健康増進効果も期待できます。
ヤマブドウのワインは酸味だけでなく、タンニンの味わいもしっかりとしているので、味の濃い肉料理に合わせるのがおすすめです。個性的でしっかりとした味のワインを楽しみたい人は、ヤマブドウのワインを選びましょう。
飲みやすいワインならまろやかな「ブラック・クイーン」がおすすめ
豊かな酸味とまろやかなタンニンが特徴のブラック・クイーンのワインは、飲みやすいワインを選びたい人にぴったりです。果実感のある甘酸っぱい香りがほのかにありながら、スパイシーなカカオのような香りがあります。
ワイナリーによっては強い酸味を抑えた種類もあり、飲みやすいワインが多いので、ワインが苦手な人も美味しく飲める品種です。
優しい甘みの赤ワインなら「ピノノワール」がおすすめ
赤ワインの中でも優しい味わいを求める人にはピノノワールのワインがぴったりです。渋みが少なく軽い飲み心地で、イチゴやチェリーのような甘さを感じる香りがあります。肉料理以外にも合う赤ワインで、料理の味を引き立ててくれるのでおすすめです。
下記の記事でも人気の赤ワインをランキング形式で紹介しているので、選ぶときの参考にしてください。
ワインの種類で選ぶ
ワインの種類を知っておくと、自分の好みのものが見つけやすくなります。ここでは、代表的な4種類のワインについて紹介していきましょう。
濃い味わいが好きな人は「赤ワイン」がおすすめ
白ワインはブドウの果皮や種子を取り除きますが、赤ワインはこれらも一緒に漬け込むため、赤色になります。独特の渋みを出すタンニンが含まれているのが特徴です。赤ワインの味わいは、一般的に甘口・辛口とは表現しません。
代わりに味のコクや重厚感・密度・渋味・ふくよかさを表現するボディといった用語が使われます。ボディはフルボディ・ミディアムボディ・ライトボディの3種類で、フルボディは色や渋みががあり、重い味わいです。
ライトボディはその逆で、渋みなどが抑えられた軽いものを指しています。この2種類の中間に位置するのがミディアムボディです。赤ワインを選ぶときは、ボディに注目しましょう。
さっぱりとした味わいを求めるなら「白ワイン」がおすすめ
赤ワインと違い、ブドウの果汁だけを熟成させたものが白ワインです。色素成分であるアントシアニンを持つ果皮を漬け込まないので、赤く染まりません。同時にタンニンも除かれるので、渋みの少ないすっきりとした味わいのワインになります。
赤と白の両方が好きなら「ロゼ」がおすすめ
ロゼは、赤ワインと白ワインの間をとって作られたものです。赤ワイン同様、ブドウの果汁の中に果皮や種子を漬け込みますが、ほどよく色づいたところでこれらを取り除きます。製造者によって、赤ワイン寄り・白ワイン寄りの違いがあるのが特徴です。
以下の記事では、おすすめのロゼワインをご紹介しています。ぜひご覧ください。
飲みやすさを重視するなら「スパークリングワイン」がおすすめ
スパークリングワインは、発泡性の白ワインです。自然に二酸化炭素を発生させる作り方と、人工的に発泡させる作り方があります。人工的に発泡させるスパークリングワインは、比較的リーズナブルなものが多く、日々の食事と合わせて楽しむのがおすすめです。
自然に発泡させる方法として代表的なものは「瓶内二次発酵」と呼ばれるもので、一次発酵の後、瓶に詰めて二次発酵を行います。この製法では、きめの細かい高級感あふれるキレイな泡ができる点が特長です。
スパークリングワインの中でも、フランスのシャンパーニュ地方でシャンパーニュ製法によって作られるものをシャンパンといいます。
生産者で選ぶ
ワインは生産者によって特徴があります。日本にもシャトー・メルシャンや丸藤葡萄酒工業などおいしいワインをつくる生産者があるので、代表的なところをチェックしましょう。
最古の日本ワインを堪能したいなら「シャトー・メルシャン」がおすすめ
140年以上の長い歴史をもつシャトー・メルシャンは、1966年以来数々の国際コンクールで金賞を受賞してきた実力のある生産者です。栽培している畑は、山梨県、長野県、秋田県、福島県の4県にあり、今後も拡大が予想されています。
シャトー・メルシャンは日本の個性を出した味わいを追及してきたので、産地の特性を活かしたワイン造りが特徴です。歴史ある日本ワインを楽しみたい人には、シャトー・メルシャンをおすすめします。
いろいろな種類を楽しむならラインナップ豊富な「丸藤葡萄酒工業」がおすすめ
落ち着きのある味わいの赤ワインや柑橘系のさわやかな口当たりが特徴の白ワインなど、ラインナップが豊富な丸藤葡萄酒工業は、いろいろなワインを楽しみたい人におすすめです。日常的に飲むワインから特別な日のワインまで、生活の場面に合わせて選べます。
ワインビネガーも味わいたいなら「ダイヤモンド酒造」がおすすめ
ワイン本来の味が好きな人は、高品質なワインビネガーも販売しているダイヤモンド酒造がおすすめです。代表的なワインはマスカットベリーAや甲州で、ボルドーやブルゴーニュなど一流産地の確かな知識を活かして作られています。
特にダイヤモンド酒造のマスカットベリーAは、雑誌ブルータスの日本ワイン特集で2位に選ばれたワインで、力強くエレガントな味わいが特徴の上質なワインです。
ワイナリーで選ぶ
製造法や原材料へのこだわりでワインを選びたい方は、ワイナリーで選びましょう。日本には多くのワイナリーがあり、それぞれ違いが大きいことを意識して選ぶのがおすすめです。
山梨ワインを飲みたいなら「中央葡萄酒」がおすすめ
中央葡萄酒は、日本の四季や独特な風土を活かしたワイン造りが特徴の山梨ワイナリーです。丁寧で洗練された製造法で、きめ細かい味わいを楽しめます。美味しい山梨ワインを飲みたい方には、中央葡萄酒がぴったりです。
メルローやシャルドネ好きなら希少ワインもある「林農園」がおすすめ
ブドウやナシ、リンゴの栽培から始まった林農園は、100年の歴史をもつ老舗ワイナリーで、メルローやシャルドネが好きな方にぴったりのワイナリーです。希少性が高い特別なワインも多く、大切な人への贈り物にも向いています。
甘口が好きな女性には「北海道ワイン」がおすすめ
台風がなく寒暖差が激しい気候をもつ北海道は、ワイン用のブドウ栽培に適した土地で、甘口で飲みやすいワインが特長です。口当たりがよく飲みやすいので、濃いワインが苦手な方でも安心して飲めます。
原料ブドウの種類はケルナーやツヴァイゲルトレーバといったドイツ系や、フランス系のシャルドネなどが主流です。以下の記事でも、甘口のワインを指すデザートワインの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
山形ワインなら「高畠ワイナリー」がおすすめ
日本一のデラウェア産地として知られる高畠ワイナリーは、規模が大きい山形のワイナリーです。山形ワインは甘口タイプが有名ですが、近年では辛口の白ワインも製造されており、幅広いラインナップがあります。
高畠ワイナリーは、まほろばの貴婦人や嘉yoshi スパークリングシャルドネといった商品が人気で、コンクールでの受賞歴をもつワインも多く、高品質なワインを味わいたい方にぴったりです。
入手困難な「希少」ワインを作るワイナリーもチェック
ワイナリーの中には製法や原料にこだわりを持ち、ていねいに作るために入手しにくい「希少」なワインがあります。おいしいワインを作るためにはもうかる大量生産を捨てて手間ヒマかけた結果なので、希少ワインがおいしいのはある意味当然です。
そんなワイナリーは多くはありませんが、日本国内にも何ヵ所かが見つかります。いずれも個性的なワインを作るワイナリーで、いくつか名前を挙げておきますので一度お試しください。
- 長野県・城戸ワイナリー
- 山梨県・グレイスワイン
- 山梨県・ドメーヌ・ミエ・イケノ
- 北海道・ドメーヌタカヒコ
- 山形県・タケダワイナリー
美味しさを追及するなら「当たり年」を確認
ワインはブドウによって大きく左右される飲み物です。その年にとれたブドウのできによって味が変わるので、同じ銘柄でも年によって味が異なるのでチェックしましょう。ブドウが良くできた年は「当たり年」と呼ばれ、よりおいしいワインを楽しめます。
全国的には、2009年と2012年が当たり年として評判です。その後全国的な当たり年はありませんが、地域によっても差があります。下記のサイトのように、地域ごとにワインのできを掲載したページもあります。
贈り物には世界的評価の高い「コンクール金賞の銘柄」をチェック
ワインには国際的なコンクールがあります。2014年、世界最大級のワインコンテストであるDWWA(Decanter World Wine Awards)で、”キュヴェ三澤 明野甲州2013”が金賞を受賞し、世界からの評価を得て日本ワインが普及のきっかけになりました。
その後、シラー・デュ・モンド 2017では”シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード シラー 2013”が2年連続で銀賞を受賞します。世界的なコンクールで受賞経験のあるワインは、贈り物や特別な日の1本にぴったりです。
日本国内でも日本ワインコンクールが開催され、788本の中から21本が金賞に選ばれています。伊豆プティ・ヴェルド2017年やシャトー・メルシャン 鴨居寺シラー2017年・島根わいん 縁結 甲州2018年などが、金賞を獲得しました。
「シチュエーション」に合わせて高級ワインをチェック
シチュエーションや合わせる料理を意識すると、ワインの美味しさと雰囲気を楽しめます。大勢で集まるパーティーでは飲みやすいロゼ、デートでゆっくりと楽しみたいときは高級な赤ワインなど、シチュエーションを考えて選ぶのがおすすめです。
また、肉料理やチーズには赤ワイン、スイーツにはスパークリングワインのように、料理に合わせて日本のワインをチョイスすると、料理の味が引き立ちます。
コスパ重視なら「安い」ワインもチェック
海外のカジュアルなワインより割高な印象がありますが、日本ワインにもコスパに優れた安いものが数多くあります。最近では1000円未満で買える、安くてもおいしくいただけるものが増えてきました。日本ワインも値段とおいしさを意識しながら、コスパ重視で選べます。
最新の注目「長野産」ワインをチェック
長野県は県をあげて、地元ワインのブランド化に取り組んでいます。日本ワインの生産量は全国2位で国内シェアの20%以上です。2002年に始まった「長野県原産地呼称管理制度」によって、長野産ワインの価値・品質を高めているといえます。
お祝いには「サントリー」などの5つ星ワイナリーをチェック
2021年に第四回を迎えた「日本ワイナリーアワード」で、葡萄の植え付けから5年以上経過したワイナリー」が審査されました。3つ星・4つ星・5つ星を受賞した生産者のワインは、希少価値が高く、手に入りにくいものが多いです。
値段は少々高いですが、総合力で評価を得ている5つ星ワイナリーのワインはお祝いやプレゼントにぴったりです。サントリー登美の丘ワイナリーを筆頭に、10のワイナリーがあります。
味が気になる方は「店舗」で試飲か「日本ワイン専門店」をチェック
どんな味か気になる方は、試飲ができる店舗で購入するのがおすすめです。日本ワインは、種類が多く、味も商品によって大きく異なります。ワイン選びを失敗したくない方は試飲ができる店舗に行き、気になるワインをテイスティングしてから購入しましょう。
また、まだ少数ですが日本ワイン専門店があります。当然ながら舌の肥えたバイヤーが選りすぐった日本ワインがそろい、中には希少な銘柄も見つかります。自分が飲みたい味を伝えると、専門家おすすめのワインが選べます。
日本の甲州ワイン人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
シンプルに飲みやすい。うちはこればかり買ってます笑
口コミを紹介
最高に飲みやすくて美味しい。アルコールが弱い人でもこれなら無理なく飲めます。ワインもほどほどならポリフェノール効果。食前酒として、チーズや生ハムと一緒に和洋どんな食事にも合いますね。
口コミを紹介
一言でいうとエレガント。品が良いですね。バランスも良いので、ついついガブガブ飲んでしまいます。また、個性が強くないので、どんな料理にも合わせれると思います。日本にもこんなに美味しい泡があるなんて、嬉しい限りです。
口コミを紹介
サミット昼食会に選ばれただけあって、和食にとても合います!
CP最高の国産白です。
甲州ワインのおすすめ商品比較一覧表
日本の赤ワイン人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
酸化防止剤が入っていないためあっさりして飲みやすく、味も美味しい。1人で1本飲んでしまいました。翌朝も頭が痛くありませんでした。
ワイン通が飲むワインではないですが、私の中では1番の赤わいんです。
日本の赤ワインおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | タイプ | 生産地 | 品種 | 味わい |
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楽天 Amazon ヤフー |
フルーティでデザートワインにも最適な甘口ワイン |
赤ワイン |
山梨県 |
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甘口 |
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楽天 Amazon ヤフー |
洞爺湖サミットで提供された希少な赤ワイン |
赤ワイン |
北海道 |
ツヴァイゲルト |
辛口 |
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楽天 Amazon ヤフー |
美味しくないとの九州産ワインの認識を刷新したワイン |
赤ワイン |
大分県 |
メルロー |
辛口 |
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楽天 Amazon ヤフー |
サントリーを代表する高級でエレガントな味わい |
赤ワイン |
山梨県 |
メルロー、その他 |
ミディアムボディ |
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楽天 Amazon ヤフー |
海外でも高評価・五一ワインのピノノワール |
赤ワイン |
長野県 |
ピノノワール |
ミディアムボディ |
日本の白ワイン人気おすすめランキング4選
辛口でおいしく、お値段もお手頃。
我が家でお祝いのときはいつもコレです
口コミを紹介
甘味はほとんどなく、葡萄の香りと酸味が口に広がります。結構複雑な味をしており、最初は「ん?」と思ったのですが、何度か飲んでいるとクセになるような美味しさがあります。
口コミを紹介
アルコール8%と薄く、非常に甘口な白ワイン。「日本酒は苦手だけど、スパークリングの澪は大好き」みたいな人に最高です。
日本のロゼワイン人気おすすめランキング2選
口コミを紹介
ここのロゼは本物の桜が入っていてかわいいだけでなく
甘めでとても飲みやすいです!
カクテル系しか飲めない人でも、飲みやすいかなと思います。
口コミを紹介
とっても飲みやすく、おいしかったです。甘さがある方なので、ビールや辛味、酸味が強いお酒が好きな方は食事に合わないと感じるかもしれないですが、甘いカクテルやフルーツのお酒が好きな方にはおすすめです。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
日本ワインと国産ワインの違い
日本ワインと国産ワインは、同じものを指しているように思える表記ですが、明確な違いがあります。ここではそれぞれの特徴についてご説明します。
国内で製造されれば国産ワインといえる
一般的な国産ワインは、海外産の果汁や原料ワインなどを使用して国内で製造したワインです。海外原料を使ったワインは、ラベルに地名や品種の表示ができません。「輸入ワイン使用」「濃縮果汁使用」といった表記が義務付けられているのがポイントです。
日本ワインは美味しくないと言われた国産ブドウのワイン
日本ワインは製造も原材料も日本産です。ラベルに「日本ワイン」と記載があるワインがそれにあたります。日本はワイン用のブドウ作りには適さないからワインも美味しくないとされてきましたが、現在は海外に負けない美味しい日本ワインができました。
日本ワインのラベルは3種類で、山梨ワインなど地域名+ワインと表記できるものは、ブドウの栽培も醸造もその地域で行われているものです。ブドウの栽培と醸造場所が異なる場合は山梨産ブドウ使用”や”長野醸造ワイン”と表記されています。
まとめ
ここまで、日本ワインの人気おすすめランキングとその選び方を紹介してきました。日本ワインは、日本人が思っている以上に世界的に注目の的です。好みに合わせて日本ワインを選んで、毎日を充実させましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年01月30日)やレビューをもとに作成しております。
「甲州ドライ」は先の伊勢志摩サミットで各国の首脳陣に供され、その舌を唸らせました。そのような場に出されたものだから、さぞ高価なワインなのだろうとその値段を見ると誰もが驚くに違いありません。
日本固有種の甲州ブドウを使用した白ワインです。味わいは甘く、瑞々しいリンゴのような優しい酸味が鼻腔を満たします。そして、すっきりとした口当たりで飲みやすく、初心者にもおすすめです。世界の味を食卓に置いて楽しみましょう。