ギターの習得に教則本はいらないと考える方も多いのではないでしょうか。初心者にはギター教本は必要です。「曲が弾けるようになれればいい」と思っている人でもコードや正しい押さえ方などを知らなければ習得に余計な時間がかかり、なかなか上達できません。

ギター教本にはエレキやアコギ用など多くの種類があります。初心者向けや名著、作曲や耳コピに挑戦するような中級・上級者向け、ロック・ジャズ・ブルースなどの音楽のジャンルで分かれたものなど多種多様なので、選ぶのに迷ってしまいますよね。

そこで、今回はギター教本の選び方とともに、おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはレベル・ギターの種類・音楽のジャンル・付属品などを基準に作成しました。ギター教本の購入を考えてる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ギター教本にはたくさんの種類があります。ここではレベル・ギターの種類・音楽のジャンル・学びたい内容・付属品などからギター教本の選び方のポイントを紹介していきます。

【目次】

• 自分のレベルに合った内容を選ぶ
• 「音楽のジャンルやギターの種類」を確認
• 自分の学びたい技術や知識で選ぶ
• 目と耳で理解できる「CD・DVD」が付属しているか確認
• ギター教本とセットで「練習曲集」を確認
• 「好きな曲」が練習曲にあるのかを確認
• 中級・上級者は「音楽理論」の教本を確認
• メーカーで選ぶ
• ネット通販での「レビューの評価」も確認

教本を選ぶ際は、自分のレベルに合った内容の教本を選ぶのが重要です。難易度によって内容が変わってくるので、教本の内容を確認して選びましょう。

ギター教本のタイトルと表紙をチェックすると、自分のレベルにあった内容か確認できます。初心者向けならタイトルに「入門」「初心者」「ゼロから」、中級・上級者向けなら「音楽理論」「作曲」などのキーワードが入っています。

初心者が自分のレベルより高過ぎる教本を買ってしまうと、難しすぎて練習が進まなかったり、やる気が無くなったりしてしまう可能性も。タイトルや表紙を確認して自分に合ったレベルの教本を選びましょう。

目次を見て自分の学びたい内容が載っているのか確認しましょう。場合によっては学びたい内容が載っていない可能性もあります。ページ数もどのくらいか見ておくのがおすすめです。掲載ページが少なすぎると満足できる知識が得られません。

なので、ギター教本を選ぶ際には、まず自分の学びたい技術や知識がどのくらい載っているのかを目次やページ数で確認するのをおすすめします。

ギター教本は音楽のジャンルやギターの種類で分かれています。音楽はロック、パンク、メタル、ジャズ、ブルースなど多くのジャンルに分かれます。ジャンルの違いで奏法や必要な知識が変わってきます。

また、アコースティックギターとエレキギターでもギターの鳴らし方が違います。なので、ギター教本を選ぶ際には、あらかじめ自分の演奏したい音楽のジャンルとギターの種類を確認しておきましょう。

ギターの基礎を習得したら、次は自分の学びたい技術や知識で教本を選んでいきましょう。特化して学んでいけば、欠点克服や長所を伸ばせます。

【目次】

• 初心者には「基礎から学べる」名著がおすすめ
• 「コード進行」を重点的におさえたものがおすすめ
• 「ソロギター」の教本でレベルアップするのがおすすめ
• ギター演奏に意外と重要な「リズム感」を鍛えるのがおすすめ
• ジャズ・ロック・ヘビメタ好きなら「速弾き」のエレキギター教則本がおすすめ

ギターを初めて弾くという人は基礎から学べるギター教本がおすすめ。ギターのパーツの名称や、ギターの弾き方など基本の部分が説明されている教本が良いです。簡単な曲を練習しつつ、わからないところを教本で復習していけば上達に繋がります。

また、応用や奏法、音楽理論など幅広く掲載しているものなら、初級者ではなくなった後にも読み直してチェックできるので便利です。名著と呼ばれる教本もたくさんあるので、ぜひチェックしてみましょう。

ギターの演奏に欠かせないのがコード進行です。コード進行は好きな曲をコピーしながら練習していけば、徐々に自然と覚えていくものですが、ギターを長く続けていくには必要不可欠です。コード進行を知っていると作曲する際などにとても役に立ちます。

なので、初心者の方はよく使うコード進行が載っている教本で基本を抑えましょう。そして、中級者以上の方はコード進行理論の教本でさらにギターについて理解を深めるのがおすすめです。

初心者の方は基礎がある程度身について弾けるようになったら、ソロギターの教本にチャレンジするのも良いです。ピアノなどの他の楽器の伴奏なしでギターでメロディや伴奏を弾くのをソロギターといいます。

ソロギターを練習すれば主線を自分一人で弾くので、リズム感も一緒に鍛えられます。さらに、ギターを単音で弾くアルペジオの練習にもなるので、ギターのレベルアップにもなります。

リズム感と聞くと、ドラムを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、ギターのリズム感は非常に重要です。いくら練習して譜面通りにギターを弾けたとしてもリズム感が悪いだけで下手に聞こえてしまいます。

なので、練習して上手く弾いているはずなのに周りの人に指摘される人や、メトロノームに演奏を合わせられない人はリズム感を鍛えられるギター教本を選んでみてください。

速弾きの技術に特化したエレキギター教則本も販売されています。ジャズやロック、メタルなどのジャンルを演奏する人なら速弾き専用のギター教本を一冊持っておくのもおすすめです。速弾きは単に動作を早ればいいわけではありません。

どうすれば上手く速弾きができるのか、具体的な練習方法も記載されているものが多いです。なので、これから速弾きに挑戦したい人や速弾きが上手くできない方は速弾き専用のギター教本をおすすめします。

ギター初心者の人はCDやDVD付きの教本がおすすめです。譜面を読んだ機会があまりない人なら、教本を見ただけではフレーズの理解が難しい方も多いはず。CDがついていれば聴きながらフレーズを真似して弾けます。

またDVD付きなら、どのような指の進行で、どのように押さえたら良いのかもわかりやすいので、初心者の人はギターの正しい弾き方がイメージがしやすいです。

ギター教本と一緒に練習曲集を買うのがおすすめです。ギター教本で学んだコードや指の動かし方を復習しながら実際にギターで曲を弾く練習ができるからです。色んな種類の曲を弾く練習をしていれば、バンドを組んだり、弾き語りをするときに役立ちます。

バンドや弾き語りをする時に、初めてのジャンルに1からチャレンジするのは習得に時間がかかります。しかし初心者の時から色んな種類の音楽に触れていれば、スムーズに弾けるようになります。なので練習曲集も一緒に購入するのがおすすめです。

好きな曲をコピーして練習するのがギター習得のコツです。好きな曲なら楽しく練習ができるので、自然と曲に出てくるコード進行も覚えられます。ギターが弾けるようになってくると、難易度の高い応用的な内容も学びたくなってきます。

なので、練習のモチベーションが下がってギターを辞めてしまわないように、好きな曲を練習するのはギター習得のためにおすすめです。以下のサイトでは人気曲のギターコードが多く載っていますので、よかったら見てみてください。

中級・上級者は音楽理論のギター教本にチャレンジするのもおすすめ。音楽理論を理解すると、音楽を構成する音の仕組みや手法などがわかり、作曲・編曲・ギター即興など幅広く役立てられます。

ギターをただ弾くには、音楽理論はそこまで重要ではないように思えます。しかし、弾き語りやバンドで作曲や編曲をしてみたい方は学んでおいたほうがいいです。

ギター教本はさまざまなメーカーから販売されています。ヤマハや島村楽器など大手楽器メーカーからも販売されているので、それぞれ確認しておきましょう。

ヤマハは、ピアノやギターなどの楽器・音響機器を取り扱うメーカーです。初心者向けのギター教本が販売されており、基礎をじっくり学べます。初めて教本を購入する方や、ギター初心者の入門としておすすめです。

島村楽器は、さまざまな楽器を取り扱うメーカーです。DVD付きのギター教本が販売されており、ギターの構え方や指の使い方などをわかりやすく学びたい方におすすめです。視覚的に情報が得られるので、独学で学びたい方や実践的な練習がしたい方にもおすすめです。

ギター教本を選ぶ際、ネット通販のレビューを参考にするのもおすすめ。レビューの件数が多いものや評価がいいものは、わかりやすい本である可能性が高いため、わざと低い評価のものを絞り込んで見てみるのも一つの手です。

自分には関係ない部分で評価を下げられている商品なら、買うのに問題はありません。しかし、自分が初心者で評価に「初心者には合わない」とあれば、避けるのが無難です。人によって感じ方は違うので、参考程度に留めておきましょう。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

以下の記事でも、ソロギター初心者向け楽譜の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

また以下の記事では、初心者向けのアコギ・エレキギターの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

ギターの弦を交換するタイミングを知っていますか？自分に合ったギター教本を選んで、ギターの練習を頻繁に行うようになるとギターの弦の劣化が早くなります。弦の交換の頻度は1ヶ月から3ヶ月が目安と言われています。交換する時期をあらかじめ決めておきましょう。

弦が切れないから交換しなくても大丈夫と思っている方もいるかもしれません。弦が劣化するとピッチが不安定になり、音程が合わせられなくなります。「チューニングが合わなくなった」「弦が錆びている」などの変化があれば弦をすぐに交換しましょう。

以下の記事でエレキギターの弦のおすすめ商品を紹介しているので、参考にしてみてください。

ここまでギター教本ランキング10選を紹介しました。ギター教本といっても、ギターの種類、レベル、音楽のジャンル、学びたい内容、付属品などの違いでさまざまなものがあります。自分に合った内容のギター教本を探しましょう。