ベーキングパウダーの人気おすすめランキング11選【日清のアルミフリーや無添加も】
2021/12/18 更新
目次
お菓子のふんわりした食感を生むベーキングパウダー
お菓子作りに欠かせないベーキングパウダーですが、いつもどのように選んでいますか?どれも同じじゃない?と思っている方も多いのではないでしょうか。実は商品によって配合された成分が違っていたり、使い勝手も異なるものもあるんです。
ベーキングパウダーは重曹の化学反応を利用して、炭酸ガスで生地を膨らませ、ふんわりした食感を生み出します。寝かせる時間が不要で雑味も少なく、お菓子作りやパン、お料理にピッタリ。
そこで今回は、ベーキングパウダーの選び方やランキング形式でのおすすめ商品を紹介します。アルミニウムなどの気になる成分についてもご紹介しますので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。
ベーキングパウダーの選び方
ベーキングパウダーは、売られている容器の種類や生地が膨らむタイミングにくわえ、安心して使える成分かどうかのチェックも重要です。おすすめ商品の紹介前に、ベーキングパウダーの選び方を詳しく解説します。
原材料をチェック
安心して使えるベーキングパウダーを選ぶ際にまず確認したいポイントは、アルミフリーかどうか。さらに、遺伝子組み換え作物の使用の有無もチェックしたいポイントです。
「アルミフリー」や「ミョウバン不使用」なら離乳食にも安心
ベーキングパウダーは、重曹に酸を反応させて炭酸ガスの発生を促進します。粉末中には重曹と酸が混合されていますが、その酸の成分にアルミニウム化合物を使っている製品もあります。
アルミニウム化合物は、食品添加物として認められていますが、健康に影響があるという見解もあります。特に離乳食などに使用する場合は「アルミフリー」や「ミョウバン不使用」などの表示がある製品を選ぶのが安心でおすすめです。
もっとも、現代では大部分のベーキングパウダーがアルミフリーです。この記事でもアルミフリーの商品のみを紹介しています。下記のサイトにアルミニウムについての詳しい説明が掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
「遺伝子組み換え」の表記もチェック
ベーキングパウダーには、保存中に重曹と酸が反応しないようにしたり、生地に粘りを出すためにコーンスターチなどのデンプンが使われています。そうした原料が、遺伝子組み換え作物を使用していないかどうか、成分表示を確認するのがおすすめです。
容器や内容量で選ぶ
ベーキングパウダーには個包装のものや大容量のタイプもあります。ベーキングパウダーは小さじ1杯(5ml)で約3~4gほどの重さです。レシピでの使用量と使用頻度を考えて必要な量を購入するのがおすすめです。
使用頻度が少ないなら「個包装」タイプがおすすめ
個包装タイプのベーキングパウダーは、使用量が少ない人や、たまにしか使わない人におすすめです。少量ずつの小袋はスペースを取らずに収納でき、使う度に必要な分だけ開封できます。
ベーキングパウダーは水分があると炭酸ガスを発生します。保管中に湿気を吸うと効果がなくなり、使用時に十分に膨らまないこともあるのです。使用量に合わせた商品を選ぶと、計量の手間を省くこともできておすすめです。
湿気を防ぎ保存に優れた大容量の「缶」タイプ
大容量タイプはベーキングパウダーをよく使う人におすすめです。個包装タイプよりコストパフォーマンスに優れるほか、海外製品やプロ向けの商品もあり、お気に入りを厳選したい人にもピッタリです。
ベーキングパウダーは湿気に弱いという特徴があります。その点、カレー粉のような「缶」に入った商品は湿気に強く、保存に優れているためご家庭用に大容量タイプを購入する場合はおすすめです。
計量のしやすい「プラスチック」容器
毎日のように蒸しパンやおやつ、パンなどにベーキングパウダーを使用するなら同じ大容量タイプでも開口部が広いものが多く、軽量しやすい「プラスチック」の容器に入ったものもおすすめです。湿気に弱いため、保存には注意しましょう。
湿気を吸ったベーキングパウダーは固まってしまい、効果もなくなります。お湯を入れたコップにベーキングパウダーを少量加えてみて、泡が出なければ効果がなくなった証拠です。新しいものに買い替えましょう。
膨らむタイミングで選ぶ
ベーキングパウダーが生地を膨らませるタイミングは、大きく3タイプに分類できます。主流の「持続型」のほか、「即効型」と、現在ではマイナーな「遅効型」があります。他にも、用途に特化したタイプがあります。
主流の「持続型」は幅広い料理に対応
一般に販売されているベーキングパウダーの多くは万能に使える「持続型」です。生地に混ぜてすぐに膨らんだ後に、生地の加熱中もしばらく炭酸ガス発生が持続します。
特にこだわりがなく、違いもよくわからないという場合、この持続型を選ぶのがおすすめです。この記事でも「個包装」と「大容量」の2つのランキングではどれも、持続型のベーキングパウダーを紹介しています。
「即効型」は低温の調理にもおすすめ
「即効型」のベーキングパウダーは、持続型よりも低温で素速く膨らむタイプで、持続型に比べシンプルな配合成分が特徴です。蒸しパンを作る場合など、加熱温度が低めのレシピでもしっかりと生地を膨らませることができます。
持続型で代用も可能ですが、色々なレシピに合わせて使いこなせる方なら即効型のベーキングパウダーも買っておき、使い分けるのもおすすめです。加熱中の膨らみを重視した「遅効型」のベーキングパウダーもありますが、一般向け商品としてはあまり流通していません。
「焼き菓子用・ホットケーキ」など用途に特化したタイプで選ぶ
ベーキングパウダーには、焼き菓子に使いやすいように成分を調製したタイプもあります。食欲をそそる焼き目をこんがりと付けたい場合など、仕上がりにこだわるなら、こうした専用タイプもおすすめです。
特殊なタイプのベーキングパウダーは、即効型と同じランキングで紹介しているので、興味がある人はぜひ参考にしてください。
人気メーカーで選ぶ
国産のベーキングパウダーは、個包装の使いやすさとスーパーなどの流通量の多さが魅力。洋菓子の本場、欧米のものは大容量タイプが多く、使用頻度の多い方におすすめです。国内外ともに老舗のメーカーが多く、違いを試してみるのもいいですね。
安心の大手製粉会社「日清製粉」
国内の大手製粉会社として、知らない人のない「日清製粉」。もちろんベーキングパウダーも販売しています。ランキングにも登場しますが、1度は手にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。スーパーでの取り扱いも多く、入手のしやすさでもおすすめです。
昭和7年創業の老舗メーカー「愛国」
70年以上ベーキングパウダーを作り続けている老舗「愛国」。スーパーでもよく見かける赤缶以外にもシュークリーム向けや冷凍耐性のあるものなど、プロ向けの商品も多数、製造・販売しています。100g缶の商品が一般家庭でも保存しやすくおすすめです。
パッケージのおしゃれな「富澤商店」
創業100年を超える、パン・製菓材料の老舗として有名なTOMIZ/cuoca/富澤商店。取り扱い商品も幅広く、ファンもも数多くいます。全国各地に店舗があるので、お近くの方は1度足を運んでみるのもおすすめです。
「ラムフォード・アリサン」など洋菓子の本場の商品もおすすめ
洋菓子の本場でもあるアメリカには、「ラムフォード・アリサン」や「ロイヤル」など、古い歴史を持つメーカーのベーキングパウダーがあります。世界中で使われていて、もちろん日本でも流通しています。
缶入り製品が多く、家庭向けに100g程度の手頃な内容量の商品も販売されています。よく使う人なら十分に使い切れるサイズなので、海外メーカーの製品を試してみるのもおすすめです。また、食品衛生基準の厳しいヨーロッパ産はオーガニック製品もあり、おすすめです。
個包装ベーキングパウダーの人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
前に小さいサイズのをかっていましたが、売っていないので、こちらを買いました。パッケージが違うので少し心配でしたが、とても良いです。苦味もなく、きちんと膨らみますよ
口コミを紹介
小分けになっているので、使いやすいです。
個包装ベーキングパウダーおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 内容量 | アルミニウム | 容器・包装 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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日清ベーキングパウダー |
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小さじ1杯ずつの個包装タイプ |
4g×8包(6箱セット) | 不使用 | 個包装 |
2
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ベーキングパウダー 家庭用 |
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老舗メーカー販売の個包装タイプ |
6g×4包 | 不使用 | 個包装 |
3
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ホームメイド ベーキングパウダー アルミフリー |
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遺伝子組み換え作物不使用で安心 |
10g×3包 | 不使用 | 個包装 |
4
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ベーキングパウダー |
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離乳食にもおすすめのオーガニック製品 |
10×4包 | 不使用 | 個包装 |
大容量ベーキングパウダーの人気おすすめランキング7選
口コミを紹介
砂糖40g、塩1つまみ、BP小匙2、小麦粉を合わせて200gの自家製HCMを作り常備しています。家族皆、このHCMで作ったホットケーキとカップケーキが好きです。皆がパクパク食べるので、せっせと作って提供しています。
MAN
ベーキングパウダーアルミフリー
よく膨らむベーキングパウダー
主にお菓子作り専門店で取り扱われているブランド「MAN」のアルミフリー仕様のベーキングパウダーです。MANのベーキングパウダーは、膨張力に優れ、低温から高温までよく膨らむと評判で、お菓子作り上級者にもよく愛用されています。
原料にこだわって製造されており、お菓子のもともとの風味を損なわないのが特徴です。きめ細かい光沢のあるスポンジや蒸し物などにもおすすめです。プラスチック製の容器なので、保存にはご注意を。使用頻度の多い方、仕上がりにこだわる方におすすめです。
内容量 | 100g | アルミニウム | 不使用 |
---|---|---|---|
容器・包装 | プラスチックボトル |
口コミを紹介
思い切って大サイズを購入。おやつマフィンをよく焼くのであっという間に半量無くなった次第です。袋に入った添加物モリモリのパンやお菓子を購入せず、ホームメイドする我が家では必需品です!
口コミを紹介
糖質制限用の蒸しパンやパウンドケーキを作るために購入しましたが子供の頃しかお菓子作りをしたことが無い私でも上手に出来ました。
口コミを紹介
パン、ケーキ、クッキー、マグカップケーキなどに使いましたが、美味しく膨らんでくれました。たしかに乾燥しない容器ですよね。私はがざつですぐに湿気らせてしまうので、このベーキングパウダーを買ってよかったです。
大容量ベーキングパウダーのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 内容量 | アルミニウム | 容器・包装 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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ベーキングパウダー |
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古くからの定番商品 |
100g | 不使用 | 缶 |
2
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ベーキングパウダー |
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素速く膨らむ即効型 |
114g | 不使用 | 缶 |
3
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ベーキングパウダー |
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100年近い歴史を持つロングセラー |
450g | 不使用 | 缶 |
4
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ベーキングパウダー アルミ不使用(ボトル) |
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ふんわり仕上がるベーキングパウダー |
70g×6本 | 不使用 | プラスチックボトル |
5
![]() |
ベーキングパウダー ダブルアクティング アルミニウムフリー |
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重めの生地におすすめのベーキングパウダー |
230g×2 | 不使用 | 缶 |
6
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ベーキングパウダーアルミフリー |
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よく膨らむベーキングパウダー |
100g | 不使用 | プラスチックボトル |
7
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アルミフリーアイコク ベーキングパウダー |
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老舗メーカーの「焼き菓子向け」商品 |
100g ×2個 | 不使用 | 缶 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
ベーキングパウダーの代用品
お菓子を作ろうと思い立った時にベーキングパウダーがないということ、ありますよね。そんな時に代用できるものはあるでしょうか?代用として使われる重曹とドライイーストについてご紹介します。
「重曹」はベーキングパウダーの代わりになる?
お掃除などでも活躍する重曹ですが、食用に使うというと、あく抜きや豆類を煮る時のイメージが強いですよね。ベーキングパウダーの代わりに使ったら苦かったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
重曹もふくらし粉として使うことはできるのですが、風味も異なるため、ベーキングパウダーと全く同じものとして代用することは難しいです。使用する場合はベーキングパウダーの2分の1量を目安にするのがおすすめです。
また、焼き色が濃くなり、仕上がりにずっしり感があるため、どら焼きや甘食などに使用したり、酸味を加える料理やお菓子にはおすすめです。下記の記事では重曹の人気おすすめランキングをご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
「ドライイースト」との違いは?
ドライイーストは生地の糖分を酵母で発酵させて膨らませて、ふっくらとした仕上がりになるのに対し、ベーキングパウダーは重曹が生地の水分と熱によって化学反応を起こしてふくらませ、しっとり、さっくりとした仕上がりになります。
どちらもお菓子やパン作りに利用できますが、ベーキングパウダーのメリットは発酵させないので、時短にもなるという点。薄力粉を使用してさっくり食感のパンに向いています。あとは食感の違いなどお好みで使い分けるのがおすすめです。
スコーンなどはさっくり感のあるレシピにはベーキングパウダー、ふんわりしたパンやパンに近い食感のドーナツなどにはドライイーストがおすすめです。下記の記事はドライイーストの人気おすすめランキングです。ぜひチェックしてみてください。
また、以下の記事ではパンミックスの人気おすすめランキングをご紹介しています。
ベーキングパウダーを使ったおすすめ「パン」レシピ
スコーンやカップケーキなどのお菓子にはもちろん、ピザなど軽食やランチにも大活躍のベーキングパウダー。薄力粉に混ぜるとさっくりとした天ぷらにもなりおすすめです。春休みにお子様とクッキングなどもいかがでしょうか。
ベーキングパウダーを使ったパンの場合、薄力粉と強力粉のどちらを選ぶかで、また違った食感も楽しむことができます。下記のサイトでフライパンでできるちぎりパンのレシピが掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ベーキングパウダーのおすすめランキング、いかがでしたでしょうか。アルミフリー製品も多く安心ですね。ベーキングパウダーにも色々な種類がありますので、ぜひお気に入り商品を見つけてでお菓子やパン作り、お料理など楽しんでください。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年12月18日)やレビューをもとに作成しております。
「風と光」のベーキングパウダーは、オーガニックの原材料にこだわり作られています。蒸しパンなどの離乳食作りをするママ達からも人気を集める商品です。もちろん、アルミニウム化合物は使われていません。
酸性添加物には有機ぶどう果汁由来の成分が、コーンスターチには遺伝子組み換えでない作物が使われています。オーガニック先進国であるドイツからの輸入品です。お子様のおやつや離乳食の蒸しパンなどにも安心でおすすめです。