経済小説のおすすめ人気ランキング20選【ビジネス・企業・必読・作家・文庫・銀行・初心者・実話・海外、女性】
2023/01/18 更新
ドラマや映画になることも多い小説のジャンル、経済小説。経済小説と言っても取り扱う企業・テーマ・実話をモチーフにしたものなど様々あります。本記事では、経済小説の選び方や、経済小説で取り上げられることの多い職種、おすすめの本などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
今回の記事では経済小説の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
経済小説でハラハラ・ドキドキを!
経済小説とは、その名の通り、経済をテーマにした小説。学問としての「経済学」は、難しいイメージがあり、あまり興味が持てないという方も多いですよね。しかし、「経済小説」となれば話は別。ハラハラドキドキ、時にはスカッとする展開の物語がとても多いのです。
経済小説は映像化されることも多いジャンル。池井戸潤さんが原作の「半沢直樹」や「下町ロケット」も、経済小説に分類されます。映像で見てももちろん楽しめるのが経済小説ですが、原作を読むことで、より物語に入り込むことができるでしょう。
そこで今回は、経済小説の選び方やおすすめランキング20選をご紹介します。ランキングは、業種、発刊年、読みやすさを基準に選びました。経済小説に興味があるけれど、どれを読んだらいいかわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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経済小説の選び方
経済小説と一言に言っても、そのジャンルはさまざまです。ここでは、企業の種類・テーマ・主人公・読みやすさなどをもとに、おすすめの選び方をまとめました。
業種で選ぶ
経済小説を選ぶのに一番重要なのは、やはり、どんな業種を扱っているかでしょう。経済小説の中でも人気な業種はどのようなものなのでしょう。
読んでいるだけでためになる!「銀行」を扱った小説がおすすめ
経済に大きく関係する銀行は、経済小説の王道。日本の経済の回り方や、銀行の仕組みなどが描かれており、読んでいるだけでためになる小説ばかりです。そこで起こる経済事件・不祥事など裏側を垣間見ることができるのも楽しみの一つ。
また、銀行マンといえば高学歴でなければ入れないため、エリートな主人公が多い印象があります。そんな主人公を描くには知識が必要なため、作家も頭が良かったり、元銀行員だったりというケースが多いです。骨太の作品を読みたい方にはおすすめ。
大工場から町工場まで……「工場」を取り上げた小説がおすすめ
工場にスポットを当てた経済小説には、町工場を舞台とした「下町ロケット」や、日産自動車の実話小説である「落日の轍」などがあります。舞台が大工場なのか町工場なのかの違いだけで、登場人物の働き方なども異なり、その違いを楽しめるのもいいところ。
銀行や営業と違い、工場は実際のものづくりを担う仕事。物を作る過程・工場同士の確執・働く人の思いなど、工業の様子を知りながら物語を楽しむことができます。様々な「工場」の中から、興味のあるものを選んでみてもいいかもしれません。
日本だけじゃない!「海外企業」がモデルの小説がおすすめ
紹介した2つの他にも、経済小説にはたくさんのジャンルがあります。その中で少し特殊なのが、海外を舞台にした経済小説です。舞台がそもそも日本でないため、ある程度の知識があった方が読みやすいかもしれませんが、多くを学べることに違いありません。
海外を舞台にしたものなので、作者も外国の方であることの方が圧倒的に多いです。翻訳されたものを選ぶようにしましょう。海外の経済小説は、日本の経済小説を読み飽きてしまった人におすすめの選択肢です。
テーマで選ぶ
同じ業種を扱っているものでも、何をテーマにした小説かによって、物語は大きく異なります。仕事内容・組織・個人の成長など自分が何を楽しみたいのかで選びましょう。
「仕事内容」がテーマの小説で職業を知るのがおすすめ
仕事内容を描いた経済小説を読むことで、その職業を疑似体験することができます。また、仕事の裏側を知ったり、意外な苦悩に気付いたりすることで、日常生活でのその仕事への見方も変わることでしょう。
経済小説の中には、営業や販売などではなく、石油を扱う仕事・ヘッドハンティングの会社など、珍しい職業を扱うものもたくさんあります。まだ知らない仕事について学ぶことは、日本の経済がどのように回っているのか知ることにも繋がります。
主人公と一緒に「会社の組織」と戦う内容がおすすめ
会社の組織に重きを置く小説にも、いろんなものがあります。上司との確執・ライバル社との戦い・出世の苦悩・使えない上司……。しかし、どれにも共通しているのは、そこに成長物語があるということでしょう。
組織について描いたものの中には、「スカッとする」ものも多くあります。上司をぎゃふんと言わせたり、ライバルに打ち勝ったりと、主人公が自分の代わりとなって、日頃ためこんだ鬱憤を晴らしてくれるかもしれません。ぜひ、痛快な展開を楽しんでください。
学びを深められる「実話」がおすすめ
経済小説の中でも特に人気があるのは、実話を元にした小説。ノンフィクションとも呼ばれるこのジャンルは、現実に起きたことを描いたものであるからこそ、フィクション以上にハラハラドキドキしながら読むことができます。
全てが実話どおりの物語であるノンフィクションの他にも、実際に起きた経済事件などをエピソードとして取り入れた、半フィクションの作品も存在します。読み終わったあとに、実際に起きた事件について調べてみれば、読後も楽しむことができそうです。
主人公で選ぶ
経済小説を選ぶ上で、意外と見落としがちなのが、どんな主人公の作品を読むかということ。主人公によって、全く違う物語が広がっていきます。
「サラリーマン」に感情移入しながら読むのがおすすめ
経済小説で一番多いのは、働く男性を主人公にしたものでしょう。「半沢直樹」をはじめとし、サラリーマンにスポットを当てた作品はとても人気があります。同じように企業で働く人にとっては、共感できることが多く、感情移入しながら読むことができるはずです。
同じサラリーマンでも、平社員からバリバリに働くビジネスマンまで、いろんな主人公がいます。自分に似た主人公の物語を読み自分に重ねるのもいいですし、自分とかけ離れた主人公の物語を通して、成長への鍵を見つけるのもいいかもしれません。
主人公が「女性」だと、女性ならではのテーマもおすすめ
先ほどビジネスマンが主人公の経済小説が多いと述べましたが、中には女性が主人公の小説も存在します。女性が主人公の物語では、結婚・恋愛・子育てとの両立など、女性ならではのテーマについて描かれることも多いです。
また、OLからキャリアウーマンまで、さまざまな主人公がいます。平気で上司に嫌味を言う女の子や、男性に混じりバリバリ仕事をする大人の女性など、仕事に対する姿勢に個性が出やすいのも、女性が主人公の小説ならではの特徴です。
「中間管理職」ならではの苦悩が描かれる作品もおすすめ
部下と上司の板挟みになる、中間管理職。その苦悩を描いた経済小説も少なくありません。部下の教育に奔走したり、上司の一方的な指示に困惑したりと、中間管理職ならではのトラブルや事件に巻き込まれることが多いので、若いサラリーマンが主人公の小説とは違った楽しみ方ができます。
同じ中間管理職の立場の方が読めば共感ができ、若い方が読めば上司の苦悩がわかる。そういった意味でも、中間管理職を主人公にした経済小説は、おすすめです。
著者で選ぶ
好きな作品があるのなら、同じ著者の小説を選ぶことで、自分好みのものに出会える確率がぐんとあがります。同じテーマの作品でも、著者が違えば全く違う作品になります。
ドラマ化多数!「池井戸潤」の作品がおすすめ
半沢直樹・花咲舞が黙ってない・空飛ぶタイヤ・下町ロケットなど、誰でも一度は耳にしたことのあるドラマや映画。話題になったこれらの作品は、全て同一人物の書いた小説が原作だって、ご存知でしたか?
その著者は、池井戸潤さん。直木賞を取ったこともある彼は、経済小説の名手です。文章も難しすぎず、先が気になる展開ばかりなので、ページをめくる手がとまらないこと間違いなしでしょう。
経済小説の巨匠!「高杉良」の作品がおすすめ
数多くの作品を手がけ、経済小説界に名を轟かせるのが、高杉良さん。取り扱う業種は多岐にわたり、起業家・サラリーマン・経営者など、主人公もバラエティに富んでいます。たくさんある作品の中には、組織の内部に迫るものや業界の問題を訴えるようなものも。
高杉良さんの小説は、細かく取材することで醸し出されるリアリティが魅力です。まるでその場にいるかのような臨場感を味わいながら、主人公になったつもりで物語を楽しむことができるでしょう。
読みやすさで選ぶ
小説とはいえ、テーマが「経済」。「読みやすい経済小説」を選ぶためのポイントがいくつかあります。ぜひ参考にしてみてください。
頭に入って来やすい「映像化作品」がおすすめ
ドラマや映画化されたものを観たことがあると、最初からある程度の内容が頭に入っているため、初心者でもスムーズに読むことができるはずです。また、映像化されるということは、評価が高いということ。内容がおもしろい作品に出会える確率もぐっとあがります。
「半沢直樹」ほど有名でなくても、実は映画化されていた作品や、スペシャルドラマになってた作品などもあります。気になった経済小説があれば、映像化されたものを観て楽しんでから、原作を読んでより深く楽しむというのもありかもしれません。
ターゲットの「年齢層」が低めのものもおすすめ
小説の中では難解な方に入る経済小説ですが、中にはターゲットとする年齢層が低めのものもあります。最初のうちは、年齢層が低めの内容がわかりやすいものを読むのもいいかもしれません。
たとえば、「おカネの教室」という小説は、なんと主人公が中学2年生。現役の経済記者が、娘のために書いた小説なので、誰が読んでも読みやすいです。そもそも小説を読むのが苦手な人でも楽しむことができるので、おすすめです。
どこでも読める「文庫本」がおすすめ
読みやすさには、本自体の大きさにもポイントがあります。小説本には、大きく分けて2種類の大きさがあり、ひとつが単行本サイズと文庫本サイズです。小さくて軽い文庫本は、手軽に持ち運べるのでどこでもすぐに読めます。
ただし、新刊などは、文庫本が出ていないことが多いです。単行本(ハードカバーとも呼ばれる)で出たあと、平均3年ほど経ってから、文庫本化されることが多いようです。新しいものを読みたければ、単行本を買う必要があるというわけです。
物語の「時代」を意識するのもおすすめ
物語が繰り広げられる時代も、読みやすさに関わってくるポイントです。実際に自分が生きている時代であるほど、社会の様子が想像がしやすく、話の中に入り込みやすいでしょう。年齢の高い方であれば、これまで生きてきた時代のものでもいいかもしれません。
実話を元にしたものだと、過去を小説化するため、時代感をつかむのが難しいことがあります。こだわりがなければ、まずは現代社会を舞台にしたフィクションを選ぶのがおすすめです。
経済小説の人気おすすめランキング20選
口コミを紹介
緊張と弛緩を繰り返しながら主人公が追い込まれ焦らされる展開が続く。モデルの実際の事件と対照して勧善懲悪を期待しつつもさすがにたまらなくなってきた頃、伏線が回収されて大団円がくる。読者は最後にきっと鳥肌がたつほどの快感を得ることができるだろうと思う。
文藝春秋
フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち (文春文庫)
株取引に潜む、奇妙な現象の正体は?
舞台はアメリカのニューヨーク、ウォール街。投資銀行に務める主人公が株を買おうとすると、直前で値段が上がるという、奇妙な現象が起こります。そして、売ろうとすると、直前で値段が下がってしまうのです。
主人公による調査の末にわかったのは、この現象の裏に「フラッシュボーイズ」という高速取引の業者が存在するということ。主人公は仲間を集め、その業者と戦うことになります。海外が舞台の、ノンフィクション小説です。
作者 | マイケル・ルイス | 発行年月日 | 2019/8/10 |
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業種・テーマ | 株取引 | 映像化 | 映画 |
口コミを紹介
勝率100%のギャンブルで巨万の富を得る男たち。
ウォール街の邪悪で強欲な捕食者たちが世界を食い物にしていることがあらためて確認できる。
金融業界で働く人には戒め・更生の材料として、金融市場を利用する側の人には騙されないための武器として、共に有益だ。
口コミを紹介
読んで一番感じるのは、選挙は、人殺し以外は何でもある戦争だ、ということである。ここに出てくる話の半分が真実でも、相当のカネが選挙にかかるだろう事は容易に推測できる。一気に読ませる本だ。著者はかなりのストーリーテラーであると言える。
口コミを紹介
自分がお客の立場なら、この人からは買いたくないとか
この人は信頼できるとか、品定めするくせに
自分が売り手の立場になると
売り込むことばかり先立ってしまうことに
気付かされました
口コミを紹介
息子と父親、世代とキャリアのギャップを超えて、互いが織り成す起業ドラマが面白く、楽しく読み進めることができました。
口コミを紹介
父孫三郎の教えを自分の考えに置き換え、企業は利益の追求に終始するのではなく、社会への貢献と社員への思い遣りに心血を注いだ總一郎に感動した❗️ピンチをチャンスに置き換え果敢に挑戦する主人公。是非一読してください‼︎
口コミを紹介
この短編集は、それぞれ銀行員達が主役だが、舞台は銀行でなく家庭の問題だったりと非常に色鮮やかな作品である。どの短編も登場人物達のキャラがしっかり描かれている故に非常に巧みでありながら、やはり人情味溢れている。2時間ほどで読めてしまうのも、何だかもっと読みたいなぁと思わせるのも巧い作品である。
口コミを紹介
相沢が私にとって魅力的に見えるのは、板挟みに遭い思い悩む人間らしさにあると言える。
高杉良の小説は本作含め、心理描写の描き方がうまく、読む時間を忘れさせる。
講談社
新装版 不祥事 (講談社文庫)
痛快!「花咲舞が黙ってない」の原作小説
ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作となった小説です。花咲舞は主人公でなく、主人公である男性銀行員の部下。ズケズケものを言う花咲舞と、出世コースから外れた主人公の二人がコンビとなり、銀行のトラブルを解決していきます。
本作はドラマ化されているだけでなく、なんと漫画にもなっています。それほどまでにおもしろく、読めば気分が晴れる物語であると言えるでしょう。痛快な正義のストーリーなので、仕事に疲れている人におすすめです。
作者 | 池井戸潤 | 発行年月日 | 2004/8/7 |
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業種・テーマ | 銀行 | 映像化 | ドラマ(花咲舞が黙ってない) |
口コミを紹介
必ず痛快なハッピーエンドが待っているので単純に楽しい。
花咲舞のキャラがはっきりしていて気持ちが良い。
リラックスしたい時の軽い読み物としておすすめ。
口コミを紹介
昔の日産における、経営幹部と労働組合との抗争がよく分かる。又、それが発端になって日産の凋落、そしてゴーン改革に至る流れを理解するのに欠かせない一冊。
リーブル出版
左遷社員池田 リーダーになる〜昨日の会社、今日の仕事、明日の自分〜
主人公と共に成長できる!小説×自己啓発本
舞台は、ドレッシング製造を手がける、中堅企業。しかし、社長の急逝により、社内の様子がみるみる変わっていきます。それを救うべく現れた「伝説のナンバー2」が、左遷された社員である池田にリーダー教育を施すというストーリーです。
この本の面白いところは、小説でありながら、自己啓発本のようでもある点。左遷された池田が、一章ごとに経営・組織・企画などについて学んでいく内容です。読みながら自分の学びにもなり、小説としてもしっかり楽しめる一冊です。
作者 | 鈴木孝博 | 発行年月日 | 2016/10/31 |
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業種・テーマ | 経営 | 映像化 | - |
口コミを紹介
本書は物語として楽しめ、スラスラ読み進められる上にビジネス書としても優れています。
私自身とは違う業種の話でしたが、社会人として仕事をする上でのエッセンスが詰まっていると感じました。
口コミを紹介
エンタテインメントのすべての要素が入った名著である。
ヒットしたのは映像化されたばかりではないということが、読み直すとよくわかる。主人公不屈の闘志が、リアリティを持って描かれており、小説であることをときに忘れる。これはドキュメントなのではないかと。
口コミを紹介
雫井氏はこういう柔らかい小説も書けるのだなあと、新たな魅力を見つけたような気がします。
なかなかこういう分野を扱った社会派小説というのはおめにかかることはなく、
楽しく読ませてもらいました。
文藝春秋
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
経済小説の名作!「半沢直樹」シリーズ原作
銀行で働く半沢直樹を主人公とした、「倍返し」でおなじみのドラマの原作小説です。上司に責任を押し付けられ、周りが敵だらけとなるなか、諦めずトラブルを解決していく様は、見ていてすっきりするもの。スカッとするエンターテイメント小説です。
作者の池井戸潤さんは、インタビューでこう語っています。「半沢はもちろん、ズバズバ物を言うんだけれど、一方でけっこう小狡い奴で、相手を罠に嵌めたりもするんですよ。」と。スカッとしたい人におすすめ。
作者 | 池井戸潤 | 発行年月日 | 2004/12/5 |
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業種・テーマ | 銀行 | 映像化 | ドラマ(半沢直樹) |
口コミを紹介
ドラマの半沢直樹は俳優のインパクトが結構あったので、ドラマから入ると完全に決め台詞の倍返しだとか大和田常務の土下座シーンが思い浮かびますが、小説はいい意味で銀行内部の人間関係や組織のあり方などがイメージしやすい描写があり、より現実的という意味では小説のがおすすめ。サクッと読めてすっきり。
口コミを紹介
江戸時代に外国で公債を売ったり買ったり、また外国で家を貸していたり。。。そんな人がいたんですね。
日本に留学からもどってからは、日本の基幹産業のいくつかをひとつひとつ立ち上げた人です。
今のところ自分の中で尊敬できる人No1です。
インプレス
おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 しごとのわ
お金について楽しみながら学べる!青春×経済小説
登場するのは、中学2年生の男の子とお金持ちの女の子。「そろばん勘定クラブ」で出会った先生に、「あなたの値段はいくら?」「お金を手に入れる方法は、かせぐ・ぬすむ・もらうの他に3つ、何がある?」など、お金にまつわる奇妙な質問をされます。
元々この本は、20年も経済記者として活躍している作者が、自身の娘3人のために書いたものだそう。子供でも読みやすいものを目指して書かれただけあって、経済小説としてだけでなく、青春小説として楽しむこともできる一冊です。
作者 | 高井浩章 | 発行年月日 | 2018/3/16 |
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業種・テーマ | お金 | 映像化 | - |
口コミを紹介
色んなお金の勉強の本を読んできたけれど、こんなにも道徳的にお金を学べる本は今までなく、著者の本気さを感じました。
ストーリーとしても、普通の家庭の中学生男子とお金持ちの中学生女子が勉強していく様子はとても面白いです。
講談社
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)
石油会社で起こる、奇跡のような実話物語
石油で有名な出光興産とその創業者の出光佐三をモデルとして描いた歴史経済小説です。戦後で石油が手に入らない中でも、社員を一人も解雇しないことを宣言し、会社を大企業にまで育て上げる過程を描いた、まさに歴史を記した小説。
この作品は「小説」という形を取っていますが、登場人物はすべて実在しています。そして、ここに描かれた出来事は本当にあったことです。実際にいた登場人物と出来事にそって描かれているので、引き込まれること間違いありません。
作者 | 百田尚樹 | 発行年月日 | 2012/7/11 |
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業種・テーマ | 石油 | 映像化 | 映画 |
口コミを紹介
人物の造形、ストーリー性、読みやすさのどれも素晴らしい。
しかも、ただ面白いだけでなく、戦前から現代にかけての戦争や石油の歴史、石油産業について知識が広がるため、経済書としても価値が高い。
口コミを紹介
小説の主な舞台となる「オリエント・レディ」は複数の企業のエピソードから作り上げた架空の会社だと思われるが、実在の人物や、村上世彰氏がプロキシーファイトをめぐってイトーヨーカドーの伊藤雅俊氏を怒らせた一件など有名な事件も随所に登場し、高度成長期から現在までのアパレル業界史として興味深い。
口コミを紹介
日本の銀行に限る必要もなかろうが、日本の企業全般、あるいは特に銀行系企業における男性サラリーマンの心性と行動パターンを的確に描いていると感じました。ストーリーもさまざまなうねりとひねりがあって、読ませました。大変面白かったですね。
口コミを紹介
尾張の某巨大自動車メーカーをモデルにした一作です。
大企業にして親族経営という異様を描き、また魅力的な登場人物が物語に彩りを与える。
経済小説好きにはたまらない話でした。
経済小説のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 作者 | 発行年月日 | 業種・テーマ | 映像化 |
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楽天 Amazon ヤフー |
実話?小説?巨大自動車企業の裏側に迫る! |
梶山三郎 |
2016/10/19 |
自動車メーカー |
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楽天 Amazon ヤフー |
リアルな銀行の内情……緊張感のある展開 |
小野一起 |
2020/4/15 |
銀行 |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
戦後から最近まで……アパレル業界の興亡 |
黒木亮 |
2020/2/18 |
アパレル |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
石油会社で起こる、奇跡のような実話物語 |
百田尚樹 |
2012/7/11 |
石油 |
映画 |
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楽天 Amazon ヤフー |
お金について楽しみながら学べる!青春×経済小説 |
高井浩章 |
2018/3/16 |
お金 |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
日本人なら知っておくべき!渋沢栄一の生涯 |
津本陽 |
2007/2/1 |
実話 |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
経済小説の名作!「半沢直樹」シリーズ原作 |
池井戸潤 |
2004/12/5 |
銀行 |
ドラマ(半沢直樹) |
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楽天 Amazon ヤフー |
ヘッドハンターを扱う珍しい小説 |
雫井脩介 |
2018/3/15 |
ヘッドハンティング |
ドラマ |
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楽天 Amazon ヤフー |
会社を守るため、戦う町工場の物語 |
池井戸潤 |
2010/11/24 |
町工場 |
ドラマ |
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楽天 Amazon ヤフー |
主人公と共に成長できる!小説×自己啓発本 |
鈴木孝博 |
2016/10/31 |
経営 |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
日産を描いた実話小説 |
高杉良 |
2019/3/8 |
自動車メーカー(日産) |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
痛快!「花咲舞が黙ってない」の原作小説 |
池井戸潤 |
2004/8/7 |
銀行 |
ドラマ(花咲舞が黙ってない) |
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楽天 Amazon ヤフー |
中間管理職の苦悩を描いた、長く愛される作品 |
高杉良 |
2018/4/27 |
中間管理職 |
ドラマ |
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楽天 Amazon ヤフー |
経済小説短編集!作者の意外な一面も |
池井戸潤 |
2011/4/10 |
銀行・中小企業 |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
戦後の日本を変えた男の物語 |
江上剛 |
2019/5/8 |
経営(実話) |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
起業で深まる親子の絆 |
江波戸哲夫 |
2019/5/15 |
起業 |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
ビジネス書より役に立つ?営業にまつわる小説 |
川田修 |
2013/4/19 |
営業 |
- |
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楽天 Amazon ヤフー |
当選させるためなら、なんだってする |
関口哲平 |
2001/4/23 |
選挙 |
- |
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Amazon ヤフー |
株取引に潜む、奇妙な現象の正体は? |
マイケル・ルイス |
2019/8/10 |
株取引 |
映画 |
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楽天 Amazon ヤフー |
リコール隠しを暴き、会社を守れ! |
池井戸潤 |
2006/9/16 |
運送会社・リコール隠し |
ドラマ(WOWOW)、映画 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
ビジネスマン必読の経済小説を電子書籍でも
経済小説は、経済の回り方・会社の組織・個人の働き方まで、様々なことを学ぶことができます。まさに、ビジネスマンが読むべきジャンルと言えるでしょう。しかし、仕事に終われるビジネスマンにとって、本を読む時間を取るのは難しくもあります。
そこでおすすめしたいのが、電子書籍です。電子書籍端末なら、文庫本以上に持ち運びやすく、カバンに忍ばせておいても邪魔になりません。通勤の電車の中でも読めます。何冊もの本がひとつの端末に入るのも魅力です。
以下の記事では、電子書籍の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
まとめ
ここまで、経済小説のおすすめランキング20選を紹介してきました。幅広く経済について取り扱う経済小説は、ライトなものから読み応えのあるものまであります。自分の仕事に生かすこともできる経済小説。ぜひ自分に合う小説を見つけて、読んでみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年01月18日)やレビューをもとに作成しております。
巨大自動車企業、「トヨトミ」を舞台にした小説です。改革を起こそうとする社長と、それが気にくわない会長。確執ののちにトップの座に着いた会長の息子は、どうあがいても地獄である逆境を乗り越えるべく、奮闘します。
これは小説として発刊されていますが、一部では「これは実話なのでは?」と囁かれています。覆面作家となってまで描いた巨大自動車企業の裏側は、ひょっとすると事実に限りなく近いのかもしれません。