【2023年最新版】神戸姫路周辺でレーシック手術ができる眼科クリニック6院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

【2023年最新版】神戸姫路周辺でレーシック手術ができる眼科クリニック6院!費用や失敗しない名医の選び方も解説

「神戸や姫路でレーシック手術を受けられるおすすめの医院が知りたい」


そんな方に向け、この記事では兵庫県神戸市と姫路市周辺でレーシック手術ができる眼科クリニックを6院紹介!レーシック手術で失敗しないための医院の選び方やレーシックにかかる費用、失明のリスクなどについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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レーシックで失敗しないための眼科クリニックの選び方【神戸・姫路編】

まず初めに、レーシック手術で失敗しないための眼科クリニックの選び方について解説します。どの医院でレーシック手術を受けようか迷っている方は、以下の3つのポイントを参考にしてください。

国から認可された機器を使用する医院を選ぶ

レーシック手術の機器は毎年のように最新機種が開発・販売されていて、その多くは海外が販売元となっています。海外から個人輸入した最新の設備環境を患者にアピールする医院もありますが、「販売元の国では認可されているが、日本国内ではまだ認可されていない機器」なども多く存在します。そういった場合は、下記にまとめている厚生労働省が認可している機器を使用する医院を選ぶと安心でしょう。

 

▼国内で認可されている6種類のエキシマレーザー機器

機器名

使用している医院

Quest

VISX STAR S4IR

先進会眼科 大阪(大阪市)

Allegretto Wave Eye-Q

遠谷眼科(尼崎市)
カトウ眼科(川西市)

MEL90

テクノラス
EC-5000
EC-5000 CX III

術後のアフターケアが手厚い医院を選ぶ

どこの医院でレーシック手術をするか決めるうえでは、術後のアフターケアの内容をチェックすることも重要です。アフターケアの内容や期間は眼科クリニックによってさまざまで、手術にかかる費用のみでクリニックを決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちの医院の方がお得だった」なんてこともあるかもしれません

 

▼この記事で紹介している医院のアフターケアの内容の一例

クリニック名 手術費用とアフターケアの内容
品川近視クリニック 梅田院(大阪市)

手術代:320,000円
術後検診の無料期間:10年間
再手術の無料期間:10年間

先進会眼科 大阪(大阪市)

手術代:198,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

レイ眼科クリニック(神戸市)

手術代:473,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:1年間

遠谷眼科(尼崎市)

手術代:420,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:ー

カトウ眼科(川西市)

手術代:210,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:期間指定なし

駅ビル眼科フクナガ(姫路市)

手術代:ー
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

 ※公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記

 

例えば、この記事で紹介している医院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 梅田院」となるわけです

症例数の多いクリニックを選ぶ

レーシック手術を受ける上で、クリニックの実績(=症例数)を確認するのはとても大切です。クリニックによっては、ホームページで症例数を公表している医院もあるため、チェックしておきましょう。また、クリニック自体の実績のほかに、執刀医の経歴なども見ておくとなお安心です

 

▼この記事で紹介している各医院が公表している症例数

クリニック名 公表している症例実績
品川近視クリニック 梅田院(大阪市)

250,553
(2006年6月〜2023年8月)

先進会眼科(大阪市)

50,000件以上
(公式サイトより参照)

レイ眼科クリニック(神戸市)

遠谷眼科(尼崎市)

6,528
(1987年〜2022年の屈折矯正手術実績)

カトウ眼科(川西市)

駅ビル眼科フクナガ(姫路市)

 ※公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記

神戸・姫路周辺でレーシックが受けられる眼科クリニック6院

ここでは、兵庫県の神戸と姫路周辺でレーシック手術ができる眼科クリニックを6院紹介します。「どんな視力矯正の方法が自分に合うのか分からない」「そもそも自分はレーシック手術ができる目なのかわからない」という方は、気になったクリニックに一度来院し、レーシックの適応検査を受けてみてください。なかには無料で受けられる医院も紹介しています。

品川近視クリニック 梅田院(大阪市)

品川近視クリニック 梅田院のおすすめポイント
症例数250,553件
術後検診代と再手術代10年間無料

 

▼料金表

コース

料金
アマリス750Zレーシック

320,000

 

▼基本情報

診療日

月、火、水、木、金、土、日

休診日

年中無休

診療時間

10:00〜20:00

住所

大阪府大阪市北区梅田2-6-20パシフィックマークス西梅田3F

最寄り駅

福島駅より徒歩5分
梅田駅より徒歩10分

問合せ先

0120-412-049

 

▼アクセスマップ

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

▼品川近視クリニック 梅田院の特徴

 

関西圏トップクラスの症例数

品川近視クリニック梅田院は、2006年の開院から現在までのレーシック症例実績が250,553件あり、品川近視クリニック全体の累計レーシック症例実績は1,345,230件にのぼります。(2023年8月時点)この実績に対し、東京院の湯川聡院長いわく「日本でレーシックを受ける人の約70%は品川近視クリニックを選んでいる」とのこと。また、午前中に検査をし、午後に施術をすることで1日でレーシックができる「1日レーシック」を行なっている点も特徴です。

 

術後10年間の長期保障付き

品川近視クリニックは、術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後10年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で再手術が必要と診断された場合は、手術日から10年間は無料で再手術を実施してくれます。(※)また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。

 

※保証期間はコースにより異なる。(上記はアマリス750Zレーシックの場合)

 

遠方から来院する人に最大10,000円の交通費を支給!

品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。

 

▼品川近視クリニック 梅田院の先生はこんな人

 

院長の鳴美貴仁先生は、2002年から21年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。2007年に品川近視クリニックに入所し、2011年から梅田院の院長を務めています。

先進会眼科 大阪(大阪市)

先進会眼科のおすすめポイント
症例数50,000件以上
術後検診代3ヶ月無料
厚生労働省 認可のレーザー「VISX STAR S4IR」を使用

 

▼料金表

コース 料金
iFSイントラレーシック

198,000

アイデザインアイレーシック

348,000

アイデザインリフラクティブストゥーディオ

390,000

 

▼基本情報

診療日

月、木、金、土、日

休診日

火曜日、水曜日、年末年始

診療時間

10:00〜19:00
(日曜日、祝日は18時まで)

住所

大阪府大阪市北区小松原町3-3 OSビル17F

最寄り駅

大阪駅より徒歩7分
梅田駅より徒歩5分

問合せ先

0120-049-113

 

▼アクセスマップ

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の日費用

▼先進会眼科の特徴

 

今年で開院21年目!視力回復治療の専門クリニック

先進会眼科は、創業以来レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)、白内障治療などの眼治療を専門に全国で5つの診療所を展開しているクリニックです。また、理事長は、日本白内障屈折矯正手術学会の理事を務めています。

 

入院不要!3種類から選べるレーシック手術

先進会眼科のレーシック手術は、両眼で20分程度で終わるため入院する必要がありません。近視の程度や予算に合わせて3種類のコースから選べることができ、どのコースが自分に合っているのかを来院して相談することができます。

 

アフターケアも充実!まずは個別説明会の予約から

先進会眼科のレーシックの手術費用には、術後3ヶ月間の定期検診代が含まれています。万が一、追加矯正や再手術が必要になった場合は、無料で対応をしています。WEB、LINEから24時間予約受付中なので、まずは個別説明会の予約をし、自分に合った治療を提案してもらいましょう。

 

▼先進会眼科 大阪の先生はこんな人

近藤美鈴院長は、日本眼科学会の認定する眼科専門医で、高知医科大学付属病院や高知県立安芸病院などの勤務を経て、現在は先進会眼科 大阪の院長及び岡眼科飯塚クリニックの副院長兼執刀医を兼任しています。

レイ眼科クリニック(神戸市)

▼レイ眼科クリニックの特徴

 

清潔感のある広々とした院内が特徴的なレイ眼科クリニックは、患者への十分な説明と理解を心がけています。レーシック手術を受ける患者の不安に寄り添えるよう、看護師はもちろん、検査、受付に至るまで全スタッフがレーシック について理解しています。

 

土曜も夕方4時まで診療を行っているので、平日は忙しく週末しか時間がない方も通いやすいです。

 

▼料金表

コース 料金
RSレーシック

473,000

 

▼基本情報

診療日

月、火、水、金、土

休診日

木曜日、日曜日、祝日

診療時間

9:00〜11:30、14:30〜17:00

住所

兵庫県神戸市中央区神若通5丁目3-26

最寄り駅

春日野道駅より徒歩約5分

問合せ先

078-231-0170

 

▼アクセスマップ

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

遠谷眼科(尼崎市)

▼遠谷眼科の特徴

 

遠谷眼科は1986年より開業、1999年よりレーシック手術を行っている兵庫県尼崎市の眼科です。阪急神戸線塚口駅徒歩3分の場所にあり、神戸からのアクセスも良く通いやすいです。

 

レーシックやICLなどの視力矯正手術はもちろん、ドライアイやものもらいなどの通常診察も受け付けているので、かかりつけ医としても通いやすいです。

※2022年5月現在:新型コロナウイルス感染拡大防止のため、レーシック、ICLはしばらく中止しています。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック

210,000

 

▼基本情報

診療日

月、火、水、木、金、土

休診日

日曜日

診療時間

8:30〜11:30

住所

兵庫県尼崎市塚口町1-10-31

最寄り駅

塚口駅北口より徒歩3分

問合せ先

06-6428-1515

 

▼アクセスマップ

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

カトウ眼科(川西市)

▼カトウ眼科の特徴

 

兵庫県川西市の眼科カトウ眼科は、神戸市の三宮駅から約1時間ほどの場所に位置してます。レーシックをはじめとした眼科治療はもちろん、目の周りのシワや、けいれんして目が開かない状態を緩和するための治療としてボトックス治療にも力を入れています。

 

神戸市内からは少し離れますが、レーシック手術と併せてボトックス治療の相談もしたい方にも対応しています。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック

200,000

 

▼基本情報

診療日

月、火、水、木、金、土

休診日

日曜日、祝日

診療時間

9:00〜11:30、15:00〜18:30
(土曜日は午前の診療のみ)

住所

兵庫県川西市栄町12-8 三宝ビル2F

最寄り駅

川西能勢口駅、川西池田駅

問合せ先

072-740-3811

 

▼アクセスマップ

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

駅ビル眼科フクナガ(姫路市)

▼駅ビル眼科フクナガの特徴

 

駅ビル眼科フクナガは、姫路駅から徒歩2分の好立地に構えるレーシック手術ができる眼科クリニックです。レーシックのほかに多焦点眼内レンズを使った白内障手術・緑内障手術、オルソケラトロジー(就寝中に専用のレンズを着けて角膜の形状を変える屈折矯正方法)も行っています。

 

▼基本情報

診療日

月、火、水、木、金、土

休診日

日曜日

診療時間

9:00〜12:30、14:30~19:00
(木曜日は午前の診療のみ、土曜日は17:00まで)

住所

兵庫県姫路市駅前町188-1ピオレ姫路本館6階

最寄り駅

姫路駅より徒歩2分

問合せ先

079-221-3628

 

▼アクセスマップ

 

 

※費用の詳細についてはお問い合わせください

そもそもレーシックって何?

レーシックとは、エキシマレーザーと呼ばれる医療用レーザーを使い、角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法です。具体的には、メスやレーザーを使って角膜の表面に「フラップ」と呼ばれる薄いふたを作り、フラップをめくることで角膜実質層を露出させ、そこにエキシマレーザーを照射、角膜の形状に変化を与えることで、網膜に正しくピントが合うように屈折率を調整します。最後は「フラップ」が手術後の傷を覆うことになります。手術時間は、片目で約10分〜15分程度で手術中は、点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行うのが一般的です。多くの場合、手術日より前の別日に適応検査を行い、合併症などのリスクがないかを確認します。

 

レーシックがエキシマレーザーを用いた屈折矯正手術として、日本国内で認可されたのは2000年で、その後は今日まで世界中の多くの方々に普及している視力矯正手術となっています。しかし、普及したばかりの当初は、医療器具の不十分な滅菌処理などが原因による感染性角膜炎の集団発生、過矯正による健康被害などが相次いで起こりました。これは、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた眼科医や当時の形骸化したライセンス制度による影響だったと言われています。

 

現在では、日本眼科学会により「屈折矯正手術のガイドライン」が作成され、手術に当たっての安全性確保のための留意点が示されています。

レーシックって失敗しないの?

レーシック手術が直接の原因となり、失明に至ることは理論上ないと言われています。これはレーシック手術が失明に関わる網膜に触れる手術ではないためです。しかし、「レーシック手術によって失明に至った」という話を稀に聞くことがあります。これはレーシック手術をしたのちに緑内障に罹患した事例だと考えられます。緑内障は日本国内の失明原因の1位であり、40歳以上で5%、60歳以上で10%の方が緑内障患者と言われています。

 

では、なぜレーシック手術を受けたのちに緑内障となり失明に至る事例が存在するのか?それは、レーシック手術を受けたことで角膜厚が通常よりも薄くなり、精密眼圧測定を使った緑内障の早期発見が遅れる恐れがあるためです。そのため、「レーシックは手術を受けたら終わりではない」と頭に入れておきましょう。術後定期検診には必ず通い、その後も定期的に眼科へ行くことで緑内障の早期発見と早期治療につながります。

【レーシックとよく似た矯正手術】PRKやLASEK(ラセック)、ReLEx(リレックス)との違い

レーザーを照射して角膜の屈折率を変化させる矯正方法は、レーシックの他にも、PRK(ピーアールケー)、LASEK(ラセック)ReLEx(リレックス)の大きく3種類があります。

 

▼レーシックとよく似た屈折矯正方法

手術名 レーシックとの違い
PRK(ピーアールケー)

角膜上皮を切除し実質層にレーザーを当てる。術後の痛みや視力の安定までに時間を要するのが欠点。

LASEK(ラセック)

アルコール等の薬品で角膜上皮をふやかすように柔らかくして薄皮を剥がしレーザーを照射する。

ReLEx(リレックス)

レーザーを当て角膜の内側に角膜片を作り、それを引き抜くことで屈折率を変える。

 

レーザーを使った屈折矯正手術の中で最初に考案されたのが「PRK(ピーアールケー)」です。PRKは、角膜上皮を切除させてから角膜実質層にエキシマレーザーを当てる手術方法で、角膜上皮が再生するまでの数日間は痛みを伴う点と術後に視力が安定するまでに非常に長い時間が必要という点の2つの欠点がありました。この欠点を解消するために考案されたのが、フラップ(ふた)を作成することで術後に傷を覆うことができる「LASIK(レーシック)」です。また、PRKから派生した「LASEK(ラセック)」という手術方法も考案されました。ラセックは、希釈したアルコールを角膜上皮に30秒程度ひたすことで、角膜上皮を遊離させ、角膜実質層にエキシマレーザーを当てた後に、遊離させた角膜上皮を元の位置に戻す方法です。ラセックは、角膜が薄い場合でも施術が可能のため、適応検査で「レーシックができない」と判断された場合に勧められる矯正方法の一つです。ReLEx(リレックス)は、先に挙げた3つとは大きく異なり、レーザーを当てることで角膜の内側に「レンチクル」と呼ばれる角膜片を作り、それを小さな切開創から抜くことで角膜の内側を空洞上にし、屈折率を変えます。ReLEx(リレックス)は、フラップの作成の有無で「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」と「フレックス(FLEx)」2種類に分かれ、現在は、フラップの作成が不要な「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」が主流です。

 

ここまで、レーシックとよく似た屈折矯正方法を3つ解説しましたが、一概に「この施術方法が最も優れている」というのはありません。医院で実施される適応検査を受け、自分の目に最も適している施術方法を見つけましょう

レーシックの費用っていくらかかるの?

レーシック手術にかかる費用は、眼科クリニックによってさまざまですが兵庫県の相場としては約200,000円~300,000円程度です。しかし、これはあくまで目安であり「メスではなくレーザーを使用することで、より薄く滑らかなフラップを作る」など術式や使用機器によって費用は変わります。以下では、レーシック手術にかかる費用を気にしている方に向けて詳しく解説します。

レーシック手術は保険適用外

レーシック手術は基本的に自由診療となり保険適用外のため、手術前後の検査料や受診料も含めすべての費用は自己負担になります。保険適用外で200,000円〜300,000円の負担となると、一見非常に割高にも思えるレーシックですが、多くのクリニックは術後の定期検診代が手術費用に含まれていることが多いです。なので、クリニックを選ぶ際は、術後どれくらいの期間までの検診代が手術費用に含まれているのかを確認してもいいかもしれません。

 

また、レーシック手術にかかった費用に対しては、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。医療費控除とは、本人または家族が、その年に支払った医療費が100,000円を超える場合は医療控除の対象になるといった制度です

長期的に見るとレーシックは経済的

前述した通り、レーシック手術にかかる費用は200,000~300,000円と決して安い金額ではありません。しかし、一度手術をしてしまえば10年、20年とコンタクトレンズの定期購入にかかり続ける費用と比べるとレーシックは経済的ともいえます。仮にワンデーのコンタクトレンズを1日あたり150円程度の費用がかかるとします。2週間レンズなら1日あたり50円程度と1ヶ月あたり1,000円程度のケア用品がかかるとします。30年後までにかかる費用を計算すると、なんとワンデーコンタクトレンズなら162万円、2週間レンズなら90万円にも上る計算になります

 

こういったことから、コンタクトレンズよりレーシックの方が長期的に考えると経済的な視力矯正方法といえます。しかし、かかる費用だけで視力矯正方法を決めるべきではありません。最後は自分に一番あった矯正方法を利用しましょう。

フラップの作成方法がレーシックの手術費用を左右する

レーシックの手術費用は、フラップ(ふた)の作成方法によって大きく変動します。マイクロケラトームと呼ばれる電動メスを使用してフラップを作成する場合、比較的安価に施術が可能ですが、フェムトセカンドレーザーと呼ばれるレーザー機器を使用してフラップ作成をする場合は、比較的高額な費用になります。

 

▼フラップの作成方法

使用機器 特徴
マイクロケラトーム

角膜をスライスしてふたを作るための電動メス。感染症対策として、先端部分は基本的に使い捨てが推奨される。比較的安価に施術が可能。

フェムトセカンドレーザー

マイクロケラトームに代わるフラップ作成方法として使用されるレーザー。患者の状態に合わせてフラップの厚みや角度を作成でき、より安全で精度が高いフラップ作成が可能。

 

例えば、品川近視クリニックの料金表を例に挙げると、厚生労働省が認可するフェムトセカンドレーザー機器「イントラレース」を使用する「品川イントラレーシックアドバンス」は158,000円(税込)に対し、マイクロケラトームを使用する「スタンダードレーシック」は75,000円(税込)と半値以下の価格設定となっています。一概に費用だけを比較するのではなく、こういった施術内容を確認した上でどのコースにするか決めましょう

レーシック手術のリスク

レーシック手術を検討していても、リスクが不安で決断できない方は多いです。リスクを正しく理解し、それを避けるための方法を知ることで、後悔のない選択をしましょう。

事前の適応検査で合併症のリスクがないか確認しよう

レーシックはレーザーを使って角膜を削る手術のため、術後は角膜の強度や形を保つ力が低下すると言われています。そのため、事前のレーシック適応検査では、眼圧測定(緑内障の疑いがないかを確認する検査)や角膜厚測定(レーシックをするのに角膜の厚さが充分かを測る検査)などの他に、角膜の強度を測る検査が重要です。

この事前検査で、万が一「円錐角膜」(眼圧に対して角膜の強度が弱いために角膜が突出する症状)の疑いがあれば、レーシックを受けることはできません。しかし、なんらかの理由でこういった円錐角膜の診断が見逃されてレーシック手術をすると、角膜の強度がさらに低下し、ケラトエクタジア(角膜拡張症)という非常に重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

 

そのため、レーシック適応検査の結果の診断を受ける際は「私の角膜の強度でレーシックを受けても、合併症にはなりませんか?」と医師に聞いてみてもいいでしょう

手術は適切な環境で行われるか確認しよう

過去にレーシック手術による集団感染事件が起きたことは記憶に新しい方もいるはずです。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、のちの判明では、角膜手術における感染の合併症発生率は通常0.03%であるのに対し、当該医院では約10人に1人の感染率で、実に通常の333倍の発生確率であったとされています。

 

この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」とされています。これを受け、現在では日本眼科学会が作成した「屈折矯正手術のガイドライン」により、レーシック手術中の留意点などが示されています

 

こういったガイドラインに書かれている内容を見つつ、実際に受けようとしているクリニックのホームページなどで「手術環境」や「実施している感染症対策」などを確認することが、過去に起きたような感染症被害からの回避につながります

 

参照:医療問題弁護団 銀座眼科レーシック集団感染事件

緑内障の早期発見のために術後も定期的に眼科に通おう

レーシック手術によって角膜を削ると、術後に眼圧測定をした際に眼圧が下がることが知られています。これは、角膜が薄いほど、また角膜のカーブが緩いほど眼圧測定では眼圧が低く測定されてしまうためです。眼圧測定は主に、緑内障の発見につながる検査なので、レーシック手術を受けることで緑内障の早期発見が遅れるリスクがあるのです。

 

つまり、レーシック後の緑内障の早期発見には「術後も定期的に眼科に通うこと」と「過去にレーシック手術を受けたことを医師に伝える」ことが重要となってくるわけです

レーシックのメリットとデメリット

レーシックを受けるメリット

メガネの曇りや持ち歩きの不便さ、コンタクトレンズの毎日のメンテナンスから開放され、運動やプール、温泉などでも裸眼で快適な生活を目指せます。手術の刺激も少なく、翌日には視力の矯正が期待できると言われています。

 

また、自然災害に見舞われたときでも、裸眼で生活できることは大きなポイントとなります。メガネが破損したり、替えのコンタクトレンズを持っていないと、行動が制限されるため、避難や行動が難しくなる可能性も。

 

レーシック手術は、こういった手間やリスク対策としてもおすすめです。

レーシックを受けるデメリット

手術が終わったあとも、場合によっては何らかの不具合が生じることもあります。どのような可能性があるのか確認しておきましょう。

一度削った角膜を元に戻すことはできない

レーシックは角膜を削ることで近視を治す手術です。角膜を削ることで光を屈折させる力を弱めて網膜にピントが合うようになります。このため、近視が強すぎる方は角膜を削る量も多くなってしまうことからレーシックよりICLなどほかの施術が向く場合もあります。

 

一度レーザーで削った角膜を元の厚みに戻すことはできませんので、削り過ぎに注意が必要になります。術前の検査をしっかりと行ってくれ、適正がない場合はほかの施術を提案してくれるクリニックを選ぶことで、削りすぎのトラブルを避けるようにしましょう。

一時的なドライアイになるかも

レーシックの手術を受けたことが原因で、一時的にドライアイを感じることがあります。原因は角膜にフラップを作る際に、角膜の知覚神経を切断することです。ですが、ドライアイを感じる方のほとんどが1年以内に軽快する傾向にあり、点眼でほとんどの場合治療可能です。

 

また、もともとコンタクトを使用している方の場合は、レーシックを受けることでコンタクトを使用する必要がなくなると、コンタクト装用中のドライアイから解放されることになります。そのため、長期的に考えると施術を受ける方が快適だと考える方もいます。

ハローグレア現象によりしばらく光がまぶしく感じるかも

レーシック手術のあと、ハローグレア現象が起きることがあります。ハローグレアとは、夜間や暗い場所で光のギラつきやまぶしさを感じたり、信号の光などがぼやけて見えたりする現象です。白内障手術後などにも同様の症状が出る場合があります。

 

原因は夜間に瞳孔が開くことで目に入る光の量が多くなり、角膜を削った部分とそうでないところに多少の屈折力の違いが発生することと言われています。ですが、ほとんどの場合、時間経過により脳が順応することで、そのような症状は出にくくなります

時間の経過とともに近視に戻ってしまう人もいる

せっかくレーシックで視力がよくなっても、視力が戻ってしまうのではないかという懸念もあります。実際、手術後に時間が経つと視力0.7未満の軽い近視の状態になることがあります。また、老化が進めば徐々にピントを合わせる力が落ちてきますので、それが原因で視力が落ちることも考えられます。

 

近視の戻りが発生するのは1年以内がほとんどで、1年以上経過しても視力が変わらない場合はその視力のまま安定することが多いです。また、近視戻りが発生した場合でも、角膜の厚みや形に問題がなければ再手術による追加矯正を行うことが可能です。

 

自分でできる対策としては、近くばかり見るのではなく、定期的に遠くを見ることで近くを見ることに体が適応するのを防ぐことが大切です。

レーシックに抵抗があるならICL(眼内コンタクトレンズ)も検討

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、レーシックのようにレーザーで角膜を削らず、角膜の表面に3mmほどの小さな切開創をつくり、そこから小さなレンズを移植することで視力を矯正する手術です。移植したレンズは取り外し可能で、レーシックのように角膜を傷つけないため、レンズを取り外すと手術前の状態に戻すことができます。その分費用はレーシックより3倍ほど高額で、400,000〜600,000円が相場と言われています。

 

一度削った角膜は元に戻すことができないため、レーシックに抵抗がある方はICLを検討するといいでしょう。

 

▼大阪でICLが受けられるクリニックはこちら

レーシック手術の流れ

クリニックにより細かい点は異なりますが、基本的にレーシックは両眼20分程度※で終わる、入院不要な日帰り手術になります。事前に治療の流れをしっかり把握しておきましょう。

 

※引用元:先進会 レーシック手術の方法

ステップ①検査

目の状態によって、レーシック手術が合わない人もいます。具体的には、網膜剥離、白内障、緑内障、結膜炎などの眼の疾患がある方や、重度のドライアイである方はレーシックに適合しない可能性が高いです。また、年齢制限もあり成長期のため近視の度数が安定していない18歳以下は手術を受けることができません。また、妊娠、授乳中ではないことも適応条件に挙げられます。

 

このように、レーシック手術はどんな人でも受けられるという訳ではありません。自分がレーシックを受けられるのかを調べるために、まずは検査を受ける必要があります

ステップ②手術の実施

片目約10分、両目約20分程度の日帰り手術です。点眼麻酔をして行うため痛みに配慮があります。

 

また、術後1週間程度は、角膜の抵抗力が下がっているので、ゴミやホコリから守るため外出時はサングラスや保護メガネの着用が必要です。

ステップ③術後検診

術後は手術翌日、4日後、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後などに来院※し、目の状態を診察、検査します。術後の検診が無料だったり、手術費用に含まれていたりするクリニックもあります。アフターフォローが手厚い病院がおすすめです。

 

※病院や手術後の経過によって、検診の回数が変わることがあります。

レーシックに関するよくある質問

ここでは、レーシックに関するよくある質問とその回答を紹介していきます。レーシックを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

レーシックが受けれないのはどんな人?

レーシックは、18歳以上の方であるなら、基本的には手術が受けられますしかし、以下に該当する方は手術が受けられません。

 

  • 矯正する近視の度数に対して角膜の厚みが足りない方
  • 糖尿病や膠原病の治療経過が不安定な方
  • 妊娠されている方

 

これに該当していない方でも検査の結果次第では、手術を受けられない場合がありますまた、20歳未満の未成年の方は、ほとんどのクリニックで保護者の同意が必要です。

手術前はコンタクトレンズをいつまで着用できる?

レーシック手術を受ける前には、角膜の形状を検査します。その際本来の角膜の形状で検査を行うために、一定期間コンタクトレンズの装着を控える必要があります。

 

コンタクトレンズの種類 未使用期間
ソフトコンタクトレンズ 3日以上
ハードコンタクトレンズ 2週間以上

 

あくまで目安で、個人差やクリニックによって指示に差があるので、医師の指示に従ってください。また、手術後は洗顔、洗髪、アイメイクなどにも1週間程度制限があります。翌日から出勤などは可能ですが、肉体労働などを伴う場合はあらかじめ医師に相談してください。

手術中や手術後に痛みはある?

レーシックの手術中に痛みを感じることはほとんどないとされています。


レーシック手術は点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行ったうえで手術をするため、痛みは大きく軽減されています。また、クリニックによっては希望に応じて笑気麻酔を追加でかけてくれる場合もあります。

 

しかし、手術中は目を大きく開いた状態で施術を行うので、少し眼球が押される感覚はあります。手術後に麻酔がきれると、半日ほど目が開けにくいような軽い痛みを感じる方もいますが、時間とともに軽減します。

手術日の翌日は仕事を休んだ方がいい?

室内でのデスクワークなら、手術日の翌日検診が終了してから可能です。

 

しかし、屋外での作業や運動、車の運転などは余裕を持って休んだ方がいいでしょう。また、レーシック手術後のメイクは、一般的には眼の周りを避ければ翌々日から可能です。

レーシックをしてもカラーコンタクトはできる?

一般的には、術後1ヶ月以降であればカラーコンタクトレンズの装着は可能と言われています。

 

しかし、レーシックを受ける前と後では眼球のベースカーブが変化していることもあるので、カラーコンタクトを着用したい場合は、必ず術後の定期検診の際にその旨を医師に相談しましょう。

手術後、何年かしたら近視に戻ることはある?

手術後1年以内に視力0.7未満の軽い近視の状態に戻る場合があります。

 

近視の戻りが発生するのは1年以内がほとんどで、1年以上経過しても視力が変わらない場合はその視力のまま安定する場合が多いです。また、老化が進めば徐々にピントを合わせる力が落ちてきますので、それが原因で再度視力が落ちる場合も考えられます。


視力が万が一低下した場合は、医師の診察、検査の結果のもと、角膜の厚みや形状に問題がないと判断されれば、再手術を行うことも可能です。


自分でできる対策としては、近くばかり見るのではなく、定期的に遠くを見て、近くを見るのに体が適応するのを防ぐのが大切です。

レーシック後に白内障や緑内障になった時、手術は受けられる?

レーシックを受けたあとに白内障手術は基本的に可能ですが、変化した角膜の形までを細かく考慮した眼内レンズを使う必要があるので、レーシックに詳しい病院を選び、白内障手術を受けたほうがいいです。

 

緑内障の場合、基本的にはレーシック手術は難しく、断られる場合が多いです。しかし条件次第では受けられる場合もあるので、医師と相談するようにしましょう。

白内障、緑内障って何?

白内障とは、加齢によって目の水晶体が濁り、ものが見づらくなる病気です。緑内障とは、眼球の奥にある視神経が圧迫され、視野に障害が起こる病気です。緑内障も目薬などでの治療で効果が得られなかった場合には、手術が必要となります。

レーシックって何年もつの?

レーシック自体には寿命はなく、レーシックの効果は他の病気をおこなさない限り一生続くと言われています。

 

しかし、もともと強度近視や乱視だった人、角膜を削る量が多かった人など約5%程度の人には視力の戻りが見られます。戻りが大きい場合は、再手術が受けられる場合もあるので、医師に相談してみましょう。

レーシックを受けると早く老眼になるって本当?

そもそもレーシックは近視、遠視、乱視を対象とした視力矯正の方法なため、老眼そのものは治せません。また、老眼は加齢とともに起こる生理現象なので、レーシックを受けても受けなくても老眼になる時期は変化しないのです。

 

もちろん老眼の方もレーシックを受られます。老眼の方がレーシックを受けると視力が矯正されるため術後は遠くが見えるようになりますが、近くを見るピントは調節しにくいままです。

 

ICLには老眼に対応できる遠近両用眼内コンタクトレンズもあるので、気になる方は対応可能なクリニックに相談してみましょう。

レーシックで老眼は治せる?

老眼をなんとかしたいという方は老眼用レーシックを取り扱う眼科をチェックしましょう。

 

老眼レーシックだけでも種類が数多くあり、単純に老眼の改善を目指す治療や遠近両用の治療まで幅広いです老眼が始まる40代~50代の方は、こちらも検討してみるのいいと思います。

 

以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか。メガネやコンタクトレンズの煩わしさや、面倒なお手入れがなく、毎日を裸眼で過ごせるのは快適です。「先進会」の治療は、両眼20分程度を目指し、入院不要な日帰り手術。24時間WEB予約やLINE予約も受け付けています。

 

レーシック手術は一人一人にあったプランを選ぶことが重要です。無料相談を行っているクリニックもあるので、まずは一度相談してみてください。眼鏡やコンタクトから解放されて快適な生活を目指しましょう!

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