今回の記事では8畳用エアコンの人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では人気のエアコンについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。

エアコンは冷房や暖房として部屋の温度を快適にしてくれる、とても大切な家電です。とりわけ最近の猛暑・酷暑と呼ばれるような記録的な暑さに見舞われている日本では、エアコンは生きていくために必須です。

実は、エアコンは10畳用・8畳用など商品によって大きく特徴が異なります。なかでも8畳エアコンはコンパクトであり、安い価格で購入できるうえに、省エネ仕様で電気代の節約がてきてどんな部屋でも使えるため、人気が高いです。

そこで今回は、8畳用エアコンの選び方や人気おすすめランキングを紹介します。ランキングの基準は空気清浄機能・自動掃除機能・省エネ達成率などを基準に作成しました。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

エアコンは一度買ったら10年近く使い続ける場合もある家電です。大きな買い物になるので、使う状況や必要な機能を見極めて、最適な選択をする必要があります。

エアコンを選ぶときに適用畳数が示されていますが、あくまでも目安です。建物の構造などによってエアコンの適用畳数は変化します。

集合住宅でも一軒家でも鉄筋コンクリートか木造かで、部屋の温度を保つ力が異なります。鉄筋コンクリートの方が機密性が高く、エアコンの効きが良い場合が多いですが、部屋が狭い場合は、6畳用のサイズを選んだ方が冷暖房効率がよいです。

鉄筋コンクリートの部屋で冷房として使用する場合、8畳用エアコンで大体10畳くらいまで冷やせます。一方で暖房として使用する場合は8畳用で、だいたい7畳分程度を暖められます。このように冷房と暖房で効果が及ぶ範囲は違うので気をつけましょう。

エアコンを暖房メインで使用する場合は、8畳用のエアコンだと少しパワー不足なので、1つ上の10畳用を選びましょう。もちろんホットカーペットやストーブなど、ほかの暖房器具を併用する場合はまた異なります。

木造は鉄筋コンクリートに比べると気密性が低いため、8畳の部屋を十分に冷やすためには、10畳サイズのエアコンが適しています。暖房も同じく、10畳用のエアコンが8畳の部屋を温めるうえでちょうどよいパワーです。

反対に8畳用のエアコンは7畳の部屋に適しています。そのため8畳の部屋に設置するなら別の冷房や暖房器具を一緒に使うか、１つ上のパワーがあるものを選びましょう。以下の記事では10畳用エアコンの人気おすすめランキングを紹介しているので、ぜひご覧ください。

鉄筋コンクリート・木造の違いのほかに部屋の形も大きく影響します。天井が高かったり、エアコンの効きにくい形をした部屋だったりすると十分な効果が得られないうえに、電気代が無駄にかかってしまいます。

最も電気代が無駄になりやすい空間は吹き抜けです。吹き抜けから2階の空間にも空気が流れてしまうので、エアコンの効率は悪くなります。この場合は1階と2階で、2台同時に稼働させるとECOモードでも十分冷やせるので、ぜひ試してみてください。

ライフスタイルや環境に合わせて、必要な機能があるモデルを選ぶと、使い勝手がよくなります。ぜひこだわって選びましょう。

エアコンは長時間つけたままにする家電なので、省エネ性能は月々の電気代に大きく影響します。もちろん温度設定・使い方も重要ですが、省エネ性能の高いモデルを選べば、電気代の節約が可能です。

節電効果が高いモデルは人がいる位置を感知して送風したり、無人になると節電運転に切り替えるなど、パワーの無駄を省いて運転する機能が搭載されています。以下の記事では省エネエアコンのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、ぜひご覧ください。

エアコンは夏と冬どちらも活躍しますが、梅雨から夏にかけて気になるものが湿気です。湿気が高い状態が続くとカビが発生したり、気温以上に暑さを感じたりしますが、部屋干しの洗濯物が生乾きによって臭くなる可能性もあります。

湿気は部屋にとっても人にとっても悪影響を及ぼしますが、エアコンに除湿機能がついていると安心です。もちろん除湿乾燥機と併用するとより効果が上がります。以下の記事では衣類乾燥除湿器の人気おすすめランキングを紹介ているので、ぜひご覧ください。

気流制御の機能が備わっているモデルなら、冷房時は冷たい風が直接当たらないように天井方向へ、暖房時は足元が温かくなるように下方向へと、気流をコントロールしてくれます。直接気流が当たらないようにできるので、部屋のどこにいても快適です。

アレルギー体質の方にとって、空気中のハウスダスト・ほこり・花粉は大敵です。特にエアコンを使い始める時期には内部の掃除が不十分だと、使用していなかった期間にたまった埃やカビが一気に噴き出してくるので、体調にも悪影響が出てしまいかねません。

エアコンの内部を清潔に保つ機能、さらに空気中の細かなアレルゲンまでしっかり除去できる空気清浄機能があると安心です。以下の記事では空気清浄機の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

スマホ連動機能付きのモデルを選ぶと、専用アプリをインストールすることで、外出先からスマートフォンで電源をオンオフしたり、室温を調整したりなど使い勝手がアップするので、いつでも快適な温度の部屋に帰宅できます。

電源の切り忘れが心配になったときでも、アプリで気軽に確認できたり、リモコンがなくてもスマートフォンひとつで操作できるので便利です。スマートスピーカーと連動しているモデルもあり、エアコンもスマート家電にできます。

人の居場所や日当たりの変化・家具の位置や間取りなどを学習・解析してパワーの無駄をカットする機能がAIセンサーです。人がいる場所に絞って風を送ったり、日差しの強いとき・弱いときに合わせて運転をセーブします。

AIセンサーは人の出入りに合わせて運転パワーをコントロールしたり、長時間の不在を感知します。自動で運転をオフするなどの人感センサー機能もあり、快適さを保ちながら節電ができるため、節電を考えている方に使いやすいです。

エアコンの埃が気になる場合は、自動洗浄機能がついている商品がおすすめです。電源を切った後に自動で内部の洗浄をしてくれるので、ゴミによるフィルターつまりを解消してくれます。自動なので掃除の手間もかかりません。

寝室用のエアコンを選ぶなら、静音性が高いものがおすすめです。運転音がうるさいと、せっかく室内を快適な温度に保ててもゆっくり安眠できません。運転音はdBと呼ばれる単位で表記されているので、購入前にチェックしてみましょう。

エアコンは機能性の高さによって、ベーシック・ミドル・ハイクラスにわかれていますが、最新機能がついたものほど価格が上がります。

夏場だけエアコンを使用して冬はこたつやストーブで過ごす、という場合でなければ暖房性能にも注目する必要があります。とくに寒冷地では外の温度が低すぎて、なかなか部屋が温まらない場合もあるので、霜取り機能がついたパワフルなモデルがおすすめです。

地域によっては冷房のみエアコンを使用し、暖房はファンヒーターやこたつなどの家電を使用する場合もあります。そのような生活スタイルの場合、エアコンは冷房機能がメインになる、ベーシッククラスがおすすめです。価格が安いので買い換えが手軽にできます。

エアコンを作っているメーカーは数多くあります。それぞれが独自の特徴や強みを持っています。ぜひこだわって選んでみてください。

掃除用具や空調で名高いダイキンのエアコンは、サーキュレーション気流と暖房のときに足元から温める垂直気流で、ムラなく快適な温度にします。またプレミアム冷房機能は高めの温度設定でも体感温度を下げて快適にする効果があり、節電もできるのでおすすめです。

一つの部屋に複数の人がいるとき、同じ温度でも人によって寒く感じたり、暑く感じたりします。　三菱のエアコンはそんな体感温度の違いを認識し、大人と子どもや、寒がりや暑がりが同じ部屋にいても、それぞれの好みの温度差に調整してくれるので快適です。

富士通のエアコンは、操作した内容や部屋の温度などをAIが学習・分析して使用者にとってよりよい適切な環境を提供します。入手したデータはさらにクラウドに蓄積されて、品質向上していく点が特徴です。

部屋の中の温度も細かく検知するので、温度ムラが少なくなります。スマートフォンとの連動もできるので、わざわざリモコンを探す手間もありません。設定すればスマートスピーカーとの連動も可能です。

プラズマクラスター搭載で有名なシャープの商品ですが、内部を衛生的に保ちながら、ウイルスやカビを抑える効果があります。エアコンを使用しながら生活臭を抑えられるので、ペットのいる家庭などにもおすすめです。

また、プラズマクラスターだけの運転も可能です。臭いの原因菌だけでなく、掃除機の使用後に空気中に舞った浮遊アレル物質を抑えて、清潔な環境作りに役立ちます。以下の記事ではシャープエアコンの人気おすすめランキングを紹介しているので、ぜひご覧ください。

花粉やハウスダストなどのアレルゲンに対して効果が期待できるモデルが、パナソニックのエアコンです。空調として適切な温度を保ちながら、細かい物質をキャッチできるフィルターで空気中に漂う埃や花粉などを減らします。

フィルターには自動で溜まった埃を外に排出する機能がついているので、難しいお手入れも必要ありません。以下の記事ではパナソニック製エアコンの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

日立の商品はエアコンの内部の熱交換器を凍らせて、一気に溶かして汚れを洗い流す、凍結洗浄の機能が特徴です。自動で内部を洗浄し、カビや臭いの原因を取り除いて清潔に保つ、こだわりのクリーン技術が搭載されています。

省エネ性と電気代の抑制が評価されて、2019年には省エネ大賞を受賞しました。内部には菌や汚れがつきにくいステンレス素材が使われているので、キッチンや人が集まるリビング・ダイニングでの使用にも適しています。

東芝のエアコンは全てのモデルに空気清浄機能が搭載されています。ＰＭ2.5よりも小さいＰＭ0.1の除去効果が検証された、電気集じん方式によるスピーディーな空清が特徴です。空気清浄のみの運転もできるので、空調が必要ないシーズンも使えます。

アイリスオーヤマのエアコンは価格が安いうえに、冷暖房・除湿と最低限の機能が搭載された、操作がシンプルで使いやすいモデルが多いです。しかし店頭での取り扱いが少なく、直接商品を見て購入しにくいため、通販で購入しましょう。

インテリアに合う色やすっきりとしたデザインを選ぶと、部屋全体のイメージを崩さないのでおすすめです。部屋にマッチする高級感のあるデザインを選んだり、壁の色に合わせた本体色を選んでみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

エアコンの1時間当たりの電気代の計算方法は、消費電力×1kWhあたりの電気料金で求められます。電気料金は契約している会社によって異なるので、契約書やパンフレットなどでチェック可能です。

たとえば1kWhあたり27円として計算して消費電力600Wの場合、単位を合わせると1時間当たり20.79円です。1日あたりの電気量はこれに使用した時間をかけて算出できます。この式を使えば、使用量に応じた電気代を確認できるので、試してみてください。

エアコンの基本的能力はKw・Khw・Wの3種類のワット数で確認できます。Kw（キロワット）は出力エネルギー量であり、どのぐらいの部屋の広さに対応できるかを表す数字です。だいたいの目安で木造の8畳間で2.8Kw・鉄筋コンクリートで2.2Kwです。

Kwh（キロワットアワー）は期間消費電力量を差し、この数字に1Kwhあたりの電気代をかけると、だいたいの年間電気代が算出できます。W（ワット）はKwの出力能力を実現するために必要な消費電力を表しますが、適用畳数が大きいほど消費電力が大きいです。

エアコンを購入する際には、室外機カバーを一緒に購入しましょう。室外機は外にあるので、雨・雪・直射日光により劣化してしまったり、壊れる恐れがあります。ただし、室外機カバーで保護すれば、故障のリスクを避けられるのでおすすめです。

室外機カバーはさまざまなタイプの商品が販売されていますが、違いがわかりにくいので、選び方を抑える必要があります。下記の記事では室外機カバーのおすすめ人気ランキングをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

エアコンの購入時は工事費用も含めた費用を確認しましょう。工事費込みのものか、別途費用が必要なのかで価格も異なります。また、工事費込みであっても、壁の穴あけやコンセントの変更・電圧切り替えなどがあると別途料金が発生するので確認が必要です。

業者に依頼する場合は、エアコンを設置する場所の状態をチェックし、追加料金がかかるかどうかを事前に確認しておきましょう。取り付け工事費の相場はだいたい1万円から3万円程度ですが、追加料金が発生するとそれ以上になる可能性があります。

今回は8畳用のエアコンについて、選び方やおすすめ商品の人気ランキングをご紹介しました。エアコンの機能は日々進化しており、快適な日々を送るうえで便利です。毎日を気分よく過ごせるエアコン選びの参考にしてください。