グラッパの人気おすすめランキング15選【イタリア料理の食後に】
2021/05/21 更新
目次
※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の購入には年齢確認が必要です。
イタリア料理の締めに欠かせないグラッパ
「グラッパ」とは、ワインを醸造する際に出たブドウの搾りかすを再発酵させた蒸留酒で、アルコール度数40度前後の強いお酒です。昔は貴族などの富裕層しかワインを飲めなかったため、10世紀頃から北イタリアのブドウ農家が自家用に造り始めたとされています。
本場イタリアでは、度数が強いことから胃を刺激して消化を促す食後酒として欠かせないグラッパ。日本でもイタリア料理店やバールにワインとともに常備されるようになりました。でも、名前は知っているけれどまだ飲んだことがないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は初めての方でも楽しめるグラッパの選び方やおすすめの商品を、生産地、ブドウの品種、アルコール度数、容量などの観点からランキング形式でご紹介します。購入を迷われてる方は是非参考にしてみてください。
グラッパの人気おすすめランキング15選
口コミを紹介
これまで私が楽しむことができた最高で絹のようなグラッパです!
口コミを紹介
グラッパ大好きなので美味しく戴いています。
口コミを紹介
30年以上前に、イタリアン レストラン で初めて飲みました、
懇意になった ソムリエに 「食事の後に これを飲むと 胃が動きだす」と聞いています。
なお、映画「レオン」で レストランの店主がビアンカを一息で飲むシーンがあります。
口コミを紹介
贈り物にするために購入して、とても喜ばれました。
口コミを紹介
ゆっくり堪能させて頂きます。
口コミを紹介
定番の食後酒として何度かいただきました。冷凍庫に入れてキンキンに冷やすより、常温でストレートの方が自分には香り高く、美味しく感じました。
口コミを紹介
瓶もおしゃれで、ブドウの薫りもよく女性向けのおいしいぐらっぱと思いました。プレゼントにしました。
口コミを紹介
プレゼントに使ったのですが、もともと見かけが可愛いボトルですし、さらにおしゃれなラッピングまで施していただいてよかったです。
肝心な味ですが、送られた本人いわく、「とってもフルーティー!」と喜んでおりました。
口コミを紹介
美味いです!
今まで5-6本試しましたが、値段の2倍!、コストパフォーマンス最高。
口コミを紹介
最高です!
口コミを紹介
一番好きなグラッパ。
しっかりした香りと甘味。グラッパなので度数が高いが、ついつい飲んでしまう。
いつもは熟成生ハムや牡蠣の燻製、レバーペーストをツマミにするが、チョコでもイカでも、いける!
口コミを紹介
広がる香り、芳醇な甘みが、口いっぱいに広がります。
お酒好きの女性のプレゼントに最高。なかなかこの味を知っている人は少ない。
口コミを紹介
木樽の香り付けがなく、フレッシュな初垂れの破壊力がすさまじい。イタリアの人たちがうらやましいです。
口コミを紹介
美味しいです(^-^)/
イタリアで飲んでも日本で飲んでも葡萄の香りを楽しみながら味わいました。
口コミを紹介
グラッパはあまり飲んでいないが、これは美味しい。ブランデーとはまた違う香りで、楽しい。
グラッパの選び方
ブドウの搾りかすで造られる蒸留酒はフランスやドイツにもありますが、EUの法律で「グラッパ」と名乗ることができるのはイタリア産のみと定められています。選び方のポイントをいくつかあげて見ていきましょう。
グラッパの表記で選ぶ
グラッパの特性で選ぶ
グラッパの香りや味わいを大きく決定づけるのが、原料となるブドウの品種と熟成の方法や期間です。またグラッパにはさまざまな度数のものが存在しますので、参考にしてください。
ワイン通の方なら「ブドウの単一品種」で
日本と同じく国土が南北に広がるイタリアは、北部は冷涼、中部は温暖、南部は高温多湿という気候の違いがあり、地域ごとにワイン用のブドウが栽培されています。グラッパも地場品種のブドウの搾りかすが使用されるため、それぞれ特色のある風味が味わえます。
北部のピエモンテ州ではモスカートやシャルドネ、中部のトスカーナ州ではサンジョベーゼ、メルロー、カベルネ、南部のプーリア州ではネグロアマーロなどが主流です。最近では高級ワインに使用されるフランスなどの品種も多くなってきました。
グラッパが大量に造られるようになってからは、全国のさまざまな品種をブレンドする傾向もありますが、昔ながらの地ブドウにこだわるなら単一品種の名前がラベルに記載されているグラッパを選ぶのがおすすめです。
辛口が好みの方なら「ステンレスタンク熟成」を
赤ワインの搾りかすは、アルコールが含まれているので(赤ワインは果皮とともに発酵させる)そのまま蒸留できますが、白ワインは搾りかすにアルコールを含まないため、残った糖分を一度アルコール発酵させてから蒸留しています。
以前のグラッパは樽熟成をしませんでしたが、コニャックやアルマニャック、シングルモルトのウィスキーのように風味に特徴を持つことから、樽熟成は高級グラッパの主流となっています。熟成期間はさまざまですが、長いものだと30年以上になる場合もあります。
一方、大量生産に向いているステンレスタンク熟成は、木樽での熟成とは異なり、ほとんど空気に触れさせないことでフレッシュな味わいとなるのが特徴です。無色透明なタイプのほとんどがこの熟成方法なので、辛口のスッキリした味わいを求める方におすすめです。
度数が気になる方は少量をゆっくり味わって
グラッパのアルコール度は40度前後のものが多いのですが、中には30度程度のものや60度とかなり高いアルコール度のものも存在します。アルコール度数に大きな開きがあるのは、原料となるブドウの違いにあります。
上でも紹介しましたが、グラッパの原料となるワインの搾りかすが、赤ワインか白ワインかによって、もともと含まれているアルコール度数が異なるためです。また、蒸溜所によって蒸留方式や加水の配分の違いも影響しています。
強い度数として定着しているグラッパですが、同じく果実から造られた蒸留酒で熟成させるブランデーと同様に、熟成期間が長くなるほど口当たりがまろやかになるので、香りを楽しみながら少量をゆっくり味わうことをおすすめします。
蒸溜所で選ぶ
現在、イタリアにはワインとともにグラッパを造るメーカーも多くがありますが、グラッパを専門に造っている蒸溜所もあります。代表的なグラッパメーカーを見ていきましょう。
グラッパのイメージを一新させた「ノニーノ」
ノニーノ蒸溜所は1897年にオラツィオ・ノニーノが創業。1973年に創設者のひ孫であるベニート・ノニーノと妻が、単一品種の搾りかすのみから造られた"グラッパ・モノヴィティーニョ"を、イタリアで初めて販売しました。
これは「グラッパ革命」と呼ばれる革新的な出来事で、ワインの廃品利用として安酒と考えられていたグラッパのイメージを一新したものとなったのです。地ブドウのピコリットの上質な香りを味わいたい方におすすめです。
イタリアのバールには必ず置いてある「ナルディーニ」
屋根付きの木造橋(ポンテ・ヴェッキオ)で有名なヴェネト州のバッサーノに、ボルトーロ・ナルディーニが1779年に創立した蒸溜所です。彼の後継者たちの努力によってナルディーニ社は蒸留酒造りのリーダー的存在となりました。
"生命の水"という意味を持つアクアヴィーテの本家本元として、その品質の高さは世界中で認められており、イタリアのバールには必ずナルディーニ社のボトルが1本置かれていると言われています。一度は飲んでみたい、おすすめの銘柄です。
「No.1」の蒸留ライセンスをもつ「シボーナ」
ピエモンテ州アルバ近郊で最古の蒸留所の証明である「No.1」の蒸留ライセンスをもつのがシボーナ蒸留所です。約100年に渡り、すべて手作りで単一ぶどう品種によるグラッパを製造してきました。
グラッパの蒸留に使用される搾りかすは新鮮なものだけを厳選し、熟練した職人の手によって、芳醇な香りとソフトで甘い口当たりの個性的なグラッパを造りだしています。ドライな辛口がお好きな方には、ネッビオーロがおすすめです。
ヴェネト州を代表する「ポーリ」
グラッパの聖地とされるヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパ近郊にある、1898年創業の蒸溜所です。創業者のジョバッタ・ポーリは、手押し車に小さな蒸留器を乗せて家々を回っていました。
その後、息子のジョヴァンニが蒸気機関車のエンジンにヒントを得て独自の蒸留装置の開発に成功し、いまではヴェネト州を代表するグラッパメーカーに名前を連ねています。柑橘系フルーツのほのかな甘い味わいのモスカートが人気です。
ボトルデザインで選ぶ
古くからガラス工芸の盛んなイタリアらしく、個性的なデザインのボトルが多いこともグラッパの大きな特色のひとつです。スタイリッシュなものや、先鋭的なデザインのボトルは、飲み終わった後もインテリアとして部屋に飾っておくのもいいでしょう。
ヨーロッパでは、ウィスキーやブランデーの陶器ボトルやアーティスティックなボトルデザインのリキュールなどが、鼻や舌だけでなく、目も楽しませてくれます。とくにデザイン性の高いグラッパのボトルは、お酒とアートが好きな方へのギフトとしてもおすすめです。
エスプレッソとの相性で選ぶ
グラッパはストレートで飲むのが一般的ですが、他のお酒やリキュールと同様、カクテルのベースとしても楽しむことができます。中でも「カフェ・コレット」はイタリア発祥のカクテルで、エスプレッソに少量の自分好みのグラッパを混ぜる人気の飲み方です。
グラッパを入れる量は人によってさまざまですが、淹れたてのエスプレッソにグラッパ20ml、砂糖小さじ1~2杯を入れ、軽く混ぜて飲むのが一般的と言われています。グラッパはアルコール度数が高いので「ストレートは苦手」と敬遠する方や女性におすすめです。
ちなみに、すっきりとした後味を楽しみたいなら辛口の無色透明なグラッパを。エスプレッソとの香りの調和を楽しみたいなら熟成させた琥珀色のグラッパがおすすめです。
「グラッパ専用グラス」で飲むと香りが長続き
本場イタリアのレストランやバールなどでは、グラッパは「グラッパグラス」と呼ばれるチューリップのような形をしたポマースブランデーグラスでサーブされます。中央にくびれがあるためアルコールが揮発しにくく、香りが長続きするのでおすすめです。
小ぶりなので、アルコール度数の高いお酒をストレートでゆっくり飲むには最良のグラスです。筒のように細い部分がふくよかな香りを口に運んでくれて、アルコールが鼻を刺激しないようなデザイン。1個1000円前後と手頃な価格なので用意しておくといいでしょう。
グラッパのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 生産地 | ブドウ品種 | アルコール度数 | 容量 |
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柔らかく繊細な香りが味わえる |
ヴェネツィア・ジュリア州 |
モスカート |
41度 |
700ml |
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「生命の水」たる無色透明のグラッパ |
ヴェネト州 |
ピノワール、トカイ、カベルネ |
50度 |
700ml |
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アロマの変化を楽しめる1本 |
ヴェネト州 |
メルロー、カベルネ、シャルドネ |
40度 |
700ml |
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調和のとれた後口が特徴的 |
ピエモンテ州 |
ドルチェット |
42度 |
500ml |
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グラッパ通をも唸らせる味わい |
ピエモンテ州 |
シャルドネ |
40度 |
700ml |
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ワイン愛好家にもおすすめのグラッパ |
ヴェネト州 |
カベルネ・フラン、カベルネソーヴィニョン |
40度 |
500ml |
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カジュアルに楽しめるグラッパ |
イタリア |
混合 |
38度 |
700ml |
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古きよきイタリアを感じさせる味とボトル |
ラツィオ州 |
マルヴァジア・ビアンカ、トレビアーノ、マルヴァジア |
38度 |
500ml |
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甲州ブドウを使った純国産グラッパ |
山梨県 |
甲州ブドウ |
40度 |
200ml |
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ヴェネト産白ブドウの香り高いグラッパ |
ヴェネト州 |
プロセッコ |
38度 |
350ml |
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グラッパの名手が産み出すエレガントな逸品 |
トスカーナ州 |
メルロー、サンジョヴェーゼ |
40度 |
750ml |
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グラッパの聖地で造られる逸品 |
ヴェネト州 |
カベルネ、メルロー |
40度 |
700ml |
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複雑で芳醇なフレーバー |
ヴェネト州 |
ピノ、トカイ、カベルネ |
50度 |
700ml |
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花の香りのする長い余韻が楽しめる |
トレンティーノ・アルト・アディジェ州 |
モスカート・ローザ |
43度 |
500ml |
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8年間熟成された深い味わい |
ヴェネツィア・ジュリア州 |
マルヴァジーア、ヴェルドゥッツォ、メルロー |
43度 |
700ml |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
まとめ
グラッパの選び方と人気おすすめランキングをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。グラッパは銘柄の種類も多く、地域によって個性的な蒸留所が存在します。是非、自分好みのグラッパと出会うための参考にして下さい。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年05月21日)やレビューをもとに作成しております。
“グラッパの革命児”と呼ばれるノニーノ社が手がける高品質なグラッパです。リムーザン&ヌヴェール産とシェリーの小樽で8年間熟成。 あざやかな琥珀色は高貴で味わいはとてもなめらか。余韻の長いグラッパで、ゆったりと味わいたい逸品です。