ベーキングパウダーの人気おすすめランキング11選【日清のアルミフリーや無添加も】
2023/01/09 更新
お菓子などの生地をふんわり膨らませるベーキングパウダー。赤ちゃんの食事にも使える無添加の商品や、愛国・日清製粉・アリサンなど人気メーカーも多く、どの商品を選んでいいか迷ってしまいますよね。そこで今回はベーキングパウダーの選び方と人気おすすめランキングをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
お菓子のふんわりした食感を生むベーキングパウダー
お菓子作りに欠かせないベーキングパウダーですが、いつもどのように選んでいますか?どれも同じじゃない?と思っている方も多いです。実は商品によって配合された成分が違っていたり、赤ちゃんの離乳食にも使えたりするものもあります。
ベーキングパウダーで膨らむ理由は重曹の化学反応によるものです。炭酸ガスで生地を膨らませ、ふんわりした食感を生み出します。寝かせる時間が不要で雑味も少なく、お菓子作りやパン作り、お料理にピッタリです。
そこで今回は、ベーキングパウダーの選び方やランキング形式でのおすすめ商品を紹介します。アルミニウムなどの気になる成分についてもご紹介しますので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。
ベーキングパウダーの選び方
ベーキングパウダーは安心して使える成分かどうかのチェックも重要です。おすすめ商品の紹介前に、ベーキングパウダーの選び方を詳しく解説します。
原材料で選ぶ
安心して使えるベーキングパウダーを選ぶ際にまず確認したいポイントは、アルミフリーかどうか。さらに、遺伝子組み換え作物の使用の有無もチェックしたいポイントです。
赤ちゃんの食事に使うなら「アルミニウム無添加」がおすすめ
ベーキングパウダーは重曹に酸を反応させて炭酸ガスの発生を促進します。粉末中には重曹と酸が混合されていますが、その酸の成分にアルミニウム化合物を使っている製品もあります。
アルミニウム化合物は食品添加物として認められていますが、健康に悪影響が出る見解もあります。特に赤ちゃんの離乳食などに使用する場合はアルミニウム無添加の「アルミフリー」や「ミョウバン不使用」などの表示がある製品を選ぶのが安心でおすすめです。
もっとも現代では大部分のベーキングパウダーがアルミフリーです。この記事でもアルミフリーの商品のみを紹介しています。下記のサイトにアルミニウムについての詳しい説明が掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
コーンスターチなどを避けたい場合は「遺伝子組み換え」ではないものがおすすめ
ベーキングパウダーには、保存中に重曹と酸が反応しないようにしたり、生地に粘りを出すためにコーンスターチなどのデンプンが使われています。そうした原料が、遺伝子組み換え作物を使用していないかどうか、成分表示を確認するのがおすすめです。
容器や内容量で選ぶ
ベーキングパウダーは小さじ1杯(5ml)で約3~4gほどの重さです。レシピでの使用量と使用頻度を考えて必要な量を購入するのがおすすめです。
使用頻度が少ないなら「個包装」タイプがおすすめ
個包装タイプのベーキングパウダーは、使用量が少ない人や、たまにしか使わない人におすすめです。少量ずつの小袋はスペースを取らずに収納でき、使う度に必要な分だけ開封できます。
ベーキングパウダーは水分があると炭酸ガスを発生するので、保管中に湿気を吸うと効果がなくなり、使用時に十分に膨らまない場合もあります。使用量に合わせた商品を選ぶと、計量の手間も省けるのでおすすめです。
湿気を防ぎ保存に優れた大容量の「缶」タイプがおすすめ
大容量タイプはベーキングパウダーをよく使う人におすすめです。個包装タイプよりコストパフォーマンスに優れるほか、海外製品やプロ向けの商品もあり、お気に入りを厳選したい人にもピッタリです。
ベーキングパウダーは湿気に弱い特徴がありますが、カレー粉のような「缶」に入った商品は湿気に強くなっています。保存に優れているため、ご家庭用に大容量タイプを購入する場合はおすすめです。
計量をするなら「プラスチック」容器がおすすめ
毎日のように蒸しパンやおやつ、パンなどにベーキングパウダーを使用するなら同じ大容量タイプでも開口部が広いものが多く、軽量しやすい「プラスチック」の容器に入ったものもおすすめです。
湿気を吸ったベーキングパウダーは固まってしまい、効果もなくなります。お湯を入れたコップにベーキングパウダーを少量加えてみて、泡が出なければ効果がなくなった証拠です。新しいものに買い替えましょう。
膨らむタイミングで選ぶ
ベーキングパウダーが生地を膨らませるタイミングは、大きく3タイプに分類できます。主流の「持続型」のほか、「即効型」と、現在ではマイナーな「遅効型」があります。
幅広い料理に対応したいなら「持続型」がおすすめ
さまざまな商品がある中で、一般的に販売されているベーキングパウダーの多くは、万能に使える「持続型」です。生地に混ぜてすぐに膨らんだ後に、生地の加熱中もしばらく炭酸ガス発生が持続します。
特にこだわりがなく、違いもよくわからない場合は持続型を選ぶのがおすすめです。この記事でも「個包装」と「大容量」の2つのランキングではどれも、持続型のベーキングパウダーを紹介しています。
「即効型」は低温の調理にもおすすめ
「即効型」のベーキングパウダーは、持続型よりも低温で素速く膨らむタイプで、持続型に比べシンプルな配合成分が特徴です。蒸しパンを作る場合など、加熱温度が低めのレシピでもしっかりと生地を膨らませられます。
持続型で代用も可能ですが、色々なレシピに合わせて使いこなせる方なら即効型のベーキングパウダーも買っておき、使い分けるのもおすすめです。加熱中の膨らみを重視した「遅効型」のベーキングパウダーもありますが、一般向け商品としてはあまり流通していません。
「焼き菓子用・ホットケーキ」など用途に特化したタイプもチェック
ベーキングパウダーには、焼き菓子に使いやすいように成分を調製したタイプもあります。食欲をそそる焼き目をこんがりと付けたい場合など、仕上がりにこだわるなら、こうした専用タイプもおすすめです。
人気メーカーで選ぶ
国産のベーキングパウダーは個包装タイプが多く、欧米のものは大容量タイプが多いです。国内外ともに老舗のメーカーが多いので、生活スタイルに合わせて選びましょう。
国内メーカーなら大手製粉会社の「日清製粉」がおすすめ
国内メーカーの商品が欲しいなら大手製粉会社の「日清製粉」がおすすめです。ランキングにも登場しますが、一度は目にした方も多い有名メーカーとなっています。スーパーでの取り扱いも多く、入手のしやすさでもおすすめです。
老舗メーカーなら昭和7年創業の「AIKOKU(アイコク)」がおすすめ
70年以上ベーキングパウダーを作り続けている老舗アイコクもおすすめです。スーパーでもよく見かける赤缶以外にもシュークリーム向けや冷凍耐性のあるものなど、プロ向けの商品も製造・販売しています。100g缶の商品が一般家庭でも保存しやすくおすすめです。
おしゃれなパッケージがいいなら「TOMIZ(富澤商店)」がおすすめ
創業100年を超える、パン・製菓材料の老舗として有名なTOMIZ/cuoca/富澤商店もおすすめです。取り扱い商品も幅広く、ファンも数多くいます。全国各地に店舗があるので、お近くの方は一度足を運んでみるのもおすすめです。
本場欧米の商品が欲しいなら「Alishan(アリサン)」などがおすすめ
洋菓子の本場でもあるアメリカには、「Alishan(アリサン)」や「ROYAL(ロイヤル)」など、古い歴史を持つメーカーのベーキングパウダーがあります。世界中で使われていて、もちろん日本でも流通しています。
缶入り製品が多く、家庭向けに100g程度の手頃な内容量の商品も販売されています。よく使う人なら十分に使い切れるサイズなので、海外メーカーの製品を試してみるのもおすすめです。また、食品衛生基準の厳しいヨーロッパ産はオーガニック製品もあります。
個包装ベーキングパウダーの人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
前に小さいサイズのをかっていましたが、売っていないので、こちらを買いました。パッケージが違うので少し心配でしたが、とても良いです。苦味もなく、きちんと膨らみますよ
口コミを紹介
小分けになっているので、使いやすいです。
大容量ベーキングパウダーの人気おすすめランキング7選
口コミを紹介
思い切って大サイズを購入。おやつマフィンをよく焼くのであっという間に半量無くなった次第です。袋に入った添加物モリモリのパンやお菓子を購入せず、ホームメイドする我が家では必需品です!
口コミを紹介
糖質制限用の蒸しパンやパウンドケーキを作るために購入しましたが子供の頃しかお菓子作りをしたことが無い私でも上手に出来ました。
口コミを紹介
パン、ケーキ、クッキー、マグカップケーキなどに使いましたが、美味しく膨らんでくれました。たしかに乾燥しない容器ですよね。私はがざつですぐに湿気らせてしまうので、このベーキングパウダーを買ってよかったです。
大容量ベーキングパウダーのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 内容量 | アルミニウム | 容器・包装 |
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楽天 Amazon ヤフー |
古くからの定番商品 |
100g |
不使用 |
缶 |
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楽天 Amazon ヤフー |
素速く膨らむ即効型 |
114g |
不使用 |
缶 |
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楽天 Amazon ヤフー |
100年近い歴史を持つロングセラー |
450g |
不使用 |
缶 |
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Amazon ヤフー |
ふんわり仕上がるベーキングパウダー |
70g×6本 |
不使用 |
プラスチックボトル |
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楽天 Amazon ヤフー |
重めの生地におすすめのベーキングパウダー |
230g×2 |
不使用 |
缶 |
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楽天 Amazon ヤフー |
よく膨らむベーキングパウダー |
450g |
使用 |
袋 |
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楽天 Amazon ヤフー |
アルミニウム無添加で赤ちゃんの離乳食にも使える |
450g |
不使用 |
ボトル |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
ベーキングパウダーの代用品
料理やお菓子作りをする際に、ベーキングパウダーがないときの代用として使われる重曹とドライイーストについてご紹介します。
「重曹」はベーキングパウダーの代わりになる?
お掃除などでも活躍する重曹ですが、食用に使う場合はあく抜きや豆類を煮る時のイメージが強いです。ベーキングパウダーの代わりに使ったら苦かった経験をお持ちの方もいらっしゃいます。
重曹もふくらし粉として使えますが、風味も異なるため、ベーキングパウダーと全く同じものとして代用するのは難しいです。使用する場合はベーキングパウダーの2分の1量を目安にして使いましょう。
また焼き色が濃くなり、仕上がりにずっしり感があるため、どら焼き・甘食などや酸味を加える料理に使うのがおすすめです。下記の記事では重曹の人気おすすめランキングをご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
「ドライイースト」との見分け方は?
ドライイーストとベーキングパウダーの見分け方は使い道です。ドライイーストは生地の糖分を酵母で発酵させて膨らませて、ふっくら仕上がりに対し、ベーキングパウダーはしっとり・さっくりとした仕上がりになります。
どちらもお菓子やパン作りに利用できますが、ベーキングパウダーのメリットは発酵させないので時短にもなる点と薄力粉を使用してさっくり食感のパンに向いています。あとは食感の違いなどお好みで使い分けるのがおすすめです。
スコーンなどはさっくり感のあるレシピにはベーキングパウダー、ふんわりしたパンやパンに近い食感のドーナツなどにはドライイーストがおすすめです。下記の記事はドライイーストの人気おすすめランキングです。ぜひチェックしてみてください。
また、以下の記事ではパンミックスの人気おすすめランキングをご紹介しています。
ベーキングパウダーで膨らむ理由とおすすめ「パン」レシピ
ベーキングパウダーで膨らむ理由は、含まれている炭酸水素ナトリウムと酒石酸にあります。生地に加えて加熱すると二酸化炭素や水蒸気を発生させるので、それらによって生地が膨らむ仕組みです。
スコーンやカップケーキなどのお菓子にはもちろん、ピザなど軽食やランチにも活用できます。薄力粉に混ぜるとさっくりとした天ぷらも作れるのでおすすめです。お子様でも扱えるので、休みの日などは一緒に作ってみましょう。
ベーキングパウダーを使ったパンの場合、薄力粉と強力粉のどちらを選ぶかで、また違った食感も楽しめます。下記のサイトでフライパンでできるちぎりパンのレシピが掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベーキングパウダーの使い過ぎは体に悪い
ベーキングパウダーに含まれている炭酸水素ナトリウムは、体に悪い影響を与える危険性があります。 炭酸水素ナトリウム(重曹)は胃の粘膜を刺激し、胃粘液の分泌を促す性質があるので、 胃の不調がある方は控えるようにしましょう。
まとめ
ベーキングパウダーのおすすめランキングを紹介してきました。アルミフリー製品も多く安心です。ベーキングパウダーにも色々な種類がありますので、ぜひお気に入り商品を見つけてでお菓子やパン作り、お料理など楽しんでください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年01月09日)やレビューをもとに作成しております。
「風と光」のベーキングパウダーは、オーガニックの原材料にこだわり作られています。蒸しパンなどの離乳食作りをするママ達からも人気を集める商品です。もちろん、アルミニウム化合物は使われていません。
酸性添加物には有機ぶどう果汁由来の成分が、コーンスターチには遺伝子組み換えでない作物が使われています。オーガニック先進国であるドイツからの輸入品です。お子様のおやつや離乳食の蒸しパンなどにも安心でおすすめです。