100人に聞いた最強は?カビ取り剤おすすめ人気ランキング14選【お風呂にも】
2024/09/12 更新
お風呂・ゴムパッキン・部屋の壁紙・フローリングなどのカビ落としに欠かせないカビ取り剤。ドラッグストアで買える市販品も多く、カビ取りスプレー・カビ取り洗剤・カビ取りジェルなど種類は豊富です。今回はアンケート結果をもとに、カビ取り剤の人気おすすめランキングや口コミを紹介します。
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目次
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ドラッグストアで買える市販品も!人気のカビ取り剤を100人に調査
※サムネイルで使用した商品画像は同記事内で引用しています。
カビ取り剤はお風呂・キッチン・部屋の壁紙・ゴムパッキンなどのカビ落としに役立つアイテムです。ドラッグストアで手軽に買える市販品からなかなか落ちないカビに効く業務用まで、豊富なカビ取り剤が揃っています。
カビ取りジェル・カビ取りスプレー・カビ取り洗剤などタイプもさまざまで、黒カビを除去できるものやフローリングに使えるものも登場しています。たくさんの商品があるため、どのカビ取り剤を選べばいいのかわからない方も多いですよね。
そこで今回は男女100人にアンケートを実施し、カビ取り剤の選び方やおすすめ商品を調査しました。購入のきっかけや口コミも併せて紹介するので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
カビ取り剤は「タイプ・使いやすさ・コスパ」で選ぼう!
カビ取り剤を選ぶ際に最も重視しているポイントを調査しました。アンケートの結果、タイプ・使いやすさ・コスパを重視している方が多く、第1位はジェル・スプレー・クリームなどカビ取り剤のタイプで選ぶといった回答が37%でした。
カビには赤カビ・黒カビ・緑カビなどの種類があり、発生する場所によって異なります。それぞれのカビは落とし方も異なるため、目的に合ったカビ取り剤を選んで効果的に使うのが重要です。下に、カビ取り剤のタイプごとの特徴とおすすめな人を表にしたので、参考にしてみてください。
特徴 | おすすめな人 | |
スプレー |
広範囲に塗布できる 手軽に使える |
めんどくさがりな人 手が荒れやすい人 |
ジェル・クリーム |
狙った場所に塗りやすい 液だれしにくい |
頑固な汚れを落としたい人 |
「タイプ」を重視した人のコメント
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「使いやすさ」を重視した人のコメント
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「コスパ」を重視した人のコメント
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浴室だけでなく部屋の壁紙も気になるポイント
アンケートにてカビ取り剤を購入しようと思ったきっかけについて調査したところ、最も回答が多かったのが浴槽・浴室の天井のカビで、次点がゴムパッキン・タイルのカビと、主に水回りのカビ落としのために購入した方が多数でした。
ただ、カビは水回り以外の場所にも発生する可能性があり、実際にアンケートでも室内の壁紙や木材のカビが気になって購入したと答えた方もいらっしゃいます。特に大きな家具の裏側など湿気が溜まりやすい場所はカビが発生しやすいです。
壁紙・木材用のカビ取り剤を活用し、こまめに掃除しましょう。
カビ取り剤の人気おすすめランキング11選
男女100人に一番おすすめのカビ取り剤を選んでいただきました。得票数を元にランキングを作成したので、購入する際の参考にしてみてください。
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ドーハ
パストリーゼ77
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
SNSでも話題!壁紙や食品にも使えるアルコールスプレー
【アンケート第2位!酒造用の純水を使用したアルコール製剤!】
アンケート結果第2位は酒造会社が作った「パストリーゼ」です。アンケート回答者約7%の方がおすすめしています。アルコール77%の高い除菌力と壁紙や食品にも使える優しさが人気で、部屋用に1本あると便利といった口コミが多数でした。
【高純度カテキンにより除菌効果が長続きする!】
パストリーゼに含まれる高純度カテキンにより、除菌作用が長く続くのも魅力です。漂白作用はないので奥まで広がった根深いカビではなく、できたばかりのカビの除菌や漂白剤を使用できない場所の使用にも適しています。
【Amazonでランキング上位!SNSでも話題!】
Amazonの売れ筋ランキングでも上位にランクインしている商品です。口に入れても大丈夫なので、小さいお子さんやペットがいるご家庭でも使いやすいとSNSでも話題になっています。パッケージもおしゃれで見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
容量 | 500ml |
---|---|
タイプ | スプレー |
分類 | 消毒用エタノール |
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UYEKI
カビトルデスPRO
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
アンケート3位!窓枠にも密着する濃密ジェル
【アンケート結果第3位!超密着レッドジェルのカビ取り剤!】
アンケート第3位は超密着ジェルの「カビトルデスPRO」です。回答者の5%がおすすめしており、粘着性の高いジェルがしっかり密着し頑固な黒カビ除去に役立ちます。液だれしないので塗りやすい・短時間で綺麗になったといった口コミが多いです。
【細いノズルで細かい部分にも塗りやすい!】
ノズルが細く細かい部分の使用に適しているため、窓枠のゴムパッキンなど結露が原因のカビにも便利に使えます。さらに、赤色の樹脂ビーズ入りなので、塗ったところがわかりやすいのも便利です。
【Amazonでも高評価!防カビ効果も欲しい方におすすめ!】
カビトルデスPROはAmazonでの評価も高く、多くのレビューが投稿されています。カビの発生を抑制する防カビ剤も入っているので、カビの除去だけでなく対策もしっかりしたい方におすすめです。
容量 | 150g |
---|---|
タイプ | ジェル |
分類 | 塩素系 |
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コパ・コーポレーション
スパイダージェル
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
お風呂やキッチンのカビ落としに使いやすいジェル状カビ取りスプレー
今までになかったスプレータイプのジェル状カビ取り剤です。噴射した瞬間、中の液体がジェルとなり垂れずにしっかり張り付きます。スプレーなので広範囲に噴射でき、お風呂やキッチンなど広い部分にも使いやすいのが魅力です。
たっぷり使える大容量500mlでコスパも良いと口コミでも評価されています。
容量 | 500ml |
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タイプ | ジェルスプレー |
分類 | 塩素系 |
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アズマ工業
アズマジックカビ取り洗剤
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鈴木油脂工業
かびとりいっぱつ185
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
ゴムパッキンの黒カビにも効果的な業務用カビ取りジェル
プロも使用する業務用のカビ取りジェルです。なかなか取れないパッキンに入り込んだ黒カビにも効果があると口コミでも高評価を獲得しています。ジェル状なので垂れにくく天井などに使用するのもおすすめです。
今までの洗剤では落ちなかった方やゴムパッキン・タイル目地などの取れにくいカビに悩んでいる方はぜひ試してみてください。
容量 | 180g |
---|---|
タイプ | ジェル |
分類 | 塩素系 |
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純閃堂
カビ取り侍 液スプレー
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
畳にも使える行政機関認定の特許を取得商品
掃除の認定士も愛用する特許取得のカビ取り剤です。濃度を変えると壁紙や畳など除去剤に弱い素材にも使用できます。頑固なカビから軽度のカビまで幅広く使えるのが魅力です。乾燥後の気化が早く、カビ取り成分が長く留まらないのも助かります。
掃除した後もカビがつきにくくなったと口コミでも高評価です。同シリーズでジェルタイプやカビ取り後に使える防カビスプレーなども展開しており一緒に使うとさらに効果的なので、ぜひチェックしてみてください。
容量 | 500g |
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タイプ | スプレー |
分類 | 塩素系 |
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Amely
ダートバリア
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
プロ仕様の除去力で頑固なカビも落とすカビ取り剤
マンションクリーニング現場でも活躍する掃除専門業者のカビ取り剤です。浴室に付着した頑固なカビを取り除き、その後のカビの発生も抑えます。今まで落とせなかった浴室のカビを落としたい方におすすめです。
容量 | 300ml |
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タイプ | スプレー |
分類 | 塩素系 |
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野口商事
強力カビ取り剤 B-1
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
外壁や浴槽にも使えるプロ用カビ取りスプレー
市販のカビ取り剤では満足できない方におすすめのプロ用カビ取り剤です。タイルやコンクリートに生えたカビや浴室のカビ・下駄箱や外壁に生えたカビなど幅広いカビに対応できます。5~30分ほどで頑固なカビを取り除けるスピーディさも人気の理由です。
容量 | 500g |
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タイプ | スプレー |
分類 | 塩素系 |
Amazonの口コミを紹介
天井に恐ろしい程育ってしまったカビが元のまっ白な状態にまでキレイにできました!感謝です!
CISIMONN
アルコール除菌スプレー
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
革靴・洗濯機・サボテンなどにも使えるシンプルなアルコール
洗濯機や浴室周辺をはじめ、色落ちが心配な革靴、さらにサボテンなどカビの生えやすい植物にも使えるシンプルなアルコールスプレーです。エタノール75%以上含有を検査機関で確認するなど高い品質が支持されています。
容量 | 300ml |
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タイプ | スプレー |
分類 | アルコール |
口コミを紹介
アルコールの濃度が高いのは安心できます。
持ち歩きにこれぐらいのサイズは便利で嬉しいです。
カビ取り剤のおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 容量 | タイプ | 分類 | |
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1位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
ドラッグストアでも買える!市販のカビ取り剤定番商品のカビキラー |
400g |
スプレー |
塩素系 |
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2位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
SNSでも話題!壁紙や食品にも使えるアルコールスプレー |
500ml |
スプレー |
消毒用エタノール |
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3位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
アンケート3位!窓枠にも密着する濃密ジェル |
150g |
ジェル |
塩素系 |
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4位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
お風呂やキッチンのカビ落としに使いやすいジェル状カビ取りスプレー |
500ml |
ジェルスプレー |
塩素系 |
||
5位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
黒カビも赤カビも根こそぎ落とすカビ取り洗剤 |
400ml |
ジェルスプレー |
塩素系 |
||
6位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
ゴムパッキンの黒カビにも効果的な業務用カビ取りジェル |
180g |
ジェル |
塩素系 |
||
7位 |
楽天 Amazon ヤフー |
畳にも使える行政機関認定の特許を取得商品 |
500g |
スプレー |
塩素系 |
||
8位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
プロ仕様の除去力で頑固なカビも落とすカビ取り剤 |
300ml |
スプレー |
塩素系 |
||
9位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
部屋の壁紙や土壁のカビ取りにも使えるコスパ最強なカビ取り剤 |
450ml |
スプレー |
塩素系 |
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10位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
外壁や浴槽にも使えるプロ用カビ取りスプレー |
500g |
スプレー |
塩素系 |
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11位 |
楽天 Amazon ヤフー |
革靴・洗濯機・サボテンなどにも使えるシンプルなアルコール |
300ml |
スプレー |
アルコール |
||
※ 表は横にスクロールできます。
アンケート後に人気が出たおすすめのカビ取り剤3選
ビーワンコーポレーション
カビホワイト カビソフト除去スプレー
Amazon での評価
(2024/10/31調べ)
木材・畳・レースのカーテンなどのカビ落としに役立つソフトスプレータイプ
カビホワイトシリーズのソフトスプレータイプのカビ取り用洗浄剤です。木材・布団・畳・レーズのカーテンなどのカビ取りに使用できます。1本でおよそ450回分スプレーを噴射でき、カビの状態に合わせて2倍まで希釈可能です。
容量 | 450ml |
---|---|
タイプ | スプレー |
分類 | 塩素系 |
口コミを紹介
スプレーだったので一度で広範囲に湿布出来て良かったと思います。
レック
激落ち 黒カビくん カビとり泡スプレー
Amazon での評価
(2024/11/01調べ)
浴室内の黒カビが気になる方におすすめ
黒カビくんは浴室内用のカビ取り泡スプレーで、頑固なカビに泡が密着して漂白・除去します。浴室のタイルやパッキンなどに発生するお風呂の洗剤で洗っても落ちないカビが気になる方におすすめです。
容量 | 1本400ml |
---|---|
タイプ | 泡スプレー |
分類 | 塩素系 |
口コミを紹介
使いやすいです
臭いはそこそこしますが
お風呂の蓋のジャバラ部分などもほぼ黒カビ落としてくれます
口コミを紹介
少し前にAmazonで見つけてから我が家では愛用しています。1本で家中どこでも使えるので本当に便利です!
畳、フローリング、柱、カーテン、キッチン、バスルーム、で使用できていろんな用途の洗剤を何本も用意しなくていいので助かっています!
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
カビ取り剤の選び方
ここではこれまでで紹介しきれなかったカビ取り剤の選び方をご紹介します。まだ商品が決め切れていない方は是非参考にしてみてください。
カビ取り剤のタイプで選ぶ
カビ取り剤にはスプレーやジェル・クリームなどのタイプがあります。それぞれに適した場所がありますので、こちらでご紹介していきます。
特徴 | おすすめな人 | |
スプレー |
広範囲に塗布できる 手軽に使える |
めんどくさがりな人 手が荒れやすい人 |
ジェル・クリーム |
狙った場所に塗りやすい 液だれしにくい |
頑固な汚れを落としたい人 |
浴室やキッチンなど広範囲に使うカビ取り洗剤なら「カビ取りスプレー」がおすすめ
浴室やキッチンなど広範囲のカビ落としには、カビ取りスプレーがおすすめです。スプレータイプのカビ取り洗剤は、一度に多くの面に噴射できるため時間がかかりません。より効果を高めるためには塗布した後にラップなどで覆い、時間を置きましょう。
ただし、高い場所に噴射すると自分にかかる可能性があるので、キッチンペーパーなどにしみ込ませてから天井に張り付けるのがおすすめです。
部分的なカビには垂れない「カビ取りジェル」がおすすめ
カビ取りジェルはぴたっと密着し垂れないのが特徴です。液垂れしやすいタイルの目地や縦ラインのパッキン部分のカビにも塗布しやすく、天井や高い部分にも使いやすいです。また、細かい部分のカビにもピンポイントで塗布できます。
先端が細くなっているものや持ちやすい大きさのものを選ぶとより簡単に使えるので、ぜひチェックしてみてください。
ニオイに敏感なら酸素系の「カビ取りクリーム」がおすすめ
カビ取り剤には塩素が含まれているものが多く、独特の刺激臭が苦手な方もいます。長時間匂いを嗅ぎ続けると具合が悪くなる場合もあるので、部屋など普段生活する場所に使うなら塩素不使用のカビ取りクリームがおすすめです。ジェルと同じく垂れにくい形状で、細かい部分のカビ取りに役立ちます。
使用場所で選ぶ
カビはさまざまな場所に発生します。場所によって使えないカビ取り剤もあるため、使用場所に適したカビ取り剤を選ぶようにしましょう。
浴室の赤カビ・黒カビ除去には「浴槽用・天井用と使い分ける」のがおすすめ
浴室の赤カビ・黒カビ除去には浴槽用・天井用と使い分けるのがおすすめです。全体的な赤カビにはカビ取りスプレー・目地やパッキン部分にはカビ取りジェル・天井には垂れにくいタイプと、場所によって使い分け効果的に赤カビ・黒カビを除去しましょう。
また、カビ取り後はこまめに掃除をしてカビの発生を防ぐのも大切です。以下の記事ではお風呂用洗剤について詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
窓枠などのゴムパッキン・タイル目地には「密着度の高いもの」がおすすめ
窓枠や浴室ドアのゴムパッキンや目地などのカビは根が奥まで入り込んでいる場合が多く、取れにくいカビのひとつです。密着度の高いカビ取り剤ジェルやゴムパッキン用のカビ取り剤を使うのが適しています。
また、カビ取り剤をより密着させるためにヘラが付属されている商品もあり、ヘラが付属していない場合でも歯ブラシなどで代用可能です。その後ラップなどで覆うとしっかり除去できるので、ぜひ試してみてください。
部屋の壁紙・木材・フローリングには「素材を傷めない」ものがおすすめ
お部屋の壁紙やタンスなど木材のカビを取る際は、塩素系カビ取り剤は使用しないようにしましょう。塩素系カビ取り剤では色が抜けてしまったり、素材自体がボロボロになったりする可能性があります。
壁紙や木製家具など耐水性のない場所のカビを取る場合は、壁紙・木材・フローリングなど必ず使用したい場所に対応するカビ取り剤を使用してください。
布団・シーツや革靴のカビには「重曹×エタノール」がおすすめ
革靴や布団・シーツに生えてしまったカビは、カビ取り剤を使ってしまうと生地が傷んだり色落ちしたりする危険性があります。布団には重曹を水で薄めたものをスプレーし、浮いてきたカビを拭き取りましょう。
その後、エタノールを薄めたものをスプレーしてよく乾かします。丸洗いできるシーツなどは酵素系漂白剤につけ置きし、洗濯機で洗うのが効果的です。酵素系なら色物にも使用できます。白いシーツの場合は効き目が強めの塩素系漂白剤も使用可能なので、頑固なカビの場合は試してみてください。
サボテン等の植物・外壁にはホームセンターなどで市販されている「専用」がおすすめ
土壁や砂壁には斑点状のカビが生えやすいですが、強くこすると崩れる危険性があります。砂壁に薬剤がしみ込んでしまうと除去するのが難しいので塩素系のカビ取り剤ではなく、食品添加物を主成分とする専用カビ取り剤がおすすめです。
また、カビのイメージがない外壁にも、塗装の劣化によりカビが生える場合があります。市販のカビ取り剤では塗装を傷める可能性があるので避けましょう。スポンジで軽くこするか外壁用の洗剤を使うのがおすすめです。
またサボテンなどの植物にもカビが生えますが、植物用のカビ取り剤が売っています。専用のカビ取り剤はAmazonなどの通販サイトをはじめ、ホームセンターでも市販されているので、ぜひチェックしてみてください。
カビの種類で選ぶ
カビには赤カビと黒カビなどの種類があり、使うカビ取り剤も変わります。落としたいカビの種類に合わせて選ぶのがおすすめです。
お風呂や洗濯機などガンコな黒カビ落としには「塩素系」がおすすめ
お風呂・部屋の壁紙・パッキンなどにつきやすい黒カビは、深く根を張るとこすってもなかなか落ちません。黒カビは洗濯機にも発生しやすいですが、アレルギーの原因にもなるので早めに対処しておきたいところです。
根深い黒カビ落としには塩素系のカビ取り剤を使用しましょう。垂れにくくしっかりと密着してくれるタイプのカビ取り剤がおすすめです。以下の記事では塩素系漂白剤について詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
落としやすい赤カビには「重曹×酸素系漂白剤」がおすすめ
浴室に発生しやすい赤カビは黒カビよりも落としやすいカビなので、一度に広範囲に噴射できるカビ取りスプレーを使いましょう。軽い赤カビならお風呂用の洗剤でも落とせます。エコ派の方なら重曹と酸素系漂白剤を混ぜたものもおすすめです。
重曹と酵素系漂白剤を1:1の割合でペースト状にし、赤カビ部分に塗布してください。1~2時間ほど置いて洗い流すと、すっきり綺麗になります。ただ、赤カビは一度落としてもすぐにまた発生するので、掃除の後の予防も大切です。
以下の記事では酸素系漂白剤について詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
畳や布団につきやすい緑カビには「希釈可能もの」がおすすめ
湿気の多い室内で発生しやすい緑カビは、畳の裏側や布団などにつきやすいカビです。畳や布団などには塩素系のカビ取り剤は使えません。エタノールと重曹でカビ取りをするか、希釈して使用する業務用のカビ取り剤を使うのがおすすめです。
素材により希釈濃度は異なるので説明書をよく読んでから使用しましょう。
正しく使うためにはカビ取り剤の「成分」もチェック
塩素系のカビ取り剤は効果が高く、頑固なカビには欠かせません。しかし、塩素系のカビ取り剤には「混ぜるな危険」と表示されています。酸性の洗剤を一緒に使ってしまうと有害なガスが出て危険を伴うからです。
酸性の洗剤だけではなく、ナチュラルクリーニングで使用する場合が多いお酢やクエン酸なども併用しないよう気を付けましょう。特に密閉された浴室やトイレなどでは、しっかり換気しながら使用してください。
なかなか落ちないならEELHOEなど「業務用」をチェック
市販のカビ取り剤で落ちないときには業務用のカビ取り剤を使ってみましょう。価格が少し高くなりますが効果は抜群で、EELHOEのカビ取りスプレーなど掃除のプロが使っている商品も多いです。
ただし、強めの薬剤を使用しているので手袋やマスク・ゴーグルをつけて使いましょう。また、しっかり換気を行うのも大切です。業務用のカビ取り剤は、大きいホームセンターや通販などで手に入ります。
Amazonや楽天などの通販サイトでは豊富な種類が揃っており、家庭で使いやすいサイズの商品もあるので、プロ仕様のカビ取り剤が欲しい方はぜひチェックしてみてください。
赤ちゃんやペットがいるなら「体に優しい」ものをチェック
赤ちゃんやペットがいるご家庭には体に優しい成分でできたカビ取り剤がおすすめです。塩素系ではなく、乳酸を主原料にしたものや除菌力の高いアルコールなどで作られたものを選びましょう。
ただし、漂白作用がないため根深いカビには効果が薄い場合もあります。できる前の予防やできたばかりのカビ落としに使うのがおすすめです。
カビ取り剤とは?効果的な使い方を紹介
カビ取り剤の効果を高めるためには正しい使い方をするのが大切です。意外と知らないカビ取り剤の使い方や、そもそもカビ取り剤がカビにいかに作用するのかご紹介します。
カビ取り剤が効果的な理由
カビは高温多湿で栄養が豊富な場所で繁殖しやすい特徴があります。一度できてしまうと普段の掃除ではなかなか落ちません。特に浴室に発生しやすい黒カビは根が生えているため、カビ取り剤を使用して除去する必要があります。
一般的なカビ取り剤は塩素系漂白剤と酸素系漂白剤があり、どちらもカビの組織と色素を分解する作用を持っているのが特徴です。根が生えた黒カビには特に強めの効果がある塩素系を使いましょう。時間が経ってしまった頑固なカビもしっかり除去してくれます。
カビ取り剤の効果的な使い方
ここではカビ取り剤の基本的な使い方を紹介します。詳しい使い方は各製品ごとに記載されているので、使用前に必ず確認してください。
まずはしっかり予洗いする
カビ取り剤を使う前に汚れを取っておくと、その後に使うカビ取り剤の効果が高まります。まずはスポンジなどで汚れを取り除いでおきましょう。カビと並んで気になる汚れのひとつが水垢です。水垢も一緒に取ると、掃除の手間が省けます。
予洗い後はしっかり乾燥させる
予洗いをした後、すぐにカビ取り剤を塗布してしまうのはNGです。カビ取り剤の効果を高めるには乾燥した状態でカビ取り剤を使用しましょう。濡れたままだと、水分でカビ取り剤が薄まってしまったり、密着度が弱まったりしてしまいます。
時間があるなら自然乾燥させるのがベストですが、サーキュレーターなどを使用するのもおすすめです。あまり時間がない場合はタオルなどで綺麗に水分を拭き取ってからカビ取り剤を使用しましょう。
こすらずしばらく放置する
カビ取り剤を塗布したあとは、薬剤がしっかり行き渡るようにラップなどでパックをするのがおすすめです。しばらく時間をおいてから洗い流すと高い効果が得られます。1回で落とせなかったら、数回に分けて行いましょう。
洗い流す際にはゴシゴシこすってはいけません。あまり強くこすると傷がつき、その部分にカビ菌が入り込んでしまう可能性があります。洗い流す際は優しく丁寧にを心がけましょう。
以下の記事では水垢洗剤のおすすめ商品やサーキュレーターのおすすめ商品をご紹介しています。また、特にカビが発生しやすい浴室をしっかり掃除するためのお風呂掃除グッズのおすすめ商品も、以下の記事で紹介しているので併せてご覧ください。
カビが落ちない理由は?
カビ取り剤を使ってもカビが残ってしまう場合は、水分や汚れが残った状態で使っている・カビ取り剤が密着していない・カビの色が残ってしまっているなどの原因が考えられます。1回の掃除では落ちない場合が多く、数回行うのがおすすめです。
汚れはしっかり落とし水分は拭き取っておく・垂れにくいカビ取り剤を使う・キッチンペーパーなどでパックするなど、正しい使い方で対処しましょう。
カビができる前に防カビ剤で予防しよう
カビを除去した後は綺麗に保つために防カビ剤を使うのがおすすめです。浴室なら燻煙タイプが手軽に使えます。水を入れて90分ほど放置しておくだけで、カビを生えにくくしてくれる優れものです。
お風呂の天井や壁などに貼るタイプの防カビ剤・窓際やクローゼットなどには、吊るすタイプの防カビ剤や置き型の防カビ剤が適しています。ゴムパッキンにはスプレータイプのカビ防止剤や、アルコールスプレーでも防カビ効果が期待できるので試してみてください。
以下の記事ではアルコール除菌スプレーのおすすめ商品をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
カビ取り剤の選び方やおすすめ商品をご紹介しました。浴室や部屋に生えるカビは早めに退治し、毎日を気持ち良く過ごしましょう。今回の記事を参考に目的に合ったカビ取り剤を見つけてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年09月12日)やレビューをもとに作成しております。
【アンケート第1位!ゴムパッキンの黒カビまでスッキリ落とす!】
アンケート結果第1位を獲得したのはTVCMでもおなじみの「カビキラー」でした。なんと回答者の74%がおすすめしています。普段の掃除ではなかなか落ちないゴムパッキンの頑固な黒カビまですっきり落とす効果の高さが好評の定番商品です。
【使いやすいスプレータイプ!防カビ効果も!】
広範囲に塗布できるスプレータイプだから、1本あれば浴室の隅々まで掃除できます。口コミでもスプレータイプで使いやすい・1本でしっかりカビが取れるといった声が多いです。また、30日間カビの発生を抑える防カビ剤としての効果も期待できます。
【Amazonでも高評価!リーズナブルな価格も魅力】
Amazonでも評価が高く、売れ筋商品にもランクインしている商品です。コンビニやスーパーなどでも市販されており、手軽に購入できる価格の安さも助かります。コスパ重視の方にもおすすめです。