バイク用エンジンオイルのおすすめ人気ランキング9選【空冷バイク向けも】
2024/08/30 更新
バイク用エンジンオイルは、モチュールなどに人気メーカーから鉱物油・空冷バイク・熱ダレに強いもの・最高級のもの・旧車や125cc以上のスクーターに使えるオイルなど種類もさまざま。今回は、バイク用エンジンオイルの選び方や人気おすすめランキングを紹介します。
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目次
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違いがわかると有効活用しやすいバイク用エンジンオイル
バイク用エンジンオイルは、バイクを長持ちさせるためにこだわりたい重要なアイテムです。ただ、エンジンオイルが重要だとわかりつつも、実際はどういうものなのかはなかなかわかりません。
バイク用エンジンオイルはモチュールなどの人気メーカーから鉱物油・空冷バイク・熱ダレに強いもの・最高級のもの・旧車や125cc以上のスクーターに使えるオイルなどたくさんの製品があり、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、エンジンオイルの選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。 ランキングはベースオイル・JASO規格・容量を基準に作成しました。購入を迷われてる 方はぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
部分合成油タイプのおすすめ
化学合成油タイプのおすすめ
鉱物油タイプのおすすめ
エンジンオイルの選び方
バイク用エンジンオイルの選び方を紹介します。それぞれのポイントをおさえて購入の検討材料にしてください。
適正オイルで選ぶ
ベースオイルは大きくわけて鉱物油・部分合成油・化学合成油の3種類が存在します。自分のバイクの乗り方にあわせて選びましょう。
ツーリング目的なら熱ダレに強い「部分合成油」がおすすめ
たまにツーリングで長距離走行したりするなら、熱ダレに強い部分合成油が最適です。部分合成油は、鉱物油と化学合成油のちょうど中間に位置するオイルであり、少しいいオイルがほしいけれど、サーキット走行対応ほど高性能なものは必要ない方に適しています。
高速走行するなら「化学合成油」がおすすめ
サーキット走行や高速走行を想定しているなら、化学合成油がおすすめです。ほかのベースオイルに比べると一番コストがかかりますが、浸透性・潤滑性・耐熱性が高く、エンジンの能力を最大限発揮させるときに役立ちます。
通勤・通学目的なら「鉱物油」がおすすめ
通勤通学程度なら、一番コストの安い鉱物油がベースのものを選びましょう。ただし、鉱物油ベースはコストをおさえられる反面、ほかのベースオイルに比べると性能が劣ります。ハードな使い方をせず、定期的にオイル交換してください。
バイクで選ぶ
エンジンオイルは、乗っているバイクの種類によって変わります。どのバイクにどのオイルが適しているかを把握しておきましょう。
「大型バイク」にはJASO規格がMA2のものがおすすめ
大型バイクであれば、JASO規格のMA2が適しています。MA1では摩擦特性の粘度が低いので、排気量が大きく高温になりやすい大型バイクには適していません。MA2ならば粘度が高く、高温になっても粘度をキープできます。
「空冷バイク」には空冷単気筒エンジンオイル・空冷エンジンオイル用のものがおすすめ
空冷バイクは、バイクの基本とも呼ばれている最もスタンダードなタイプです。空冷エンジンは走行風でエンジンの冷却をするものですから、大渋滞のようにエンジンがかかったまま停止している状態ではエンジンの冷却がほとんど期待できません。
そのため、空冷バイクでは空冷単気筒エンジンオイル・空冷エンジンオイルなど耐熱性が高いオイルがおすすめです。ただし、初心者だと耐熱性の判断は難しいため、バイクに指定された粘度グレードにあわせた合成油を購入すれば無難に選べます。
「旧車」には鉱物油をベースとしたものがおすすめ
旧車の場合、添加物を加えたベースオイルのエンジンオイルは適していません。化学合成油が作られるよりも以前の旧車は、エンジンのバルブシールなどに使われているゴムが化学合成油に対応しておらず、侵食されてしまうからです。
旧車には、鉱物油をベースオイルとしたエンジンオイルを選びましょう。また、粘度が高く、添加剤が少ないベースオイルであれば、旧車が持つエンジンの性能を維持できます。このタイプのエンジンオイルは価格も安いのでおすすめです。
125ccのスクーターや原付など小型・中型に乗るなら「JASO規格」がおすすめ
自分のバイクに適したエンジンオイルを選ぶためには、品質を示す規格であるJASO規格を確認しましょう。一般的なギア付きバイクのうち、原付や125ccのスクーターなど小型・中型のマニュアルバイクならMA1・大型バイクにはMA2が適しています。
MA1はMAを低粘度にしているため、排気量が大きなバイクには向いていません。ただ、MA2は粘度が高く、大排気量の油膜切れをしっかりと防げるオイルです。オートマスクーターならクラッチがないので、摩擦特性の低いMBを使用すれば燃費の向上も期待できます。
ちなみに2STバイクの場合、エンジンオイルの品質はFA~FDで品質表示されています。それぞれのランクによって品質が異なっており、Dが一番上の品質です。このランクもエンジンオイル選びの参考にしてください。
粘度で選ぶ
バイクを使用する環境にあった粘度のオイルを選びましょう。粘度はSAE規格の数値を目安に選んでください。
寒い地域で走るなら低温粘度は「10W」目安がおすすめ
SAE規格で最初に示されている10W・15Wなどの数字は、オイル粘度が維持できる寒さを表わしたものです。この規格は数字が低いほど低温下におけるオイルの固まりにくさを示しています。一般的には10W程度を目安にしてください。
10Wでは-20℃前後・20Wでは-10℃前後まで対応できるため、チェーンをつけてバイクを運転するような過酷な状況でない限り、5Wや0Wなど低めの数値は必要ありません。数字が小さいほど低温でもエンジンがかかりやすくなります。
暑い時期の焼きつきから守るなら高温粘度は「30~40」がおすすめ
SAE規格に記載されている右の数字は、高温時に粘度を保てる温度を表しており、各メーカーでは基本的に30~40程度を推奨しています。数字が大きいほど高温でも粘度を保てるので、真夏でもサラサラになりすぎず粘度のキープが可能です。
さらに高い粘度であれば、エンジンを焼きつきから守ってくれます。高温粘度30で30℃前後、40で35~40℃前後での使用が可能です。バイクを使用する環境にあわせてエンジンオイルを選ぶ参考にしてください。
真夏に走行するなら「50以上」がおすすめ
真夏に長距離バイクを走行させたり、暑い時期にサーキット走行をしたりする場合は50以上を目安にしておきましょう。サラサラになって粘度が落ちてしまうと、その分エンジンにダメージを与える原因になります。バイクの使用環境をしっかり考えて選んでください。
酸化を防ぐなら2年ほどで使い切れる「容量」をチェック
エンジンオイルを選ぶときは、2年ほどで使いきれる容量を選択しましょう。エンジンオイルは空気に触れると徐々に酸化していきます。一般的にオイル交換は、3000~5000kmもしくは半年に1回とされているので、1~2年以内で使いきれる容量がおすすめです。
バケツに入った大容量の20L缶もありますが、頻繁にオイルを入れ替えるような業者でない限り、なかなか使い切れるものではありません。また、使いきれる容量であっても、保管する場合は高温多湿を避けるなど、しっかりした管理をするよう注意しましょう。
故障を防ぐなら「エンジンストローク」を確認
まず、自分が乗っているバイクのエンジンタイプにあったオイルを選びましょう。4ストローク用・2ストローク用の表記をしっかり確認してから選んでください。それぞれのオイルは全くの別物になので要注意です。
もし仮に入れ間違えて走行してしまうとエンジンがかからなくなったり、エンジンが焼きついたりする原因にもなります。オイルを入れ間違えた場合は、走行せずに専門店などにしっかり相談してください。
「価格」で選ぶなら性能とのバランスをチェック
純正メーカーよりも価格が安価でありながら、性能もあまり変わらないものもあります。純正オイルは安全性が高いですが、純正でないオイルでもトラブルはあまり起きません。エンジンオイルを選ぶ際は求める性能と価格で判断してください。
メーカーで選ぶ
エンジンオイルの人気メーカーについて紹介します。各メーカーの特徴をおさえて選び方の参考にしてください。
高速走行なら「KAWASAKI(カワサキ)」がおすすめ
カワサキでは、スタンダードオイルである部分化学合成油のカワサキS4・R4や化学合成油を使用したタイプがあります。用途も幅広く、高回転したときの性能安定性やミッションタッチをよくしたい方にもおすすめです。
コスパで選ぶなら激安品もある「CASTROL(カストロール)」がおすすめ
コストパフォーマンスのよい激安オイルを販売しており、エンジンオイル製品のなかでもトップクラスに入ると評価されている有名メーカーがカストロールです。ツーリングが多いライダーには、低粘度特性が強いカストロールのオイルが適しています。
カストロールのオイルは始動性のよさ・フリクションの低減・静穏性に定評があり、ストップアンドゴーの多いショートツーリングに最適です。下記の記事ではカストロール製エンジンオイルの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
性能と信頼なら最高級なものが多い「Motul(モチュール)」がおすすめ
モチュール (MOTUL)は、1853年にニューヨークで設立された、バイク・自動車に関わるエンジンオイルなどの潤滑油類を中心にを製造・販売を行っているメーカーです。モチュールのエンジンオイルは高級なものが多くそろっています。
モチュールは価格に見合った高い性能や信頼性を誇るエンジンオイルを主力商品としています。いずれのオイルも最高級で高品質ですが、レース用のエンジンオイルがほしい方からの人気が非常に高いです。
幅広く対応させるなら「WAKO'S(ワコーズ)」がおすすめ
ワコーズは、日本創業のメーカーで、プロの整備士でも使う方が多い製品をそろえています。ワコーズのエンジンオイルは、幅広い車種の走行距離や条件に対応できる点が魅力であり、汎用性が高いです。
同様の製品でも異なる車種や規格に対応しているものもありので、ラインナップの広さで選ぶならおすすめのメーカーです。また、以下の記事ではワコーズ製エンジンオイルのランキングを紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
部分合成油タイプの人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
Vmax1200の逆車に使用。この時期ですがこのバイクには10w-40と混ぜて使用してます。(どちらもPower1 4T)長距離の走行もしましたが、何の問題もなく、満足です。
カストロール
Go!2T
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
小排気量モデルに最適なカストロールの激安オイル
50ccクラスの小排気量バイクにおすすめのカストロール製のオイルです。始動時からエンジンゾーンをしっかり保護し、軽快な街乗りをサポートします。さらにマフラーの詰まりを減少させ、白煙の発生をおさえる効果も高いです。
定期的にオイルを継ぎ足すだけでメンテナンスもできます。潤滑・密封・冷却・清浄・防サビと5つの効果を持っており、バイクのエンジンを最適な状態に保てるエンジンオイルです。価格も激安なので手軽に購入できます。
適正エンジン | 2ストローク |
---|---|
JASO規格 | FC |
ベースオイル | 部分合成油 |
粘度 | - |
容量 | 1L |
APIグレード | - |
口コミを紹介
ホンダの50CCに初めて入れました。それまではホンダの純正を使っていましたが今回初めて変更しました。結果大正解でした、純正の時よりエンジンの始動が良くなり、体感ですが加速感が良くなりました。
カワサキ
R4
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
カワサキユーザーならおさえておきたいバイクオイル
カワサキの4サイクル用エンジンオイルです。JASO規格MAが指定されたカワサキのバイクにあわせて作られており、高回転のエンジンでもすぐれた安定性を持っているので長時間油膜を保持し、エンジン内部をクリーンに保てます。
適正エンジン | 4ストローク |
---|---|
JASO規格 | MA |
ベースオイル | 部分合成油 |
粘度 | 10W-40 |
容量 | 4L |
APIグレード | - |
口コミを紹介
安物オイルが入っていたせいか走行中音がうるさいのでこちらのカワサキ純正を購入。早速入れて乗ってみると出だしはスムーズで走行中の異音も治りました。さすが純正オイルなだけあります。
化学合成油タイプの人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
コスト面でオイル交換を渋りそうな時に化学合成オイルが手軽に手に入るので良かったです
モトレックス
POWER SYNT 2T 1L 97814
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
コスパも良く煙もすくない安定感抜群のエンジンオイル
高い潤滑性と清浄性を兼ね備えており、煙の出る量も少なめです。100%化学合成油なので、低温から高温まで安定した性能を発揮してくれます。側面に目盛り表示がついているので残量がわかるのも便利です。
適正エンジン | 2ストローク |
---|---|
JASO規格 | FD |
ベースオイル | 化学合成油 |
粘度 | - |
容量 | 1L |
APIグレード | TC |
YAMAHA
ヤマルーブ プレミアムシンセティック
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
安定感のある性能を発揮し大型車両におすすめのヤマハのオイル
4ストロークエンジンオイルです。低温から高温まであらゆる温度領域で性能を発揮するため、夏場の渋滞運転などエンジンに強い負荷がかかる状況にもしっかり対応できるため、安定して走行できます。ヤマハならではのノウハウがつまっているので、ぜひ試してみてください。
適正エンジン | 4ストローク |
---|---|
JASO規格 | MA2 |
ベースオイル | 化学合成油 |
粘度 | 10W-40 |
容量 | 1L |
APIグレード | - |
口コミを紹介
ずっと使い続けてる銘柄です。バイクショップで購入するより安価で助かります。
化学合成油タイプのおすすめ商品比較一覧表
鉱物油タイプの人気おすすめ2選
口コミを紹介
ズーマーなので三本買って5回オイル交換できます。忙しくなってきたので店に行く時間がとれなくなってきたのと継ぎ足しも出来るので良かったです。
Total
MOTO 4 CRUISE
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
長年培った配合技術により、安定した走行を実現
古いモデルや絶版車へのオイルにじみを抑制するために、シールやガスケットに対する攻撃性が少なく、シール材との相性が優れた鉱物油を使用しています。さらに、長年にわたる配合技術による添加剤で潤滑性と摩耗防止性能を向上させ、安定した走行を実現します。
適正エンジン | 4ストローク |
---|---|
JASO規格 | MA2 |
ベースオイル | 鉱物油 |
粘度 | 20W-50 |
オイル | 4L |
APIグレード | SH |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
以下の記事では自動車に使うエンジンオイルの人気おすすめランキングを紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
エンジンオイルの使用期限
エンジンオイルは酸化しやいので空気に触れないようにしましょう。通常、オイル交換は3,000~5,000kmごとに1回程度が目安です。エンジンオイルの容量が多すぎる場合、使用期限内に使い切れず酸化してしまい、使い物にならなくなる可能性があります。
エンジンオイルの管理も重要
自分の乗っているバイクに搭載されているエンジンにマッチしたものでない場合や、エンジンオイルの管理を怠っていると、オイル劣化によるエンジンの不調や選択ミスによるエンジン損傷の原因になりかねません。
愛車を購入しても、バイクの心臓部分であるエンジンがしっかり性能を発揮していないと意味がありません。定期的にメンテナンスを行い、バイク本来のすぐれたパフォーマンスを維持するように心がけましょう。
エンジンオイルの交換方法
エンジンオイルはバイクショップへ依頼するだけでなく、自分で交換する方法があります。ただ、初心者が自分でオイル交換をすると、オイルの入れ過ぎなどのトラブルが考えられるので、不安な方はバイクショップへ依頼しましょう。
自分でオイルを交換する場合、エンジンを軽く暖気させ、温めた古いオイルを抜いてから行ってください。古いオイルを抜いたら、ドレンボルトを締め、オイルを規定の量だけ入れれば完了です。このとき、古いドレンワッシャーを交換するとオイル漏れを防げます。
エンジンオイルはホームセンターでも購入できる
エンジンオイルはバイクショップや通販で購入できる印象がありますが、実はホームセンターでも購入できます。バイクショップほどマニアックな製品はありませんが、メジャーなエンジンオイルなら販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
通勤・通学に最適な専用バッグもチェック
普段、バイクで通勤通学しているならバイク用バッグが便利です。バイク自体に取りつけるサイドバッグもありますが、貴重品やスマホなどはリュックやバックパックに入れてそのまま持ち歩きたい方もいます。
ここ近年のバイク用バッグには、安定した走りをサポートしてくれる工夫がたくさん施されています。たとえば、防水加工されたバッグ・長時間身に着けていても疲れにくいバッグなどが人気です。
また、RSタイチやドッペルギャンガーなど、人気のあるブランドからもアイテムが発売されています。下記では、バイク用シートバッグの人気おすすめランキング15選を紹介しているので、エンジンオイルとあわせてチェックしてみてください。
まとめ
今回は、バイク用エンジンオイルのベースオイル・粘度・容量などを基準にした選び方や人気おすすめランキングを紹介してきました。バイクユーザーならこだわっておきたいアイテムです。ぜひ、エンジンオイル購入の参考にしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
4ストロークエンジン対応の高品質なオイルです。すぐれたパワーと加速をもたらし、スムーズかつ力強い走りを実現します。フリクションロスを少しでも減らして、軽快に走りたい方に最適です。
また、カストロール独自のトライゾーンテクノロジーを採用しています。添加剤専用の薬品を使い、エンジン・クラッチ・ギヤーを保護可能です。